ゲキカラスプレー/ゲキニガスプレー

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&font(#6495ED){登録日}:2019/05/20 Mon 19:28:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ゲキカラスプレー及びゲキニガスプレーとは、ピクミンシリーズに登場する消費アイテム。初出は[[ピクミン2]]。 使うことで[[ピクミン]]を強化したり敵を弱体化させることができる。 &bold(){ピキノツユクサ}という植物の実が原料で、最初にこの実を運び込むと[[ドルフィン初号機>ドルフィン号/ドルフィン初号機]]が価値を見出すために成分の分析を始め、実を10個集め濃縮することで初めて精製できる。 ドルフィン初号機は機械の癖に自信満々で渡してくるが、どちらも生物実験を通さずぶっつけ本番で使わせてくる。もし有害物質だったり効能が逆だったらどうするつもりだったのだろうか? #contents() **&font(#ff0000){ゲキカラスプレー} 赤い実10個から精製するスプレー。十字キー↓(Wii版は②ボタン)で隊列内のピクミンに振りかけて使用する。 使うと約40秒間ピクミンを興奮させる。興奮したピクミンは葉・花の部分が赤く輝き、あらゆるスピードが倍化する。 例えば敵に投げつけると普段の2倍の速さで攻撃するようになり、橋架けや壁破壊といった土木作業も1匹で2匹分の作業をしてくれる。 赤ピクミンは攻撃力が他のピクミンの1.5倍、紫ピクミンは2倍、つまりこれさえあればただでさえ戦闘が得意な赤や紫は鬼神の如き強さに……とはいかない。 ゲキカラが効いているピクミンの攻撃力は青・黄・白と同じに統一されるので残念ながら重複しないようになっているのだ。 特に紫はそもそも攻撃の速度が遅いので、&bold(){紫だけはスプレーの有無に関係なく総合のダメージ量は変わらなくなる。} 運搬中の速度はそれぞれの花ピクミン並みとなり、ピクミンの状態・色にかかわらず花の白ピクミンくらいの速度で歩行できるようになる。 これは足の遅い紫も例外ではなく、移動中置いてけぼりにされなくなったり、戦闘でも本来苦手な緊急回避ができるようになるため、攻撃力以外ではやはり相性が良い。 なお、これを利用することで運搬物に運搬速度を溜めることができることが後に判明。簡単に説明すると……。 ①:葉ピクミン(蕾ピクミンでも可)にゲキカラスプレーをかけて運搬物を運ばせようとする。 ②:運搬中にゲキカラスプレーが切れると「ゲキカラスプレー時の運搬速度と通常時の運搬速度の差分」が運んでいる物体が溜まる。 ③:速度の溜まった運搬物を再びピクミンで運ぼうとすると、「②で溜まった差分の速度 + 新たに運搬物を運ぼうとするピクミンの速度」で物体が運ばれる。 と言う仕組みである。 その後、本来黄ピクミンがいないと運べないお宝を強引に回収する技が発見され、理論上の最短日数であった6日での完全回収が可能になった。(現在では別のバグ技が見つかったことでさらに最短日数が短縮され、5日クリアが可能になっている。) 唯一のデメリットとして、この状態の間に水に落ちると溺れるスピードも2倍になってしまう。 水に落ちると十中八九溺死してしまうため水辺で使用する際には注意が必要(=溺れない青ピクミンは実質デメリット無し)。 また勘違いされがちだが、ピクミンの力自体はそのままなので2倍の重さの物を運べるようにはならない。 [[ピクミン3]]で再登場した際は前作の性能に加えて、&bold(){使用したピクミンを全員開花させる}という大地のエキス涙目&footnote(3では大地のエキス1つに対して10匹までしか開花できなくなり弱体化…)な強化をされたが、その分解禁が若干遅め。 力の弱い羽ピクミンもこれがあれば&bold(){速い・飛べる・高火力の3拍子揃った作中屈指の強キャラに変貌する。}&s(){一方岩ピクミンは攻撃力の均一化+貼りつけないという性質上ほとんどの場面で弱体化してしまう。} [[ピクミン4]]でも続投。今作では&bold(){隊列に関わらず全てのピクミンに効果をもたらす}というさらなる強化を受けた。 3の開花も健在で、更に効果時間中は絶対に花が散らなくなる。本作はピクミンの花が非常に散りやすいため非常にありがたい仕様。 