武蔵野線の姉妹

登録日:2011/09/10 Sat 17:35:54
更新日:2024/04/15 Mon 15:24:00
所要時間:約 4 分で読めます




『武蔵野線の姉妹』は、ユキヲの漫画作品。

2007年12月からWEB雑誌「FlexComixブラッド」にて掲載が開始され、
「FlexComixネクスト」への移籍を経て、最終的に「COMICメテオ」にて不定期連載されていた。
単行本はメテオCOMICSより5巻まで発売されたが未完、2020年5月に同レーベルより完全版が上下巻で刊行された。
同作者の作品である『邪神ちゃんドロップキック』とは世界観が同一である。

2012年には実写映画版も公開されている。


ストーリー

埼玉県某所、N座駅付近の高級マンションに済む大金持ちのセレブニート「ラン」と妹の「パンドラ」の日常を中心としたブラックコメディ。
コミュ力が足らないが故の過ちやリア充批判、厨二病、ネット上での煽り、荒らし、晒しなど人によってはかなりトラウマを抉り出される作品でもある。
ちなみに主人公ランと妹のパンドラは作者の過去のオリジナル同人誌やイラストに登場したキャラクターが初出。


登場人物

CVは音声付コミック「+Voice」、演は実写映画版でのキャスト。

  • ラン
CV:後藤麻衣、演:加藤夏希
主人公。本名は「緑川蘭子」
24歳にして株で一生遊んで暮らせるほどの大金を得たセレブニート。
背が低く童顔で幼児体型のゴスロリ。と、我らが喜びそうな存在だが、大変口が悪くコミュ力不足なゲームヲタで、家事もやらない残念さん。
しかし一流大学に受かった過去があったり、マニュアル読めばマニュアル以上の仕事っぷりを見せるなど天才である。
なにかと頼れるお姉さんな一面も。

あとリア充が大っ嫌い。

  • パンドラ
CV:前田玲奈、演:仲谷明香(AKB48・当時)
ランの妹で20歳。本名は「緑川ひかる」。
ランとは対照的でスタイル抜群の家庭的な美女。なのだがやはり残念さんでBL好きなコミュ力不足ニート。
しかし、そんな自分と姉を変えるためメイド喫茶「姫武者」でバイトを始める。

  • 英(はなぶさ) 由良
演:中田ちさと(AKB48・当時)
人気ネットアイドルでコスプレイヤー。19歳。
とても可愛い金髪ツインテ娘だが、自分の可愛いさに酔い痴れる痛い子。
パンドラと同じく姫武者でバイトしている。

登場初期はランと某機動戦士の台詞を言いながら殴り合いのケンカをしたり犬猿の中だったが、同じゲームヲタということもあり今は互いの家に遊びに行ったりする仲。
油断すると出身地である名古屋の方言が出る。
作者曰わく肌色の戦士(読者サービス的な意味で)。

  • 音羽 るい
名字は違うが由良のいもu…弟で17歳。
名字が違うのは幼少の頃に養子に貰われたから。

容姿は由良にそっくりだが性格は今時のギャルっぽい。ついでに天然。
常に女装をして自分の可愛いさアピールをしている。
こんな可愛いボクっ子が男の子な筈(ry

よく由良に小遣いをたかり、働いたら負けだと思っていると本気で思ってるが、ランが姫武者でバイトするようにけしかける。
勿論メイド服でだ!

  • 宗方 仁(ひとし)
演:日和佑貴
リア充。
姫武者のイケメン店長で27歳。
名前がタイムトラベラーな某医師と似てるが関係ない。

とても優しいイケメンで仕事が出来る人。こんな上司が欲しいです。
しかし、ファッション等に関しては微妙なセンスの持ち主でランに度々ネタにされる。

  • 宗方しずる
演:小松彩夏
店長の嫁さんで22歳。
美人で優しい姫武者の看板メイド。
人妻メイドということで大人気。

  • 藤堂 隆博(りゅうはく)
演:唐橋充
言動がキモいイケメンの25歳。
某美少女格闘家お父さんとは関係ない。

姫武者を乗っ取ろうと現れた関西大手のメイドカフェ「ほっと@レモン」の主任だったが、親会社があぼーんして無職になってしまう。

現在は仁に助けられ姫武者で働いている。
キモい言動も無くなった。

  • 竜崎 華姫(はなび)
BL漫画家の26歳。
地味なメガネお姉さんだったが、メガネを外した素顔はスッピンでも最高だったのでランと由良の改造計画でセクシーな美女へ大変身を遂げた。
しかし、自信が付きすぎて大変残念な「イタイモンスター」になってしまった。
最近は色々あって姫武者でバイトしており、天然眼鏡っ娘にキャラチェンジ。
しかし可愛い。

  • 愛川 翔(かける)
特撮大好きな26歳
名前が白黒つけるヒーローに似てるが気にすんな!

かなり不器用な熱血バカでるいを女性と勘違いして恋したときはストーキングしたりと迷惑なヤツだったが、ランの策でるいを諦めた。
普段着は今にも変身しそうな感じ。
「君達!カッコいい俺に失礼だろ!」

  • ユキヲ
原作者の太ったオッサン。
単行本のあとがきで主役を務めたり、カバー裏で我らを敵に回したりたまに本編にも出て来る。

全国のヲタに暴言を吐いたランをガチで撲殺しようとしたり、助けに入ったパンドラに殺されたりする。

ちなみにあとがきは彼が楽をするために、キャラは簡単な下着姿で背景は真っ白な空間。




ラン「君が!追記するまで!殴るのを!止めない!」

ユキヲ「おま…!マジでやめっ…!」

パンドラ「姉さんやめて下さい!作者が死んじゃいます!」

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最終更新:2024年04月15日 15:24