絶対可憐チルドレン

登録日 :2010/09/04(土) 13:17:17
更新日 : 2017/02/15 Wed 18:31:31
所要時間 :約 4 分で読めます






美少女エス パーアクション コメディー始動!!




『絶対可憐チルドレン』 とは、「週刊少年サンデー」で連載中の漫画、及びそれを原作としたアニメ。


読み切りと短期集中連載を経て2005年第33号より連載を開始した。
作者は『GS美神極楽大作戦!!』の椎名高志。

作品の雰囲気は、作者の趣味でパロディ等を織り交ぜたコメディが目立つ(特にアニメ第1期)が、
「異能者達の苦悩」や「ノーマルとエスパーの対立」等、シリアスな面も持つ。

ストーリーはザ・チルドレンの年齢から、大きく「小学生編(1~15巻)」「中学生編(16~39巻)」に分けられ、
2014年2月に中学生編が終了し、休載していた。
最終章ともいえる「高校生編」は同年8月に開始した。

なお、作中に登場する日本以外の国家は「コメリカ」のように名称を変えられている。


あらすじ


21世紀、特殊な力を持った人間「超能力者(エスパー)」はその数を増やし続けていた。
しかし、この事態をよしとしない「普通人(ノーマル)」は過激な排斥運動を続け、「超能力者」と「普通人」との軋轢は強まる一方であった。
そんな中、内務省特務機関超能力支援研究局 通称:B.A.B.E.L.の問題児チーム「ザ・チルドレン」のもとに現場運用主任として皆本光一がやって来る。
皆本は「ザ・チルドレン」と共に普通人と超能力者の未来を切り開ける……のか……?


登場人物

本作の登場人物、とりわけ日本人名をもつ者は極一部の例外を除き 源氏物語の登場人物か巻の名称 からとられている。
皆本光一:皆本→みなもと→「源」&「光」一から「光源氏」
明石薫:「明石の御方」「薫の君」から
野上葵:「葵の上」から
三宮紫穂:「女三宮」「紫の上」から
etc……。

B.A.B.E.L

正式名称は「内務省特務機関超能力支援研究局」。
超能力の研究はもちろんエスパー犯罪者の対処・予知された事件の阻止・災害救助など、
一言で言うなら「エスパーの研究所兼警察兼自衛隊」といったところか?
「ノーマルとエスパーの共存」を理念としているが目に見える成果はあまり出ていない。

ザ・チルドレン

チーム全員が「最強」の超度7の能力を持っている。B.A.B.E.L.の中でも特に扱いの困難な問題児チーム。
それもそのはず、メンバーは全員、年端もいかない少女(連載当初)達で構成されており、気難しさも相俟り問題を起こす事もしばしばだった。
しかし、皆本が現場運用主任になってからはそういった行動が少なくなってきた。


「ザ・チルドレン」の中心人物。
気性が荒く、短気な乱暴者。しかし、一方で一本気で優しい面もある。一言で言い表わすなら「ツンデレ」な「熱血漢」
何故か、オヤジっぽい面があり、巨乳に執着したり、自身も見られるのも構わずチームの制服にミニスカを提案したりする。
(仲間内からも「オヤジ」とツッコまれる)
超能力は「念動能力(サイコキネシス)」
『GS美神』の横島 忠夫とは宣伝漫画で共に美神にぶっ飛ばされた仲。
その際に美神に「兄妹かお前ら!」と突っ込まれているが、むしろ「親子」ではないかと妄想したファンも多い。
しかも実母のCVが鶴ひろみ。と、するとルシオラの……?


関西弁を使う京都出身のメガネっ娘。
他2名よりはマトモな方(無論、当社比でだが)で頻繁にツッコミ役にまわる事も多々ある。
超能力は「瞬間移動能力(テレポーテーション)」
耳たぶが弱い。


チルドレンのサブリーダー。
一見、穏便だが実は腹黒。
幼少期より警察庁長官の父親に捜査に協力させられており、現在の性格はその影響が窺える。
超能力は「接触感応能力(サイコメトリー)」


本作の主人公(一応)
チルドレンの新しい現場運用主任。
基本的には家事が出来て、面倒見も良く、優しい好青年。
だが、一度キレるとチルドレンも泣いて謝るほど怖い。


ザ・ワイルドキャット (以下、WC)

WCの実働担当。
顔良し・性格良し・スタイル良しの完璧超人。元は「キティ・キャット」と言うコードネームだったが、
変態的言動を繰り返す谷崎に溜まっていたストレスを爆発させた後は今の「ワイルド・キャッツ」に変わった。
以降、二重人格者の様なキャラになった。
超能力は「念動能力」で、強度は6とチルドレンに次ぐ強さ。


