イチロー

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&font(#6495ED){所要時間}：約 9 分で読めます

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『&bold(){イチロー}』とは、日本の元プロ野球選手及び元メジャーリーガーである。日本を代表するメジャーリーガーの一人で、[[NPB>プロ野球]]ではオリックス・ブルーウェーブ・MLBでは主にシアトル・マリナーズ所属し、ニューヨーク・ヤンキース、フロリダ・マーリンズにも所属した。

*【[[プロフィール]]】
本名：&bold(){&ruby(すずき){鈴木}}&bold(){&ruby(いちろう){一朗}}
生年月日：1973年10月22日
[[血液型]]：B型
出身地：[[愛知県]]西春日井郡豊山町
背番号：&bold(){51}(1992～2012・2015～2019)、31(2012～2014)
[[身長]]：180㎝
体重：79㎏
所属：愛知工業大学名電高校（1989-1991）→オリックス・ブルーウェーブ（NPB）（1992-2000）→シアトル・マリナーズ（MLB）（2001-2012）→ニューヨーク・ヤンキース（MLB）（2012-2014）→マイアミ・マーリンズ（2015-2017）→シアトル・マリナーズ（2018-2019）
プロ通算年数：28年
守備位置：外野手
投打：右投左打


*【プロ入り前、オリックス時代】
愛工大名電高校から1991年のドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブ(現・[[オリックス・バファローズ]])に入団。
後述の通り投手としても評価されていたが、諸事情により野手一本での指名だった。

入団直後の1992～93年には二軍で2シーズンにまたがり46試合連続安打を記録したが、
代名詞である振り子打法を否定されるなど首脳陣との意見が合わず、一軍と二軍を行き来することとなる。

一軍では野茂英雄からプロ初本塁打を放ち、オフのハワイでのウィンターリーグでは推定152メートルの本塁打を放ちリーグMVPに選ばれる。

「鈴木」ではインパクトが無いと1994年には登録名を「イチロー」に変更。
当時のオリックス仰木彬監督にその才を見出され一軍に定着。
プロ野球新記録となる69試合連続出塁を記録し、史上初のシーズン200本安打の偉業を達成。最終的に残した210安打は16年後に[[マット・マートン]]に破られるまで不倒で、また2015年に秋山翔吾に破られるまで日本人最高記録だった。
打率も当時のパリーグ新記録となる.385で首位打者を獲得。
　
他にも最高出塁率・ベストナイン・ゴールデングラブ賞・史上最年少でのシーズンMVPを獲得し、その名を全国に知らしめた。

1995年には全イニング出場での首位打者・打点王・盗塁王・最多安打・最高出塁率の&font(#ff0000){五冠王}を獲得((このうち打点はロッテ[[初芝清]]、日本ハム田中幸雄と同率（80打点）))。本塁打もこの年1位のダイエー・小久保裕紀と3本差だった。
以降2000年までプロ野球記録の7年連続の首位打者を獲得する。


*【メジャーでの活躍】
2001年にはポスティングでメジャーリーグのシアトル・マリナーズに移籍。
同時期メッツに移籍した新庄剛志と共に初のメジャー日本人野手ということで注目を浴びる。

地元でのデビュー戦で7回に初安打、8回にはバント安打で逆転勝利を呼び込みメジャーデビュー。

4月11日には「レーザービーム」を初披露。
右翼から三塁へのストライク返球に思わず叫んだアナウンサーの言葉が発端となる。

オールスターには新人最多得票で出場。
最終的に首位打者・盗塁王・最多安打の三冠を獲得。
マリナーズのメジャー記録116勝の原動力になり、1975年のフレッド・リン以来史上二人目の新人王・リーグMVPのダブル受賞を達成した。
　
開幕前の3月には解説者のロブ・ディブルが「&font(#ff0000){イチローが首位打者を獲得したら裸で(ニューヨークの)タイムズ・スクウェアを走ってやる}」と発言。

さらに、オールスター前にイチローが打率トップに立つと「&font(#ff0000){ヤツの背番号のタトゥーを尻に彫ってやんよ！}」と自ら条件をエスカレート。

そして12月19日、ディブルはＴバックのパンツ一丁、尻にはタトゥーではなくシールを貼り、雨の降る中、真冬のニューヨークの街を駆け抜けた。
流石に全裸で走るのは犯罪だしタトゥーは一生ものだから仕方ない。やっただけでもすごい。
その後「4割打ったら東京で全裸疾走する！」と宣言したが、そちらは流石に実現しなかった。


2002年は前年の成績を受けて大きな期待を寄せられるも1年目ほどのインパクトは残せずに終わる。
それでもリーグ最多敬遠を記録し四球は前年から倍増。
打率もリーグ4位で史上6人目の2年連続200安打を記録する。



2003年には自身メジャー初の満塁本塁打を放ち、メジャータイの1イニング2補殺を記録。
オールスターにはケン・グリフィーJr.以来史上二人目の3年連続オールスターファン投票両リーグ最多得票を記録する。


2004年はオープン戦打率.421をマークして以降は例年通り低調なスタート。
5月には調子を上げて月間50安打を達成。この年、史上初となる月間50安打以上を三度記録。
8月26日には自己最速の200安打に本塁打で到達。

そして10月1日、本拠地のレンジャーズ戦でジョージ・シスラーの年間安打記録を塗り替え&font(#ff0000){年間262安打}の新記録を達成した。

この記録は日米で高く評価され、史上8人目となるコミッショナー特別表彰を受け、アメリカ野球殿堂には特別ブースが用意。
日本でも正力松太郎賞特別賞を受賞、国民栄誉賞の授与も打診され、
野球に関心の薄いイギリスを始めとする欧米・アジア諸国でも異例の取り扱いで記録達成が伝えられた。

また、彼は数度国民栄誉賞を受賞する機会を得ているが、現役の途中で受賞するともうそこまでな気がする、といった理由で全て断っている。


この年6月、シアトル地元紙コラムにて「イチローはもう見ていて楽しくない」という趣旨が掲載。

しかし8月31日付のコラムにて、「&font(#ff0000){お許しくださいイチロー様}、私は罪を犯しました。あなたは輝きを失ったと思ってしまっていたのです」との書き出しで謝罪した。
　

2005年は前年の安打記録達成を受け「打率4割の可能性」が大きな話題となっていたが、イチローには珍しく4月に.356の高打率。
逆に毎年調子の良かった5月に失速。
200安打は達成したが、最終的に打率は.303に終わる中、メジャー自己最多の15本塁打を記録。
“らしくない”シーズンを送る。



2006年は第1回WBCでベストナインに選ばれる活躍で日本代表の優勝に貢献。

マリナーズでは城島健司が新加入したこともあり、開幕直前には「(前年と)明らかに雰囲気が違う」とコメント。
しかし8月には「あんなに野球が難しいのか、こんなにしんどいのかと何度も思った」と振り返るほどの不振に陥る。

最終的にはリーグ記録の39連続盗塁成功とリーグ最多安打をマークするも、以降首位打者争いを繰り広げる天才捕手ジョー・マウアーの覚醒もあり、
首位打者の獲得はならなかった。


2007年は主に中堅手で起用。
オールスターでは&font(#ff0000){オールスター史上初のランニング本塁打}を放ち、日本人初のオールスターMVPを受賞。
2年連続最多安打とリーグ2位の打率.351を残す。


2008年には日米通算3000安打到達・史上初の3年連続両リーグ最多安打を記録。
守備位置も右翼に戻る。

だが、チーム不振の影響を受けGMと監督が相次いで解任される最悪のムードに。
孤高の態度がチームワークを乱すとのバッシングが波紋を呼んだ。


しかし2009年にケン・グリフィーJr.がマリナーズに復帰しチームのムードが良好となってからはバッシングは沈黙。
胃潰瘍で開幕を出遅れるも療養中はドラクエで暇を潰し、復帰戦で張本勲の生涯通算安打の日本記録と並ぶ3085安打を&font(#ff0000){満塁本塁打}で達成。
7月には史上2番目の速さでのメジャー通算2000安打と自身メジャー初のサヨナラ打を達成。
また9月にはマリアーノ・リベラから自身メジャー初のサヨナラ本塁打を放った。
最終的にメジャー2位の打率.360・史上初の4年連続最多安打・メジャー記録の9年連続200安打を記録した。


