ツンマゾ(シリーズ名)

登録日:2010/04/24 (土) 00:00:40
更新日:2024/01/04 Thu 22:29:32
所要時間:約 7 分で読めます





美少女文庫から発売された「えすかれ」シリーズの作品。
シリーズ四作が発売中。
作・葉原鉄
イラスト・あきら

萌えを前面に押し出した近年の美少女文庫ではできないハード路線のために創刊されたえすかれシリーズの一つ。
かなりのヒットを挙げてえすかれシリーズのイメージ定着に一役買った。

キャラクターが作中で大量の迷言を口にしており、好みが分かれるポイントとなっている。


◆「ツンマゾ! ~ツンなお嬢様は、実はM~」
記念すべき一作目。

◆あらすじ
超巨大なチ〇コを持っている北野健児は、同級生のお嬢様・鷲尾真子が落とした巾着袋を拾い、彼女に届ける。
だが袋の中身は真子が自慰に使ったマッサージ機であり、学校でオナったことを健児に知られたと思った真子は持ち前のドM根性を発揮し、
自身をレイプするよう健児に迫るのだった。

◆登場人物
  • 北野健児
巨大な逸物を持つ主人公。地味な顔の純朴少年だったが、真子と交わるうちに秘めたSな性格を発露させていく。
劇団で働く両親の影響か手先が器用。

  • 鷲尾真子
ヒロイン。金髪ツインテツンデレ。否ツンマゾ。
秘密を共有した健児をご主人様に任命し、調教するよう迫る。

  • 主な迷言&名言

「合格! 北野健児ごうかーく! 強姦棒キングここに誕生ー!」

「ど、どうぞ! どうぞごレイプください!」

「このDVDもゴリラ! ゴリラDVDなの!」

「羞恥プレイがイヤだなんてマゾヒストの風上にも置けないな」

「SMもほどほどにな」←小学生のセリフ


◆「ツンマゾ!!~武闘派生徒会長だってM~」
前作の発売からおよそ一年後に発売された続編。

◆あらすじ
自身の性欲に四苦八苦する神田四郎は、ひょんなことから生徒会長の羽黒ユウに精液を浴びせてしまう。
一般人の仮面の下に変態性を持っていた二人は、これをきっかけに体を重ねることに……

◆登場人物
  • 神田四郎
親切なお人好しキャラを演じる主人公。
実家の喫茶店で様々な人間と出会ってきたために読心術を身につけている。
凄まじい性欲の持ち主で、毎日数回抜いて理性を保っている。
嗜虐的な性格で言葉責めが上手く、エピローグではアトリエかぐやもビックリの行為を敢行して死にかける。

  • 羽黒ユウ
ヒロイン。ツンマゾというよりクーマゾ。
厳しい性格で、愛刀「白鷺(模造刀)」を手に不良を成敗している。
だが実は妄想癖持ちのマゾで、自己を保つ精神暗示のために持っている白鷺を手放すと性格が豹変する。
実家はクリーニング屋。

  • 主な迷言

「たくましくて凶悪なおチ×ポ様め……!」

「私は……ブタと便器に優劣はないと思う!」

「がんばれ雑巾メイド羽黒ユウ」

「男汁大噴出パーティは無礼講ゆえ」

「ドMには無限の可能性がある」

「子どももマゾのほうがきっとたくましく育つ」


◆「ツンマゾ!!!~M姫様の戴冠~」
第三巻。
これまでの二作とは様々な面で大きく異なり、作中のプレイ・登場人物の言動の激化によりさらに人を選ぶ内容に。
前二作のメインキャラクターが総登場する、集大成とも言える作品。

◆あらすじ
ある時、日本に一人の少女が、お忍びで留学してきた。
彼女の家庭教師に雇われた青年は、ふとしたきっかけから少女に手を上げてしまう。
――そして数年後。社会的に破滅し、浮浪者となった青年は、自らの全てを奪った少女に復讐しようとしていた。

