蒼穹のファフナー

登録日 :2009/12/26(土) 00:00:11
更新日 : 2016/11/09 Wed 08:54:07
所要時間 :約 5 分で読めます





「俺達は、どこへ行くんだ?」


「楽園だよ」


正式名称は『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』
2004年7月~12月に放送されたアニメ。全26話。
制作会社はXEBEC。監督は羽原信義。脚本は前半が山野辺一記、後半が冲方丁。
キャラクターデザインは平井久司。メカニックデザインは鷲尾直広。

前日談に『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』。
後日談に『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』(劇場版)がある。
また、『HEAVEN AND EARTH』の続編として『蒼穹のファフナー EXODUS』が2015年1月に放送開始。



本項では、『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』及び上の二作を除く直接的な関連作品についてのみ解説する。


【ストーリー】
太平洋に浮かぶ孤島、竜宮島(たつみやじま)。この島は平和な楽園だった。
ある夏の日、好奇心に駆られた少年達はラジオから流れ出す未知なる者の声を聞く。
「あなたはそこにいますか……?」
少年たちは、その言葉に答えた。

それから数年後、竜宮島に同じ声が響く。
それこそ正しく未知の生命体“フェストゥム”による侵攻の合図だった。
仮初めの平和は破られ、竜宮島と少年たちは、フェストゥムとの戦いに身を投じていく。




【登場人物】
竜宮島の子供たち(一騎世代)については、それぞれの項目を参照。

真壁一騎
CV:石井真/豊口めぐみ(幼少時代)

皆城総士
CV:喜安浩平

遠見真矢
CV:松本まりか

羽佐間翔子
CV:松来未祐

春日井甲洋
CV:入野自由

要咲良
CV.新井里美

近藤剣司
CV:白石稔

小楯衛
CV:斎賀みつき


真壁史彦
CV.田中正彦
一騎の父。元軍人。売れない陶器屋を営んでいる。アルヴィス副司令だったが、1話でアルヴィス司令の皆城公蔵が戦死したため、代行を経て、正式に司令となる。
妻の影響で、フェストゥムに対しては「共存」寄りの考えを持つ。
陶芸は嫁の見様見真似。作品はどれも前衛的。


遠見千鶴
CV:篠原恵美
真矢の母。42歳。遺伝子関連の研究者。同化現象を人類の新たな可能性ととらえている。
立派な研究者であり、島の子供たちを大切に思っている。
乙姫の母親のような存在である。
二人の子持ち(一人は成人している)とは思えないほど、若々しい容姿の持ち主。


溝口恭介
CV.土師孝也
8話から登場したアルヴィスの特殊工作員。真壁夫妻とは親友にして戦友だった。
普段は真矢にセクハラばかりするだらしないおっさん。実際は凄腕の工作員であり、有事には頼れるイイ男。
全編を通じて一騎達をサポートし、彼らの成長を見届ける。
うぶちんに「コイツどうやっても死なねぇ」と言わしめた、作中一の死亡フラグクラッシャー


日野道生(ひのみちお)
CV.堀秀行
詳細は個別項目にて。


カノン・メンフィス
CV.小林沙苗
詳細は個別項目にて。


皆城乙姫(みなしろつばき)
CV:仲西環
総士の妹。詳細は個別項目にて。(ネタバレが多数ある項目につき、未見の方は注意)


真壁紅音
CV.豊口めぐみ
史彦の妻で、一騎の母。
元は日本軍のエースパイロット。
陶芸を通じて、フェストゥムを知ろうとし、最初に理解した人物である。
物語開始以前に、史彦をかばってフェストゥムに同化されている。
同化される際に、フェストゥムの祝福を受け入れたことが大きな可能性となる。

劇中では、紅音の姿をした存在が登場する。
(ネタバレが多数ある項目につき、未見の方は注意)


イドゥン
CV.真殿光昭
マスター型フェストゥム。詳しくは個別項目参照。


【評価】
食わず嫌いが多い作品である。

キャデザの平井久司氏が『機動戦士ガンダムSEED』のデザインも担当しており、SEEDの熱烈なアンチがファフナーをも批判することがあった。

「中学生パイロット」
「敵の力を利用したロボット」
「拠点に隠された何かを狙って襲いかかる敵」(実際はそうでもないのだが)
と設定がエヴァンゲリオンに似ている、と当時のロボットファンに批判され、前述のガンダムSEEDの話と合わさって「エヴァンダム」と蔑称をつけられた。
もちろん、ファフナーはオリジナルのアニメであり、ストーリーは独創的なものである。

また、主要人物の中の人として(当時)マイナーな声優を多く起用したため、演技がおぼつかないという批判もある。


16話以降、脚本が山野辺一記氏から冲方丁氏に交代(正確には、12~15話の脚本は山野辺・冲方両氏が担当している)
冲方脚本の人気は高く、後半から面白くなる作品という声も多い。
未見の人は是非とも、16話以降まで見てから良し悪しを判断することを推奨する。


【メディア展開】
  • 小説
アニメ本編16話以降の脚本を担当した、冲方丁氏の執筆。
ストーリーはオリジナルであり、アニメと異なるものになっている。
挿絵の翔子は一見の価値あり。


  • webラジオ
ニコニコ生放送にて月に一度、webラジオを配信している。
パーソナリティは、一騎役の石井真と総士役の喜安浩平。
実態は、まりか無双。


  • ゲーム
『蒼穹のファフナー(PSP版)』
フルボイスのシューティングゲーム。劣化ACEとも呼ばれるが、操作性は悪くない。
オリジナル展開で、よほどの事がない限り全員生存するため、本編ではいなくなったキャラを救済することが可能。

スーパーロボット大戦UX
劇場版と同時に参戦。
同じく「対話」がテーマの『ガンダム00』『マクロスF』、キャラデザ繋がりの『ガンダムSEED DESTINY』とのクロスオーバーが展開される。
原作の内容をしっかり再現しており、各所で「誰かがいなくなった」時に流れるED曲「Separation[Pf]」やDVEがプレイヤーの涙腺を刺激させる。
ここでもいなくなったキャラを救済可能であり、その生存方法が色々とぶっ飛んでる事で話題になった。
特に翔子の生還の過程については、誰一人として想像不可能であろう驚愕の展開が待ち構えており、全てのプレイヤーの度肝を抜く事となった。




『スーパーロボット大戦K』
楽しい宴会でしたね…。
霧が深い。そんなものはなかった。








「あなたはそこにいますか…?」

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