ルルアのアトリエ 〜アーランドの錬金術士4〜

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&font(#6495ED){登録日}:2019/4/18(木) 24:52:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 44 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){“&b(){『&ruby(アーランド){この世界}』}”の未来は、&color(hotpink){少女}に託された。} 『&bold(){ルルアのアトリエ 〜アーランドの錬金術士4〜}』(&italic(){Atelier Lulua ~The Scion of Arland~})は、[[ロロナのアトリエ>ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~]]から始まった、『アトリエシリーズ』の内の『アーランドシリーズ』の4作目のゲーム作品で、平成最後のアトリエシリーズ。 開発はガスト、ハードはPlayStation4、Switch。令和になってからは[[Steam]]でPC版も発売されている。 #center(){&color(hotpink){ロロライナ・フリクセル。それは、大好きなお母さんの名前}} **■概要 メルルで完結したと思われていたアーランドの物語、再び。 今作は&bold(){ロロナの娘である}&color(hotpink){ルルア}が主人公となっており、 従来シリーズからさらに成長した面々はもちろんのこと新たな時代を背負う若者達も活躍する。 どうも想定される年齢((メルル時点でロロナの頃から15年程度経過している上、さらにメルルのアトリエ終了時点から2年経過している))相応に見えないキャラが多い気もするが。 条件を満たすことで順次加入という形だった従来と違い、 パーティーメンバーはストーリー上で仲間になるので、基本的に全員がワンセットで行動する。 和気あいあいとした掛け合いや独特の雰囲気はルルアならでは。 会話は立ち絵ではなく3Dモデルで行われるが、アトリエシリーズで培ったノウハウが発達し &bold(){より表情豊かに、より自由にコミカルに動き回る}愉快さが売りと言えるまでになった。 また、時折妙に高速移動する。 採取して、調合して、納品して、魔物を狩って、調合して、依頼をこなして、調合して。 慌ただしくも愛しいあの時間を、また。 ちなみにアーランドシリーズの続き物であるが、ストーリーはルルアを中心にした冒険活劇。 そのため話的には&bold(){良くも悪くもシリーズ物としての意味は少ない}。 前作までのキャラが登場したり仲間になったり前作プレイヤー向けの色々はあるものの、この作品をプレイするにあたっての予備知識はほぼ不必要である。 **■ストーリー 大都市アーランドからほど近いアールズ、そこからもっと足を運んだ先にある田舎町アーキュリス。 偉大な錬金術士として大陸に名を馳せるロロナのアトリエもまた、この地に。 そこで暮らす快活な少女がどういう未来を選ぶのか――? 空から落ちてきた錬金術書、【アルケミリドル】は何を導くのか? &bold(){だから、そう、これは【記録】の章。} &bold(){たどってきた足跡を記す、そんな時間もきっと大切な思い出なんだ――} **■時間制限 &bold(){ない。} もう一度言おう、&bold(){ない。} なのでシリーズ4作目にしてもっともゆっくり落ち着いてプレイできる形になっている。 ……トラベルゲートさんが泣いてる? いやいや、お祭りの季節とかに重宝するさ! &font(l){どう考えても急がなきゃいけない事態でも周到に準備できてしまうのはご愛嬌。} **■バグ &bold(){ある。}伝統である。 バージョン更新によって大きなものは解消されたが、&bold(){こまめなセーブは忘れずに。} **■調合 [[不思議シリーズ>不思議シリーズ(アトリエ)]]でのパズル式は一旦おやすみ。 アーランドシリーズらしいシンプルな選択式の調合となっている。 引き継げる特性は最大で3個。 自由度下がってるじゃん、と思う方もいるだろうが後述の新要素でそうも言い切れない。 また、従来にも存在していたPPアップ効果を含め、素材にすると何かしらがプラスされる効果はすべてが重複するようになった。 つまりその効果・特性を持ったアイテムを大量に組み込むことで本来を大きく凌駕する効果が得られる。 ちなみに、武具の素材である金属・布類には効果を引き出すことで作成した装備のステータスを一定値だけ強化することができる。 今作から追加された要素は大きく4つ。 ・アルケミリドル 平行世界のルルアが「スティアを救えた世界」を作るためにこの世界のルルアに送られた本で、物語の鍵を秘めた、謎の錬金術書。 従来のレシピ本はもとより、ルルアはこの本を解読していくことで新たなレシピを身に付けていく。 解読条件は様々で、モンスターを倒すことだったり、素材を見つけることだったり。 リドルの答を探しに行こう。また、3章、6章、9章のリドルを全て解読することで、品質の上限が上がる。 ・錬金成分 攻撃アイテムでおなじみ、&font(b,red){火}・&font(b,#0000ff){氷}・&font(b,purple){雷}・&font(#994c00){土}の四大属性が&font(u){調合にも深く関わってくる。} 最近のシステムで見られた、属性ごとの成分量によって発現する形式(例:【MP回復・微】→【MP回復・中】)。 わかりやすいところでいけば、大火力の&font(b,red){フラム}を作りたいんだったら &font(b,red){火}の成分が高い素材を選んでいく、といった具合である。 品質を高めながらいかにこの成分を上げ、発現させたい効果に調整するか。腕の見せどころである。 本作では調合アイテムごとに設定された反属性による減算が適用された。 つまり、火と氷が反属性に設定されている場合、火5で発現する効果を得るには火の成分量を5以上氷よく多くしないといけない。 反属性はアイテムによって異なり、火と雷などの場合もある。 主効果属性の反属性に別の強力な効果が設定されている場合があり、かなり緻密な属性配分をしないと最高の効果を引き出せない((例えば「エリキシル剤」の場合、MP回復効果を高めるのに雷属性が必要なのだが、全ステータス異常回復効果を持たせるには雷属性を一定以上土属性で上回らないといけない。雷属性だけを伸ばした場合は、特定の状態異常しか回復できない。))。 また、失敗の形式が反属性によって特定の属性が2以上になった場合、というものに固定された。 その為、意図的に失敗することも可能。 調合対象によって失敗作の種類が異なっており、失敗作は賢者の石などの素材になる。 ……ただ所持素材によっては思うように調整できないのもままある。 そこで役に立つのが、 ・ブーストアイテム &bold(){品質や錬金成分を後押しできる}このアイテムである。 ようは調味料、隠し味。 単純に品質を底上げするものから、&bold(){成分を別の属性と逆転させる}ものまで多種多様。 特定の属性を0にしてその半分だけ対になる属性を伸ばしたり、特定の属性を倍にしたりといった大幅強化も可能だが、この場合品質が犠牲になる。また、その逆も可能。 これを使いこなせばグッッと錬金術の幅が広がることだろう。 一部のアイテムは、とあるブーストアイテムを使わないと最大効果を発揮させることができない。 ……え? 難しそう? 大丈夫、そんな考えないでも&bold(){素材選びおわってブーストアイテムテキトーに当てはめたら}&font(b,red){大体なんとかなるから。}なお、本作の品質の上限は最初は50だが、3章、6章、9章のリドルを全部読むことで上限が上がる。 ・覚醒効果 ストーリー進行で使用可能になる目玉要素にして&bold(){やりたい放題の温床}。 特定の指定箇所((最大2枠あり、基本的に素材の後ろ1,2枠が対象。探索装備系など、1つもないものがある。))に“覚醒効果”がついた素材を据えることでアイテムに特殊な効果を付与するシステム……なのだが。 いかんせん、&font(b,red){これによりできることが増えすぎた}。 種類としては錬金成分を追加付与するもの、ステータス上昇などがあるが、 特筆すべきは&font(u){【カテゴリ】追加}である。 たとえば「蒸留水」は読んで字のごとく【水】であるわけだが、 これに覚醒【気体】を持つ「風の精の息吹」をねじ込めばあら不思議、&bold(){気体として扱える蒸留水の出来上がり。} よくわからない? つまり&bold(){ほとんど何でもありである。} 特に使用回数+の効果を持つゼッテル((錬金炭なども同じように使用回数増加効果はあるが、ゼッテルはその中でも最大3回増加と一番多い。また、覚醒付与のルートが多い水カテゴリが覚醒枠なので、汎用性も高い。ただし、氷・土属性アイテムなので、それらが足を引っ張る場合は使いづらい。N/Aもその一つ。))はもう不定形のナニカと化しがちであり、 ゼッテル【燃料、きのこ】だったりゼッテル【燃料、木材】だったりゼッテル【燃料、魚介類】だったりする。 まさか&font(b,#008000){万}&font(b,red){能}&font(b,#0000ff){中和}&font(b,purple){剤}が&bold(){本当に万能になる}など誰が思っただろうか。まあ、全属性というのが長所だったり短所だったりするが。 ちなみに、この手のカテゴリ追加系は主に素材系に対して効果を発揮するが、半分くらいはあらゆるアイテムに対して同じ効果を発揮する。 つまり、&bold(){フラムを粘土にしたりグナーデリングを水にしたり}、などと言う芸当も可能。 鍛冶屋で作成する武具も覚醒枠があるため、同様に覚醒効果を付与できるものがある。高位の武器にしかないもしくは他には採取素材にしかない覚醒効果も割とあるので、いい感じに水とか宝石とかに変えてやろう。 こちらも1工程分中継すれば便利になることもある、ぐらいに覚えておくと吉。 もちろんやり込みには必須の要素である。これでもかと効果をつぎ込んだアイテムを生み出してやろう。 何段階か工程を踏んでカテゴリを操作してやらないと十全に効果を引き出せないアイテムもある。 時には&bold(){アイテムAを素材にしてアイテムAを作る}、なんて手順も必要((主にカテゴリ系覚醒効果が目当てで、付与できるアイテムそのものがそのカテゴリを有していない場合に行われる))。 この複雑さと反属性とそれらを前提にした目標属性値設定のため、狙った作りこみアイテムを作り出すためにはチャート作りが必須。頭だけでやったら途中で確実にこんがらがる。 &bold(){というか、こんがらがった。} 目標値から必要な素材を割り出すプロセスはもはや設計と言って差し支えない。 ちなみに、失敗作が出来上がる場合は無効となる。 **■戦闘 前列3人、後列2人の隊列システム。 前にいるメンバーが戦闘を行い、後ろのメンバーは前列の行動に応じてアシストを行う。 これにより5人パーティーが可能になり、どう組み合わせるか吟味するのがまた楽しい。 相手に合わせて有効な布陣を作れるかが勝負の明暗を分ける。 なお、経験値は控えのメンバーにも入るので「使ってみたいけどレベルが……」という事態は起こらない。 ・アシストスキル 前述した、誘発式の後列スキル。 発動条件は様々で、たとえば「(スキル等で)物理ダメージを与える」だったり「魔法ダメージを与える」だったりする。 攻撃に特化した仲間もいれば、前列と後列でガラッとスキルが変わる仲間も。 ちなみに後列には攻撃が当たらず、徐々にHPMPが回復していく。 ・インタラプト 錬金術士のみが使える割り込み行動。控えにいると使えない。 いつものように持ち込む使用アイテムとはまた別個に装備したアイテムを、ある程度の使用間隔を置いて使用することができる。 ちなみに、ウェイト増減効果の影響もうける。 これで使うアイテムは&bold(){消費してなくならない。}使用回数を超えれば間隔が長くなるものの、ゲージさえ溜まれば再び使用可能になる。 この性質上、「残使用回数に応じて威力アップ」の効果と非常に相性がいい。しかも特性が参照しているのが減少しているインタラプト回数とは違うらしく、&bold(){使っても効果が落ちない}。 使い切り系特性の場合、使い切ってしまうというデメリットが無効化されるという凶悪性まで備える。 しかし、バグだったのかバランス調整なのか、Ver.1.03にて使い切り系特性は普通に回数が0になるようになった。 攻撃アイテムで追撃してもよし、攻撃に備えて回復を忍ばせておくもよし。 ぶっちゃけ錬金術士が強い理由の大半を占めている。 ・本作のおすすめ&font(l){イカレた}アイテムたち #region ○N/A おなじみ最強爆弾。 最近は火属性なので軽減・無効化されてしまう、高価、使用回数が少ない、MPなどを消費する、といった制限によってやや使いづらかったりする。 