白ワイン

登録日 :2012/01/06(金) 18:36:08
更新日 : 2017/05/31 Wed 15:04:05
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神は
この世を六日間で創り給うた。
そして
第七日目には二日酔いを与え給うた。

キャパ


白ワインとは、皮が白い、もしくは緑色の品種から造るワイン。
若い白ワインは透明色、年月を経るごとに黄色がかって深みのある色と味わいに変わる。
タイプは甘口~辛口。
酸味が強いものは魚料理に合うとされるが、普段の食事でもメシウマ→ワインウマ→以下ループにハマれる。
一般に低温に冷やして飲んだほうが美味。

赤ワインより劣化しやすいので、開けたらさっさと飲もう。
甘口~極甘口は特に冷やしたほうがいい。
コーラを常温で飲んだっておいしく感じないよね?


<代表的な品種>
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカデ、ミュスカ


【貴腐ワイン】

『貴腐ブドウ』から造られる最高級の甘口ワイン。

ハンガリー語でネメシ ロトゥハダーシュ
フランス語でプリテュール ノブル
ドイツ語ではエーデルフォイレ

優雅な必殺技かと思(エーデルフォイレェエエ!

いずれも「高貴なる腐敗」を意味し、日本語の「貴腐」はその直訳である。

ブドウが貴腐る過程を見てみよう。


まず、白ワイン用の熟したブドウにボトリティス・シネレアという菌がつく。

菌が皮のワックスを溶かし水分が蒸発、糖分がぎゅぎっと濃縮。

外見が萎びて腐ったような感じになり、灰色カビに包まれる。
菌の働きにより、貴腐香という独特な香りも生まれる。
貴腐ブドウ完成。

そして貴腐ブドウを醸造すると、濃厚な甘さをもつ黄金色のワインができる。

この素敵な影響をもたらすボトリティス・シネレアは、世界中に分布する菌。
植物の病気の原因で、この菌による病気は灰色かび病と名づけられているものが多い。
ブドウでも、生食用、醸造用ともに重要な病原菌であり、被害も大きい。

収穫時のブドウの写真は灰色のカビまみれなので、ちょっと引くかもしれない。
しかし、前述した通り貴腐ブドウから造られるワインは至高の一品。

マリー・アントワネットの母親(マリア・テレジア女王)が「ちょ、これ金入ってんじゃないの?!」と黄金色に輝く貴腐ワインをウィーン大学で分析させたとか。

ルイ14世はハンガリーのトカラ産貴腐ワインを贈られたとき「ワインの王にして王のワイン」と大☆絶☆賛。


ちなみに世界で初めて貴腐ワインが造られたのは1650年頃のハンガリー。
収穫時期が遅くなってしまったブドウを使ったらあら不思議、素敵なワインに仕上がりましたとさ。
つまり偶然の産物。



追記修正は貴腐ってからお願いします。

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