トダカ(ガンダムSEED DESTINY)

登録日 :2012/02/07 (火) 13:30:00
更新日 : 2017/08/01 Tue 15:07:22
所要時間 :約 4 分で読めます






既に無い命と思うのなら、想いを同じくする者を集めて、アークエンジェルへ行け!

それがいつかきっと道を開く!


オーブ軍に所属する空母タケミカズチの艦長。
一佐という階級に似合わぬ人情家であり、ブレイク・ザ・ワールドの被害を最小限に食い止めようと努力していた。

また、ユニウスセブンを破壊し地球を滅亡から救い、カガリ・ユラ・アスハを本国に送り届けたミネルバには恩義を感じており、交戦する際には攻撃を命中しないよう気を付けていた。
この時、「恩義」について皮肉めいた台詞も放っている。

ユウナ・ロマ・セイランのやり方には快く思ってはいないらしく、カガリを拉致したアークエンジェル一派に向けて敬礼したこともあった。
後に自分達の指揮官になるユウナには、当初は「これも国を守る為」と割り切って従うも、最期は結局対立することになる。
一尉の頃、オーブ戦で両親を亡くしたシン・アスカを保護し、オーブ残留を拒むシンにプラント移住の便宜を図った。

だが、運命のいたずらか再会した時には、二人は敵同士だった。
クレタ沖の決戦では、「オーブは最期まで連合と共に戦った」という形にしつつ、戦闘停止を呼びかけるカガリに応える為、トダカはタケミカヅチで特攻しようと考える。
ユウナの指示も無視し、アマギ達乗組員全員にアークエンジェルに行くよう命令した彼は、タケミカヅチに一人残る。
そこをソードインパルスガンダムを駆るシンの手にかかり、炎の中へ消えていった…

あろうことか、戦場で互いに知らないまま相まみえることになり、かつて保護した相手によって命を散らしたのである。
当時はそれが原因で、「恩知らず」とシンが叩かれることも少なくなかった。
実際にはシンはトダカが乗っているとは露知らず、ただ特攻してくる敵戦艦を破壊しただけであり、「恩知らず」等の批判は的外れといえる。
ただ、アニメでは彼に助けられ、その後ザフトで活躍することになった(※オーブでは別に思想は強制されていない)経緯があるため、
度々かなりのオーブ批判を繰り広げていることとこの件も含めて、シンに対してあまり印象が良くないという印象を受けたとしてもそれは仕方ないだろう。

もしシンがトダカの死の顛末を知ったら、一体どんな反応を示すのだろうか。
戦後のことを考えると、「恩人に手を掛けた」という事実と後悔の念に苛まれる可能性は高いだろう…
トダカの「軍人らしくない」人柄は、良くも悪くも後のシンに大きな影響を与えることになったと言える人物である。

しかし

  • 命令を気に入らないからと、意図的なサボタージュを数回行う
  • 戦闘後の上官として負うべき責任を取る為に生き残ろうとせず、特攻
  • 部隊に指示する立場なのに敵の守りが厚くてムラサメ隊がミネルバに攻撃できない、と言い張る。まあ、ここら辺は脚本の都合と言わざる得ない様な戦況だったのだが。

等々、「オーブがどれだけ危うい状況か分かってない」「軍人として無能」という声もあるなど、
精神面を重視する落ち着いた善人ではあれど理性的・大局的に行動すべき指揮官には向いていない人材とも言われ、
現在でも彼の行動の評価は賛否が分かれている。
ただし、彼がその様な態度を取ったのはユウナが戦場をゲーム感覚で考えていたのと自分たちオーブばかり損害がくるのを嫌ったのにネオに煽てられたせいで自分たちにばかり損害がくるやり方をすることになったなど理由はあった。

なお、部下達にアークエンジェルに行くよう勧めたのは、トダカが「オーブの理念」を方針とするオーブ(アマギの言葉を借りるならば、「真実のオーブ」)に忠誠を誓っているから。
方針が変わってしまったならばと、現在のオーブの指導者はセイラン家ならばセイランの意思が国の意思とミネルバに特攻したババとは対照的である。


[余談]
  • 本来トダカはチョイ役で一条和矢氏も一話限りの出演だったが、シンの過去を描く際に再び呼ばれるようになったという。

  • スパロボシリーズでは生死が分かれることがある。

◇スパロボZ
タケミカヅチは出ないため、ベン・ウッダーのガルダ級艦長として登場。
ベンとは互いに認め合っており、最期は一緒にユウナと反発して特攻した。

◇スパロボL
名前だけの登場。オーブと地球連合軍が同盟を組んでからもオーブに残り、奪還後はカガリからキサカと共にオーブを任される。
なのでシンに討たれる展開もなし。もしかしたら戦後、シンと再会できたのかもしれない。
良かったねトダカさん!



追記・修正は真実のオーブに忠誠を誓ってからお願いします。

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