が、今回のN/Aは一味違う。 まず&bold(){無属性の魔法ダメージ}である。物理と違って魔法は無効化する奴がいないので、安心して使える。 高価や使用回数も、インタラプト枠に装備してやれば&bold(){丸ごと踏み倒せる}。強力なアイテムはチャージが遅いのだが、特性「ラピッドインタラプト」があれば効果減衰なしでいきなり戦闘開始時から使用可能。 コストは相変わらずあるが、そんなものは同じくラピッドインタラプトをつけたMP回復アイテムをつけてやれば&bold(){やっぱり踏み倒せる}。 そして、特筆すべきはその効果。 ダメージの基礎値こそ低めなのだが、何と従来最強攻撃アイテムに使われてきた特性のPPコストの合計で威力がアップする&bold(){「特性強化」がくっついているのである}。 そう、こいつだけは特性枠が4つあるも同然であり、作りこむことでこれが作れる頃に戦える最強モンスターの最大HPの倍くらいのダメージを叩きだす。必殺技さえ比較対象にならないアホ火力。 というか、&bold(){ラスボスすら即死しかねない}。少なくとも作りこんだこいつを2回耐えられる敵は本作に存在しない。 筆者が確認した限り、一切特性をつけない場合と可能な限り強化した場合とでは&bold(){50倍近く変動する}。 最大効果を引き出すためにはブーストアイテムの使用がほぼ不可欠=最高品質にするためには全素材の品質を999にしないといけないのだが、幸いすべて調合品なので難しくはない。 ただし、カテゴリ素材枠をすべてゼッテルで埋める場合、ハイプレッシャー辺りは諦める必要あり。10回→11回&ハイプレッシャー→レベルダウン(中)が釣り合うかは知らん。 なお、本作では何をトチ狂ったのかあと4段階バージョンが存在する(見た目はそのままで色が違う)。しかも、そのうち一つは&bold(){回復アイテム}。怖ぇよ。 最終段階「Type Ω」ともなると、威力が倍くらいに跳ね上がり、全体攻撃にもなる。コストは最小でもHP・MPが40%ときついが、もはや即死確定なので使用前後にエリキシル剤を使っておけば問題なし。 ○ヒンメルシュテルン N/Aと対極をなす最強の物理爆弾。同じく特性比例で強化可能で、全体攻撃で単純な破壊力もこちらの方が強い。だが、&bold(){そんなことはどうでもいい}。 こいつの真価は覚醒効果。素材に使えば「覚醒:毒の材料」、装備に使えば「アイテム短縮Lv5(使用WTが15%ダウン)がついてくる。 後者はともかく前者は何がいいのかというと、非常に便利な効果を持つ「薬のもと」「魔女の秘薬」の覚醒枠が毒の材料なのである。 これにより、材料や金を節約しやすくなる。 ちなみに、こいつの覚醒枠は覚醒を付与しやすい部類の火薬。 最大効果を引き出すためには、品質及び属性値をブースターアイテムを使わずに最大まで持っていくように調整しないといけないので、武器として作る際は難易度が高め。 ○オメガクラフト 中盤に作れる、おなじみ爆弾であるクラフトの強化版。 普通に作るとレシピ習得タイミングに即した程度の威力しかないが、終盤において牙を剥き始める。 こいつを作るのに4種6つの材料が必要なのだが、そのうち&bold(){5つがゼッテル使用可能なカテゴリ枠}なのである。しかも、最大効力を得るのにも支障をきたさない。 ゼッテルについては後述するが、これにより使用回数を&bold(){19回}まで増やすことができ、回数比例で威力が増加する特性の恩恵を最大限を受けることができる。 その威力たるや、&bold(){&font(#ff0000){N/Aすら凌駕する}}。まさかの下克上である。 消費がなく攻撃範囲が広いため、物理攻撃に耐性さえなければこちらの方が全体的に強力。 難点としては、最大までそのスペックを引き出すためには終盤にレシピが解禁されるアイテムを素材にしないといけないこと。 Type Ω相手には流石に威力は及ばないが、コストパフォーマンスも加味すれば「&bold(){本作における二大オメガの一角}」と名乗っていい代物である。 ○魔女の秘薬 おなじみの毒薬。&bold(){もちろん目当ては覚醒効果}。 絶対数が少ない「2属性の属性値+3」を持つ。しかもこいつは武器素材で重用される火土が対象。ただし、素材に対してのみなので注意が必要。 最強素材であるオルゲンリウムに至っては全ての素材枠の火・土の属性値を5近くにしないと最高品質・最大効果にできないため、こいつには超お世話になる。 難点は素材として気軽に使うには高価なこと。後述の薬のもとを使うと少しは楽になる。 ○薬のもと 最大で作成数+2する効果を持つ素材アイテム。ヒンメルシュテルン経由でかなり幅広いカテゴリ対応ができる。 1つしか作成されない爆弾・装備品・イベント系アイテムの量産に便利。これ自体がそれなりに安価なのもポイント。ちなみに、この手の効果は累積する。 &bold(){武器・防具作成で使っても有効}。コオルにしてみたら渡された素材を使って鍛冶をしていたら勝手に増えることになるので不気味この上ないことだろう。 同じ武器を量産する目的は、もちろん覚醒効果。「スキル威力+15%」「アイテム威力+15%」などの効果がある。作成するだけで1個につき1万コールくらいかかるので節約のためにぜひ活用したい。 ○万能中和剤・虹 おなじみ最高の中和剤。が、&bold(){やっぱりメインは覚醒効果}。 あらゆるアイテムを中和剤に変える狂気の品。覚醒枠の一つが用意しづらいエリキシルであるが、もう一方は用意しやすい水なので容易に各カテゴリに対応可能。 デフォルトで属性値が各4あるため、反属性が多いアイテムでは使いづらいのが難点。そういうアイテムの作成には火/雷と水/土をそれぞれ3または5にできる賢者の石が活躍する。 ○ゼッテル いつもの紙。そして、&bold(){使用アイテムを作るにあたっての神}。 使用回数をゼッテル1つにつき最大+3できる。 栄養剤など使用型探索アイテムは効果・品質・特性よりも回数が重要なので特に輝く。 それ以外でも、回数増加特性は威力の低下がセットになっているため、属性の折り合いさえつけばいくらでも投入したいアイテム。エリキシル剤や最強爆弾ズはこれで10回くらいまで増やせる。 セットで使用回数で威力が増加する特性もどうぞ。 ○愚者の石 素材に壊れた道具と生ゴミを使う、見た目が漬物石の物体。 しかし、その実態は&bold(){錬金術のルールをいくつか破っている}という設定的にもイカレた代物。メルルとルルアの合作レシピにより生まれた。 やたら多様なカテゴリを持ち、覚醒効果は終盤の様々なアイテムで要求される神秘の力を付与する。中和剤が覚醒枠なので応用もかなり自由。 存在も効果も神秘なくせに、こいつ自体に神秘な力はない。 ○オルゲンリウム/ヒンメルリネン 最高の装備素材。 最大効果を引き出すことで、オルゲンリウムなら攻防を、ヒンメルリネンなら防速を、最大+10する効果を持つ。また、共通して全能力を最大+5する効果も併せ持つ。 この効果は作成数や使用回数などと同じく、&bold(){素材として使った数だけ重複する}。 最強装備の素材は共通して、最高素材+固有素材+装備素材×2+カテゴリ素材×2となっているため、5/6をこれら最高素材で埋めることができる。 そのため、全力で作りこんだ場合と適当に作った場合の差が凄まじい。まあ、共鳴系特性で塗りつぶされるかもだけど。 ニコの武器だけは固有素材枠もカテゴリなのですべてオルゲンリウムで占めることが可能。 なお、最強武器に限っては全て、カテゴリ枠も含めてオルゲンリウムにした上で何かしら最大効果を獲得しつつ品質999にすることができる。 もっとも、終盤作れる攻撃アイテムが強すぎるのでそこまで作りこまなくてもクリアに支障をきたさないが。 ○賢者のネックレス 最大効果でアイテム威力が+30%、使用WTが-30%という装飾品。錬金術士はぜひ装備したい。 普通に使っても強力なアイテムだが、素材に対してエリキシルを付与できる。覚醒枠が神秘の力と金属なので自由度も高い。 エリキシルは賢者の石唯一の覚醒枠で、賢者の石を使いこなすには必須。まあ、こいつ自体にも賢者の石が必要なのだが。 ○錬金活性剤 ブーストアイテムの一つで、最終品質を+20%する。 値としてはやや物足りないが、それでも採取アイテムを素材とする装備品を最高品質にするには絶妙なレベル。 装備を作りこみ始めると、50個あっても足りなくなる可能性も。幸い素材はそれなりに数が余りやすい素材で占められている。 素材の一つはアーキュリスの広場で序盤から撃っているので、余裕があれば買い占めていこう。近場で大量にとれるけど。 他にもぷにぷに玉が必要だが、色々な意味で狂気の品である賢者のパイの覚醒効果で代用可。 他、プレイスタイルに応じて色々 #endregion **■登場人物 ***▲メイン ●[[エルメルリア・フリクセル]] &color(red){猪突猛進、全身全霊な女の子} 「[[なんとかなるなる!>ゴセイピンク/エリ]]」が口癖の少女。普段はルルアと名乗っている。2月14日生まれ。 見習い錬金術士にしてピアニャの弟子、そしてロロナの娘。 &font(l){仰向けに寝ててもはっきり山ができるぐらいには}デカい。 ドレスの意匠はあるもののフリル等は控えめで、ジャケット状の上着を羽織っている。 総じて伝統の「珍妙な格好」の要素は残しつつ、普段着としても袖を通しやすい現代風のデザインのコーデである。快活なルルアらしい。ロロナGJ。 とにもかくにも元気いっぱいで、そこにいるだけで場が明るくなるムードメーカー。お調子者キャラなところがあり、「~じゃん?」など砕けた口調が多い。 一応の礼儀を弁えてはいるが非常にフランクで、どんな人とでも仲良くなれてしまう。 高すぎる行動力が痛い目として跳ね返ってくることもしばしばだが、めげずに今日も走り続ける。 こっそり移動するときなど縦横に素早いスライド移動をすることがよくあり、初めて目にしたときは「!?」と思うこと請け合い。 ロロナお母さん大好き。ベッタリという歳でもないはずだが、 お母さんに甘えられるなら人目を気にせず親子の交流を楽しむ。 基本的に気丈な彼女もロロナ絡みになるとひどく落ち込んだり、感情の波が更に激しくなる。 自分の幸せにも他人の幸せにも正直な性格で、知り合った人のためならどんな労力も苦にしない。 しかもすぐに人をまっすぐ褒め、普通ならドン引きする長さの趣味トークに付き合わされても 「どんなことが好きか分かってよかったよ!」と心の底から言えてしまう&bold(){人たらし}。 少なくとも成人はしてない年齢だが既に&color(hotpink){魔性の女}としての面を見せ始めている。 [[カレー>カレーライス]]が大好物で、外食の注文はほぼカレー、師匠の留守中にやろうとすることがカレーパーティー。更に、フィクスとの会話からするに、冒険中も肌見離さずカレーを持っているらしい。筋金入りのカレーマニアである。 パイは好きだがさすがに毎日はいいらしい。 &font(l){錬金娘には珍しく}片付けも料理を始めとした家事も得意なほう。 自分の容姿に自信があり、あるイベントで「私だって美人だもん~」といっていた。また、有料DLできる衣装の説明では「セクシーでしょ」「これはもう浜辺の視線を一人じめ」等と書いてある。 真面目に錬金術を勉強してはいるものの、どうにも芽が出ない日々を過ごしていた。 &font(l){なぜかお母さんは教えてくれないし}そんなある日、 自分にしか文字が読めず、困った時に光り輝く不思議な本【アルケミリドル】と出会う。 彼女の止まっていた時間が、音を立てて鳴り始める―― ちなみに、終盤のイベントで、平行世界のルルアとあうことになる。こちらのルルアは青を基調とした服を着ている。 ▼戦闘では ・前列 錬金術士なのでインタラプトが使ます。 さらにインタラプトスキル「一定確率で再度使用可能」のおかげで運が良ければアイテム連打が可能。 【[[当たりが出たのでもう1コ!>スーパーマリオRPG]]】というやつ。アイテムの回数は消耗するものの、回数切れになっていても発動する。 攻撃アイテムを持たせておくと怒涛の追撃を見せてくれるだろう。 物理ダメージと魔法ダメージの両方を与える「リトルヴァイス」はアシストの起点としても便利。 &color(hotpink){力を込めて!}とは言うけど杖フルスイングはどうなの?(今までは魔法弾を飛ばしたりが多かった) 各種バフスキルが攻めの姿勢かつ強力なので前列に置けば安定した活躍をしてくれる。 ・後列 「キュートスター」は通称&color(hotpink){ルルアキーック!}。君運動そんな得意じゃないとか嘘でしょう? ダメージ自体はそう高くないが気絶値が貯まるため腐りにくい。後列ではいぶし銀な堅実さを見せる。 その後、敵単体へ魔法ダメージ+火傷状態を与える「バウンズサン」や敵全体に魔法ダメージ+眠りダメージを与える「スリーピィムーン」を覚える ●&bold(){ピアニャ} &color(red){成長した、最果ての少女} 4人目の錬金娘にして、ルルアの師匠。 