相変わらず羽ピクミンとの相性は抜群だが、本作の新ピクミンである氷ピクミンも羽と同等かそれ以上に好相性。&s(){相変わらず岩ピクミンとの相性は最悪。} **&font(#800080){ゲキニガスプレー} 紫の実10個から精製するスプレー。十字キー↑(Wii版は①ボタン)で前方向の敵に振りかけて使用する。 これを浴びた生物は生命活動を停止、石のように固まって約9秒間動けなくなり完全に無防備になる。 この状態になった敵は一部を除いて防御力が下がり、攻撃して体力を0にすると&bold(){木っ端微塵に砕け散って消滅する。} ペレットやお宝を持っている場合はそれを落とし、(一部の敵を除いて)大地のエキスを高確率、ゲキニガ・ゲキカラエキスを低確率で残していく。 後述の裏技と合わせれば、使ったのに逆に増えることもありえる。 他にも[[チャッピー>チャッピー(ピクミンシリーズ)]]などにピクミンが食べられそうになった時に使用して捕まったピクミンを救出したり、爆発しそうな爆弾岩を固めて阻止する、など最早チートレベルの便利さを誇る。 欠点としては粉砕する仕様上死骸を運べなくなることや、ボスに使った場合はむしろ防御力が上がったりそもそも攻撃が効かなくなるため不利になることが挙げられる。 しかし、前者は後半になればなるほどピクミンを増やす必要がなくなる上に、あの[[クマチャッピー]]や[[タマコキン>タマコキン(ピクミン2)]]を復活の暇を与えずに退治可能というメリットがあると考えられる。 後者は攻撃が無効にさえならなければ残り体力ギリギリで使えば問題なく、むしろボスを砕いて退治できれば大量の大地のエキスやゲキカラ・ゲキニガエキスを落としていく。 ボスは基本的に撃破モーションが長いので時間短縮に使える点から、利点とすら捉えられることもある。 また、撃破できるギリギリで攻撃を止め、石化が解けた瞬間に攻撃を再開することで死骸を残して倒す「&bold(){半石化倒し}」というテクニックがある。 これは[[チャレンジモード>チャレンジモード(ピクミンシリーズ)]]でスコアを稼ぐ場合に有用。 ピクミンには効かないが、ゲキカラ使用中のピクミンに向けてゲキニガを使うと何故か切れるまでの時間がリセットされる。 [[2Pバトル>2Pバトル(ピクミン2)]]では石化の他に、相手のピクミンを一定時間地面に埋める効果も持つ。妨害や緊急回避に有効。 なお埋まるのは永続ではなく、少し経つと自動的にピクミンは元に戻る。 全く情報が公式に存在しないが、ゲキカラの効果を延長させるという効果も隠し要素(?)的に存在する。ピクミン2のRTAなどでは重宝されるテクニックである。 ちなみに、作中登場する生物で&bold(){石化しないのは[[タマゴムシ]]とピクミン(及び[[コッパチャッピー>ピクミン]])だけ。} 躱しているのかと思いきやハチャッピーには普通に通用するほか、先述の通り捕食中の原生生物に使用してもピクミンは何事もなかったかのように生還できることから、ピクミンたちはゲキニガスプレーに耐性を持っている可能性が高い。 良いことには間違いないのだが、ありがたいやら不気味やら複雑な気持ちになりそうな仕様である。 ピクミン3では前作での万能っぷりが仇になったのか廃止されてしまった。 ピクミン4でも登場しない…が、新ピクミン「氷ピクミン」は攻撃することで敵を凍らせることができ、凍っている間は動きが止まるというほぼ同じ効果を持っている。凍っている間に倒すと死体が砕け、エキスが出てくるという点も同じ。 **入手方法 -ピキノツユクサの実を10個集める 先述の通りピクミンをピキノツユクサに集らせて実を回収する、最もオーソドックスな方法。 ツユクサ1本につき実を5個つけるので、ツユクサ2本でスプレー1瓶作れる。 使用するピクミンは10匹以上なら何匹でも多いに越したことはないが、必ず5匹以上は隊列に残すこと。 落とした実を回収せずに放置していると弾けて消滅してしまうため、実を落とすや否や回収できるようにしておくためである。 2ではカビタマという半球体状のカビの集合体のような物体が出現する。 カビタマがいる周辺では植物が生えなくなってしまうため、スプレーを量産するなら破壊する必要がある。 微妙に時間がかかるので、他の作業のついでに行うのが望ましい。 