鳳ちはや

登録日 :2013/03/29(金) 08:14:43
更新日 : 2017/04/04 Tue 10:19:54
所要時間 :約 7 分で読めます




「実は私、こう見えて転校生なんです」


key制作のゲーム「Rewrite」に登場するヒロインの1人。


CV:篠宮沙弥
テーマ曲:アサガオ
身長:159cm
体重:46kg
3サイズ:82/55/84
誕生日:8月24日


突如として風祭学園にやってきた転校生。ドジっ子でアホの子な箱入り娘。オレンジのロングヘアーに天使の羽をイメージした髪飾りが特徴的。
特に髪飾りの方はその形状から同じkey作品のヒロインであるかのたい焼き娘を連想させられる。


転校初日から徒歩で風祭へとやってきてようやく見つけた矢先、ガードレールに置いた荷物のダンボールごと崖下ヘ落下。
木に引っ掛かって動けなくなっていたところを瑚太朗によって救出されるというファーストコンタクトとなる。


やたらとおちょくるような態度を取る瑚太朗に対して事あるごとにツッコミを入れている。それ故にか瑚太朗に対してあまり良い印象を持っていない。
しかし、親切にされると途端に顔を赤らめて初々しい態度を取ったりもする。 端から見れば気があるんじゃないかと思えるくらい。


やたらと道に迷ったり転んだりドアに激突したりする ドジっ子 で、
I'm,homeを「私は家です」と訳したりデリカシーをデカリシーと言ったりする アホの子 でもある。


家はアンティークな作りながらもやたらとデカいお金持ち。それ故にどこか世間ずれした面もあり色んな物に興味を示しては質問してくる。
鳳咲夜という自称兄の執事的な青年と2人暮らし。咲夜の料理スキルが高いこともあって、暇さえあればやたらとお菓子を食べている。 でも太らない。
また、オカ研会長の千里朱音とは旧知の間柄であり転向後もすぐにオカ研所属となる。



そして彼女の一番の特徴が怪力と頑丈さであり、転校初日に持ってきた荷物は男の瑚太朗の腕でも数秒で落としてしまう重さなのにそれを平気で持ち上げたり、
崖から何度落ちようが決して目立ったケガを負わないなどといった とても普通の女子高生とは考え難いスペックを持っている。


以下、ネタバレ含む。
























…私、ガイアの魔物使いですから


その正体はガイアという組織に所属する魔物使いの1人。それも、組織内でもトップクラスの腕前を持つ。
常に側にいる咲夜も実は魔物であり、ガイア内の魔物の中では最強である。
異常な怪力や頑丈さも魔物使いの力によるものであり、契約している咲夜からその力の一部を分けてもらっているからである。


ガイア所属ではあるが組織の終末的思想に同意しているわけではなく、単純に魔物使いだからという理由で所属しているに過ぎない。
幼い頃から魔物使いとしての才に恵まれていたが、住んでいた集落をガーディアンによって滅ぼされて両親を亡くす。
そして自分も追っ手から逃げる中ある一本の桜の木へと辿り着き、助けてほしい、守ってほしいと祈る。
その想いが届いて現れたのが咲夜であり、以来2人で生き延びてきた。


魔物使いはガイアにいないとおかしいと自分で語っているものの、洗脳同然にそういう考えを持っているという訳でもなく、
基本的にオカ研メンバーとの友情や瑚太朗の愛を優先して行動することが多い。


その理由は魔物使いという背景や自身の性格もあって幼少期の頃からまともに学校にも通えず友達も出来なかったので、
彼女にとってオカ研とそのメンバーは大切な居場所と仲間だから失いたくないというベタながらも単純な強い想いによるもの。


因みに制服が他のヒロインと違うのは彼女の勘違いによるもの。
転校手続きの際に自分のではなく咲夜の制服を取り寄せてしまった為に前の学校の制服をそのまま着ているのである。
料理は基本的にヘタ。サンドイッチ程度なら作れるものの、味噌汁の方は啜ると 苦い。
しかも咲夜曰く中に入っている豆腐は「蜂蜜とキャベジンと唐辛子とセンブリを合わせたような味」とのこと。 どんな豆腐だ。





