バーダック

登録日:2011/07/14(木) 00:37:00
更新日:2018/03/12 Mon 00:15:03
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これで最後だぁぁぁ!!






バーダックとは、『ドラゴンボール』の主人公、孫悟空の父親でありサイヤ人の一人。
CV:野沢雅子

産まれた時には惑星ベジータ(サイヤ人の星)は既にフリーザの手にあり、彼も含めたサイヤ人全員はフリーザの部下だった。
髪型や輪郭は次男・カカロット(悟空)に、顔立ちは長男・ラディッツに似ており、左頬に傷跡がある。

階級的にはサラリーマンの平社員か係長あたり。
下級戦士にも関わらずエリート戦士、会社でいえば課長クラスのナッパの4000を大きく超える戦闘力、約一万を有する。
ただし汚い花火ことキュイさんには劣る。

その戦闘力の高さの秘密は星を地上げする度に先住宇宙人との戦いで死線をくぐり抜けてきた為で、
サイヤ人の生死の境から復活する度に戦闘力が上がる性質から何度も死地から立ち上がったためにその度に戦闘力が向上し、
下級戦士でありながらエリート戦士クラスの戦闘力を手に入れたのである。
ちなみに子供の頃に下級戦士と判別されたらいくら強くなってもエリート戦士に昇格することは無いようである。

性格は、サイヤ人らしく戦闘を好み、敵を殺すことにも躊躇しない。
しかし仲間意識は強く、任務で共に戦う仲間の死に怒りを感じる事も。

事実、フリーザに裏切られその部下達に仲間を殺された時は、仲間達の血で染まった赤いバンダナを巻きフリーザ軍に単身立ち向かってゆく。
なお、このバンダナは仲間であり親友でもあるトーマがいつも肌身離さず持っていた物である。

このシーンはアニメオリジナル屈指の名シーンだと思うのでみんなにも見てもらいたい。

サイヤ人の一戦士として戦闘力にしか興味無かった彼はカカロット……つまり孫悟空の戦闘力を見ただけで彼から興味を失う。
しかしカナッサ星人の能力により未来を強制的に見させられ、サイヤ人の行く末を理解した彼は、
仲間を殺された事実と相まって『父親』としてフリーザに立ち向かう。

『未来を変える』と豪語してフリーザに立ち向かった彼は押し寄せて来る雑魚を蹴散らし、
フリーザの眼前にまで接近するもフリーザとの圧倒的な戦闘力差の前に、サイヤ人の未来を我が子カカロットに託して惑星ベジータと共に宇宙へ散っていった。

またアニメではこの時、未来で孫悟空としてフリーザと対峙するカカロットのビジョンを見ており、地球に送られたカカロットに希望を託した。
その後、フリーザは超サイヤ人となった息子・孫悟空の手によって倒される。
もしかしたら彼の残したサイヤ人達の意志が、下級戦士だった孫悟空を伝説の超サイヤ人に導いたのかもしれない……。

まぁ、後の地球では超サイヤ人のバーゲンセールが始まるのだが。

おまけに近年超サイヤ人に目覚めたバーダックが登場した。

また、ゲーム版では他のラディッツやらナッパやらターレスやらと同様に大猿形態も披露している。
更に近年では超サイヤ人2、超サイヤ人3、果ては超サイヤ人4までも登場している。




そんなバーダックだが、『バーダックの生き様が好き』という人も多い。強くて優しい悟空にはない荒々しい漢ぶりは大きな魅力である。
終盤、フリーザ軍にたったひとりで特攻をしかける様は心奮えずにはいられないだろう。

要所で流れる彼のテーマ曲『ソリッド・ステート・スカウター』は使われるシーンとマッチする名曲。
ゲームでも使われるので聞いた事ある方も多いのでは。



ちなみに、原作漫画にも2コマだけ登場する。
あのフリーザ様が悟空を見て、「最後まで反抗してきたサイヤ人に似ている」と思い出すほどのインパクトがあったらしい。
ってかフリーザに闘いを挑むやつなんてそうそういないわな。


