ルーク・フォン・ファブレ

登録日 :2010/11/22(月) 04:26:31
更新日 : 2017/07/29 Sat 23:35:38
所要時間 :約 13 分で読めます




ルーク・フォン・ファブレ


TALES OF THE ABYSSの主人公。

年齢:17才
身長:171cm
体重:68kg
誕生日:ND2000年・ローレライデーカン・レム・48の日(13月48日 日曜日)
CV:鈴木千尋

キムラスカ王国公爵であるファブレ家の一人息子。
先端に行くに連れてやや黄色みがかった赤毛を腰あたりまで伸ばし、黒のインナーと白いテイルコート(に恐らく分類される)といった服装。インナーとコートはどちらも半袖、かつ腹部丸出しの作りになっている。髪の毛で確認しづらいがコートの背中部分には謎のキャラクターのマークがあり、ズボンもかなりゆったりした作りになっている。なお、作中のスキット内ではナタリアに「品がない」と評されている。

本編より7年前に敵国「マルクト帝国」によって誘拐された過去を持つ。
救出されはしたがショックにより完全な記憶喪失になり、救出直後は赤ん坊と同様だった。以後は身の安全の為に自宅で軟禁されており、身の回りの世話等を使用人に任せ、屋敷の外に出ることはなかった。
そんな環境や生来の性格が相まって、我が儘で自己中心的、無知で世間知らずという典型的なお坊っちゃまに育つ。特に本編序盤~中盤にかけてはルークが駄々を捏ねたり、無知故の失態を犯したりと言ったシーンが目立つ。しかし、馴染みの使用人に差別的な発言を取った臣下を諌めるなど、温室育ちならではの純粋さを見ることもできる。

剣の師匠であるヴァンから本来一子相伝であるはずのアルバート流剣術を教わっており、剣の修行をすることはルークの唯一の趣味だった。
ヴァンのことを師匠(せんせい)と呼んで慕い、彼のことを非常に尊敬している。

しばしば頭痛を起こしており、それに伴う幻聴に悩まされていたりする。
本編では、目的の為に公爵邸に襲撃したティアと疑似超振動を起こし見知らぬ土地へ瞬間移動してしまう。
ルークにとっては屋敷に帰る為だけの旅だったが、帰れたと思ったらいきなり親善大使として派遣される等、波乱万丈な旅となる。
前述の通りお坊っちゃん育ちのルークは、道中メンバーに迷惑をかけたりパーティ内で孤立したりと、なかなかパーティや旅自体に馴染めない描写がされる。しかし、大きな分岐点となるイベントや時間を重ねるにつれ成長していくルークの姿は、アビスの見所のひとつと言えるだろう。


従姉の王女ナタリアとは婚約関係にあるが、ルーク本人はあまりそういう対象として見てない。
記憶を失った後に自分の世話をしていた使用人のガイは兄のような存在で、幼馴染み。



以下ネタバレ







ルークの正体はルーク・フォン・ファブレ(本編におけるアッシュ)のレプリカ。

ルーク(アッシュ)の音素振動数は第七音素単体の音素振動数と完全に同位であり、それゆえに自身の音素と大気中の第七音素を共鳴させることで単独で超振動を起こす事が出来た。(必然、第七音素の集合体であるローレライとも同じ音素振動数である)
かつての誘拐はその力を利用しようと企むヴァンによるもので、表向きには預言通りに進んでいると勘違いさせる駒としてレプリカルークを作ったのである。また、レプリカはオリジナルの外見や音素をコピーできるが、記憶などはコピーすることができない。
ルークの記憶がないのはショックで喪失したためではなく、そもそも存在しなかったためである。

完全同位体であるローレライとアッシュとはテレパシーを送りあうことが可能。しかしフォンスロットが閉じているため、当初その能力は目覚めて居らず、ローレライ・アッシュの交信が試みた結果、ルークに幻聴や頭痛といった作用を引き起こしていた。
ルークはレプリカであるため、アッシュ、ローレライと違ってその能力をうまくコントロールできず、テレパシーによって半ば無理矢理身体を操られたこともある。(これはディストに無理やりフォンスロットを開かれたときに一方通行に調整された可能性もある。)
また超振動を完全に制御することも出来ない。(ティアとの訓練で多少は制御能力は向上したが、結局終盤のあるイベントまで完全制御は不可能だった。)