そう、何を隠そうあの極東の村……最果ての村出身の少女が成長した。 肯定する際「そそ。」というのが口癖。 幌馬車のアトリエの主。 既に錬金術士としては一流の域に達していて、トトリと並んで錬金術の普及に力を注ぐ。 ルルアを弟子にとって教えているのはその一環でもある。 基礎はロロナに習ったが本格的な内容はトトリに教わった。そのため超貴重な理論派の1人であり、 アーランドにおける伝道には欠かせない人物。 戦闘では杖を使用……しない。[[チャクラム]](刃の付いた円形の投擲武器)を操る。 周りに杖を使う人が多かったので別のものを、ということで選んだらしい。 腕前は相当なもので、投げたら当たり前のように返ってくる他もはやモーター駆動でも難しい軌道を自由自在に描く。 ただ扱うだけで相当な修行を必要とする代物だが……多分錬金術なしでも一流冒険者としてやっていける。 ちなみに、不思議シリーズのフィリスも最終的に弓矢を使うが、あっちは錬金術による補正があり素では大した腕前ではない。 幼少期のたどたどしい片言はなくなり、独特なテンポでしっかりした話し方をするように。 目上には必ず敬語を使うなど礼節は敷く大人が柔らかく親しみやすい人格のため、 ルルアとは先生と教え子というよりは仲のいい姉妹のような打ち解け方をしている。 本腰を入れて弟子を持つのは(おそらく)初めてなため、ルルアの行先を常に案じて見守る良き師匠。 本人に自覚はないが相当な美女になっており、街中を歩けばナンパされることがしばしば。 まだ未開の土地である東の大陸由来の(エスニック?)服装は物珍しくも映るそうな。 バリバリ仕事をこなす反面、私生活を周りに頼りがちなクセが抜けていない(それが当たり前だったため自覚がなかった)。 指摘されて驚き反省するあたり、純真さは変わってない様子。ギャップがかわいいよししょー。また、依頼人からもらったお酒入りチョコレートを食べたことで酒癖が悪いことが明らかに… ▼戦闘では 錬金術士なのでインタラプトが使えます。 ・前列 アイテム投げの他、物理攻撃に秀でる。 ・後列 だが正直ピアニャししょーは後列が有力。 「物理攻撃でダメージを与える」というゆる~い条件で中々の威力追撃が発生するため、脳死で置いてもガリガリダメージを稼いでくれる。 そのうち魔法ダメージにも反応してくれるようになるため隙がない。 凛とした気迫でチャクラムを投げる師匠、惚れてしまう。 ●&bold(){エーファ・アルムスター} &color(red){大切な幼馴染み} アルムスター育児院でお手伝いをする少女。ルルアの親友。 錬金術士の素材集めに付いてきてくれる幼馴染枠。デカい。 温厚な性格で、世話焼きかつ器量も良い才女。 自らも育った育児院で子ども達の面倒を見つつ、無理しがちなベノン先生の手伝いをして暮らしている。 むろん家事は万能で料理の腕も高い。そういった気立ての良さから“アーキュリス二大美人”と評判の一人。もう一人はルルアではない。ルルアは「どうしてアーキュリス三大美人って言われないんだろう」と不満がっていた。 オーレルと並んで博識であり、総じて完璧超人の域にある。 幼馴染という関係にあるルルアとは息がピッタリであり、会話を挟むことなく互いの意図を読み取れる。 その阿吽とノリの良さっぷりはオーレルに「付き合うだけムダ」と呆れられるほど。また、誕生日もルルアと同じ2月14日 普段はどちらかというと活気溢れるルルアに押されがちだが、締めるところはしっかり締める。 また立ち昇らせる怒気は周囲の空間を歪ませるほど&bold(){ドス黒く}、 ヤンチャした輩やルルアに近づく怪しい某を威圧する。 時にはルルアに対してもその矛先が向き、あるイベントでは無言の腹パン→ジャイアントスイング→大砲ゼロ距離射撃と容赦ない突込みを叩き込んだ。(余談だがジャイアントスイングの時一瞬だがルルアのパンツが見えてしまう。よく見たい場合はスクショ機能を使ってじっくり堪能しよう。)また、ルルアがベノンの日記を見たときには、ドス黒いオーラを放っていた。 使用する武器は大砲。 うん? うん。使用する武器は&color(hotpink){大砲}。ちなみにピンクは2人のフェイバリットカラーだとか。 携行式の筒であり、握るために持ち手が付いている以外は紛れもなく筒である。 こんなのを引っさげて振り回したりするもんだから、 空中回転キック少女ルルアが「腕っぷしには自信ない」だの「エーファより足は遅い」だの言うのだろうか……。 ちなみに、銃でない理由は一発で多くの敵を倒せるから。財布にも優しいらしい。 色々たくましい一方、“家族”を大切にするあまり脆い部分もあって、 ルルアにはそういったところを支えられている節がある。 ▼戦闘では ・前列 物理&火のアタッカー。「レンジシフト」を使うことで攻撃範囲を敵全体に広げられるため、 雑魚戦とボス戦で自発的に役割を変えられる。 扱いやすく手堅いデバフも持っているため、置物化することはまずない柔軟さを誇る。 また中盤以降になるが、確定ブレイクを押し付ける必殺技等を覚えるためコンボ性も高い。 ・後列 主に使うのは1つだけ。威力もそう高くはない。だが&bold(){その1つで後列に置く価値がある。} というのも「魔法ダメージを与える」という条件でノックバック付きの攻撃をしてくれるのである。 相手によっては&bold(){エーファのアシストで押し込まれて何もできないまま倒される}なんてことも。 砲を引きずってアッパー殴打する姿がだんだん&font(b,red){鬼のそれ}に見えてくるのもやむなしかな。 尚、レベルが上がってくると敵全体へ物理ダメージ+高確率の眠りの「サイレントキス」や敵単体へ物理ダメージを与える「パラライズマインド」を習得するが、前者は発動条件が「敵の攻撃を回避する」と自発的にできず、後者は1バトルに1回しか使えないので!使い勝手が悪い。 ●&bold(){クリストフ・オーレル・アーランド} &color(red){巷で噂の天才剣士} 若年にして爽やかイケメン。 ルルア達とそう変わらない歳ながら、何か偉そうな態度が多い少年。 それもそのはず。名前を見ればわかるだろうが&bold(){ジッサイ偉い血筋の人}。ルルアからは「国を名前につけるくらいご先祖様がこの国を好きだった」と勘違いされたが。 自分の家柄に誇りを持ちそれに応じた言動を取るが、変に鼻にかけるようなことはしない。 むしろ立場が上の者としての責務を当然のことのように担い実行する精神性の男。 また、何だかんだで優しく面倒見のいいところがある。 「おじさま」と慕う人物から“最強の剣士”の称号を奪った者を打ち倒すべく、ひたすらストイックに修行を重ねている。 とある人物から手ほどきを受け、才覚と努力に裏打ちされた剣筋は見事なもの。 最強武器がイベントをこなさないと作成できないジーノ枠。 ひょんなことからルルアと知り合い、微妙に偉そうな態度からルルアの印象は良くなかったが、 変に意地を張ってゴネない案外素直なところや、常識人で振り回されがちな(ノリがいいともいう)性格からわりとすぐに打ち解けた。因みに、仲間になるときのシステムメッセージは他のキャラクターと異なり「オーレルを無理矢理仲間にしました」である。 打ち解けすぎて顔を合わせるたびになんやかんや食事に行って奢っている。 ……コーヒーが飲めなかったりハンバーグが好きだったりする「意外とかわいいとこある」彼を過度にからかわず、 褒めるところはストレートに褒めるルルアとはお互いお似合いすぎる。食事などもはや普通にデート。ルルアからも「私とオーレルの仲だもん」と言われる。まあ、エーファが許さないだろうけど。 ▼戦闘では ・前列 高DPSを叩き出す物理アタッカー。WTが低いスキルが大半で、デバフをかけつつ高速で敵を切り刻み続ける。 さらに、一つ前のアトリエに登場したスール同様にスキルの威力は速度に比例する。 ボス戦は彼をバフって畳み掛けるのが分かりやすく強力。ただし物理耐性持ちにはどうしようもないので素直に交代しよう。 ・後列 後ろに下がった彼は一転、&font(b,#0000ff){敵の攻撃誘発ヒーラー}となる。 特に状態異常を回復してくれる「浄化の印」はシンプルながら、厄介な状態異常をばら撒いてくる相手では心強い。 苛烈な攻撃をしてくる対面では彼を後ろにしておくと、思わぬ大活躍をしてくれるかもしれない。 ●&bold(){フィクス・フィニス} &color(red){裏しかない?手品師} 自称魔法使い、実態は放浪の手品師。 黒いコートにシルクハット、うやうやしいお辞儀が板についた甘いマスクの優男。 &bold(){腕を組んで高笑いするポーズ}は、どこかで見覚えがある。 &bold(){うさんくさい。} 人を褒める天才のルルアですらこの評価を憚らない怪しい輩。 オーラはもとより、微妙に空気を読まずにふざけたり、 何か知ってそうな素振りをするのに煙に巻いたりする言動がだいたいの原因である。 飄々とした人物で、時おり深い洞察や底の見えない発現をすることがあってもすぐに冗談めかしてしまう。 大昔、とある少女に教わったという手品の腕は一級品で、よく&font(l){無許可で}手品ショーを開いている。 相棒の白鳩の名前は「ピルシェ」。 武器はタロットカード。 ……むろんそのまま斬りつけるわけではなく、様々な属性を付与して魔法のような攻撃を行う。 仕組みは謎。「&bold(){種も仕掛けも、あるけどね?}」 成長するものが大好きで、人の成長を見届けることが趣味で生きがいと語る。 ルルアに近付いたのも稀有な将来性を彼女の中に感じたから、らしい。 ちなみにオーレルも興味深いとして&font(l){付きまとって}一緒にいることが多い。 そのため別に子ども自体は好きではないが子どもを見るのは好き。ステルクさんこっちです。 自身のことを具体的に話すことは少ないが、窺い知れない悲哀をにじませることも。 怪談として「塔の怪物と悪魔」を語る。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){知ってる身からするとぶっちゃけあんま隠す気ないだろアンタ。}} ▼戦闘では ・前列 &font(b,red){火}・&font(b,#0000ff){氷}・&font(b,purple){雷}3種の属性を操る属性アタッカー。 全て敵全体に当たるため、雑魚戦では重宝し弱点が通る相手ならとても頼もしい。 物理耐性を持つゴースト系の敵には非常に便利。 彼固有のコストとして【アルカナ】を消費してスキルを使う。強力なぶんアルカナが切れたら【シャッフル】を挟む必要があるのは注意。 スキルにはタイムカード発行も付いてくるため、いうほど手数不足は感じない。 ・後列 こちらも一転、デバフやMPダメージを与えるトリッキーな性能に。 考えて組み込めば一風変わった戦術が可能になる……が、正直他と比べるとちょっと扱いにくい。 ●&bold(){ニコデムス・ダヴィド・ディーター} &color(red){陸に暮らす元海賊} 額に傷、半裸気味の青年。海賊を豪語する兄貴肌。 海賊と言っても、どちらかというと海の用心棒兼案内人として活躍していた。 とある事情から、海賊ながら陸であくせく依頼をこなしている。 豪放磊落の性格で、細かいことに頓着しない気持ちのいい性格。 フィクスとはまた違う面でパーティーのムードメーカーである。 賊とは言っても先祖代々そう名乗っているだけの海の住人。 やっていることは水先案内人のような事業であり、彼の仕事を知る人からは慕われている。 「荒波渡りのニコ」の異名をとるほどの腕利きだったが、前述のように打ち上げられた状態なため、 内心では知識ゼロに近い陸での生活に困りきっており、ホームシックならぬシーシックになりがち。 人情と義理に厚く、一刻も早く船の修復をしたいのにルルアに同行するのは助けてもらった恩義から。 海には強大な魔物が多くいることもあり、肉体の頑強さと腕っぷしはかなりのもの。 使用武器は&bold(){錨}。イカリ。 船を留めておくためのアレである。うん。&bold(){2本持って振り回す}。うん。 怪力ばっかりかルルアパーティーは……! ▼戦闘では ・前列 純然たるタンク役。自身にヘイトを向けさせ、ダメージを極限までカットし仲間への攻撃を一身に受ける。 都合上そこまで火力はないが、ノックバック持ちかつダメージ吸収スキルまで持つので、とにかくしぶとい。 全体攻撃はカバーできないのが唯一にして最大のネックだが、単体攻撃はその分苛烈なので耐久がグッと上がるのは間違いない。 強敵相手にこそ起用してはいかがか。 ・後列 延命特化。バフに反応して最大HPを上げる「蒼の宝珠」がメインとなる。 後ろに置いても仲間を守る船長の風格である。また、見方が倒れたとき一度だけ「海神の祝福」で復活させる‼️ ●[[ロロライナ・フリクセル]] &color(red){大好きな お母さん} 大陸随一の賢者にして伝説級の錬金術士。ルルアにとってのお母さん。 服装もグッと大人びたものになった。&font(l){そしてやっぱりあの構造も……} 変わらず現役として動き続けるかたわら、多忙さも変わらず。 