ナゾナゾ博士(金色のガッシュ!!)

登録日:2010/11/10(水) 23:38:30
更新日:2024/03/18 Mon 23:11:37
所要時間:約 5 分で読めます






「なぜならば、私達は一番強い魔物だからね」




金色のガッシュ!!の登場人物。

千年前の魔界の王を決める戦いで、王となった魔物のパートナーだった人間。


不死身の肉体の持ち主で、千年の時が経った今も尚生存しているのはそのため。

観察眼にも優れており、ガッシュの新術の効果を『鼻から光るオレンジジュースが出る技』であるとすぐに見抜くほど。


それらの能力や前回の戦いを勝ち抜いた知恵とフットワークを駆使し、今回の戦いにおいても魔物顔負けの活躍をする。
また、一流の寿司職人でもあり、普段はおいしいウニのお寿司をふるまってくれたりする。





追記・修正お願いします。
















「すごいや博士! それって本当!!?」






「ウ・ソ」






◆真の概要


魔界の王を決める戦いに参加する魔物の子、キッドのパートナー。

CV:納谷六朗→山寺宏一(永遠の絆の仲間たち)
年齢:68歳
血液型:O型
身長:180㎝
趣味:読書、情報集め、旅
好きな食べ物:寿司、ポタージュスープ、チャーハン
好きなタイプ:楽しい子


自らを「何でも知ってる不思議な博士」と称する奇妙な人物。年齢は68歳。
180cmの長身にウェーブがかった銀髪と高いワシ鼻、そしてモノクルにマントとスーツ(というよりタキシード?)という紳士風の格好が特徴。
だが何より目を引くのは立体的な?マークを乗せたシルクハットであり、2本の伸びた口ヒゲと併せて胡散臭さを際立たせている。

勿論「ナゾナゾ博士」というのも偽名であり、その本名や国籍は謎に包まれたまま。
のちに続編『金色のガッシュ!!2』にて本名は「ハワード・フリードマン」でアメリカの名士だと判明した。

人をからかうことを楽しむ癖があり、キッドに適当なことを言っては「ウ・ソ」と返し、その度に驚愕されるのがお約束。
得意料理のウニのお寿司もプリンにしょう油を混ぜた物をのっけただけ。
ちなみに上記の偽概要で記したウソのほとんどが、実際に彼が劇中でキッドについたウソである。

しかし長年蓄えた知識は本物で、魔本や呪文のシステムについて独自でかなりの情報を掴んでいた他、戦闘ではその頭脳を活かし相手の裏をかく戦法を得意とする。

一方で、他者を思いやる心や使命感も強く、大勢を巻き込むような危機が起こる際にはそれをいち早く察知し、皆を救うべく行動している。


また、彼には『マジョスティック12』という優秀な12人の部下が存在する。
目から光線を出したり、炎を自在に操ったり、ボインが大きかったりと一人一人が人間離れした超能力を持つ彼らを従えていることからも、
ナゾナゾ博士が只者ではないことがうかがえるが…?詳しくは項目参照。



◆劇中での活躍


【仲間探しの旅】

初登場は95話。この時すでに『悪しき者』の力の増大を危惧しており、来る危機に備えて仲間を探している。

その過程で、良い心を持っている(と判断した)魔物にはその力を試す&鍛えるために戦いを仕掛けており、
それをきっかけにガッシュティオが新術を修得するなど、一定の成果を出している。

千年前の魔物との戦いが始まってからもすぐには合流せず、更に仲間を集めるべく行動していた。
その甲斐あって、ウォンレイペアも仲間に加え、ブラゴシェリーの参戦のきっかけを作った。



【死闘、そしてリタイア】

敵のアジトへと乗り込み、仲間が分断された際には、キャンチョメペアと共にベルギム・E・Oと戦う。
力の差は歴然だったが、持ち前の奇抜な作戦でなんとか戦う4人。
その中で、ナゾナソ博士はキッドとの出会いを思い出していた……


かつて彼は医者だったが、ある時、自らが執刀した手術で孫を死なせてしまう*1
孫の家族からは絶縁を言い渡され、以降、そのショックから膨大な書物を読みふけるだけの『何もしてない人』として長年生きてきた。
そんな折にキッドと出会い、「蓄えた知識をそのままにしておくのは勿体無い」と諭されたことで、彼は新たに自分が生きる意味を見出すことができたのだ。



キッドの暮らす国を幸せに……


ワシのかわいい孫の未来を……


だがベルギム・E・Oの予想外の攻撃を受けてしまい、怪我をおして戦い続けるもダメージの蓄積で動けなくなってしまい、なんとかキッドに庇われ追撃を免れるも本に火がついてしまう。

しかしその時、彼を自分にとっての「王様」と慕っていたキッドが、彼の代わりに戦いを指揮し始める。
そしてタイムリミットが迫る中、その想いから生まれた新術《ミコルオ・マ・ゼガルガ》によって、相討ちになる形でベルギム・E・Oを倒すことに成功したのだった。



僕は成長したかな?


今のこの姿を博士は喜んでくれるかな?


僕は……博士のようになれたかな?


だとしたら嬉しいな


僕は王様になれたんだ


いつも僕と遊んでくれた博士


いつも僕を笑わせてくれた博士


博士と一緒にいるだけで楽しかった……


僕の王様は……ナゾナゾ博士なんだ!!!


こうして、彼とキッドの戦いは終わりを告げた…。



【その後】

キッドが魔界に帰った後も、残った仲間たちのために尽力する。
ファウード戦の際にも、単身仲間集めをしており、ブラゴペア、バリーペアを説得して参戦させた。
なお、マジョスティック12の項目に記したが、恐らく主要メンバーの中で誰よりも早くファウードの正体に気づいたと思われる。

クリアとの最終決戦時にも見送りに駆けつけ、ガッシュ達の無事を祈った。



◆余談

答えを出す者(アンサートーカー)」状態の清麿デュフォーと同じ目をしている描写が存在するが、彼が能力に目覚めていたかは不明。
ちなみに作者曰く「ナゾナゾ博士にも知らないことはある」とのこと。






「ハハハ、よほど追記・修正をしたいようだね。よかろう。ナゾナゾに答えたら編集させてあげよう。」

「上は赤色、下は緑色、そんな私のペットの名前はな〜んだ?」

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最終更新:2024年03月18日 23:11

*1 また、このことがトラウマとなりメスが握れなくなり、医療現場から身を引いてしまっている。