  • 谷崎 一郎 CV:家中宏
WCの現場運用主任。
12歳の頃からナオミを育て、チルドレン達にも引けを取らない程の実力を獲得させた。しかし、ナオミが嫌がるのも構わず「嫁」にしようとする変態。
接近しようとしてぶっ飛ばされる漫才はもはやお約束。
そんな性格だが、人間としては良い人でエスパーに対しても差別などせず接する優しい人。
名前の由来は小説家の谷崎潤一郎。源氏物語の口語訳にも携わった人物。

ザ・ハウンド

先祖代々「神の化身」として祭られてきた犬神家の現当主・初音と、
そのパートナーで「マネージャー」である宿木家の現当主・明によるチーム。

  • 宿木 明 CV:大浦冬華
精神感応の変換発動で『動物に意識を乗り移らせる』能力者。
乗り移った動物は本人の体の一部のように操ることができる。

念動力・催眠・遠隔透視・予知といった多くの能力を合成させて『狼に変身』する合成能力者。
つけてない&はいてない。


  • 小鹿 圭子 CV:中島沙樹
「ザ・ハウンド」担当指揮官。
就任当時は頼りない新米で初音からも嫌われていたが「ある任務」を通じて今は彼女からも慕われている。

ダブル・フェイス

透視能力者・常磐 奈津子(CV:中尾衣里)と精神感応者・野分 ほたる(CV:佐藤利奈)のコンビによるバベル本部の受付兼特務エスパー。

幹部

バベル局長。チルドレンを過保護なまでに溺愛している。

桐壺局長の美人有能秘書官。年齢不詳で巨乳。

バベル管理官。眠れる爆乳女王様。80歳を優に超えているが『能力吸収』能力の副作用で肉体年齢は自称17歳。
兵部京介の であり体を若く保っているのも彼に対抗するため。

医療研究課所属の薫達の担当医で光一の親友。
ナンパでたらしだが、正義感が強く、気にくわない相手であろうと治療には全力を尽くす。
光一とは違った方面で面倒見が良く超能力者たちの兄貴分でもある。
超能力は「接触感応能力」と合成能力としてサイコキネシスを応用した「生体コントロール」を有する。
サイコメトリーはレベル6でレベルこそ紫穂に劣るものの、経験からくる応用力で紫穂を上回る点も多い。
中学生編でコードネーム「ザ・イクスプロレイター(診察者)」としてチルドレンのサポートチームに加わる。
ちなみにやる時はやる人。

シャドウ・オブ・ザ・チルドレン

チルドレンのサポートチーム。略称は「影チル」「SOTC」。
二人とも元「黒い幽霊」の洗脳エスパーだったがチルドレンに洗脳を解かれる。
アニメ「魔法メイド少女 ぜったい!チルチル」を通じて親しくなりチームを組んだ。

「鉛」を操る合成能力者。生真面目な軍事オタク。葵ルート進行中。
平時は光学迷彩装置付の服を着て監視を行う。

  • ティム・トイ CV:皆川純子
「オモチャ」を操る合成能力者。
非常時はチルドレンの「影武者」となる人形を操り代わりに学校に通わせる。

P.A.N.D.R.A

「エスパーだけの理想の社会創造」を目的とする反社会的エスパー組織。
「組織」というよりはルールも罰則もない「チンピラの集団」「大家族」といったところか。

パンドラ首領にして、多くの能力を有する複合能力者。老化物質のコントロールによって80代ながら外見は10代。
代名詞と呼べるほどに学ランを常に着用している。

幹部


  • 真木 司郎 CV:落合弘治
兵部の右腕で「炭素」を操る合成能力者。苦労人。

クールな雰囲気の女性幹部。テレポートベースの合成能力者で「空間固定」が可能。オヤジ萌え。

幹部の中では最年少。「振動波」を操る合成能力者。毒舌。

構成員


  • マッスル 大鎌 CV:三宅健太
非常に判りやすいハードゲイ。物質を硬質化させるビーム「ビッグ・マグナム」が必殺技。
中学生編では「マスール・オカマノフ」の名で在日ロビエト親善大使に就任。
戸籍上は後述の中学生4人の親となる。

詳細は絶チルキャラ初の個人記事へ。

空間を歪曲させ「体を触手状にする」テレポートベースの能力者。
他のメンバーに比べ若干印象が薄いのは気のせいだろうか?