アーランド全域を守護する警備団団長と同じくらい暇がないのだから推して知るべし。 錬金術士として依頼をこなしているのだが、受注頻度と納品物の質の高さからか一流のパイ職人と思われているところがある。 いちいちビックリするクセ、子供っぽさが抜けきらない言動は健在。ロロナは母になってもロロナ。 &font(l){微妙に間が悪かったり不憫気味なのも相変わらず} 弟子をあれだけ可愛がっていたのだから当然、愛娘ができようものなら溺愛しまくり。 一緒に買物に出かけたり、料理を作ったり等今どき珍しいぐらい親しい親子である。 なんだかんだ幼児化した時の記憶も残っていて、その影響が出ることも。 「実はわたし、そんなに若くないし……」と気にしているのも相変わらず。母ロロナ…… &font(1){自立した娘を持っておいて何を今更} いっぽう錬金術士の心得を説いたり、親としてルルアを諭すなどロロナなりに甘いばかりではない。 そんな愛情を受けて育ったためか、ルルアもロロナとそっくりと言われ似てきている。 ▼戦闘では 錬金術士なのでインタラプトが使えます。 ・前列 攻守ともに優れたバフを使いこなし、敵の全耐性を下げるデバフも備える。 バフを撒けばグッと安定度が増すため、前列で起用することが多くなるかも。 「&font(b,red){やっちゃえやっちゃえ~!}」の&bold(){かわいさは子持ちが出していい破壊力ではない}。 ・後列 敵の攻撃を受けると確率で全体攻撃or味方全体のMP回復を行う。火属性の耐性を落とせるので、フラム系を主体にする場合は便利。 攻撃を受ければ受けるほどロロナが杖を振るう。 ろくに攻撃できないほど防戦に回っても攻撃ができる面も含めて強力だが、 どうしても受動的なため、削り切る前に前列がヤラレチャッタ……しないよう回復だけは万全に。 ●[[ステルケンブルク・クラナッハ]] &color(red){警備団 団長} 「大陸最強の剣士」の名を継いだ警備団団長。 警備団団長として、魔物退治からパトロール、細かな治安維持まで仕事に追われる日々を送っている。 苦労人が加速したおかげか、あるいは老成もあいまってか、&bold(){顔の怖さは言い訳が利かないレベル}になってしまった。 &font(l){3Dモデルだから立ち絵っていう逃げ場もないしネ} アーランド在住としては唯一ルルアと面識がある。 当然のことながら、ルルアの父親については興味津々。 …と言いたいところだが実はルルアは養子であるため父親はいないというのが正しい。良かったねステルク。((単にステルクの為に嘘をついたようにも見えるが、その後ルルアが「どうして自分を引き取ったのか」とロロナに尋ねるシーンがあるため養子なのは間違いない)) いわく「&bold(){最強に……際限などない!}」。 “あの方”から名を継いだ後であっても鍛錬は欠かさず、むしろ増している節さえある。 必殺技なんてもう……ね。&bold(){テイルズですらなくなった}のではないだろうか。 病気は治っているようで治ってない。 仕事以外でも苦労人気質は相変わらずで、ロロナはもとよりトトリにすら便利に使われていると感じている。 メルル姫はやはり相対的に常識人であった。 あるイベントでは、己を打ち破る強敵を前に本気を超えた本気を見せ、それさえ破られた際は光の柱を形成するほどの闘気を放つ「パーフェクトステルク」となる。 しかし、相手も気圧されることなく同等の闘気を放ち、衝突の余波だけで街の外壁を破壊するほどのすさまじいバトルとなった。 それを平時の戦闘でやってくれ。 ▼戦闘では ・前列 範囲アタッカー。安心感を覚えるレベルで火力が高いので単体もいける。 いつものステルクさんの感覚でいけば問題ないだろう。 必殺技が解禁されてからは最悪、彼さえ生き残っていれば一気に削りきれる。 ・後列 &bold(){全て錬金術士専用のアシスト}。錬金術士と組ませて使えと言わんばかりというか、 アイテムを使えないと置物と化す筋金入り具合。いっそ清々しい。 前列時とは異なり範囲は単体のみだが、弱点などが噛み合った場合&bold(){アシストの域をトラベルゲートした火力を叩き出す}。 そうでなくとも「攻撃アイテム(弱点属性・状態異常付与効果持ち)」という簡単な条件で スケさんの高火力が&bold(){確定3連撃}なので、ガンガン火力を出したいなら一択と言っていい。 衰えを知らなさすぎる。 ***▲アーキュリスの人々 ●&bold(){ベノン・アルムスター} アルムスター育児院の院長にして父親的存在。 くたびれた風の青年で、覇気がなく威厳もなくクジ運もない。 経営のため常に複数の仕事をかけ持ちしつつ子どもと遊び、家事全般を行っている。 子どものあいんつぇるかんぷーで撃沈するほど弱々しいが、激務をこなしている関係上実はもの凄い体力の持ち主疑惑。 何よりも誰よりも子ども達の幸せを願う人格者で、よほどのことがないと怒らないし微笑みを絶やさない。 エーファが立派に育ったのは間違いなく彼のおかげでもあるだろう。 育児院の子どもからはからかわれながら「ベノン先生」と呼ばれ、慕われている。 彼自身、子どもの姿に救われている部分があるようで……? ●&bold(){マァナ} 天真爛漫で元気いっぱいの金髪少女。 アルムスター育児院にいつの間にかいた女の子。 神出鬼没でとんでもないところをほっつき歩いているところを確認されている。 ルルアやエーファですら理解できない言動をたまにするが、 本人がやたら自信満々かつ尊大なため「マァナだから」とあまり気にされていない。 お菓子が大好きで、おやつの時間を愛する。 邪魔しようものならとんでもないことに。 その正体は、&font(#ffffff){かつて栄えた機械文明における最強の機械「マシーナオブゴッド」} &font(#ffffff) ●&bold(){スティア} 落ち着いた物腰の少女。 ルルアとは思わぬ場所で巡り合うこととなる。 おっとりした言動で、パーティーの中だと一番良いとこのお嬢さんっぽい。 いたって真面目なのだがどこかズレていて、真面目に行動した結果やらかすことがしばしば。 謎が多いものの、大して気にしないルルアと親交を続けるうちにかけがえのない存在となっていく。 ●&bold(){ちむどらごん} かつて錬金娘が生み出したホムンクルスの1人にして、幌馬車のアトリエ助手兼御者。 人工……否、錬金生命体ちむの1人。 かつては乳幼児レベルの幼さだったが、トトリにより成長させられた姿で登場。 小~中学生ぐらいには成長した体躯となっていて、普通に喋ることも可能に。 口調は大まかに、ほむと変わらないが機械的な雰囲気は薄れており、 少しずつだが笑ったり皮肉を口にしたりと情緒が育ってきている。 この傾向はルルアと接するようになってから顕著になってきたらしい。 感情豊かで対等な人間として扱う彼女には思うところもある様子。 トトリを「グランドマスター」、ピアニャを「マスター」、ルルアを「ナノマスター」と呼ぶ。 仕える身としてサポートすることを苦にはしなものの、感情が芽生えてきた影響で明らかにいらない手間には内心難色を示している。 現在はピアニャ専属のようだが、実質的にルルアを含めた2人の錬金術士のサポートをしている敏腕。 幌馬車のアトリエでは素材販売のほか、アレこと【量販】、使用アイテムを使用前の状態まで戻す【補充】を担う。 ぶっちゃけ彼がいなければ十全に機能しないほど頼り切っている(特にピアニャ)。 彼の切実にして唯一の願いは…… ●&bold(){リーザ・フォン・バイルシュミット} アーキュリスの酒場兼食事処『金の大斧亭』で働く看板娘。とてもデカい。 アーキュリス二大美人の片翼を務める綺麗所。 そのうえ社交的かつ柔和な性格のため、料理の味だけでなく彼女目当てで来る客も多い。 なお本人は美人と褒められることに慣れておらず、初々しい照れ方をする。 見た目と言動からは想像もつかないほど大食いで、その気になれば店の食料庫が干される。 しかも食べ物を前にすると衝動を抑えられないきらいがあり、どうにかしたいと悩みつつ今日も笑顔で平らげる。 依頼の受付も行っているので、ここを通う頻度も高くなるだろう。 ●&bold(){レフレ・フォン・バイルシュミット} &color(red){綺麗なものは買い取ります} アーキュリスの宝石店『銀のたがね』の店主を務める少女。 折り目正しい性格で、親しい間柄であっても丁寧な対応を崩さない。姉のリーザにだけは砕けた口調になる。タイプは違うが仲良し姉妹。 ルルアより若い……というより幼い身で店主業をこなすほど出来た娘だが、年相応に子どもらしい遊びへの憧れもある。 個人的なことについては引っ込み思案なためか中々声をかけられない性分。 宝石類に限らず綺麗なものに対する知識欲は凄まじく、含蓄はその道の専門家にも劣らないという。 一度熱が入るとひたすら喋り続けるクセがある。 ロマンチックなものが好きなだけあり、頭の回転も想像力も逞しい。 ***▲アールズの人々 ●[[メルルリンス・レーデ・アールズ]] 絶賛放蕩中の元アールズ姫。通称メルル。 3人目の錬金娘。錬金娘の中では一番経過時間が短い。 王族としての責務から解放された影響で、奔放さが加速。 美麗なドレス調だった服も、フリフリが革と銀に取って代わりすっかり冒険者風に。 銀の胸甲まで追加しているあたり戦う気満々である。 明るく活動的で親しみやすい。ので、似たルルアとは非常に馬が合う模様。 そこそこ長い旅から帰ってきたこともあって幼さは薄れ立派な女性に。 ただしケイナに強く出られると敵わないところは変わっていない。 先達としてルルアの相談に乗るいっぽう、功績や実力はがむしゃらに頑張った結果なこともあり、 彼女自身どのようにして錬金術、将来と向き合っていくのか考えている最中。 旅先でどんなことをしていたのかがなんとなく分かるイベントはある意味必見。 DLCによって参戦し、サポートによってインタラプタが可能。 かつては杖を使っていたが、旅をするにあたり杖より威力の高い武器を求めた結果、剣を持つようになった。 元お姫様で錬金術士ということで当初腕前に疑問を持たれていたが、オーレルが太鼓判を押す程の剣の腕前の持ち主のようだ (おそらく師匠はジオおじさま) ちなみにメルルのアトリエのエンディングの1つでも剣を持っていた。まさかの伏線回収である。 ●&bold(){ケイナ・スウェーヤ} アールズの役人にして元メルルの世話係。デカい。 服装こそ面影を残すエプロンドレス風だが、年齢を差し引いても童顔だったかつてとは見違えるほどの美人に変身。 ぶっちゃけ別人レベルでのビフォーアフターである。髪を伸ばしたのもあるだろう。 温和かつ柔らかな物腰はそのままに、人工が爆発したアールズの役場仕事を一手に担う敏腕を振るう。 冒険者関連の依頼も取りまとめているため、その激務は窺いようもない…… ……と思われるが、趣味の時間やピクニックに行くぐらいの余裕も作り出せる有能さ。 相変わらずメルルに振り回されているが、やられるだけではない節も見せるように。逞しくなって……。ちなみに、&bold(){現在のメインウェポンは斧}。 &bold(){とあるEDを彷彿とさせるイベントも……?} ●&bold(){イエルチェ・エレミース} 大剣を帯びた冒険者の少女。金髪ツインテールの活発っ娘。 英雄願望があるわけでもなく、腕っぷしを競うつもりもない。 「冒険者を追い続けてたら冒険者になってた」という&bold(){冒険者マニア}。 すごい冒険者のサインを書いてもらったノートを宝物としている。 ただしいざ憧れの人を前にすると&bold(){限界気味}になる、ある意味で親近感のわく美少女。 実は結構な実力の持ち主だと思われるが、本人に自覚はない。鼻がよく利く慎重派。 快活で親しみやすいが、人をからかうのも好きなお茶目さん。 あちこちを放浪しているのでせっかくだからと、採取地で素材を売る行商人のようなこともルルア向けに始めた。 彼女が持つ素材はその段階では手に入りにくいものだったり全体的に品質が高い。見かけたら話しかけるといいだろう。 憧れの冒険者であるトトリとステルクと同時に対面することとなった際は、テンションが上がりすぎて気絶した。 ●[[パメラ・イービス]] 恒例にして看板、のんびり幽霊。 気に入ったのかなんなのかは不明だが、アールズの『パメラ屋』で店を続けている。 彼女の性格から名物店主として名所になっているいっぽう、売上は芳しくない。 そりゃ錬金術士が離れたら品揃えが、ね…… マイペースさは健在で、ルルアともすぐに仲良くなるがマイペース過ぎてルルアすら困惑させる。 ちむ達が離れたため量販はないが、レシピ等を探しにちょくちょく顔を出すといいだろう。 ***▲アーランドの人々 ●&bold(){リオネラ・エインセ} 『アラホロ亭』を営む女店主にして、アーランドの舞姫と名高い踊り子。かなりデカい。 髪を下ろし、ゆったりとした服をまとった“りおちゃん”。 やはり見違えるほどのべっぴんさんになっている。 芸人でありながら極度の人見知り、あがり症であった面影はすっかりなくなり、 今では美味しい食事とお酒を提供しつつ、舞を披露する優美な女店主に。 やはりと言うべきかリオネラ目的の客も数多い。 