エンテイ

登録日 :2010/02/08(月) 00:59:14
更新日 : 2017/09/24 Sun 12:03:46
所要時間 :約 9 分で読めます






図鑑No.244
分類:かざんポケモン
英語名:Entei
高さ:2.1m
重さ:198.0kg

タイプ:ほのお
特性:プレッシャー(相手から受けた技のPPを1余分に減らす)
隠れ特性:せいしんりょく(怯まない)

HP:115
攻撃:115
防御:85
特攻:90
特防:75
素早:100


鬣を持つ獅子のような、威厳のある姿をしたポケモン
火山が噴火する度に産まれると言われており、その体にはマグマの情熱を宿しているという。
吠えるとどこかの火山が噴火する。
その有り余るパワーを抑え切れず大地を駆け巡る。
名前の由来は「 」の「 帝王 」から。


もともと別のポケモンだったらしいがエンジュシティの塔が火事になった際に死んでしまい、
それを哀れに思ったホウオウの力によってライコウスイクンと共に今の姿で蘇った伝説がある。


・ゲームでのエンテイ


金銀・クリスタル・HG・SSエンジュシティの「やけたとう」の地下にライコウ、スイクンと共に佇んでおり、プレーヤーが近づくと逃亡し各地の草むらを徘徊する。レベルは40。
初代徘徊伝説ポケの一匹。
徘徊しているので狙って出会うのが難しく、出会ってもすぐに逃げられ、「くろいまなざし」などで逃げるのを封じても「ほえる」で強制退却させられるので出来るだけマスターボールを使いたい。

第3世代ではコロシアムでも登場する他、リメイク赤緑ことFRLGでも最初にフシギダネを選ぶとクリア後にカントー地方を徘徊する。レベルは50。
ただしFRLGの徘徊伝説の個体値は低く設定されている。
後にサン・ムーンの「すごいとっくん」で個体値をVにできるので、性格だけ粘ればよい。

ポケモンコロシアムでは、ダークポケモンとして登場し、シャドー幹部の一人、ダキムが使用。

エメラルドでは、フロンティアブレーンの一人、リラが銀シンボルの戦いで使用。

レンジャーシリーズではかなり優遇された扱いをされており、初代では唯一三犬で二回戦ううえに、
二回目の戦いであるラスボスの三犬連続キャプチャーの大トリを勤めたりしている。

また、ポケダンでは、『救助隊』のエンディング後のストーリーで、
『超』のエンディング前のストーリーである重大な局面を迎えるシーンで、それぞれボス敵として抜擢されている。

・アニメ・映画でのエンテイ


言わずもがな劇場版第三作「結晶塔の帝王」でメインを勤めた。
CVは竹中直人。

実は一度だけアニメ本編にも登場している。
当然映画とは別個体。
ムウマのくろいまなざしで足止めを食らうも、最後は吠えるで強制退場させて逃亡、とゲーム本編のネタを再現したような内容だった。

「幻影の覇者ゾロアーク」で、ゾロアークが化けた姿として登場。また街の守り神として色違いの個体も登場した。


・対戦でのエンテイ


高い攻撃、HPを筆頭に全体的にバランス良く高い能力を持つ伝説のポケモン。
その高い能力から対戦で猛威を震う…………

と、思いきや金銀・ルビーサファイア時代は炎タイプの技は特殊依存なため高い攻撃を活かせず。
他の技も微妙なため大した活躍は出来ない・・・ ぶっちゃけネタポケ だった。

しかも何故かルビー・サファイアではあの強力な炎技「オーバーヒート」を覚える事が出来ない。
さらにポケモンコロシアムでは悪の組織「シャドー」の幹部ダキムがダークエンテイを使うが、この時味方の「じしん」に巻き込まれ自滅、
体力が残ってもダークラッシュの反動で自滅するというなんともいえないやられかたをする。
ちなみにこの味方の「じしん」と「ダークラッシュ」の反動がエンテイの厳選を地味に面倒にしていたりする。
映画では格好良かったのにね…

特に見た目と能力が似ているウインディとことごとく比較され、
ウインディが「でんせつポケモン」である事から金銀伝説の立場を奪われるというネタが流行した。

しかしダイヤモンド・パールからタイプごとに物理・特殊が分かれてついに唯一神始まったな!!