また、あのキモさに定評のある[[ハナゲイモ]]はこの実を主食としているため、序盤は十中八九コイツらと争奪戦を繰り広げることになる。 ゲキニガが廃止されたピクミン3では赤い実のみ登場。 今作では一度ピクミンに回収させると何度も往復して実を採取してくれるようになったので、羽ピクミンあたりにやらせることで効率よくスプレーを作れるようになった。が、その分集合するまで延々と続けるので日没に注意。ピクミン4でも大体3と変わらない。 -ゲキカラ・ゲキニガエキスを採取する 一度でもスプレーを作るとタマゴなどから低確率で出てくるようになる、赤か紫の液体から直接採取する方法。 このエキスはすでに成分が濃縮されているので1個のエキスで1本のスプレーを精製できる。 タマゴ以外では赤・紫色のサンショクシジミを撃ち落とすと低確率で、[[コガネモチ>コガネモチ(ピクミンシリーズ)]]系統を数回ひっくり返すことで確実に手に入る。 しかしどちらも大変すばしっこい上に、オナラシに至っては最悪犠牲が出るのである程度の慣れと紫ピクミンがないと入手は難しい。 他にものぞみの大地に出現する[[ウジャダニ]]を倒すと大量に出てくるが、ウジャダニが出現する日付は決まっているので狙ってやるのは少々厳しい。 仕様上大地のエキスと同じ種類なので、操作していない方のキャラでも集合と解散を駆使することでエキスを採取できる。 この仕様を利用してエキスをどうにか二人同時に回収することで、1つのエキスから2回分のスプレーを精製できる「&bold(){2人飲み}」という裏技がある。 非常に簡単かつ効率よくスプレーが入手できる上、特に低日数縛りなどをする場合いちいち実を回収している暇はないためほぼ必須のテクニックとなる。 ただし、バランス崩壊注意。 ピクミン3及び4でもこのエキス(赤のみ)は登場するが、流石に2人飲みは修正されて使えなくなった。 **余談 この項目でもいくつか紹介した通り、ピクミン2では裏技やバグ技がやたら多い。 更に言えば、どの技もかなり有用でRTAに必須級な技がここまで多いのも珍しい。 ピクミン2及び3の難易度自体はそこまで高くは無いが、低日数クリアする場合スプレー禁止縛りを設けるだけで目に見えて難易度が跳ね上がる。 もし完遂出来たら自慢できるかもしれない。 また、意外なことに2、3デラックス((3では生物図鑑が無く、3デラックスにて復活。))では原料のピキノツユクサは生物図鑑に登録されない&footnote(図鑑にはポンガシグサのような作中オリジナルの植物だけでなく、タンポポやマーガレットのような実在する植物すら登録されている。)。 そのため和名はもちろん、生育環境や繁殖方法といった生態も[[ルーイの食リポ>ルーイメモ]]すら不明。 謎が多いと明言されるポンガシグサ以上に謎の植物である。 強いて言えばペレット草の和名(アメノツユクサ)と似ている点から、おそらく近縁種と考えられることくらいか。 もっとも味に関しては2の公式サイトに掲載されているオリマーのメモによると、それぞれのエキスには&bold(){甘党のホコタテ星人にとってたった一滴で致死量の辛み・苦み成分が含まれている}らしく、いくら[[ルーイ>ルーイ(ピクミン2)]]でも味見などしようとは考えられないのだろう……多分。 むしろそんなものを掛けられて、後遺症もなくパワーアップするピクミンのほうが謎な気がする。 …と思われていたが、4においてピキノツユクサ(赤い実)の生物図鑑が追加。和名はまんま「ピキノツユクサ 辛味種」。紫は苦味種といったところか。ペレット草と同じアメアオイ科に属し、案の定ペレット草とは近縁種だったようだ。 オリマーメモによると、ペレット草とは根に寄生する真菌が異なるらしく、さらに真菌の種類次第ではゲキニガ成分のほか、ゲキアマ成分を生成するピキノツユクサが存在するようだ。ゲキアマスプレーはいったいどんな効果を発揮するのか気になるところではある。 そしてルーイメモも(辛味種のみだが)判明。身を細かくすりつぶすことで、ピリッと辛味を効かせられる香辛料となるそうだ。エキスだと致死量レベルなのかもしれないが、実だけなら問題ないのだろうか。 追記・修正スプレーができました! 編集実験はまだですが、私はきっと素晴らしい項目になると信じています。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゲキカラの速度変化の仕様で生まれた運搬能チャージというトンデモ技術。 -- 名無しさん (2019-05-20 20:33:18) - 確か、花ピクミンにゲキカラ使っても移動速度は変わらないんだっけか -- 名無しさん (2019-05-20 20:39:27) - いずれも甘党のホコタテ星人にとっては劇物同然なんだとか。そりゃ石化するほどの苦さってどんだけっていう -- 名無しさん (2019-05-20 23:16:12) - 生物実験に関してはピクミンと原生生物が被検体だろう、そもそも初号機はピクミンたちを -- 名無しさん (2020-09-08 14:06:32) - (続き)便利な生物としか思ってないからな -- 名無しさん (2020-09-08 14:07:16) - 花弁に入った生物を別の同系統の亜種に変える花や、擬態して歩いて襲ってくる食虫植物がいる世界だもの -- 名無しさん (2020-09-08 14:18:50) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/05/20 Mon 19:28:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ゲキカラスプレー及びゲキニガスプレーとは、ピクミンシリーズに登場する消費アイテム。初出は[[ピクミン2]]。 使うことで[[ピクミン]]を強化したり敵を弱体化させることができる。 &bold(){ピキノツユクサ}という植物の実が原料で、最初にこの実を運び込むと[[ドルフィン初号機>ドルフィン号/ドルフィン初号機]]が価値を見出すために成分の分析を始め、実を10個集め濃縮することで初めて精製できる。 ドルフィン初号機は機械の癖に自信満々で渡してくるが、どちらも生物実験を通さずぶっつけ本番で使わせてくる。もし有害物質だったり効能が逆だったらどうするつもりだったのだろうか? #contents() **&font(#ff0000){ゲキカラスプレー} 赤い実10個から精製するスプレー。十字キー↓(Wii版は②ボタン)で隊列内のピクミンに振りかけて使用する。 使うと約40秒間ピクミンを興奮させる。興奮したピクミンは葉・花の部分が赤く輝き、あらゆるスピードが倍化する。 例えば敵に投げつけると普段の2倍の速さで攻撃するようになり、橋架けや壁破壊といった土木作業も1匹で2匹分の作業をしてくれる。 赤ピクミンは攻撃力が他のピクミンの1.5倍、紫ピクミンは2倍、つまりこれさえあればただでさえ戦闘が得意な赤や紫は鬼神の如き強さに……とはいかない。 ゲキカラが効いているピクミンの攻撃力は青・黄・白と同じに統一されるので残念ながら重複しないようになっているのだ。 特に紫はそもそも攻撃の速度が遅いので、&bold(){紫だけはスプレーの有無に関係なく総合のダメージ量は変わらなくなる。} 運搬中の速度はそれぞれの花ピクミン並みとなり、ピクミンの状態・色にかかわらず花の白ピクミンくらいの速度で歩行できるようになる。 これは足の遅い紫も例外ではなく、移動中置いてけぼりにされなくなったり、戦闘でも本来苦手な緊急回避ができるようになるため、攻撃力以外ではやはり相性が良い。 なお、これを利用することで運搬物に運搬速度を溜めることができることが後に判明。簡単に説明すると……。 ①:葉ピクミン(蕾ピクミンでも可)にゲキカラスプレーをかけて運搬物を運ばせようとする。 ②:運搬中にゲキカラスプレーが切れると「ゲキカラスプレー時の運搬速度と通常時の運搬速度の差分」が運んでいる物体が溜まる。 ③:速度の溜まった運搬物を再びピクミンで運ぼうとすると、「②で溜まった差分の速度 + 新たに運搬物を運ぼうとするピクミンの速度」で物体が運ばれる。 と言う仕組みである。 その後、本来黄ピクミンがいないと運べないお宝を強引に回収する技が発見され、理論上の最短日数であった6日での完全回収が可能になった。(現在では別のバグ技が見つかったことでさらに最短日数が短縮され、5日クリアが可能になっている。) 唯一のデメリットとして、この状態の間に水に落ちると溺れるスピードも2倍になってしまう。 水に落ちると十中八九溺死してしまうため水辺で使用する際には注意が必要(=溺れない青ピクミンは実質デメリット無し)。 また勘違いされがちだが、ピクミンの力自体はそのままなので2倍の重さの物を運べるようにはならない。 [[ピクミン3]]で再登場した際は前作の性能に加えて、&bold(){使用したピクミンを全員開花させる}という大地のエキス涙目&footnote(3では大地のエキス1つに対して10匹までしか開花できなくなり弱体化…)な強化をされたが、その分解禁が若干遅め。 力の弱い羽ピクミンもこれがあれば&bold(){速い・飛べる・高火力の3拍子揃った作中屈指の強キャラに変貌する。}&s(){一方岩ピクミンは攻撃力の均一化+貼りつけないという性質上ほとんどの場面で弱体化してしまう。} [[ピクミン4]]でも続投。今作では&bold(){隊列に関わらず全てのピクミンに効果をもたらす}というさらなる強化を受けた。 3の開花も健在で、更に効果時間中は絶対に花が散らなくなる。本作はピクミンの花が非常に散りやすいため非常にありがたい仕様。 相変わらず羽ピクミンとの相性は抜群だが、本作の新ピクミンである氷ピクミンも羽と同等かそれ以上に好相性。&s(){相変わらず岩ピクミンとの相性は最悪。} **&font(#800080){ゲキニガスプレー} 紫の実10個から精製するスプレー。十字キー↑(Wii版は①ボタン)で前方向の敵に振りかけて使用する。 これを浴びた生物は生命活動を停止、石のように固まって約9秒間動けなくなり完全に無防備になる。 この状態になった敵は一部を除いて防御力が下がり、攻撃して体力を0にすると&bold(){木っ端微塵に砕け散って消滅する。} ペレットやお宝を持っている場合はそれを落とし、(一部の敵を除いて)大地のエキスを高確率、ゲキニガ・ゲキカラエキスを低確率で残していく。 後述の裏技と合わせれば、使ったのに逆に増えることもありえる。 他にも[[チャッピー>チャッピー(ピクミンシリーズ)]]などにピクミンが食べられそうになった時に使用して捕まったピクミンを救出したり、爆発しそうな爆弾岩を固めて阻止する、など最早チートレベルの便利さを誇る。 欠点としては粉砕する仕様上死骸を運べなくなることや、ボスに使った場合はむしろ防御力が上がったりそもそも攻撃が効かなくなるため不利になることが挙げられる。 しかし、前者は後半になればなるほどピクミンを増やす必要がなくなる上に、あの[[クマチャッピー]]や[[タマコキン>タマコキン(ピクミン2)]]を復活の暇を与えずに退治可能というメリットがあると考えられる。 後者は攻撃が無効にさえならなければ残り体力ギリギリで使えば問題なく、むしろボスを砕いて退治できれば大量の大地のエキスやゲキカラ・ゲキニガエキスを落としていく。 ボスは基本的に撃破モーションが長いので時間短縮に使える点から、利点とすら捉えられることもある。 また、撃破できるギリギリで攻撃を止め、石化が解けた瞬間に攻撃を再開することで死骸を残して倒す「&bold(){半石化倒し}」というテクニックがある。 これは[[チャレンジモード>チャレンジモード(ピクミンシリーズ)]]でスコアを稼ぐ場合に有用。 ピクミンには効かないが、ゲキカラ使用中のピクミンに向けてゲキニガを使うと何故か切れるまでの時間がリセットされる。 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今作では一度ピクミンに回収させると何度も往復して実を採取してくれるようになったので、羽ピクミンあたりにやらせることで効率よくスプレーを作れるようになった。が、その分集合するまで延々と続けるので日没に注意。ピクミン4でも大体3と変わらない。 -ゲキカラ・ゲキニガエキスを採取する 一度でもスプレーを作るとタマゴなどから低確率で出てくるようになる、赤か紫の液体から直接採取する方法。 このエキスはすでに成分が濃縮されているので1個のエキスで1本のスプレーを精製できる。 タマゴ以外では赤・紫色のサンショクシジミを撃ち落とすと低確率で、[[コガネモチ>コガネモチ(ピクミンシリーズ)]]系統を数回ひっくり返すことで確実に手に入る。 しかしどちらも大変すばしっこい上に、オナラシに至っては最悪犠牲が出るのである程度の慣れと紫ピクミンがないと入手は難しい。 他にものぞみの大地に出現する[[ウジャダニ]]を倒すと大量に出てくるが、ウジャダニが出現する日付は決まっているので狙ってやるのは少々厳しい。 仕様上大地のエキスと同じ種類なので、操作していない方のキャラでも集合と解散を駆使することでエキスを採取できる。 