恥ずかしがり屋の一面もちょっと残っていて、はやし立てられ過ぎると照れ照れしてしまう。 大事なお友達であり相棒の人形は、ステージに安座させている。 人前ではすっかり話さなくなったが、二匹は今でも大切にされている。 ルルアとはほぼ完全に、おしとやかで綺麗な大人として接している。 依頼を受け持っているので顔を合わせる機会も多い。 ●&bold(){ヴィルト・クリンスマン} アーランド一の料理屋『サンライズ食堂』の暖簾を継いだ青年。 &font(l){勝負事になるとあれな部分も結構あった師匠と比べると}良識的な性格で、 師匠の幼馴染の娘のルルアから決してお代を受け取らないなど仁義を通す性分。 ルルアとは弟子同士ということもあって共感し合う部分も多く、弟子同盟を築く。 師弟関係の意味や師の望むことを常に考えて実践する真摯な姿勢からルルアが感心することも。 一旦アツくなると燃え上がり、熱血系に。 そして料理のことになると少し周りが見えなくなる&font(l){そこは師匠に似た}。 ●&bold(){コオル・デューラー} 『コオル&ハゲルワークス』で店を切り盛りする元商人にして新鋭の鍛冶師。 かつてはロロナ相手に行商人をしていたコオル“くん”が筋肉隆々・大柄の青年に。 どうやら趣味でハ→ゲ→ル↓と意気投合したらしく、技術と店を継ぐ。アーランドのほうの店舗で活動している。 微妙に生意気だった物腰は緩和され、きっぷの良い好青年となったが、どこか不遜な面も時々見える。 元商人としての観点から儲けを第一に考え、取引に妥協は許さない。 いっぽう、割に合わずとも信頼を大事にするのも元商人の心得から。 鍛冶師としての腕も見事なものだが、色々個性豊かすぎるものを個人用武器にするルルア達には仰天させられっぱなし。 ●[[トトゥーリア・ヘルモルト]] 二人目の錬金娘にして伝説級の錬金術士&冒険者。トトリ先生。 メルルの時の服装とそう違いはないが、袖がなくなり青の長手袋を着用している。どちらが大人っぽいかは人によるか。 おそらく錬金娘の中で一番成長し最も大成した人物。 自分を助け生きがいとなった錬金術を多くの人に伝えようと、伝道を主導。 より磨きがかかった教授スキルで錬金術教室を開くなど非常に精力的に活動している。 また分析力と洞察力は更に鋭さを増していて、&bold(){調合結果を見ただけで素材の状態や調合中の様子を看破する}ほどまでに。 そうした運動のかたわら冒険者としても現役であり、彼女がいることで冒険者全体のレベルが上っているのだとか。 そうした話をロロナやピアニャから聞いていたルルアの対面テンションの上がりようは半端ではなかった。 落ち着きがさらに増して滅多なことでは動揺せず、毒舌も&font(l){気にして}&font(l){抑えて}あまり顔を出さない。 変わらない穏やかな雰囲気ながらすっかり教師としての風格が板につき、ルルアのことも孫弟子として成長を見守る。 あまりに伝道活動が人手不足のため、希望の星としても期待をかけている。 &font(l){でも、ぬしに挑ませるのは鬼だと思う。} 大人としての振舞いが多いなか、ミミに対しては安心して変わらない&font(b,#0000ff){毒}と&font(b,#0000ff){ふてぶしさ}を向けている。 なにげにルルアに次いでコミカルな動きをすることが多い。 DLCによって参戦し、サポートによってインタラプタが可能。 武器はいつもの錬金術士スタイルの杖…ではなく、なんと錬金教本。 といってもこれの角で殴るわけではなく、この本自体がアトリエのコンテナのように四次元ポケットとなっており 様々な道具が格納されていて、その都度必要なアイテムを彼女自身の能力『デュプリケイト』で高速で複製しながら出しているらしい。 ルルアのアルケミリドルを見て思い付いた道具らしいが、トトリの高い錬金術士としての能力と才能があってこそ可能な武器と言える。 ●&bold(){ミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラング} アーランドでも有数の実力を誇る冒険者。 すっかりトトリとペアで動くようになっていて、熟年のパートナーの座を揺るぎないものにしている。 もちろん以前より槍の扱いも冴え、槍使いとしては1,2の実力者だとか。 精神的にだいぶ落ち着き、他冒険者の相談を受けて指示を出すなど周りからも頼られる存在に。 そんな彼女をルルアは「かっこいい女性」としてストレートに慕うため、 &bold(){あのミミが食事に何度も誘う}ほど後輩として可愛がっている。褒め上手はミミ特効であった。 個人はもとより、多忙なトトリを手伝える人材に成長してほしいとも。 ルルアの前では(ズレたところのある)トトリよりミミのほうが常識人に見える場面がある。 ちなみに、かつて恥ずかしい目にあったアイテムの素材である「ピュアトリフ」というキノコについてはすさまじい敵意を漲らせている。 その結果、発見する度に跡形もなく燃やす「トリフデストロイヤー」となっており、無駄に件のキノコがレア素材と化した。 ***▲スペシャルサンクス ●&bold(){ドラゴニアス} 実験だ…もとい、カモ…いや、&ruby(被害者){強力なドラゴン}。 いやホント、ドラゴンなので迂闊に挑めば強いのは間違いない。ないのだが… アーキュリスから時間経過なしで挑める・エリアに侵入して速攻で戦闘可能・竜素材全種ドロップ((肉・目・角・鱗・心臓をドロップする。ちなみに、心臓である竜核は竜素材を付与できる唯一の素材で、ドラゴニアスが最も手軽に入手できる。))・一定以上の強さを持つ、とまあいい感じの条件がそろってしまったのが悲劇の始まり。 作り出したアイテムの威力を試したくてスキップが止まらないルルア、究極威力のために特性の検証がしたくて目が血走ってるルルア、竜素材付与のために核を抉り出す素振りしてるルルア、必殺技などを撮影するために獣の眼光でカメラを構えるルルアなどに散々狩られ、骨以外をしゃぶりつくされる羽目となった。 **■用語 ・アーキュリス アーランド→アールズ→アーキュリスぐらいの距離にある田舎町。 自然に溢れた農村だが、古代遺跡フェルスガラクセンの調査で人が集ったため意外なほど店は充実している。 ロロナがアトリエを構えたこともあって錬金術の恩恵を受けている。主に作物が。 ただし、フェルスガラクセンの入り口がどうやっても開かないため、現在はさほど活気はない。 ・幌馬車のアトリエ ピアニャ所持の馬車兼アトリエ。つまり移動式アトリエである。馬はパカパカとテケテケ。 ルルアにとってのメイン拠点でもあり、街を行き来する関係で事実上ルルアのアトリエ。 明らかに外見より広いがつまり錬金術である。 便利だが諸事情により移動中の調合はできない。 ・フェルスガラクセン、オルトガラクセン いずれも過去に潰えた機械文明のものと思われる遺跡群。 繰り返し調査されているがほとんどが謎に包まれている。 ・ヴィントシュトーネ 羽ばたくだけで周囲のあらゆるものを薙ぎ払う強大な生物。荒ぶる暴威の化身。 警備団でも監視に留めざるを得ない存在だが、同時に前途あるものに力を貸す「選別の翼」の名も持つ。 ・ノイズ ルルアが選択を迫られるような場面になると走る奇妙なノイズ。ぶっちゃけ結構怖い。 誰も知覚できない現象のようではあるが、これが何を意味するのか……? ・アルケミリドル 本作のキーとなる白紙の錬金術書。何故かルルアにしか書かれている文字が見えず、 ルルアが困った事態になると光り輝き打開策を現すなど謎しかない。 非常に便利だが、それだけに警戒もされている。 その正体は&font(#ffffff){平行世界のルルアがスティアを救えた世界を作るためにこの世界のルルアに送った本。} &font(#ffffff) &bold(){だからこれは、【追記・修正】の章。書き加えるのも直すのも、わたし次第なんだ。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 過去作と比べるとボリューム不足な感じがした。 -- 名無しさん (2019-04-18 08:06:09) - どうせプラス出るじゃろ。 -- 名無しさん (2019-04-18 10:23:28) - DLC全部入りは数年経ったら出そう -- 名無しさん (2019-04-18 10:31:21) - 恐らく誰もが気になるルルアがロロナの実子なのか、についてはネタバレ要素ではあるけどキノの性別並みに些細な事である。 -- 名無しさん (2019-04-18 13:25:56) - かなり気になってるんだけど、出来的にはどうなんかね 3部作はやったしソフィーもクリアはしたんだけど -- 名無しさん (2019-04-18 14:55:57) - じっくり強化しながら進めるのが好きならまあおすすめ。というよりそうしないと多分どこかで詰まる。調合は後半の複雑なアイテムになればなるほど本文に書いてある要素のせいで考える時間が加速度的に増える。3部作は特性の吟味がいちばんだったけど、それに加えて成分(火氷雷土)の吟味も加わった感じ。シナリオは終盤まではまあこんなもんかくらいだけど、最終盤で形容できる言葉が思いつかないくらいの超展開だからそれを受け入れられるかどうか。で、絶対に期待してはいけないのがキャラの絡み。せっかく過去作のキャラも登場するけど、誇張抜きで、ロロナでさえ絡みは無いものと思っていた方がいい。 -- 名無しさん (2019-04-18 18:25:14) - 色々濃厚だった3部作を考えるとあっさりめな味付けだけど、しっかり面白いし独自の要素もある。前者がポカリス◯ットだとすると今作はア◯エリアスってな印象。シンプルだったシステムに“手を加えられる”要素が増えたから、自分でプレイする楽しみが大きいタイプだと思う。 -- 名無しさん (2019-04-19 19:42:24) - ピアニャの最強武器、全能+5と攻防+10を持ったオルゲンリウム(エリキシル)が必要なのがきつい。一応できると思うけど。 -- 名無しさん (2019-04-26 20:12:33) - 19回オメガクラフトとかいう N/Atypeω with特性マシマシより強い代物。アプデで修正されなかったらおすすめアイテムに追加するつもりだけどいいよね -- 名無しさん (2019-05-19 13:52:52) - ジーノの扱いだけがほんとに…ほんとに…… -- 名無しさん (2020-12-01 22:45:33) - アルケミリドルの正体、かなり上の方に折り畳みもなしに書かれてるけどいいの? -- 名無しさん (2022-09-18 10:52:44) - リドルの邂逅の章でL1を10回押すとね… -- 名無しさん (2022-12-18 13:47:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/4/18(木) 24:52:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 44 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){“&bold(){『&ruby(アーランド){この世界}』}”の未来は、&color(hotpink){少女}に託された。} 『&bold(){ルルアのアトリエ 〜アーランドの錬金術士4〜}』(&italic(){Atelier Lulua ~The Scion of Arland~})は、[[ロロナのアトリエ>ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~]]から始まった、『アトリエシリーズ』の内の『アーランドシリーズ』の4作目のゲーム作品で、平成最後のアトリエシリーズ。 開発はガスト、ハードはPlayStation4、Switch。令和になってからは[[Steam]]でPC版も発売されている。 #center(){&color(hotpink){ロロライナ・フリクセル。それは、大好きなお母さんの名前}} #openclose(show=▽目次){ #contents() } **■概要 『[[メルル>メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~]]』で完結したと思われていたアーランドの物語、再び。 今作は&bold(){ロロナの娘である}&color(hotpink){ルルア}が主人公となっており、 従来シリーズからさらに成長した面々はもちろんのこと新たな時代を背負う若者達も活躍する。 どうも想定される年齢((メルル時点でロロナの頃から15年程度経過している上、さらにメルルのアトリエ終了時点から2年経過している))相応に見えないキャラが多い気もするが。 条件を満たすことで順次加入という形だった従来と違い、 パーティーメンバーはストーリー上で仲間になるので、基本的に全員がワンセットで行動する。 和気あいあいとした掛け合いや独特の雰囲気はルルアならでは。 