ライコウ

登録日 :2010/11/04(木) 23:05:10
更新日 : 2017/06/28 Wed 00:37:19
所要時間 :約 8 分で読めます






図鑑No.243
分類:いかずちポケモン
英語名:Raikou
高さ:1.9m
重さ:178.0kg

タイプ:でんき
特性:プレッシャー(相手から受けた技のPPを1余分に減らす)

HP 90
攻撃 85
防御 75
特攻 115
特防 100
素早 115


長い犬歯を持ち背中の雨雲を象った鬣が特徴的な、サーベルタイガーと虎を合わせたような姿をしたポケモン

金銀の時は頭に「ほっかむり」を被ったようなぶっちゃけ微妙なグラフィックだったが、クリスタルからドット絵が完全に描き直され、
以降もクリスタルのときのデザインがずっと使われている事から黒歴史扱いのようだ。

雷と共に落ちてきたと伝えられており、背中の雨雲からみなぎるエネルギーを雷として放つ力を持つ。
その雄叫びはまるで落雷のように雄々しく、空気を歪め、大地すら震わせるとまで言われている。
雷の速さを宿していると言われており、落雷を発生させながら大地を駆け巡る荒々しいポケモンである。

名前の由来はおそらく、雷神の別名「 」から。

もともと別のポケモンだったらしいがエンジュシティの塔が火事になった際に死んでしまい、
それを哀れに思ったホウオウの力によってエンテイスイクンと共に今の姿で蘇った伝説がある。


・ゲームでのライコウ


金銀・クリスタル・HG・SSではエンジュシティの「やけたとう」の地下にスイクン、エンテイと共に眠っており、プレーヤーが近づくと目覚めて逃亡し各地の草むらを徘徊する。初代徘徊伝説ポケの一匹。レベルは40。
徘徊しているので狙って出会うのが難しく、出会ってもすぐに逃げられ、逃げるのを封じても「ほえる」で強制退却させられるので出来るだけマスターボールを使いたい。
ちなみにクリスタル版では「スズのとう」のイベントにも登場する。

第三世代ではリメイク赤緑に登場し、最初にゼニガメを選ぶとクリア後にカントー地方を徘徊する(ただし個体値はとても低い)。

ポケモンコロシアムでは、ダークポケモンとして登場し、シャドー幹部の一人、ボルグが使用。

エメラルドでは、フロンティアブレーンの一人、リラが金シンボルの戦いで使用。

また映画「幻影の覇者ゾロアーク」の前売り券にて限定配信もされ、
このライコウは色違いプレシャスボール入りで「しんそく」「でんじほう」「はどうだん」「ウェザーボール」と、
通常覚えない技を覚えている超豪華仕様である。
ちなみに性格は「うっかりや(特攻↑、特防↓」固定。

アニメでのライコウ


三犬の中では不遇な扱い。


エンテイは映画の主役としてサトシ達と熱戦を繰り広げている。
スイクンは金銀編の序盤に登場し、映画でも脇役ながらサトシ達と共闘するなど活躍。

しかしライコウは金銀編180話でチラッと後ろ姿を見せただけ。
カスミとはぐれたトゲピーが野生のヘルガーに保護され、雨宿りしながら休んでいたとき、ライコウが近くを通り、飛び去る姿を見せた。
サトシ達との接触は一切なく、その話で特別な役割があったわけでもなく、モブどころかただの空気。


映画でも活躍の機会がないどころか出してすら貰えなかった。
なにこの格差。


金銀編時代にテレビのスペシャル版『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』でやっとマトモな出番が与えられた。
…が、とあるロケット団幹部に狙われる立場だったので、活躍どころか大苦戦。
ヒロインポジションに収まってしまい、他の二匹との格差は埋まらない。

DP編の頃、ヒカリのポッチャマがライコウに挑む…と言うエピソードがあったが、夢オチでした。

そして『幻影の覇者 ゾロアーク』でやっと映画初登場!
スクリーンで色違いと通常の二バージョンを拝むことができる。
だけど他の二匹も一緒に出たのでやはり格差が…



・対戦でのライコウ


電気タイプらしく高い特攻と素早さを持つ速攻型の能力を持つ準伝説。
また速攻型の能力ながら耐久もそこそこ。

かつては電気タイプのポケモン中唯一の「めいそう」使いであり、単純な突破力は電気タイプトップクラスとまで言われている優秀な積みエースアタッカー。
下手に積みまくられると3タテだってあり得る。
同じく電気タイプで速攻型の能力を持つサンダースは最大のライバルで、どちらのほうが優秀か度々議論になる事がある。


