ノブナガ=ハザマ

登録日:2011/12/13 Tue 13:44:53
更新日:2024/04/06 Sat 15:50:10
所要時間:約 5 分で読めます




俺の間合いに入ったら
斬るぜ



ノブナガ=ハザマとは『HUNTER×HUNTER』の登場人物。
盗賊集団"幻影旅団"、通称蜘蛛の一人。

CV:松山鷹志(フジテレビ版)→内田直哉(日本テレビ版)


人物

ちょんまげに浪人風の和服を着た、髭面の痩身の男。
一般人に溶け込んだ時には髪を解いており、服装はかなりラフなもの。
ガラの悪い聖☆おにいさんのイエスにしか見えない。


幻影旅団における主な役割は表立った戦闘。
この役割の中には特攻や、死ぬ事さえも含まれる。
団員番号は1。
日本刀を持ち歩く事から分かるように居合術の達人。
勿論念能力者であり、系統は強化系。
もっとも本人はそのことが気に食わない。

人を殺す事には微塵の躊躇いも持たないが、その一方で非常に仲間思い。
また、直情的で単純一途な性格が目につくも、ヨークシン編での鎖野郎、則ちクラピカの正体や目的を少ない情報量で推察し、その殆どを当てるなど頭も切れる。

幻影旅団設立初期からのメンバーであり、ウボォーギンとは親友。
よく喧嘩していたが、いざ戦いとなると無類のコンビネーションを発揮していたとの事。

言うまでもなく外見と名前のモデルは織田信長
ハザマも桶狭間の戦いに因むのだろう。短気な所とかも。

活躍

ヨークシン編にて初登場。
集まる競売品を根こそぎ盗む為召集される。
登場して早々にフランクリンと喧嘩するなど、かなりの短気な一面を見せた。
ちなみに、旅団にはメンバー同士のマジギレ禁止というルールがあるのだが、周りの団員は誰も止めなかった。
マジギレではなかったのだろう。多分。

ヨークシンでの活動中、ウボォーギンがマフィアに拉致された事により仲間らと救出しにゆく。

その後ウボォーギンが鎖野郎(クラピカ)にリベンジを仕掛けるも返り討ちに遭い殺された事により鎖野郎への復讐心を募らせる。

自身を尾行しにきたゴンとキルアを捕縛し、アジトにて暇つぶしにゴンと腕相撲を行う。
結果はノブナガが連続勝利を収めているがノブナガがゴンに「鎖野郎を知らないか」と聞き、ウボォーギンの事を如何に大事に思っていたかを語り涙を流す。
その姿を見たゴンに「何故その涙を自分が殺した人間へ向けなかったんだ」と激昂され、腕相撲に一度だけ敗北する。

フェイタンにゴンは取り押さえられたが、ノブナガはウボォーギンに通ずるふてぶてしさをゴンから見いだし、仲間にならないかとゴンに勧める。
ゴンは当然これを蹴るも、ノブナガはどうしても仲間にしたいと主張し、ゴンとキルアを自分の監視下に置き監禁する。
だが、ゴンのとっさの発想によりおめおめと逃げられてしまう。

その後、クロロに鎖野郎への復讐を提案するも、ネオンから予知能力を盗んだクロロが旅団の運命を占い、却下された。
が、ヒソカの予言改竄により旅団はヨークシンに留まる事を決めた。
その際ヒソカの予言を見て彼を裏切り者と判断し襲いかかるが、団長に阻まれてしまう。

しばらくしてゴンとキルアが旅団に再度捕縛された事に喜ぶも直後団長が鎖野郎に拉致された事により、鎖野郎の要求を呑んでパクノダ一人に交渉に向かわせようとするも、「団長を見殺しにして旅団を生かす」派の旅団員らと仲間割れを起こす。

やがて旅団の意見がまとまり、パクノダは交渉を終えた。
帰還したパクノダが命を犠牲にして仲間に全てを託した事により旅団のヨークシンでの活動は幕を閉じた。


  • GI編
出番はあまりないが、団長にかけられた念を解除する除念師を探すために暗躍する。


  • キメラアント編
出番は無いが、仲間達の会話から他の地区で暴れているキメラアントを討伐しにいったようだ。


  • ハンター選挙編
旅団の動向が不明な為、出番無し。


  • 暗黒大陸編
仲間を殺したヒソカを追って、他の団員と共にブラックホエール号に乗り込む。
闇物資に紛れ込ませた武器を取りにフィンクス・フェイタンと共にカキン王国のマフィア・シャ=ア家が管理する倉庫に赴く。
しかしそこに空間移動能力を得た別勢力のマフィアの構成員が闖入、彼らの抗争に巻き込まれることになった。


戦闘能力

素の身体能力は高く、屋外から建物の4階に一瞬で侵入したり、アニメでは走行中の車から車に飛び移るなどのアクションをやってのけている。
ある程度念を修めた者に使える「円」も習得している。
旅団内の腕相撲のランキングは13人中9位。
強化系なのに割と弱い(旅団の仲間曰く「強くも弱くも無いくらい」)*1

2022年現在、団員の中でノブナガのみ能力が全く判明していない。
強化系であることは判明しているが…
シャルナーク曰く、自分やノブナガの能力は替えが効くという発言からそこまでレア(風変わり)な能力ではない模様。

居合いの構えをとり、半径4メートルの"円"(つーかこれが限界!)を張り、自身の円に入った者を即座に斬る事が関連していると思われる。

またタイマン専用で*2誰かと組んで戦うことに向かない能力ということも判明している。


旅団内での扱い

ヨークシンでの出番自体はかなり多いのだが、彼の扱いはかなり悪い
具体的に挙げると

  • マフィアの精鋭部隊"陰獣"の梟にあっさりと捉えられる(車の後部座席の真ん中に乗っており、状況的に梟の能力を回避するのが困難だったのだが)

  • 腕相撲は13人中9位なのを「強くもないし弱くもない」とフォローされる。どうみても弱い方だが…まぁ、ある程度横並びなんだろう
    本人は強化系であるのに、変化系のヒソカやマチ、具現化系のボノレノフにすら負けている(だからと言って筋力が強くなくてはいけないわけではないが)。因みに彼より腕力の劣るのはシャルナーク、パクノダ、シズク、コルトピと非戦闘員のみ*3

  • シズクに殴打され、アジトに戻るまで情けない格好で気絶していた。とは言え、これは背後からの予想外の不意打ちだったので仕方ない。

  • 「円」の範囲が4メートルと極端に短い(自分の間合いの範囲)
「円」の範囲=強さに関連するわけでは無いが、直後にコルトピの「円」の役割をした具現化能力、
ゼノの球形に半径300mが現れた事からしょっちゅう比較されるなど可哀想な事に…

  • 団長であるクロロに直接「少し黙れ」と警告されたり、上の記述のように提案を却下され続ける。ノブナガ自身は固い忠誠があるのに*4

旅団のヘタレ要員として読者からは愛されてい…る?



そんな彼だが、ヒソカからは玩具として認められている。
元々超人揃いの蜘蛛にいることだし、相当の実力者であることは間違いないだろう。


やったねノブちゃん!

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最終更新:2024年04月06日 15:50
添付ファイル

*1 同じ強化系のウボォーとフィンクスはそれぞれ1位、2位とトップ層に君臨している

*2 フランクリン曰く「限定条件付き」

*3 それでもブービーのシズクでさえ利き腕でないにも関わらず当時のゴンとほぼ同等の腕力を誇るが

*4 彼の意見が旅団にとって何のメリットもないため、彼自身に問題があるとも言える