会話は立ち絵ではなく3Dモデルで行われるが、アトリエシリーズで培ったノウハウが発達し &bold(){より表情豊かに、より自由にコミカルに動き回る}愉快さが売りと言えるまでになった。 また、時折妙に高速移動する。 採取して、調合して、納品して、魔物を狩って、調合して、依頼をこなして、調合して。 慌ただしくも愛しいあの時間を、また。 ちなみにアーランドシリーズの続き物であるが、ストーリーはルルアを中心にした冒険活劇。 そのため話的には&bold(){良くも悪くもシリーズ物としての意味は少ない}。 前作までのキャラが登場したり仲間になったり前作プレイヤー向けの色々はあるものの、この作品をプレイするにあたっての予備知識はほぼ不必要である。 **■ストーリー 大都市アーランドからほど近いアールズ、そこからもっと足を運んだ先にある田舎町アーキュリス。 偉大な錬金術士として大陸に名を馳せるロロナのアトリエもまた、この地に。 そこで暮らす快活な少女がどういう未来を選ぶのか――? 空から落ちてきた錬金術書、【アルケミリドル】は何を導くのか? &bold(){だから、そう、これは【記録】の章。} &bold(){たどってきた足跡を記す、そんな時間もきっと大切な思い出なんだ――} **■時間制限 &bold(){ない。} もう一度言おう、&bold(){ない。} なのでシリーズ4作目にしてもっともゆっくり落ち着いてプレイできる形になっている。 ……トラベルゲートさんが泣いてる? いやいや、お祭りの季節とかに重宝するさ! &font(l){どう考えても急がなきゃいけない事態でも周到に準備できてしまうのはご愛嬌。} **■バグ &bold(){ある。}伝統である。 バージョン更新によって大きなものは解消されたが、&bold(){こまめなセーブは忘れずに。} **■調合 [[不思議シリーズ>不思議シリーズ(アトリエ)]]でのパズル式は一旦おやすみ。 アーランドシリーズらしいシンプルな選択式の調合となっている。 引き継げる特性は最大で3個。 自由度下がってるじゃん、と思う方もいるだろうが後述の新要素でそうも言い切れない。 また、従来にも存在していたPPアップ効果を含め、素材にすると何かしらがプラスされる効果はすべてが重複するようになった。 つまりその効果・特性を持ったアイテムを大量に組み込むことで本来を大きく凌駕する効果が得られる。 ちなみに、武具の素材である金属・布類には効果を引き出すことで作成した装備のステータスを一定値だけ強化することができる。 今作から追加された要素は大きく4つ。 ・アルケミリドル 平行世界のルルアが「スティアを救えた世界」を作るためにこの世界のルルアに送られた本で、物語の鍵を秘めた、謎の錬金術書。 従来のレシピ本はもとより、ルルアはこの本を解読していくことで新たなレシピを身に付けていく。 解読条件は様々で、モンスターを倒すことだったり、素材を見つけることだったり。 リドルの答を探しに行こう。また、3章、6章、9章のリドルを全て解読することで、品質の上限が上がる。 ・錬金成分 攻撃アイテムでおなじみ、&font(b,red){火}・&font(b,#0000ff){氷}・&font(b,purple){雷}・&font(#994c00){土}の四大属性が&font(u){調合にも深く関わってくる。} 最近のシステムで見られた、属性ごとの成分量によって発現する形式(例:【MP回復・微】→【MP回復・中】)。 わかりやすいところでいけば、大火力の&font(b,red){フラム}を作りたいんだったら &font(b,red){火}の成分が高い素材を選んでいく、といった具合である。 品質を高めながらいかにこの成分を上げ、発現させたい効果に調整するか。腕の見せどころである。 本作では調合アイテムごとに設定された反属性による減算が適用された。 つまり、火と氷が反属性に設定されている場合、火5で発現する効果を得るには火の成分量を5以上氷よく多くしないといけない。 反属性はアイテムによって異なり、火と雷などの場合もある。 主効果属性の反属性に別の強力な効果が設定されている場合があり、かなり緻密な属性配分をしないと最高の効果を引き出せない((例えば「エリキシル剤」の場合、MP回復効果を高めるのに雷属性が必要なのだが、全ステータス異常回復効果を持たせるには雷属性を一定以上土属性で上回らないといけない。雷属性だけを伸ばした場合は、特定の状態異常しか回復できない。))。 また、失敗の形式が反属性によって特定の属性が2以上になった場合、というものに固定された。 その為、意図的に失敗することも可能。 調合対象によって失敗作の種類が異なっており、失敗作は賢者の石などの素材になる。 ……ただ所持素材によっては思うように調整できないのもままある。 そこで役に立つのが、 ・ブーストアイテム &bold(){品質や錬金成分を後押しできる}このアイテムである。 ようは調味料、隠し味。 単純に品質を底上げするものから、&bold(){成分を別の属性と逆転させる}ものまで多種多様。 特定の属性を0にしてその半分だけ対になる属性を伸ばしたり、特定の属性を倍にしたりといった大幅強化も可能だが、この場合品質が犠牲になる。また、その逆も可能。 これを使いこなせばグッッと錬金術の幅が広がることだろう。 一部のアイテムは、とあるブーストアイテムを使わないと最大効果を発揮させることができない。 ……え? 難しそう? 大丈夫、そんな考えないでも&bold(){素材選びおわってブーストアイテムテキトーに当てはめたら}&font(b,red){大体なんとかなるから。}なお、本作の品質の上限は最初は50だが、3章、6章、9章のリドルを全部読むことで上限が上がる。 ・覚醒効果 ストーリー進行で使用可能になる目玉要素にして&bold(){やりたい放題の温床}。 特定の指定箇所((最大2枠あり、基本的に素材の後ろ1,2枠が対象。探索装備系など、1つもないものがある。))に“覚醒効果”がついた素材を据えることでアイテムに特殊な効果を付与するシステム……なのだが。 いかんせん、&font(b,red){これによりできることが増えすぎた}。 種類としては錬金成分を追加付与するもの、ステータス上昇などがあるが、 特筆すべきは&font(u){【カテゴリ】追加}である。 たとえば「蒸留水」は読んで字のごとく【水】であるわけだが、 これに覚醒【気体】を持つ「風の精の息吹」をねじ込めばあら不思議、&bold(){気体として扱える蒸留水の出来上がり。} よくわからない? つまり&bold(){ほとんど何でもありである。} 特に使用回数+の効果を持つゼッテル((錬金炭なども同じように使用回数増加効果はあるが、ゼッテルはその中でも最大3回増加と一番多い。また、覚醒付与のルートが多い水カテゴリが覚醒枠なので、汎用性も高い。ただし、氷・土属性アイテムなので、それらが足を引っ張る場合は使いづらい。N/Aもその一つ。))はもう不定形のナニカと化しがちであり、 ゼッテル【燃料、きのこ】だったりゼッテル【燃料、木材】だったりゼッテル【燃料、魚介類】だったりする。 まさか&font(b,#008000){万}&font(b,red){能}&font(b,#0000ff){中和}&font(b,purple){剤}が&bold(){本当に万能になる}など誰が思っただろうか。まあ、全属性というのが長所だったり短所だったりするが。 ちなみに、この手のカテゴリ追加系は主に素材系に対して効果を発揮するが、半分くらいはあらゆるアイテムに対して同じ効果を発揮する。 つまり、&bold(){フラムを粘土にしたりグナーデリングを水にしたり}、などと言う芸当も可能。 鍛冶屋で作成する武具も覚醒枠があるため、同様に覚醒効果を付与できるものがある。高位の武器にしかないもしくは他には採取素材にしかない覚醒効果も割とあるので、いい感じに水とか宝石とかに変えてやろう。 こちらも1工程分中継すれば便利になることもある、ぐらいに覚えておくと吉。 もちろんやり込みには必須の要素である。これでもかと効果をつぎ込んだアイテムを生み出してやろう。 何段階か工程を踏んでカテゴリを操作してやらないと十全に効果を引き出せないアイテムもある。 時には&bold(){アイテムAを素材にしてアイテムAを作る}、なんて手順も必要((主にカテゴリ系覚醒効果が目当てで、付与できるアイテムそのものがそのカテゴリを有していない場合に行われる))。 この複雑さと反属性とそれらを前提にした目標属性値設定のため、狙った作りこみアイテムを作り出すためにはチャート作りが必須。頭だけでやったら途中で確実にこんがらがる。 &bold(){というか、こんがらがった。} 目標値から必要な素材を割り出すプロセスはもはや設計と言って差し支えない。 ちなみに、失敗作が出来上がる場合は無効となる。 **■戦闘 前列3人、後列2人の隊列システム。 前にいるメンバーが戦闘を行い、後ろのメンバーは前列の行動に応じてアシストを行う。 これにより5人パーティーが可能になり、どう組み合わせるか吟味するのがまた楽しい。 相手に合わせて有効な布陣を作れるかが勝負の明暗を分ける。 なお、経験値は控えのメンバーにも入るので「使ってみたいけどレベルが……」という事態は起こらない。 ・アシストスキル 前述した、誘発式の後列スキル。 発動条件は様々で、たとえば「(スキル等で)物理ダメージを与える」だったり「魔法ダメージを与える」だったりする。 攻撃に特化した仲間もいれば、前列と後列でガラッとスキルが変わる仲間も。 ちなみに後列には攻撃が当たらず、徐々にHPMPが回復していく。 ・インタラプト 錬金術士のみが使える割り込み行動。控えにいると使えない。 いつものように持ち込む使用アイテムとはまた別個に装備したアイテムを、ある程度の使用間隔を置いて使用することができる。 ちなみに、ウェイト増減効果の影響もうける。 これで使うアイテムは&bold(){消費してなくならない。}使用回数を超えれば間隔が長くなるものの、ゲージさえ溜まれば再び使用可能になる。 この性質上、「残使用回数に応じて威力アップ」の効果と非常に相性がいい。しかも特性が参照しているのが減少しているインタラプト回数とは違うらしく、&bold(){使っても効果が落ちない}。 使い切り系特性の場合、使い切ってしまうというデメリットが無効化されるという凶悪性まで備える。 しかし、バグだったのかバランス調整なのか、Ver.1.03にて使い切り系特性は普通に回数が0になるようになった。 攻撃アイテムで追撃してもよし、攻撃に備えて回復を忍ばせておくもよし。 ぶっちゃけ錬金術士が強い理由の大半を占めている。 ・本作のおすすめ&font(l){イカレた}アイテムたち #region ○N/A おなじみ最強爆弾。 最近は火属性なので軽減・無効化されてしまう、高価、使用回数が少ない、MPなどを消費する、といった制限によってやや使いづらかったりする。 が、今回のN/Aは一味違う。 まず&bold(){無属性の魔法ダメージ}である。物理と違って魔法は無効化する奴がいないので、安心して使える。 高価や使用回数も、インタラプト枠に装備してやれば&bold(){丸ごと踏み倒せる}。強力なアイテムはチャージが遅いのだが、特性「ラピッドインタラプト」があれば効果減衰なしでいきなり戦闘開始時から使用可能。 コストは相変わらずあるが、そんなものは同じくラピッドインタラプトをつけたMP回復アイテムをつけてやれば&bold(){やっぱり踏み倒せる}。 そして、特筆すべきはその効果。 ダメージの基礎値こそ低めなのだが、何と従来最強攻撃アイテムに使われてきた特性のPPコストの合計で威力がアップする&bold(){「特性強化」がくっついているのである}。 そう、こいつだけは特性枠が4つあるも同然であり、作りこむことでこれが作れる頃に戦える最強モンスターの最大HPの倍くらいのダメージを叩きだす。必殺技さえ比較対象にならないアホ火力。 というか、&bold(){ラスボスすら即死しかねない}。少なくとも作りこんだこいつを2回耐えられる敵は本作に存在しない。 筆者が確認した限り、一切特性をつけない場合と可能な限り強化した場合とでは&bold(){50倍近く変動する}。 最大効果を引き出すためにはブーストアイテムの使用がほぼ不可欠=最高品質にするためには全素材の品質を999にしないといけないのだが、幸いすべて調合品なので難しくはない。 ただし、カテゴリ素材枠をすべてゼッテルで埋める場合、ハイプレッシャー辺りは諦める必要あり。10回→11回&ハイプレッシャー→レベルダウン(中)が釣り合うかは知らん。 なお、本作では何をトチ狂ったのかあと4段階バージョンが存在する(見た目はそのままで色が違う)。しかも、そのうち一つは&bold(){回復アイテム}。怖ぇよ。 最終段階「Type Ω」ともなると、威力が倍くらいに跳ね上がり、全体攻撃にもなる。コストは最小でもHP・MPが40%ときついが、もはや即死確定なので使用前後にエリキシル剤を使っておけば問題なし。 ○ヒンメルシュテルン N/Aと対極をなす最強の物理爆弾。