道化師

登録日:2011/04/15(金) 15:08:21
更新日:2018/05/10 Thu 23:16:54
所要時間:約 6 分で読めます




ランランル~!!

よく来たネ!よく来たヨ!

よってらっしゃい 見てらっしゃい

人生はエンターテイメントッ!

笑って恐れてさあ大変 酸いも甘いも噛み分けて

”道化師”の項目

張り巡らされたるテントではなく 本日はアニヲタWikiにて開幕いたしま~す

なお この項目は”ル・シルク・ドゥ・ミニュイ”の提供でお送り致しますですハイ

何を意味するかは調べて見ましょ そうしましょ

それではイッツショウターイム!!



派手な衣装に身を包み、大きな鼻を付けたユニークなメイク。
子供達に極上の笑顔を与え、サーカスでは一際せわしく動き回り観客の笑いを誘う。
滑稽な動作や大げさな格好や言動をして他人を楽しませるコメディアン。
道化師とは誰もが持っているイメージ通りのエンターテイナーである。


日本では道化師全般を”ピエロ”と一括りにしがちだが、実際にはピエロは”クラウン”の一種に過ぎない。
曲芸と曲芸の間を埋めて観客の余韻を冷めさせない司会が”クラウン”で、その中でも更に笑いものにされるおどけ役が”ピエロ”である。
区別としては化粧に涙のマークがある方がピエロ。
涙のマークは馬鹿にされながら観客を笑わせているが、そこには悲しみを秘めているという意味を表現したもの。

このような悲喜を織り交ぜたダブルミーニングを道化師自身が抱えているのと同様、人もまた道化師に対して深層心理下で二つのイメージを持つと言われる。
皆を楽しませる典型的な道化と、悪夢の中に現れ、狂気を秘めた笑顔のまま人を苦しめる道化のもう一つの顔を。

道化師の存在そのものに意味もなく説明不可能な恐怖を感じる人間も大勢おり、近年これは”道化恐怖症”とされる。
詳しい原因は解き明かされていないが、やはりその異様で不気味な風貌が原因だろうか。
子供の頃にピエロを恐れた経験を持つ人間は大人になってからもその恐怖を引き摺る傾向が強く、
ネオアメリカ代表のガンダムファイター、チボデー・クロケットもこの類だった。

因みに、ピエロを本業にするプロの道化師さんはこういった症状を抱える人に非常に敏感らしい。
本当にみんなを楽しませたいが故「怖がって自分から逃げる人を見る度に心が痛む」とのこと。


二次元作品としては「普段おちゃらけているのは確かな自信の裏返し」という解釈がされやすいのか、概ね狡猾な実力者として描かれる。

バトルマンガなどで敵サイドに道化師がいたら十中八九かなりの強敵で、下っ端そうに見えても”道化師”というだけでその一団最強フラグが成立するほど。
まぁ中にはどっかの美しき魔闘家バギーみたいにほんまもんのピエロもいなくもないが。

正攻法で戦う事は殆どなく、必ずと言っていいほどトリッキーな戦法を用いるのが共通点(素で最強な例外もあり)。
力の足りなさをカバーするのが目的か、または普通に戦っても強いが回りくどい手段で相手を心身共にいたぶる方が心底好きというパターン等にいくつか分類される。
往々にして愉快犯的な性格をしており、おどけていても本性は冷酷で残忍。


広義の意味では人を笑わせる人間を指す為、体を張ってギャグをこなすギャグメーカーをそう親しみを込めて呼称する事が多い。
一方でロマンスにおいて惨めな引き立て役や当て馬を演じる羽目になった、本人は真剣なのに傍から見ると笑うしかない結果を迎えた人間をそう呼んだりもする。

フィアンセ「あと30分で挙式だよマイステディ」
ヒロイン「………そうね……あの人を忘れて…あなたと……」
恋人「待 た せ た な」
ヒロイン「あ、あなた外国の列車事故で死んだんじゃあっ!?」
恋人「死んだのは荷物を奪った盗っ人さ。俺は一命を取り留めたけど昨日まで記憶喪失で連絡が取れなかったのさ」
ヒロイン「ダーリン…」
恋人「ハニー…」
フィアンセ「あの…もしもし?」
ヒロイン「……ごめんなさい。私、ダーリンの元に行きます」
フィアンセ「あ、悪夢だ……そして僕はピエロだアヒャヒャヒャヒャ!!」


得体の知れぬ不気味さを醸し出す為か、猟奇殺人を取り扱う題材では何かと象徴にされやすく、
古くは明智小五郎の『地獄の道化師』に代表される推理モノの定番である。
道化師がこういう血なまぐさい事柄に絡むことが多いのは、単に不気味さを醸し出しているだけではなく、中世時代にはタロットカードなどにおいて死神がしばしば「道化師の姿」で描かれていたことに由来するともいわれている。(道化師がどんな地位・立場の人間にも「笑い」を与えるように、死神はあらゆる人間に「死」を与える)
ファンタジーものの悪魔とかばいきんまんとかのデザインには、道化師を思わせる要素が入ることも少なくない。
ただ、あくまでフィクションの範疇に留まっていればまだしも、その境界線を越えてしまったら道化師の仕業でも笑えない。


アメリカには通称”キラークラウン”ことジョン・ゲイシーという恐るべき連続殺人鬼が実在した(既に死刑執行)。
正確には道化師の扮装で犯行に及んだ訳ではなく、パーティーでよくピエロの格好をして子供に接近したり、
あるいは服役後にピエロを題材にした絵を描いた為に付いた名称である。
因みに、その絵はいずれもプレミア価格がつきジョニー・デップ等も購入した。

少年を巧妙に誘惑しては乱暴した上で惨殺したアメリカ史上に残る殺人鬼で、犠牲者は最低でも33人。

逮捕され投獄中にも関わらず、興味を抱いて(文通でそうなるよう巧みに誘導)面会した学生ジェイソン・モスを、監視カメラの死角を突いて絞殺しようと試み、
間一髪助かったもののジェイソンに生涯癒えぬトラウマを刻みつけた。

辛くも難を逃れたジェイソンだったが、その後ゲイシーからひっきりなしに自宅へ電話がかかっていたという……。

そしてジェイソンは2006年6月6日に自殺を遂げた。
666は悪魔の数字。これは偶然か?……それとも


このキラークラウン事件はスティーブン・キングの小説『IT』のモデルにもなり、ノンフィクションとしても何度か映像化されている。
興味があれば調べるのも一興だが、非常に気分が悪くなる無残な事件内容なので注意して頂きたい。
何より、”深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている”のだから。


さてさてエンジョイされました~?

お名残惜しくはございますが この項目はここまででござい

全部終わりバイバイウーまたね~……シクシクメソメソ

お帰りの際は足下にお気をつけてお戻り下さいませ

それじゃあみなさん さーようーなーらー♪





…………え? トップページに戻れない?

何で他の項目が見れないのかって?

やだなーもう! いけず!

決まってるじゃあーりませんか そんなの








お 前 に 追 記 修 正 さ せ る か ら だ ろ う が

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