秘密結社(装甲騎兵ボトムズ)

登録日 :2011/10/22(土) 14:45:43
更新日 : 2017/10/15 Sun 16:01:32
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装甲騎兵ボトムズシリーズに登場する組織。


物語の舞台となるアストラギウス銀河において政界・軍部・財界などに広く影響力を持っていたとされるが、組織の実態については未だに不明な点が多く、組織の正式名称も不明である(そのため、クエント編ではギルガメス・バララントから神の子の組織とも呼ばれている)。


主な活動としては武器の開発・生産・売却があり、パーフェクトソルジャー(PS)や新型アーマードトルーパー(AT)の開発に力を入れている。特にPSに関しては小惑星リドにてギルガメス軍が開発していたPSを奪取し、調整や実戦投入を行っている。

兵器産業の他にも様々な行動を起こしていたらしいが詳細は不明。

主人公のキリコ・キュービィーとは浅からぬ因縁があり、小惑星リドにて口封じに失敗して以降、彼を危険視して幾度となく始末しようと目論むがことごとく失敗に終わっている。


その実体はアストラギウス銀河の神と言うべき存在ワイズマンの信奉者であり、ワイズマンの指令を受けて歴史の影で暗躍してきた神の手足とも言うべき存在。


彼らは自身の後継者たる異能者を求めるワイズマンの為に異能者が生まれ易くなる環境……即ちより激しい戦火と混乱を発生させるべく活動しており、PSを始めとする各種兵器の開発もその一貫に過ぎなかった。


組織の活動は実を結び、遂にワイズマンの後継者たるに相応しい男が現れる。その男の名はキリコ・キュービィー……他でもない組織が危険視し幾度となく敵対していた男である。


ワイズマンの後継者となったキリコの指揮下に入った秘密結社だが、役目を終えた彼らは既に用済みであり、ある者は粛清され、またある者は捨て駒にされ、最終的にワイズマンの下へ向かうキリコの盾となり全滅した。


後に、元はアストラギウス銀河最大の宗教組織マーティアルの一教区だったが、マーティアルが禁止する戦闘目的での人体改造、即ちPS開発に関与したために破門されたという設定が追加されている。



◆構成員
元ギルガメス軍人が多いのが特徴。彼らはワイズマンに従う見返りに地位や財産が約束されていたと言われている。


▼アルベルト・キリィ

声:亀井三郎(第1話のみ、緒方賢一)

秘密結社の最高幹部。元ギルガメス軍少将。基本的に後方から下位の構成員に指示を出していたが、クエント編では自ら戦艦に乗り込み陣頭指揮を執っていた。

ワイズマンから直接指示を受ける数少ない人物で、その意向には忠実。その一方で、アロンとグランに唆されてクエントに残る超古代文明の技術を手に入れようと画策するなど、野心家としての一面も持つ。

クエントでキリコ達を捕らえた後、ワイズマンの意を受けてキリコ達と共に人工天体へと招かれるが、キリコを後継者として選んだワイズマンに用済みとして粛正された。


▼アロン・シュミッテル&グラン・シュミッテル

声:野島昭生(アロン)、二又一成(グラン)

秘密結社にてPS開発に携わる双子の技術者。二人ともいわゆるオカマ言葉で話す。

サンサ編ではキリコとフィアナ(プロト・ワン)の追撃に向かうイプシロンの調整を担当する。
クエント編では知的好奇心を抑えられずに古代クエント文明の技術を手に入れようと目論むが、逆に翻弄され散々な目に遭っている。

後にキリコがワイズマンの後継者として秘密結社の指揮を執ることになった際、これを不満に思ったアロンはキリコを殺そうとするが、逆にアーマーマグナムで胸を撃ち抜かれて死亡。
残ったグランはキリコやワイズマンへの恐怖からキリコに帰順し、ギルガメス・バララント連合軍が秘密結社とキリコの殲滅に乗り出した際に艦挺で応戦するが、キリコの盾として乗艦もろとも戦死する。


