ロイ・フォッカー

登録日 :2010/01/11(月) 23:57:01
更新日 : 2017/08/20 Sun 07:33:47
所要時間 :約 5 分で読めます





ついてこい、ヒヨッコども!




プロフィール

名前:ロイ・フォッカー(Roy Focker)
性別:男性(地球人、アメリカ出身)
年齢:26歳(ゼロ)、29歳(TV版・劇場版)※『ゼロ』製作時に設定変更
身長:216cm
体重:118kg
所属勢力:地球統合軍
所属部隊:スカル小隊(ゼロ)、スカル大隊(TV版)、スカル小隊(劇場版)
CV:神谷明


概要

SDF-1 マクロスを防衛するスカル隊の隊長(スカルリーダー)を務めた可変戦闘機(バルキリー)パイロット。
統合戦争を生き残った数少ない熟練パイロットの一人であり、統合戦争・第一次星間大戦の双方において統合軍屈指のエースパイロットとして名を馳せた。
パーソナルカラーは黄色で、乗機には決まって髑髏(スカル)のノーズアートを施していた。

軍人になる前は一条輝の父が率いていたスタントチームに所属する花形パイロットだった。
この時期に輝の父から操縦技術を学ぶと共に、輝に自らの技術を伝授する。
当時は大空を愛するが故に戦争嫌いだったが、友人が爆撃に巻き込まれ死亡したことを機に軍人となる。

入隊後は傭兵のD.D.イワノフを師として戦闘機乗りのイロハを体得。
実戦に出てからは圧倒的な技量で活躍し、統合戦争終結時点で撃墜数180機を記録する文字通りの怪物エースとなっていた。
戦争終結後にスタントチームに戻る約束だったが、戦闘機でしか味わえないスリルに魅了されそのまま軍に残留している。


大空と女と酒をこよなく愛す豪快な性格。
スタント時代は後部座席に女性を乗せ、急降下中に強引に口説くのが特技だった。
統合軍時代も多くの浮名を流し、自身の女性観・恋愛観を部下に説教交じりに語ることも多かった。

酒に関するエピソードも多く、中には二日酔い状態でエース級の戦果を挙げる、完全に酔っぱらった状態で通常通りの仕事をこなす、といった常識を疑いたくなるようなものも。

部下想いでもあり、プライベートでも隊員達の良き兄貴分として慕われていた。
特に幼少期からよく知る輝を実の弟のように可愛がっており、行方不明になった際は職権乱用して捜索しようとしたり、グローバル艦長に食って掛かったこともあるほど。

このような豪快な性格の半面、繊細な内面も併せ持ち、その内面を打ち明けたことがあるのは恋人のクローディア・ラサール一人だけだった。


統合軍初のバルキリー乗り

その高い操縦技量を見込まれ、統合軍の試作可変戦闘機『VF-X-1』のテストパイロットを務めていた。
後に反統合同盟が統合軍に先んじてSV-51を実戦投入すると、急遽実戦用に改造されたVF-0 フェニックスを支給されヒヨッコばかりのスカル小隊を率いることになる。

VF-0は三段変形機構をはじめとする従来にない機構が搭載され、試作機故にそれらの完成度が低く操作性・燃費が異常に劣悪な機体だった。
従来の戦闘機に慣れ切っていた当時のパイロットが次々に挫折していく中、フォッカーは機体特性を完全に掌握し、VF-0の全性能を引き出した唯一の人物だったとされる。

フォッカーが持ち帰ったVF-0の貴重な実戦データは、後に名機として長く語り継がれるVF-1 バルキリーを生み出すことになる。


劇中での活躍

『ゼロ』と『初代』両作では容姿に大きく差異がある。(『ゼロ』では色白の肌に薄い金髪、『初代』では色黒の肌に濃い金髪)
これはマクロスシリーズにおける「劇中劇」設定により、各作品で「演じている俳優」が違うためと思われる。

ゼロ

反統合同盟がSV-51を実戦投入したことに伴い、VF-0実用試験部隊のスカル小隊を率いて空母アスカに配属され、マヤン島事変に介入する。
可変機構に慣れない工藤シンらヒヨッコパイロット達を鍛えると共に、VF-0を唯一使いこなせる者として反統合同盟と激戦を繰り広げた。

かつての師であるイワノフと敵同士として再会し、幾度となく壮絶なドッグファイトを演じる。
フォッカーの勝手をよく知るイワノフ相手には苦戦を強いられ、ついぞ不意撃ちでガンポッドを一発掠らせることしかできなかった。

