登録日:2009/08/08(土) 12:55:29
更新日:2019/08/11 Sun 01:16:11
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概要



漢字で書くと「蚊」。
力ではなくカ。

由来はブーンと飛ぶ音から虫へんに文(ブーン)。
群がって飛んでいる時の音のうなりを雷にたとえて蚊雷と呼ぶ。

日本ではどこでも見かける生き物。
夏場に活発になる。

雨が上がった直後の夏の日にはおびただしい量の蚊の幼虫(通称ボウフラ)が孵化する為注意が必要。
水が溜まるような容器などがあればひっくり返しておこう。



吸血に伴う危険


有名な話だが動物の血を吸うのはメスの蚊。お前ら女の子にヒドいことするなよ。
血を吸うのは出産の為という。

夜に活発になるため、大抵は無防備な睡眠中に刺される。

古くから人類の快眠を妨げてきた憎むべき存在であり、血を吸うのと同時に病気を運ぶことでも有名。

南米の蚊はおぞましい伝染病(マラリア、黄熱等)を有しているので大変に危険である。
もちろん他の地域でも安全とされているわけではない。危険である。
積極的に人を狙ってくるので、海外で最も危険な生物1位の常連さんである。特にアマゾン奥地に住む蚊は服の上からでも吸血する。
もちろん日本においても安全とは言えず、伝染病を持っていたりする。
近年では2014年に都内の代々木公園近辺で、デング熱が流行したのが記憶に新しい。

更に吸血対象は人間に限っておらず、他の家畜にも当然及ぶ。
家畜に対する伝染病のキャリアになったり、家畜から人へのキャリアとなったりと縦横無尽である。

しかも種類にもよるが僅かでも流れのない水場があれば割と気候を選ばず広範に渡って繁殖可能な適応力があり、
小柄で空を飛ぶので検疫を徹底することも難しい……。
飛行機・船内・服・荷物などありとあらゆるところに隠れて運ばれたりもする。

因みに刺す時に麻酔効果のある唾液を打ち込むので刺された対象は気付かない。
いつの間にか3~4ヶ所刺されました、はよくあること。

さらに痒くなったり腫れるのはこの麻酔唾液とのアレルギー反応によるもの。
うん、万死に値する。

なお、蚊の唾液は酸性であり、刺された時にアルカリ性の重曹や石鹸の溶液を患部に塗れば、蚊の唾液が中和されて痒みが抑えられる。


対策

叩く

やはりビッチは叩き潰そう。
近年は昔ながらのハエタタキのみならず、テニスラケットに似た形の電撃で焼き殺す道具も売られている。
思いっきり光になれぇぇぇぇぇ!と叫びながら退治していただきたい。

掃除機

掃除機で吸い取る。
蚊は飛ぶ力が非常に弱く、空気の流れに逆らえない。
実際蚊を扱う研究所では人間が息を吸い込む力で捕まえる。その程度の力に逆らえないのである。
掃除機のパワーなら余裕であり、ほとんどの場合紙パックやフィルターに激突して死ぬ。叩くのと違って大リーグボール三号現象も発生しないのでオススメ。

ハエトリ紙

ハエトリリボンとも言われる、部屋にぶら下げる粘着シート。レトロな虫対策品。
それ以上説明のしようがないが、薬品や熱を使わないので安全性は高い。

紫外線捕虫機

紫外線で誘き寄せた蚊を吸い込み、粘着シートなどで捕まえる。いわば蚊ホイホイ。
蚊取り機能付き空気清浄機「蚊取り空清」が有名だが、最近別のメーカーから蚊取り機能だけのやつが発売された。
ハエトリ紙と同様の安全性の高さで人気に火がついた。

スプレー式殺虫剤

お馴染み黒いアレにも使える化学兵器。大概直接吹き付けたくなるが、蚊を殺すときは部屋に散布してしばらく待つのが正しい使い方。
匂いやベタつき、食品への影響などから使えるシチュエーションは案外限定的だったりする。
最近は壁などに付着し、トラップのように機能するタイプも売られている。

揮発式殺虫剤

蚊取りマットとかノー○ットとか。
能動的に殺しに行かなくていいのが利点。ただし電気を使うためコンセントが塞がってしまううえ、薬剤の補充を忘れたりする恐れもある。

蚊取り線香

昔からあるポピュラーな殺虫線香。
電源の確保が必要なく、火種さえあればどこでも使える。でも火傷には注意。

実は日本の蚊取り線香では蚊は死なない。
蚊は蚊取り線香の煙に当たる(吸う)と麻痺し、吸血行為が不可能になる。
そして、数分間煙に曝されると全身がマヒして動けなくなるが死んではいない。
つまり蚊取り線香は追い払い専用である。
また、東南アジアの蚊は非常にタフらしく、日本の蚊取り線香はほとんど通用しない。
そのため専用に成分を二倍にした蚊取り線香が売られている。
ちなみに蚊取り線香を焚く器を「蚊遣り器(かやりき)」と呼ぶ。よく豚の形をしているアレである。