▼セルジュ・ボロー

声:緒方賢一

秘密結社幹部。元ギルガメス軍情報部少佐。マーティアルから破門される前の名残である聖職者のような服装や司祭という呼称が特徴。
早くからキリコの危険性を察知して執拗に付け狙う。

PS開発に従事しており、ウドクメンではプロト・ワンおよびイプシロンの調整や監督を担当していた。

クメン編では秘密結社の使者として神聖クメン王国に派遣されるが、秘密結社の目的がクメン内乱を利用した兵器の開発研究であることをカンジェルマンに見抜かれていたため、次第に両者の方針が噛み合わなくなっていく。
クメン編終盤にて、メルキア軍降下騎兵部隊の無差別攻撃の中、瓦礫の下敷きとなって死亡する。


▼ギムアール・イスクイ

声:屋良有作

秘密結社幹部。元ギルガメス軍特務工作部少佐。
PS開発に必要なヂヂリウムを確保するためにウドの治安警察の新署長として送り込まれる。
前任の署長と癒着していた暴走族ブーンファミリーを壊滅させ、ウドの街の支配権を独占するが、プロト・ワンを巡ってキリコ達と敵対したことをきっかけに失態を重ねる。

ウド編終盤にてロッチナナ率いるメルキア軍降下騎兵部隊に包囲されるが組織からは見捨てられ、戦闘の爆発に巻き込まれて死亡する。


▼クダル・コニン

声:キートン山田

元ギルガメス軍少尉。秘密結社による小惑星リド襲撃の際はキリコのAT部隊を指揮しており、口封じの為にキリコを抹殺しようとするも失敗に終わる。

その後はウドでバトリング選手として生活しており、荒くれ者揃いの選手達からも一目置かれていた。

キリコがゴウトを介してウドのバトリング選手と接触したところを発見すると対戦カードや試合形式を変更させ、リアルバトルを利用してキリコの抹殺を図るが返り討ちにされる。


▼チャルク・オリヤ
声:政宗一成
元ギルガメス軍大尉。戦後はバトリング選手に転職していた
教官としてキリコに市街地戦の訓練を施したことがあり、リド襲撃にも参加していた。

コニンの敗北を知った後、ファイトマネー5000万ギルダンのリアルバトルをゴウト達に持ちかけ、誘き寄せられたキリコを始末しようと企む。

市街地跡を試合の場所に選び、待ち伏せからの奇襲を狙うが、逆に背後に回り込んでいたキリコの奇襲をで戦闘不能に追い込まれ、直後に口封じのために治安警察に抹殺された。


▼シムカス・フットー

声:嶋俊介

秘密結社幹部。元ギルガメス軍大佐。古式なヘルメットとサングラスを着用している。
サンサ編では戦艦テルタインの艦長として指揮を執るが、マイペースなオカマ双子や直情型のイプシロンに手を焼かされる。
特に死亡した描写はないが続くクエント編には登場しない。


▼キッデル・トガル

秘密結社幹部。元ギルガメス軍中佐。
本編では第1話冒頭に登場したのみだが、ゲーム『ライトニングスラッシュ』では廉価版PS「フェイシャルソルジャー」の開発責任者として登場する。



◆関連人物・勢力
キリコ・キュービィー
リド以来秘密結社に追われ、また彼も追い続けている。

ジャン・ポール・ロッチナ
互いに知らなかったが主を同じくする者。秘密結社が神の手足なら彼は神の目である。

▼フィアナ(プロト・ワン)
イプシロン(プロト・ツー)
秘密結社により運用されたPSだが、いずれも何らかの不具合が起こり不調に終わる。

▼ヨラン・ペールゼン
詳細はレッドショルダーの項目参照
秘密結社と接触しPS開発に携わる。

マーティアル
秘密結社の母体となった宗教。
マーティアル自体がワイズマンの干渉から発生した物であると考えると、破門された秘密結社の方がより神に忠実であったとも言える。



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