太陽がまた輝くとき

登録日:2011/08/17(水) 18:33:45
更新日:2022/04/04 Mon 20:04:22
所要時間:約 3 分で読めます




太陽がまた輝くときとはアニメ版幽☆遊☆白書の第4期ED曲。
歌っているのは今は亡き元チューリップのメンバー高橋ひろ。

アニメで使われていた期間は84話~102話(84話は蔵馬対グルメを乗っ取った戸愚呂兄戦。102話は蔵馬と黄泉のエピソードである)。


アニソンといえばアニソンなのだがメロディーは最初に聴いたら「これアニソン?」と聞かれるクオリティに仕上がっている。
さすが、財津和夫が認めた逸材


アニメの人気、曲のクオリティが重なった結果幽☆遊☆白書の主題歌で最も売れた曲となった。(オリコン最高9位)
1994年の年間チャートにもランクインした。

当時のオリコンチャートはJ-POP全盛期であり、DEENや大黒摩季らが中心となったBeingブームが徐々に衰退。
歌手:篠原涼子の大ブレイクによる小室ブームの台頭。
他にもMr.Childrenの大ブレイクや小沢健二を中心とした渋谷系ブームもあり、
J-POPが盛り上がっていた時代においてタイアップに入るかどうか微妙な位置ではあるがこれだけのメガヒットを記録したケースはあまりなかった。


非アニヲタを含めてこの時代を生きていた人ならば「1995年前後のアニメで主題歌と作品両方がメガヒットを記録した作品は?」と聞かれたら、
ドラゴンボールGT
スラムダンク
るろうに剣心
エヴァンゲリオン
レイアース
ガンダムW
上記の作品と共に幽☆遊☆白書が挙げられる原因を作った曲とも言える。
(乱太郎?あれは別物だ)


上記の理由から幽☆遊☆白書の中では微笑みの爆弾・アンバランスなKissをしてと共に作品を代表する主題歌と言える人気ではある。


○映像に関して
アニメ内の映像では幽助らメインキャラの映った写真をバックに幽助と螢子メインに映り、
最後は螢子が幽助に当てた手紙が映って映像は終わる。
途中、螢子に背を向けて歩き出す幽助(魔界への旅立ち)が映るのだが、一つ大きなネタバレがある。
当時の原作派には問題ないのだが、写真の中に雷禅が乗り移ったことによりロン毛になった幽助とその髪を切る蔵馬の写真がハッキリと見えるのである。
まぁ、本編では蔵馬が伸びた髪を切ったと幽助が言っていたが、その描写自体はない為、ファンにとっては、ささやかなプレゼントではあったが、
アニメだけしか見てない人にとってはネタバレでしかなかった。
とは言え、ピックアップされる写真の大半は魔界編序盤の展開を暗示するものなので、実のところ最初から最後までネタバレ全開なのだが。
(ちなみにロンゲ幽助はピックアップされていなかったりする)
尚、最初と最後に映し出される写真は「ゆきむら食堂を背景にした幽助と螢子」であり、
螢子の髪型がショートカットなことから、幽助の復活を記念して撮影したものと思われる。
最初はカラー写真だったものが、最後はモノクロ写真になるのも、2人の別れを暗示してのことかもしれない(逆に背景の写真はカラーになる)
また、ゆきむら食堂は魔界に旅立つことにした幽助が螢子に帰ってくることを約束した場所でもあるので、この辺も軽いネタバレが含まれていると言える。


追記・修正は太陽が輝いている時にお願いします。

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最終更新:2022年04月04日 20:04