第2回WBCにも出場し、極度の不振に陥るも、決勝の韓国戦では延長10回にセンターへの決勝2点タイムリーを放ち最後の最後に国民的ヒーローとなった。
　

別名「神の一撃」


この瞬間『２ちゃんねる』と『アニヲタ』のサーバーを吹っ飛ばした。
決勝後のインタビューでの「&bold(){ほぼイキかけました}」は有名。


2010年は波のない調子を維持。
6月2日には憧れの選手でもある盟友ケン・グリフィーJr.の引退を受け「まともな状態でなかった」と語るもサヨナラ打を放ち引退に華を添えた。


2011年は5月に陥った不振から最後まで脱することができず、打率.272、184安打でシーズンを終えた。

メジャーデビュー以来続いていた打率3割＆200安打＆GG賞は10年でストップ。
&font(#ff0000){規定打席に到達しながら打率3割を下回ったのはプロ入り20年目にして初}と、ある意味メモリアルな年となってしまった。

2012年はメジャー2500本安打を達成したのち7月にニューヨーク・ヤンキースに移籍。&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){川崎が怖いとかではないはず}}
背番号は31となった。
マリナーズの時よりも調子は上がり打率は.283となったが最終的には178安打に終わった。
ポストシーズンでは主に二番打者として走打で大いに活躍するもチームはワールドシリーズ進出ならず。

2013年は日米通算4000本安打に達するも過去最低の打率.262 136安打となった。
出塁率は始めて.300を切り、盗塁も20にとどまった。
固め打ちは減り、チャンスにも弱くなっていった。

2014年は控えからの途中出場ばかりで、安打数の過去最低を更新。
ただし打率はそこそこ持ち直した。(3割無いけど)
オフにFAとなりマイアミ・マーリンズに移籍。

2015年は開幕戦代打からスタート。
他の外野手の故障もあり出場はコンスタントにあるものの34打席連続無安打など全盛期からは遠く打率は.229で終わった。
王貞治の通算得点記録及び通算出塁記録を日米通算で抜く、MLB通算安打記録2位のタイ・カッブを日米通算で抜いて4200安打達成など稼働年数につながる記録は残した。メジャー通算で2935安打となり、3000安打への期待が高まった。

2016年は前年度に比べれば持ち直し、休みながらの起用で固め打ちなどを重ね、打率.291　95安打で終えた。
記録としては4月にはメジャー通算&color(blue){500盗塁}、6月には日米通算&color(blue){700盗塁}。
同じく6月には日米通算とはいえピート・ローズを超える&color(red){4257安打}を達成し、通算安打数世界一となった。
2つの国のリーグをまたがっているため日米通算は公式記録でなく参考記録になるものの、
選手の生涯戦績を示す数字としては十分に価値があり、&color(red){ギネス記録}としても認定を受けた。
なお、NPB記録補助者である張本勲も、MLB記録補助者であるピート・ローズも、
それぞれ公式記録上のトップは未だ破られていないと言ってはばからないが、
イチローが自分たちを越えた素晴らしい選手であることについては2人とも全面的に認めている。
8月にはアジア人初のメジャー通算&color(red){3000}本安打に到達。
三塁打数は日米通算119本に達し、福本豊の日本記録を超えた。
最終的には米3030安打、日米通算4308安打を残した。ちなみに4300本目はドジャースの前田健太から打ったものである。

2018年にはマリナーズに復帰。しかしシーズン中盤からフロント入りしてその年は実戦から離脱した。
2019年に改めて実戦復帰することとなったが、オープン戦から打撃が振るわず、日本の球場で開催した開幕シリーズの2戦を最後に現役を引退した。
2戦目は8回裏の守備にいったんついたところで監督が交代を告げ、イチローがスタンドを埋め尽くすファンに挨拶をしながらベンチに戻るという粋な演出がなされた。

イチローの引退についてマリナーズは公式Twitterで「イチローほど素晴らしい選手は他にいない」、
それに対してMLB公式は「誰だよタマネギ切ってるのは（涙が止まらない）」とジョークを交えながらリプを飛ばし、その引退を惜しんでいた。
上記の裸疾走男ディブルもイチロー引退時は殊勝な言葉を述べていた。ツンデレかな？

*【特徴】
走・攻・守全てにおいてトップクラスの実力を誇った、5ツールプレイヤーの代表格。

非常にバットコントロールに長け、メジャー時代には「5通りのスイングを使い分ける」とまで言われている。打てるコースも広く、ボール球をヒットゾーンに飛ばすこともしばしば。
選球眼も良いが、[[初球から打てる球は積極的に打ちに行く>初球打ち]]スタイルであること、審判に左右される四球を好まなかったこともあり、打率に対して出塁率は低め。
あとリードオフマンとしてシングルヒットを狙うことが多い故に、OPSは打率に比べて低く、1.000を超えたことは一度も無い。レコードであるシーズン262安打の時もOPSは.869止まりである。

打席から一塁までの到達スピードは3.9～3.7秒と非常に速く(左打者の平均は4.2秒)、このスピードを生かしての内野安打も多い。バントも上手く、セーフティバントもたびたび成功させている。

と、上述のようなスタイルからパワーはないとの誤解を受けるが、NPBではキャリアハイで25本塁打を記録しているほか、若手時代には先述のように推定飛距離152mの特大本塁打を放ち、メジャーでもあのマリアノ・リベラからサヨナラホームランを放つ（リベラは左殺しかつグラウンドボーラーとして有名である）などパワーも兼ね備えており、打撃練習では本塁打を量産している。曰く「2割台でいいなら40本打てる」。
節目の安打は本塁打を&font(#ff0000){狙って打つ}（1000安打、1996年オールスターでの先頭打者弾などが代表格とされることが多い）。


走塁面ではNPB・MLBでそれぞれ1度ずつ盗塁王を獲得し、NPBで通算199、MLBで通算509個の盗塁を記録している。ただ闇雲に走るだけではなく成功率もしっかり高く、盗塁成功率はNPB時代で.858、MLB時代で.813を記録。MLB時代の盗塁成功率は500盗塁以上を記録した選手の中で歴代4位に位置する。
盗塁成功率のキャリアハイである2006年は&font(#ff0000){45盗塁}しながら失敗を&bold(){2}に抑え、盗塁成功率は.957を記録。これはシーズン40盗塁以上の選手の中で歴代1位である。
通算赤星式盗塁でも+408でふくもっさんに継ぐ2位を記録していて、いかに上手い盗塁をしているかも分かる。
盗塁だけでなく走塁能力も高いが、本人は走塁が一番難しいと考えている。
一方で、積極的な走塁を行う選手としては珍しく、ケガのリスクを嫌いヘッドスライディングは滅多に行わない。

守備ではレーザービームと呼ばれる正確無比の強肩と「エリア51」と呼ばれる広い守備範囲が武器で、
守備能力を示すDRS(守備防御点)でメジャートップクラスの成績を残し続けた。
これだけ優秀な守備力を誇りながら、キャリア晩年まで定位置は右翼手だった。オリックス時代を共にした田口壮も左翼手がメインであり、後にメジャーリーガーとなる彼らを抑えて中堅手に座ったのが本西厚博。
マイナーな選手だが、実は本西がイチローと田口の守備の師匠であり、若手時代は打球判断の弱かった二人を徹底的に鍛え上げたという。
後に本西は移籍し、その後任の中堅手には谷佳知が務めた。谷はこの2人と比べれば守備能力は高くはないものの、両翼の2人で谷をカバーする意図があったとされている。

綿密なコンディション管理を行っているためか故障も非常に少なく、目立った長期離脱はNPBラストイヤーの2000年くらいで、レギュラーに定着してから2017年まで当然のように毎年130試合以上に出場している。


