ドゥフトモン

登録日:2011/10/31 Mon 11:28:04
更新日:2023/12/03 Sun 19:31:35
所要時間:約 5 分で読めます





超爆発!獣騎士から放たれし破壊の剣!


『ドゥフトモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 データ種
必殺技 エルンストウェル
爆発的なエネルギーを放つ“破壊の剣”(独語で重力波の意)
得意技 アウススターベン
頭上で弧を描き作り出した光のエネルギーの刃“消滅の剣”

【概要】

ロイヤルナイツに属する、獣の鎧に身を包んだ聖騎士型デジモン。
スラッとしたシルエットで、背面には天使の翼のような装飾を付けている。
目の部分は青いバイザーのようになっている…ように見えるが、よく見るとつぶらな瞳が確認できる。
騎士団一の策略家で、各々の信じる道を行くが故に何かと衝突する騎士達をまとめる統率能力を持つ。
そのため普段は司令塔の役目をしているが、もうひとつの姿を持ち、時には自ら戦士として闘いに赴き、戦場を駆け抜ける。

その手には細身の剣を持つが、その先端は丸められており、恐らく指揮棒をイメージしたものと思われる。
バ〇ダイだからといって、プラモの安全対策ではないはず

名前の“Duft(ドゥフト)”とは『香り・芳香』を意味するドイツ語。

策士と戦士、知性と野性、人と獣という相反する二面性を持つことによって、「どちらにも偏らない」という中庸を主張する。
そしてそれは、ロイヤルナイツ全体の主義である“世界(デジタルワールド)を救うためなら自分達は《善》なる行為も、仮に《悪》と呼ばれる行為も行う”という事を表している。


【派生種】

◆ドゥフトモン:レオパルドモード

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 データ種
必殺技 エアオーベルング
尾の先端から球状のエネルギー機雷を発生させ、戦略的に敵を包囲する。
技名であると同時に武器の名でもある。(独語で征服の意)
同時に、ダスクモンの必殺技と同名でもある。
得意技 ブロッカーデ
地上を駆け抜け、天空を飛翔し、あらゆる角度から敵を斬り裂く。(独語で封鎖の意)
ヴォルケンクラッツァー
大地から超高層の岩盤を出現させ敵を突き上げる。(独語で摩天楼の意)
上述した、ドゥフトモンが戦士として闘いに赴き、戦場を駆け抜ける際の姿。
完全な四足歩行の姿となり、背面にあった翼の意匠は後ろ脚の付け根に移動している。

ちなみに、海外ではドゥフトモンは“Leopardmon(レオパルドモン)”と呼ばれるため、この形態は“Leopardmon(レオパルドモン)Leopard Mode(レオパルドモード)”となる。
意味が分からないよ。


◆ドゥフトモン(X抗体)

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 データ種
必殺技 ブラオンネーベル
全方位からの攻撃をしなやかに受け流す体術。
(独語で茶色の霧の意)
アイネ・ビリオン
『ブラオンネーベル』から連携して繰り出される超高速の打突。
その速度は、1秒間に1兆回であるという。
そのため、これを受けた相手は一瞬で「消滅」してしまう。
ドゥフトモンがX抗体を得て進化した姿。
全身を覆うクロンデジゾイドの鎧も柔軟性に優れるブラウンデジゾイドに変化している。
これにより元々高い運動性を誇るドゥフトモンの動きに磨きをかけている。
また、剣がビームサーベルのようになっているが、先っちょにボールを刺している

X進化前は剣術だったのに何故か必殺技が体術に…と思われたが、『アイネ・ビリオン』の詳細が発覚し、その疑惑は払拭された。
なお、『“Billion(ビリオン)”は10億じゃね?』と思われる方もいるかもしれないが、ドイツ語圏で“Billion”は「1兆」を表すので覚えておこう。


同僚のロードナイトモンやクレニアムモンに先んじてX抗体を獲得したため、その点では優遇されているかもしれない。


【関連作品でのドゥフトモン】

アニメ『デジモンセイバーズ

CV:室園丈裕
アニメ初登場作品。

なのだが、その役目はロゼモン:バーストモードレイヴモン:バーストモードの当て馬……。
要は噛ませ犬ならぬ、かませ豹扱い。

別々に活躍の場を貰えなかったBM二体も気の毒だが、策略家のクセに真っ正面から通常状態で現れるという、何ともらしくない事をさせられてしまった彼も気の毒。


漫画『デジモンクロスウォーズ

このドゥフトモンが一度目にしたことがあるという事実が
唯一にして致命的な脆弱性である!

デュナスモン等と共に援軍として登場。

アルカディモンのドットマトリクスを見抜いており、対抗ワクチンを作り上げ、上記のセリフと共にアルフォースブイドラモンに勝機をもたらした。

また、この後の戦いのシーンではレオパルドモードに変形して戦っているのが確認できる。


ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース


敵側のロイヤルナイツの中心人物。
イグドラシルの意思の元、人間世界を滅ぼすべく「パラダイス・ロスト計画」を推し進める首謀者。

終盤にて、デジタルウェイブより強力な力を得て、一気に人間世界を滅ぼそうとした。この際、腹ペコキャラに成り下がったアラタくんは「完全に力を得てから食いたい」と目の前で待機する舐めプをかましており、ドゥフトモンはドゥフトモンで既にロイヤルナイツの捕食に成功しているアラタをまったく警戒せずに無視している。しかし、ノキアたちによってにアラタ救出のついでにデジタルウェイブによる強化を阻止され、自らの行動が真のイグドラシルの意思であると証明するべく主人公たちに戦いを挑む。人類殲滅派のロイヤルナイツとの最後の戦いになる……

が、弱い

そもそも相性ゲーかつ貫通攻撃ゲーである本作だが、ドゥフトモンの前座で戦うアラタ腹ペコモードイーター・アダムが高耐久かつ弱点無しであり、並の育て方の究極体であれば全体攻撃でワンパンしてくる強敵である。そんな相手の後に、少し素早さが早い程度の相手から多少防御を下げる程度の単品攻撃が多少飛んできたからと言ってなんだと言うのか。
更にプレイヤーはこれまでもゲームシステムを無視したチートフラッシュバンチョーパンチや、貫通攻撃を駆使するロイヤルナイツとの戦いを経た後であり、それらを倒してきた後に非貫通攻撃を連発されたからなんだと言うのか。
稀に全体攻撃を連射してくると少し痛手を負うこともあるが、基本的にAIがあまり頭が良くないことや、ロードナイトモンにキャラを食われてることもあって相まって微妙な強さに感じる相手である。

撃破後は自らの滅びの時を前にして、滅びこそがイグドラシルの意思であると悟り、人間世界とデジタルワールドの滅びを願い、高笑いしながら消滅した。

公式サイトでは“レオパルドモードになる”という表記があるが、劇中では変形しない。
ただし、レオパルドモード自体は収録されており、自分の育てるドゥフトモンはモードチェンジさせる事が可能である。



登場するたびに(XW漫画版以外で)敵役で扱いが悪いと言われるのはデュナスモンとロードナイトモンだが、
上に加えて出番が少ないこの人こそロイヤルナイツで一番扱いが悪いのではないだろうか……


知性と野性を併せ持つ方、追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • デジタルモンスター
  • デジモン
  • ドゥフトモン
  • ロイヤルナイツ
  • 策略家
  • どぅふふw
  • 室園丈裕
  • 若本規夫
  • デジモンセイバーズ
  • 究極体
  • デジモンストーリー サイバースルゥース
  • 策略家
  • データ種
  • 聖騎士型

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月03日 19:31