同じく特性比例で強化可能で、全体攻撃で単純な破壊力もこちらの方が強い。だが、&bold(){そんなことはどうでもいい}。 こいつの真価は覚醒効果。素材に使えば「覚醒:毒の材料」、装備に使えば「アイテム短縮Lv5(使用WTが15%ダウン)がついてくる。 後者はともかく前者は何がいいのかというと、非常に便利な効果を持つ「薬のもと」「魔女の秘薬」の覚醒枠が毒の材料なのである。 これにより、材料や金を節約しやすくなる。 ちなみに、こいつの覚醒枠は覚醒を付与しやすい部類の火薬。 最大効果を引き出すためには、品質及び属性値をブースターアイテムを使わずに最大まで持っていくように調整しないといけないので、武器として作る際は難易度が高め。 ○オメガクラフト 中盤に作れる、おなじみ爆弾であるクラフトの強化版。 普通に作るとレシピ習得タイミングに即した程度の威力しかないが、終盤において牙を剥き始める。 こいつを作るのに4種6つの材料が必要なのだが、そのうち&bold(){5つがゼッテル使用可能なカテゴリ枠}なのである。しかも、最大効力を得るのにも支障をきたさない。 ゼッテルについては後述するが、これにより使用回数を&bold(){19回}まで増やすことができ、回数比例で威力が増加する特性の恩恵を最大限を受けることができる。 その威力たるや、&bold(){&font(#ff0000){N/Aすら凌駕する}}。まさかの下克上である。 消費がなく攻撃範囲が広いため、物理攻撃に耐性さえなければこちらの方が全体的に強力。 難点としては、最大までそのスペックを引き出すためには終盤にレシピが解禁されるアイテムを素材にしないといけないこと。 Type Ω相手には流石に威力は及ばないが、コストパフォーマンスも加味すれば「&bold(){本作における二大オメガの一角}」と名乗っていい代物である。 ○魔女の秘薬 おなじみの毒薬。&bold(){もちろん目当ては覚醒効果}。 絶対数が少ない「2属性の属性値+3」を持つ。しかもこいつは武器素材で重用される火土が対象。ただし、素材に対してのみなので注意が必要。 最強素材であるオルゲンリウムに至っては全ての素材枠の火・土の属性値を5近くにしないと最高品質・最大効果にできないため、こいつには超お世話になる。 難点は素材として気軽に使うには高価なこと。後述の薬のもとを使うと少しは楽になる。 ○薬のもと 最大で作成数+2する効果を持つ素材アイテム。ヒンメルシュテルン経由でかなり幅広いカテゴリ対応ができる。 1つしか作成されない爆弾・装備品・イベント系アイテムの量産に便利。これ自体がそれなりに安価なのもポイント。ちなみに、この手の効果は累積する。 &bold(){武器・防具作成で使っても有効}。コオルにしてみたら渡された素材を使って鍛冶をしていたら勝手に増えることになるので不気味この上ないことだろう。 同じ武器を量産する目的は、もちろん覚醒効果。「スキル威力+15%」「アイテム威力+15%」などの効果がある。作成するだけで1個につき1万コールくらいかかるので節約のためにぜひ活用したい。 ○万能中和剤・虹 おなじみ最高の中和剤。が、&bold(){やっぱりメインは覚醒効果}。 あらゆるアイテムを中和剤に変える狂気の品。覚醒枠の一つが用意しづらいエリキシルであるが、もう一方は用意しやすい水なので容易に各カテゴリに対応可能。 デフォルトで属性値が各4あるため、反属性が多いアイテムでは使いづらいのが難点。そういうアイテムの作成には火/雷と水/土をそれぞれ3または5にできる賢者の石が活躍する。 ○ゼッテル いつもの紙。そして、&bold(){使用アイテムを作るにあたっての神}。 使用回数をゼッテル1つにつき最大+3できる。 栄養剤など使用型探索アイテムは効果・品質・特性よりも回数が重要なので特に輝く。 それ以外でも、回数増加特性は威力の低下がセットになっているため、属性の折り合いさえつけばいくらでも投入したいアイテム。エリキシル剤や最強爆弾ズはこれで10回くらいまで増やせる。 セットで使用回数で威力が増加する特性もどうぞ。 ○愚者の石 素材に壊れた道具と生ゴミを使う、見た目が漬物石の物体。 しかし、その実態は&bold(){錬金術のルールをいくつか破っている}という設定的にもイカレた代物。メルルとルルアの合作レシピにより生まれた。 やたら多様なカテゴリを持ち、覚醒効果は終盤の様々なアイテムで要求される神秘の力を付与する。中和剤が覚醒枠なので応用もかなり自由。 存在も効果も神秘なくせに、こいつ自体に神秘な力はない。 ○オルゲンリウム/ヒンメルリネン 最高の装備素材。 最大効果を引き出すことで、オルゲンリウムなら攻防を、ヒンメルリネンなら防速を、最大+10する効果を持つ。また、共通して全能力を最大+5する効果も併せ持つ。 この効果は作成数や使用回数などと同じく、&bold(){素材として使った数だけ重複する}。 最強装備の素材は共通して、最高素材+固有素材+装備素材×2+カテゴリ素材×2となっているため、5/6をこれら最高素材で埋めることができる。 そのため、全力で作りこんだ場合と適当に作った場合の差が凄まじい。まあ、共鳴系特性で塗りつぶされるかもだけど。 ニコの武器だけは固有素材枠もカテゴリなのですべてオルゲンリウムで占めることが可能。 なお、最強武器に限っては全て、カテゴリ枠も含めてオルゲンリウムにした上で何かしら最大効果を獲得しつつ品質999にすることができる。 もっとも、終盤作れる攻撃アイテムが強すぎるのでそこまで作りこまなくてもクリアに支障をきたさないが。 ○賢者のネックレス 最大効果でアイテム威力が+30%、使用WTが-30%という装飾品。錬金術士はぜひ装備したい。 普通に使っても強力なアイテムだが、素材に対してエリキシルを付与できる。覚醒枠が神秘の力と金属なので自由度も高い。 エリキシルは賢者の石唯一の覚醒枠で、賢者の石を使いこなすには必須。まあ、こいつ自体にも賢者の石が必要なのだが。 ○錬金活性剤 ブーストアイテムの一つで、最終品質を+20%する。 値としてはやや物足りないが、それでも採取アイテムを素材とする装備品を最高品質にするには絶妙なレベル。 装備を作りこみ始めると、50個あっても足りなくなる可能性も。幸い素材はそれなりに数が余りやすい素材で占められている。 素材の一つはアーキュリスの広場で序盤から撃っているので、余裕があれば買い占めていこう。近場で大量にとれるけど。 他にもぷにぷに玉が必要だが、色々な意味で狂気の品である賢者のパイの覚醒効果で代用可。 他、プレイスタイルに応じて色々 #endregion **■登場人物 ***▲メイン ●[[エルメルリア・フリクセル]] &color(red){猪突猛進、全身全霊な女の子} 「[[なんとかなるなる!>ゴセイピンク/エリ]]」が口癖の少女。普段はルルアと名乗っている。2月14日生まれ。 見習い錬金術士にしてピアニャの弟子、そしてロロナの娘。 &font(l){仰向けに寝ててもはっきり山ができるぐらいには}デカい。 ドレスの意匠はあるもののフリル等は控えめで、ジャケット状の上着を羽織っている。 総じて伝統の「珍妙な格好」の要素は残しつつ、普段着としても袖を通しやすい現代風のデザインのコーデである。快活なルルアらしい。ロロナGJ。 とにもかくにも元気いっぱいで、そこにいるだけで場が明るくなるムードメーカー。お調子者キャラなところがあり、「~じゃん?」など砕けた口調が多い。 一応の礼儀を弁えてはいるが非常にフランクで、どんな人とでも仲良くなれてしまう。 高すぎる行動力が痛い目として跳ね返ってくることもしばしばだが、めげずに今日も走り続ける。 こっそり移動するときなど縦横に素早いスライド移動をすることがよくあり、初めて目にしたときは「!?」と思うこと請け合い。 ロロナお母さん大好き。ベッタリという歳でもないはずだが、 お母さんに甘えられるなら人目を気にせず親子の交流を楽しむ。 基本的に気丈な彼女もロロナ絡みになるとひどく落ち込んだり、感情の波が更に激しくなる。 自分の幸せにも他人の幸せにも正直な性格で、知り合った人のためならどんな労力も苦にしない。 しかもすぐに人をまっすぐ褒め、普通ならドン引きする長さの趣味トークに付き合わされても 「どんなことが好きか分かってよかったよ!」と心の底から言えてしまう&bold(){人たらし}。 少なくとも成人はしてない年齢だが既に&color(hotpink){魔性の女}としての面を見せ始めている。 [[カレー>カレーライス]]が大好物で、外食の注文はほぼカレー、師匠の留守中にやろうとすることがカレーパーティー。更に、フィクスとの会話からするに、冒険中も肌見離さずカレーを持っているらしい。筋金入りのカレーマニアである。 パイは好きだがさすがに毎日はいいらしい。 &font(l){錬金娘には珍しく}片付けも料理を始めとした家事も得意なほう。 自分の容姿に自信があり、あるイベントで「私だって美人だもん~」といっていた。また、有料DLできる衣装の説明では「セクシーでしょ」「これはもう浜辺の視線を一人じめ」等と書いてある。 真面目に錬金術を勉強してはいるものの、どうにも芽が出ない日々を過ごしていた。 &font(l){なぜかお母さんは教えてくれないし}そんなある日、 自分にしか文字が読めず、困った時に光り輝く不思議な本【アルケミリドル】と出会う。 彼女の止まっていた時間が、音を立てて鳴り始める―― ちなみに、終盤のイベントで、平行世界のルルアとあうことになる。こちらのルルアは青を基調とした服を着ている。 ▼戦闘では ・前列 錬金術士なのでインタラプトが使ます。 さらにインタラプトスキル「一定確率で再度使用可能」のおかげで運が良ければアイテム連打が可能。 【[[当たりが出たのでもう1コ!>スーパーマリオRPG]]】というやつ。アイテムの回数は消耗するものの、回数切れになっていても発動する。 攻撃アイテムを持たせておくと怒涛の追撃を見せてくれるだろう。 物理ダメージと魔法ダメージの両方を与える「リトルヴァイス」はアシストの起点としても便利。 &color(hotpink){力を込めて!}とは言うけど杖フルスイングはどうなの?(今までは魔法弾を飛ばしたりが多かった) 各種バフスキルが攻めの姿勢かつ強力なので前列に置けば安定した活躍をしてくれる。 ・後列 「キュートスター」は通称&color(hotpink){ルルアキーック!}。君運動そんな得意じゃないとか嘘でしょう? ダメージ自体はそう高くないが気絶値が貯まるため腐りにくい。後列ではいぶし銀な堅実さを見せる。 その後、敵単体へ魔法ダメージ+火傷状態を与える「バウンズサン」や敵全体に魔法ダメージ+眠りダメージを与える「スリーピィムーン」を覚える ●&bold(){ピアニャ} &color(red){成長した、最果ての少女} 4人目の錬金娘にして、ルルアの師匠。 そう、何を隠そうあの極東の村……最果ての村出身の少女が成長した。 肯定する際「そそ。」というのが口癖。 幌馬車のアトリエの主。 既に錬金術士としては一流の域に達していて、トトリと並んで錬金術の普及に力を注ぐ。 ルルアを弟子にとって教えているのはその一環でもある。 基礎はロロナに習ったが本格的な内容はトトリに教わった。そのため超貴重な理論派の1人であり、 アーランドにおける伝道には欠かせない人物。 戦闘では杖を使用……しない。[[チャクラム]](刃の付いた円形の投擲武器)を操る。 周りに杖を使う人が多かったので別のものを、ということで選んだらしい。 腕前は相当なもので、投げたら当たり前のように返ってくる他もはやモーター駆動でも難しい軌道を自由自在に描く。 ただ扱うだけで相当な修行を必要とする代物だが……多分錬金術なしでも一流冒険者としてやっていける。 ちなみに、不思議シリーズのフィリスも最終的に弓矢を使うが、あっちは錬金術による補正があり素では大した腕前ではない。 幼少期のたどたどしい片言はなくなり、独特なテンポでしっかりした話し方をするように。 目上には必ず敬語を使うなど礼節は敷く大人が柔らかく親しみやすい人格のため、 ルルアとは先生と教え子というよりは仲のいい姉妹のような打ち解け方をしている。 本腰を入れて弟子を持つのは(おそらく)初めてなため、ルルアの行先を常に案じて見守る良き師匠。 本人に自覚はないが相当な美女になっており、街中を歩けばナンパされることがしばしば。 まだ未開の土地である東の大陸由来の(エスニック?)服装は物珍しくも映るそうな。 バリバリ仕事をこなす反面、私生活を周りに頼りがちなクセが抜けていない(それが当たり前だったため自覚がなかった)。 指摘されて驚き反省するあたり、純真さは変わってない様子。ギャップがかわいいよししょー。また、依頼人からもらったお酒入りチョコレートを食べたことで酒癖が悪いことが明らかに… ▼戦闘では 錬金術士なのでインタラプトが使えます。 ・前列 アイテム投げの他、物理攻撃に秀でる。 ・後列 だが正直ピアニャししょーは後列が有力。 「物理攻撃でダメージを与える」というゆる~い条件で中々の威力追撃が発生するため、脳死で置いてもガリガリダメージを稼いでくれる。 