ダオス

登録日:2011/04/11(月) 17:47:42
更新日:2024/03/23 Sat 01:20:32
所要時間:約 6 分で読めます




テイルズ オブ ファンタジア』のラスボス。
CV:塩沢兼人(SFC、PS、本編ドラマCD)/森川智之(OVA以降の新録)


かつて、人間達の世界に脅威をもたらし、『世界征服を目論んだ』魔王。
その力は正に人知を超えており、
魔術で防いでいるのか生身ながら物理的な攻撃が効かないと伝わっているため、魔術によってしか倒せないと伝えられている。

戦闘では物理耐性を持ち、魔術を駆使しつつ肉弾格闘まで仕掛けてくる難敵。
SFC版では設定どおり物理攻撃無効(厳密には、ダメージは通るが即座に回復するという仕様。)という鬼畜仕様。

しかしリメイクのPS版では製作スタッフがロクに設定を見ていなかったのか1・2戦目は全属性30%の確率で無効化(※ただし物理除く)な上に耐性も物理のみ弱点と、
何故か完全に殴って倒してくださいといわんばかりである。
精霊や魔術が無ければダオスを倒せないというストーリー上の設定はそのままなのに完全にスルーされている。
そのため後にアルベイン流剣術は特別にダメージを与えられるという後付け設定が攻略本経由で追加されたが、
原理も理由も不明な唐突な設定で、しかも全ての物理攻撃が通用するのでフォローしきれていない。
3戦目でようやく物理弱点がなくなって他属性の無効化もなくなったので差は縮まっているが、それだけなので攻撃に注意さえすればやはり物理でガンガン押し通せてしまえる。

ちなみにGBA版はSFC版の移植ということやPS版のダオスがおかしいからか、物理即回復仕様となっている。



【作中での立ち位置】

一般的にはアセリア暦4202年(クレスの時代より102年前)のヴァルハラ戦役において、エドワード・D・モリスンらによって倒されたとされていたが、
実際には、彼は時空転移の術を用いて現代編より十数年前の時間に逃れていた。
しかしここでもエドワードの子孫トリニクスらにその力を二つのペンダントに分かたれ、封印される。

そして世界は物語の冒頭に至るまで、平穏を保っていた。

だがその後、ダオスは封印されていた地下墓地を訪れたユークリッド独立騎士団長マルス・ウルドールを操ることに成功、ペンダント奪取に暗躍する。
そしてマルスは封印に関わったメリル・アドネード、ミゲール・アルベインとマリア夫妻を殺害、他にも多くの人々を巻き添えにしながら、ダオスは復活を果たした。

ダオスはその場にいたクレス達を殺害しようとするが、トリニクスの法術とチェスターの妨害によりクレスとミントの時空転移を許してしまう。


次の登場は過去編になる。
部下に命令しハーメルの町を壊滅させたり、アルヴァニスタの王子を人質に取るなどの悪行を行う。

しかしクレス達の活躍によりことごとく破られ、ついにヴァルハラ戦役にてクレス達との直接対決を行う。

勝負に敗れたダオスは時空転移を行い現代に逃亡するが追いかけてきたクレス達に敗北する。
再度転移を行い未来へと逃亡する。

未来での最終決戦、エターナルソードで時空転移を封じられたダオスは全身全霊での対決に挑む。



【使用技】

▼TOP
  • 石化攻撃
SFC版限定。
なんと通常攻撃に石化の追加効果がある。
さすが魔王、鬼畜と言う以外にない。

  • ダオスレーザー
ダオスの立ち位置から画面端まで届くレーザー。ダオスの代名詞とも言える技。
威力も高く浮いているアーチェ以外死んでいることも。
光属性なので、オリーブヴィレッジの雑貨屋の倉庫から手に入るミスリルプレートやミスリルメッシュがあれば50%の確率で無効化できる。2つで12万かかるが
クラースはダメージ半減のトパーズも悪くない。

  • ダオスコレダー
周囲を半球状の衝撃波で吹き飛ばす技。
特技を出したところで食らったりするとかなり痛い。
これも光属性。

  • テトラスペル
ファイヤーボール、アイスニードル、ライトニング、グレイブを連続で放つ魔法。
詠唱も早い。

  • テトラアサルト
連続4回物理攻撃。
威力が高く画面端まで吹っ飛ばされるうえ気絶しやすいので注意。保険としてクレスにピヨハンをつけておくといい。

  • その他中級〜上級魔術
※PS版ではその他にもダオス未使用分も含めたほぼ全ての魔術、音声が出ないフェザーダオス時の技名といった未使用音声が多数収録されている。


▼他作品
  • ミリオンアサルト
テトラ→コレダー→レーザー×2へと繋げる怒涛の連続攻撃。

  • 真ダオスレーザー/スーパーダオスレーザー
TOVのゲスト参戦にて初実装されたダオスの秘奥義
参戦作品ごとに名称は違うが内容はほぼ同じ(魔方陣を展開→魔方陣から小型弾を複数射出→一瞬溜めた後、極太レーザーを放つ)。
なんの対策もしていないと即死級のダメージをもつ。





