いるだけ参戦(スパロボ)

登録日:2012/04/22(日) 01:43:17
更新日:2018/05/27 Sun 21:01:43
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  • 原作ストーリー終了後の設定
  • そもそも原作の敵が出てこない
  • シリーズもので前作で原作ストーリーをやりきった(αシリーズ、Zシリーズなど)
  • 機体のみの参戦
  • ストーリーや設定が複雑で再現しにくい
  • 逆に1話完結型の展開が多くドラマを構築しにくい
  • DVD等の映像ソフトが乏しいので再現しようにも資料不足。

など、様々な理由で原作の再現がほとんど行われず、シナリオにあまり関わらない参戦作品を差す言葉。
「空気参戦」と呼ばれることもあるが上記のどれかにあてはまるからといって存在感が薄くなるのかと言えば必ずしもそうではなく、
他作品とのクロスオーバーやスパロボオリジナルのアフターストーリーなどが盛り込まれシナリオのメインとなる場合もある。

例えば、UXではいるだけ参戦の作品であっても、
ダンバインはリーンの翼と、SEED DESTINYはファフナーといった関連性の深い作品と絡んでいるし、
ダンクーガノヴァ、SDガンダム三国伝、フェイ・イェンHDもシナリオ上できちんとした理由を持って他の作品のシナリオに絡むので存在感が持たせられており、
空気な作品は一切無く、ある意味ではいるだけ参戦の作品は存在しない。

これらは、同じくバンプレストのクロスオーバー作品であるACEシリーズにも言えることである。

なお、特殊なシステムかつ期間限定作品が多数参戦する『スーパーロボット大戦X-Ω』は、
ある意味自分でいるだけ参戦を作ることが可能な作品である(シナリオで戦わせるユニットは極論を言ってしまえば物語と関係ないユニットが使用できる)。


【以下過去目立ったいるだけ参戦作品】

・マジンガーシリーズ
スーパーロボット大戦というゲームが世に出た当初、世間で言うスーパーロボットのイメージは間違いなくこれであった。
今なお歴代シリーズ皆勤賞を誇るが(マジンガーZ等の皆勤賞はUXでストップ)、存在自体がお約束のようなものであるためか、その分いるだけなことも多い。
大体の場合、東映版での主人公の甲児や鉄也は原作でのエピソードを全て経験済みという前提で参加している(いわゆる原作終了後参戦)。
しかし、そのぶん甲児や鉄也は頼れる歴戦の勇士として扱われるため、会話シーンなどでの存在感は強い。
この頃の作品は話数も多く、『マジンガーZ』などは物語構成自体はシンプルかつストーリーも1話毎に完結してるものが多いため、
基本的に1話から展開が繋がっているスパロボでは再現し難いと思われる。現在、シナリオ再現が多めなのは『α』シリーズくらい。
逆に言えばどんな世界観の作品でも違和感なく参戦できるのは物語の基礎自体はシンプルなのも大きいだろう。
『マジンカイザー』シリーズや『真マジンガー』の場合は話数が短い分、再現も東映版TVシリーズと比べると多い。
カイザー版のミケーネ帝国は散々な扱いだが(1話しかない作品なので出番が少ないのは仕方ないと言える)。
だが、参戦回数が多いのでオリジナル展開もかなり多く、『マジンカイザーSKL』は奇怪島の便利さを早速利用されたり、
特に『真』の方は原作がバッドエンドで続きが描かれていないため、近作ではスパロボで続きを行うのが恒例となっている。

・旧ゲッターシリーズ
敵である恐竜帝国、百鬼帝国はとりあえず登場するだけでシナリオにあまり絡まないことが殆ど。
しかし他のダイナミック作品との絡みもあり見せ場は多い。
また、『α外伝』や『MX』ではシナリオの中核をなす作品となっており、『Z』では出番は多くないながらも百鬼帝国がかなり強大な敵として描かれた。
また、真ゲッターロボ(原作漫画版)が度々機体のみ参戦をしている。
ゲッター線の設定が漫画版にそっていることもあり、その場合ストーリーの根幹に関わることも。

機動戦士ガンダム
大抵の作品でアムロはZガンダム以降の設定であり、初代からは機体のみ、敵キャラのみの登場が多い。
数多い参戦回数の中で一年戦争がちゃんと再現されたのは『GC/XO』くらいのもんである……
と思っていたら『OE』で久しぶりにがっつり再現…されたのだが、良くも悪くもとんでもなく改変された。ザビ家はほぼ死なないで和解するとか。

