ドリアン(バキ)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/11 (火) 23:45:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(Green){&bold(){&sizex(6){敗北を 知りたい}}} } #center(){ &color(Green){&bold(){&sizex(6){いつもそうだ。君たちはいつも…つまらぬ勝利をもたらせてくれる}}} } ドリアンとは、バキシリーズ第二部「最凶死刑囚」編に出てくる死刑囚の一人である。同名の果物とは全く関係が無い。 CV:[[石塚運昇]](PV)、[[銀河万丈]](2018アニメ) *概要 本編において最初に出てきた死刑囚であり、&bold(){拘束衣を着せられ十分もの間首を吊られていたがごく普通に生還。} 拘束衣を自力で引き千切って絞首刑用のロープで監察医、看守、牧師、所長を皆殺しにし、敗北を知る為太平洋を泳いで東京へ向かった。 外見は筋骨隆々とした巨体((末藤を前にして「サイズ的には私と見合う」と発言していることから、身長は205cm以上と思われる))にサンタクロースのような顔の下半分を覆いつくす長い髭面。 表情は常に穏やかで、その瞬間まで殺意を感じさせないが、唐突に意味不明な挙動と言動で相手にフェイントをかけたり相手の虚を突くことを得意とするタヌキである。 特にこのような汚い戦術を好むことから、2018年アニメで付けられた二つ名は&b(){「卑劣を極めしジェントルマン」}。 まさに彼にぴったりの二つ名と言える。 *戦闘能力 後述の通り中国拳法の頂点「[[海王>海王(刃牙シリーズ)]]」の座に辿り着ける程の徒手空拳の力量に、 海王と呼ばれるような並大抵の攻撃ではビクともしない強靭な肉体を持つが、 だがなんといっても戦闘での戦術はとにかく&bold(){&color(red){汚い}}のが特徴。 死刑囚軍団の中でもとりわけ凶器攻撃や騙し討ちを得意とし、作中で行った戦闘では必ずと言って良いほど凶器攻撃や騙し討ちを披露している。 &bold(){ハッキリと負けを認めておきながら、その後平然と夜襲をかける卑劣極まりない戦法}も好む。 凶器攻撃使いという点では[[ドイル>ドイル(バキ)]]に似てるがドリアンの場合肉体改造に拠らない凶器を好む。 **劇中の使用凶器 ・含み針 自身の髭を抜いて息を利用して放つ。目潰し攻撃に用いる武器。 ・火炎放射 口に含んだアルコールとライターを使い大道芸のように猛烈な火炎を噴く。 そこまで殺傷力が高い訳でもないが奇襲効果は抜群。 ・仕込みワイヤー ライター内に仕込んだ特殊繊維性の超極細ワイヤー。 材質はアラミド繊維にチタニウムを焼結させた代物で、極めて強靭で軽く見えにくいという性質を持つ。 打撃を受けると同時に相手の手に絡ませてワイヤーを引けばいとも容易く敵の手を切断可能。&s(){こんな物をマジシャンはどう使うというのか。} 所謂ギロチンワイヤーだが、その性能はあの独歩すらも手首を切断させられるまでワイヤーの存在に気が付かないほど見えにくく軽量。 意外と長さと耐久力もあり、高所からの落下の際の命綱代わりにも代用可能と応用は幅広い。 ドリアンの代名詞的武器で彼が使用した武器の中では随一の殺傷力を持つ。 ・酸入りの瓶 胃の中に格納していたが菩薩の拳により不発に終わる。 ・催眠術 相手の心の隙を突いて、相手がドリアンを圧倒しているかのような「都合のいい戦況の幻覚」を見せ幻惑する。 ・即席凶器 グリースを塗り付けた手にガラス片を纏わりつかせて作った即興の凶器。 殴りつける際の殺傷力強化を齎す。 ・爪 刃のように鋭利に研ぎ澄ませた両手の爪。 ・仕込み刃 靴の裏に内蔵した大型のナイフの刃。 蹴り下ろしの際に展開して使用。 ・小型爆薬 手の甲に仕込んだ最後の奥の手。 打撃を叩き込むと同時に起爆させ敵の顔面を爆風で焼き尽くす。 ただし自身の手も大きく損傷してしまう諸刃の剣。 *劇中での活躍 死刑囚全員が集結する前に[[愚地独歩]]目的で神心会に道場荒らしに向かい、その代役として相手になろうとした[[克巳>愚地克巳]]に 不意打ちでの目潰し・帯を利用した首締め・踏み抜いた床板を投げ首に突き刺す等全うな格闘家ならば用いぬ裏技を使い圧倒。 神心会と親交があり、道場へ出稽古に赴いていた[[烈>烈海王(バキシリーズ)]]とも戦うが、 いきなり&color(Green){「アリガトウ」}と泣き出し抜いた髭を含み針として使い、眼に向かって飛ばす・酒を使った火炎放射とやはりダーティな奇襲を仕掛けた後逃走。 死刑囚全員が[[地下闘技場>地下闘技場(バキシリーズ)]]に集まった後、念願の独歩と対決。 顔面に蹴りを食らうもライターに仕込んでいた特殊繊維ワイヤーで独歩の左手首を切断。 &bold(){そのまま切断された腕で普通に殴った独歩も独歩だが}決着は着かず。 [[スペック>スペック(バキ)]]が退場した後、[[柳龍光>柳龍光(バキ)]]との戦いでダウンを奪われ敗北した[[刃牙>範馬刃牙]]を叱る為光成邸に集まっていた所をバケツ一杯のガソリンを携え再度侵入。 しかしよりにもよって[[加藤清澄]]を師匠とし、空手家でなくなったとしてもドリアンを倒すと決意をした克己により逆にガソリンを浴びせられ人間バーベキュウに。 更に登場した加藤が考案したテグスにゴム管を被せた凶器により耳を削ぎ落とされ、不意打ちの特殊繊維も独歩の手刀により切られた。 万事休すかと思われたが、&bold(){胃の中}に隠していた[[手榴弾]]を投げ付けまたしても逃走する。 その後日本軍の地下基地で戦後米軍に使われていたという隠れ家で耳の治療をするが、&font(l){よせばいいのに}加藤の襲撃を受ける。 この時以前2等兵として来日していた事が発覚。 &color(Green){「君では無理だ」}ともの凄い残念そうに威勢良く挑む加藤に… #center(){&italic(){ド ン ッ} &color(Green){徳川邸で見たわたしの実力をアテ込んでいるのなら……} &color(Green){気の毒というほか無い}} と、これまで使っていなかった中国拳法、更にはグリースを擦り付けた両手にガラスの欠片をまぶし(本人曰くアル・カポネの時代に考案された決闘法)、 凶器完成した状態での容赦無い打撃(自分の手に刺さらないんかは禁句)に加え歌いながら割れた酒瓶を顔に突っ込み捻ると圧倒したが 死の淵に立たされた加藤の中の小宇宙が覚醒。 自分にとっての空手=道具という事を最大限に生かし酒瓶を(足の指で挟んで)被せ蹴られ、 目潰しから金的を含めたラッシュを掛けられ歯を折るという敗北フラグを立て、情けなく降参を懇願するも呆気なく敗れ去った… #center(){ &bold(){パン} &italic(){ぐにゃり} } と思われていたが実は加藤に催眠術を掛けており、これまで戦っていたドリアンは妄想の産物に過ぎないことが発覚。 