BLOOD+

登録日 :2011/03/22(火) 06:41:05
更新日 : 2017/05/07 Sun 09:26:10
所要時間 :約 6 分で読めます




BLOOD+とは2005年から2006年にTBS系列で 土曜6時に 放送されたアニメである。


機動戦士ガンダムSEED鋼の錬金術師同枠にも関わらず、ゴールデンタイムに 逆レイプ をかました恐らく唯一の作品。
他にも第1話から人間を斬殺していく等の表現が多かった為、PTAからの苦情が相次いだとか。
伏線の未回収部分や敵の小物化、後半に露骨化するアメリカ叩き、何故か当たり前のように外国語を喋れる主人公ら……等々の問題点も多いが、主人公小夜の葛藤や敵サイドにも魅力のある登場人物、仲間の死を経てそれぞれの人物が成長していく良作である。

物語は全50話で、沖縄編、ベトナム編、ロシア編、フランス編、イギリス編、アメリカ編からなり、前半と後半の別れ目は赤い盾の崩壊を境にしている。
OPとEDは1クールごとに変わり、HYDEやUVERworld、中島美嘉、アンジェラ・アキが担当してた時もあったので、本作を知らずとも曲は聞いたことがある人が多いのではないだろうか。

あらすじ

音無小夜は1年以上前の記憶がない以外は普通の女子高生、陸上部に所属する彼女は学校に忘れたスパイクをとりに戻るが…
そこには無惨に殺された教師の死体と翼手と呼ばれる怪物がいた
追い詰められた小夜の前に棺を担いだ青年が現れこう言った


小夜、戦って



主な登場人物

音無小夜
(CV.喜多村英梨)

「ディーヴァは私が倒す!!」

1年以上前の記憶を無くしている少女。
大食漢なところ以外は普通の女子高生。しかし実際はこの世で唯一翼手を倒せる「血」を持つ。
とある事情により、 物語終盤に近づくにつれ実力が落ちていく という非常に珍しいタイプの主人公。

ハジ
(CV.小西克幸)

「小夜…戦って」

追い詰められた小夜の前に突如あらわれたイケメン。自らを小夜のシュヴァリエと言い、棺とナイフを駆使して戦う。
右腕が翼手化しているが、これは元に戻せないのではなく、敢えて戻さないようにしている。
終盤には翼も生えイケメン度増大。
イケメンだが(性格が)不器用。
手先は器用。

宮城カイ
(CV.吉野裕行)

「俺だって…!」

小夜の義兄。
序盤はデビッドにフルボッコにされたり、ベトナム編では足手まとい扱いされることが多いが、1年の時を経て小夜を支える漢に成長する。

宮城リク
(CV.矢島晶子)

「小夜ねえちゃん!」

カイの実弟。
カイとともに翼手との戦いに巻き込まれていくショタ要員。
途中小夜のシュヴァリエになるが、それが仇となりディーヴァに 逆レイプ された挙げ句に殺害される。
この回の矢島さんの一人二役はなかなかの見物。

宮城ジョージ
(CV.大塚芳忠)

「明日のために今日を生きろ。笑顔を忘れるな」

小夜とカイ、リクの養父。元アメリカ軍の軍人で小夜の過去を知っている人物でもある。
素手で翼手を貫く等の活躍を見せたが…


余談ではあるが、宮城一家の苗字は「宮城」と書いて「みやぐすく」と読む。
「グスク」は沖縄の方言での「城」という意味。

最近の沖縄苗字で「グスク」と読ませるのは実は珍しい。

デヴィッド
(CV.小杉十郎太)

「赤い盾」のメンバー。
沖縄では小夜の監視役だったが、小夜が覚醒した後は小夜のサポート要因として活躍する。
しかし、赤い盾が崩壊すると酒浸りの生活になり、かつてフルボッコにしたカイにフルボッコ(本気は出していない)にされる程のヘタレになった。
が、小夜やジョエルと再会したことにより復活する。
実はあの変態拳銃S&W M500をメインウェポンとして扱っている。
威力や携行性、翼手の耐久性を踏まえると選択としては間違ってはいないが、素直にライフル使え。

ジョエル・ゴルトシュミット
(CV.石田彰)

「赤い盾」の若き長官。
初代ジョエルの過ちが招いた惨劇を償い、自分の代で悲劇を終わらせるべく「ジョエル」の名を受け継いだ。
カールの攻撃によって下半身不随になるものの盾の長としての意志は揺らがず、危険な状況にも怯まない強心臓の持ち主。

ルイス
(CV.長嶝高士)

「赤い盾」のメンバー。本名はチャーリー。諜報担当の陽気で太った黒人。料理が得意。
元CIAで元アメフト選手。
当初は6話で死亡する予定だったらしい。

ジュリア・シルヴァスタイン
(CV.甲斐田裕子)