その活躍から「2000年代を代表する野手」とMLBでも高い評価を受けているが、打者としては本塁打と四球が少ない点から批判を受けることもあり、連続200安打は米でも評価されているものの「同年代最高の打者」としての評価は[[アルバート・プーホールズ]]の後塵を拝してしまっている。
と言っても守備・走塁・ポジション等も含めた総合評価は互角であり、両者共に現役時点から''「野球殿堂入り確実」''と言われている。特にMLBの存在するアメリカ本国で重視されるのは、薬物無縁のナチュラル選手としての記録という点である。


なお、高校時代は投手兼外野手であり、投手としても評価されていた。しかし自転車通学中の自動車との接触事故で大怪我を負い、その影響でフォームが崩れてしまったことにより野手転向を余儀なくされている。
この経験を買われ1996年のオールスターゲーム、2015年の最終戦では投手として登板している。
オールスターゲームの際には全パ・仰木監督の計らいで9回2アウト、打者松井秀喜の場面でマウンドに上がった。
これに対し全セ・野村監督は投手の高津臣吾を松井の代打に出し、高津を遊ゴロに打ち取った((イチローと松井の戦いを見たかったファンは野村の采配に溜息を付く者もいたが、その野村曰く「投手が本職でない選手は打者に取っては打って当然、打たなければ悪影響を与える為、こちらも打撃が本職でない選手を送った」とのこと。このシーンは野球にエンターテインメイト性を求める仰木と、オールスターという祭りにまで競技性を求める野村の考え方の違いとも言える。))。
2015年には4点ビハインドの場面で登板。当時41歳、実に20年ぶりの登板ながら最速143km/hを記録し、スライダーなどの変化球も交えるなど野手が登板しているとは思えない本格的なピッチングで解説からは驚かれていた。
最終的に1回を被安打2,1失点の投球だった。
ちなみに引退後であるが2022年11月、女子高校生選抜野球チームとの対戦で再びピッチャーを務め&bold(){131球投げて2安打1失点14奪三振の完投勝利}をした。&s(){なお打撃の方は4打数無安打だった。}
投手断念の理由が理由故にだいぶ未練を残しており、上の試合含めて引退後の草野球の試合では基本的に投手として出場している。
また高校野球が舞台の「栄冠ナイン クロスロード」ではSRとして&bold(){高校時代のイチロー}が実装されているがそちらでもメインポジションは投手。外野手としての適性と特殊能力もある二刀流仕様で登場した。(逆にSSRはプロ仕様の外野手に専念したイチローとなっている)
*【記録について】
NPBとMLBでプレイし、通算4308安打を積み上げたイチローだが、日米合算は公式記録ではなく、選手個人の生涯戦績を示す参考記録にしかならない。
NPB記録保持者である張本勲、MLB記録保持者であるピート・ローズのどちらもそれぞれ公式記録は自分が一位だと言っている。
ただし、両者ともイチローのことを大きく評価しており、張本勲は「参考記録にはなるが、イチローは私よりも打つ。4000本を超える（大意。ちなみに本格化する前の発言）」、ピート・ローズは「イチローはアメリカで野球殿堂入りする選手」((ローズ自身は薬物と賭博に手を染めたため殿堂入りを逃している))と述べている。
特に張本勲はイチローが自分の記録を超えることを楽しみにしており、張本の記録を超える3086本目のヒットを打った試合ではわざわざアメリカで試合を生観戦して記録達成の瞬間を見届けていた。

*【余談】
名前は「一朗」だが、&bold(){実は次男}。兄の鈴木一泰（かずやす）氏は建築家。

野村克也は、「今までの人生で天才だと思った人は三人しかいない。広瀬叔功、長嶋茂雄、そしてイチローだ」と語っている。

テレビドラマシリーズ「古畑任三郎」の大ファン。
まさかのもう一人の主演として出演を果たした[[「フェアな殺人者」>フェアな殺人者(古畑任三郎)]]では、「マリナーズのイチローとして出演したい」と要望した本人役((初期プロットでは「さすがにメジャーリーガー本人役で人殺しさせるのは」と「それっぽい別人役としてイチローをキャスティングする」形になっていた))で、主役の田村正和が「役者の鑑だ」と称賛したほどの全力投球で仕事をしてみせた。
アクターとしては素人のはずのイチローがどんどん本物になっていく様子は、観ていて驚く事請け合いである。

彼が小学五年生の時に書いた作文は、努力の大切さを説く教材として、しばしば引き合いに出される。
&bold(){「365日中、360日は練習だった」}
「友達と遊べる時間は1週間に5、6&bold(){時間}しかないが、これだけ練習しているのだから、きっとプロになれると思う」
など、幼少時から並々ならぬ努力を続けてきたこと、そのために自分の時間を犠牲にすることを厭わない決意が描かれている。

ヤクルト・日本ハムで活躍した稲葉篤紀（豊山町の隣町の師勝町、現在の北名古屋市出身）は
豊山町の空港バッティングセンターで小学校・中学生時代のイチローを目撃しており、
「小学生なのに速い球をガンガン打っていた」とイチロー本人との対談の中で回想している。

ドラフト4位で入団したこともあり、プロ入り当初はあまり目立たない存在だったが、いずれ大物になることを予想していた者は少なからずいる。
イチローをスカウトした三輪田勝利は体が細いながらも非常に正確なバッティング能力に着目して、これがドラフト指名の決め手となる。
無名時代からイチローを指導した監督の仰木彬もその打撃センスの高さを見抜き、一軍登録を行なっている。
そしてNPB記録保持者の張本が「自分の記録を超える」とまで評していたのは前述の通り。
イチローも張本が『サンデーモーニング』を降板する際にビデオメッセージを寄せ、&bold(){わざと「ハリー」と愛称で呼び、ちゃっかり最後の『喝!』を貰っていった}（もちろん、敬意の上にネタを込めたもの）。

トレードマークである背筋を伸ばし右手でバットを垂直に構えるルーティンは、
バットへ焦点を変えることによって動体視力を一時的に上げる効果があると言われている。

かつては毎日弓子夫人手作りの[[カレー>カレーライス]]を食べていたが2009年からもうカレーは食べていないと発言。食べ続けていると雑誌に書いていた一部記者は仰天したとか。
これは若い頃の野菜嫌いがメジャー生活の中で直った結果であるらしい。
オリックス時代は焼肉屋に通い詰めだった姿が目撃されている。

余談だがイチローはバットを非常に大切にしており、ホームベース付近に転がっていたバットを審判が蹴って退かした際には審判を怒鳴ったほど。
三振後に苛立ってバットを地面に叩きつけたことが一度だけあったのだが、その行為を非常に恥じており、バットを製作した職人に謝罪の手紙を送ったというエピソードがある。
因みにマリナーズの本拠地のベンチにはイチローのバットを立てて置くための彼専用の穴が開いている。

同じくマスコミに騒がれ、特にルーキーイヤーでの名勝負が今に残っている[[松坂大輔]]の事は妙に可愛がっているが、彼に対する言葉が辛辣だと話題。
しかし草野球にて一緒にプレイしているので仲は良いのだろう。

オリックス時代で着用していた背番号51はメジャー移籍後の2001年から現在も誰も着用しておらず、事実上の永久欠番状態が続いている。

*【ある日のイチロー】

午前１１時　起床
　トレーニング
正午　昼食
　トレーニング
午後３時　球場入り
　トレーニング
　打撃練習
　またトレーニング
　また打撃練習
午後６時１５分　さらに打撃練習
　さらにトレーニング
午後７時１０分　試合開始
帰宅
夕食
最後にトレーニング
マッサージ
午前３時　就寝

