主人公(パワポケ6)

登録日:2010/11/02(火) 13:18:17
更新日:2020/10/23 Fri 22:38:54
所要時間:約 3 分で読めます







未来を作るんだ。
自分達の手で、明るい未来をね。




パワプロクンポケットシリーズ第6弾、パワポケ6の主人公。

サイボーグだった1、3主人公はまだまだ、プロペラ団の存在などでプレイヤーに耐性ができていたが、4.5と主人公が普通の人が続いていたところ、タイムパトロールという設定は度肝を抜いた。


【6主人公の特徴】


タイムパトロールの主人公は現在、つまりは6の舞台となる時代に時間犯罪者を捕まえるためにやってきた。
タイムマシンによって未来を改変しようと企む犯罪者のターゲットは和桐製作所と言う中小企業らしい。
下手に動くより、敵を迎え撃つことにした主人公は和桐製作所で働くことになる。
しかし、和桐を狙うのは時間犯罪者だけでなく、様々な問題、個性的な社員達も多いことに気付いた主人公。
果たして彼は任務を遂行出来るのか!?
タイムパトロールというステータスはぶっ飛んでおり、過去の経歴もほぼ完全に謎。
だが基本的に他の社会人主人公と比べて普通の人。

ちなみに彼のいた時代では携帯電話は連絡手段として既に時代遅れとなっており、「この世界は、あと百年もたっても解明できない謎と神秘に満ちている」の台詞から少なくとも100年以上未来の人間と思われる。
職業と出身世界的な問題で歴史に関しては詳しいようだが、一方でプロペラ団について認知していない描写がある。


良くも悪くもパワポケの主人公で、熱くお調子者。製作所を復活させる(後述)だけの根性もある。
たまに、

フヒヒ、ラブラブです

愛の狩人です

負け犬が何の用かな?

とか、ミョーな回答したりするが、パワポケにはよくあることなので気にしてはいけない。

あと、とても女性にモテる。展開次第では勤め先の社長の娘(現役女子高生)や893の娘と交際することも。蛇足だが、今作は彼女候補との好感度が一定値を越えるとデート後にラブホテルの前で別れるようになる。
女子高生などもラブホテルに平然と連れ込む辺り、歴代主人公としては性的な面は一番だらしない可能性が指摘されている……管理社会から来た反動か何か?

容姿に関してはパワポケ2の主人公と似た容姿を持つことが示唆されるイベントがある。
荒井金男は1.3主人公と同じ雰囲気を持つと指摘しているが、そもそもポケ2主人公が1.3主人公と似た容姿なので当然ではある。
後に8主人公も1.3主人公と似た雰囲気を持っていると指摘されていることから、6主人公は8主人公とも似た雰囲気があるのかもしれない。

最初は製作所に入ったのも時間犯罪者を捕まえるためだったが、日々を過ごしていくことでかけがえのないものへとなっていき、ラストで未来に帰る選択をした時は

『あの人たちにもう一度会いたい』
と話していた。

また、タイムパトロールという職業から戦闘力も三番目(ただし、この戦闘力は11時点で)と高い位置に居る。ヤーサンには勝てないらしいが…
野球のスカウトが彼の元にくるイベントなどから見るに、純粋に身体能力が高いのだろう。

ゲーム本編の末路としては、上述したようにラストで未来へ帰還するか現代に残るかを選ぶこととなる。
任務を果たす・誤認逮捕をして生還して任務失敗・彼女候補と結ばれたため現代に残るなど、様々な展開が用意されている。
当然BADEND展開もあり、BADENDでは借金の肩代わりのために島送りにされる展開である。

この島送りにされるBADEND後のお話が、パワポケ6における裏サクセス『謎のしあわせ島編』である。


【正史の結末など】


正史では時間犯罪者を見事に捕らえられないというまさかの展開で終わっている。

6主人公は大帝国キラーズに敗北して幸せ島に行ったのが正史らしく、しあわせ島からとしおくん騒動に生じて生還する。
(表サクセスのクリアがパラレル展開でゲームオーバーが正史という設定は、後のシリーズでも見られない)
無事帰還した6主人公は、一度潰れた和桐製作所を幸せ島に送られた仲間達と元の和桐製作所社員達と合同で建て直した。
皮肉にも、逮捕されなかった時間犯罪者の一度は成功した目論見を、結果的に捕まえずとも潰すことになったのである。

また、ゲーム本編では主人公が最終的に未来に帰るのかどうか選択肢が出るが、正史における彼が、和銅再建後にどう選択したかは現在まで不明である。

パワポケダッシュの紹介文では、しっかり未来への帰還を遂げられたかどうかを疑問視させるような不穏な文章がある。
未来への帰還を決意したと仮定した場合は、最終作の14終了時まで本編世界のどこかでスリープ状態で眠っている可能性が指摘されている。
なお、しあわせ島に送られる経緯を歩んでいる事情などから、歴代では珍しく正史彼女が存在しない主人公ではないかと推測する声もある。

※以下、かなりのネタバレ












本来彼の任務は時間犯罪者を捕まえることであったが、実際は時間犯罪者は既におかしくなっていた過去を元に戻そうとしていただけ。
そもそも何故こんなことになったのかというと3のヒロインである寺岡薫は6の時代では死んでいる筈であった。
しかし破滅の未来を変えるために『彼』や時間犯罪者らによって持ち込まれたサイボーグ技術で生き延びてしまい、薫は和桐製作所に入る。
そこで薫はWGバッテリーを開発するが、未来ではこれによりエネルギー問題が解決。人類は破滅は回避したが管理社会という平和によって腐っていく。
時間犯罪者はそうして狂った未来を再び修正するために6の時代にやってきていた。
つまり、主人公は無自覚ながらにやばい未来に繋げてしまった可能性がある(だからといって6主人公が悪いという訳では断じてないのだが)。

これは、犯罪者イベントを完璧にこなすと発覚する時間犯罪者との会話で

『お前は間違っている』
という台詞からもよくわかる。

もし仮に主人公が既に変化した未来からやってきていたとするならば、犯人のやっていることを時間犯罪とするのも一応納得でき、おそらくバッテリーが存在する未来から来ているのでその可能性は高い。

さらに言うと、6主人公は正史でのしあわせ島ではとしおくん騒動を経て脱出したとされている。
このとしおくんの遺骸は後のジャジメントが兵器用として利用しており、その結果ドラコが生まれているなど地味にそちらでも影響を与えている。
ドラコはパワポケ12でもパカーディルートでは敵として立ち塞がることもあるが、このルートは多分正史の扱いではないだろう。

ちなみに、「14」にて主人公の育ての親となるメガネのうち2人(山田と落田)は彼の和桐製作所再建がきっかけで巡り合っているため、そういった意味でも後のシリーズに影響を与えた重要な人物だったりする。





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最終更新:2020年10月23日 22:38