バスク・グラン

登録日 :2009/05/29(金) 00:02:41
更新日 : 2017/09/25 Mon 05:07:22
所要時間 :約 5 分で読めます




CV:青森伸

鋼の錬金術師』の登場人物。
アメストリスの軍人で階級は准将。
「鉄血の錬金術師」の二つ名を持つ国家錬金術師であり、軍隊格闘の達人とされるほか、名目上の第五研究所責任者でもある。

原作とアニメ第1期とでは性格が真逆と言っていいほど異なるため、時おり議論の中心となることがある。


◆原作

名前が出た時点で既に死亡しており、物語の本筋には絡まない。イシュヴァール内乱時の回想が実質の初登場となる。

内乱当時の階級は大佐。
グラン隊を率いて多大な戦功を上げていた。

錬成陣が彫られたガントレットを装備し、両拳を合わせることで錬成を行う。
多種多様な武器を錬成し、それを一斉にぶっ放すという豪快な戦い方を得意とする。


アレックス・ルイ・アームストロング少佐が抜けた穴を埋めるため、マース・ヒューズ大尉(当時)も所属するフェスラー准将の部隊の援軍として登場。
軍人としての気骨に溢れ、大佐でありながら常に戦線の先頭に立って他の兵を守る高潔な人物として描かれた。
この時、兵の1人が「大佐を死なせるな!」と言っていることから、どれほど信頼されているかが分かる。
陣に戻った際、保身のために身勝手な発言を繰り返し、戦術もなく兵を突撃させて消耗するばかりの無能なフェスラー准将をライフルで暗殺した。
この一件は『流れ弾に当たった』として処理されている(ヒューズを始めとする部下もフェスラーを嫌っていたため)。

率先して戦場に立ってはいるが、人を殺すことは好きではない模様。
事実、イシュヴァラ教最高責任者ローグ=ロウの嘆願を聞き入れ、キング・ブラッドレイ大総統との会談の場を手配するなど内乱の早期終結を願っていた。


内乱後は中央で生活していたようだが、物語が開始してしばらく後に傷の男によって殺害された。
おまけによれば、夜中にほろ酔い状態で帰宅途中に闇討ちされて殺されたらしい。
原作者の荒川弘曰く、
「くくく…この世は弱肉強食!!! 油断すれば喰われるのサ!!!」



◆アニメ第1期(03年版)

原作とは打って変わって典型的な悪人として描かれている。

ロイ・マスタング大佐とは出世を争うライバルで、お互い良く思っていない。


錬金術の戦闘利用の第一人者。イシュヴァール内乱では試作型の賢者の石(紅い石)を用いて大虐殺を行った。
この時、全身を砲台に変える錬金術を使用している。
正直キモい。

またロックベル夫妻を、嫌がるマスタングに無理矢理銃殺させた。
この一件がトラウマになり、03年版のマスタング大佐は威嚇射撃程度しか銃が使えなくなっている。

「合成獣」や「賢者の石」に関する部門の統括者でもあり、非人道的な実験を多数行っていた。


最終的に、人工賢者の石を持ち慢心した状態で傷の男に顔面をつかまれ不意打ちを食らい、エドの目の前で脳ミソを傷の男に破壊されて死亡した。
耳から血が吹き出すシーンはなかなかグロいのでインパクトがある(でも他がスゴすぎるので霞んでしまう)。

何が原因で悪役に回されたのかいろいろ気になるが、別作品と割り切るのが一番の解決法なのかもしれない。


◆アニメ第二期(FA版)

第一期と同じく錬金術戦闘利用の第一人者という設定。ただし軍隊格闘云々は死亡後マスタング大佐のセリフで触れられる程度だった。

ろくに出番がないまま、第4話にして早々に傷の男に殺害される。
闇討ちという意味では原作のおまけ通りの末路だが、酒酔い描写はなく真っ当な戦闘をして死亡している。
なかなか気合いの入った作画だったが、傷の男に一撃も与えられず実力で負けてしまったので賛否両論だったり…
(敗因はグラン准将の油断だったのでやはり弱肉強食の厳しさ故だろうか)



◆名言

「戦線をこじ開ける。貴様らは後からゆるゆると来るがよい」

「我が名は『鉄血の錬金術師』バスク・グラン!!」

「鉄と血!! すなわち兵器と兵士!!! この身こそ戦の先駆けにならんでなんとする!!!」

「フェスラー准将、ご存知ですかな? 戦場における士官の死因の二割が、部下に殺されたものらしいですよ」

「うい~グラン准将のお帰りだぞっと♪」




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