いるだけ参戦(スパロボ)

登録日 :2012/04/22(日) 01:43:17
更新日 : 2017/10/08 Sun 18:35:40
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  • 原作ストーリー終了後の設定
  • そもそも原作の敵が出てこない
  • シリーズもので前作で原作ストーリーをやりきった(αシリーズ、Zシリーズなど)
  • 機体のみの参戦
  • ストーリーや設定が複雑で再現しにくい
  • 逆に1話完結型の展開が多くドラマを構築しにくい
  • DVD等の映像ソフトが乏しいので再現しようにも資料不足。

など、様々な理由で原作の再現がほとんど行われず、シナリオにあまり関わらない参戦作品を差す言葉。
「空気参戦」と呼ばれることもあるが上記のどれかにあてはまるからといって存在感が薄くなるのかと言えば必ずしもそうではなく、
他作品とのクロスオーバーやスパロボオリジナルのアフターストーリーなどが盛り込まれシナリオのメインとなる場合もある。

例えば、UXではいるだけ参戦の作品であっても、ダンバインはリーンの翼と、SEED DESTINYはファフナーといった関連性の深い作品と絡んでいるし、
ダンクーガノヴァ、SDガンダム三国伝、フェイ・イェンHDもシナリオ上できちんとした理由を持って他の作品のシナリオに絡むので存在感が持たせられており、空気な作品は一切無く、 ある意味ではいるだけ参戦の作品は存在しない。

これらは、同じくバンプレストのクロスオーバー作品であるACEシリーズにも言えることである。


【いるだけ参戦が多い作品】

  • マジンガーシリーズ
スーパーロボット大戦というゲームが世に出た当初、世間で言うスーパーロボットのイメージは間違いなくこれであった。
今なお歴代シリーズ皆勤賞を誇るが、存在自体がお約束のようなものであるためか、その分いるだけなことも多い。
大体の場合、主人公の甲児や鉄也は原作でのエピソードを全て経験済みという前提で参加している(いわゆる原作終了後参戦)。
しかし、そのぶん甲児や鉄也は頼れる歴戦の勇士として扱われるため、会話シーンなどでの存在感は強い。
この頃の作品は話数も多く、ストーリーも1話毎に完結してるものが多いため、基本的に1話から展開繋がっているスパロボでは再現し難いと思われる。

  • 旧ゲッターシリーズ
敵である恐竜帝国、百鬼帝国が登場しないことがほとんど。
しかし他のダイナミック作品との絡みもあり見せ場は多い。
また、真ゲッターロボ(原作漫画版)が度々機体のみ参戦をしている。
ゲッター線の設定が原作漫画版にそっていることもあり、その場合ストーリーの根幹に関わることも。

大抵の作品でアムロはZガンダム以降の設定であり、初代からは機体のみ、敵キャラのみの登場が多い。
数多い参戦回数の中で一年戦争がちゃんと再現されたのはGC/XOくらいのもんである…
と思っていたらOEで久しぶりにがっつり再現…されたのだが、良くも悪くもとんでもなく改変された。ザビ家はほぼ死なないで和解するとか。

上記の通り一年戦争がスルーされる関係で、こちらも当たり前のような顔をしてクリスとバーニィが一緒にいる。
バーニィが最初何らかの敵勢力に所属していることくらいはある。

ハマーンとの決戦は描かれたり勢力としてネオジオンが出てくることは多いが、その分、ハマーンはクワトロやカミーユと絡み原作通りの会話や展開になることは少ない。
原作エピソードもあまり再現されず、主人公であるジュドーやヒロインであるルーが影が薄いというのもよくあること。
リストラされることもあるシャングリラチルドレンや、人気だが死亡イベントなどの再現率は微妙でシナリオ的に扱いは軽いプル姉妹などメイン格があまり活躍できていない作品である。
ZZのエピソード自体がカミーユ離脱などの微妙な時期を描いた作品なので、再現するなら単品で参戦するくらいしか無い気がするが、今までセットで扱われてきたZ~CCAから独立するのは考え難く望み薄である。
なお、最近ではZZに繋がらない『新訳Z』が参戦する機会が多く、ますます参戦し辛くなっている。