だが、
  • ライコウは素早さ以外の能力で勝り、「めいそう」「リフレクター」による居座りや突破能力に優れ
  • サンダースは素早さに優れライコウと比べて「バトンタッチ」等の優秀な補助技が多くサポート能力に優れる
と、どちらも違う魅力があり一長一短である。
変に比べる必要性があるのか微妙なところ。

しかし電気タイプの宿命かサブウェポンは「じんつうりき」や「シグナルビーム」ぐらいとまともな物が無く、
アタッカーとして扱う場合「めざめるパワー」の厳選(基本的に)は必須に近いのが最大の欠点。

だが伝説のポケモン故に遺伝による個体値操作が出来ず、厳選は超困難でサンダースの比ではない。
特にライコウの場合固定シンボルでの登場が皆無で「超手間のかかるHG・SSの徘徊」か、「絶望的にテンポの悪いコロシアム」で粘る必要があり、
シンクロも使えないため理想個体を入手するには実に 数ヶ月 単位の時間を要するという。

普通の神経を持つ人間には事実上厳選不可能。
根気がいるってレベルじゃねぇぞ!

それでも粘りに粘った個体の強さは確かなもの。
めざパ一致高個体値ライコウを持つ事は超一級廃人の証である。
…まぁ世の中には乱数調整なんて便利な(ry

その厳選難易度のためかめざパに頼らない型も研究されており、中でも「まもる」と「みがわり」で粘り、
特性「プレッシャー」によるPP破壊と「どくどく」のダメージを稼ぐみがまもプレッシャー型、通称「ノイコウ」がとても有名。
この型も非常に強力で速いポケモンがいないと完封される可能性もある。「どくどく」でダメージを稼ぐのでハピナスでも止まらない。
似たよう事が出来るポケモンとしてプテラマニューラが挙げられるが、この二匹と比べて耐久面で大きく勝るのが大きな利点。

ただし電気も毒も効かないドリュウズハガネールには何も出来ない。

先述の限定配布産も「はどうだん」でバンギラスの対策をしたり、
霰パに投入して「ウェザーボール」を放ったりと面白い動きが出来るが、
性格が「うっかりや」固定で最速に出来ないのが痛すぎるためぶっちゃけ微妙。
フレドラ習得で悲願達成のエンテイ零度強すぎなスイクンと比べるとどうにも微妙な印象が漂っているが、
何だかんだで性格補正無しでも最速100族と同速まで持っていけるのは偉い。


第六世代のXYでは特殊技の威力が下がったため火力がダウンしたが、居座りは相変わらず強力。
また、電気タイプは麻痺しないようになったため止まりにくくなった。

更にORASルギアホウオウを連れて大空を飛ぶと未開の森という場所が現れ、そこで三犬に出会える。
今までできなかったシンクロが遂に可能になったばかりか3V確定であるため厳選が非常に楽になった。廃人歓喜であろう。

しかし第七世代に入ると、カプ・コケコという強力なライバルが登場。
こちらの素早さを余裕でぶち抜く130族な上に優秀な複合タイプ。特殊電気技の火力もフィールド込みならコケコが勝る。
さらにあちらは技レパートリーも豊富で、よりによってこのポケモンのアイデンティティだった「めいそう」や両壁まで覚えてしまう
一気に苦しい立場に追い込まれてしまったが、耐久の高さやバークアウト、ノイコウ型などで上手く差別化していきたいところ。


ちなみに第二世代でクリスタルが発売するまでは「10まんボルト」が使えなかったためか、伝説の中ではエンテイに次いで扱い辛いポケモンだったこともある。

余談

ポケスペで、ゴールドのピチューが 「超ライジングサンダー」 という技を放ったが、これの元ネタはポケモンカード 「R団のライコウ」 のワザ「ライジングサンダー」。

効果は30ダメージを与えた後、コイントスを行い、表なら相手のベンチに、裏なら自分のベンチポケモンに20ダメージを与える。


追記・修正お願いします。

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