零崎人識

登録日 :2010/07/25(日) 20:47:33
更新日 : 2017/02/06 Mon 12:51:08
所要時間 :約 5 分で読めます




「殺して解して並べて揃えて晒してやんよ」


零崎一賊》の鬼子。
一賊同士の間で生まれた血統書付きの《零崎》。

その出自故に、一賊内では一種の禁忌と見なされており、零崎双識以外に積極的に関わろうとする者は少ない。「いーちゃん」の対極の存在。

零崎曲識』の時に高校受験云々と言っているので、本編登場時の年齢は、いーちゃんと同じ19歳か20歳。
他の零崎一賊が殺人ないし、戦闘行為を行う前に「零崎を始めよう」と宣言するように、人識は「殺して解(バラ)して並べて揃えて晒してやんよ」と殺し文句を宣言する。

特に二つ名はなかったが「いーちゃん」によって《人間失格》と呼ばれる事になる。
尖ったものが好き。背の高い女が好き。好みのタイプは殺さない。
一度も返り血を浴びたことがないという触れ込みで、ナイフにも血の跡どころか血の臭いさえつけずに人を殺すことができる。甘党。自称犬好き。歌うのは嫌い。

本質的に器用で一通りの事はそつなくこなす事ができる。衣服の改造(ナイフを仕込む)や武器の制作なども自分で行っている。

服、靴、所有しているナイフの柄と、いたるところに鏡の向こう側である「いーちゃん」のトレードマーク、 ◎(二重丸)が施されている。因みに、自身のトレードマークは顔面に施された刺青の模様。
無理をすれば能瀬慶子に見えないこともない。
表の世界での名前は「汀目俊希(みぎわめとしき)」。

顔面(右頬)に刺青を彫り、右耳に三連ピアス、左耳に携帯ストラップをつけている。
身長は150cm弱で、男性としては小柄。アホ毛がある。

通っていた中学校は、その周辺ではかなり名の知れた私立進学校であり、普通の学生を演じていたが、当時のクラスメイトを虐殺した出夢と殺しあったことで進学を断念することになる。


零崎の特徴である家賊意識について指摘されると人識は零崎双識以外は家賊とは思わないとよく言うが、双識以外の一賊の者も決して嫌っているわけではない。
また、「人間関係」時に市井遊馬に匂宮出夢との関係を聞かれたとき、「家族のようなものだ」とも発言している。

ある程度は常人と同じ感性を持っている模様。
殺されかけた「いーちゃん」を度々助けたり、怪我をした「いーちゃん」 に応急処置を施すなど、いい加減に見えて割と面倒見がいい。

零崎一賊の唯二の生き残り(もう1人は舞織)である。
初出は"クビシメロマンチスト"。

京都連続通り魔事件の犯人で、7人目のターゲットが「いーちゃん」であった。

「このライトノベルがすごい!2006」では男性人気キャラクターランキング6位、「このライトノベルがすごい!2007」では同ランキング3位を獲得している。


零崎人識の名(迷)言
「傑作だぜ」

「お前何よ?俺みたいなんに訊かれたくないかもしれないけどさ。これって犯罪だぜ?暴行傷害殺人未遂。理解してるか?やっていいこと悪いこと」

「走れ、メロス」

「あの女激怖いよ!!」

「女の子と手繋ぐのって、僕、初めて」

「セーブ中のメモリーカードみてーな気分だぜ。つまり抜き差しならない状況ってこと」

「なぁ……なんで人間って死ぬのかな?」

「兄貴にもされたことねえのに……、絶対に絶対に絶対に許さねえ……匂宮出夢……、今度会ったらすげえキスしてやるからな……」

「骨折って、元に戻るとはかぎらないんだぜ?一生野球できないかもしれないぜ?」

「飛縁魔だか泥田坊だか知らねえが、そんな妖怪軍団みてーな連中、この俺が殺して解して並べて揃えて」
「愛」
「してやんよ……って愛するか!」

「愛してんぜ、アホが!」

「全く……因果な人生だよな、欠陥製品」

「俺は不通だよ。思い通りになることも、期待通りになることも、何もねぇ」

「零崎人識で、お願いします」

「俺はな、その昔、出夢のことが好きだったんだよ---今でも好きだ」


以下、重大なネタバレ有り


































実は『両親が零崎と言うだけで、人識自身は零崎では無いのではないか』と絵本園樹に指摘されている。
無論、彼が暴力の世界で生き残り生き延びているのは、彼が持つ資質や素質や圧倒的ポテンシャルの高さ故なのだが、しかしそれでも、それは明らかに『無理をしている』と絵本は言う。
その証拠に人識の身体は過剰な鍛錬や緊張、行使や酷使に耐えかね、至る所がもはやボロボロの手遅れであり、今後戦闘を行わなくとも、近いうちに『天寿を全うする』と断言された。
また、零崎一賊が殺人鬼として持つ絶対的、宿命的な『殺人衝動』も、人識はほとんど持ち合わせていないのかも知れない、と言及されるに至っている。

ともあれ、自分の身体がもう取り返しのつかない状態になっていることは人識自身もある程度自覚しているようだ。
しかしながら、無桐伊織など、家賊に危機が迫ることを察知した時の比類無きモチベーションの爆発は、零崎一賊の特質が著しく表れているとも言える。
一応、戯言シリーズ本編から八年後の時点では存命である。結局のところは判らず終いである。




追記・修正してくれたらそいつを………
殺して解して並べて揃えて晒して刻んで炒めて千切って潰して引き伸ばして刺して抉って剥がして断じて刳り貫いて壊して歪めて縊って曲げて転がして沈めて縛って犯して喰らって辱しめてやんよ
俺にできること―――全部してやる

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