特殊繊維で首を掻き切り完全勝利、見せしめとしてその身体を神心会内のサンドバッグに詰め込んだ。 その後新宿を目指していたが先の行為で神心会門下100万人を本気で怒らせてしまい、周りを完全に神心会関係者に囲まれた状態で遊園地へと連れ込まれる。 関係者の内一人と組み手をするがやはり圧倒。 &color(Green){「何百人集まろうが君達は一対一でしかわたしと戦えぬ」}と挑発をした後 遊園地のアトラクションでもの凄い楽しむ。 しかしコーヒーカップに乗っている最中加藤の未練を晴らすべく末堂が電撃参戦。 「死んでもいい」と言った覚悟を確かめるべくジェットコースター上で戦おうとしたが、船上用に開発された沖縄空手の構え、三戦(サンチン)により末堂の方が有利に。 その直後末堂に組み付いてコースターから飛び降りダイレクトに地面にぶつけさせる半面、特殊繊維を電燈に絡ませ地上スレスレでブレーキを掛ける事により勝利。 その後烈、怒り心頭の克己と共に駆け付けた独歩と再戦。 この時40年前中国で五体のみを駆使して一晩で洞穴を彫り上げた男、烈と同じく海王の名を持つ者、&bold(){怒李庵海王}である事が発覚する。洞穴を掘った動機について原作では触れられなかったが、アニメ版では打岩(岩を拳足のみを使って削り、球体に近づける訓練)の成果とされた。 同門対決は許されないと烈が戦線離脱、しかし独歩は気にせず虎殺しの伝説を誰も信じてくれない事を嘆いてから対戦。 切断されていた腕が生えていた(医者の梅澤により麻酔なしで繋げられた)独歩を見て &color(Green){「わたしも拳法家として応えるのが筋というものだろう」}と言葉を残しておきながら胃の中に&bold(){強酸入りのビン}を仕込んであったなど汚さは相変わらず。 だが戦闘中いきなり独歩とは全く別方向を向いて演舞を始めたが、独歩がテストとして飛ばした小石を[[手の中で砕き、砂状にして>うちはサスケ(NARUTO)]]吹き散らし独歩の視界を奪う。 と思ったが独歩は気にせず攻撃、あまりの強さに土下座した。 ……が、その背後にはドリアンが。 加藤を倒した時と同じく闘争者の頭の中でこうあって欲しい安易な敵を作り出す催眠術を掛け、独歩を殺しに掛かる。 #center(){&color(Green){今見ているものを永遠のものとするために} &color(Green){行きなさい} &color(Green){終わりのこない夢の世界へ!!}} が、催眠術に掛かっている筈の独歩に止めの拳を防がれるばかりか、蹴りが炸裂。   #center(){&color(Green){???}} 百戦錬磨の末「戦いとは不都合なもの、思い通りにならないもの」という経験が染み付いていた独歩には なんと&bold(){催眠術中の幻影であるドリアンの動きと実際のドリアンの動きが完全合致。} いわば術に掛かってる記憶すらない状態の独歩にカカトに刃物を仕込んだ靴で攻撃するも真剣白刃取りで防がれ、フルボッコにされる中 &color(Green){「夢をかなえてくれる(敗北を与えてくれる)のでは!?」} と喜びながら、砕かれた歯を飛ばして攻撃するも廻し受けで防御され、左手、胸骨、膝を破壊され、 最終的にはまさかの全身包帯まみれ、意識すら混濁しっぱなしで車椅子に乗った加藤が再登場。 医者の制止を全力で振り切り、自分で点滴のチューブを引き千切り戦おうとする加藤に全力でビビり…… #center(){&b(){&sizex(6){&color(Green){わたしの敗けだァァァァァッ}}}} と泣きながら懇願し決着。身柄は病院へと預けられた。 ……が、独歩との戦闘で唯一無事、かつ使われていなかった&bold(){爆弾}が右手首に仕込まれていた事がレントゲンで発覚。 病室に戻された加藤を見届けた後、「けじめ」として独歩宅を強襲し、妻が襲われたと思い((夏江夫人はその後無事が確認されており、恐らく部屋のどこかに閉じ込めていたものと考えられる。))激怒した独歩の顔面に振り向きざまに爆弾をぶつけ、失神に追い込む。 そして意気揚々と路上を歩いていたが烈に遭遇。 そこで烈海王に&color(Green){「強さとは何か」}と尋ねる。 烈海王にとっての「強さ」とは。 #center(){ &sizex(5){&color(red){&ruby(おのれ){自己}を貫き通す力ーーー}} &sizex(5){&color(red){&ruby(わがまま){我儘}を押し通す力ーーー}} } その言葉に、ドリアンは納得する。 そしてそれは同時に、&bold(){「敗北」を熱望しながらも、「負けたことがない」}ドリアンは… #center(){ &sizex(6){&color(red){&bold(){一 度 も 勝 っ た こ と が な い}}} } &bold(){その真実だった。} &bold(){己が「武」に全てを捧げるのでは無く、「武」が己に全てを捧げてくれたとカン違いし続けていたドリアンは、既に敗北者であった。} &bold(){&color(red){自分が敗北を望んでいたにもかかわらず、一度も勝っていない。}} …ドリアンは、自傷気味に喜劇だと笑う。 そして、烈に勝ちたいと小さな願いが生まれるも、烈の拳が飛び……… #center(){ &color(Green){気付いていたよ烈 海王} &color(Green){わたしこそが敗北者だったのだ} &color(Green){勝利に彩られていたハズの} &color(Green){わたしの人生が} &b(){&color(Green){その実、暗黒に満ち――――――……ッッ}}} #center(){ &color(Green){パパがね…2つしかくれないの……………キャンディ…} &color(Green){ボクは…たくさん欲しいのに……………} &color(Green){ママはね………いないんだ……。} } 最期には烈に完全敗北し、今までの矛盾した人生に精神が耐え切れず&bold(){自我が完全に崩壊、幼児退行を引き起こしてしまった。} この会話から察するに、父子家庭かつ、相当貧乏な家庭の出身だったんじゃないかとかファンには言われている。 そのまま死刑囚編からフェードアウト… かと思いきやオリバに引き連れられそのままの状態で大擂台賽に出場。 楊海王に挑むも、まともに戦えるはずもなく呆気なく負ける。 しかしながらダメージはほとんど受けておらず、楊との本質的なレベル差を感じさせている。 尚、&bold(){この時オリバとキャンディ越しに濃厚な間接キスをした。} #openclose(show=そして…){ 最凶死刑囚のその後の様子を描く「Revenge Tokyo」においても登場。 