装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル

登録日 :2012/06/19(火) 18:05:51
更新日 : 2017/07/18 Tue 15:53:59
所要時間 :約 4 分で読めます




1986年7月5日に発売された「装甲騎兵ボトムズ」のOVA作品。

時間軸はTVシリーズ最終話のクエント星消滅から、キリコとフィアナがコールドスリープで眠りにつくまでの間のエピソード。





【あらすじ】

ワイズマンを葬った後、戦いを避けるように放浪を続けていたキリコ達は、ニュートラルシティであるア・コバの町に流れ着いた。
そこでは、かつてのウドと同じようにバトリングが大衆の娯楽となっており、特に「デンジャーメロン」と呼ばれる青いATを操るボトムズ乗りが無敗を誇り、人気を博していた。
ゴウトは、そこでかつての商売仲間であるチェロキーと再会。彼からファイトマネー3億+2億ギルダンの「ビッグバトル」を行おうと持ち掛けられるが…





【登場人物】

キリコ・キュービィー
ご存知「神を殺した男」「触れ得ざる者」

戦いが終結した後、彼の元レッドショルダーという肩書きは絶好の「商品」となっていた。
禁断症状に悩まされるフィアナの身を案じ、ヂヂリウムを手に入れるためにシャッコと共にギルガメス軍の施設に潜入するが…


損馬鹿トリオ
こちらもおなじみ。
今回の一連の騒動はだいたいゴウトとチェロキーのせい。


◆ル・シャッコ
キリコの仲間となったクエント人。故郷が消滅した事は特に気にしてない様子。


◆フィアナ
キリコの嫁。
バニラから「金食い虫」と愚痴をこぼされたり、敵に捕まって無理矢理キリコと戦わされたり相変わらず不憫。


◆チェロキー
ゴウトのかつての商売仲間。
バララント軍に繋がっており、フィアナをバララントに人質に取らせて、キリコを戦わせるように仕向ける。

「死んだら死んだ時のこった!!」


◆ラダァ・ニーヴァ
“ラダァ・ニーバ”とも。
ア・コバの町で無敗を誇るバトリング選手「デンジャーメロン」。その実態はバララント軍製のパーフェクトソルジャーで、バトリングは彼と新型ATの実践テストが目的。
しかしギルガメス軍のPSと違い、生身の人間に機械や制御装置を組み込んだいわゆるサイボーグで、かなり情緒不安定。

かつてバララント軍の兵士としてレッドショルダーと戦って恐怖を植え付けられた事から、執拗に元レッドショルダーであるキリコの命を狙う。


◆カルマン・トムス
ギルガメス軍の技術将校。
キリコの「PSを普通の人間に戻す事は可能か」という問いに「自分なら不可能ではない」と答えたが…


ジャン・ポール・ロッチナ
TVシリーズ最終話でクエント星の消滅と共に死亡…したかに思われていたが、何食わぬ顔で再びバララント軍の指揮官になっていた。
トムスとフィアナの誘拐、及びニーヴァを使ってキリコ抹殺を命令する。





【登場AT】

スコープドッグ
ボトムズの顔。
今回もやはりキリコが搭乗するが、今回は装甲を廃して極限まで軽量化した「ライトスコープドッグ」。
ローラーダッシュ、ターンピックをフルに使った高機動戦闘は必見。
冒頭でモブキャラが乗ってた機体がデンジャーメロンにフルボッコされたりもした。


◆エクルビス
バララント軍の試作H級AT。ニーヴァが搭乗し「デンジャーメロン」のリングネームで猛威を奮っている。
ストライクドッグのデータを元に開発され、ファッティーに続く主力ATとなる予定だった。

宙返りなどの三次元的な機動が可能なほどのATらしからぬ高い運動性に、アイアンクロー、パイルバンカーを装備し、接近戦では無類の強さを発揮する。


◆ビズィークラブ
バララント軍がギルガメスのATを廉価コピーした機体だが正式採用はされず、作業用ATに回された。
バララントに捕まったフィアナが乗せられ、ニーヴァの遠隔操作によって無理矢理キリコと戦わされた。


ベルゼルガ・イミテイト
クエント星が消滅したためベルゼルガを手に入れられなくなったシャッコが、スコープドッグをベルゼルガ「風」に改造したハンドメイドAT。
頭に生えたちょんまげがチャームポイント。

◆ラビドリードッグ
TVシリーズでキリコが最後に搭乗したAT。
量産化されたメルキア軍仕様の紫の機体が複数登場したが、エクルビスに無双されて特に見せ場もなく出番は終了。キリコが乗っていた時の強さが嘘のようである。


脚本は「青の騎士 ベルゼルガ物語」も手がけるはままさのり氏で、彼のボトムズ作品の例に漏れず賛否の激しい作品。

特にエクルビスが宙返りするシーンは「ATらしくない動き」と酷評された。

しかし、戦闘シーンの完成度は全体的に高く、キリコの生身によるアクションやラストのAT戦は一見の価値アリ。






追記・修正は肩を赤く塗ってからお願いします。



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