…わけがわからないよ…


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- 日米通算4000安打達成！  -- 名無しさん  (2013-08-23 09:36:00)
- 4000本打つ為に8000回失敗してるっつった時になんか励まされた。自分まだ8000回も失敗できてねぇ  -- 名無しさん  (2013-08-23 10:50:33)
- やっぱり天才ってのはいるんだなと実感した。人間が違う・・・  -- 名無しさん  (2013-08-23 11:06:26)
- ？？？『やっぱりイチローさんがナンバーワン!!』  -- ななし  (2013-09-28 08:53:05)
- いろいろ批判する奴もいるが、日本の誇りだよな。  -- 名無しさん  (2013-12-06 17:55:48)
- 今年の成績は批判されてもしょうがないよ。いくらなんでも出塁率3割以下は話にならないでしょ。 放出はほぼ間違いないし本人にとってもそっちの方が良い。  -- 名無しさん  (2013-12-06 23:50:28)
- プロフェッショナル面白かった  -- 名無しさん  (2013-12-19 15:02:52)
- バット蹴飛ばすのは野球してる人だったらそら怒るよ。大事な商売道具でありある意味で相棒だし。打てなかったからとバットへし折る人の気がしれんわ  -- 名無しさん  (2014-02-07 14:44:47)
- 日本人らしい最高の野球選手だな。パワーや派手さじゃなく技術と小手先の結晶といえる。  -- 名無しさん  (2014-02-08 21:51:36)
- シーズンオフの時古畑にゲストで出たが、全シーン一発で決めたそうで、田村正和は引退後俳優になることを強く勧めたそうです。  -- 名無しさん  (2014-02-23 18:47:15)
- まだ現役なのにびっくり。  -- 名無しさん  (2014-10-24 17:12:44)
- 日本で一番凄い鈴木。  -- 名無しさん  (2014-11-05 20:31:34)
- 引退したら檻の51番は永久欠番になるんだろうか…？  -- 名無しさん  (2014-12-25 23:44:06)
- 全盛期はリアルにパワプロでSBSSSレベル  -- 名無しさん  (2014-12-25 23:55:05)
- ↑4 イチローの演技力おかしいよなw下手な大根役者よりはるかに上手い しかもドラマに挑むにあたって台本をリハだかの早い段階で全て覚えてくるとか姿勢が野球と変わらず超本気という この人はプロ意識凄すぎる  -- 名無しさん  (2015-01-30 11:16:01)
- ロブ・ディブル「イチロー？ハッ、通用するわけないね。首位打者とったら裸でランニングしてやるよ」  -- 名無しさん  (2015-02-26 08:26:43)
- それでホントにパンツ一丁になってニューヨークをランニングしたってエピソードが好き  -- 名無しさん  (2015-02-26 08:29:00)
- ↑日本だと有耶無耶にしそうだけど本当にやるあたりアメリカ人だな  -- 名無しさん  (2015-04-14 19:11:21)
- どう見ても主人公  -- 名無しさん  (2015-09-17 02:25:03)
- レジェンドすぎる。第三者視点の話だけど、イチローの野球人生に（大きな）汚点などあるのか？と思えるほどに。あとは悲しいかな引き際だろうか…でも向こうでも日本でもまだやって欲しいって人が大勢いるのよな  -- 名無しさん  (2015-11-04 18:54:06)
- 絶対主人公補正入ってるわ  -- 名無しさん  (2015-12-06 09:00:53)
- イチロー魂  -- 名無しさん  (2015-12-06 10:32:55)
- カレーは美味しいけど毎日食うともういいっすってなっちゃうからな  -- 名無しさん  (2015-12-06 13:56:54)
- 審判糞だな  -- 名無しさん  (2016-03-26 03:24:05)
- この期に及んで覚醒する年長の鑑  -- 名無しさん  (2016-06-04 10:01:26)
- ボールは打たなくていいと気づいたとかいうなにいってんのこの人としか思えない悟り  -- 名無しさん  (2016-08-23 09:39:49)
- 2001年と言う世紀の節目に小柄なアジア人が颯爽と登場し予想外の大活躍、h r  -- 名無しさん  (2016-08-24 05:15:18)
- レーザービームで人類滅亡させてしまう恐ろしい人ｗｗ　きっと、シンゴジの遺伝子を植え付けられているに違いない（ﾎﾗｦﾌｸﾅ  -- 名無しさん  (2016-08-24 05:48:13)
- mlb16年間で盗塁成功率6割が2回7割が2回8割が9回9割が2回のマジモンの変態。  -- 名無しさん  (2016-09-25 23:32:53)
- 国民栄誉賞が確定してる人間なんて他に知らんわ。やばいよ  -- 名無しさん  (2016-10-11 23:45:12)
- イチローがいるからマリナーズが弱くなった× マリナーズみたいな弱いチームにイチローは身に余った。  -- 名無しさん  (2016-11-06 20:06:28)
- あまり話題にならないけどnpb晩年に4番打ってた時の恐ろしさったら無かった。  -- 名無しさん  (2017-01-18 00:47:33)
- 1930年から今に至るまでシーズン241安打以上を放ったのはイチローだけ。これ豆な。  -- 名無しさん  (2017-01-23 00:00:50)
- 内野安打云々言う奴はメジャーの内野相手にソレを量産する凄みをしらんのだな。  -- 名無しさん  (2017-04-06 13:42:59)
- シーズン右翼手刺殺や盗塁記録でも歴代2位とかとってるんだよな　バランス高すぎ  -- 名無しさん  (2017-05-14 05:45:21)
- ディブルさんステキ  -- 名無しさん  (2017-08-29 15:01:46)
- 全安打集見てて思うけどイチローの内野安打って8割くらい確定当たりだよな  -- 名無しさん  (2017-12-25 14:42:59)
- 3000本達成者は31人いる、3000本500盗塁は8人、3割3000本500盗塁は6人、3割3000本500盗塁GG賞10回は史上唯一。  -- 名無しさん  (2017-12-27 04:20:39)
- 現役は絶望的だろうけど、それでも最後まで頑張ってほしいものだ  -- 名無しさん  (2018-06-10 17:24:39)
- 最後の数年はオリックスに帰ってきて、カープの黒田よろしく物凄い置き土産を残したりして。  -- 名無しさん  (2018-06-10 17:27:28)
- イチローって他ならぬ日本に野球ファンに一番舐められてるよね。ネットの影響か知らないけど犯罪的な過小評価を受けてるきらいがある。  -- 名無しさん  (2018-09-27 03:44:20)
- そうか？例えば？  -- 名無しさん  (2018-09-27 10:48:05)
- 本当に現役引退か…。いまだに実感がない。  -- 名無しさん  (2019-03-22 00:46:01)
- とうとう引退か…ただ一言「ありがとう」と伝えたい。お疲れ様でした  -- 名無しさん  (2019-03-22 03:41:54)
- 引退しても身体は鍛え続けてそうな気がする…  -- 名無しさん  (2019-03-22 12:33:32)
- 将棋は羽生が無冠になるし、野球はイチローが引退するし、あちこちで世代交代が進んでると思うよ。  -- 名無しさん  (2019-03-23 00:05:09)
- また一つ時代が終わったんだなぁ…  -- 名無しさん  (2019-03-23 22:07:12)
- 彼のレーザービームは、受け損なえば地球を破壊してしまうって本当かい！？（爆  -- 名無しさん  (2020-09-19 09:30:52)
- 安打数が一番注目されるけど出場試合数3604が何気にヤバい。あくまで日米通算だがメジャーも含めて歴代１位になってる。ホントに故障することがなかったんだな  -- 名無しさん  (2022-02-25 22:41:32)
- 羽生とイチローは平成と言う時代を象徴する大スターだった  -- 名無しさん  (2022-06-27 06:22:30)
- 高校時代は練習嫌いだったことがチームメイトの証言で明らかに　パワプロとのコラボ動画といい近年はイメージ変わりがち  -- 名無しさん  (2022-09-28 14:26:02)
- 筋肉を痛めそうなトレーニング量だからこそ中身が気になる  -- 名無しさん  (2022-09-28 15:08:05)
- 高校生への指導見てると分かりやすく親身だし、プロ指導者としてユニフォーム着る姿がますます見たくなった  -- 名無しさん  (2022-09-28 15:17:27)
- これだけトレーニングしていてマッサージだけでどうにかなるのものなのか？  -- 名無しさん  (2023-02-26 15:00:00)
- 50歳にて130m弾かっ飛ばして窓ガラスを割る、この人天才だから老けないんですかねｗ  -- 名無しさん  (2023-11-08 16:28:36)
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『&bold(){イチロー}』とは、日本の元プロ野球選手及び元メジャーリーガーである。日本を代表するメジャーリーガーの一人で、[[NPB>プロ野球]]ではオリックス・ブルーウェーブ・MLBでは主にシアトル・マリナーズ所属し、ニューヨーク・ヤンキース、フロリダ・マーリンズにも所属した。