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
上記の通り一年戦争がスルーされる関係で、こちらも当たり前のような顔をしてクリスとバーニィが一緒にいる。
バーニィが最初何らかの敵勢力に所属していることくらいはある。
そして、主人公のアルは登場しないことが多く、登場してもストーリーには全く関わらない場合もある。
一年戦争中心となった『GC』で初めて原作が再現され、フラグを立てないとしっかり原作に忠実な展開となる。
『OE』ではファースト同様に、再現されるかと思いきや、展開が大幅に改変されてもはや別物になっている。

なお、同じく一年戦争を舞台にした『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』は、なぜか原作再現されることが多い。
その場合、大抵は一年戦争後のジオン残党との戦いという設定になっている。

機動戦士ガンダムΖΖ
ハマーンとの決戦は描かれたり勢力としてネオ・ジオンが出てくることは多いが、その分、ハマーンはクワトロやカミーユと絡み原作通りの会話や展開になることは少ない。
原作エピソードもあまり再現されず、主人公であるジュドーやヒロインであるルーが影が薄いというのもよくあること。

リストラされることもあるシャングリラチルドレンや、
人気だが死亡イベントなどの再現率は微妙でシナリオ的に扱いは軽いプル姉妹などメイン格があまり活躍できていない作品である。

ZZのエピソード自体がカミーユ離脱などの微妙な時期を描いた作品なので、再現するなら単品で参戦するくらいしか無い気がするが、
今までセットで扱われてきたZ~CCAから独立するのは考え難く望み薄である。
なお、最近ではZZに繋がらない『新訳Z』が参戦する機会が多く、ますます参戦し辛くなっており、再参戦の『V』まで据え置き機では11年も開いてしまった。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機体(主にνガンダムとリ・ガズィ)のみ参戦がほとんど。
しかし『64』や『第2次α』のようにシャアが原作通り反乱を起こす作品も時々あるので逆シャアが参戦する度に「今回シャアは裏切るのか否か」とファンの間で話題になる。
『MX』発表時に寺田Pが「時々裏切るグラサンかけた人は裏切りません」と発言したのは有名。
また、『D』や『第3次Z』ではとんでもなく改変され、逆シャア設定のシャアが味方になる。
近年は機動戦士ガンダムUCとの絡みがあるためまた複雑に。
『UC』単独登場の『BX』では完全に「設定だけ参戦」。

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
大体機体のみの参戦か原作終了後。
そもそも原作自体短いので、再現が行われても序盤のうちにさっさと消化され以降は実質いるだけになることもしばしば。
だがキャラ自体は使いやすいため、五飛が敵になったりリリーナが他作品の敵勢力に誘拐されるなどスパロボオリジナルのストーリーが展開されることが多く中々目立つ。ナタクのファクターとか。
あと、前日談たる新機動戦記ガンダムWは参戦の方が珍しい(機動戦士ガンダム00にも言えるが、主役側が反体制側のテロリストなので使いづらいというのもあると思われる)。

無敵鋼人ダイターン3
スパロボに初参戦した頃は、全くソフト化されていなかったこともあって原作を実際に観たことのある人は殆どおらず、幻の作品のように扱われていた。
資料が充実してきた後年のシリーズになってもその慣例を引きずっているのか、
敵対勢力のメガノイドは話が始まる前に壊滅していることが多く、「原作再現?なにそれ美味しいの?」なレベル。
だが万丈の活躍やスパロボオリジナルの破嵐財閥の設定もありいるだけ参戦でも存在感はかなりのもの。
また、メガノイドが本格的に登場する作品ではかなり強大な存在として描かれていることが多く(旧シリーズでも原作再現は皆無ながら、存在感は大きかった)、
『第2次α』や『R』ではいくつかのエピソードが再現された。
ちなみに、相方的存在であるザンボット3の原作再現率は初参戦の頃から高い(こちらも当時はダイターン同様に全くソフト化されていなかったが、たまたまスタッフの思い入れが強かったために資料が手に入り、充実した原作再現が出来た)。

・超電磁ロボ コン・バトラーV
敵対勢力のキャンベル星人が登場する機会はそれなりに多いのだが、
他のスーパー系敵勢力の同盟相手としてとりあえず登場するだけで、シナリオはあまり再現されないことが多い。
また、前半と後半で敵のボスが変わる作品であるが、大抵どちらか一方しか登場しない。
初参戦となる第3次では、登場ステージで前半ライバルのガルーダを倒し、たった1話きりで原作ストーリー終了という展開だった。
一応、続く『第4次』では前半ボスのオレアナ、およびガルーダと決着をつけている。が、やはり出番は少なく、後半の敵は出ない。
長浜繋がりでボルテスVやダイモスは出れば相方として目立つ。この二つに比べると長い時間をかけて再現すべきドラマ展開が少ないことが空気の原因か。
『L』ではパッケージのセンターを飾りながら、キャンベル星人の存在は示唆されたものは一切登場せず、主に擬態獣と戦っていた…。