と喜んだのも束の間、与えられた物理炎技は威力たった65の「ほのおのキバ」
ライバルのウインディを筆頭に殆どの炎タイプは強力な「フレアドライブ」を取得してるのに…

ちなみに言うとダメージ量は攻撃極振り「ほのおのキバ」<<<<特攻無振り「だいもんじ」。
しかも炎弱点ポケのほとんどは特防<<<防御なので「ほのおのキバ」の出番はほぼ無いと言っても過言ではない。
一応、「オーバーヒート」や強力な岩タイプ技の「ストーンエッジ」が追加されたが、他の炎ポケモン達はもっと強力な技を入手。歯がゆい。
プラチナでは「かざんポケモン」らしく「ふんか」を取得したが、劣化バクフーンになりがちなので微妙。

更に厳選難易度の高さも問題である。
リメイク赤緑のエンテイは仕様上HPと攻撃以外の個体値は0固定なのでまともな個体を入手するにはコロシアムに頼るしかない。
しかし、コロシアムはただでさえテンポが悪いうえにダブルバトルで相方のポケモンが「じしん」を連発してくるためモタモタしてると、
前述の通り捕獲する前に エンテイが仲間に殺される。
対策しても残りエンテイ1匹にしてもダークラッシュの反動で自滅する。

なので「マスターボール」を使いたいところだが、入手タイミングはエンテイ戦が終わった後。
(予約特典ディスクがあればエンテイ戦前に入手可能だが非常に面倒)
一応捕まえずに倒してから殿堂入りすれば個体値・性格が再判定されるがそれでも時間がかかる事には違いない…

余談だがHG・SSでエンテイとライコウが徘徊する際に二匹の徘徊場所が被るとライコウのアイコンが優先される。
しかしながら仮にも伝説で高水準な能力を持っているので、この時点でなんだかんだで中堅レベルの強さはあった。

実は耐久がかなり高く(弱点でもスターミーのハイドロくらいなら耐える)、
何気に特攻も平均以上はあるので、特殊型や「めいそう」「おにび」「リフレクター」を活かした耐久型等が意外と活躍する。
HPが高いおかげで「みがわり」が「ちきゅうなげ」を耐えられるのも地味においしい。
「ストーンエッジ」を搭載した二刀流もなかなか。
岩と炎の相性の補完具合は何気に優秀で同タイプに打点のある炎は珍しく、素早さもウインディより速い100族なのもポイント。
HG・SSではリメイク前と同じく徘徊しやっと携帯機での厳選が可能となったが、個体値・性格決定はイベント直後(マスターボール入手前)。

しかし映画の前売り券にて念願の 「フレアドライブ」を覚えたエンテイ が配布された。おめでとうエンテイ!
またこのエンテイは他にも「しんそく」「ブレイククロー」「とおぼえ」を取得している。「しんそく」は強力だが、他は微妙…
性格は「いじっぱり」固定。「ようき」ではないことと、色違いかつプレシャスボール入りなので相手にもバレてしまうのが痛い。
それでも長所の一つである耐久力は下がっていないため、及第点と言える。


…だがやっぱり罠はあった…
エンテイがフレドラを取得したのを尻目にライバルのウインディはただでさえ「いかく」のアドバンテージが大きいうえに、
BWで「ワイルドボルト」「インファイト」等を取得し、更に物理エースとしてヒヒダルマまで登場。
頼みの「めいそう」型も「ちょうのまい」を持つウルガモスの影に隠れがちであった。

と、いう具合に周りの炎達がエンテイ以上にスゴイ事になっているため結局残念な立ち位置に…なんという三日天下。


ところが、XYでは遂にから 「せいなるほのお」 を伝授された。
ポケモンバンク解禁で 思い出しで習得する
炎物理メインウェポンとして申し分ない高威力、デメリット皆無、50%の確率で火傷させ物理アタッカーは機能停止という超高性能技。
更に低めの特防を補える突撃チョッキも嬉しいところ(対戦でのエンテイで最も持たれている)
まさかの大幅強化により、一気に他の三犬に勝るとも劣らない強力なポケモンと化した。
その強さとレートで唯一「せいなるほのお」をまともに使える点から、本当の意味で「唯一神」の名に相応しい実力を得たと言える。

「せいなるほのお」「しんそく」以外の物理技としては、「ストーンエッジ」「じならし」が有力なサブウェポン
共に相性補完に優れ、前者は命中率は低いが威力と急所率が高く、後者は威力は低いが相手の素早さを下げる追加効果が優秀。
…というか、火山ポケモンなのに「じしん」「がんせきふうじ」を覚えないので、これらに頼らざるを得ない。

持ち物としては、特防を強化しタイマン性能を飛躍的に向上させる「とつげきチョッキ」が筆頭候補。
また、「こだわりハチマキ」なら「せいなるほのお」でHP極振りギルガルド(シールドフォルム)が確定1発。
さらに「いかく」込みHP極振りメガクチートに対しても中乱数(火傷ダメージ込なら確定)1発となる。

また、「しぜんのめぐみ」の使い手でもある。
「チイラのみ(HP1/4で攻撃強化・草)」「カムラのみ(素早さ強化・格闘)」「ズアのみ(特防強化・地面)「リュガのみ(防御強化・)」等が有用か。


なお、アタッカーとしての能力が強化された現在も耐久型としても重宝されている。
素早さ100+を呼びにくい炎+高耐久+「プレッシャー」からの「まもる」「みがわり」、「どくどく」と「せいなるほのお」の撃ち分け。
この型は「せいなるほのお」未解禁の頃から「配布型より強い」という声も多く聞かれ、この時点で既に以前のようにネタポケ扱いされることも少なくなりつつあった。


追記・修正お願いします。

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