*【[[プロフィール]]】
本名：&bold(){&ruby(すずき){鈴木}}&bold(){&ruby(いちろう){一朗}}
生年月日：1973年10月22日
[[血液型]]：B型
出身地：[[愛知県]]西春日井郡豊山町
背番号：&bold(){51}(1992～2012・2015～2019)、31(2012～2014)
[[身長]]：180㎝
体重：79㎏
所属：愛知工業大学名電高校（1989-1991）→オリックス・ブルーウェーブ（NPB）（1992-2000）→シアトル・マリナーズ（MLB）（2001-2012）→ニューヨーク・ヤンキース（MLB）（2012-2014）→マイアミ・マーリンズ（2015-2017）→シアトル・マリナーズ（2018-2019）
プロ通算年数：28年
守備位置：外野手
投打：右投左打


*【プロ入り前、オリックス時代】
愛工大名電高校から1991年のドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブ(現・[[オリックス・バファローズ]])に入団。
後述の通り投手としても評価されていたが、諸事情により野手一本での指名だった。

入団直後の1992～93年には二軍で2シーズンにまたがり46試合連続安打を記録したが、
代名詞である振り子打法を否定されるなど首脳陣との意見が合わず、一軍と二軍を行き来することとなる。

一軍では野茂英雄からプロ初本塁打を放ち、オフのハワイでのウィンターリーグでは推定152メートルの本塁打を放ちリーグMVPに選ばれる。

「鈴木」ではインパクトが無いと1994年には登録名を「イチロー」に変更。
当時のオリックス仰木彬監督にその才を見出され一軍に定着。
プロ野球新記録となる69試合連続出塁を記録し、史上初のシーズン200本安打の偉業を達成。最終的に残した210安打は16年後に[[マット・マートン]]に破られるまで不倒で、また2015年に秋山翔吾に破られるまで日本人最高記録だった。
打率も当時のパリーグ新記録となる.385で首位打者を獲得。
　
他にも最高出塁率・ベストナイン・ゴールデングラブ賞・史上最年少でのシーズンMVPを獲得し、その名を全国に知らしめた。

1995年には全イニング出場での首位打者・打点王・盗塁王・最多安打・最高出塁率の&font(#ff0000){五冠王}を獲得((このうち打点はロッテ[[初芝清]]、日本ハム田中幸雄と同率（80打点）))。本塁打もこの年1位のダイエー・小久保裕紀と3本差だった。
以降2000年までプロ野球記録の7年連続の首位打者を獲得する。


*【メジャーでの活躍】
2001年にはポスティングでメジャーリーグのシアトル・マリナーズに移籍。
同時期メッツに移籍した新庄剛志と共に初のメジャー日本人野手ということで注目を浴びる。

地元でのデビュー戦で7回に初安打、8回にはバント安打で逆転勝利を呼び込みメジャーデビュー。

4月11日には「レーザービーム」を初披露。
右翼から三塁へのストライク返球に思わず叫んだアナウンサーの言葉が発端となる。

オールスターには新人最多得票で出場。
最終的に首位打者・盗塁王・最多安打の三冠を獲得。
マリナーズのメジャー記録116勝の原動力になり、1975年のフレッド・リン以来史上二人目の新人王・リーグMVPのダブル受賞を達成した。
　
開幕前の3月には解説者のロブ・ディブルが「&font(#ff0000){イチローが首位打者を獲得したら裸で(ニューヨークの)タイムズ・スクウェアを走ってやる}」と発言。

さらに、オールスター前にイチローが打率トップに立つと「&font(#ff0000){ヤツの背番号のタトゥーを尻に彫ってやんよ！}」と自ら条件をエスカレート。

そして12月19日、ディブルはＴバックのパンツ一丁、尻にはタトゥーではなくシールを貼り、雨の降る中、真冬のニューヨークの街を駆け抜けた。
流石に全裸で走るのは犯罪だしタトゥーは一生ものだから仕方ない。やっただけでもすごい。
その後「4割打ったら東京で全裸疾走する！」と宣言したが、そちらは流石に実現しなかった。


2002年は前年の成績を受けて大きな期待を寄せられるも1年目ほどのインパクトは残せずに終わる。
それでもリーグ最多敬遠を記録し四球は前年から倍増。
打率もリーグ4位で史上6人目の2年連続200安打を記録する。



2003年には自身メジャー初の満塁本塁打を放ち、メジャータイの1イニング2補殺を記録。
オールスターにはケン・グリフィーJr.以来史上二人目の3年連続オールスターファン投票両リーグ最多得票を記録する。


2004年はオープン戦打率.421をマークして以降は例年通り低調なスタート。
5月には調子を上げて月間50安打を達成。この年、史上初となる月間50安打以上を三度記録。
8月26日には自己最速の200安打に本塁打で到達。

そして10月1日、本拠地のレンジャーズ戦でジョージ・シスラーの年間安打記録を塗り替え&font(#ff0000){年間262安打}の新記録を達成した。

この記録は日米で高く評価され、史上8人目となるコミッショナー特別表彰を受け、アメリカ野球殿堂には特別ブースが用意。
日本でも正力松太郎賞特別賞を受賞、国民栄誉賞の授与も打診され、
野球に関心の薄いイギリスを始めとする欧米・アジア諸国でも異例の取り扱いで記録達成が伝えられた。

また、彼は数度国民栄誉賞を受賞する機会を得ているが、現役の途中で受賞するともうそこまでな気がする、といった理由で全て断っている。


この年6月、シアトル地元紙コラムにて「イチローはもう見ていて楽しくない」という趣旨が掲載。

しかし8月31日付のコラムにて、「&font(#ff0000){お許しくださいイチロー様}、私は罪を犯しました。あなたは輝きを失ったと思ってしまっていたのです」との書き出しで謝罪した。
　

2005年は前年の安打記録達成を受け「打率4割の可能性」が大きな話題となっていたが、イチローには珍しく4月に.356の高打率。
逆に毎年調子の良かった5月に失速。
200安打は達成したが、最終的に打率は.303に終わる中、メジャー自己最多の15本塁打を記録。
“らしくない”シーズンを送る。



2006年は第1回WBCでベストナインに選ばれる活躍で日本代表の優勝に貢献。

マリナーズでは城島健司が新加入したこともあり、開幕直前には「(前年と)明らかに雰囲気が違う」とコメント。
しかし8月には「あんなに野球が難しいのか、こんなにしんどいのかと何度も思った」と振り返るほどの不振に陥る。

最終的にはリーグ記録の39連続盗塁成功とリーグ最多安打をマークするも、以降首位打者争いを繰り広げる天才捕手ジョー・マウアーの覚醒もあり、
首位打者の獲得はならなかった。


2007年は主に中堅手で起用。
オールスターでは&font(#ff0000){オールスター史上初のランニング本塁打}を放ち、日本人初のオールスターMVPを受賞。
2年連続最多安打とリーグ2位の打率.351を残す。


2008年には日米通算3000安打到達・史上初の3年連続両リーグ最多安打を記録。
守備位置も右翼に戻る。

だが、チーム不振の影響を受けGMと監督が相次いで解任される最悪のムードに。
孤高の態度がチームワークを乱すとのバッシングが波紋を呼んだ。


しかし2009年にケン・グリフィーJr.がマリナーズに復帰しチームのムードが良好となってからはバッシングは沈黙。
胃潰瘍で開幕を出遅れるも療養中はドラクエで暇を潰し、復帰戦で張本勲の生涯通算安打の日本記録と並ぶ3085安打を&font(#ff0000){満塁本塁打}で達成。
7月には史上2番目の速さでのメジャー通算2000安打と自身メジャー初のサヨナラ打を達成。
また9月にはマリアーノ・リベラから自身メジャー初のサヨナラ本塁打を放った。
最終的にメジャー2位の打率.360・史上初の4年連続最多安打・メジャー記録の9年連続200安打を記録した。