原作に登場した理由は、作者の鳥山明がアニメでのバーダックを見て感動したからだとか。
すげぇぜ親父。
ただし鳥山明は後にバーダックを描いたことを忘れていた。
…なんだと

因みにバーダックが同じ息子であるラディッツに全くふれていないのはスタッフがラディッツの存在を忘れていた為。
ひでぇ(ゲーム等ではラディッツに対してもカカロットと同様に情を見せるシーンは存在する)。
なおあるゲームで事故で記憶を失ったラディッツがそうと知らぬまま悟空と対面すると「ヒッ!おやじ……」と口走る。
ラディッツにとっては怖い父親だったのだろう。

そして2014年、最強ジャンプのおまけ小冊子上で行われた鳥山明氏へのインタビューで彼の妻がギネという名である事、
彼女がベジータの弟であるターブル等と同じく戦闘に向かない穏やかな気性を持つ数少ないサイヤ人であった事が明かされた。
ギネは鳥山氏の最新作にしてDBの前日譚に当たる『銀河パトロール ジャコ』の描き下ろしおまけ漫画『DRAGON BALL- 放たれた運命の子供』にて初登場。


【余談】
宇宙空間で生身で戦っていたが、これはサイヤ人は短時間なら宇宙で活動可能なため。
(フリーザ軍のジャケットが簡易宇宙服の役割を果たしていると言う説も存在する)
実際に、アニメではベジータやナッパも宇宙空間に普通に出ていたり、悟空も地球から月まで行って帰ってきたことがある。


バーダックの見た未来のビジョンでは第一形態のフリーザと悟空が対峙していたが、実際の未来では悟空は最終形態のフリーザとしか対峙していない。
このことは、バーダックの行動で少なからず歴史が変わったためと思われる。
単に当時原作でもフリーザ最終形態は登場していなかっただけとか言っちゃダメ、絶対

戦闘力一万のくせに毎回死にかけるとか爪甘……そーいうのも触れちゃダメ、絶対。

上述の通り、TVスペシャルで主演を張ったこともあってか、ゲーム作品への参戦回数も多い。
名前が出てきたのは意外と早く、FC版ドラゴンボールRPGシリーズの「激神フリーザ」にて、
悟空が助けたカナッサ星人*1の口から「バーダック」の顛末を聞くことが出来る。

その後はしばらく音沙汰が無いものの、PS2の「ドラゴンボールZ3」で初のプレイアブルキャラ化。
その次の「Sparking!」シリーズ以降はIFストーリーの顔にまでなった。
フリーザにサイヤ人総出で反逆したり、未来に飛ばされて超サイヤ人になった息子と戦ってみたり、
ラディッツの代わりに地球に来て悟空に仲間になれと迫ったら悟飯の存在に「孫(まご)だとぉ~~~!?」とか叫んでみたり、役どころは多種多様。

「歴史改変」がテーマとなる「ゼノバース」シリーズでは影の主役のようなポジションになったり、敵に仮面で操られてみたりと大活躍である。
(なお同作ではこの時に強化改造を受けたことと、自分を利用されたことへの激しい怒りが超サイヤ人2、超サイヤ人3に覚醒する理由付けになっている)

また、アニメで見せたような敵対者に容赦ない残虐ファイターとしての面は薄く、
強敵と戦う事に喜びを見出したり、悟空やターレスなどとの演じ分けの為に口調が江戸っ子的なべらんめえになっていたりもする。

また、バーダックの強さの秘訣を「スカウターで自分より強い奴を発見したら戦いを挑みに行く」
ということで死線を難度も潜り抜けたとするゲームもある。
ちなみにそんなことをしてるのはバーダックぐらいで、普通のサイヤ人は自分より強い相手が確認されると逃げるらしい。



追記・修正頼む。

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