現在は中国の道場にて大量のキャンディしか描かれていない油絵を大量の枚数執筆しており、そこそこの値段で売れてもいるらしい。 しかし、執筆作業は深く姿勢を落とした状態で行っており、その姿は中国武術における下半身強化の訓練である「站樁」であった。 站樁はキャンバスの横に置かれた茶碗に入っている山盛りのキャンディを全て舐め終わるまでやっているらしい。 その行動の結果、下半身の筋肉は異常なまでに鍛え上げられ、体重も20kgも増加していた。 ドリアンの行動は&bold(){巨大な何かへの備え}であり、周到な準備の可能性が示唆されている。 自我が崩壊した現在でも本能は「復讐」へと突き進んでいるようだ…。 } 追記・修正はキャンディを舐めながらお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,41) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 独歩(あと加藤)に負けた時に、そこで終わったほうが良かったんでは… -- 名無しさん (2013-08-19 20:38:29) - ↑確かにアレは汚いとか狡猾とかじゃなくてただ「往生際が悪い」だけなような。そう考えると花山さんに負けて早々に一抜けしたスペックはむしろ幸せでしたね。 -- 名無しさん (2013-08-19 21:29:50) - ↑↑あの時にもう「自分は一度も勝ったことがなかった」事を自覚したんだと思う。独歩への襲撃はけじめのようなものだろう -- 名無しさん (2013-08-19 21:58:04) - 「海王ッッッ」 -- 名無しさん (2014-02-04 22:07:34) - コイツが死刑囚なんかにならないでマトモな人生歩んでいた場合、大学教授にして中国拳法の海王という形で紳士的で穏やかな顔して物騒なことをのたまいながら解説者をやっていたかもな。 -- 名無しさん (2014-06-25 23:30:51) - 独歩に両膝壊されてたのになんでその後歩けたんだろう・・・。 -- 名無しさん (2014-07-21 09:37:37) - ↑4 うん、多分それであってる。でも独歩ちゃんとカトー涙目w。 -- 名無しさん (2014-07-22 16:58:09) - えー、10代で従軍して日本へ、その後中国に渡って20代の内に海王となる。すげぇ波乱万丈人生だな。海王については後付けな気もするが。 -- 名無しさん (2015-02-05 23:18:53) - 隠れ家に帰るときの背中が顔のように盛り上がっていて勇次郎の血縁者説が一部で流れていた -- 名無しさん (2015-04-05 14:13:28) - コイツが凶悪犯に堕ちなかったら、海王の称号を持つアメリカ人武道家として温和な哲人風に時として物騒な事を云いながら中国拳法の解説者みたいな事をするキャラになってたのではと思う。 -- 名無しさん (2015-04-05 15:53:38) - そういうのは公園海王で十分だよ -- 名無しさん (2015-08-03 19:58:24) - こいつの最後は個人的にかなり鬱。敗北を知れて満足したように昏睡してたスペックの後だったから尚更。 -- 名無しさん (2015-09-07 19:40:00) - 敗北が知りたいの本意は負けてみたいじゃなくてマトモに戦ってみたいだった事に最後の最後まで気付けず気付いたときにはもう遅かった、憐れとかそういうの超越してる -- 名無しさん (2015-11-06 02:21:04) - ↑4 ストライダムの立場が無いな -- 名無しさん (2015-11-11 20:10:09) - こいつみたいな、まともに戦っても強いのに敢えて搦め手や卑怯な手段を多用しまくる実力者というキャラ凄く好き -- 名無しさん (2015-11-17 06:06:34) - スペックでやりたいことやりきっちゃった感が半端ないだよな死刑囚編 -- 名無しさん (2016-03-20 03:54:33) - 遊園地めちゃくちゃ楽しんでたシーン見ると日常系漫画よんでるみたいになごむ -- 名無しさん (2016-03-28 13:09:34) - ドリアンの年齢いくつなんだ 烈が10代くらいのときから40年前に20歳くらいだから70歳くらいか? -- 名無しさん (2016-06-12 16:53:36) - 引き際だけでなく、格闘家人生そのものも間違えていたってのが救えない。 -- 名無しさん (2016-06-12 17:33:31) - 本心では普通に卑怯な手も使わずに戦いたかったんだろうなぁ…… -- 名無しさん (2016-08-25 04:29:46) - 倒しても倒してもしつこく出てくるから作者もああいう風な終わり方にしたんだろうな、精神崩壊っていう -- 名無しさん (2016-10-17 00:41:05) - 結局、死刑囚各々に気持ちの落し所みたいの作れなかったのがね -- 名無しさん (2016-12-30 19:54:49) - ドリアンには「本当に手も足も出ない相手に正面から倒されたかった」って願いが叶わなかった悲哀があるね、それに気付いた時にはもう全てが遅かったのが決着だと思う -- 名無しさん (2017-02-02 18:05:22) - 般若の形相の末堂がコーヒーカップ前に仁王立ちしてたコマは爆笑した -- 名無しさん (2017-03-28 09:44:26) - 意気揚々じゃなくて、遊園地の時の期待が外れて意気消沈じゃね? -- 名無しさん (2017-04-19 23:16:53) - VS加藤でこいつが構えるシーン好き。殺される感が半端ない -- 名無しさん (2017-06-14 10:10:49) - 中国編の海王たちとはランクが違う! -- 名無しさん (2017-06-16 19:24:11) - 本来独歩に圧倒されるレベルの拳士だったとは思えないんだよね 多分素手のが強かったんだろうな… 幼児退行した姿はちょっと泣いた -- 名無しさん (2017-07-27 11:45:04) - ↑3 わかるわ グリース塗った直後のシーンだよな 遊園地はギャグかと思ったが幼少期の事を知ったら来るものがあったな -- 名無しさん (2017-08-21 16:18:38) - 中国拳法を使う筋骨隆々長身の老いた白人ってキャラ設定は非常に上手く感じた。スペックに比べると板垣がやや調理に難儀した感はあるが、それでもふしゅると柳に比べれば随分魅力は発揮できてたと思う。総合的にはスペック>>ドリアン>ドイル>>>(越えられない壁)>>>他2名って所か -- 名無しさん (2017-12-15 17:44:32) - 元ネタが007の人ってところも何気にキャラと合ってる(秘密兵器的な意味で) -- 名無しさん (2017-12-19 23:08:23) - 追い詰められては卑怯な手を使ってその場を逃れるってのはとてもじゃないが勝利者とは言えない。