精神隷属器/Mindslaver(MtG)

登録日 :2010/05/30(日) 08:13:51
更新日 : 2017/07/30 Sun 14:07:35
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精神隷属器はマジック・ザ・ギャザリングのミラディンに収録されたカードである。レアリティはレア。


精神隷属器/Mindslaver
 (6)
伝説のアーティファクト
(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの次のターンをあなたがコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。)ただしマナバーンは発生しない。


テキスト通り、型破りなエキスパンションとして知られるミラディンを象徴するかのような壊れたカードである。

相手のターンを支配できるという事はやりたい放題。手札を見て無駄に消費させようが、クリーチャーを自爆させようが、土地をフルタップさせようが許され、膨大なアドバンテージを稼げる。当然ながら、起動すればほぼ勝ちである。

ミラディン発売当初はキャスティングコスト+起動コスト合わせて10マナ必要だったためか、評価は低かった。
ところがである。
このカードが登場した頃には、基本セット8版に3種揃うことで膨大なマナを生み出す土地、通称ウルザランドが再録されており、それとミラディンの緑の呪文である特殊地形をサーチして手札に加える事が出来る「森の占術」を組み合わせてウルザトロンと呼ばれるデッキが作られた。それに精神隷属器が採用された。

マナには困らないウルザトロンは精神隷属器のコストの問題を難なくクリアし、結果として大暴れする事となる。


また上記はスタンダード環境の話であり、エクステンデット環境では更に凄まじい働きを見せる。
「修繕」のようなアーティファクトのマナコストを踏み倒して戦場に出せるカードと、アーティファクトを墓地から回収できるゴブリンの溶接工を使って精神隷属器を使い回し、延々と相手のターンを支配し続ける、陵辱成年漫画さながらの惨劇が繰り広げられた。


余談だが


この精神隷属器は実はこのエキスパンションで登場するよりずっと前にアイデアは存在していた。
そのアイデアを近年、Gleemaxと呼ばれるカードに採用する予定だったが、結果的にミラディンに収録。Gleemaxは別の能力が印刷されたのは有名な話。

これを使用した後にアングルードのAshnod's Couponをタップ状態で寄付して、次のターンで対象を自分にして起動させる。
こうすれば対戦相手に買いたくもないドリンクを買わせる通称『マネデス』コンボが成立する。ただし実用性は皆無


後にこのカードの効果を搭載したソリン・マルコフというプレインズウォーカーが登場した。

またミラディンの傷跡にも神話レアとして再録された



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