そしてゲーム中盤に預言通りにヴァンにより超振動を強制的に発動(暴走)させられ、アクゼリュスの崩落を起こしてしまう。(なお、そのイベント以前に催眠暗示のようなものをかけられる描写があり、ルークはそれによって操られたと見られる。)
信頼していたヴァンに切り捨てられたこと、自分の力をヴァンに利用され、アクゼリュスを滅ぼしてしまったことにショックを受け、やったことの大きさの前に思わず自己弁護を繰り返すしかできなかったルークは、ティアをはじめ、ミュウ以外の仲間達に見限られてしまう。
俺は悪くねぇっ!参考
ショックが収まり冷静になった後は自分がアクゼリュス崩落を引き起こしたことを受け止め、『変わりたい』と強く願うようになる。
しかし、その後もアクゼリュスはルークにとって深刻なトラウマとなり、ずっと後悔していくことになる。

変わる為の決意の証明として、ただ一人自分を看てくれていたティアの前で長かった髪を自ら切り、贖罪していくことを決意。

断髪後は以前のような傍若無人な態度や自己中心的な言動は鳴りを潜め、柔らかな表情が多くなり、他人に対し気遣いも見せるようになる。その様子はまるで別人で、プレイヤーも仲間も第一印象は「誰だコイツ」
ただ、イオンが初めからルークを「優しい人」と称していたことを鑑みると、こちらの方が本来のルークなのだろう。

他人への気遣いに関しても実は長髪の頃から言葉は荒いながら他人を気遣っている場面が割と多く、一見別人にすら見えるが、その実言動や他人への接し方が柔らかくなっただけとも言える。
元々剣術が唯一の趣味だった割に粗暴ではなく、やむを得ず敵兵を殺した時もショックを受けている。
ただアクゼリュス崩壊前からは展開上の都合(製作時間が不足していて下手な作り)で突然増長して良い所も完全に鳴りを潜めているため、こことその前の場面でも人が変わっているとよく言われている。

しかし、自分はレプリカだという真実とアクゼリュスのトラウマが彼の人格に影を落とし、自分の命を粗末に扱いがちになる。
仲間、特に断髪直後からルークを見守ってきたティアやガイはそんなルークの姿を見ていられず、怒ってまで治そうとすることもあった。
また、断髪直後は仲間の中ですらティア、ガイしか理解者と呼べる人物はいなかったが、必死に変わろうと努力する姿勢を認められ、理解者は増えていった。
命を犠牲にして世界を救おうとルークが決意した時はアニスまで必死に止めようとし、ジェイドですら『友人としては止めたい』と複雑な心境を吐露した。

やがて、ルークはそんな仲間たちの想いを受け止めてトラウマを克服するため、戦いの中で自身の生まれた意味を求めるようになる。



因みに長髪版の性格も短髪版の性格も、それぞれ人気はある。
初回プレイ時は短髪になってからのルークしか受け付けられない人が多いが、一通りプレイすると「長髪ルークもいいかも」となる人は結構いる。



【戦闘面】
高いHPと攻撃、防御で、主人公らしい前衛戦士。
属性攻撃が多く、FOFが使いやすくなる終盤で最も威力を発揮する。
ガイと違ってコンボが縛られにくいのも利点。

シナリオの都合上、前半は秘奥技が使えないので注意が必要。(北米版では新規カットインまで書き起こされ普通に使用可能になっている。)



【番外作品】
マイソロ1は長髪で登場。
アビス最初の疑似超振動でティアと共に飛ばされてきており、帰る方法を模索している。
金持ちなのでルーティに狙われたり、実践不足をクラトスに指摘されたり。