ただ負けてないだけで敗北も勝利もない -- 名無しさん (2018-03-01 18:59:40) - ↑ 武器とか負けたふりなどの、どんな手を使っても勝てない敗北を与えてほしいって言ってたじゃん。原作読んでる?負けたふりに騙されて、攻撃を止めた時点でドリアンがっかり。 -- 名無しさん (2018-03-01 20:29:39) - 普通に強いのに卑怯な手段も厭わないのが凄い -- 名無しさん (2018-03-01 20:35:18) - 独歩が加藤と選手交代せず戦い続けて、ドリアンが手首に仕込んだ爆弾使ってなお負けたなら負けを認めただろうなぁと思う。 -- 名無しさん (2018-08-21 12:40:10) - 地下での加藤戦などの歌とか遊園地楽しむ描写、最後の幼児退行が万丈さんの声で聞けるのめっちゃ楽しみ。 -- 名無しさん (2018-08-27 10:42:37) - 幼少期に何か辛い思いをして、米兵として来日し土地勘あるくらいにまで暮らして後海王レベルにまで中国拳法をマスターして、何らかの経緯で催眠術や特殊繊維による凶器攻撃を修得。その後重大な犯罪を犯して死刑囚として投獄された後東京に向けて脱獄、最終的に精神崩壊って物凄い人生だな。どんだけ詰め込まれてるんだ -- 名無しさん (2018-09-06 17:20:15) - あらゆる手段を使い切った上で敗北したいってのは裏を返せば卑怯な勝ち方にドリアン自身が納得してなかったって事だよなぁ。子供の頃からどんな手を使ってでも勝ち続けなければならない環境に居たと思うと泣ける -- 名無しさん (2018-09-13 12:24:01) - 遊園地もほんとに楽しんでたんだと思うとやるせなくなる -- 名無しさん (2018-09-15 01:03:08) - 中国拳法マスターしたところまではいいけれど、それでも「負ける」の恐れて催眠術覚えたり暗器つけたり、やってることが全部「勝つこと」じゃなくて「負けたくない」方法。それから目をそらし続けるために自分に「敗北を知りたい」って矜持与えてたのを烈に看破されたせいで何一ついままで勝ってなかったと気付く。その流れは好き。(独歩襲撃らへんは蛇足とは思うが -- 名無しさん (2018-09-17 12:33:17) - 結局加藤にも末堂にも拳法挑んどきながら決着恐れて別の方法で倒してるし -- 名無しさん (2018-09-17 12:36:16) - 「君達はいつもつまらぬ勝利をもたらしてくれる」ってのも結局ドリアンが自分で「つまらない勝ち方」を選んでただけなんだよなぁ -- 名無しさん (2018-09-30 13:29:47) - 精神崩壊して最初に出てきたのがキャンディの話。子供のかわいい我儘も聞いてもらえなかった(虐待されてた?)と考えると、烈に好きなだけキャンディ買ってもらうよう約束できたのはある意味勝利だった可能性が -- 名無しさん (2018-10-07 10:48:36) - 過去の描写からすると海王の中でも上位。楊戦みるに衰えた訳でもなさそう。独歩がめちゃくちゃ強化されたのか、実は海王が全員凄く弱いのかって思ってたけど、前者か。 -- 名無しさん (2018-10-13 22:06:29) - 他の寺の海王の体たらくを見るに白林寺が飛びぬけてハイレベルだったんだろう -- 名無しさん (2018-10-21 13:10:47) - ガムシロと蜂蜜のカクテルを摂取しながら絵を描いてた人が浮かびますねぇ。 -- 名無しさん (2018-10-30 02:14:17) - こいつとスペックには勇次郎と戦って欲しかったわ。勇次郎の評価も気になる。 -- 名無しさん (2018-11-01 22:21:35) - 復活フラグ立ったな。メンタル面は怪しいが -- 名無しさん (2019-03-01 17:00:34) - ↑5 少なくとも海王になる前の修行中の烈よりは上の描写があるしね。 -- 名無しさん (2019-07-14 11:06:33) - ↑8幼少期はおそらく父子家庭っぽいし親父からネグレクト受けてそう -- 名無しさん (2019-08-22 02:31:36) - 現在のスペックは心が白紙に戻って善でも悪でもない赤子のような存在に還ったと思われるが、そんな彼が闘争に臨むとき、一体その心には何があるのかが純粋に知りたい -- 名無しさん (2020-05-06 00:42:52) - よく死刑囚5人の中で誰が一番強いかってネタにされるけど、個人的にはドリアンが一番強い気がするんだよな。単純なパワーだとスペックが上になりそうだけど、こいつの場合は正当な武術でも道具に頼りがちな柳を上回ってトップクラスの実力に加えダーティな手段も使いまくるからな…。 -- 名無しさん (2020-05-25 00:27:42) - 汚い手を直撃させる手練手管はドリアンが一番だと思う -- 名無しさん (2020-05-25 04:00:58) - ラストもし正気に戻っても復讐の相手である烈はもう死んでるからなぁ -- 名無しさん (2020-05-25 04:58:05) - コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2020-06-22 06:38:39) - ↑2ドリアンも異世界に行けばいいんじゃない -- 名無しさん (2020-12-16 16:00:51) - ↑まさか異世界でのラスボスつとめるのか? -- 名無しさん (2022-03-14 23:19:29) - ↑4 独歩みたいに青年時代の話とか -- 名無しさん (2022-12-24 00:09:41) - 言うて勇次郎に挑まなかった時点でなぁ…と思う。勇次郎なら小細工も負けた後の襲撃も全部粉砕して完膚なきまでの敗北を与えてくれるだろうに -- 名無しさん (2023-01-18 08:48:57) - ぶっちゃけドリアンは弱くね?格闘で独歩に完敗してんじゃん。死刑囚最強(笑)。まあ他の死刑囚も大概だけどな。スペックだけはヤバかったけど -- 名無しさん (2023-06-01 22:20:55) - 作者がドリアン冤罪説を最近知って内容についてもけっこう納得したもよう -- 名無しさん (2023-11-22 16:16:12) - 実は死刑囚で唯一、刃牙と全く絡まなかった人物でもあるんだよな。他の4人は戦ったり小競り合いしたり何かしら因縁持ってたのに、ドリアンだけが刃牙とは2度ほど顔を合わせただけで全く戦ってない。 -- 名無しさん (2023-11-22 17:43:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/11 (火) 23:45:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &color(Green){&bold(){&sizex(6){敗北を 知りたい}}} } #center(){ &color(Green){&bold(){&sizex(6){いつもそうだ。君たちはいつも…つまらぬ勝利をもたらせてくれる}}} } ドリアンとは、バキシリーズ第二部「最凶死刑囚」編に出てくる死刑囚の一人である。同名の果物とは全く関係が無い。 CV:[[石塚運昇]](PV)、[[銀河万丈]](2018アニメ) *概要 本編において最初に出てきた死刑囚であり、&bold(){拘束衣を着せられ十分もの間首を吊られていたがごく普通に生還。} 拘束衣を自力で引き千切って絞首刑用のロープで監察医、看守、牧師、所長を皆殺しにし、敗北を知る為太平洋を泳いで東京へ向かった。 外見は筋骨隆々とした巨体((末藤を前にして「サイズ的には私と見合う」と発言していることから、身長は205cm以上と思われる))にサンタクロースのような顔の下半分を覆いつくす長い髭面。 表情は常に穏やかで、その瞬間まで殺意を感じさせないが、唐突に意味不明な挙動と言動で相手にフェイントをかけたり相手の虚を突くことを得意とするタヌキである。 特にこのような汚い戦術を好むことから、2018年アニメで付けられた二つ名は&b(){「卑劣を極めしジェントルマン」}。 まさに彼にぴったりの二つ名と言える。 *戦闘能力 後述の通り中国拳法の頂点「[[海王>海王(刃牙シリーズ)]]」の座に辿り着ける程の徒手空拳の力量に、 海王と呼ばれるような並大抵の攻撃ではビクともしない強靭な肉体を持つが、 だがなんといっても戦闘での戦術はとにかく&bold(){&color(red){汚い}}のが特徴。 死刑囚軍団の中でもとりわけ凶器攻撃や騙し討ちを得意とし、作中で行った戦闘では必ずと言って良いほど凶器攻撃や騙し討ちを披露している。 &bold(){ハッキリと負けを認めておきながら、その後平然と夜襲をかける卑劣極まりない戦法}も好む。 凶器攻撃使いという点では[[ドイル>ドイル(バキ)]]に似てるがドリアンの場合肉体改造に拠らない凶器を好む。 **劇中の使用凶器 ・含み針 自身の髭を抜いて息を利用して放つ。目潰し攻撃に用いる武器。 ・火炎放射 口に含んだアルコールとライターを使い大道芸のように猛烈な火炎を噴く。 そこまで殺傷力が高い訳でもないが奇襲効果は抜群。 ・仕込みワイヤー ライター内に仕込んだ特殊繊維性の超極細ワイヤー。 材質はアラミド繊維にチタニウムを焼結させた代物で、極めて強靭で軽く見えにくいという性質を持つ。 打撃を受けると同時に相手の手に絡ませてワイヤーを引けばいとも容易く敵の手を切断可能。&s(){こんな物をマジシャンはどう使うというのか。} 所謂ギロチンワイヤーだが、その性能はあの独歩すらも手首を切断させられるまでワイヤーの存在に気が付かないほど見えにくく軽量。 意外と長さと耐久力もあり、高所からの落下の際の命綱代わりにも代用可能と応用は幅広い。 ドリアンの代名詞的武器で彼が使用した武器の中では随一の殺傷力を持つ。 ・酸入りの瓶 胃の中に格納していたが菩薩の拳により不発に終わる。 ・催眠術 相手の心の隙を突いて、相手がドリアンを圧倒しているかのような「都合のいい戦況の幻覚」を見せ幻惑する。 ・即席凶器 グリースを塗り付けた手にガラス片を纏わりつかせて作った即興の凶器。 殴りつける際の殺傷力強化を齎す。 ・爪 刃のように鋭利に研ぎ澄ませた両手の爪。 ・仕込み刃 靴の裏に内蔵した大型のナイフの刃。 蹴り下ろしの際に展開して使用。 ・小型爆薬 手の甲に仕込んだ最後の奥の手。 打撃を叩き込むと同時に起爆させ敵の顔面を爆風で焼き尽くす。 ただし自身の手も大きく損傷してしまう諸刃の剣。 *劇中での活躍 死刑囚全員が集結する前に[[愚地独歩]]目的で神心会に道場荒らしに向かい、その代役として相手になろうとした[[克巳>愚地克巳]]に 不意打ちでの目潰し・帯を利用した首締め・踏み抜いた床板を投げ首に突き刺す等全うな格闘家ならば用いぬ裏技を使い圧倒。 神心会と親交があり、道場へ出稽古に赴いていた[[烈>烈海王(バキシリーズ)]]とも戦うが、 いきなり&color(Green){「アリガトウ」}と泣き出し抜いた髭を含み針として使い、眼に向かって飛ばす・酒を使った火炎放射とやはりダーティな奇襲を仕掛けた後逃走。 死刑囚全員が[[地下闘技場>地下闘技場(バキシリーズ)]]に集まった後、念願の独歩と対決。 顔面に蹴りを食らうもライターに仕込んでいた特殊繊維ワイヤーで独歩の左手首を切断。 &bold(){そのまま切断された腕で普通に殴った独歩も独歩だが}決着は着かず。 [[スペック>スペック(バキ)]]が退場した後、[[柳龍光>柳龍光(バキ)]]との戦いでダウンを奪われ敗北した[[刃牙>範馬刃牙]]を叱る為光成邸に集まっていた所をバケツ一杯のガソリンを携え再度侵入。 しかしよりにもよって[[加藤清澄]]を師匠とし、空手家でなくなったとしてもドリアンを倒すと決意をした克己により逆にガソリンを浴びせられ人間バーベキュウに。 更に登場した加藤が考案したテグスにゴム管を被せた凶器により耳を削ぎ落とされ、不意打ちの特殊繊維も独歩の手刀により切られた。 万事休すかと思われたが、&bold(){胃の中}に隠していた[[手榴弾]]を投げ付けまたしても逃走する。 その後日本軍の地下基地で戦後米軍に使われていたという隠れ家で耳の治療をするが、&font(l){よせばいいのに}加藤の襲撃を受ける。 この時以前2等兵として来日していた事が発覚。 &color(Green){「君では無理だ」}ともの凄い残念そうに威勢良く挑む加藤に… #center(){&italic(){ド ン ッ} &color(Green){徳川邸で見たわたしの実力をアテ込んでいるのなら……} &color(Green){気の毒というほか無い}} と、これまで使っていなかった中国拳法、更にはグリースを擦り付けた両手にガラスの欠片をまぶし(本人曰くアル・カポネの時代に考案された決闘法)、 凶器完成した状態での容赦無い打撃(自分の手に刺さらないんかは禁句)に加え歌いながら割れた酒瓶を顔に突っ込み捻ると圧倒したが 死の淵に立たされた加藤の中の小宇宙が覚醒。 自分にとっての空手=道具という事を最大限に生かし酒瓶を(足の指で挟んで)被せ蹴られ、 目潰しから金的を含めたラッシュを掛けられ歯を折るという敗北フラグを立て、情けなく降参を懇願するも呆気なく敗れ去った… #center(){ &bold(){パン} &italic(){ぐにゃり} } と思われていたが実は加藤に催眠術を掛けており、これまで戦っていたドリアンは妄想の産物に過ぎないことが発覚。 