◆登場人物
  • 城井賢人
主人公。
大学生時代、日本にやって来たミナミの家庭教師に雇われ、彼女をぶってしまったことから無実の罪で指名手配。
以来ホームレスへと転落したが、再びミナミが来日した際、彼女の誘拐を目論む組織に引き入れられ、ボロアパートで監禁同居する。
自らを破滅させたミナミへの執着心は強く、過激なプレイも平然と行う。

  • ミナミ・アルフィニシア
ヒロイン。ヨーロッパの小国フィニシアの王女。
かつて賢人にぶたれたおかげでM気質に目覚め、彼が指名手配されたとも知らずこっそり慕い続けていた。
「女王になった方が堕とされた時の感動が大きい」という理由で王位継承権第一位の座を手にする過激な少女。

  • オウカ・アルフィニシア
ミナミの母にして本作の黒幕。旧姓は南堂桜花。
夫に過激なプレイを要求して死なせたり(嫌がった夫が逃走中に転倒して頭部強打)、娘のために賢人に指名手配をかけたりするとんでもない未亡人。

  • 主な迷言

「山に籠もってた頃なんてイノシシの交尾で抜いたもんなあ」

「フィニシア強姦勲章第一号はあなたにこそふさわしい」

(ジェットコースターに乗りながら)「潮噴いてもよろしいかしらあああああぁあぁぁぁ!」

「変態賢人汁をそそぎまくるのを、ミナミ・アルフィニシアが特別に許可します」

「戴冠おめでとうのレイプ汁献呈だ」

「仁義なき極道チ〇ポのちびっこ女王強姦史! 安心の生涯チ〇ポハメ保険で女王ライフも天国にございまーす!
 おめでとーう! おめでとーう! バンザーイ! バンザーイ!」


◆「ツンマゾ!!!!~姉妹でドレイ志願~」
第四巻。ヒロインが複数登場、サブタイトルからMの文字が消えるなど三巻までとは少々違うが、作中の会話にこれまでのキャラが現れ、重要な役目を果たす。

◆あらすじ
幼なじみの水戸姉妹と共に、穏やかに暮らしていた大隈斗四三。しかし姉の麗理が彼を半殺しにしたことをきっかけに、姉妹との爛れた関係が始まる……

◆登場人物
  • 大隈斗四三
主人公。通称トシ。
歴代主人公とは異なり、三枚目の香りが漂うスケベ野郎。流されやすい性格だがやる時はやる男。

  • 水戸麗理
トシのお隣さん姉妹(姉)。比類なき腕力を誇る。
新体操界の寵児だったが特異体質で母乳を噴くようになり引退。自分好みのプレイを行うべくトシの自宅を魔改造する。

  • 水戸愛理
トシのお隣さん姉妹(妹)。並々ならぬ頭脳と毒舌を誇る。
元々は若干シスコンなだけで性癖は普通だったが、トシと麗理の行為を目にするうちに振り切れた。

◆主な迷言

「蝋燭を振るってブタは丸焼きだぁー!」

「人類総う〇こ顔地獄に発展する可能性大です!」

「この、妖怪だらしな乳首めっ!」

「このパンツはどうするの? かぶる? 煮込む?」

「脳みそエロマンガ島観光ツアー!」

「オッパイがオパオパした感じっていうか」

「上品プリン様最高ぉおぉ!」


◆『南堂』の家系
作品に登場する架空の家系。
「高嶺の花のような矜持とあさましい飼い犬のような気質」が宿る血筋とされ、シリーズのヒロイン達は全員この家の血を引いた親類同士。
シリーズが続くにつれ矜持もクソもなくなってきているが、こまけぇこたぁいいんだよ
作中で存在が明言されたのは本家である南堂以外に鷲尾・羽黒・水戸・千鶴の合計五つで、これに則るともう一冊出るということに……

◆キラリン
本名は雲母小百合。見た目は少女で年齢不詳。南堂の血を引いている。
初登場は二巻。迷える南堂家の少女達を導き、アレな行為のお膳立てを行ってきた。
多方面に強いコネを持っているらしい。


追記、編集、迷言追加よろしく。

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最終更新:2024年01月04日 22:29