念動力、発火能力、予知の複合能力者。
喧嘩っ早いが喧嘩(素手)は弱い。街中のDQNとの一件で東野と親しくなる。

元「黒い幽霊」の洗脳エスパー。「粒子」を操る合成能力者。
洗脳解除が不完全で廃人状態だったところを黒巻に「 腐った夢 」を見せられ生きる気力を取り戻す。
その後は重度の「腐女子」としてイベント等で活動している。

  • ヤマダ・コレミツ CV:三宅健太
元は精神感応の傭兵だったが負傷で「受信」ができなくなり、捨てられたところを兵部に拾われた。澪の父親的存在。

  • 九具津 隆 CV:相馬幸人
人型の依代に意識を宿らせ本物と同様に操る能力者。
元はバベルに所属していたが、人形オタク故に周囲と馴染めなかったところをパンドラに唆され情報を流すスパイとなった。

持っているカメラで相手を眠らせ、その脳内に「一つの世界を構築」させる能力者。
バベルの特務エスパー「ドリーム・メーカー」だったが、その仕事は彼女の性分に合わず辞職。
バベル時はナオミをライバル視してポスターモデルやCDの自費出版をしたが本人にとっては黒歴史。

  • 桃太郎 CV:釘宮理恵
戦時中、軍に改造されエスパーとなったモモンガ。
空気の弾を撃つ念動力・精神感応・予知能力を有し、
知能も人間と大差ないがげっ歯目であるためか、あまり深いことは考えられない。


黒い幽霊

読みは「ブラック・ファントム」。ノーマルを首領とするエスパーの人身売買組織。
こいつらが出るとアニメの作画がなんか変わる。

同名組織の首領。ノーマルの男性。自らの子供をただの「道具」としか見なしていない。

  • テオドール
「黒い幽霊」の秘書的存在。彼に仕えているだけあって本人もまたエスパーを「道具」としか見做さない。

黒い幽霊の娘「ファントム・ドーター」。
超度7の催眠能力者で彼女の洗脳を解くにはチルドレンの「トリプルブースト」以外は「死」しかないと言われるほど強力。
父親の命令のままエスパーを洗脳していたが、押さえつけていた反抗心が人格「ファントム」として独立、多重人格となる
(その際主人格は「ミラージュ」と呼ばれるようになる)。
トリプルブーストの解明のため、チルドレンの通う学校へ模擬人格「雲居悠里」を作り込み潜入し、薫に接近した。

  • ギリアム
「黒い幽霊」の若き幹部。いつも穏やかな微笑を浮かべているが、その笑みの下にはエスパーへの嫉妬と憎悪が渦巻いている。
ユーリの兄にあたるが、エスパーとしての能力は弱く父から見放されていた。ユーリの家出を機に活動を始める。
トリプルブーストを応用した「能力ネットワーク」が能力の源。

  • ナイ
トリプルブーストの「生贄」としてユーリの元に遣わされた洗脳エスパー。「影」を触媒とするテレポートと透視能力を持つ。
ユーリの家で暮らしているが、「悠里」のこともあるため、彼女が近くにいると猫に見える催眠がかけられている。

  • ハンゾウ
洗脳エスパーとして「イヤリングの流通組織要人とバベル職員の口封じ」を任されていたが失敗。
納得いく死に場所が見つかるまで、とユーリの部屋の天井裏に住み着く。「ジャパニーズ・ニンジャ」が能力のキーワード。


その他


  • 花井 千里 CV:福原香織
チルドレンが転入した六條院小学校のクラスメイトでレベル2のテレパス。
彼女たちが着けているアクセサリーがリミッターだと気づき話しかけたことを切っ掛けに親しくなる。

  • 東野 将 CV:佐藤利奈
千里の幼馴染で普通人。
ちさとに自分の心を覗かれたことを知ってエスパーに否定的だったが、
薫との決闘を機に考えを改めちさととの仲も回復した。

  • フェザー
ユーリが薫にプレゼントする予定だったイヤリングに宿っていた思念体。
初めはユーリの4番目の人格かと思われていたが彼女とは別人。
ユーリ→ナイ→皆本と渡った末にバベルに捕獲され、最終的に九具津から提供されたマテリアルに定着する。
小鳥の姿としてマテリアルが固まったが、本気で超能力を使う際には「女王」の顔をした成人女性の姿になる。
その正体は未来のチルドレンが「未来を変える」為にトリプルブーストで時を越えた存在。


作品展開


小学生編を纏めたアニメ第1期は『ハヤテのごとく!』の次番組として2008年4月から1年間放送された。
当然、メイン視聴者完全置いてけぼりのパロディはそのまま、むしろ原作以上にてんこ盛りだった。
声優陣が多く『ハヤテ』から続投している(例えば葵役の白石涼子女史は『ハヤテ』主人公・綾崎ハヤテ役でも知られる)ため、
『ハヤテ』キャラがモブとして幾度となく登場していたのも有名で、前述のハヤテくんも一言だけしゃべっている。

その後中学生編のOVAも発売された。

そして2013年、第2期 THE UNLIMITED 兵部京介 が深夜枠で放送された。
時系列は1期アニメの番外編的なエピソードであり、タイトル通り兵部が主人公である。
タイトルからあらかた想像はつくだろうが、こちらはシリアスなシナリオで話が進む。
ちなみにコミカライズ(作画は大柿ロクロウ)もある。


『サイキック! 追記・修正!』

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