オズマ・リー

登録日: 2009/11/19(木) 21:42:24
更新日:2023/05/18 Thu 07:40:34
所要時間:約 5 分で読めます





マクロスFの登場人物。
声:小西克幸

2032年1月5日生まれ。
27歳。
S.M.S.スカル小隊隊長。
民間軍事会社の社員であるが少佐という軍人の階級を持つ。
搭乗機は指揮官用のVF-25S
コールサインは「スカル1(リーダー)」。
パーソナルカラーは黄色
愛車はランチア・デルタHFインテグラーレエボルツィオーネ(WRCレプリカ)。

普段は豪放磊落で大雑把な性格だが、任務では元軍人らしいシビアさを見せる。
操縦に高度な技量を要するアーマード装備をほぼ常用するなどパイロットとしての腕は一流。


14歳の時に両親の反対を押し切ってハイスクールを中退し統合軍に入隊。
新統合軍のエースパイロットとなり第117次大規模調査船団の護衛任務に就いていたが、バジュラの襲撃で船団は壊滅。
この時の軍上層部の対応(バジュラ襲撃の秘匿)を巡って軋轢が生じ軍を除隊しS.M.S.に所属する。


船団壊滅時にランカの家族を救えなかった悔恨からランカを引き取り、妹として育てている。

ランカには非常に甘く過保護で、彼女のためならばS.M.S.の職権乱用も辞さない。
PTSDを抱えるランカに心配をかけないよう、事務職に就いているとをついていたが、戦闘で負傷したことから前線に出ていたことがバレる。
ランカの歌手へのには強く反対していたが、彼女の成人が近いことやエルモの説得もあり、渋々認める。

単なるアイドル歌手ではなく、人類と世界を救うリン・ミンメイの再来として注目を集めていくランカに複雑な思いを抱く。


キャシーことキャサリン・グラスとは元恋人関係で、本編時点ではすれ違いが重なり破局している。
出会いのキッカケはメディアによって異なるが、小説版では大学で出会い、キャシーからアプローチを掛けたとされている。
彼女は飛び級進学のためこの時ミドルティーン。かなり際どい年の差が開いているが気にしてはならない。

ドラマCDではキャシーが父とともに軍の演習を訪れた際、差し入れとして持ってきたパインケーキをオズマが気に入り、作り方を教えてくれと声をかけたのがキッカケとされている。
この時オズマ18歳、キャシーは13歳になったばかりの頃
もちろん漢オズマ、何とは言わないが彼女が18歳の誕生日を迎えるまで“待った”らしい。

いずれにしても、オズマが失語症のランカを思い作ったパインケーキは、キャシーが教えたもの。
交際中も彼にとっての最優先事項はランカであり、恋人を差し置いて妹を優先したことも破局の一因となった。


FIRE BOMBERのファンで随所で楽曲を聴いていたり、作戦中のフォーメーション名に「PLANET DANCE」「突撃ラブハート」などの楽曲名を好んで使っている。
余談だが、「突撃ラブハート」はキャシーとボビーの3人でカヴァーしてたりする。


小説版ではマクロスVF-X2の主人公にして特殊部隊『VF-X レイヴンズ』の隊長*1“エンジェルエース”ことエイジス・フォッカーの後輩になっており、
その人脈を活かして共にキノコことレオン・三島を追い込んだ。
いまだにエイジスに卵野郎呼ばわりされているが。軍を辞めた(首になったとも)理由も判明。
当時孤児となったランカを邪険に扱おうとした軍のお得意様*2に拳骨かました為。
後には知らず知らずナイフまで喰らわせている。実は某17歳とは面識があり其れなりに馬も合っていた。

また、VF-25の原型『YF-24 エボリューション』のテストパイロット経験者。
他のテストパイロットにはマクロスプラスイサム・アルヴァ・ダイソン超時空要塞マクロスマクロス7マクシミリアン・ジーナス
上述の先輩であるエイジスがいる。


死亡フラグがしばしば立つが回避する。
17話では全編通りして数え切れないほどの死亡フラグが立を立て続けたが全てを握り潰すという荒業をみせた。
でもそのクラッシャーぶりにとばっちりを受けた部下が…
多分ガムリン木崎と同種なんだろう。

オズマが折った死亡フラグの一例(※F並びに過去作のネタバレ注意)