機体(主にνガンダム)のみ参戦がほとんど。
しかし64やニルファのようにシャアが原作通り反乱を起こす作品も時々あるので逆シャアが参戦する度に「今回シャアは裏切るのか否か」とファンの間で話題になる。
MX発表時に寺田Pが「時々裏切るグラサンかけた人は裏切りません」と発言したのは有名。

大体機体のみの参戦か原作終了後。
そもそも原作自体短いので、再現が行われても序盤のうちにさっさと消化され以降は実質いるだけになることもしばしば。
だがキャラ自体は使いやすいため、五飛が敵になったりリリーナが他作品の敵勢力に誘拐されるなどスパロボオリジナルのストーリーが展開されることが多く中々目立つ。ナタクのファクターとか。

スパロボに初参戦した頃は、全くソフト化されていなかったこともあって原作を実際に観たことのある人は殆どおらず、幻の作品のように扱われていた。
資料が充実してきた後年のシリーズになってもその慣例を引きずっているのか、敵対勢力のメガノイドは数えるほどしか登場したことがなく「原作再現?なにそれ美味しいの?」なレベル。
だが万丈の活躍やスパロボオリジナルの破嵐財閥の設定もありいるだけ参戦でも存在感はかなりのもの。
ちなみに、相方的存在であるザンボット3の原作再現率は初参戦の頃から高い(こちらも当時はダイターン同様に全くソフト化されていなかったが、たまたまスタッフの思い入れが強かったために資料が手に入り、充実した原作再現が出来た)。

  • 超電磁ロボ コン・バトラーV
こちらも敵対勢力が(ry
特に後半の敵であるジャネラはほとんど出てこない。
初参戦となる第3次ではコンバトラー登場ステージでライバルのガルーダを倒し原作ストーリー終了という展開だった。
長浜繋がりでボルテスVやダイモスは出れば相方として目立つ。この二つに比べると長い時間をかけて再現すべきドラマ展開が少ないことが空気の原因か。
最近では敵が一切出ないで対擬態獣用のスーパーロボットになってることも…。

  • 超電磁マシーン ボルテスV
敵対勢力(ry
原作では最終的にボアザン星に殴り込みをかけるが、大抵は地底城攻略で再現を終えることが多い。
現在の所、ボアザン星殴り込みが再現されたのは第3次αのみとなっている。
Lではそこから一歩踏み込んだ形で「平行世界における60年前の英雄」という設定で参戦。小説版『マクロスF』の著者である小太刀右京が「ボルテスチームがS.M.Sに所属していることを前提に原稿を書きそうになり、慌てて修正した」程のレベルでS.M.Sに馴染んでいた。

敵対(ry
ムゲ帝国は一切出ず敵はシャピロのみという場合もある。
原作再現が薄めなのを生かしてスパロボ独自の設定が入れられることも多い。

  • 勇者ライディーン
敵(ry
コンバトラー同様後半の敵であるバラオは大抵登場しない。
しかしMXでのラーゼフォンとのクロスオーバーやSC1のソーディアンズガードの出自など、いるだけながらストーリーの中核となる場合もあり、扱いは悪くない。
αシリーズでは自身不参戦である第2次αのウラで原作後半が繰り広げられたと言う設定で、第3次αの時点で勝手に決着していた。
SC2ではなんとかバラオを出してもらえたが、やはりシナリオ的には空気であった。

  • New Story of Aura Battler DUNBINE
いわゆるダンバインOVA。
TV版ダンバインの未来の話のため、機体とシルキーだけ引っ張り出して乗せ替えというパターンになる。
しかしCOMPACT3では時空転移で未来に飛んじゃったという設定で一応再現したため、ショウとシオンの揃い踏みが実現した。

