真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-

登録日 :2010/04/17(土) 22:00:32
更新日 : 2015/03/26 Thu 08:31:26
所要時間 :約 6 分で読めます




東京が死んで ぼくが生まれた


ATLUS発売のRPG。ハードはPS2。
非常に数多くのバージョンがあり、

〜いわゆる無印〜
通常版
初回限定版
TSUTAYA限定版
廉価版

〜完全版(マニアクス)〜
マニアクス(ダンテ版)
マニアクスクロニクル(ライドウ限定生産版特典)

が存在する。中でもダンテ版のマニアクスはレア度が高く、中古でも諭吉さんが吹っ飛ぶ程。

硬派なRPGとして評価を得ている真・女神転生シリーズ。
しかしPS2にハードを移したことにより、システムや世界観などを一新(後述)。新規プレーヤーを獲得しながら、古参からの評価も高い奇跡のようなソフトである。


〜ストーリー〜

主人公は、何処にでもいる普通の高校生。漠然とした将来に不安を覚えながらも、ただ流されるまま無気力に過ごしていた。
ある日、クラスメートの「新田勇」に誘われ、幼なじみの「橘千晶」と三人で担任の「高尾祐子」の見舞いに病院へ向かうことになった主人公。
人気の無い病院。祐子を探す為に三人は別れて病院内を散策することになる。
主人公は病院内のとある一室にて「氷川」と名乗る男に出会う。
氷川は謎の怪物を召喚。主人公を抹殺しようとするが、そこに祐子が割って入る。
氷川は祐子を「巫女」と呼び、彼女の嘆願で主人公は一命をとりとめる。
氷川が去った後、祐子と向き合う主人公。「巫女」とは何なのか?「氷川と祐子の関係」とは?
主人公が色々と尋ねようとしたその時、世界に異変が起こる。

―東京受胎―

そして東京は滅びを迎えた。その時病院にいた者達を除いて…


〜キャラクター〜

○主人公(人修羅)
奇抜な服に定評のある主人公。
東京受胎を生き延びたが、悪魔や天使の闊歩するトウキョウを生き延びる術として、謎の「金髪の少年」の気まぐれで「マガタマ」与えられ、悪魔へと変化させられてしまう。
アクマとして魔に落ちるか、ヒトとして世界の再生を望むか。彼の行く末はプレーヤーに委ねられている。

○高尾祐子(先生)
主人公達の担任。熱意ある優しい先生として皆に慕われている。
内心では利己的な社会や子供達に絶望しており、何とかしたいと願っている。
そこへ氷川から東京受胎を持ちかけられ、今回の凶事を引き起こしてしまう。

新田勇(イサム)
祐子が好きな主人公のクラスメート。
自己中心的で利己的な「現代の若者」像そのまま。
今回の見舞いに主人公を誘ったのも、祐子のお気に入りである彼を利用しようとしたためである。

橘千晶(チアキ)
主人公の幼なじみの女の子。
美形のお嬢様の上に天才肌と非の打ち所がないが、常に他者を見下しているプライドの高い人物。

氷川
大会社のエリートと、オカルト組織の幹部の二足のわらじを履く男。凄腕の悪魔召喚師でもある。
天性のカリスマと賢知恵を使い、自身が望む世界を創る為に東京受胎を引き起こした。
彼の素敵な髪型に魅せられた者は多い。

○聖丈二(ヒジリ)
いろんな意味で聖☆おにいさん。
氷川の身辺を探るオカルト雑誌の記者で、偶然にも東京受胎を生き延びた。
氷川を追うついでに主人公へと力を貸してくれる。

○謎の少年と喪服の老婆
主人公にマガタマを与えた少年と、嫌味っぽい老婆。ぶっちゃけあのかた。


〜マガタマ〜
寄生虫のような生き物で、人間を悪魔に変えることが出来る貴重品。今作ではいわゆる「武器、防具」は存在せず、その代わりがマガタマである。
防御相性を変えることが可能で、後述のプレスターンシステムと相まって重要なアイテムである。
また、条件を満たしたレベルアップ時に、マガタマに封印されているスキルを順に取得できる。


