熟女

登録日:2011/08/29(月) 08:38:05
更新日:2024/02/04 Sun 14:31:44
所要時間:約 4 分で読めます




熟女。熟した女性を表す。

だいたい30歳後半以降の女性を指す場合が多いだろう。そして上限は明確には定まっていない。しいて言うなら老婆より年下。
性的な媒体としては、常に一定の水準の人気を保つ、ポピュラーな性的嗜好である。

男性のロリコン化と密接な関係にあるヲタク文化においては、幼女や十代のピチピチ娘より人気が無いのは否めない。

さらに言えば、萌え系2次元において「熟女」は基本的には居ない、とする見方もある。

考えてみてほしい。
―張りが失われてきた肌。
―目尻の皺。
―うっすらと出かかったほうれい線。
―どこか、人生に疲れた顔。業の深い色気。

これら熟女が熟女たる特徴を、萌え絵で表現するのは非常に難しいのである。


身体にしてもそう。
―くたびれた、肩。
―だらしなく垂れた、乳房。
―黒い乳首、大きな乳輪。
―無駄な肉のついた腹、重力に負けていく尻。

二十代そこそこのキャラですらつるつるスジマンで表す事が蔓延るこの時代、やはり2次元ではマイナーの域を出ないかもしれない。
だいたいまず、三十代以上のキャラクターは少ない。おばさん扱いを受けるキャラクターとて、二十代後半が関の山だ。

さらに三十過ぎと定義してあるキャラクターですら、そうは全く見えない。これは漫画絵だから仕方ない話なのだ。

しかし漫画なんかではよく見るだろう熟女もの。
中には熟女と銘打つだけで、セーラー服着てても違和感のないキャラが熟女ぶって筆下ろしてるモノもあるが、
世の熟女スキーを唸らせる肉の撓み、だらしなさ、エロさを醸し出す名作もある。探してみよう。

ただこの二次元熟女というのは不思議なもので、顔が若々しくとも設定上の年齢が中年だったり肉付きがムッチリ(中年太りではない)してたりするだけで、
何故かハッキリと若々しい少女・お姉さんとは別物と認識される場合もある。

非18禁作品において年齢通りの顔・体をした美熟女というのはあまりにも淫靡過ぎるのかもしれない。
世の熟女スキー絵師たちがその状況に嘆いたからかは分からないが、そういった「設定上美熟女」達は二次創作で年齢通りの外見にされたりもする。1968年生の格ゲークィーンとかより薄い本が多い某戦車道家元とか
また一般作のケースは先述の若く美しすぎる熟女とは逆に「普通のオバチャン」として描かれることが多い(特に男児向け作品)。つか美熟女なんてある意味では美少女より希少種なんだから、創作の世界と言えどそれが当たり前かつ自然の摂理なのである。
だがそういう単なるオバサンでもイケる、むしろその方が良いという人もいたりするので性癖の世界の広さというのを痛感する。


3次元では諸兄もご存知の通り、不動の人気ジャンルである。

AVなどでよく見るシチュエーションとして、淫らな(エッチな、じゃない。淫らな、なんだ)年増の女が、若い男のチェリーを貪り食う「痴女系」
旦那と数年、いや十数年ご無沙汰の婦人を弄り倒し、女の喜びを無理矢理思い出させる「背徳系」
他にも演技が重要な「母子相姦系」、素人臭さが素晴らしい「奥さんナンパ系」など、多種多様である。

前述した通り、熟女の定義は年齢の上限が曖昧である。

ある熟女好き芸人には、60、70歳のお婆ちゃまにすら欲情する強者も居る。
ぶっちゃけ70過ぎの風俗嬢だっている。需要には供給があるのだ。

そこまでのババアは熟女じゃねえ!老人性愛の世界じゃねぇか!という意見もあるだろう。だが。

良いではないか。僕たちに共通しているのは、きっと母性を求める心なんだ。

ママのおっぱいなんだ。

若いだけの小娘にはない、安心感なんだ。
それさえ共通していれば、僕らはみんな熟女スキーなんだよ。


熟女、万歳。













熟女「追記ぃ…ふぅ……修、正……する…?」

少年「…うん、する…するからもっと…!」

熟女「ふふ、もう、若いんだから♪」

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最終更新:2024年02月04日 14:31