ウマゴン(金色のガッシュ!!)

登録日:2011/05/28 Sat 22:10:17
更新日:2024/02/08 Thu 16:27:59
所要時間:メルメルメ〜!(約 5 分で読めます)




メルメルメ~!


メルメルメ~ル!!メル、メルメルメー。


メル:メルメルメルメル
メル:メルメルメ~
メル:メルメー
メル:メルメル
メル:メルメ・メルメール


メルメルメ~。
メルメ~ルメルメー。
メルメルメルメル。

メル、メルメルメ~!


<メルメル>
メルメルメー、メルメル。
メル!!メルメルメ~!

●○△×!!
メルメルメ~!

●バオウ・メルメル
メルメルメルメルメ~。メルメルメ~、メル、メルメルメ~!




メルメルメ~!



メルメルメルメルメルメル……\メ~!/














ハハハハハッ!!
何言ってるかわかんねーや!


ガタガタガタガタガタガタ




  • CV:こおろぎさとみ
  • 好物:魚、お菓子、干し草、焼き芋(ニンジンは嫌い)
  • 趣味:ガッシュと遊ぶ事、歩く事、走る事、噛む事
  • 本の色:オレンジ
  • パートナー:泥馬小太郎(?)カフカ・サンビーム


【概要】

魔界時代のガッシュと友達だった馬族の魔物。

「メルメルメ~」としか喋れず、しばしばネタになるがいざという時の仲間との意思疎通は完璧である。
馬の癖にニンジン嫌い。
落ち込んだ時は体育座り。
長らく当作のマスコット的な存在であったのだが……





以下ネタバレ





【ガッシュとの邂逅】

イギリスにて自身の本の持ち主を捜していたが見つからず、そんな折にガッシュと遭遇。
そのまま日本まで来てしまい、清麿の家に居候する事になる。その際、「馬の怪獣って感じで」ウマゴンと名付けられた。
……本名? ウマゴンだって立派な名前だ!!! 親からもらった名前をバカにするな!!!
人懐っこい性格だが清麿には何故か敵意剥き出しで、思い切り彼の手を噛みまくった。
以降は家でのんびり過ごしていたが、ガッシュがバリーに敗北し悔しがっているのを見て自身も真剣にパートナー探しの再開を決意。度々出掛け、街中でパートナーを捜すが……。


【石板魔物編】

ナゾナゾ博士を介し、遂に自身のパートナー・カフカ・サンビームと巡り会う。
元来優しい性格のウマゴンは戦いを避けており、パートナーが見つかる事にも本心では怯えていた。
だが、ガッシュ達を助けるためにその恐怖を克服。ダルモスを倒し、以後心強い味方となる。
その際清麿を嫌っていた理由も語られており、清麿曰く「戦ってるガッシュを見たくないから」。
ウマゴンの優しい内心を察してくれたため、以後彼との確執はなくなった。
パムーン戦、デモルト戦でも大きな活躍をしてみせた。



【ファウード編】

カルディオとの戦闘の後、ガッシュ達と共にファウードに乗り込む。
ここでも仲間達を背に乗せ、同じ炎使いのファンゴを相手に炎戦を展開する。
炎自体の火力はファンゴの方が上だったが、ウマゴンの真価であるスピードにより辛くも打ち勝つ。

その後、激戦の連闘でボロボロになりながらもロデュウらに立ち向かうなど奮闘した。
なおこの頃にはパーティメンバーの数がすごいことになっており、モモンの「アムロン」を使って大人数で無理やり乗っていた。
それでも遊泳するファウードに追いつけるあたり物凄い馬力である。
最終的には自分の身を犠牲にするほどの火炎でコントロールルームを充満させてパートナーを熱気で倒そうとしたが、作戦に気付いたロデュウに殴り倒された。


【クリア・ノート編】

デュフォーの指導の下アフリカで修業を積み、「生」への執念を身につける。
その結果、最大術である「シン・シュドルク」を使えるようになった。
清麿らがクリアのバードレルゴに対して苦戦を強いられる中、「シン・シュドルク」で加勢。その圧倒的なスピードでバードレルゴを圧倒してみせる。
しかし真の力を発揮したバードレルゴに対しては攻めることすら叶わず、絶体絶命のピンチに陥るが、ガッシュの声に反応。
唯一の活路を開き、見事バードレルゴを攻略して見せた。
バードレルゴにより破損してしまったジェット機の代わりとして再び「シン・シュドルク」を発動。
清麿、ガッシュ、恵、ティオ、サンビームを乗せ、クリアへと超スピードで迫る。
クリアの二つ目の「シン・クリア」をティオが防いだ際に「シン・シュドルク」が解け地上へと落下してしまった。
だが、それでも残る力を振り絞り「ゴウ・シュドルク」でガッシュと清麿をクリアの元へ送り届けようとする。
しかし強力な術である「シン」に肉体が耐え切れず、自壊。完全に死亡してしまう前に恵に本を燃やしてもらい魔界へと帰る。
生涯の友を背に乗せ、笑顔で、幸せな心で魔界へと帰っていった。