第2回WBCにも出場し、極度の不振に陥るも、決勝の韓国戦では延長10回にセンターへの決勝2点タイムリーを放ち最後の最後に国民的ヒーローとなった。
　

別名「神の一撃」


この瞬間『２ちゃんねる』と『アニヲタ』のサーバーを吹っ飛ばした。
決勝後のインタビューでの「&bold(){ほぼイキかけました}」は有名。


2010年は波のない調子を維持。
6月2日には憧れの選手でもある盟友ケン・グリフィーJr.の引退を受け「まともな状態でなかった」と語るもサヨナラ打を放ち引退に華を添えた。


2011年は5月に陥った不振から最後まで脱することができず、打率.272、184安打でシーズンを終えた。

メジャーデビュー以来続いていた打率3割＆200安打＆GG賞は10年でストップ。
&font(#ff0000){規定打席に到達しながら打率3割を下回ったのはプロ入り20年目にして初}と、ある意味メモリアルな年となってしまった。

2012年はメジャー2500本安打を達成したのち7月にニューヨーク・ヤンキースに移籍。&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){川崎が怖いとかではないはず}}
背番号は31となった。
マリナーズの時よりも調子は上がり打率は.283となったが最終的には178安打に終わった。
ポストシーズンでは主に二番打者として走打で大いに活躍するもチームはワールドシリーズ進出ならず。

2013年は日米通算4000本安打に達するも過去最低の打率.262 136安打となった。
出塁率は始めて.300を切り、盗塁も20にとどまった。
固め打ちは減り、チャンスにも弱くなっていった。

2014年は控えからの途中出場ばかりで、安打数の過去最低を更新。
ただし打率はそこそこ持ち直した。(3割無いけど)
オフにFAとなりマイアミ・マーリンズに移籍。

2015年は開幕戦代打からスタート。
他の外野手の故障もあり出場はコンスタントにあるものの34打席連続無安打など全盛期からは遠く打率は.229で終わった。
王貞治の通算得点記録及び通算出塁記録を日米通算で抜く、MLB通算安打記録2位のタイ・カッブを日米通算で抜いて4200安打達成など稼働年数につながる記録は残した。メジャー通算で2935安打となり、3000安打への期待が高まった。

2016年は前年度に比べれば持ち直し、休みながらの起用で固め打ちなどを重ね、打率.291　95安打で終えた。
記録としては4月にはメジャー通算&color(blue){500盗塁}、6月には日米通算&color(blue){700盗塁}。
同じく6月には日米通算とはいえピート・ローズを超える&color(red){4257安打}を達成し、通算安打数世界一となった。
2つの国のリーグをまたがっているため日米通算は公式記録でなく参考記録になるものの、
選手の生涯戦績を示す数字としては十分に価値があり、&color(red){ギネス記録}としても認定を受けた。
なお、NPB記録補助者である張本勲も、MLB記録補助者であるピート・ローズも、
それぞれ公式記録上のトップは未だ破られていないと言ってはばからないが、
イチローが自分たちを越えた素晴らしい選手であることについては2人とも全面的に認めている。
8月にはアジア人初のメジャー通算&color(red){3000}本安打に到達。
三塁打数は日米通算119本に達し、福本豊の日本記録を超えた。
最終的には米3030安打、日米通算4308安打を残した。ちなみに4300本目はドジャースの前田健太から打ったものである。

2018年にはマリナーズに復帰。しかしシーズン中盤からフロント入りしてその年は実戦から離脱した。
2019年に改めて実戦復帰することとなったが、オープン戦から打撃が振るわず、日本の球場で開催した開幕シリーズの2戦を最後に現役を引退した。
2戦目は8回裏の守備にいったんついたところで監督が交代を告げ、イチローがスタンドを埋め尽くすファンに挨拶をしながらベンチに戻るという粋な演出がなされた。

イチローの引退についてマリナーズは公式Twitterで「イチローほど素晴らしい選手は他にいない」、
それに対してMLB公式は「誰だよタマネギ切ってるのは（涙が止まらない）」とジョークを交えながらリプを飛ばし、その引退を惜しんでいた。
上記の裸疾走男ディブルもイチロー引退時は殊勝な言葉を述べていた。ツンデレかな？

*【特徴】
走・攻・守全てにおいてトップクラスの実力を誇った、5ツールプレイヤーの代表格。

非常にバットコントロールに長け、メジャー時代には「5通りのスイングを使い分ける」とまで言われている。打てるコースも広く、ボール球をヒットゾーンに飛ばすこともしばしば。
選球眼も良いが、[[初球から打てる球は積極的に打ちに行く>初球打ち]]スタイルであること、審判に左右される四球を好まなかったこともあり、打率に対して出塁率は低め。
あとリードオフマンとしてシングルヒットを狙うことが多い故に、OPSは打率に比べて低く、1.000を超えたことは一度も無い。レコードであるシーズン262安打の時もOPSは.869止まりである。

打席から一塁までの到達スピードは3.9～3.7秒と非常に速く(左打者の平均は4.2秒)、このスピードを生かしての内野安打も多い。バントも上手く、セーフティバントもたびたび成功させている。

と、上述のようなスタイルからパワーはないとの誤解を受けるが、NPBではキャリアハイで25本塁打を記録しているほか、若手時代には先述のように推定飛距離152mの特大本塁打を放ち、メジャーでもあのマリアノ・リベラからサヨナラホームランを放つ（リベラは左殺しかつグラウンドボーラーとして有名である）などパワーも兼ね備えており、打撃練習では本塁打を量産している。曰く「2割台でいいなら40本打てる」。
節目の安打は本塁打を&font(#ff0000){狙って打つ}（1000安打、1996年オールスターでの先頭打者弾などが代表格とされることが多い）。


走塁面ではNPB・MLBでそれぞれ1度ずつ盗塁王を獲得し、NPBで通算199、MLBで通算509個の盗塁を記録している。ただ闇雲に走るだけではなく成功率もしっかり高く、盗塁成功率はNPB時代で.858、MLB時代で.813を記録。MLB時代の盗塁成功率は500盗塁以上を記録した選手の中で歴代4位に位置する。
盗塁成功率のキャリアハイである2006年は&font(#ff0000){45盗塁}しながら失敗を&bold(){2}に抑え、盗塁成功率は.957を記録。これはシーズン40盗塁以上の選手の中で歴代1位である。
通算赤星式盗塁でも+408でふくもっさんに継ぐ2位を記録していて、いかに上手い盗塁をしているかも分かる。
盗塁だけでなく走塁能力も高いが、本人は走塁が一番難しいと考えている。
一方で、積極的な走塁を行う選手としては珍しく、ケガのリスクを嫌いヘッドスライディングは滅多に行わない。

守備ではレーザービームと呼ばれる正確無比の強肩と「エリア51」と呼ばれる広い守備範囲が武器で、
守備能力を示すDRS(守備防御点)でメジャートップクラスの成績を残し続けた。
これだけ優秀な守備力を誇りながら、キャリア晩年まで定位置は右翼手だった。オリックス時代を共にした田口壮も左翼手がメインであり、後にメジャーリーガーとなる彼らを抑えて中堅手に座ったのが本西厚博。
マイナーな選手だが、実は本西がイチローと田口の守備の師匠であり、若手時代は打球判断の弱かった二人を徹底的に鍛え上げたという。
後に本西は移籍し、その後任の中堅手には谷佳知が務めた。谷はこの2人と比べれば守備能力は高くはないものの、両翼の2人で谷をカバーする意図があったとされている。

綿密なコンディション管理を行っているためか故障も非常に少なく、目立った長期離脱はNPBラストイヤーの2000年くらいで、レギュラーに定着してから2017年まで当然のように毎年130試合以上に出場している。