・超電磁マシーン ボルテスV
こちらも敵対勢力のボアザン星人の登場機会は割と多く、コン・バトラーVよりはシナリオが再現されるが、一部の重要エピソードだけというのが基本。
原作では最終的にボアザン星に殴り込みをかけるが、大抵は地底城攻略で再現を終えることが多い。
現在の所、ボアザン星解放が再現されたのは『第3次α』のみ、ザンバジルと決着がついたのもこれと『CC』のみとなっている。
Lではそこから一歩踏み込んだ形で「平行世界における60年前の英雄」という設定で参戦。
小説版『マクロスF』の著者である小太刀右京が「ボルテスチームがS.M.Sに所属していることを前提に原稿を書きそうになり、慌てて修正した」程のレベルでS.M.Sに馴染んでいた。

超獣機神ダンクーガ
敵対勢力のムゲ・ゾルバドス帝国は一切出ず、敵はシャピロのみか、そのシャピロすらいない場合が多い。
原作再現が薄めなのを生かしてスパロボ独自の設定が入れられることも多い。
(『J』でのミスリル所属の設定や『第2次Z』でのダンクーガノヴァとの共演など)
また、登場機会が少ない分、登場した時は大抵ムゲはかなりの大物として描かれている。

・勇者ライディーン
敵勢力の妖魔帝国はあまり登場せず、しても前半だけということが多い。
初参戦の『第3次』ではコン・バトラー同様に、登場回で前半ライバルのシャーキンを倒して1話で終了。
続く『第4次』では後半の大ボスであるバラオが一応登場するも、
復活したシャーキンを倒したらフェードアウトしてしまい、たった2話しか出番はない。というか、ルート次第では復活シナリオが省かれてあっさり死ぬ。
しかし『MX』でのラーゼフォンとのクロスオーバーや『SC1』のソーディアンズガードの出自など、いるだけながらストーリーの中核となる場合もあり、扱いは悪くない。
αシリーズでは『α』でやはり前半のみであり、不参戦であった『第2次α』の裏側を描いたサブシナリオで、既に原作終了後であることが語られた。
バラオとの決着がつくのは『COMPACT2/IMPACT』と『SC2』、『CC』のみ。
ついでに言うと、トラウマ回と名高いエピソードの敵、巨烈獣マダンガーも登場したことがあるにもかかわらず、ただの雑魚敵扱いで再現無し。
オマージュである『ラーゼフォン』の「ブルーフレンド」は毎回気合の入った再現がされるというのに……。
しかも、ラーゼフォン参戦の際はライディーンも必ず一緒なのに特に言及無し。

・New Story of Aura Battler DUNBINE
いわゆるダンバインOVA。
TV版ダンバインの未来の話のため、機体とシルキーだけ引っ張り出して乗せ替えというパターンになる。
しかしCOMPACT3では時空転移で未来に飛んじゃったという設定で一応再現したため、ショウとシオンの揃い踏みが実現した。
また、『UX』や『X』ではショット・ウェポンがこの作品を意識して「死ぬことも出来ない無限の地獄」に落とされる、という末路を迎えている。

機動戦士ガンダムSEED
単体ならガッツリ再現される。
が、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が参戦している場合は機体のみ参戦というパターンがほとんど。
あろう事か、その機体ですら全部続編に出ていて何の為に参戦扱いにしたんだと突っ込まれた作品すらある(一説にはカガリの種割れのためじゃないかとも)。
そもそもガッツリと再現されたのも放映直後の第三次αとJくらいなもので、Wでは外伝作のアストレイがメインで本編自体は重要な展開がスポット参戦のほぼイベント戦闘で再現されるのみで、割と空気。
改変の影響で続編のほうがスパロボ的に人気があるため、これからSEED単体で参戦する機会はあるのだろうか……?