ウマゴンは、2歳の頃にパレードで父親の背に魔物が乗っているのを見て、
「上に乗ってる魔物の方が偉そう」と感じて以来、馬族の背中に乗れそうな魔物を嫌っていた。

そんな中でガッシュと出会い、二人で力を合わせ父の命を救った事をきっかけに「生涯の友を背中に乗せる」誇りと幸せを知ったのだった。

クリアとの戦い、王にはなれなかったが友を背中に乗せ走るウマゴンの心は本当に幸せだったのだろう……。



その後クリアとの最終決戦にも参戦。
「シン・シュドルク」でガッシュを宇宙に連れていく役割を果たす。


戦いの後も魔界ではウマゴンと呼ばれたまま。
ティオ「あなたシュナイダーじゃなくていいの?」



○使用術:シュドルク系

肉体強化系列「ルク」がデフォルトで付いた速さを重視した肉体強化術を用いる。
後に炎属性を付与する「エムル」系も習得している。

●シュドルク

身体を鎧で武装し、身体能力を上げる肉体強化術。
身体のサイズも一回り大きくなり、人間一人ぐらいなら乗せて走れる。
攻撃力自体は高くはないが、スピードは圧倒的に上昇する。
ベギルク状態のダルモスに対して一瞬で正面へ回り込んだり、ガンズ・ベギルの弾丸を全弾回避するほど。

●ゴウ・シュドルク

額に一本角を生やした、強化版の上位シュドルク。
シュドルクより更に体格が大きくなり、人間3人ほどなら余裕で運搬可能。
突進の一撃だけでベギルク状態のダルモスが装着していた鎧を完全粉砕した。
石畳にさえも数センチ以上の切れ込みを作るキロロ・アムベギルをまともに受けても掠り傷すら負わない。
スピードも更に増しており、目にも留まらぬ速さで駆け抜ける。

●ディオエムル・シュドルク

氷使いのカルディオ戦にて修得した、炎属性の鎧を纏う肉体強化術。
モモンのアムロンと合わせれば、人間と魔物を合わせて8人以上も軽々と運搬可能なほどの馬力を得ている。
強力な術だがコントロールを誤ると、パートナーを危険に曝す可能性もある。
そのため力の制御には(魔物とパートナーの)心の繋がりや、血の滲むような訓練が必要となる。
だが炎属性の魔物と同等クラスに炎を操る事が可能で、その戦術の幅は類を見ない。
以下◎はこの術を用いた派生戦術。

◎球の盾(ラッピング)

炎をドーム状に纏う防御。周囲から迫る術を焼き飛ばす。

◎剛炎の盾(ブロック)

炎を頭上と足元から放出、正面で繋ぎ合わせて展開する特大の強固な炎の盾。
10m以上もある壁のように展開し、自身や仲間を守る。

◎炎の槍(ジャベリン)

全身に纏っている炎の力を角の先端に一点集中。
そこに肉体強化によるスピードと回転力を加えることでウマゴン自身を強力な「槍」と化す。
ゴデュファの契約で強化されたファンゴの最大術「アルセム・ガデュウドン」を打ち破った。
実質威力で言えばディオガ級*1に相当する。

◎炎の兵隊(トルーパー)

炎で複数の分身を作る。これ自体は攪乱と牽制が目的で威力はそこまでではない。

◎炎の光速矢(ライトニングアロー)

炎の兵隊と共にウマゴン本体も高速で駆け、相手を掻き乱し攻撃を加える。
ただしウマゴン自身への負担が大きい。

●シン・シュドルク

「シン」級のウマゴン最大術。
強力な武装の他に飛行可能なブースターをも装備、音速を超えるほどのスピードを誇る。
超高速ながら小回りも効く高レベルの機動力を誇るが、当然負担はかなり大きい。
強力すぎるために制御仕切れず長時間使用すると肉体・精神が崩壊して死んでしまう危険性を秘めている。
またこの鎧はウマゴンの意思である程度変形できる。
パートナーがダメージを受けないように覆ったり、乗っている者が落ちないようホールドする事も可能。
ブースターの出力は凄まじく、インド洋上空から太平洋上空まで約48分で到達でき、宇宙に進出できる程。
(ただしコルルの術が働いていたため、ウマゴン単体では鎧が大気圏突入に耐えられるか疑問ではある)
スピードのみならずパワーも尋常じゃなくアップしており、百倍以上の巨体を誇るバードレルゴの尾を口で掴み、近くの小島に叩きつけた。
バードレルゴの顔面に突進した際には、一撃で牙を5本以上抜けさせた上で絶叫させている。

●シュドルド

ゲームオリジナル呪文。菱型の盾で防御する。

●シュドルセン

ゲームオリジナル呪文。角を発射する術。

●ジオ・ラ・シュドルク

ゲームオリジナル呪文。地面から巨大な角を出現させ攻撃する術。

●ギガノ・シュドルク

ゲームオリジナル呪文。エネルギーを纏い突貫する術。

●バオウ・メルメル
ウマゴンが父から受け継いだ禁呪。
馬の形をした巨大なエネルギー像を召喚し、咆哮と共に消し飛ばす。


…というのは嘘で、アニメ版にてウマゴンが考えた架空の呪文。口から強力な光線らしきものを放つ。






【余談】

作者が同じである『どうぶつの国』に母親と共に登場。
主人公タロウザの旅に同行している。
単行本5巻の最初のページでは動物の種類の覧に「ウマ?」と紹介されている。
こちらは本当に「ウマゴン」という名前らしい。

なお、喋れない理由は「まだ幼いから」らしく(11巻時点で四歳)、別に馬族が言語を持たないわけではない。
現に彼の両親は思いっきり喋っている。

また「ウマゴンは馬なの?」という質問に対して、雷句先生は「割合としては馬8割、羊1割、犬1割ってところでしょうか」と回答している。


ウマゴン!!!
「追記修正」(エディット)だ!!!


メルメルメ~!!


















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最終更新:2024年02月08日 16:27

*1 正確には「アルセム・ガデュウドン」が契約前の未強化状態でディオガ級なのでそれ以上となる。ただし劇中では打ち破りはしたが一点突破の際にウマゴンの角も溶けていっている。