それでもバトロイドの踊るような動きでミサイルを全て迎撃し被弾0に抑える、狭い渓谷で高速戦闘して減速せずに落石を回避する、 狭い甲板上で劣悪極まりない操縦性のガウォークで高速格闘戦を繰り広げる 等この頃から色々ぶっ飛んでいた。
イワノフが圧倒的な力を見せたことは事実だが、そのイワノフと何度も戦いフォッカーが致命傷を負わなかったこともまた事実であり、その怪物ぶりを十二分に発揮していたと言える。


女性関係では、大学時代の想い人であるアリエス・ターナーと再会し心を通わせる。
当時は大人しく真面目な性格だったが、アリエスに告白できなかったことを悔いて吹っ切れ、豪快な性格に変貌したらしい。
戦渦の中、アリエスとは死別し、その最期を看取ることになる。


マヤン島事変は統合軍によって公的記録を抹消され、フォッカーもこの事件については無かったことのように振る舞っている。
この戦いの事実が公になるのは第一次星間大戦から半世紀経った2059年のことである。

乗機は「VF-0S フェニックス」

TV版

空母プロメテウス所属スカル大隊の隊長に就任。
マクロスの進宙式に輝を招待し、襲来したゼントラーディ戦の後に統合軍への入隊を勧める。
フォールド事故に巻き込まれた後は、地球への帰還までマクロス防衛の中心人物として活躍する。

地球帰還後、太平洋上でのゼントラーディ女性空挺部隊との戦闘中に致命傷を負う。
自分の最期を悟ったのか帰投後に医務室には向かわず、恋人のクローディアの部屋で彼女が作るパインサラダを心待ちにしながら息絶えた。

フォッカーの死後、愛機ロイ・フォッカー・スペシャルとスカルリーダーの名は愛弟子である輝に受け継がれる。


フォッカー死亡に際した「パイン(サラダ)」はシリーズを代表する死亡フラグとして象徴化され、後の作品でも度々登場する。

乗機は「VF-1S バルキリー(ロイ・フォッカー・スペシャル)」

劇場版

物語開始前から輝、マクシミリアン・ジーナス柿崎速雄が所属するスカル小隊の隊長だった。

訓練機を無断使用した結果窮地に陥った輝を救うために出撃するも、共にゼントラーディの捕虜になってしまう。
隙を突いて脱出を試みるが、カムジン03350に急襲され、相討ちとなりコックピットを潰され死亡する。


元々『TV版』でもカムジンと相討ちになる予定であり、本来の形に戻ったことになる。

乗機は「VF-1S バルキリー」


歴代作品における扱い

フォッカーが遺した数々の功績を称えて「ロイ・フォッカー勲章」が制定されている。
この他、シリーズでもトップクラスの人気キャラクターということでフォッカーを彷彿させる要素が度々登場する。

アニメ

主人公のイサム・アルヴァ・ダイソンはロイ・フォッカー勲章を3度受賞し、軍紀違反で3度剥奪された過去を持つ。

ダイヤモンドフォースの隊長、金龍の好物がパインサラダ。
中盤、その死亡フラグの通り死亡する。

パーソナルカラーが黄色、スカル小隊の隊長(スカルリーダー)というまさしくフォッカーポジションのオズマ・リーが登場。
好物の「パインケーキ」をはじめフォッカーが建てたもの+αの死亡フラグを怒涛のように乱立させるが、それら全てを圧し折って生存した究極の死亡フラグクラッシャー。

早乙女アルトがシミュレーションで戦ったパイロットデータが「ロイ・フォッカー勲章を半ダース受賞した」人物のもの。
十中八九イサムだろう。

小説版では後述のエイジスがゲスト登場。
オズマのかつての先輩だったことが明かされた。
この頃には特殊部隊VF-X全隊を統括する司令官に出世している。

Δ小隊隊長のアラド・メルダースは「剣を咥えた竜の頭骨」をノーズアートにしている。

Δ小隊副隊長のメッサー・イーレフェルトは死神のノーズアートを施した機体を駆り、物語中盤で死亡、機体が後輩のハヤテ・インメルマンに受け継がれるというフォッカーを彷彿させる要素を持つ。

ゲーム

主人公のエイジス・フォッカーは同一の姓と似通った趣向の持ち主。
血縁関係含め、フォッカーとの関係は不明。

初代マクロス(愛おぼ)が参戦している(『第2次α』を除く)αシリーズと、スクランブルコマンダーThe2ndに登場。
やはり原作同様の高いパイロット能力と、頼れる隊長としての格を両立している。
αシリーズにおいては準主人公扱いされており、主要なボス敵との戦闘前会話がほぼ用意されていたり、PVでも輝を差し置いて登場していたりする。
スクコマ2では原作では叶わなかったシンとの再会が実現する。



スカルリーダーより各機へ!追記・修正するぞ!

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