単体ならガッツリ再現される。
が、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が参戦している場合は機体のみ参戦というパターンがほとんど。
あろう事か、その機体ですら全部続編に出ていて何の為に参戦扱いにしたんだと突っ込まれた作品すらある(一説にはカガリの種割れのためじゃないかとも)
そもそもガッツリと再現されたのも放映直後の第三次αとJくらいなもので、Wでは外伝作のアストレイがメインで本編自体は割と空気。
改変の影響で続編のほうがスパロボ的に人気があるため、これからSEED単体で参戦する機会はあるのだろうか…?

全3回参戦中(リメイクを入れると4回)、2回が空気。
残りの2回(GC・XO)も少しだけ原作敵が出てくるのみ。
『新』ではスペシャルディスクのカラオケモード中にだけ敵機体が登場すると言う離れ技を披露。
『第2次Z再世篇』では関係者がチラっと姿を見せ、原作終了後であることも判明。しかし、無敵シリーズとの合体技やABの便利さから優遇されている。

  • 魔境伝説アクロバンチ
COMPACT3と言う非常にマイナーなスパロボに(現時点では)最初で最後の参戦をした非常にマイナーなアニメ。
一応シナリオでは目立っていたはいたが、加入が遅く原作の敵も出てこない為いるだけ参戦。
ただし非常に能力は高くアクロバンチが6人乗りな事もあり、フォルカや(バグ技だが)「神」隼人バグが使えるゲッターに並びCOMPACT3では最強ユニットの一角と言われる程強かった。

ほぼ全てのスパロボでいわゆるガンダムファイトを再現した事がない。
OEにて初めて「代理戦争としてのガンダムファイト」が行われたが、Gガン勢(というかドモン)はレフェリーで、参加したMSの内半数はガンダムですらないというオチがついた。
但しシナリオでは暑苦しいノリで目立ちまくり、Jのような一部作品を除けば圧倒的な運動性と格闘能力でユニットとしても非常に頼りになる。
また、なんだかんだでデビルガンダム関連やギアナ高地の明鏡止水習得イベントや師匠関連のシナリオはわりと再現されているあたり、いるだけ参戦組の中では優遇されている(あまりにも再現されすぎなせいかRやMXのように原作後の設定もある)。
またデビルガンダム細胞は設定上で使い勝手が良いのか、全く関係無い作品のユニットが感染する事もある。
ゴステロとかアクシズとか、果てはバンプレストオリジナルのウルタリアとか。

原作がOVAであり、しかも実質未完で終わったためか、再現できるストーリーが少ないのが難点。
COMPACT2の1、2部では出入りが激しく、インパクトではギル・バーグの「逆恨み」のせいで、ギルのいるステージでは留守番推奨という異常事態になる。
更にKではギル・バーグがダンガイオーチームを差し置いてオリジナルキャラ顔負けの大活躍を見せたりした。

いつも敵キャラが揃って出てくるため空気ではないように見えるが、ビムラーを巡るドクーガ、ネオネロスとの戦いを描かれたのは第2次αのみである。
特にスパロボだけプレイしてる人で、主人公は真吾だと誤解してる人も多いのでは無いだろうか。
また、本来は合体ロボなのに毎度分離ができないことがネタ化している。

  • 百獣王ゴライオン
映像作品でありながら未だソフト化された事が無い珍しい作品。
『W』で初参戦するものの、敵のガルラ帝国はコメディリリーフで銀の戦死やシンクラインのクーデター等、原作ストーリーが断片的にしか再現されていない。
その内容もウィキペディアの記事を流し読みするだけで原作再現など無理だと感じる程ハードな世界観である為やむを得ない措置であると言える。
獅子座文明という使い勝手の良い設定が存在するので同じライオンの意匠を持つガオガイガーとのクロスオーバーが多く、Zマスターやソール11遊星主からもマークされており、過去にスキエンティア(ラスボスの片割れ)と戦って引き分けた事からオリジナル敵勢力からも一目置かれている等、ゲーム内における設定は優遇されている。