特殊繊維で首を掻き切り完全勝利、見せしめとしてその身体を神心会内のサンドバッグに詰め込んだ。 その後新宿を目指していたが先の行為で神心会門下100万人を本気で怒らせてしまい、周りを完全に神心会関係者に囲まれた状態で遊園地へと連れ込まれる。 関係者の内一人と組み手をするがやはり圧倒。 &color(Green){「何百人集まろうが君達は一対一でしかわたしと戦えぬ」}と挑発をした後 遊園地のアトラクションでもの凄い楽しむ。 しかしコーヒーカップに乗っている最中加藤の未練を晴らすべく末堂が電撃参戦。 「死んでもいい」と言った覚悟を確かめるべくジェットコースター上で戦おうとしたが、船上用に開発された沖縄空手の構え、三戦(サンチン)により末堂の方が有利に。 その直後末堂に組み付いてコースターから飛び降りダイレクトに地面にぶつけさせる半面、特殊繊維を電燈に絡ませ地上スレスレでブレーキを掛ける事により勝利。 その後烈、怒り心頭の克己と共に駆け付けた独歩と再戦。 この時40年前中国で五体のみを駆使して一晩で洞穴を彫り上げた男、烈と同じく海王の名を持つ者、&bold(){怒李庵海王}である事が発覚する。洞穴を掘った動機について原作では触れられなかったが、アニメ版では打岩(岩を拳足のみを使って削り、球体に近づける訓練)の成果とされた。 同門対決は許されないと烈が戦線離脱、しかし独歩は気にせず虎殺しの伝説を誰も信じてくれない事を嘆いてから対戦。 切断されていた腕が生えていた(医者の梅澤により麻酔なしで繋げられた)独歩を見て &color(Green){「わたしも拳法家として応えるのが筋というものだろう」}と言葉を残しておきながら胃の中に&bold(){強酸入りのビン}を仕込んであったなど汚さは相変わらず。 だが戦闘中いきなり独歩とは全く別方向を向いて演舞を始めたが、独歩がテストとして飛ばした小石を[[手の中で砕き、砂状にして>うちはサスケ(NARUTO)]]吹き散らし独歩の視界を奪う。 と思ったが独歩は気にせず攻撃、あまりの強さに土下座した。 ……が、その背後にはドリアンが。 加藤を倒した時と同じく闘争者の頭の中でこうあって欲しい安易な敵を作り出す催眠術を掛け、独歩を殺しに掛かる。 #center(){&color(Green){今見ているものを永遠のものとするために} &color(Green){行きなさい} &color(Green){終わりのこない夢の世界へ!!}} が、催眠術に掛かっている筈の独歩に止めの拳を防がれるばかりか、蹴りが炸裂。   #center(){&color(Green){???}} 百戦錬磨の末「戦いとは不都合なもの、思い通りにならないもの」という経験が染み付いていた独歩には なんと&bold(){催眠術中の幻影であるドリアンの動きと実際のドリアンの動きが完全合致。} いわば術に掛かってる記憶すらない状態の独歩にカカトに刃物を仕込んだ靴で攻撃するも真剣白刃取りで防がれ、フルボッコにされる中 &color(Green){「夢をかなえてくれる(敗北を与えてくれる)のでは!?」} と喜びながら、砕かれた歯を飛ばして攻撃するも廻し受けで防御され、左手、胸骨、膝を破壊され、 最終的にはまさかの全身包帯まみれ、意識すら混濁しっぱなしで車椅子に乗った加藤が再登場。 医者の制止を全力で振り切り、自分で点滴のチューブを引き千切り戦おうとする加藤に全力でビビり…… #center(){&b(){&sizex(6){&color(Green){わたしの敗けだァァァァァッ}}}} と泣きながら懇願し決着。身柄は病院へと預けられた。 ……が、独歩との戦闘で唯一無事、かつ使われていなかった&bold(){爆弾}が右手首に仕込まれていた事がレントゲンで発覚。 病室に戻された加藤を見届けた後、「けじめ」として独歩宅を強襲し、妻が襲われたと思い((夏江夫人はその後無事が確認されており、恐らく部屋のどこかに閉じ込めていたものと考えられる。))激怒した独歩の顔面に振り向きざまに爆弾をぶつけ、失神に追い込む。 そして意気揚々と路上を歩いていたが烈に遭遇。 そこで烈海王に&color(Green){「強さとは何か」}と尋ねる。 烈海王にとっての「強さ」とは。 #center(){ &sizex(5){&color(red){&ruby(おのれ){自己}を貫き通す力ーーー}} &sizex(5){&color(red){&ruby(わがまま){我儘}を押し通す力ーーー}} } その言葉に、ドリアンは納得する。 そしてそれは同時に、&bold(){「敗北」を熱望しながらも、「負けたことがない」}ドリアンは… #center(){ &sizex(6){&color(red){&bold(){一 度 も 勝 っ た こ と が な い}}} } &bold(){その真実だった。} &bold(){己が「武」に全てを捧げるのでは無く、「武」が己に全てを捧げてくれたとカン違いし続けていたドリアンは、既に敗北者であった。} &bold(){&color(red){自分が敗北を望んでいたにもかかわらず、一度も勝っていない。}} …ドリアンは、自傷気味に喜劇だと笑う。 そして、烈に勝ちたいと小さな願いが生まれるも、烈の拳が飛び……… #center(){ &color(Green){気付いていたよ烈 海王} &color(Green){わたしこそが敗北者だったのだ} &color(Green){勝利に彩られていたハズの} &color(Green){わたしの人生が} &b(){&color(Green){その実、暗黒に満ち――――――……ッッ}}} #center(){ &color(Green){パパがね…2つしかくれないの……………キャンディ…} &color(Green){ボクは…たくさん欲しいのに……………} &color(Green){ママはね………いないんだ……。} } 最期には烈に完全敗北し、今までの矛盾した人生に精神が耐え切れず&bold(){自我が完全に崩壊、幼児退行を引き起こしてしまった。} この会話から察するに、父子家庭かつ、相当貧乏な家庭の出身だったんじゃないかとかファンには言われている。 そのまま死刑囚編からフェードアウト… かと思いきやオリバに引き連れられそのままの状態で大擂台賽に出場。 楊海王に挑むも、まともに戦えるはずもなく呆気なく負ける。 しかしながらダメージはほとんど受けておらず、楊との本質的なレベル差を感じさせている。 尚、&bold(){この時オリバとキャンディ越しに濃厚な間接キスをした。} #openclose(show=そして…){ 最凶死刑囚のその後の様子を描く「Revenge Tokyo」においても登場。 現在は中国の道場にて大量のキャンディしか描かれていない油絵を大量の枚数執筆しており、そこそこの値段で売れてもいるらしい。 