その活躍から「2000年代を代表する野手」とMLBでも高い評価を受けているが、打者としては本塁打と四球が少ない点から批判を受けることもあり、連続200安打は米でも評価されているものの「同年代最高の打者」としての評価は[[アルバート・プーホールズ]]の後塵を拝してしまっている。
と言っても守備・走塁・ポジション等も含めた総合評価は互角であり、両者共に現役時点から''「野球殿堂入り確実」''と言われている。特にMLBの存在するアメリカ本国で重視されるのは、薬物無縁のナチュラル選手としての記録という点である。


なお、高校時代は投手兼外野手であり、投手としても評価されていた。しかし自転車通学中の自動車との接触事故で大怪我を負い、その影響でフォームが崩れてしまったことにより野手転向を余儀なくされている。
この経験を買われ1996年のオールスターゲーム、2015年の最終戦では投手として登板している。
オールスターゲームの際には全パ・仰木監督の計らいで9回2アウト、打者松井秀喜の場面でマウンドに上がった。
これに対し全セ・野村監督は投手の高津臣吾を松井の代打に出し、高津を遊ゴロに打ち取った((イチローと松井の戦いを見たかったファンは野村の采配に溜息を付く者もいたが、その野村曰く「投手が本職でない選手は打者に取っては打って当然、打たなければ悪影響を与える為、こちらも打撃が本職でない選手を送った」とのこと。このシーンは野球にエンターテインメイト性を求める仰木と、オールスターという祭りにまで競技性を求める野村の考え方の違いとも言える。))。
2015年には4点ビハインドの場面で登板。当時41歳、実に20年ぶりの登板ながら最速143km/hを記録し、スライダーなどの変化球も交えるなど野手が登板しているとは思えない本格的なピッチングで解説からは驚かれていた。
最終的に1回を被安打2,1失点の投球だった。
ちなみに引退後であるが2022年11月、女子高校生選抜野球チームとの対戦で再びピッチャーを務め&bold(){131球投げて2安打1失点14奪三振の完投勝利}をした。&s(){なお打撃の方は4打数無安打だった。}
投手断念の理由が理由故にだいぶ未練を残しており、上の試合含めて引退後の草野球の試合では基本的に投手として出場している。
また高校野球が舞台の「栄冠ナイン クロスロード」ではSRとして&bold(){高校時代のイチロー}が実装されているがそちらでもメインポジションは投手。外野手としての適性と特殊能力もある二刀流仕様で登場した。(逆にSSRはプロ仕様の外野手に専念したイチローとなっている)
*【記録について】
NPBとMLBでプレイし、通算4308安打を積み上げたイチローだが、日米合算は公式記録ではなく、選手個人の生涯戦績を示す参考記録にしかならない。
NPB記録保持者である張本勲、MLB記録保持者であるピート・ローズのどちらもそれぞれ公式記録は自分が一位だと言っている。
ただし、両者ともイチローのことを大きく評価しており、張本勲は「参考記録にはなるが、イチローは私よりも打つ。4000本を超える（大意。ちなみに2000本頃の発言）」、ピート・ローズは「イチローはアメリカで野球殿堂入りする選手」((ローズ自身は薬物と賭博に手を染めたため殿堂入りを逃している))と述べている。
特に張本勲はイチローが自分の記録を超えることを楽しみにしており、張本の記録を超える3086本目のヒットを打った試合ではわざわざアメリカで試合を生観戦して記録達成の瞬間を見届けていた。

*【余談】
名前は「一朗」だが、&bold(){実は次男}。兄の鈴木一泰（かずやす）氏は建築家。

野村克也は、「今までの人生で天才だと思った人は三人しかいない。広瀬叔功、長嶋茂雄、そしてイチローだ」と語っている。

テレビドラマシリーズ「古畑任三郎」の大ファン。
まさかのもう一人の主演として出演を果たした[[「フェアな殺人者」>フェアな殺人者(古畑任三郎)]]では、「マリナーズのイチローとして出演したい」と要望した本人役((初期プロットでは「さすがにメジャーリーガー本人役で人殺しさせるのは」と「それっぽい別人役としてイチローをキャスティングする」形になっていた))で、主役の田村正和が「役者の鑑だ」と称賛したほどの全力投球で仕事をしてみせた。
アクターとしては素人のはずのイチローがどんどん本物になっていく様子は、観ていて驚く事請け合いである。

彼が小学五年生の時に書いた作文は、努力の大切さを説く教材として、しばしば引き合いに出される。
&bold(){「365日中、360日は練習だった」}
「友達と遊べる時間は1週間に5、6&bold(){時間}しかないが、これだけ練習しているのだから、きっとプロになれると思う」
など、幼少時から並々ならぬ努力を続けてきたこと、そのために自分の時間を犠牲にすることを厭わない決意が描かれている。

ヤクルト・日本ハムで活躍した稲葉篤紀（豊山町の隣町の師勝町、現在の北名古屋市出身）は
豊山町の空港バッティングセンターで小学校・中学生時代のイチローを目撃しており、
「小学生なのに速い球をガンガン打っていた」とイチロー本人との対談の中で回想している。

ドラフト4位で入団したこともあり、プロ入り当初はあまり目立たない存在だったが、いずれ大物になることを予想していた者は少なからずいる。
イチローをスカウトした三輪田勝利は体が細いながらも非常に正確なバッティング能力に着目して、これがドラフト指名の決め手となる。
無名時代からイチローを指導した監督の仰木彬もその打撃センスの高さを見抜き、一軍登録を行なっている。
そしてNPB記録保持者の張本が「自分の記録を超える」とまで評していたのは前述の通り。
イチローも張本が『サンデーモーニング』を降板する際にビデオメッセージを寄せ、&bold(){わざと「ハリー」と愛称で呼び、ちゃっかり最後の『喝!』を貰っていった}（もちろん、敬意の上にネタを込めたもの）。

トレードマークである背筋を伸ばし右手でバットを垂直に構えるルーティンは、
バットへ焦点を変えることによって動体視力を一時的に上げる効果があると言われている。

かつては毎日弓子夫人手作りの[[カレー>カレーライス]]を食べていたが2009年からもうカレーは食べていないと発言。食べ続けていると雑誌に書いていた一部記者は仰天したとか。
これは若い頃の野菜嫌いがメジャー生活の中で直った結果であるらしい。
オリックス時代は焼肉屋に通い詰めだった姿が目撃されている。

余談だがイチローはバットを非常に大切にしており、ホームベース付近に転がっていたバットを審判が蹴って退かした際には審判を怒鳴ったほど。
三振後に苛立ってバットを地面に叩きつけたことが一度だけあったのだが、その行為を非常に恥じており、バットを製作した職人に謝罪の手紙を送ったというエピソードがある。
因みにマリナーズの本拠地のベンチにはイチローのバットを立てて置くための彼専用の穴が開いている。

同じくマスコミに騒がれ、特にルーキーイヤーでの名勝負が今に残っている[[松坂大輔]]の事は妙に可愛がっているが、彼に対する言葉が辛辣だと話題。
しかし草野球にて一緒にプレイしているので仲は良いのだろう。

オリックス時代で着用していた背番号51はメジャー移籍後の2001年から現在も誰も着用しておらず、事実上の永久欠番状態が続いている。

*【ある日のイチロー】

午前１１時　起床
　トレーニング
正午　昼食
　トレーニング
午後３時　球場入り
　トレーニング
　打撃練習
　またトレーニング
　また打撃練習
午後６時１５分　さらに打撃練習
　さらにトレーニング
午後７時１０分　試合開始
帰宅
夕食
最後にトレーニング
マッサージ
午前３時　就寝

