零崎双識

登録日:2010/07/30(金) 15:10:53
更新日:2023/02/07 Tue 09:55:22
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「それでは零崎を始めよう」


零崎双識(ぜろざき そうしき)

『人間シリーズ』の登場人物。


零崎一賊》の特攻隊長にして長兄。一賊のリーダー的存在。《自殺志願(マインドレンデル)》《二十人目の地獄》、≪首斬役人≫の二つ名を持つ。

戯言シリーズ』及び人間シリーズに登場した中で唯一、零崎以外の名前を持たない殺人鬼。

“試験”と称して人を殺す。
妹マニア、且つ女子校の制服に詳しく、萩原子荻を辟易させるほどの“ストーカーよりなお悪い”正真正銘の変態で、彼女に「あの男、女子中学生に関してはプロよ」と言わしめた。
弟達を物理的に束縛するのが趣味?
スカートの下にスパッツを穿くのは邪道らしい。
特技はコサックダンス。だが、よほど機嫌がいいときでないとめったにやらない。

人識曰く、「鋏振り回して喜んでる妹マニアの変態」。
しかし、人識が唯一零崎内で「家族」として認めている人物でもある。

そして何故か零崎一賊や直接対峙したプレイヤー以外には「強い、かつ紳士的」と言う風に噂が広まっている。
さすが変態紳士。
外見は、背広を着た針金細工の人形のような印象。異様に手足が長く、髪をオールバックにし、銀縁眼鏡(伊達)を愛用する。

実は、《自殺志願》を使わない方が圧倒的に強く、『その場にある物』で戦うと、闇口濡衣を一時的に捕縛することができる。

嫌いな言葉のBEST3は不誠実、無責任、非人情。かなりの変わり者。自称「平和主義者」「白い鳩のような男」。あんたが言うな。


≪自殺志願≫
双識の得物で、握り部分を半月輪状にした両刃式の和式ナイフを二振り、ネジで可動式に固定した大鋏。分解して二振りのナイフとしても扱える。
後に零崎舞織の手に渡る。古槍頭巾(11代目)の作。双識の背広の内側に、《自殺志願》を収納するポケット(ホルスター?)がある。


双識の名(迷)言
「それでは零崎を始めよう」

「うふ」「うふふ」

「私の妹にならないかい?」

「私の妹に手を出すな」

「伊織ちゃん! お兄ちゃん助けに来たよ!」

「妹を束縛したのさ」

「――なんで火がつかねえんだ!ジッポーってのは火ィつけるための道具じゃねーのかよおおおおおおっ!!!」

「私としてはスカートの下にスパッツをはくのは邪道だと思うのだよ」
「しかもあの女、スカートの下にスパッツを穿いていやがった……あんな物体、大人の女性が穿くものなのか? かなりのがっかりだぞ」

「こればっかりは先に聞かせてくれ、きみはスパッツという穿物をどう思う?」

「兄を殺す弟というものはこの世に存在しても、弟を殺す兄というものはこの世に存在しない」
「弟を殺す兄。そんなものはもう存在としては兄とは呼べないのさ。そいつは最早人ではないし、そいつは最早鬼でもない」

「よくも私に『彼女』の姿を破壊させたな――とか言いたいところなのだけどね。幸いながらにして残念ながら、ちっともさっぱり破壊できなかったことだし、ここでは愛すべき弟の台詞を引用することでそれに換えさせてもらうよ」
「老若男女、容赦なし、だ」

「『彼女』のような化け物を『敵』としてしまった場合は意地が何でも死ねないが――きみ程度ならば、一賊の誰でも楽勝だ。は――それに、私の可愛い可愛い『妹』が、薙真くんに殺されているって? そんなことはありえないな。誇大妄想もいいところだ、今、私は確信したよ。きみのような小心者の弟如きに殺される――我が妹ではない」


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最終更新:2023年02月07日 09:55