以下ネタバレ




















ダオスの真の目的は自分の母星デリスカーラーンの復活に必要な『大いなる実り』の入手 。
大いなる実りは、世界樹ユグドラシルが余剰マナによって生成するマナの塊である。
しかしミッドガルズで研究されていた魔科学はマナを大量に消費するため、魔科学の影響によりマナが枯渇しユグドラシルが枯れそうになっていた。

そのためダオスは魔科学を根絶させようとしてミッドガルズへの戦争へと踏み切った。

アルヴァニスタ王子を洗脳し事実上人質に取ったのは同盟国であるミッドガルズに協力させないためであり、
ハーメルの町を襲ったのも、リアの両親であるスカーレット夫妻が魔科学研究者だったためである。
過去・ベルアダム南の森で相対したときは、一度はクレスたちを排除しようとするもユグドラシルに危害が及ぶことを避けて身を引くなど、随所でその目的が垣間見える。

これらの事情から、アーチェは早い段階から『ダオスの目的は世界征服ではないのでは?』と疑問を持った。

また、ダオスの目的を知っていたエルフはクレス達への協力を渋ったり、ダオス自身も過去の世界でのクレス達との対決前には「戦う理由がない」などの会話をしている(過去ダオスはクレス達とは初対面でありそもそも憎まれている自覚が無い)。
ただし、未来に逃走した後には邪魔者として時空を超えた攻撃で始末しようとしている。


最終決戦の末、敗北した彼は『真実を知りたい』と言うミントに応え、自らの背負う使命について語り、死亡する。

彼の亡骸は、マーテルの計らいにより大いなる実りと共に故郷へと旅出っていった。


PS版やそれをベースにした移植版のEDでは、マーテルによって送り出され、故郷へ旅立つダオスの横顔が描かれている。一瞬ではあるが美しく、必見。
特に歌の力が偉大であり、可能ならば吉田由香里さんの「星を空に・・・」が流れるPS版の視聴がおすすめである(移植版だとEDはBGMに差し替え)。


戦争をという道を選んでしまったのは、小説『語られざる歴史』で語られており、
、自らミッドガルズ入りをして話し合いや、魔科学の危険性を説く、特異な能力を持つ自分を被験体とするなどをしたが、人間が魔科学を捨てなかった為である(もっとも一番の原因は愛し、愛されたウィノナを傷つけられた事である)。


なお、デリスカーラーンを襲った事態については、正統な続編である『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』で、
エドワードを中心としたヴァルハラ戦役に至る過程は『テイルズ オブ ファンタジア 語られざる歴史』で描かれている。
彼が過去に転移しない理由も書かれている。

まあ、ここらのダオスはそこまで悪くないよという設定の多くは後付けな上に
小説版は原作との無視できない矛盾点が多い上に、作者の好みなのか完全なダオス贔屓の作品と化しているので反感を抱くファンも多い。


ちなみに原作では過去に転移しないのではなく、未来にしか転移できないとされている。
そもそもダオスの方針や倫理観無視の姿勢から、未来転移と同じ手軽さで出来るのならばしない理由がほとんどない。