…わけがわからないよ…


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- 日米通算4000安打達成！  -- 名無しさん  (2013-08-23 09:36:00)
- 4000本打つ為に8000回失敗してるっつった時になんか励まされた。自分まだ8000回も失敗できてねぇ  -- 名無しさん  (2013-08-23 10:50:33)
- やっぱり天才ってのはいるんだなと実感した。人間が違う・・・  -- 名無しさん  (2013-08-23 11:06:26)
- ？？？『やっぱりイチローさんがナンバーワン!!』  -- ななし  (2013-09-28 08:53:05)
- いろいろ批判する奴もいるが、日本の誇りだよな。  -- 名無しさん  (2013-12-06 17:55:48)
- 今年の成績は批判されてもしょうがないよ。いくらなんでも出塁率3割以下は話にならないでしょ。 放出はほぼ間違いないし本人にとってもそっちの方が良い。  -- 名無しさん  (2013-12-06 23:50:28)
- プロフェッショナル面白かった  -- 名無しさん  (2013-12-19 15:02:52)
- バット蹴飛ばすのは野球してる人だったらそら怒るよ。大事な商売道具でありある意味で相棒だし。打てなかったからとバットへし折る人の気がしれんわ  -- 名無しさん  (2014-02-07 14:44:47)
- 日本人らしい最高の野球選手だな。パワーや派手さじゃなく技術と小手先の結晶といえる。  -- 名無しさん  (2014-02-08 21:51:36)
- シーズンオフの時古畑にゲストで出たが、全シーン一発で決めたそうで、田村正和は引退後俳優になることを強く勧めたそうです。  -- 名無しさん  (2014-02-23 18:47:15)
- まだ現役なのにびっくり。  -- 名無しさん  (2014-10-24 17:12:44)
- 日本で一番凄い鈴木。  -- 名無しさん  (2014-11-05 20:31:34)
- 引退したら檻の51番は永久欠番になるんだろうか…？  -- 名無しさん  (2014-12-25 23:44:06)
- 全盛期はリアルにパワプロでSBSSSレベル  -- 名無しさん  (2014-12-25 23:55:05)
- ↑4 イチローの演技力おかしいよなw下手な大根役者よりはるかに上手い しかもドラマに挑むにあたって台本をリハだかの早い段階で全て覚えてくるとか姿勢が野球と変わらず超本気という この人はプロ意識凄すぎる  -- 名無しさん  (2015-01-30 11:16:01)
- ロブ・ディブル「イチロー？ハッ、通用するわけないね。首位打者とったら裸でランニングしてやるよ」  -- 名無しさん  (2015-02-26 08:26:43)
- それでホントにパンツ一丁になってニューヨークをランニングしたってエピソードが好き  -- 名無しさん  (2015-02-26 08:29:00)
- ↑日本だと有耶無耶にしそうだけど本当にやるあたりアメリカ人だな  -- 名無しさん  (2015-04-14 19:11:21)
- どう見ても主人公  -- 名無しさん  (2015-09-17 02:25:03)
- レジェンドすぎる。第三者視点の話だけど、イチローの野球人生に（大きな）汚点などあるのか？と思えるほどに。あとは悲しいかな引き際だろうか…でも向こうでも日本でもまだやって欲しいって人が大勢いるのよな  -- 名無しさん  (2015-11-04 18:54:06)
- 絶対主人公補正入ってるわ  -- 名無しさん  (2015-12-06 09:00:53)
- イチロー魂  -- 名無しさん  (2015-12-06 10:32:55)
- カレーは美味しいけど毎日食うともういいっすってなっちゃうからな  -- 名無しさん  (2015-12-06 13:56:54)
- 審判糞だな  -- 名無しさん  (2016-03-26 03:24:05)
- この期に及んで覚醒する年長の鑑  -- 名無しさん  (2016-06-04 10:01:26)
- ボールは打たなくていいと気づいたとかいうなにいってんのこの人としか思えない悟り  -- 名無しさん  (2016-08-23 09:39:49)
- 2001年と言う世紀の節目に小柄なアジア人が颯爽と登場し予想外の大活躍、h r  -- 名無しさん  (2016-08-24 05:15:18)
- レーザービームで人類滅亡させてしまう恐ろしい人ｗｗ　きっと、シンゴジの遺伝子を植え付けられているに違いない（ﾎﾗｦﾌｸﾅ  -- 名無しさん  (2016-08-24 05:48:13)
- mlb16年間で盗塁成功率6割が2回7割が2回8割が9回9割が2回のマジモンの変態。  -- 名無しさん  (2016-09-25 23:32:53)
- 国民栄誉賞が確定してる人間なんて他に知らんわ。やばいよ  -- 名無しさん  (2016-10-11 23:45:12)
- イチローがいるからマリナーズが弱くなった× マリナーズみたいな弱いチームにイチローは身に余った。  -- 名無しさん  (2016-11-06 20:06:28)
- あまり話題にならないけどnpb晩年に4番打ってた時の恐ろしさったら無かった。  -- 名無しさん  (2017-01-18 00:47:33)
- 1930年から今に至るまでシーズン241安打以上を放ったのはイチローだけ。これ豆な。  -- 名無しさん  (2017-01-23 00:00:50)
- 内野安打云々言う奴はメジャーの内野相手にソレを量産する凄みをしらんのだな。  -- 名無しさん  (2017-04-06 13:42:59)
- シーズン右翼手刺殺や盗塁記録でも歴代2位とかとってるんだよな　バランス高すぎ  -- 名無しさん  (2017-05-14 05:45:21)
- ディブルさんステキ  -- 名無しさん  (2017-08-29 15:01:46)
- 全安打集見てて思うけどイチローの内野安打って8割くらい確定当たりだよな  -- 名無しさん  (2017-12-25 14:42:59)
- 3000本達成者は31人いる、3000本500盗塁は8人、3割3000本500盗塁は6人、3割3000本500盗塁GG賞10回は史上唯一。  -- 名無しさん  (2017-12-27 04:20:39)
- 現役は絶望的だろうけど、それでも最後まで頑張ってほしいものだ  -- 名無しさん  (2018-06-10 17:24:39)
- 最後の数年はオリックスに帰ってきて、カープの黒田よろしく物凄い置き土産を残したりして。  -- 名無しさん  (2018-06-10 17:27:28)
- イチローって他ならぬ日本に野球ファンに一番舐められてるよね。ネットの影響か知らないけど犯罪的な過小評価を受けてるきらいがある。  -- 名無しさん  (2018-09-27 03:44:20)
- そうか？例えば？  -- 名無しさん  (2018-09-27 10:48:05)
- 本当に現役引退か…。いまだに実感がない。  -- 名無しさん  (2019-03-22 00:46:01)
- とうとう引退か…ただ一言「ありがとう」と伝えたい。お疲れ様でした  -- 名無しさん  (2019-03-22 03:41:54)
- 引退しても身体は鍛え続けてそうな気がする…  -- 名無しさん  (2019-03-22 12:33:32)
- 将棋は羽生が無冠になるし、野球はイチローが引退するし、あちこちで世代交代が進んでると思うよ。  -- 名無しさん  (2019-03-23 00:05:09)
- また一つ時代が終わったんだなぁ…  -- 名無しさん  (2019-03-23 22:07:12)
- 彼のレーザービームは、受け損なえば地球を破壊してしまうって本当かい！？（爆  -- 名無しさん  (2020-09-19 09:30:52)
- 安打数が一番注目されるけど出場試合数3604が何気にヤバい。あくまで日米通算だがメジャーも含めて歴代１位になってる。ホントに故障することがなかったんだな  -- 名無しさん  (2022-02-25 22:41:32)
- 羽生とイチローは平成と言う時代を象徴する大スターだった  -- 名無しさん  (2022-06-27 06:22:30)
- 高校時代は練習嫌いだったことがチームメイトの証言で明らかに　パワプロとのコラボ動画といい近年はイメージ変わりがち  -- 名無しさん  (2022-09-28 14:26:02)
- 筋肉を痛めそうなトレーニング量だからこそ中身が気になる  -- 名無しさん  (2022-09-28 15:08:05)
- 高校生への指導見てると分かりやすく親身だし、プロ指導者としてユニフォーム着る姿がますます見たくなった  -- 名無しさん  (2022-09-28 15:17:27)
- これだけトレーニングしていてマッサージだけでどうにかなるのものなのか？  -- 名無しさん  (2023-02-26 15:00:00)
- 50歳にて130m弾かっ飛ばして窓ガラスを割る、この人天才だから老けないんですかねｗ  -- 名無しさん  (2023-11-08 16:28:36)
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