ブラックガイン/ブラックマイトガイン

登録日: 2011/09/29(木) 01:08:59
更新日:2018/09/05 Wed 22:53:10
所要時間:約 4 分で読めます




黒い翼に
殺意を乗せて
灯せ不幸の赤信号

悪者特急ブラックマイトガイン、定刻破って只今到着!





勇者特急マイトガインに登場するキャラクター。


第16話『ブラックガイン』にて初登場。
制作者はアジアマフィアのボスであり、本作の巨悪の一人であるホイ・コウ・ロウ
見た目はガイン(マイトガイン)そっくりでカラーリングは黒がメイン。
性能も互角だが言語系能力は若干劣っていたりする。

なお、上記の名乗り口上はブラックガイン本人ではなく、合体後のブラックマイトガインを操縦しているホイ・コウ・ロウとその部下チンジャ・ルースの2人による台詞である。




●劇中の活躍
相変わらずヌーベル・トキオシティを暴れるホイのロボットを止めるため、今回も旋風寺舞人と勇者特急隊のガインが出動する。
だがホイの真の目的はガインの超AIのデータで、マイトガインとの戦闘中に小型ロボ・コックローチアリをマイトガインの中に侵入させ、データを盗むのに成功する。

目的を果たしたホイはコックローチアリをガインに気付かされずに爆破、後は機体にコピーした超AIを搭載して起動するだけで完成するはずだったが起動に手間取っていた。
一向に起動する気配がない中ホイの祈りが通じたのか、雷がアジトへ落ちてゆく。

ガイン……ブラックガイィィィィン!!

名乗りを上げるブラックガイン。
かくして、願いが叶ったホイはブラックガインを使いマイトガイン打倒に燃えるのだった。

後日、列車事故の救助活動をしていた舞人とガインの前にブラックガインが現れる。
救助活動で手が離せないガインはピンチに陥る。
しかしブラックガインは戦おうとせず、ガインと共に列車の救助を行う。
「さっさとガインを片付けろ」と命令するホイだったが、
「何を言うか、私は正義の戦士だ!
と一蹴した。
ホイはガインの強さだけでなく正義の心までコピーしてしまうミスを犯したのだ。

こうしてブラックガインはホイを裏切り、勇者特急隊の一員となった。
弟分のような存在が入隊し喜ぶガインと舞人たち。
ブラックという愛称で呼ばれ共に訓練をしたり、早口言葉が言えず悔しがったりと穏やかな時間を過ごした。



そんな中、ホイが制作した戦闘機がヌーベル・トキオシティを襲う。
舞人とガイン、そしてブラックガインも出撃するが、戦闘機はマスクの形に変形しブラックガインの顔に張り付いた。
このマスクは張り付いたロボのAIを狂わす機能が備わっており、ブラックガインはホイにコントロールを奪われ勇者特急隊の敵となってしまった。
敵となったブラックガインは舞人とガインを襲う。
彼に「目を覚ませ」と促すガインだったがこのままやられる訳にも行かずマイトガインに合体する。

直後にホイが乗るブラックパイルダー、チンジャが乗るブラックマイトウイングとブラックロコモライザーが現れブラックガインはブラックマイトガインに合体する。
合体シーンの一部や合体後のポーズはどこかで見た事がある演出が含まれている。

先程まで味方だったブラックマイトガインに対して攻撃を躊躇うマイトガインは大苦戦を強いられる。
だが戦いの最中、ダイバーズやホーンボンバーの援護で危機を脱出。
マイトガインはついに必殺技の縦一文字斬りでブラックマイトガインを戦闘不能状態にする。


その後ブラックガインを操っていたマスクが外れ、今度はマイトガインを洗脳しようとするが、正義の心を取り戻したブラックガインが阻止。
彼は空高く飛びマスクもろとも自爆してしまったのだ。

自爆により頭部だけが残ったブラックガインは機能停止寸前であり、マイトガインの手の中で

「マイトガイン…私とお前は一つ、お前の中で私は生きる……」
「特許許可する東京都特許許可局……これでいいのか…?」
「特許許可する東京都特許許可局……特許許可する東京都…きょ…許可……」

苦手だった早口言葉を言いながら彼はその機能を停止した……





だが、超AIは無事だったのか、最終回にてガインや勇者特急隊と共に
新品同様のボディを与えられ修復されている姿が映し出される。
これからブラックガインは正式に勇者特急隊としてヌーベル・トキオシティの平和を守り続けるだろう……



●構成マシン

  • ブラックガイン
上記の通り、ガインを模した黒いコアロボ。微妙に頭部の形状がガインと異なっている。
本編中で正義の戦士として活動したのはこの姿のみ。
ブラックマイトガインへの合体時には左腕を担当するが、合体バンクはマイトガインのものを反転させているためか、合体時のみ右腕に合体しているが、公式的には左腕である。