そもそもスパロボに向いて無い熱血スポーツアニメの謎の参戦、NEOでの出来事である。
NEOの参戦作品的に浮いてる訳では無いが、初参戦なのに原作終了後だったり明らかに戦闘向きの連中がいなかったりと残念な扱い。
だが、マグナムエースの頼れるリーダーっぷりや、「心」に拘る機械化帝国との絡みなどをみるに、クロスオーバー的には優遇されシナリオ中で空気にならない存在感を放っている。
ユニットとして見た場合も、マグナムエースの高火力に全ユニット中唯一カットインが2種類あるゴールド3兄弟の存在から、戦力・演出的にも優遇されている。
ロボット同士の次元スポ根アニメという再現困難な内容からか原作終了後参戦の憂き目に遭ってしまったが、スタッフの作品愛はこれでもかと伝わってくる。
ちなみに何故か皆アースティア出身らしい。

パイロットの概念がなかった『初代スーパーロボット大戦』以来の参戦となるSDガンダムシリーズだが、
舞台が異世界・三璃紗ということで再現することが難しい。
そのため初参戦のUXでは原作終了後(と言ってもアニメ終了後というだけで、三国伝全体としては途中)の参戦となったが、
赤壁の戦いの最中に劉備ら三候だけでなく死んだ筈の呂布隊もUXの世界に転移した…という設定になっている。
また、ライターがアニメ版三国伝の脚本を手掛けたのもあり、シナリオ面でもガッツリ絡む。
特に孔明先生と司馬ビーは世界の謎を解き明かす重要な役割を担っている。
ちなみにSDガンダム達は全員、検査の結果によると「間違いなく人間」とのこと。

三国伝同様の理由で原作再現が難しく、初参戦のBXからいるだけ参戦となった…が、
騎士ガンダムを始めとしたアルガス騎士団の面々はBX世界の各所に飛ばされてそれぞれの役割と持っており、
フルアーマー騎士ガンダムの登場イベント黒邪の機甲兵の意外な正体など、非常に強い存在感を発揮している。

主人公が敗北して処刑されるというラストや、ハサウェイの年齢設定からか、初参戦のVからいるだけ参戦。
そのため、Vではハサウェイが14歳前後でありながら外見が閃ハサ時代というルリルリもかくやな成長期っぷりであった。
だが、Vの世界観において「空白の10年という時代においてマフティー・ナビーユ・エリンが存在した事実」は重要な伏線であり、
ライバルであるレーンも登場し、ジェリドリディといったガンダムライバル達とよく絡んでいることもあり、存在感は十分であった。

寺田P曰く「マジンガーZEROが強すぎて無理」であり、世界が何度も滅びるような超インフレバトルの作品であったためか、初参戦のVからいるだけ参戦。
とはいえ、『衝撃! Z編』と折衷する形でストーリーに深く絡んでおり、無限の可能性の前に敗北したZEROがその可能性と並び立つという夢のある展開が実現する。


【余談】
発売前に公開されるPVでいるだけ参戦なのかを判別できると言われる。
戦闘アニメの部分でちゃんと原作の敵と戦っていれば通常参戦、関係ない敵なら原作の敵が出ないいるだけ参戦。
…が、第2次ZのザブングルやUXの三国伝のように「原作のライバルと戦っている」事はあるので注意は必要。

いるだけ参戦なら参戦した意味がない、その分他の作品に容量を回せと非難する人もいる一方で、好きな機体が使えるだけでも充分という人もいる。
まあプレイヤーの中には長年参戦を希望しているのに叶わない作品のファンなどもいるので、いるだけでもマシという考え方も……。


追記・修正はちゃんとシナリオに絡みつつお願いします。

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