確かに原作でのダオスも世界征服やら人間を絶滅させようとまでは考えていないものの、
  • 魔科学の開発を阻止出来ないと見るや躊躇なく戦争をしかけたため、当然ミッドガルズも大量の魔物や魔術しか効かないダオスからの防衛のために魔科学兵器の開発・実用が急ピッチで進み、使用するに至った(なお、原作の反応を見るに魔科学の弊害を知らなかった、あるいはダオスが世迷言を言っている程度の認識だったと思われる)という皮肉な事態に
  • ミッドガルズにも当然大量の一般市民がいるが未来において構わず滅ぼした…というよりも全般的に人命は気にも留めていないという方が正しい(しかもマナの樹や自分の星の住民の命は気にかけているのでそういった感情がないわけではない)
  • アルヴァニスタ王子人質の件もダオスの真意を何も伝えていないどころかほぼ有無を言わさずの犯行であり、アルヴァニスタ王国からすると到底捨て置けない話である
    • 冒険者のメイアーは王子が洗脳されていることを知ったためにダオス(あるいはダオスの手の者)に操られ、しかもクレス一行の襲撃に利用し、迎撃したクレスの手によって殺害される(SFC版でクレスが戦うのは憑りついた魔物だが結局は…)。規模こそ小さいもののれっきとした悲劇であるし、アルヴァニスタ王子を人質にしなければ起こっていなかったであろう事件である
  • 配下である魔物の暴走なのか魔科学とは無関係だと思われるリアも容赦なく殺害
  • そのリアの両親もハーメルの町に居たため、(少なくとも現在は)魔科学に携わっていなさそうだったが有無を言わさず暗殺し、ついでの様に無関係のハーメルの町そのものまで壊滅させて住民を皆殺しにした
  • 封印解除のためとは言え、トーティス村の虐殺やミントの母が無残に殺されたこともダオスの仕業であり、クレスやチェスターの憎悪も当然
  • ダオスを倒すためとはいえミントの手によりマナの樹が枯れることは阻止され、更に魔科学がほぼ失われたことで過去改変後の現代~未来においては魔術が使えている(ミッドガルズ滅亡後はそのまま目的達成出来そう)にもかかわらず、わざわざ邪魔者としてクレス達を未来から殺害しようとする
  • 未来世界においても脅威として君臨しており、例えば海上を封鎖して船なども使えなくしていたり、過去世界のように忍者の里のシノビたちを誘拐、洗脳して手駒に使うなどの非道を行っている…そのため伝説の英雄であるクレス達に未来からの使者が助けを求めにやってくる始末
    • すずの両親も被害にあっており、その結果、すずの手で討ち取られるor自害という救いのない最期を迎えさせられている
  • 前述の通りマルスやデミテルの非道もダオスの洗脳が原因なのだが、マルスは用済みとしてダオスがあっさり殺害orデミテルもクレス達に殺害され、救われない。特にマルスへの扱いから人間への扱いが知れる
  • その他、各地における魔物による被害

等々、完全悪ではないのだが、
クラースが最後に仲間たちにフォローしていたように討たれるに値する悪事をこれでもかとしており、彼の最後は自業自得だと言える。
(※流石のダオスもこの辺は分かっているらしく、マナの樹関連による糾弾はしているが正義を主張したりはしていない)

ゲームにおける「哀しき悪役」のはしりとされ、そのイメージから上記の行為について語られない・無理筋でフォローされたりする事が多いが、
いくら私利私欲ではなく故郷や民を守る事が行動理念だったとは言え、裏返せば守るべき者でない相手に対し思慮を巡らせることは全くなく*1
無慈悲な侵略者、という意味では従来作品の所謂「絶対悪である魔王」となんら変わるものではないとも言える。*2
また表向きの政治・交渉能力が低いためかやけに強硬・暗躍手段に走りがちで、部下や洗脳した人間の統率も基本投げっぱなしや弛みが大きいなど*3、そもそも組織の長としての能力にも疑問符が付いたりする……というよりも悪辣な手段を多用したり自分で洗脳しておきながらその行動を見下すセリフすらあることから、統率云々よりミッドガルズの民以外にはそういう思考がなさそうである。
どれだけ手を汚そうと目的を果たさなければいけないほど多くの物を背負っていたという意味では正に哀しき悪役と言えるが、結局「盗人にも三分の理あり」と言ったところ止まりではないだろうか。


余談だが、魔科学が(過去編当時はデメリットも知らずに)発展したことは、
元を正せばエルフが人間もハーフエルフも徹底的に拒否していたためなので、
(マナがどう循環しているかはエルフは知っていたが、人間・ハーフエルフはよく分かっていなかったし教わってもいなかったため。マナが枯渇した改変前現代でも知られていなかった。)
他人事の様にダオスを少しフォローしていた彼らも冷静に見ると印象があまりよろしくない。
作中でもよく問題提起されていたことだが、せめてハーフエルフへの差別が無ければ大きく違っていたことだろう。


リメイクである『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』にも登場するが、キャラが違う…もはや偽モ(ry
正体はダオスの残留思念。



≪他作品への出演≫

本人は登場しないが、セルフパロキャラとして時属性の晶霊「ゼクンドゥス」が登場。
声はそのままダオスでテトラアサルト、テトラスペルのほか、ゼクンドゥスレーザー、ゼクンドゥスコレダーといったダオスそっくりの技を使う(セリフはない)。
そして、一定以下までHPを減らした状態で「インディグネィション」を放つと例のセリフが聞けるというオマケ演出が用意されている。
開発中に逝去された塩沢氏への追悼として急遽投入したキャラクターと言われているが、真偽は不明。
ゼクンドゥス自身の登場はこれっきりだが、この時のグラフィックは下記『なりきりダンジョン2』でのダオスのベースとして使われる。

