美川べるの

登録日:2011/02/19 Sat 19:11:42
更新日:2023/05/20 Sat 18:07:08
所要時間:約 3 分で読めます




美川べるのとは日本のギャグ漫画家。女性。
北海道札幌市出身・在住。
自画像は厚化粧の丸い謎の物体。
(初期は人間として描かれていた)
高校時代に少女漫画誌に四コマ漫画でデビュー。
当時から今の芸風だった。

その後はペルソナなど各種ゲーム系四コマやアンソロジーでの活躍を経て*1、コミックゼロサム創刊時に「ストレンジ・プラス」をスタート。


雁えりかとはアンソロ時代から非常に仲がよく、ストプラのドラマCD収録時に同行してくるほど。
世界観を共有するようなセリフがあったり描く作品をスイッチさせた番外編を書いてみたりといったこともしている。

作風
下ネタやパロディ、BLやオタクネタなどをこれでもかと盛り込んだ作品が多い。特におっさんと尻はほぼ毎回と言っていいほど使う。
舞台設定やキャラのスペックだけは王道路線だが、肝心のキャラの中身がぶっ壊れている。メインヒロインと眼鏡キャラは基本萌えない。

画風がかなり幅広く、少女漫画風の絵が上手い。絵を下手に描くのも上手い。デフォルメキャラを描くのも上手い。

だが萌え絵だけは萌えない。とりわけ、ヒロインがヒロインをしていないこと多数。

やたらハイテンションなボケとツッコミが連続するのでテンポ良く読める。
台詞回しも独特で、1コマにおける文字数がやたら多く、ふきだしでページがほぼ埋まる事も。

特徴的な絵柄のため「絵が怖い」「この絵でサービスシーンやっても」と自分でネタにすることもある。
カラーページを貰うと、その回は必ずといっていいほど無駄遣いし、その事をネタにする。
元々の配色を無視することはもちろん、むしろあるキャラの色付けしないという暴挙もやらかした。

こんな芸風でありながら、なんとあのToHeartのアンソロジーにも参加したことがある。
ファンからの評判?次回以降まったくお声がかからなかったことからお察しください。
抱き枕にこだわりがあるのか最近よくネタにする。
俺も人型抱き枕の中身欲しいです。


熱狂的なファンが多く「ミカベラー」と呼ばれる。


■作品一覧
ストレンジ・プラス
学園天国パラドキシア
まかまか
美川べるのの青春ばくはつ劇場
漢式 青春ばくはつ劇場
戦場のハピィ・ライフ
シガラミン
超空転神トランセイザー
蜜ドキパルフェ
何でもしますから!!
美川べるのといかゴリラのまんがエッセイシリーズ(いかゴリラとの共著)

なお、彼女の作品のカバー下は全て「カバーをなくすと恥ずかしい」がテーマとなっている。


■ミカベルによるヘンテコフレーズの数々
  • ぽっといてけで
  • とっても良くお似合いよ、業が深そうで
  • 伝説の聖剣エクスカリビャー(三角材)
  • 人体に優しいランチャー
  • 手編みのきくらげ
  • もぎたてハレンチカリカリ梅&セクシャルバイオレット吾郎
  • あまりにも気まぐれなシェフのふるまいに耐えかねた見習いコックたちが とうとうシェフをシチュー鍋で…(気まぐれシェフのシチュー)
  • 写植を打たれてそれっぽいアオリを入れられREXの巻頭カラーに載った(主人公作の画伯なBL原稿1ページ目)


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最終更新:2023年05月20日 18:07

*1 この頃の軌跡は「プラスティック・ベイビィズ」「美川べるののゲーム魂」として単行本にまとめられている