改造(ゲーム)

登録日 :2011/05/03(火) 20:48:47
更新日 : 2017/08/19 Sat 05:53:17 NEW!
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ゲームの楽しみ方は人それぞれである。
通常プレイ以外にも所謂縛りプレイをしたり脇道にそれてばかりのプレイをしたりと多種多様な楽しみ方がある。

何れも決められたルールの中でプレイするという共通点があるのだが中にはその「ルール」自体を変えてプレイしてしまう人までいる。
その「ルール」というシステムやデータを書き換える行為のことを 改造 と呼ぶ。


◆改造とは
前述の通りゲームのデータ自体を解析ツールや改造専用ツールなどの外部ツールを利用する事で書き換える行為の事であり、
文字通りシステムなどを改めて造りかえてしまう。

これは外部ツールやインターネット、PCの普及により現代ではゲームの改造はかなり多種多様に渡っており、
その為インターネットを利用するゲームユーザーにとってはよく聞く言葉になっているのではないだろうか。

オンラインゲームでよく問題になる「チート」も洋ゲーによくある「MOD」も改造の一種と言えるが、
日本では「改造=チート」という認識が強い。
また、ハックロムもゲームを改造した物である。

改造は自己責任で行う物であり、メリット・デメリットを理解していないのなら使用しない方が無難。
ゲームを楽にしたり、一味違う遊び方が出来る一方で、
データが破損したり、使い方次第で違法行為になるといった問題点もある。
特にチート行為は人によって是非が強く別れ、肯定派・否定派の激しい論争が繰り広げられる事が多い。

改造したゲームをプレイする事をそのまま「 改造プレイ 」と呼ぶ。

バグ・ラグ(による影響)・裏技・乱数調整と混同される事もあるが、どれも全くの別物である。


◆主な改造の例
  • 数値の書き換え
キャラクターの能力値や武器の数値を変更する、自機を無敵にする、アイテムを増やす、条件を満たさずに隠し要素を解禁する等。
一般的にチートと言えばこれを指す

  • 登場人物やキャラクターを改変する
登場人物の一部、もしくは全体を別キャラ、別グラフィックに変更しらり、新たなキャラを登場させる。
楽しみ方の例を挙げると脇役などの思いもかけない人物を主役ポジションに変更する事で見た人に「 お前が主人公かいッ!!? 」とツッコんでもらう楽しみ方がある。
MODが容認されているゲームでは一般的な物となっている。

  • 文章を改変する
上記とは別に登場人物の台詞や名前などを改変する。MODが容認されているゲームでは一般的である。

  • BGMの変更・追加
BGMを差し替えたり、新たなBGMを追加したりする。こちらもMODが容認されいる作品ではそこそこ見られる。

  • ゲームの拡張・改良
新たなステージを追加したりUIを変える等。こちらもMODが容認されているゲームでは一般的となっている。


◆改造のプラスとされる点
上記の部分を「利点」と書かないのは法に触れる可能性のある行為である為。
法に触れる云々については後述の問題点で表記する。

  • 自己満足
自己満足と書くと悪いイメージを持たれやすいが実際はそうではなく自分や身内が楽しむ為だけに使用されるもの。
例えば作るだけで満足したり友達と楽しむ為だけにそのゲームを使用するなど。

  • 効率化
ステータスを上げたり(無敵にする場合も)、ゲームの速度を上昇させる事でクリアまでの時間を短縮する。

  • 難易度を変える
主に難易度を下げる為に利用されるが、逆に難易度を上げて遊ぶ人もいる。

  • プレイ内容を見せる
動画サイトなどにプレイ動画を投稿することにより多くの人に見せることでウケや笑いをとったりして楽しむ。
これは所謂「MAD」造りとしても利用される為一部の動画投稿サイトなどでもよく利用される。
ただし、後述の著作権には注意する事。