恐らくRewriteヒロインの5人(6人?)の中ではメンタル面が最も強い。
key作品のヒロイン故に暗い過去を背負っているものの、他のヒロインと違ってそれに悩んで弱さを見せたりする場面は稀少である。


彼女自身の個別ルートも、シリアスで暗く鬱展開が続くことの多い他ヒロインのルートと違って、
シリアスながらもどこか熱さを感じさせる王道バトルストーリー的な雰囲気がある。


事実、強敵であるミドウ、テンジン、テンマの登場に合わせて咲夜と共に修行をしたり、
テンマが駆る魔物、クリボイログとの激闘を経てちはやに心配されるも瑚太朗が告白をして2人の距離が急接近したりする。
特に瑚太郎と共にミドウと熱いバトルを繰り広げたり、瑚太郎は自分と同類と吐き捨てるミドウに真っ向から反論したりするシーンは、
下手なバトル漫画より燃える展開となっている。



「瑚太朗はあなたなんかとは全然違います!!」

「瑚太朗は、あなたみたいに生きることに絶望したりしない!!」

「悩んだり、迷ったりしますけど…」

「それでも、瑚太郎はあきらめないんです!! 私だったら、とっくに諦めてることでも、瑚太朗は違う!!」

「私はそう信じてますっ!!」


アホの子とは前述したがそのことを本人も自覚している節がある。しかし、それ故に回りくどい言葉を使ったりせず、
自分の感情をありのままにぶつけてくるのでそんな彼女の真っ直ぐな言動に心を動かされる人間も多い。
実際、個別ルートで暴走する朱音を止めたのはちはやの説得によるものが大きい。

「今ここで生きてる朱音さんにはそんなの関係ないです!」

「逃げたって…逃げてる道だって、それは歩いていってる道になるんです!」

「そうするしかないんだったら…今あなたを掴んでる私の手はなんなんですか…」

「あなたに駆け寄った周りのみんなはなんなんですか!」


最終的にはメンバーがちはやと静流のみとなってしまったとはいえ平和な日常に戻ってこれるという、
全ヒロインの個別ルートの中でも飛び抜けて平和な終わりを迎えているなど、とにかく色んな意味で異質なルートと言える。
力を失った挙げ句に病院生活になったり、 世界が崩壊した上2人だけの永久追放を喰らったり、 人外に成り果てたり、
幸せとはいえ世界各地を転々とすることになったり と、比較してみると何と平和なことか…


組織的な使命感よりも大切な仲間の為という自身のスタンスは他ヒロインのルートでも如何なく発揮される。
というか、敵対陣営に所属する静流ルチアのルートでも活躍する。


ルチアルートではルチアと喧嘩ばかりするもそれは自身も望んでおらず、 激辛パフェ を一緒につつくことによって友情を深めたりしている。
ルチアが暴走し、街中に猛毒を振り撒く中でもルチアを連れ戻す為にガーディアン陣営である瑚太朗、静流と行動を共にする。
敵対する立場であるガイアの人間でありながらルチアの下へとやってきた彼女の理由はとてもシンプルかつ、彼女らしい納得の理由となっている。


「本当にあなたの存在に意味がなかったら、誰もわざわざこんなとこ来ないッ!!」

「あなたが勝手に核弾頭で吹っ飛ばされてハイお終い!! でも私たちは来た!! どうしてかわかるッ!?」




「あなたが友達だからでしょうが!!」




「それで意味が足らないってんなら、本気で引っ叩きますッ。パーじゃなくてグーでね!!」




また、静流ルートでは咲夜と共にガーディアンの隠れ家を急襲するが、同じ仲間同士で争うことに疑問を抱きガイアを抜けることを決断して姿を消す。


「こういうことになったら、そうしようって、決めてました」

「…私、なんかもう、嫌になりました」

「少なくとも自分で壊したいようなものじゃない」

「…やめましょう、こんなの…」


そして鍵による救済の時も、絶望する朱音やルチアと違って最期の瞬間まで笑っていた。





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