マジョスティック12

登録日:2011/03/27(日) 01:54:38
更新日:2024/03/19 Tue 00:40:15
所要時間:約 4 分で読めます





マジョスティック12とは、金色のガッシュ!!に登場するアメリカ生まれの不思議な集団。

ナゾナゾ博士のしもべであり、そのメンバーは超人的な能力を持った12人で構成される。



○メンバー(本編での紹介順)


【ツー・ライディング・アイ】
目から光線を出せる!

【ロケット・フット】
時速300kmの走力を誇る!

【フライング・ビート】
飛行能力を持つ戦士!

【セカンド・サイト】
透視能力で全てを見通す!

【ダイナソー・アーム】
恐竜並の腕力を持つ!

【ワンダフル・トゥ・ザ・フューチャー】
予知能力を持つ!

【サイコ・ジャングル】
念動力を備えた野生児!

【ファイヤー・エルボー】
炎を自在に操る!

【ビッグ・ボイン】(CV:永野愛)
巨乳。 ただそれだけである。

【ブリザード・シング】
冷凍能力を持つ若者!

【トレマー・モグラー】
ドリルで土の中を高速移動!

【テレパシス・レーダー】
全ての能力をまとめる司令塔!



○本編での活躍


初登場は12巻のLEVEL.95「12人の刺客」。
自分たちの力不足に悩む清麿達の前に現れたキッドとナゾナゾ博士。
そのまま戦闘になるかと思われたが、「戦うのは私ではない」と博士は言う。
そして自分に代わる対戦相手として、上述したようにマジョスティック12を紹介するのだが…



博士「ハハハハハ、さあ…」

博士「『この中で仲間外れは誰!?』」

(清麿の顔芸)

(空白)

清麿「『ビッグ・ボイン』…」

博士「正解!!さすがは世界屈指の天才児!!よくぞ見破った!!」(マジョスティック12も祝福)

博士「今日は私の完敗だ!!また会おう、ガッシュ、清麿くん!ハハハハハハハ!」(颯爽と去っていく)



…という、衝撃的かつ鮮烈過ぎるデビューを飾ったのであった。
その夜にガッシュと清麿が呆然としていたのは言うまでもない。

そう、ズバリ言ってしまえば、彼らは一発ネタのためだけに作られたネタキャラ集団ではあるのだが、
ナゾナゾ博士の「底知れなさ」と「ネタキャラ要素」を同時に読者に伝えるという、唯一無二の演出として機能したキャラだとも言えるだろう。



その後しばらくは登場しなかったが、
14巻のLEVEL.126「ともに戦う」でビッグ・ボインだけ再登場。
千年前の魔物達との戦いの中、「先陣を切って敵の隙を作る」と言ってナゾナゾ博士が呼んだのは、
胸が大きいだけで超能力など無いはずのビッグ・ボイン。「本当は彼女にも何か凄い力があるのでは…?」と清磨が考えた矢先、博士が指示を出す。



博士「よし、ビッグ・ボイン、『ボイン・チョップ』だ!!!

ビッグ・ボイン「イエーーーーイ!!!」(手刀で自分の巨乳をビシバシと叩く)



こうして敵も味方も呆気にとられる中、すかさず敵の後ろに周り込んで「ギガノ・ゼガル」を撃ちこむという完璧な戦術不意打ちを披露したのだった。
この時の清麿を始め、恵さんやら敵のビョンコカルーラやらの表情がまた笑いを誘う。



その後もまたしばらく登場しなかったが、
19巻LEVEL.176「建造物ではない何か」でまたもやビッグ・ボインだけ再登場。
ファウードの正体が何か分からず困っている清麿に見せたいダンスがあるという事でついて来たらしい。
そこで披露したダンスは実に4ページにもわたり、困っていた清磨を一番楽しそうな顔で見ていた博士がザケルをお見舞いされた。
この時一緒に踊ってるガッシュが可愛らしい。
こんなことをしておきながらファウードが何なのかサッパリ分からないとほざいたせいでまたもやザケルをお見舞いされることになる。
だが、実はこの時既にファウードの正体が腕組みをした巨大な魔物であることを見抜いていたと思われる。先の無駄にページを使ったビック・ボインのダンスにおいて、彼女が決めたポーズの中にファウードと同じポーズが存在するのである。要はヒントを提供していた訳なのだが、清磨を困らせようとしたのもまた事実であるため、これがヒントだったとしても役に立つことはまずなかったと思われる。

その後は物語もシリアスなクライマックスに突入すると、流石に大きく登場することはなかったが、
クリアとの戦いに臨むガッシュ達が乗る飛行機のパイロットとして、テレパシス・レーダーと、やはり何故かビッグ・ボインが搭乗している。




○余談


アニメ版では全員出番がそれなりに増えており、67話「すばらしきかなマジョスティック12」では、原作とは異なり全員がしっかりと登場。
しかし、ロケットフットに走力に見合う体力が無かったり、
サイコ・ジャングルが有給休暇を取っていたり、
ツー・ライディング・アイの光線が実は威力の無いものだったりと、グダグダで散々な結果になった。
そんなこんなでメンバーがほとんど敗れた後に残ったのがビッグ・ボインであり、後は原作と同様の流れ。
裏社会ではそれなりに名の知れた存在らしいほか、普段は博士の屋敷で使用人として暮らしている様子で、博士がキッドが魔界に帰ってしまい塞ぎがちになってしまった際にはキャンチョメフォルゴレと協力して元気づけようとしていた。
また、オリジナルストーリーとしてビッグ・ボインが主役の話も作られた。ビッグ・ボインはスタッフからも愛された存在である。


そして前述のビッグ・ボインのダンスはアニメで披露されると、
フォルゴレの「チチをもげ!」やビクトリーム様の「ベリーメロン」の様にメロディーが付けられ、その曲はギャグソングコレクションに収録された。
ギャグソングコレクションにはそれら以外にも「コーラルQの変形体操」や鯖江の「ワカマカダンス」も収録されているので是非購入してみてほしい。


○さらなる余談

作者の次々回作『VECTER BALL』ではビッグ・ボインによく似た英語教師アメ・リカ先生が登場している。

リカ先生「花京院!!!」
生徒一同『花京院!!!』
リカ先生「イギー!!!」
生徒一同『イギー!!!』
リカ先生「アヴデュル!!!」
生徒一同『アヴデュル!!!』
リカ先生「終わったよ…」
生徒一同『終わったよ…』

一体これが英会話の何の役に立つのかは不明である。



ナゾナゾ博士「よし、ビッグ・ボイン、『追記、修正』だ!!!」

ビッグ・ボイン「イエーーーーーイ!!!」

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最終更新:2024年03月19日 00:40