◆問題とされる点・批判される点
これらの問題点は主にチートや非公認MODに関する問題である。

まず違法性だが、 使用状況によっては違法行為として取り締まられる可能性がある

とはいえ、現行法では完全オフラインゲームであれば改造自体は違法ではないとの認識が一般的。
…だが、著作物の「同一性の保持」を侵害しているとして、訴訟を起こされる可能性はある。
なお、オフラインゲームであっても改造データのfont(#ff0000){販売・頒布}した場合著作権法違反となる判例が確立している(三國志事件・ときめきメモリアル事件など)。

また、 オンラインゲーム(ソーシャルゲーム含む)でのチートの使用は紛れもない違法行為であり
電磁的記録不正作出及び供用罪 」や「 電子計算機損壊等業務妨害罪 」に問われる。
近年では 実際に逮捕者も出ている ので絶対に行ってはいけない。
ちなみに改造を利用したデータをオンラインに繋ぐのもご法度である *1
なお、オフラインゲームで使用できる改造ツールを提供した人物が逮捕された事例もある。

前述の「プレイ内容を見せる」行為も、著作権やモラルに反する場合は取り締まられる可能性があるので注意。

チートの使用には否定的なメーカーも多く、
特にオンラインゲームに関してはアカウント停止等の厳しい措置がされる場合が多い。

以上の事を前提として記載する。

  • サーバーへの負荷
通常とは異なる挙動によって、サーバーに大きな負荷を与える恐れがある。

  • データの破損・故障の危険性
改造によってデータが欠損したり異常をきたす場合がある。
改造によってデータが破損しても保証を受ける事はできない。
公認のMODに関しても自己責任で使用する事。

  • 大会などのイベントに出場出来なくなる
やりこみ派のプレイヤーにとっては重要な点である。
データ破損の危険性や対戦での公平性の維持等の理由からから、
改造データや改造で数値を弄ったキャラクターはイベントでは使用できない。
もし、改造の使用が発覚した場合、優勝者であっても受賞資格の取り消しなどの厳しい措置が取られる。
なお、改造で弄った場合は 数値が正規の範囲であっても許されることは絶対にない
非公式のイベント(オフ会等)でも改造使用者は参加禁止の場合もあるので注意。

  • 対戦ゲームでの使用
改造キャラ、つまり 正攻法ではどうあっても相手が勝てないキャラ で勝負する以上当然問題が起こってしまう。
普通は対戦ゲームは勝つためにするものであるからだ。
そして本来それは一般的には 対等なルールと条件 に則ってこそのものであるのだ。
スポーツと同じくルールが存在している以上それを犯せば非難は起きるのは事実であり当然である。

対戦ゲームではチート対策は非常に重要な物であり、チート対策の質が作品の評価に影響する場合もある。
現状では、多くのゲームでいたちごっこが続いており、大きな問題となっている。

  • 制作者への礼儀の問題
ゲームはスタッフの「努力」や「思い」といったものが込められている「作品」でもある。
その「作品」を改造で滅茶苦茶にするのは、スタッフに対して失礼であるという意見も存在する。

  • 良心やモラルの欠如
改造は違法行為にもなり得るグレーゾーンの行為であるのだが、
それは蔓延したりそれが当たり前の風潮になれば間違いなく罪悪感が薄れていく。
改造を行うユーザーが「皆がやっているから別にいい」と思うようになったり、
誰かに非難されたら「皆やってるのに俺だけ非難するのかよ」と開き直ったりする場合もある。

データ交換できるゲームを例に出して考えれば、交換で誰かに改造データを送ったとしよう。
その後相手が交換を繰り返しどこかで知らない子が知らず受け取ったとすればその子はもう公式戦に出れない危険性がある。

このように最初は身内だけで遊んでいても意識の緩みから 第3者に迷惑がかかる恐れ まで起きるのだ。

自転車の二人乗りで例えるとわかりやすいだろうか。
本人(身内)達の意識にはないが道路を走っている人や車(他のユーザー)は他にもおり、注意しなければいけない点が個々にあるのだ。

個人で楽しんだり身内でやるのは当然批判は起きない。
子供の遊びに「俺ルール」を使うと思えば解りやすい。
ルールが正確に適用されない 」のはやはり問題である。




肯定派も否定派もやはり相応の言い分がある。中立的に追記・修正をお願いします。

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