ミューズ・ヴァン・レイバック(FSS)

登録日 :2011/10/21 (金) 03:02:23
更新日 : 2017/07/26 Wed 17:56:41
所要時間 :約 6 分で読めます




「ゆくぞ!……騎士達の無念、受けてみよ!!」


  • ミューズ・ヴァン・レイバック

「ミューズ・ヴァン・レイバック」は永野護の漫画作品『ファイブスター物語』の登場人物。
初登場は「トラフィクス1」で、同エピソードの主人公。
平民の出身であったが、騎士としての才能を見込まれ、クバルカンの騎士枢機卿を束ねるストラウス公国の大公ガリアの養子として引き取られ、そこでの騎士修行を経て「ルーン騎士」となった若者。

劇中では良い所を修行先のカステポーで出会ったヒドい友人達(ヒューア・フォン・ヒッターやサンドラ・イルケ)に取られまくっていたが、最終的には友人達に導かれ「手合い」と称し30騎もの騎士、MHを犠牲にしていたメヨーヨ朝廷の新重MHアシュラ・テンプルを、自身の「破烈の人形」により撃破している。



【人物】
カラミティの大国「クバルカン法国」の国家騎士団の頂点に立つ、「ルーン騎士」に所属する若き騎士枢機卿。
未だ若く、経験も未熟ながらもその実力と才能は高く、それがルーン騎士の中でも一握りの騎士枢機卿……その中でも唯一人の筆頭騎士と云う地位にある次期法王と呼ばれるまでの期待をかけられている所以であったのだろうと思われる。

「法」と「徳」を旨とし、厳格な「戒律」により縛られたクバルカンの騎士らしく、かなりの石頭にして堅物であったが、主であるスパンダ法王より「自由」な風潮で知られるボォスはカステポーへと修行に出され、其処で自らの価値観を根底から破壊されてしまうような経験をする事になってしまった。

……実は、これこそがスパンダ法王が目論んだミューズへの試練であり、多様な価値観を持つ者達と出会い、一度自分の価値観を潰した上で、またクバルカンの騎士としての「徳」を身に付けて戻って来い……と云う事だったのである。
結果的に言えば、法王のこの目論見は予想以上の結果を以て成功する事となる。
真に才能のある人間には、知らずに超一流の人間が近付いて来るものなのか、ミューズがカステポーで出会う事となる人物達は、それはそれは「おっとろしくもヒドい連中」だったからである(本人は無自覚だったが)。
※そもそもカステポーに来る以前にボード・ビュラードと知り合っている時点でただ者では無い。

……さて、実はメヨーヨによる「壊し屋」事件の解決に際して、ミューズは最高機密「破烈の人形」の無断使用に始まる罪により、クバルカン法王庁より処罰を受けている。
ざっと挙げただけでも、騎士枢機卿位の剥奪、クバルカンへの帰国の禁止、一切の弁明の却下……と、本編でも口にしていた通り「破門」を待つばかりの身となっていたのである。
……しかし、最終的にミューズは処罰(カステポーでの自責と更なる修行の継続)を受けた上で、多大な徳を挙げたとして、報賞を得る事になる。
国民は勿論、星団中から「若きルーン騎士」の行動が支持されていた結果であった(+とんでもない所からの働きかけ)。
「ルーン騎士」の重んじる「徳」と「法」とは相反するものであり、決して合致する事は無いが、そのジレンマを乗り越え、戒律に縛られつつも、如何に国民の支持を得るのか。
星団中の国家騎士団全てが抱えるジレンマを最も体現しているのが「ルーン騎士」であり、このミューズの物語であったと云う事なのであろう。

……その経験を経て、更にヒドい友人達に囲まれながら修行を続けた結果、後の「シバレース」編に登場した際には、相変わらず重要な事実に気付かないままではあったが、だいぶ硬さが取れており、一時的に保護したヨーン・バインツェル相手に冗談を飛ばす位にはなっていた。

……そして「魔導大戦」の開幕に再び「ルーン騎士」の一員としてハスハに降り立ったミューズは、本国からの勅命を受けて辛い決断をせねばならぬ「義理の姉」であるノンナの姿を「法王」として見届けねばならぬ事となった。

その「時」は、もう間近である……。



【パートナー】

バランシェ・ファティマ No.15
◇静(SSIZZ)
ミューズのパートナーであり、同じく「破烈の人形」の騎士として「黒騎士」を倒したアルテン・サヤステにも仕えていた。
経験、思慮、共に主のミューズ以上であり、迷うミューズを支え、最終的に導いたのは他ならぬ彼女であった。
「壊し屋」事件の末にサンダードラゴンよりドラゴンドロップを受け取るが、これはヒッターが言っていた通り、凡る時に無償でドラゴン・ネイチャーを召喚できるとゆー、トンでもアイテムである。
……ある意味、最強のファティマだったり。



【使用MH】

■破烈の人形(S.S.I.クバルカン)
クバルカンの皇帝騎。
ルーン騎士団の騎士枢機卿が駆るS.S.I.クバルカン(ザ・バング)の中でも唯一「破烈の人形」の名を冠するカスタマイズMHである。
ファティマ・静の名が刻まれたこの騎は、嘗て初代黒騎士ツーリー・パイドルとバッシュ・ザ・ブラックナイトを倒している。



【ヒドい友人達】

カステポーにて「ナイトギルド(騎士評議会)」を主催する騎士崩れの子爵を名乗る伊達男。
軽薄な人物として当初は警戒していたが、後に最も頼れる友人となる。
……良い加減に気づけよ、次期法王。


カステポーにバカンスに来ていた 美しい女性
……ずっぽりと吸い取られる。


  • バーバリュース・V
パートナーMH本国に置いて来た、渋いオジサマ……お疲れ中。


カステポーに来る以前に知り合ったらしい。
「WAX TRAX」の場所を教える。


  • マスター
本名はジョルジュ・スパンタウゼン。
「WAX TRAX」のマスター。
ヒッター曰わく「顔は悪いが信用出来る」とか何とか……。


  • シケルブ・雪之丞
カステポーにて「預かり所」を営むMHマニアの親父さん。
一般人なので何も知らない筈だが、たまにチート。
「音までダセェ!!」……は名言。



【お嬢様】

  • ノンナ・ストラウス
正式にはノンナ・ストラウス法国神官長。
クバルカン法国の構成国であり、騎士枢機卿を束ねるストラウス公国大公の息女にして、クバルカン法王庁の最高判事。
女性である為「ルーン騎士」では無いが、真紅のS.S.I.クバルカン(カーディナル・バング)を駆る。
「慈悲のノンナ」と呼ばれ、自分より弱い者には献身的だが、それ以外には遠慮が無い。
神官服と私服のギャップが凄く、自分より背の高いフィルモアのナイアス・ブリュンヒルデを敵視している。
父ガリア大公が養子としたミューズの義理の姉にして師であり、ミューズが彼女を「お嬢様」と呼ぶのはその名残りである。
『プロムナード』にも、ほぼそのままの姿で登場しており、やっぱりミューズを怒鳴りつけている(次に仕える主君と思えばこそ……らしい)。




追記修正は「法」に負けぬ「徳」を身に付けてからお願いします。

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