しかし、執筆作業は深く姿勢を落とした状態で行っており、その姿は中国武術における下半身強化の訓練である「站樁」であった。 站樁はキャンバスの横に置かれた茶碗に入っている山盛りのキャンディを全て舐め終わるまでやっているらしい。 その行動の結果、下半身の筋肉は異常なまでに鍛え上げられ、体重も20kgも増加していた。 ドリアンの行動は&bold(){巨大な何かへの備え}であり、周到な準備の可能性が示唆されている。 自我が崩壊した現在でも本能は「復讐」へと突き進んでいるようだ…。 } 追記・修正はキャンディを舐めながらお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,42) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 独歩(あと加藤)に負けた時に、そこで終わったほうが良かったんでは… -- 名無しさん (2013-08-19 20:38:29) - ↑確かにアレは汚いとか狡猾とかじゃなくてただ「往生際が悪い」だけなような。そう考えると花山さんに負けて早々に一抜けしたスペックはむしろ幸せでしたね。 -- 名無しさん (2013-08-19 21:29:50) - ↑↑あの時にもう「自分は一度も勝ったことがなかった」事を自覚したんだと思う。独歩への襲撃はけじめのようなものだろう -- 名無しさん (2013-08-19 21:58:04) - 「海王ッッッ」 -- 名無しさん (2014-02-04 22:07:34) - コイツが死刑囚なんかにならないでマトモな人生歩んでいた場合、大学教授にして中国拳法の海王という形で紳士的で穏やかな顔して物騒なことをのたまいながら解説者をやっていたかもな。 -- 名無しさん (2014-06-25 23:30:51) - 独歩に両膝壊されてたのになんでその後歩けたんだろう・・・。 -- 名無しさん (2014-07-21 09:37:37) - ↑4 うん、多分それであってる。でも独歩ちゃんとカトー涙目w。 -- 名無しさん (2014-07-22 16:58:09) - えー、10代で従軍して日本へ、その後中国に渡って20代の内に海王となる。すげぇ波乱万丈人生だな。海王については後付けな気もするが。 -- 名無しさん (2015-02-05 23:18:53) - 隠れ家に帰るときの背中が顔のように盛り上がっていて勇次郎の血縁者説が一部で流れていた -- 名無しさん (2015-04-05 14:13:28) - コイツが凶悪犯に堕ちなかったら、海王の称号を持つアメリカ人武道家として温和な哲人風に時として物騒な事を云いながら中国拳法の解説者みたいな事をするキャラになってたのではと思う。 -- 名無しさん (2015-04-05 15:53:38) - そういうのは公園海王で十分だよ -- 名無しさん (2015-08-03 19:58:24) - こいつの最後は個人的にかなり鬱。敗北を知れて満足したように昏睡してたスペックの後だったから尚更。 -- 名無しさん (2015-09-07 19:40:00) - 敗北が知りたいの本意は負けてみたいじゃなくてマトモに戦ってみたいだった事に最後の最後まで気付けず気付いたときにはもう遅かった、憐れとかそういうの超越してる -- 名無しさん (2015-11-06 02:21:04) - ↑4 ストライダムの立場が無いな -- 名無しさん (2015-11-11 20:10:09) - こいつみたいな、まともに戦っても強いのに敢えて搦め手や卑怯な手段を多用しまくる実力者というキャラ凄く好き -- 名無しさん (2015-11-17 06:06:34) - スペックでやりたいことやりきっちゃった感が半端ないだよな死刑囚編 -- 名無しさん (2016-03-20 03:54:33) - 遊園地めちゃくちゃ楽しんでたシーン見ると日常系漫画よんでるみたいになごむ -- 名無しさん (2016-03-28 13:09:34) - ドリアンの年齢いくつなんだ 烈が10代くらいのときから40年前に20歳くらいだから70歳くらいか? -- 名無しさん (2016-06-12 16:53:36) - 引き際だけでなく、格闘家人生そのものも間違えていたってのが救えない。 -- 名無しさん (2016-06-12 17:33:31) - 本心では普通に卑怯な手も使わずに戦いたかったんだろうなぁ…… -- 名無しさん (2016-08-25 04:29:46) - 倒しても倒してもしつこく出てくるから作者もああいう風な終わり方にしたんだろうな、精神崩壊っていう -- 名無しさん (2016-10-17 00:41:05) - 結局、死刑囚各々に気持ちの落し所みたいの作れなかったのがね -- 名無しさん (2016-12-30 19:54:49) - ドリアンには「本当に手も足も出ない相手に正面から倒されたかった」って願いが叶わなかった悲哀があるね、それに気付いた時にはもう全てが遅かったのが決着だと思う -- 名無しさん (2017-02-02 18:05:22) - 般若の形相の末堂がコーヒーカップ前に仁王立ちしてたコマは爆笑した -- 名無しさん (2017-03-28 09:44:26) - 意気揚々じゃなくて、遊園地の時の期待が外れて意気消沈じゃね? -- 名無しさん (2017-04-19 23:16:53) - VS加藤でこいつが構えるシーン好き。殺される感が半端ない -- 名無しさん (2017-06-14 10:10:49) - 中国編の海王たちとはランクが違う! -- 名無しさん (2017-06-16 19:24:11) - 本来独歩に圧倒されるレベルの拳士だったとは思えないんだよね 多分素手のが強かったんだろうな… 幼児退行した姿はちょっと泣いた -- 名無しさん (2017-07-27 11:45:04) - ↑3 わかるわ グリース塗った直後のシーンだよな 遊園地はギャグかと思ったが幼少期の事を知ったら来るものがあったな -- 名無しさん (2017-08-21 16:18:38) - 中国拳法を使う筋骨隆々長身の老いた白人ってキャラ設定は非常に上手く感じた。スペックに比べると板垣がやや調理に難儀した感はあるが、それでもふしゅると柳に比べれば随分魅力は発揮できてたと思う。総合的にはスペック>>ドリアン>ドイル>>>(越えられない壁)>>>他2名って所か -- 名無しさん (2017-12-15 17:44:32) - 元ネタが007の人ってところも何気にキャラと合ってる(秘密兵器的な意味で) -- 名無しさん (2017-12-19 23:08:23) - 追い詰められては卑怯な手を使ってその場を逃れるってのはとてもじゃないが勝利者とは言えない。