なお、近年ではDESTINYすらいるだけ参戦の場合が多い。
シンとキラのどちらを主人公にするか等、処理が難しい部分が多いからこちらもやむを得ないが、
いるだけ参戦にも関わらず『UX』では絶大な存在感を示したのは冒頭部の通り。
そのような理由もありDESTINYはクロスオーバー以外にも改変ネタが人気なのも大きいかもしれない。

無敵ロボ トライダーG7
全3回参戦中(リメイクや続編を別にカウントすると7回)、2回(5回)がストーリー再現皆無。
残りの1回(GC・XO)も少しだけ原作敵が出てくるのみで、それもダルタニアスの敵であるザール星間帝国のおまけ扱い。
『新』ではスペシャルディスクのカラオケモード中にだけ敵機体が登場すると言う離れ技を披露。
『第2次Z再世篇』では関係者がチラっと姿を見せ、原作終了後ではあるが敵勢力のガバール帝国がまだ襲来していないという奇妙な状況に。
しかし、無敵シリーズとの合体技やABの便利さから優遇されている。
そして続く『第3次Z天獄篇』ではガバール帝国は一度も地球に来ることなく、トライダーと戦う前にとっくに滅亡していたことが判明した…。
もともと、トライダーG7という作品自体が実は主人公側と敵側に殆ど接点がなく、お互いに相手の素性を知らないまま戦い続け、
最終的に敵が撤退して終了するというストーリーであるため、シナリオに絡ませるのが難しいのだろう。 
ゆえに、原作の敵が存在しなくても原作終了後になり得るのである。
原作再現はなくとも、戦う企業繋がりで『ダイ・ガード』、小学生繋がりで『ライジンオー』や『鉄人28号』とのクロスオーバーは多く、存在感はある。

・魔境伝説アクロバンチ
『COMPACT3』と言う非常にマイナーなスパロボに(現時点では)最初で最後の参戦をした非常にマイナーなアニメ。
一応シナリオでは目立っていたはいたが、加入が遅く原作の敵も出てこない為いるだけ参戦。
ただし非常に能力は高くアクロバンチが6人乗りな事もあり、
フォルカや(バグ技だが)「神」隼人バグが使えるゲッターに並びCOMPACT3では最強ユニットの一角と言われる程強かった。

機動武闘伝Gガンダム
ほぼ全てのスパロボでいわゆるガンダムファイトを再現した事がない。
大抵はマイナーなロボット(モビルスーツ)による格闘大会程度の扱い。
『OE』にて初めて「代理戦争としてのガンダムファイト」が行われたが、Gガン勢(というかドモン)はレフェリーで、参加したMSの内半数はガンダムですらないというオチがついた。
てか大佐、頭部を破壊すれば勝利、コックピットを狙えば反則のガンダムファイトにジオングで出るんじゃありません。
但しシナリオでは暑苦しいノリで目立ちまくり、『J』のような一部作品を除けば圧倒的な運動性と格闘能力で戦力として非常に頼りになる。
また、なんだかんだでデビルガンダム関連やギアナ高地の明鏡止水習得イベントや師匠関連のシナリオはわりと再現されているあたり、
いるだけ参戦組の中では優遇されている(あまりにも再現されすぎなせいか『R』や『MX』のように原作後の設定もある)。
…逆に言えばドモン&レイン・シュバルツ・東方不敗・デビルガンダムさえいればGガンのテーマは大体説明できてしまうので、シャッフル同盟はメインキャラにも関わらず声付の作品で初登場したのは『MX』と非常に遅かった
ミケロ・チャップマン・アレンビーですら早々に音声収録されてたのでシャッフル同盟はデビガン四天王以下の扱いである…
またデビルガンダム細胞は設定上で使い勝手が良いのか、全く関係無い作品のユニットが感染する事もある。
ゴステロとかアクシズとか、果てはバンプレストオリジナルのウルタリアとか。

破邪大星ダンガイオー
原作がOVAであり、しかも実質未完で終わったためか、再現できるストーリーが少ないのが難点。
『COMPACT2』の1、2部では出入りが激しく、そのリメイクの『IMPACT』ではギル・バーグの「逆恨み」のせいで、ギルのいるステージでは留守番推奨という異常事態になる。
だが、原作が少ないながらも最後まで再現され、独自展開で決着がついている。むしろ「いる以上参戦」とでもいうべきか。
『K』では原作終了後ながら、ギル・バーグがダンガイオーチームを差し置いてオリジナルキャラ顔負けの大活躍を見せたりした。

戦国魔神ゴーショーグン
よく敵キャラが揃って出てくるため空気ではないように見えるが、ビムラーを巡るドクーガ、ネオネロスとの戦いを描かれたのは『第2次α』のみである。
主人公のケン太は登場しないことが多く、スパロボだけプレイしてる人には、主人公は真吾だと誤解してる人も多いのでは無いだろうか。
また、本来は合体ロボなのに毎度分離ができないことがネタ化している。

