登録日:2011/09/10 Sat 12:53:37
更新日:2023/02/08 Wed 06:50:53
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KURU TOGA
「芯が回る!」
クルトガ(KURU TOGA)は、三菱鉛筆株式会社が発売しているシャープペンシル。
2008年3月より販売が開始される。
ギミック系のシャープペンシルの例に漏れず、基本500円以上と多少値が張るが、それを補って余りある活躍を見せてくれるため、ユーザーは多い。
限定色も存在しており、豊富なカラーリングから“好みの色”を選べるという点でも消費者を飽きさせない。
値段も安くなってきている。
現に口コミなどから評判は広まり、会社が当初予想していた売り上げを大きく上回る大ヒット商品となった。
本商品の最大にして画期的な機能、
それは芯が回転すること。
グリップ部分に筆圧に反応するギアが仕込まれており、上下しながら回転するのだ。
ここからもたらされるメリットは計り知れないものがある。
一般的なシャープペンシルと言えば、
「書いているうちにだんだんと芯が水平になり、書きづらくなる」、「芯の状態の変化に比例し、字が太くなっていく」等、
日ごろ我々の頭を悩ませる課題は山積みだった。
その問題点を見事に解決したのが本商品というわけだ。
グリップ部分のクリア素材から覗くことができるギアの名称は「クルトガエンジン」
(なんとカッコいい名前だろうか)
この部分が回転することによって、常に芯が尖った状態を維持してくれると言うのだからすばらしい。
そして、書いている最中にその“窓”から回転する様子を楽しむことができる。
静寂の中、スラスラと響き渡る音。
絶え間なく回転し続ける健気なやつ。
シャープペンシルは遂に芸術の領域に足を踏み入れた。
ここで注意点
グリップ部分のギアを回転させるためには、“ある程度の筆圧”が必要。
また、一筆書きにはギアが反応せず、使いはじめに感じる“違和感”に慣れるのに多少時間を要する点もあげられる。
ギミックに多くを費やしているため、値段のわりに“安っぽい”見た目であるが、そういった部分を忘れさせる“使い心地”。
気が向いたら手にとってみるのはいかがだろうか。
ここまでクルトガの魅力を説明してきたけど、
ぶっちゃけ
一番印象に残るのは、かの
松岡修造が出演した暑苦しいPVだよね。
- FFの魔法かと思った -- 名無しさん (2014-01-13 01:58:42)
- 値段がさらに高いアルミ削りだしグリップ版や、最近だと回転速度二倍+芯折れ防止機能の新バージョンがある。アルミグリップ版は重さがほどよくて好き、後はクルトガ用芯とか、忘れなかったら今度追記します -- 名無しさん (2017-08-18 15:18:43)
- アナログ絵描きのマストアイテム -- 名無しさん (2017-08-18 15:22:04)
最終更新:2023年02月08日 06:50