リュート(ハーメルンのバイオリン弾き)

登録日:2011/04/22 Fri 02:52:39
更新日:2023/11/10 Fri 20:57:55
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近隣に魔族に襲われてる風があれば
己の命をかえりみず戦い
平和と幸福をもたらした人類の守護神



ハーメルンのバイオリン弾きに登場するキャラクター。
スフォルツェンド第1王子大神官リュート。
その法力は人類史上最大と言われ、魔族からは"恐怖"を、人類からは"尊敬"を込めて"魔人"と呼ばれていた。
強く優しく賢く頼もしく、広く民に愛されている。
スフォルツェンド第2王位継承者でホルンの息子。
フルートの兄にあたるが、スフォルツェンド王国は女王が治める国であるため、第1王位継承権者は妹のフルートになる。



◆主な活躍

本編の20年以上前、トロンの生まれる5年前に、ダルセーニョ王国は重大な危機を迎えていた。
幻竜軍の第3大隊に完全に包囲され、ショーム王妃は幻竜王ドラムの副官スティックスに捕らえられていた。
その時リュートがどこからともなく現れ、包囲していた500はくだらない幻竜軍をたった1人で全滅させ、ショーム王妃をも救い出す。

VSスティックス。
魔法が効かないマントというチート装備のスティックスだったが、そんなことは最初っからわかってたリュートは、あらかじめ護符を鳥に変えて呼んであった。
その護符で動きを止めて、メガトンパンチ!
「コケにしやがってェ」
と、本当の姿、三ツ首の飛竜(ワイバーン)を見せたスティックス。
「"本体"をさらせば、強力な耐魔法マントも使えない。終わりだよ」
一撃でバラバラにされてしまう。

最後の悪あがきで、国王と王妃を食い殺そうとするが…。
地面に落ちた護符がつながり、魔法陳が完成。
『ブラッディ・デス・イーター』
で、逆に食い殺されてしまった。
こうして、ダルセーニョに平和が戻ったのでした。



◆第1次スフォルツェンド大戦

VS幻竜王ドラム。
当時幼かったクラーリィの目の前で母親を惨殺し、遺体を見せつけた挙げ句クラーリィもじわじわ嬲り殺しにしようとしていたドラムを怒りの表情で振り下ろした拳の一撃で無力化し、クラーリィに涙を流しながら避難を促す。
ハーメル達があんなに苦労したり、魔界一タフらしいけどパンチで一撃。
副官より早くやられた上に、後の展開でドラムはリュートにまた痛い目に遭わされる事になる。


VS法皇ピック。
魔法で一撃でした。
悪魔軍の長、悪魔王(エビルマスター)。
耐魔力は魔族一らしいが、呪文を直接体に書き込まれ、噛ませ犬としての役目を全うしました。
リュートの一番の被害者かも…。


VS冥法王ベース
ドラムを一撃で倒し、山も吹き飛ばすリュートの法力を込めた拳。
だが、ベースにはまるで効かず両腕を折られてしまう。
「脆いな。少しなでただけで砕けてしまう」

騙し撃ちのような形だが、ありったけの法力を使いなんとかベースの体を吹き飛ばすことには成功…。
しかし、首だけでも全然平気なベース。
最後の手段として、自爆を試みるがギータに喉笛を刺され、阻止される。
さらに、足を刺され、両目を潰され、魂を抜かれる。

「腕を折られ、喉を突かれ、足を斬られ、目を潰され、魂を奪われ、とっくに死んでるはずだぞぉー!」
なんとかフルートだけは助けることはできたが…。

『スフォルツェンド第1王子。大神官リュート。死亡』某ガチムチ波紋紳士を思わせる死に様だった

魔族の狙いは、箱でも鍵でもなくリュートだった。
古くなったベースの肉体の代わりにリュートを聖杯とする。
いつもベースの首を持っている若い男こそ、反魂の法により操られているリュートである。
通称兄ベース。
これより、冥法王ベースとしてリュートは過ごすことになる。



◆最終決戦


VS大神官クラーリィ
かつてリュートに救われた者達で構成された精鋭部隊やクラーリィ旗下の部隊を相手取り、クラーリィに同行していたフルートに見せつけるが如く彼らを圧搾するように聖杯にしつつ一方的に壊滅状態に追い込む。
更にホルンが回復魔法の酷使で寿命を使い果たし亡くなった事実をフルートにぶつけて動揺させ、嘗てのリュートと同じように喉を潰して無力化する。
クラーリィも両手足を吹き飛ばされながらも、霊体となったホルンの援護を受けてベースの眼帯にあるリュートの魂をなんとか奪還。
実に15年ぶりのリュートが復活する。



VS冥法王ベース。
「貴様!やはり死んでいるな!」
メキドの火でベースを塵に。
リュートは"想い"で動きベースとの決着をつけた。

ようやく復活したリュートだったが、魔族に関わりすぎたために、体が石になり砕けてしまう。
魔族が寿命で石になるのと同じように。

最後は、ホルン様と一緒にフルートに別れを告げると、笑顔で消えていった。

「フルート。君に…"幸運"と"勇気"を」



  • 主な使用法力

『聖魔炎滅(ジャスティス)』
ヨハネの黙示録にもある、この世の終わりにすべての邪悪を焼き尽くすとある"メキドの炎"を召喚する。
おそらくリュート最大最強の法力。ベースもこれで倒された。

『ブラッディ・デス・イーター』
巨大な魔物の口を地面に呼び出し、対象を食い殺す。
リュートのお気に入りなのか、登場回数は多い。
シュリンクス王は、皮肉にもこの法力に助けられ、この法力で命を奪われている。
ちなみにフルートも食われました。

『氷縛結界』
対象を氷漬けや氷の刃で突き刺し、相手を動けなくする。
かなりの高等呪文らしく、クラーリィには使えない。
ドラムは、これのせいで負けたようなもの。
ちなみにフルートも(ry



占いも得意でかなり当たる。
「フルートの薔薇色の人生は?」…死神(DEATH)。
「フルートはどんな素敵な恋をするのかな?」…悪魔(DEVIL)。
「どんな幸運をつかむのかな?」…愚かもの(FOOL)。
頑張れフルート。

フルートのことが大好きなシスコン。
大好き過ぎて、力一杯抱きしめて骨を粉砕したり、力一杯たかいたかーいして天井にぶつけたりしていた。そして、ブラッディ(ry
リュートのせいでフルートは通算17回死にかけ、その度にホルンが治療していた。
そんなんだから、フルートはなかなかリュートになつかなかった。

フルートにはなつかれなかったが、国民(他国も)には大変人気があり子どもたちにもなつかなかれている。
小さい頃のクラーリィもその一人。



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最終更新:2023年11月10日 20:57