オネスト

登録日 :2010/01/22 (金) 20:25:03
更新日 : 2017/09/15 Fri 19:19:46
所要時間 :約 3 分で読めます





遊戯王OCGに存在するカードの1つ。
第5期最後のパック「LIGHT OF DESTRUCTION」で登場した光属性・天使族の下級モンスター。

オネスト
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
(1):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドの表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):自分の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

【概要】

筋肉ムキムキな天使の姿で描かれており、通称『ガチムチ天使』。
それまで、効果は優秀だが攻撃力が低いため使いにくかった光属性を一気に強化させた救世主である。
同パックに収録されていたライトロードや、プレミアムパック11で収録された天使と共に現在も活躍している。

手札から墓地に送ることで発動でき、
相手の攻撃力分の数値分、効果を適用するモンスターの攻撃力を上昇させる。
ほとんどの場合相手は効果を適用したモンスターの攻撃力分のダメージを受ける事になる。

この攻撃力上昇はエンドフェイズまで続くので「開闢」などの複数回攻撃できるモンスターとは相性が良く、
そのままゲームエンドまで持っていける場合もある。
特に「開闢」の場合、相手のフィールドが攻撃力2000以上のモンスター1体のみの場合、1ショットキルが成立する。

また効果を重ねがけする事も可能。
チェーン処理の性質上、ダメージ計算時にこのカードを投げ合った場合、先に投げた方が勝つ。

このカードで最も恐ろしいのは 相手のバトルフェイズでも効果を発揮でき、チェーンも可能な点。
さらに「収縮」や「突進」などが使用可能な ダメージステップ のさらに後である ダメージ計算時 での使用が可能なため、
仮に上記のカードを使われたとしても自分の光属性モンスターは結果的に殴り勝てる。

せっかく切り札級のモンスターを出してもあっさりと戦闘破壊されてしまうし、
仮に耐えきったりして3枚全て墓地に落としても「光の召集」で回収されたら目も当てられない。
このカードが存在する事により、どんな攻撃力だろうと手札さえあれば 光属性モンスターを場に出しておくこと 自体がブラフになる程の影響力を持つ。


また、もう一つの手札に戻る効果も中々侮れない。
そこそこのステータスを持つため、壁として扱ったり、場ががら空きの相手へダイレクトアタックをかました後に手札へ回収する事が可能である。
蘇生カードやリクルーターとも相性がいい。このカードは回収効果で手札に加えられるので、すぐ効果を使用できる状態に持ち込める。
アテナとの相性は最高と言っていいだろう。

ただし、手札にあることがバレバレになるので「マインドクラッシュ」などに注意。
この効果で場に出して戻す事で牽制にもできる。

欠点としては

1.墓地に送らないと効果が使えないため、除外系カードに弱い
2.自分の場にモンスターがいないと効果が使えない

など。
ダーク・ロウ」や「マクロコスモス」を使われると、「墓地に送る」という発動条件が満たせなくなる。
意外と忘れられやすいので気を付けよう。

あと、特殊裁定により 常に最後に計算するドレッド・ルート」さんには彼だけでは絶対に勝てない。
仮にいくらオネストを無限に使って攻撃力を加算したとしてもドレッド・ルートの攻撃力に近づくだけで永遠に同じ数値にはならないのである。


付け加えるなら、あくまで戦闘を補助するモンスターなので、モンスターを効果除去されると手札で死に札となる。
光属性デッキが相手なら、どんな小型のモンスターでも事前に除去しておくのが望ましい。


【環境での活躍】

光属性カテゴリである「ライトロード」と同時に登場したこともあり、早速同じデッキに入れられて猛威をふるった。 
出たばかりの頃はレアリティが「ウルトラ」「アルティメット」「ホログラフィック」と高レアリティだったため非常に高価であり、
3枚積みするには5000円近い費用がかかった。

後にゴールドシリーズでノーマルとゴールドレアが出たため、かなり安くなった。

また、2010年12月に発売されたストラクチャーデッキ「ロスト・サンクチュアリ」にも再録され、より入手がしやすくなった。
おまけにデュエルターミナルでもセイクリッドプッシュのためか再録。短期間でここまで何度も再録されるのは珍しい。

遊戯王オンラインでは準制限カード。
オンラインはOCGとかなり環境が違う(いまだにシンクロ未登場)ので、OCGでどうなるかは不明。

……だったが、2010年3月、遂に準制限行きとなった。
そして2011年3月……


ついに彼は制限となった。


……しかし、2014年2月1日に準制限に復帰。ダメージ計算時にはよりいっそう警戒しなければならない。


……と思っていたら、ダメージステップルールの変更でオネストはダメージ計算時に発動できなくなった。
そのためチェーンブロックを複数生成できるので、以前と違って後出しが有利となった(チェーン2ではなく、新たなチェーンブロックを作って発動するということ)。

またダメージ計算時に発動できる効果に対してはチェーンできないようになったため、実質的には弱体化している。
無論、そうしたカードを使われなければ相手の攻撃力を上回る事ができるカードには変わらないが。

その後需要が減ったのか、2015年10月1日でついに制限解除。
さぞや猛威を振るうだろう……と思いきや、戦闘以外の除去が蔓延。
やってることはあくまで手札1枚と引き換えの相手モンスター1体の戦闘除去と見方モンスターの攻撃力分の火力であり、
このカードより召喚反応の除去や自分の展開の補助カードの方が優先されがち。

過去には光属性で必須とされたカードだが、今は光属性主体のビートダウンデッキでも採用されない場合もある。
しかし、【神光の宣告者】や【トリックスター】など、相性のいいデッキは多いので、相変わらず使われ続けるだろう。
むしろミラーフォース同様に危機感が薄れることにより、奇襲性は全盛期より増したと言えるだろう。


【ゲームでのオネスト】

CPUがこちらのモンスターよりも低い攻撃力を持つ光属性モンスターを攻撃表示で出してきたら、手札にこいつが……なんて事がよくある。
誘っている……明らかに誘っている……。


【アニメでのオネスト】


本編では十代のみが使用したが、元々は藤原優介のカード。
と言っても、別に「そのカードはダークネスに侵されている! 早くこっちに渡すんだ!!」と言って奪ったりしたわけではない。
効果対象は星7以上の戦士族のみなので、OCGの方が格段に強力。

効果を使うと対象モンスターの背中にオネストの羽が生える。
タッグフォース3などの飛翔するネオスの翼はこの効果によるもの。


「あっ追記・修正いいですか^^」
「オネストを^^」

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