+ ...
  • スカル小隊の隊長(初代マクロスロイ・フォッカーから脈々と引き継がれた死亡フラグ)
  • ロボアニメCV小西克幸の兄貴キャラ
  • 搭乗機のパーソナルカラーが黄色
    (フォッカーの搭乗機が黄色だった為。同様に、柿崎カラーである緑も死亡フラグなのだが、オズマの恩恵を受けてか、今作では死亡しなかった)
  • 銃の手入れをしながらランカとの過去回想
  • 回想シーンのBGMがFIRE BOMBERのMY SOUL FOR YOU(マクロス7にてギギルが最期に歌った歌)
  • その回想の後、何かを決意した顔で部屋から出て行く際、テーブルの上に置いていたランカのライブのチケットが落ちる
  • パイン
    (マクロス最強の死亡フラグアイテム。フォッカー、金龍といった数々の隊長を死亡させた隊長キラーでもあったが、オズマの前では歯が立たなかった。尤も、オズマの場合はパインサラダではなくパインケーキだったので、「パインじゃなくサラダがまずいんだろう」という声も。)*3
  • その回のサブタイトル「グッバイ・シスター」
  • 恋人との逢瀬の途中で呼び出し
  • その移動中に車載テレビに映る妹
  • 「妹の夢は俺が守る」というセリフ
  • 恋人の「無茶よこんなの!あなた被弾してるのよ!」という制止を振り切り突撃
  • 「こんなのかすり傷さ」というセリフ
  • 帰還後、成長した妹の初ソロライブを客席から見守り「もう…いいんだな…俺は……」
  • 彼女にパインケーキを勧められるなか大量出血により意識を失う
    (TV版マクロスのフォッカーの死亡フラグ。オズマはパインケーキを薦められていたが、フォッカーはパインサラダを薦められていた)
これらすべて17話の出来事である
他にも
  • 研究施設への決死の単独潜入
  • 味方戦艦への攻撃を身を呈して受ける
  • 被弾しているにも拘わらず制止を無視して肉弾戦を挑む(遠距離武器が効かない相手だった)
  • 敵の猛攻撃の中、それを受けながらも雄叫びをあげて突っ込む
  • 劇場版では妹を庇いになりさらに宇宙空間に投げ出される
……etc


…なんで生きてるんだ、コイツ?


スーパーロボット大戦シリーズにおいて】
第2次Z破界篇』ではファイヤーボンバー好きという設定が如実に反映され、
エースボーナスが『ファイヤーボンバーのディスクの効果2倍』となっている…のだが、そもそもこのパーツ自体の効果が
「プレイヤーフェイズ毎に気力が+3される」という非常に地味な効果であり、2倍になっても+6で焼け石に水。
気力上昇で解放される特殊能力があるわけでもないオズマにとって、飾り同然のエースボーナスであった。

…が、続く『第2次Z再世篇』において、ボンバーした。『マクロス7』が参戦したことで、バサラも自軍に加入する…のだが、
オズマはバサラによる歌の効果も2倍になるという、驚異のエースボーナスが追加されたのである。
バサラ自身が歌の効果を2倍にする熱血と組み合わせると、そのドーピング効果はなんと4倍にも及ぶ。「TRY AGAIN」を歌えば、全ステータスが飛躍的に向上するのだ。
異能生存体もギアスの呪縛も凌駕するオズマのFB愛、恐るべし。

更に続編の『第3次Z時獄篇』では同チームのメンバーにもバサラの歌の効果が2倍になる強化が行われ、単独でも回避率を強化する物に変更されている。

シナリオ上でも、FB絡みのイベントで何かと出番が多く、ミカゲに歌の力を説いたり、ゲペルニッチと「銀河最強の熱気バサラファン」の座を競って張り合ったりしている。

一方、『L』『UX』『BX』といったDS作品においては、
ユニットもパイロットも特段個性がなくアルトの下位互換になってしまっている感は否めない。



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最終更新:2023年05月18日 07:40

*1 2059年時では『VF-X』総司令

*2 VF-X2に登場するクリティパルカス・コーポレーション社長のマンフレート・ブランド

*3 実際、戦場でサラダはアストナージとその恋人ケーラや小説版のエルピー・プルなどが死亡するなどかなりの死亡フラグである