この仕様を利用してエキスをどうにか二人同時に回収することで、1つのエキスから2回分のスプレーを精製できる「&bold(){2人飲み}」という裏技がある。 非常に簡単かつ効率よくスプレーが入手できる上、特に低日数縛りなどをする場合いちいち実を回収している暇はないためほぼ必須のテクニックとなる。 ただし、バランス崩壊注意。 ピクミン3及び4でもこのエキス(赤のみ)は登場するが、流石に2人飲みは修正されて使えなくなった。 **余談 この項目でもいくつか紹介した通り、ピクミン2では裏技やバグ技がやたら多い。 更に言えば、どの技もかなり有用でRTAに必須級な技がここまで多いのも珍しい。 ピクミン2及び3の難易度自体はそこまで高くは無いが、低日数クリアする場合スプレー禁止縛りを設けるだけで目に見えて難易度が跳ね上がる。 もし完遂出来たら自慢できるかもしれない。 また、意外なことに2、3デラックス((3では生物図鑑が無く、3デラックスにて復活。))では原料のピキノツユクサは生物図鑑に登録されない&footnote(図鑑にはポンガシグサのような作中オリジナルの植物だけでなく、タンポポやマーガレットのような実在する植物すら登録されている。)。 そのため和名はもちろん、生育環境や繁殖方法といった生態も[[ルーイの食リポ>ルーイメモ]]すら不明。 謎が多いと明言されるポンガシグサ以上に謎の植物である。 強いて言えばペレット草の和名(アメノツユクサ)と似ている点から、おそらく近縁種と考えられることくらいか。 もっとも味に関しては2の公式サイトに掲載されているオリマーのメモによると、それぞれのエキスには&bold(){甘党のホコタテ星人にとってたった一滴で致死量の辛み・苦み成分が含まれている}らしく、いくら[[ルーイ>ルーイ(ピクミン2)]]でも味見などしようとは考えられないのだろう……多分。 むしろそんなものを掛けられて、後遺症もなくパワーアップするピクミンのほうが謎な気がする。 …と思われていたが、4においてピキノツユクサ(赤い実)の生物図鑑が追加。和名はまんま「ピキノツユクサ 辛味種」。紫は苦味種といったところか。ペレット草と同じアメアオイ科に属し、案の定ペレット草とは近縁種だったようだ。 オリマーメモによると、ペレット草とは根に寄生する真菌が異なるらしく、さらに真菌の種類次第ではゲキニガ成分のほか、ゲキアマ成分を生成するピキノツユクサが存在するようだ。ゲキアマスプレーはいったいどんな効果を発揮するのか気になるところではある。 そしてルーイメモも(辛味種のみだが)判明。身を細かくすりつぶすことで、ピリッと辛味を効かせられる香辛料となるそうだ。エキスだと致死量レベルなのかもしれないが、実だけなら問題ないのだろうか。 追記・修正スプレーができました! 編集実験はまだですが、私はきっと素晴らしい項目になると信じています。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゲキカラの速度変化の仕様で生まれた運搬能チャージというトンデモ技術。 -- 名無しさん (2019-05-20 20:33:18) - 確か、花ピクミンにゲキカラ使っても移動速度は変わらないんだっけか -- 名無しさん (2019-05-20 20:39:27) - いずれも甘党のホコタテ星人にとっては劇物同然なんだとか。そりゃ石化するほどの苦さってどんだけっていう -- 名無しさん (2019-05-20 23:16:12) - 生物実験に関してはピクミンと原生生物が被検体だろう、そもそも初号機はピクミンたちを -- 名無しさん (2020-09-08 14:06:32) - (続き)便利な生物としか思ってないからな -- 名無しさん (2020-09-08 14:07:16) - 花弁に入った生物を別の同系統の亜種に変える花や、擬態して歩いて襲ってくる食虫植物がいる世界だもの -- 名無しさん (2020-09-08 14:18:50) - 運搬能チャージについては、ピクミン研究家のmuratsubo様 -- 名無しさん (2023-11-11 06:58:21) #comment #areaedit(end) }

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