登録日:2012/05/29(火) 14:19:00
更新日:2024/02/14 Wed 20:43:52
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ドカコックとは、『ゴラクマイトガイ』『ヤンキンマイトガイ』『マンサン旋風児』こと、渡辺保裕(代表色:ワイルドリーガー、内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎等)のドカグルメ漫画である。
これまで週刊漫画ゴラク、月刊ヤングキング、週刊漫画サンデーにて掲載。一つの雑誌や出版社に腰を落ち着かせることなく、主人公の流れドカ(土方(ドカタ)の意)・京橋の如く、漫画界をさすらい続けている。
なお、マンサン掲載以降はタイトルが『ドカコック本舗』になっている。
●ストーリー
日本各地の現場で、己の身体を頼りに働く侠男(ドカ)達。
しかし、彼らも時には苦境に陥り、ドカとしての道を見失ってしまう。
そんな時、伝説の流れドカであり料理人ドカコックでもある京橋建策が彼らドカの腹と心を満たし、現場を成功に導くのだ。
「ド…ド……ドカうまーッ!」
先々の若者に慕われ、女達に想いを寄せられる京橋。
しかし、彼は背中で語ると、現場を去っていく。
「自分はただのドカですよ……」
(現場関係ないこともある)
●京橋建策
主人公。ドカコック。
まさしく百人力のドカとしての腕と、ドカ達の心に響く男メシを作る料理の腕を持つ男(ドカ)。
一つの現場に留まることはなく、物語の終わりには次の現場に流離っていく。
青森の現場を去る時はアオリで『ドカコック、北へ…』といいつつ、次回は南の横浜にいた。
彼のメシはとにかくドカ好みのドカ盛りで、そしてドカうま。
現地の素材を大切にしつつも、大胆な発想でドカ料理を竣工する。
その現場で使う道具や工法(スコップやランマー、油圧シャベル(英語ではエクスカベーター)等)を模した調理法を使い、ドカ達に自分達の仕事の素晴しさを思い出させるのも彼の特徴。
伝説のドカとしてネットで話題にもなっているらしいが、指摘されても「メシ行ってきます(竣工前)」「自分はただのドカですよ(竣工後)」とだけ答え、留まることなく去っていく。
単行本で突っ込まれているが現場で発生した揉め事は解決するが肝心の工事そのものは未完成で帰ることも多い。
●ドカメシ一覧
揚げたてドカコロ丼(山梨・トンネル工事)
ドカルビ焼飯丼(鹿児島・架橋工事)
ドカハリツユだく丼(大阪・ビル建築)
津軽ド海峡てこね丼(青森・マグロ漁)
横浜ド開港ロードカレー(神奈川・道路工事)
ド開拓丼(北海道・鉄道保線工事)
伊那のド勧太ローメン飯(長野・住宅建築)
紙カツ・ド・カツ丼(新潟・サーカステント組立)
●単行本
少年画報社よりコンビニコミックとして刊行。
仕事休みに弁当を買ったドカが一緒に買って読めるような、粋(ドカ)な計らいといえよう。
- 一迅社から通常コミックス出たな…。帯で「レッツプレイツー!!」と言っちゃうヤスダスズヒトはガチ。 -- 名無しさん (2014-08-04 18:42:14)
- 連載版「ドカせん」の話は単行本が出てからかな? -- 名無しさん (2018-06-25 20:24:35)
最終更新:2024年02月14日 20:43