マイソロ2では短髪。その為、ティアやガイ等、同じ作品から参戦したメンバーとは仲が良い。
アッシュとの固有イベントがある等優遇されてるが、戦闘ではもっさり感がいなめない。


マイソロ3では長髪。2と同じくアッシュの双子の兄で王位第一継承者。ヴァンとアッシュと共に修業に出ていた。
TOA本編のような込み入った事情がないが、やっぱり自己中。ガイやフレンにわがままを言うのは日常茶飯事。
ユーリ達アウトロー組からはそれを呆れられ、からかわれることもあるが、我侭が通らないとわかると普通に引き下がるので、決定的に仲違いすることはない。

また、主人公が倒れた時に『国から医者を呼ぶ!』と無茶を言ったり、アッシュが好きなのに自分と婚約しているナタリアを気遣ったりと、優しい面もある。
歴代メンバーには割とあっさり内面の優しさ、素直さなどを見抜かれていて、結構友達は多い方。
一応友達の中ではディセンダーがガイいわく『お気に入り』らしい。

アッシュが自分の弟ということで不自由をしていることを内心では気にしており、方法こそアレだったりするが、彼が本音を出せるように心を砕くこともある。
しかしアッシュは意地もあってそんなルークをにべもなく拒絶ばかりしているため、仲が改善されるまでは至らず、喧嘩が絶えない。




主な発言

「ミソくれよ」

「このブタザルが!!」

「俺はファブレ公爵家のルークだ!邪魔をするならお前をクビにするよう申し入れるぞ!」

「俺は親善大使なんだぞ!」



↓短髪

「……すぐには上手くいかないかも知れない、間違えるかもしれない。でも俺……変わるから」

「アクゼリュスのこと…謝って済むならいくらでも謝る。俺が死んでアクゼリュスが復活するなら…ちっと怖いけど…死ぬ」

「生きる事に意味なんてないんだ」

「みんな、俺に命をください!俺も…俺も消えるから!」

「いやだ…俺は死にたくない…」

「奪われる過去も無い…それでも、俺は俺であると決めたんだ!」

「預言預言預言!馬鹿の一つ覚えみたいに!
そんなものがなんだって言うんだ!
そんなものが無くたって、人は生きていける!」

「お前がどう思っても俺はここにいる…。それがお前の言う強さに繋がるなら、俺は負けない!」

「師匠…ありがとうございました!」

「お前があんなメロンになれるわけ無いだろ!」

ルーク:「俺たちの武器は!地位と!」
ジェイド:「謀略と」
アニス:「だ・ま・し・討・ち☆」
ガイ:「……最低だ……」

「ここからなら、ホドを見渡せる……それに、約束してたからな」



エンディングで登場した『彼』が、ルークなのかアッシュなのかについては明言されていない。(声のトーンや髪色ではアッシュ、目つきに利き腕ではルークと二人の特徴が混在している)

制作者インタビューでアッシュと発言されたりもしたが、
公式攻略本においてプロデューサーが「エンディングを作った時点ではきっちりと決めてあったが、その後"どちらとも取れるように"しました」と発言している為、
"決まっていない"と見るのが正しい模様。

実際ゲームでは、どちらにも生存する根拠が存在する。そもそもこの現象はそもそも実証されていない上にルーク・アッシュは対ではなく、ローレライを加えた三角関係であるため通常の現象の推察がそのまま当て嵌まるのか?という疑問も存在する。(つまり異例過ぎてよくわからんという事)
なお、完全同位体は通常のレプリカと違い一体しか作成出来ないため、必然と完全同位体=対の関係となる。

スタッフいわく『嫌われるように作った』らしいが、最後までプレイしたプレイヤーからの評価は悪くなく、好きな主人公に挙げる人も少なくない。
なので、本編未プレイ・未クリアでルークが嫌いだという人は、とりあえず最後までプレイしてみよう。
嫌うのはそれからでも遅くない。

2週目以降で短髪になって以降に手に入るコスチューム称号をつけるとルークの髪が短くなる為、色んな人からツッコミが入る。
カツラとか。



「アニヲタでなら、追記ができる…それに、修正もできるからな」

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