「赤い盾」のメディカルスタッフで小夜の主治医。
エロい服を着たり、髪型を変えたりしてデヴィットにアピールするも相手にされず。
恩師コリンズにそそのかされて一時ディーヴァ陣営に入り、翼手の研究を続けるも、最終的には小夜達のもとに戻る。

コリンズ・アイストン
(CV.梅津秀行)

「赤い盾」副長官でジュリアの恩師。
翼手研究の成果を発表したくて、ジュリアを連れて「赤い盾」を裏切る。
だがジュリアの方が高評価だったために彼女を殺そうとする。

謝花真央
(CV.小清水亜美)

ヤクザの父を持つ、カイの女友達。
かなり勝ち気な性格で、旅立ったカイを追うために実家の金を持ち出し、翼手事件を追う岡村と共にヨーロッパへ渡り、やがて小夜達に協力するようになる。
漫画版ではアニメとは外見も扱いも別人で、自分をかばって重傷を負った小夜を化け物扱いして離れてしまう。

岡村昭宏
(CV.伊藤健太郎)

琉球毎日新聞の記者。
コザで起きた連続通り魔事件の取材から米軍の関与と翼手の存在を知り、謝花と共に小夜達を追う。
その後はデヴィットらと共に情報収集に協力する。
漫画には登場しない。


ディーヴァ
(CV.矢島晶子)

「小夜姉様だ〜いすきで大嫌い!」

もう一人の翼手の女王。
SAYAと呼ばれる翼手のミイラから生まれた小夜の双子の妹。
人間として育てられた小夜とは対照的に塔の中に幽閉され育てられた為、性格はひねくれていて、残虐。
赤い盾の本部を襲撃した際にリクを 逆レイプ し殺した。その際にリクとの子供を身篭る。
彼女の歌声は特定の人物を翼手に変貌させる力を持ち、彼女の血は小夜とそのシュバリエを殺すことが出来る。
なお、 自分のシュバリエ達全員(プラス人間の男達)とは経験済み らしい(交配の為に)。

アンシェル・ゴールドスミス
(CV.中田譲二)

ディーヴァのシュヴァリエの長男。
旦那ではない。
己の探求心の為にディーヴァの血液から作られた薬や食品を蔓延させ、人類翼手化を目論んでいた黒幕であり、実質的な物語のラスボス。

ソロモン・ゴールドスミス
(CV.辻谷耕史)

シュヴァリエの四男。大手企業のCEOでヴァンの上司にあたる才色兼備のイケメン。
ベトナムで出会った小夜に心奪われ何度もアプローチをかける。
死に際がとにかくイケメン。


カール・フェイオン
(CV.佐々木 望)

シュヴァリエの五男。通称ファントム。
かつてベトナムで暴走した小夜に斬られて以来、狂喜に取り憑かれ執拗に付け狙う。コスプレが趣味の残念なイケメン。

ジェイムズ・アイアンサイド
(CV.大川透)

シュヴァリエの六男。黒人。
軍人故に冷徹で生真面目だが実はかなりのマザコン。一度死にかけてシフを作った技術で復活するも、同時に一気に小物化した。

ネイサン・マーラー
(CV.藤原啓治)

シュヴァリエの末っ子。オカマ。
掴み所がなく奔放だがキレると兄達をも沈黙させる。色々と謎が残るがおそらく唯一ディーヴァを理解していたシュヴァリエ。
しんのすけとひろしではない。
ディーヴァファミリーの中で唯一生き残るが、小夜に自分を殺すよう頼む。 実は小夜とディーヴァの母親のシュバリエ。最終話でちゃっかり生存してた。

ヴァン・アルジャーノ
(CV.諏訪部順一)

「まさか…サムライマン?…」

序盤は大ボス的なポジションで登場するも、話が進むにつれて中間管理職っぽいポジションになる。
飴玉が大好き、小夜にサムライマンというあだ名を付けた。


シフ
(モーゼス、カルマン、イレーヌ、ルルゥ、ギー、ダーズ、グドリフ、ヤーン、ディスマス、ゲスタス)

アンシェルの差し金で作られたシュヴァリエに近い翼手達。
自滅する兵器として生み出され、“印”が現れると結晶化が進み死に至る。また、太陽の光を浴びると消滅する。
最初は噛ませ犬かと思われたが、カイの説得をきっかけに後半は共に戦う仲間となる。
基本的に端正な容姿の少年少女との事だが明らかに怪しいのがいるのは気にしない。猫娘やドワーフがいるのも気にしない。




ちなみに漫画版は大筋の設定こそ同じだが、それぞれのキャラの性格や展開が全く異なる為、本編とはほぼ別物である。
…もちろん漫画故にますますグロさやエロさに遠慮が無い。

音楽はハリウッド映画の作曲家を起用しているため非常に質が高く、サウンドトラックの評価も大好評である。


この度新たなBLOODプロジェクトとしてBLOOD-Cが放送されることとなった。
キャラクターデザインはCLAMPである。
小夜の名前はあるが果たして…



ネイサン・マーラーはここで追記・修正するのよ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/