ラジアータストーリーズ

登録日 :2009/05/28(木) 19:42:09
更新日 : 2017/05/20 Sat 06:44:39
所要時間 :約 6 分で読めます




スクウェアエニックス販売のRPG。制作はスターオーシャンシリーズで有名なトライエース。


【世界観】
舞台は人間と妖精、ゴブリンやドワーフなど多様な種族が住む世界。
それぞれの種族は集落を持ちそれなりの交流もあるが、種族同士によっては摩擦があり微妙なバランスで共生している。

本編から数年前、妖精の守護者であり人間の前には決して現れないはずの水龍が突如暴走。
白色騎士団団長ケアン・ラッセルが命と引き換えにこれを倒すも、それを境に徐々に世界へ異変が訪れる。


【あらすじ】
物語はケアンの息子ジャックが父親のような騎士を目指し、ラジアータ王国騎士団への入団テストを受ける所から始まる。
一時は不合格になるも何とか騎士になれたジャック。
入団テストで出会ったリドリー、上司となったガンツと共に騎士としての任務をこなしていく彼だったが、中盤で世界は大きな分岐点を迎える。
世界の変革や悲しい別れを目の当たりにし、成長していくジャック。
二つの結末、そのどちらを選ぶかはプレイヤー次第。


【主な登場人物】

◆ジャック・ラッセル
龍殺しの英雄ケアンの息子。本編開始時すでに両親は他界しており、田舎で姉と生活していた。
性格は良く言えば明朗快活なムードメーカー、悪く言えば猪突猛進無鉄砲。
プレイスタイルによっては世界一足癖が悪い主人公であり、しょっちゅう喧嘩を売る。
ネットでの通称は「よっしゃ」。

◆リドリー・ティンバーレイク
代々北方大鷹の称号を受け継いできた名門ティンバーレイク家の娘。
幼い頃から騎士になるための訓練を受け、入団テストではジャックを軽く打ち負かす実力を見せる。
華奢な外見に似合わず、得物は斧。

◆ガンツ・ロートシルト
ジャックとリドリーの配属された桃色豚騎士団(ローズコション)の団長。
西方獅子の称号を持つ名家ロートシルト家出身であり、父親は猛将として名高いガウェイン・ロートシルト。が、才を受け継げなかったのかイマイチぱっとしない。
小柄で小太りといった残念感溢れる体型の上に気が弱く、上司としては少し頼りない。反面名家の育ちである為か品行方正。面倒見は良い。


【特徴】
ゲームの中では常に時間が流れており、殆どの登場人物は時間に沿ってそれぞれの生活を送っている。
(現実の1秒=作中の1分)

仲間候補は177人(後述)と恐ろしく多く、話しかけれるだけ、特定の時間に居合わせて弱みを握る、連日通い詰める等と条件は様々。
とりあえず目当てのキャラクターはひたすら付け回す必要があり、ストーカーゲームと呼ばれたりする。

物語を進めすぎると仲間にできない者もいるが、ジャックを自室で眠らせない限りメインシナリオは進まない為、あまり問題は無い。


おいお前いつまでアリシアの後をつけてるんだ!
彼女は朝8時半に寝て11時に起きる本当にキツイ生活してんだぞ!!!
↑リアルにやっちゃダメ絶対

キャラクターグラフィックのレベルは非常に高く、イベント時の表情や仕草も豊か。

リーリエ(仲間候補の女キャラ)に斜め後ろから話かけた時の振り向きざまの髪の揺れ具合なんかはかなりマニアックである。
ぜひ自分の目で確かめて欲しい。


【戦闘】
戦闘はリアルタイムバトル。
ジャック&任意の仲間3人での4人パーティ

操作できるのはジャックのみだが、習得した技を組み合わせることで多彩な動きが可能。
武器は片手剣・槍・大剣・斧の四種類。それぞれ習得する技と必殺技が違う。

装備品を変えると服装も変わり、着せ替え的な要素は豊富。スターオーシャンのパロディ装備もある。

仲間はオートで好き勝手動きまわり自分で操作こそ出来ないが、大雑把に指示は出す事は出来る。



※以下、ネタバレ含む







【物語分岐】
中盤で人間と妖精の戦争が始まり、ジャック宅を訪れたリドリーとの会話でどちらに加勢するか選択を迫られる。
選ばなかった勢力とは以降敵対することになり、仲間に出来なくなる。それまで仲間にしていた者も使用不可となる。


  • 人間編
人間側に加勢し妖精や他の種族と敵対。
以降は人間しか仲間にできずリドリーとも決別することに。
仲間キャラのバリエーションは豊かだがその反面、農民など誰得な容量の無駄遣いな人も。


  • 妖精編
リドリーと共に妖精側へ加勢し騎士団やギルドを含む人類全てと敵対。
以降エルフ・ゴブリン・ドワーフ・オークしか仲間に出来ずラジアータ城下にも入れなくなる。


これにより、総勢177人の仲間候補は最終的に所属した勢力側の者しかパーティーイン出来ない。


【よく指摘される問題点、不満点】
多彩な仲間が売りなのに実質半分程度しか引き入れられなかったり、数が多すぎて薄っぺらいキャラも沢山。一般人まで巻き込む
70億円をつぎ込んでモブキャラまで作り込んだシェンムーとは大違い

また主人公以外は装備を変えられず超必殺技を使えるキャラも固定
主人公の自由度が高い反面 仲間キャラはガッチガチ

どちらの分岐も報われない
仲間コンプ後のオマケで一層ブルーに

妖精編に進んでもリドリーと行動出来るのは途中まで。ヒロインを助けに行くシチュは魅力的ではあるがあまりに惜しい。

歴代トライエース作品の例に漏れずクセが強いため好みが極端に分かれる
自由度が高そうに見えて結構拘束されてる独特の世界観や、ストーカー…もとい街の徘徊を楽しめるかが鍵
戦闘も後半はとりあえず突っ込むだけでどうにかなるので飽きが来やすい
また、周回プレイで消費アイテムと仲間図鑑を引き継げる

シナリオを楽しむなら人間編→妖精編推奨だが、隠しダンジョンで楽したいのなら人間編を後に回すといい
(人間編の仲間は妖精編の数段強い)


本作の制作スタッフの一部が関わり、タイトルも似ている「ラジアントヒストリア」が後に発売されたが、世界観などの繋がりはない。


漫画版は人間編(ジャック目線)と妖精編(リドリー目線)の両方あり、どちらも全五巻。大筋はゲームと同じ流れだがオリジナル展開も多く、特にエンディングはゲームと大きく異なる。
…はっきり言ってどちらもゲームよりずっとハッピーエンドを迎えるので(特に妖精編は10年後二人の間に…)、未読のファンは一度読んでみることをお勧めする。











珍龍がLoVで動き回っているのを妄想してニヤニヤ出来る人、追記、修正よろしくお願いします。

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