宗像形

登録日 :2010/10/01(金) 02:46:53
更新日 : 2017/10/22 Sun 22:50:39
所要時間 :約 6 分で読めます




ジャンプで連載中の漫画、『めだかボックス』の登場人物。

所属:三年十三組(十三組の十三人)
検体名:枯れた樹海(ラストカーペット)
異常性:殺人衝動
CV:神谷浩史

フラスコ計画により集められた十三組の十三人の一人で、地下十三階建ての研究施設九階の住人。
ただし、作中では二階の日本庭園エリアで登場する。
どうやら二階の庭園の管理は彼が行っているらしい。
見た目は穏やかそうなごく普通の高校生で、最初はめだか達に興味を示さず、素通りさせようとするが・・・


「へぇ、避けるんだ」
「避けないって聞いたのに」

素通りしようとしためだかの頚動脈を刀で狙い、殺害しようとした。(これはめだかに避けられて失敗に終わるが)

この異常な行動に凍りつく生徒会一同。だが、何も驚くことはないという対馬兄弟。

曰く、人を見たら殺すことしか考えられない指名手配中の殺人鬼。
曰く、人殺しのテクに異常なほど長けた殺人鬼。
曰く生まれついてのシリアルキラー、それが『枯れた樹海』の宗像形だと。

だが、宗像本人はこれを否定。
自分は無差別殺人犯ではないと主張する。


「僕は理由なき殺人者じゃない」
「僕は理由ありきの殺人者だ」


「僕は今作業中だ」
「だから殺す」


「君たちの相手をしている暇はない」
「だから殺す」


「通せんぼしない」
「だから殺す」


「僕は争いが嫌いだ」
「だから殺す」


「黒神さんをメンバーに引き入れるつもりはない」
「だから殺す」


「今日はとてもいい天気だ」
「だから殺す」


「昼ごはんが美味しかった」
「だから殺す」


「昨日の夜はいい夢をみた」
「だから殺す」


「楽しみにしていた映画の封切が近い」
「だから殺す」


「携帯電話の電池が切れそうだ」
「だから殺す」


「特に何も無い」
「だから殺す」

「すべての道がローマに通ずるように、僕にとっては全ての現象が殺人に通じるだけなんだよ」


という異常にクレイジーなことを言って、生徒会一同を殺そうとしてくる。
それに対して、めだかは自身が応戦しようとするも、突然現れた兄の真黒にドクターストップを喰らう。
そして代わりに善吉が宗像と戦うことになる。


能力:枯れた樹海(ラストカーペット)
彼は異常なほどの殺人衝動と異常なまでに殺人のテクに精通している。殺すためのプロセスを組み立てるのも得意で、必要とあれば嘘も平気で吐く。
戦闘ではそのテクと暗器を組み合わせて戦う。
日本刀やハンマーに始まり狼牙棒、銃器、手榴弾、ロケットランチャー等どう考えても暗器とか言うレベルではない凶器を全身に隠している。

真黒曰く「限界の体現者」であり、彼に暗器を教えたのも真黒さんである。

一方で、彼は武術の達人でも武器を扱う名人でもない。なので、数多ある暗器を十全に使いこなせているかといえばNOである。
身体能力もすごく高いわけではないので、むしろ重荷にすらなっている。

善吉に対して上記の暗器で応戦するも全ての暗器を無力化され、最終的に己の肉体で必殺を行なおうとするがそれも防がれる・・・

が、全ての暗器を使ったというのは宗像の嘘で油断した善吉の背中に刀を突き刺し暗殺を成功させた。








かに見えたが、かろうじて立ち上がった善吉流の暗器(宗像の刀剣類を蹴り上げ天井に突き刺したものを、震脚で地面を揺らし宗像に向けて落とすというもの)で倒される。



以下ネタバレ









実は人を殺したことがない。
指名手配というのは、宗像が理事長に頼んで手配してもらっていた物。
つまり真っ赤な嘘。
だが、彼の異常性である殺人衝動は本物であり人を見ると殺すこと以外は考えられないというのも事実。
だから、彼は人を見ないように生きてきた。


殺人者を名乗り派手に凶器を振り回すのも、他人が自分に殺される前に逃がすための行為だった。

だが、その寂しい生き方に嫌気がさし仲良く遊べる友達が欲しい、という理由で彼はフラスコ計画に参加したという。

善吉と戦っている時も最初から銃や手榴弾を使わず、刀などを使ってなるべく殺さないように戦っていた。

善吉曰く、殺しのテクに精通しているということは殺さない、殺されない方法にも精通しているということらしい。

最終的に善吉と友達になり、その様子を見た理事長はどこかに電話して指名手配を取り消してもらうように言っている。
国際指名手配だし長官とか言ってたから国防省だろうか?

彼が負けたことによって理事会はフラスコ計画の軌道修正を余儀なくされた。


名瀬にも戦闘班と呼ばれていたことから13人の中でも彼の戦闘力は高かった模様。

これで登場は終わりかと思われたが、めだかを攫われて絶望する生徒会メンバーの前に「友達のため」と言って颯爽と登場し、チーム負け犬の一人として裏の六人(プラスシックス)と交戦後、球磨川に螺子伏せられ退場した。


言動、行動から殺人衝動さえなければ割とまともな感性の持ち主であることが伺える。
ただしその殺人衝動がどうしようもないわけだが。
ちなみに、単行本のおまけで阿久根に「武器を全部捨てたほうが強いんじゃないか?」と聞かれてその質問を黙殺している。
むしろ、強弱ではなく安易に他人を近寄らせないための脅しの側面が考えられる。冒頭のセリフを吐きながら懐から銃・刀・ランチャーとか取り出す奴に近寄ろうとする人間は、馬鹿くらいだろう。

ちなみに人気投票で三位という順位を獲得、作者コメントから再登場フラグが立った。
そして、友達である善吉がめだかに歯向かう道を選んだ事で、彼の力になる為に遂に再登場を果たした。



更にネタバレ










めだか、善吉の戦いをかき回すために第三勢力を結成しようとした球磨川を殺害し、「殺すことはこんなにつまらないものだったのか」と殺人衝動を失ってしまう
ちなみに球磨川は大嘘憑き(劣化版)を再構築し復活

その後、全ての武器を放棄していた為、本気スピードで逃走した




ちなみに彼の実家は「魔」なる謎の何かと代々戦っているのだとか
卒業後はその家業を継いでおり、お札のようなもので戦う姿が回想された


以下台詞

「僕は高千穂と違って戦う人間じゃない、殺す人間だ」

「ちなみに理事長からは君達を絶対に殺さないように言われている」
「だから殺す」

「僕に言わせれば皆大きな勘違いをしている」
「自分だけは死なないとか自分の大切な人が死ぬなんてありえないとか」
「そんな絵空事をサンタさんみたいに信じている」
「実際は命なんてこうもたやすく散るのにさ」

「だって人間は殺したら死んじゃうじゃないか」


「殺したいほど大好きな人間を殺さずに済む」


「さて友達を助けるためだ、悪いけど殺害方法(しゅだん)は選ばないよ」

「ずっと黒神さんのそばにいながら、ずっと変わらなかった人吉くん」
「その人吉くんが今、自ら変わろうとしているんだ」
「友達として力にならないわけにはいかないさ……」

「人吉くんの邪魔は、僕の友達の邪魔は僕が絶対にさせない」


「体面上、一応こういう台詞を言っておいたほうがいいのかな? 追記・修正したくば僕に実験(ころ)されてからにしろ」

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