  • なりきりダンジョン2、3
衣装で使えるが、初代はコマンド式だったので2で初めてプレイヤーはダオスを動かすことができるようになった。
戦闘ボイスはPS版の流用で塩沢氏。勝利ボイスはなりダン2が「愚かな」、なりダン3が「私の邪魔はさせんぞ」となっている。
この衣装を使い、ダオスレーザーを連発してるだけで勝てると有名。
ただし『2』ではこれらのチート技をガンガン連発してくる彼本人を倒す必要があるが...。ステータスや雷以外の耐性も極めて高くこっちには付かない無敵判定まで持ち合わせているので人選や戦略が悪いとLVカンストのテイルズキャラ両主人公+LV最大の同行キャラで挑んでもあっさり全滅する。
またTP消費も半端ではなく、カンストさせても連戦するとあっという間に枯渇する。装飾品はフェアリィリング固定で良いくらい(それでも軽くはないが)。

  • レディアントマイソロジー2
本編クリア後の隠しダンジョン最深部で待ち構えている、大いなる実りの守り人。いきなり「降りかかる火の粉は振り払わなければなるまい」とか言ってきて戦闘になる。
その強さは同じく隠しダンジョンにゲスト登場する、バルバトスと同等以上。シリーズ初代ラスボスの威厳は伊達じゃない。まぁ秘奥義を与えられてないけど。
倒すと「お前が世界樹の実りそのものだったとは」、「面白い」、「また見えん新しき世界のディセンダーよ」と森川氏のボイスのお陰でかっこよく聞こえるものの、
よく分からん負け惜しみを言って消えていく。

クリア前にクレスからクエストを受けると戦える。この段階では何が目的かわからないまま終わるが、またまたクリア後のダンジョン最下層で待ち構えている。
「ディセンダーなんぞを遣わせるから人間は救世主にすがり、世界が混乱する」と天使だけの国を作ろうとするユグドラシルに賛同し、暗躍。と言ってもサブイベント扱いで、本編にはほとんど絡まない。
2にはなかった秘奥義が鬼畜。全員に当たる上に、対策をしないまま喰らえば確実に死が訪れ、通常技も脅威…だが、メンバーを選べばハメ殺し可。
しかしクレスからダオスをだおs…倒すクエストを受け、ファンタジアメンバーでクリアしてないと発生しないスキットがある。

闘技場で「時を駆ける男」としてゲスト参戦。秘奥義が与えられるも技名は「スーパーダオスレーザー」。ネーミングセンスは相変わらずのようである。
HPをある程度減らしてあの術を出すと、お決まりのやり取りがリタさんと交わされる。

世界樹の番人として登場。え?またですか?。今回は彼が主人公のシナリオも用意されている。
秘奥義の名前が「真ダオスレーザー」に変更されるが「スーパーダオスレーザー」と一緒のもの。


二周年記念イベントのひとつ『ダオス攻略戦』にて、プレイアブルキャラクターとして参戦。
「ダオスレーザー」などのお馴染みにの技に加え、「ダオスセイバー」をはじめとしたオリジナル技も多数用意されている。
また、物理攻撃(とくに無属性の攻撃)に対して非常に強い耐性を持っており、SFC版の「魔術でしか傷付かない」という設定が再現されている。
その代わり、戦闘中にダオスのHPを回復する手段は一切ない。
魔鏡技(今作品における秘奥義)は「ミリオンアサルト」「デストロイ・リジェネレーション」




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  • 技名に自分の名前付けちゃう人
  • 実は続編の主人公
  • ゼクンドゥス
  • ダオス
  • テイルズオブボスキャラ
  • ヴェスペリア←初の秘奥義追加

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最終更新:2024年03月23日 01:20

*1 自分の民とマナの樹は深く気にかけているが、逆にそれ以外に対しては気に病んだり悔やんだりする素振りが一切ない。

*2 「なりきりダンジョン」で語られているが、そもそもデリスカーラーンが滅亡の危機に陥ったのは彼らが戦争に明け暮れた末にマナが枯渇してしまったのが原因であり、悪く言ってしまえば自業自得。にも拘わらず何の関係もない世界(の資源)にその尻拭いを強いるにとどまらず、そこの住民であるクレス達の運命を狂わせていい権利などあるはずがない

*3 ダオスに逆らい、あまつさえ自分の手下にしようとしたマルス、ジェストーナの独断専行、外伝小説ではあるがダオス討伐後もその事を知らずに任務を遂行していた魔物が居たなど