ただ負けてないだけで敗北も勝利もない -- 名無しさん (2018-03-01 18:59:40) - ↑ 武器とか負けたふりなどの、どんな手を使っても勝てない敗北を与えてほしいって言ってたじゃん。原作読んでる?負けたふりに騙されて、攻撃を止めた時点でドリアンがっかり。 -- 名無しさん (2018-03-01 20:29:39) - 普通に強いのに卑怯な手段も厭わないのが凄い -- 名無しさん (2018-03-01 20:35:18) - 独歩が加藤と選手交代せず戦い続けて、ドリアンが手首に仕込んだ爆弾使ってなお負けたなら負けを認めただろうなぁと思う。 -- 名無しさん (2018-08-21 12:40:10) - 地下での加藤戦などの歌とか遊園地楽しむ描写、最後の幼児退行が万丈さんの声で聞けるのめっちゃ楽しみ。 -- 名無しさん (2018-08-27 10:42:37) - 幼少期に何か辛い思いをして、米兵として来日し土地勘あるくらいにまで暮らして後海王レベルにまで中国拳法をマスターして、何らかの経緯で催眠術や特殊繊維による凶器攻撃を修得。その後重大な犯罪を犯して死刑囚として投獄された後東京に向けて脱獄、最終的に精神崩壊って物凄い人生だな。どんだけ詰め込まれてるんだ -- 名無しさん (2018-09-06 17:20:15) - あらゆる手段を使い切った上で敗北したいってのは裏を返せば卑怯な勝ち方にドリアン自身が納得してなかったって事だよなぁ。子供の頃からどんな手を使ってでも勝ち続けなければならない環境に居たと思うと泣ける -- 名無しさん (2018-09-13 12:24:01) - 遊園地もほんとに楽しんでたんだと思うとやるせなくなる -- 名無しさん (2018-09-15 01:03:08) - 中国拳法マスターしたところまではいいけれど、それでも「負ける」の恐れて催眠術覚えたり暗器つけたり、やってることが全部「勝つこと」じゃなくて「負けたくない」方法。それから目をそらし続けるために自分に「敗北を知りたい」って矜持与えてたのを烈に看破されたせいで何一ついままで勝ってなかったと気付く。その流れは好き。(独歩襲撃らへんは蛇足とは思うが -- 名無しさん (2018-09-17 12:33:17) - 結局加藤にも末堂にも拳法挑んどきながら決着恐れて別の方法で倒してるし -- 名無しさん (2018-09-17 12:36:16) - 「君達はいつもつまらぬ勝利をもたらしてくれる」ってのも結局ドリアンが自分で「つまらない勝ち方」を選んでただけなんだよなぁ -- 名無しさん (2018-09-30 13:29:47) - 精神崩壊して最初に出てきたのがキャンディの話。子供のかわいい我儘も聞いてもらえなかった(虐待されてた?)と考えると、烈に好きなだけキャンディ買ってもらうよう約束できたのはある意味勝利だった可能性が -- 名無しさん (2018-10-07 10:48:36) - 過去の描写からすると海王の中でも上位。楊戦みるに衰えた訳でもなさそう。独歩がめちゃくちゃ強化されたのか、実は海王が全員凄く弱いのかって思ってたけど、前者か。 -- 名無しさん (2018-10-13 22:06:29) - 他の寺の海王の体たらくを見るに白林寺が飛びぬけてハイレベルだったんだろう -- 名無しさん (2018-10-21 13:10:47) - ガムシロと蜂蜜のカクテルを摂取しながら絵を描いてた人が浮かびますねぇ。 -- 名無しさん (2018-10-30 02:14:17) - こいつとスペックには勇次郎と戦って欲しかったわ。勇次郎の評価も気になる。 -- 名無しさん (2018-11-01 22:21:35) - 復活フラグ立ったな。メンタル面は怪しいが -- 名無しさん (2019-03-01 17:00:34) - ↑5 少なくとも海王になる前の修行中の烈よりは上の描写があるしね。 -- 名無しさん (2019-07-14 11:06:33) - ↑8幼少期はおそらく父子家庭っぽいし親父からネグレクト受けてそう -- 名無しさん (2019-08-22 02:31:36) - 現在のスペックは心が白紙に戻って善でも悪でもない赤子のような存在に還ったと思われるが、そんな彼が闘争に臨むとき、一体その心には何があるのかが純粋に知りたい -- 名無しさん (2020-05-06 00:42:52) - よく死刑囚5人の中で誰が一番強いかってネタにされるけど、個人的にはドリアンが一番強い気がするんだよな。単純なパワーだとスペックが上になりそうだけど、こいつの場合は正当な武術でも道具に頼りがちな柳を上回ってトップクラスの実力に加えダーティな手段も使いまくるからな…。 -- 名無しさん (2020-05-25 00:27:42) - 汚い手を直撃させる手練手管はドリアンが一番だと思う -- 名無しさん (2020-05-25 04:00:58) - ラストもし正気に戻っても復讐の相手である烈はもう死んでるからなぁ -- 名無しさん (2020-05-25 04:58:05) - コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2020-06-22 06:38:39) - ↑2ドリアンも異世界に行けばいいんじゃない -- 名無しさん (2020-12-16 16:00:51) - ↑まさか異世界でのラスボスつとめるのか? -- 名無しさん (2022-03-14 23:19:29) - ↑4 独歩みたいに青年時代の話とか -- 名無しさん (2022-12-24 00:09:41) - 言うて勇次郎に挑まなかった時点でなぁ…と思う。勇次郎なら小細工も負けた後の襲撃も全部粉砕して完膚なきまでの敗北を与えてくれるだろうに -- 名無しさん (2023-01-18 08:48:57) - ぶっちゃけドリアンは弱くね?格闘で独歩に完敗してんじゃん。死刑囚最強(笑)。まあ他の死刑囚も大概だけどな。スペックだけはヤバかったけど -- 名無しさん (2023-06-01 22:20:55) - 作者がドリアン冤罪説を最近知って内容についてもけっこう納得したもよう -- 名無しさん (2023-11-22 16:16:12) - 実は死刑囚で唯一、刃牙と全く絡まなかった人物でもあるんだよな。他の4人は戦ったり小競り合いしたり何かしら因縁持ってたのに、ドリアンだけが刃牙とは2度ほど顔を合わせただけで全く戦ってない。 -- 名無しさん (2023-11-22 17:43:42) #comment #areaedit(end) }

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