網戸

これもありふれた対策。メンテナンスを怠るとひどい目に遭うので、破れたりしたらマメに直そう。
だが人の出入りとともに蚊が入ってくることも多いためこれだけでは正直心もとない。
特に夏場の田舎の夜に明かりをつけた状態で網戸にしていると、網戸をすり抜けられる虫がガンガン入ってきて厄介なことになる環境もある。
蚊については割と防いでくれるのだが、時に細い体を器用に網の目に捻り込み通過してくるため、多くの網戸で完全とは言えない(網目の大きさにもよる。ホームセンターなどで目の細かい張り替え用の網が売られている)。
いずれにせよ注意しよう。

蚊帳

睡眠に万全を期するなら蚊帳を使おう。これに勝るものは無いといってもいい。
最近のは忌避剤を練り込んでわずかな隙間から潜り込む蚊もブロック出来るようになっているとか。
海外でも最強クラスの伝染病対策アイテムとして注目されている。


蚊の役割

よく「蚊って何の役に立つの?」という声を耳にする。
動物の血を吸うくせに細い体で、食いでがあるわけでもなく痒いだけ。まあ気持ちはわからないではないが。
一応蚊の幼虫、つまりボウフラは大量に発生し小魚や水棲昆虫の餌になる。メダカなどはボウフラが大好物だし、トンボの幼虫のヤゴもボウフラを食べる。成虫は肉食昆虫や爬虫類の餌になる。
他にも花の蜜などを吸っていたりもするので、受粉に役立っていたりはするらしい。



二次元の蚊

ゲーム

2001年にSCEJが発売した「蚊」というゲームがある。開発はZOOM。日本で一番短いタイトルのゲームでもあるらしい。
プレイヤーが一匹の蚊を操作し、住み着いた家に暮らす山田一家の血を吸うため奮闘する…という奇抜なゲームで、ゲームシステムもさることながら妙な「必殺技」を放つ山田家の面々の存在などもあって印象的なゲームとなっている。
2003年には続編の「蚊2 レッツゴーハワイ」も発売されており、エンディングでは日本とハワイを単独で渡れる蚊とかシャレにならないものが誕生している。本当にゲームでよかった

マッシブーン

ポケットモンスターに登場する平行世界のポケモン・ウルトラビーストの一体、今までいそうでいなかった蚊型のむしポケモン。
ばっちり強化された「きゅうけつ」も覚えるが問題はその見た目、蚊のイメージを真っ向からふっとばすほどに マッシブな肉体美 を持っていらっしゃるかくとうタイプでもあるのだ。
おかげさまで蚊なのに地上戦専門だし、殴る方が強い。一応背中の羽で設定上は飛べない事もない。
しかしエイリアン然とした見た目の割に事あるごとにマッスルポーズを取ってコミュニケーションしようとするため、不気味な印象が付き纏うUBの中では愛嬌があると存外人気である。
ヒョロい蚊がマッスルキャラになったのは、恐らく血を吸ってパンパンになったお腹と鍛えまくってパンパンになった筋肉がイメージソース。

モスキート娘

漫画「ワンパンマン」に登場する蚊の怪人。名前の通り女性型。
世紀の天才であるジーナス博士が人工的に作り出した怪人の一種で、凄まじい数の蚊の群れを操ることができ、一斉に吸血させて標的を瞬時にミイラ化させたり、
吸わせた血を自分に集めてパワーアップするなど多彩な能力を持つ。おそらくは蚊だけでなく女王蜂の要素も入っているのだろう。
序盤の登場ということもあって彼女も例の如く散々暴れた挙句主人公サイタマにワンパンでのされるだけの噛ませ……だったのだが、
村田雄介作画のリメイク版では非常にエロい女王様系怪人として登場。先生、女性描くの苦手だったんじゃ……?
これが各所で凄まじい反響を呼び、公式人気投票でも9位と怪人としては最高ランクを叩き出した。
彼女以降の女性キャラも総じてセクシーに描かれるようになっており、リメイク版の作風を決定づけたキャラの1人と言える。
しかも生死不明の原作版と異なり生存しているらしく、義肢姿でジーナス博士のたこ焼き屋を手伝っているのだとか。原作での扱いを考えると凄い優遇である。



余談

  • 有名な話だが、蚊は温度が高くて二酸化炭素が濃い方へ向かう習性がある。
    更に白いモノより黒いモノに集まり易い。
    つまり、太っている人や酒飲み、肌が黒い人が刺されやすいということだ。
    お前ら気を付けろよ!

  • 蚊に吸血されることを「刺される」「かまれる」「食われる」など地域によって言い方に差があったりする。
    上京して「蚊にかまれた」などと言って首を傾げられるのはよくある話。





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