シカ事件(水曜どうでしょう)

登録日 :2012/11/18(日) 17:44:55
更新日 : 2017/05/01 Mon 16:26:48
所要時間 :約 4 分で読めます





     「あ、シカだ。
      シカでした」


シカ事件とは水曜どうでしょうの企画『マレーシアジャングル探検』の第4夜に起きた事件である。




マレーシアにあるタマンヌガラ国立公園へ動物観察へ向かうどうでしょう班。マレーシアは赤道直下であり国立公園にはトラやゾウなど貴重な動植物が多数存在している。それらをカメラに収めるべくどうでしょう班はマレーシアへと飛びっ立ったのである。




序盤こそ体調を崩す大泉であったがジャングルで発見した蝶を声真似で解説をしたり徐々にジャングル探検を楽しみ始める。

久米明(大泉)「ジャングルの奥地、この喪服蝶は、現地の人々の一瞬の安らぎなのかもしれない」

藤村D「なんでやねんwww」
そしてどうでしょう班は、後に誰もが二度と行きたくない場所としてあげることになる動物観察小屋ブンブンへと向かうのである。動物観察小屋では薄汚れたマットなど劣悪な環境に悩まされながらも観察を始めるどうでしょう班。

そして午前0時。
事件は起きる。


嬉野Dが正体不明の動物を捕らえるのである。そして嬉野Dとミスターの次の一言が事態を一変させる。


嬉野D「あ、こいつ トラ だよ」
ミスター「 トラ だよ」



その言葉に大泉や藤村Dは疑いつつもパニックに陥る。しかし唯一、冷静だったミスターの指示により火の準備を始めたり、またミスターはバリケードを準備したり万が一に備え始めた。

しかし、どうしても納得がいかないのが大泉である。

暗闇の密林に潜むトラを必死にカメラで追う一同の横で大泉がポツリと

大泉「いや、でもねえ、あれシカっぽいよ」

その一言に藤村Dも「シカじゃねえか?」と疑問を呈する。




そして、嬉野Dが握るカメラは決定的な瞬間を捕らえる。




嬉野D「 あ、シカだ

    今、僕はとらえました角を



暗闇に僅かに見えた角を捕らえたうれし〜が間の抜けた声で




うれし〜「 シカでした




この瞬間、水曜どうでしょうにおけるうれし〜の名言が誕生したのだった。
またシカをトラと誤認したミスターは冷静な言動だったにも関わらず作ったバリケードがさっきまで自分が寝ていた ふにゃふにゃのマット 一枚であったことから散々いじられるのであった。

またトラ事件のインパクトは強かったらしく後年、踊る大捜査線にてシカ事件をリスペクトしたシーンが再現されている。



結局、トラを映像に収めることもなく翌日の洞窟探検を終えて企画は終了した。後にトラ事件として語られる本件も過去の良き思い出になる、ハズだった。



それから6年の歳月が経った2004年。最終回から2年近くたったどうでしょう班は再び旅に出ることになった。


今回の企画ではミスターの発案によりアンコールワットへ旅立つ「どうでしょう班」。車中での企画発表ではまずシンガポールに到着後、ワールドカップ予選を観戦してから列車にて途中、マレーシアを経由してアンコールワットへ目指すことだと大泉に発表される。

サッカー観戦後、経由地であるマレーシアのホテルで一泊。そのホテルは偶然 当然、嘘 にも6年前にジャングル探検で訪れたホテルと同じであった。




当然、自然な成り行きでジャングル探検、シカ事件の話になる。

だいたい藤村Dの思惑通りに。
過去の醜態もあり大泉、藤村Dに散々にいじられるミスター。しかし、頑なにトラを見たと主張する。そして、

ミスター「だったら 見に行きましょうよ」




言い争うミスターと藤村D。それを横目に大泉は徐々に何かがおかしいことに気が付き始める。

藤村D「何とか言ってやれよ大泉君!」

大泉「……ん?」

藤村D「何とか言ってやれっつってんだよこのおっさん(ミスター)にさぁ!」

大泉「…………」

そして全てを悟った大泉は僅かに抵抗する。




藤村D「トラ いんのか?」

大泉「トラがいるね」

藤村D「ほいじゃ 見に行こうよ」

大泉「いやいやいや……」




こうして、どうでしょう班は6年ぶりにジャングルへ向かい、『ジャングル・リベンジ』と題して様々な人間ドラマを展開するのであった。



「よかったね。僕が騙されるとこ見れてさあ。
全道中思ってたんだろう? 大泉は調子に乗ってると。どうでしょうさん。そろそろあいつを追記・修正してやって下さい。
追記・修正されたぞ」

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