・百獣王ゴライオン
映像作品でありながら未だソフト化された事が無い珍しい作品。
『W』で初参戦するものの、敵のガルラ帝国はコメディリリーフで銀の戦死やシンクラインのクーデター等、原作ストーリーが断片的にしか再現されていない。
その内容もウィキペディアの記事を流し読みするだけで原作再現など無理だと感じる程ハードな世界観である為やむを得ない措置であると言える。
獅子座文明という使い勝手の良い設定が存在するので同じライオンの意匠を持つガオガイガーとのクロスオーバーが多く、
Zマスターやソール11遊星主からもマークされており、過去にスキエンティア(ラスボスの片割れ)と戦って引き分けた事からオリジナル敵勢力からも一目置かれている等、
ゲーム内における設定は優遇されている。

疾風!アイアンリーガー
そもそもスパロボに向いて無い(シリアスな戦闘もあるが、それは作中で否定的なものとして描かれている)、熱血スポーツアニメの謎の参戦。
スーパーロボット大戦NEO』での出来事である。
NEOの参戦作品的に浮いてる訳では無いが、初参戦なのに原作終了後だったり明らかに戦闘向きの連中がいなかったりと残念な扱い。
だが、マグナムエースの頼れるリーダーっぷりや、「心」に拘る機械化帝国との絡みなどをみるに、
クロスオーバー的には優遇されシナリオ中で空気にならない存在感を放っている。
ユニットとして見た場合も、マグナムエースの高火力に全ユニット中唯一カットインが2種類あるゴールド3兄弟の存在から、戦力・演出的にも優遇されている。
ロボット同士の次元スポ根アニメという再現困難な内容からか原作終了後参戦の憂き目に遭ってしまったが、スタッフの作品愛はこれでもかと伝わってくる。
ちなみに何故か皆アースティア出身らしい。

SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors
パイロットの概念がなかった『初代スーパーロボット大戦』以来の参戦となるSDガンダムシリーズだが、
舞台が異世界・三璃紗ということで再現することが難しい。
そのため初参戦の『UX』では原作終了後(と言ってもアニメ終了後というだけで、三国伝全体としては途中)の参戦となったが、
赤壁の戦いの最中に劉備ら三候だけでなく死んだ筈の呂布隊もUXの世界に転移した…という設定になっている。
また、ライターがアニメ版三国伝の脚本を手掛けたのもあり、シナリオ面でもガッツリ絡む。
アニメ化された部分より後の「戦神決闘編」の要素も、独自の展開で一部再現された。
特に孔明先生と司馬ビーは世界の謎を解き明かす重要な役割を担っている。
ちなみにSDガンダム達は全員、検査の結果によると「間違いなく人間」とのこと。

SDガンダム外伝
三国伝同様の理由で原作再現が難しく、初参戦の『BX』からほぼいるだけ参戦となった…が、
騎士ガンダムを始めとしたアルガス騎士団の面々はBX世界の各所に飛ばされてそれぞれの役割と持っており、
フルアーマー騎士ガンダムの登場イベント黒邪の機甲兵の意外な正体など、非常に強い存在感を発揮している。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
主人公が敗北して処刑されるというラストや、ハサウェイの年齢設定からか、初参戦のVからいるだけ参戦。
そのため、Vではハサウェイが14歳前後でありながら外見が閃ハサ時代というルリルリもかくやな成長期っぷりであった。
だが、Vの世界観において「空白の10年という時代においてマフティー・ナビーユ・エリンが存在した事実」は重要な伏線であり、
ライバルであるレーンも登場し、ジェリドリディといったガンダムライバル達とよく絡んでいることもあり、存在感は十分であった。

真マジンガーZEROvs暗黒大将軍
寺田P曰く「マジンガーZEROが強すぎて無理」であり、世界が何度も滅びるような超インフレバトルの作品であったためか、初参戦のVからいるだけ参戦。
とはいえ、『衝撃! Z編』と折衷する形でストーリーに深く絡んでおり、無限の可能性の前に敗北したZEROがその可能性と並び立つという夢のある展開が実現する。
続く『X』では……あれ? ZEROさんそっちは……


【余談】
発売前に公開されるPVでいるだけ参戦なのかを判別できると言われる。
戦闘アニメの部分でちゃんと原作の敵と戦っていれば通常参戦、関係ない敵なら原作の敵が出ないいるだけ参戦。
…が、第2次ZのザブングルやUXの三国伝のように「原作のライバルと戦っている」事はあるので注意は必要。

いるだけ参戦なら参戦した意味がない、その分他の作品に容量を回せと非難する人もいる一方で、好きな機体が使えるだけでも充分という人もいる。
まあプレイヤーの中には長年参戦を希望しているのに叶わない作品のファンなどもいるので、いるだけでもマシという考え方も……。


追記・修正はちゃんとシナリオに絡みつつお願いします。

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