  • ブラックマイトウイング
黒いマイトウイングの同型機……と見えて、新幹線の先端がサメの顔のようになっており、独特の形状をしている。
本編ではチンジャが操縦。後述のゲーム版でブラックマイトガインが仲間になった後は無人運用。
ブラックマイトガインの右腕になるが、上述のように合体バンクでのみ左腕に合体している。
右肩に鋭い牙のような模様があるのがカッコいい。

  • ブラックロコモライザー
ご存知、機関車のバケモノ。先端のエンブレムが異なっている。
ブラックマイトガインの本体になるが、それ以外は特に目立つ部分は無い。
なお、後述のブラックパイルダーで操縦するシステムのため、本物のマイトガインと違い口元のマスクの下に操縦席は設置されていない。

  • ブラックパイルダー
本家マイトガインには無い4体目の合体メカであり、ブラックマイトガインのコックピットも兼ねる小型のホバー飛行機。合体後はブラックマイトウイングのチンジャもこちらの後部座席に移動する。
どこかで見た事ある形状で、どこかで見た事ある合体をする色々ヤバいヤツ。
コイツを合体させる都合上、ブラックマイトガインの頭部は少し大きめになっている。
『スーパーロボット大戦V』において、ブラックマイトガインの首のケーブルを切られると操縦系統がフリーズし、強制的に合体解除される弱点が明らかになった。(舞人曰く「グレートマジンガーと同じシステム」らしい)
ゲーム作品で仲間になった後はコイツは合体していないが、頭部の形状はそのままとなっている。



●ゲーム出演時にて
悪のボディに正義を宿した姿やその生き様の影響で、本作の数多いゲストキャラの中でも高い人気を誇る。
ぶっちゃけてしまうといかにもスパロボ救済対象になりそうなキャラであると長年言われており、
1998年発売の勇者シリーズ限定のスパロボ『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』シリーズや2017年発売の『スーパーロボット大戦V』などのゲームでは隠しキャラとして登場し生存フラグが立てられている。
(ちなみに、制御されたブラックの動きを止める際に自軍一同が「特許許可する東京都特許許可局」を言う、というクロスオーバーがある。
ジュドー・アーシタキラ・ヤマトが淀みなく早口言葉を言うので、ある意味必見)

『ブレイブサーガ』シリーズでの名乗り口上は流石にそのままではアレなため、仲間になったブラックマイトガインにはオリジナルの名乗りが追加された。

黒い力を
正義に変えて
灯せ悪への赤信号

勇者特急ブラックマイトガイン、声援受けて只今見参!

さすがに顔グラフィックは赤目のままだったのが惜しい。
なお、マイトガインとブラックマイトガインを隣接させると、合体攻撃『十文字斬り』が発動。
ブラックマイトガインが横一文字に斬りつけた後、マイトガインの縦一文字斬りが決まる。

黒い翼に
希望(のぞみ)を乗せて
灯せ平和の青信号

勇者特急ブラックマイトガイン、定刻通りにただいま到着!

『スーパーロボット大戦V』では緑目の状態のブラックマイトガインが使用できる。
名乗りの際に指差すランプ部が赤信号のままなのと、『ブレイブサーガ』オリジナルの名乗り口上はカットされたのが気になるが、必殺のブラック動輪剣・縦一文字斬りを使う際に

「ブラック動輪剣!チャージ…アーップ!!」

というどこかで聞いた事のある台詞をどこかで聞いた事あるような声で叫んだり、
書きおろしカットインも満載だったりとやりたい放題となっている。
いいぞもっとやれ!

ちなみに、ボーナスシナリオ(DLC)「再起への誓い」において、ホイ・コウ・ロウ(とチンジャ)と再会し「罪を憎んで人を憎まず」と彼等を許す一幕も。

『スーパーロボット大戦X』では条件無しの無条件で生存、仲間入りをするというまさかのデフォルトメンバーとなった。
本作では敵として初対面し、その後に正義と明らかになる辺りが他作品と異なっている。
なお、今回ついに勇者特急隊の最強合体技、ジョイントドラゴンファイヤーに参加。
ガードダイバーの変形したレスキュー特急の後方にブラックロコモライザーが連結するという形で合体している。(これによりブラックロコモライザーもブラックガインとブラックマイトウイングを収納可能なのが明らかになった)
そのため、本編では「五体連結」だったのが「六体連結」となっている。
カットインの顔のドアップではグレートマイトガインを差し置いてまさかのセンターという凄くオイシイ立ち位置となっている。



更に放映から20年近く経った今でもなお立体化されている。
スタジオハーフアイからの最小合体、スーパーロボット超合金…
勇者シリーズゲストキャラの中でも最大級の優遇を受けていると言えよう。


「項目が未完成だぞ。一緒に追記・修正するんだ、ガイン」

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