〜東京受胎とは〜
東京と異界を衝突させ、全てを無に返すこと。また、その後に新たな世界を創造することである。
異界と衝突した際に東京の時空は歪み、端と端がくっついてしまった。イメージとしては「ボールの内部にいる」感じ。
「マガツヒ」を集め、トウキョウの中心に浮かぶ「カグツチ」に望むことで、『新たな世界』を創造出来る。
悪魔や天使、人間、マネカタなど様々な勢力が、その権利を得ようと犇めきあっている。


〜マガツヒとは〜
感情エネルギーであり、生命エネルギー。
悪魔を殺すか、感情を持つもの(人間かマネカタ)を刺激することで発生する。
世界の創造に使う他、マガツヒを蓄えるほど悪魔は強くなることができる。


マネカタ
真似形。ヒトを模した泥人形で、トウキョウのヒエラルキーの最下層に位置する。
多くのマネカタは無気力で卑屈。ヒトに比べたら僅かではあるものの、マガツヒを出す為よく虐待、殺害されている。


〜特徴的なシステム〜
これまでの女神転生シリーズでも人気の高かった「悪魔合体」「会話」などのシステムは健在。
「悪魔全書」での悪魔の召喚が容易に出来るようになり、スキル継承の手間などが多いに改善された。
また今作からは仲魔もレベルアップが可能になった。愛さえあれば、好きな悪魔を使い続けられるようになった。

戦闘面では新たに「プレスターン方式」が採用された。
これは「弱点やクリティカルなど、有利な行動を行えば1ターン内の行動回数が増え、逆に回避や無効化など不利な行動をされるとが減る」というもの。
レベル差があっても相手を倒せる可能性が生じた反面、逆に雑魚にワンターンキルされる危険もあるので、緊張感あるプレイに。
本作のスタッフが手掛けたペルソナ3と4の「1more」などに継承されている。


〜ゲームバランス〜
主人公が死んだらゲームオーバー。即死呪文やクリティカルラッシュなどで簡単に死ぬので、マゾい。難易度的には
無印二週目
マニアクスハード
無印一周目
マニアクスノーマルである。

余談だが、死亡ムービーが某名作アニメのワンシーンに似ているので、ゲームオーバーをパトると呼ぶ。hage


〜マニアクス追加要素〜
新ダンジョン『アマラ深界』
新ED
魔人の登場
難易度選択
服装選択
ゲストキャラクター

また無印版のデータをコンバート可能で
レアアイテム入手
一部の仲魔が最初から悪魔全書に
初期パラ上昇
等の恩恵が得られる。


〜アマラ深界〜
旧作と繋がりの薄かったメインストーリーを、今作を繋ぐ新たなシナリオ。
東京受胎とは何か?謎の少年の目的とは?それらの謎の一端が明かされる。


〜ストーリー〜
謎の「車椅子の老人」に呼ばれ、異世界へと連れて行かれた主人公。
そこで主人公は老人から、魔人に奪われたという「メノラー」の奪還を依頼される。
報酬に『世界の真実』を教えることを約束された主人公。
危険を犯して強大な力を持つ「魔人」と戦い、真実への扉を開くか否か。全てはプレーヤーの思う通りである。


〜キャラクター〜
○車椅子の老人
金髪の少年によく似た老人。アマラ深界の主である。何か隠していそうだが…

○喪服の淑女
車椅子の老人につき従う若い女。主人公に好意的で、よく知る誰かを思い起こさせるのだが…


〜ゲストキャラクター〜
マニアクス版では『デビル・メイ・クライシリーズ』から『悪魔狩人』ダンテが、クロニクル版では『悪魔召喚師』葛葉ライドウがダンテの代わりに登場する。
ちなみにダンテはスキル貫通を覚えないため、ラスボスには100前後しかダメージを与えられない。


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