そのうち魔法ダメージにも反応してくれるようになるため隙がない。 凛とした気迫でチャクラムを投げる師匠、惚れてしまう。 ●&bold(){エーファ・アルムスター} &color(red){大切な幼馴染み} アルムスター育児院でお手伝いをする少女。ルルアの親友。 錬金術士の素材集めに付いてきてくれる幼馴染枠。デカい。 温厚な性格で、世話焼きかつ器量も良い才女。 自らも育った育児院で子ども達の面倒を見つつ、無理しがちなベノン先生の手伝いをして暮らしている。 むろん家事は万能で料理の腕も高い。そういった気立ての良さから“アーキュリス二大美人”と評判の一人。もう一人はルルアではない。ルルアは「どうしてアーキュリス三大美人って言われないんだろう」と不満がっていた。 オーレルと並んで博識であり、総じて完璧超人の域にある。 幼馴染という関係にあるルルアとは息がピッタリであり、会話を挟むことなく互いの意図を読み取れる。 その阿吽とノリの良さっぷりはオーレルに「付き合うだけムダ」と呆れられるほど。また、誕生日もルルアと同じ2月14日 普段はどちらかというと活気溢れるルルアに押されがちだが、締めるところはしっかり締める。 また立ち昇らせる怒気は周囲の空間を歪ませるほど&bold(){ドス黒く}、 ヤンチャした輩やルルアに近づく怪しい某を威圧する。 時にはルルアに対してもその矛先が向き、あるイベントでは無言の腹パン→ジャイアントスイング→大砲ゼロ距離射撃と容赦ない突込みを叩き込んだ。(余談だがジャイアントスイングの時一瞬だがルルアのパンツが見えてしまう。よく見たい場合はスクショ機能を使ってじっくり堪能しよう。)また、ルルアがベノンの日記を見たときには、ドス黒いオーラを放っていた。 使用する武器は大砲。 うん? うん。使用する武器は&color(hotpink){大砲}。ちなみにピンクは2人のフェイバリットカラーだとか。 携行式の筒であり、握るために持ち手が付いている以外は紛れもなく筒である。 こんなのを引っさげて振り回したりするもんだから、 空中回転キック少女ルルアが「腕っぷしには自信ない」だの「エーファより足は遅い」だの言うのだろうか……。 ちなみに、銃でない理由は一発で多くの敵を倒せるから。財布にも優しいらしい。 色々たくましい一方、“家族”を大切にするあまり脆い部分もあって、 ルルアにはそういったところを支えられている節がある。 ▼戦闘では ・前列 物理&火のアタッカー。「レンジシフト」を使うことで攻撃範囲を敵全体に広げられるため、 雑魚戦とボス戦で自発的に役割を変えられる。 扱いやすく手堅いデバフも持っているため、置物化することはまずない柔軟さを誇る。 また中盤以降になるが、確定ブレイクを押し付ける必殺技等を覚えるためコンボ性も高い。 ・後列 主に使うのは1つだけ。威力もそう高くはない。だが&bold(){その1つで後列に置く価値がある。} というのも「魔法ダメージを与える」という条件でノックバック付きの攻撃をしてくれるのである。 相手によっては&bold(){エーファのアシストで押し込まれて何もできないまま倒される}なんてことも。 砲を引きずってアッパー殴打する姿がだんだん&font(b,red){鬼のそれ}に見えてくるのもやむなしかな。 尚、レベルが上がってくると敵全体へ物理ダメージ+高確率の眠りの「サイレントキス」や敵単体へ物理ダメージを与える「パラライズマインド」を習得するが、前者は発動条件が「敵の攻撃を回避する」と自発的にできず、後者は1バトルに1回しか使えないので!使い勝手が悪い。 ●&bold(){クリストフ・オーレル・アーランド} &color(red){巷で噂の天才剣士} 若年にして爽やかイケメン。 ルルア達とそう変わらない歳ながら、何か偉そうな態度が多い少年。 それもそのはず。名前を見ればわかるだろうが&bold(){ジッサイ偉い血筋の人}。ルルアからは「国を名前につけるくらいご先祖様がこの国を好きだった」と勘違いされたが。 自分の家柄に誇りを持ちそれに応じた言動を取るが、変に鼻にかけるようなことはしない。 むしろ立場が上の者としての責務を当然のことのように担い実行する精神性の男。 また、何だかんだで優しく面倒見のいいところがある。 「おじさま」と慕う人物から“最強の剣士”の称号を奪った者を打ち倒すべく、ひたすらストイックに修行を重ねている。 とある人物から手ほどきを受け、才覚と努力に裏打ちされた剣筋は見事なもの。 最強武器がイベントをこなさないと作成できないジーノ枠。 ひょんなことからルルアと知り合い、微妙に偉そうな態度からルルアの印象は良くなかったが、 変に意地を張ってゴネない案外素直なところや、常識人で振り回されがちな(ノリがいいともいう)性格からわりとすぐに打ち解けた。因みに、仲間になるときのシステムメッセージは他のキャラクターと異なり「オーレルを無理矢理仲間にしました」である。 打ち解けすぎて顔を合わせるたびになんやかんや食事に行って奢っている。 ……コーヒーが飲めなかったりハンバーグが好きだったりする「意外とかわいいとこある」彼を過度にからかわず、 褒めるところはストレートに褒めるルルアとはお互いお似合いすぎる。食事などもはや普通にデート。ルルアからも「私とオーレルの仲だもん」と言われる。まあ、エーファが許さないだろうけど。 ▼戦闘では ・前列 高DPSを叩き出す物理アタッカー。WTが低いスキルが大半で、デバフをかけつつ高速で敵を切り刻み続ける。 さらに、一つ前のアトリエに登場したスール同様にスキルの威力は速度に比例する。 ボス戦は彼をバフって畳み掛けるのが分かりやすく強力。ただし物理耐性持ちにはどうしようもないので素直に交代しよう。 ・後列 後ろに下がった彼は一転、&font(b,#0000ff){敵の攻撃誘発ヒーラー}となる。 特に状態異常を回復してくれる「浄化の印」はシンプルながら、厄介な状態異常をばら撒いてくる相手では心強い。 苛烈な攻撃をしてくる対面では彼を後ろにしておくと、思わぬ大活躍をしてくれるかもしれない。 ●&bold(){フィクス・フィニス} &color(red){裏しかない?手品師} 自称魔法使い、実態は放浪の手品師。 黒いコートにシルクハット、うやうやしいお辞儀が板についた甘いマスクの優男。 &bold(){腕を組んで高笑いするポーズ}は、どこかで見覚えがある。 &bold(){うさんくさい。} 人を褒める天才のルルアですらこの評価を憚らない怪しい輩。 オーラはもとより、微妙に空気を読まずにふざけたり、 何か知ってそうな素振りをするのに煙に巻いたりする言動がだいたいの原因である。 飄々とした人物で、時おり深い洞察や底の見えない発現をすることがあってもすぐに冗談めかしてしまう。 大昔、とある少女に教わったという手品の腕は一級品で、よく&font(l){無許可で}手品ショーを開いている。 相棒の白鳩の名前は「ピルシェ」。 武器はタロットカード。 ……むろんそのまま斬りつけるわけではなく、様々な属性を付与して魔法のような攻撃を行う。 仕組みは謎。「&bold(){種も仕掛けも、あるけどね?}」 成長するものが大好きで、人の成長を見届けることが趣味で生きがいと語る。 ルルアに近付いたのも稀有な将来性を彼女の中に感じたから、らしい。 ちなみにオーレルも興味深いとして&font(l){付きまとって}一緒にいることが多い。 そのため別に子ども自体は好きではないが子どもを見るのは好き。ステルクさんこっちです。 自身のことを具体的に話すことは少ないが、窺い知れない悲哀をにじませることも。 怪談として「塔の怪物と悪魔」を語る。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){知ってる身からするとぶっちゃけあんま隠す気ないだろアンタ。}} ▼戦闘では ・前列 &font(b,red){火}・&font(b,#0000ff){氷}・&font(b,purple){雷}3種の属性を操る属性アタッカー。 全て敵全体に当たるため、雑魚戦では重宝し弱点が通る相手ならとても頼もしい。 物理耐性を持つゴースト系の敵には非常に便利。 彼固有のコストとして【アルカナ】を消費してスキルを使う。強力なぶんアルカナが切れたら【シャッフル】を挟む必要があるのは注意。 スキルにはタイムカード発行も付いてくるため、いうほど手数不足は感じない。 ・後列 こちらも一転、デバフやMPダメージを与えるトリッキーな性能に。 考えて組み込めば一風変わった戦術が可能になる……が、正直他と比べるとちょっと扱いにくい。 ●&bold(){ニコデムス・ダヴィド・ディーター} &color(red){陸に暮らす元海賊} 額に傷、半裸気味の青年。海賊を豪語する兄貴肌。 海賊と言っても、どちらかというと海の用心棒兼案内人として活躍していた。 とある事情から、海賊ながら陸であくせく依頼をこなしている。 豪放磊落の性格で、細かいことに頓着しない気持ちのいい性格。 フィクスとはまた違う面でパーティーのムードメーカーである。 賊とは言っても先祖代々そう名乗っているだけの海の住人。 やっていることは水先案内人のような事業であり、彼の仕事を知る人からは慕われている。 「荒波渡りのニコ」の異名をとるほどの腕利きだったが、前述のように打ち上げられた状態なため、 内心では知識ゼロに近い陸での生活に困りきっており、ホームシックならぬシーシックになりがち。 人情と義理に厚く、一刻も早く船の修復をしたいのにルルアに同行するのは助けてもらった恩義から。 海には強大な魔物が多くいることもあり、肉体の頑強さと腕っぷしはかなりのもの。 使用武器は&bold(){錨}。イカリ。 船を留めておくためのアレである。うん。&bold(){2本持って振り回す}。うん。 怪力ばっかりかルルアパーティーは……! ▼戦闘では ・前列 純然たるタンク役。自身にヘイトを向けさせ、ダメージを極限までカットし仲間への攻撃を一身に受ける。 都合上そこまで火力はないが、ノックバック持ちかつダメージ吸収スキルまで持つので、とにかくしぶとい。 全体攻撃はカバーできないのが唯一にして最大のネックだが、単体攻撃はその分苛烈なので耐久がグッと上がるのは間違いない。 強敵相手にこそ起用してはいかがか。 ・後列 延命特化。バフに反応して最大HPを上げる「蒼の宝珠」がメインとなる。 後ろに置いても仲間を守る船長の風格である。また、見方が倒れたとき一度だけ「海神の祝福」で復活させる‼️ ●[[ロロライナ・フリクセル]] &color(red){大好きな お母さん} 大陸随一の賢者にして伝説級の錬金術士。ルルアにとってのお母さん。 服装もグッと大人びたものになった。&font(l){そしてやっぱりあの構造も……} 変わらず現役として動き続けるかたわら、多忙さも変わらず。 アーランド全域を守護する警備団団長と同じくらい暇がないのだから推して知るべし。 錬金術士として依頼をこなしているのだが、受注頻度と納品物の質の高さからか一流のパイ職人と思われているところがある。 いちいちビックリするクセ、子供っぽさが抜けきらない言動は健在。ロロナは母になってもロロナ。 &font(l){微妙に間が悪かったり不憫気味なのも相変わらず} 弟子をあれだけ可愛がっていたのだから当然、愛娘ができようものなら溺愛しまくり。 一緒に買物に出かけたり、料理を作ったり等今どき珍しいぐらい親しい親子である。 なんだかんだ幼児化した時の記憶も残っていて、その影響が出ることも。 「実はわたし、そんなに若くないし……」と気にしているのも相変わらず。母ロロナ…… &font(1){自立した娘を持っておいて何を今更} いっぽう錬金術士の心得を説いたり、親としてルルアを諭すなどロロナなりに甘いばかりではない。 そんな愛情を受けて育ったためか、ルルアもロロナとそっくりと言われ似てきている。 ▼戦闘では 錬金術士なのでインタラプトが使えます。 ・前列 攻守ともに優れたバフを使いこなし、敵の全耐性を下げるデバフも備える。 バフを撒けばグッと安定度が増すため、前列で起用することが多くなるかも。 「&font(b,red){やっちゃえやっちゃえ~!}」の&bold(){かわいさは子持ちが出していい破壊力ではない}。 ・後列 敵の攻撃を受けると確率で全体攻撃or味方全体のMP回復を行う。火属性の耐性を落とせるので、フラム系を主体にする場合は便利。 攻撃を受ければ受けるほどロロナが杖を振るう。 ろくに攻撃できないほど防戦に回っても攻撃ができる面も含めて強力だが、 どうしても受動的なため、削り切る前に前列がヤラレチャッタ……しないよう回復だけは万全に。 ●[[ステルケンブルク・クラナッハ]] &color(red){警備団 団長} 「大陸最強の剣士」の名を継いだ警備団団長。 警備団団長として、魔物退治からパトロール、細かな治安維持まで仕事に追われる日々を送っている。 苦労人が加速したおかげか、あるいは老成もあいまってか、&bold(){顔の怖さは言い訳が利かないレベル}になってしまった。 &font(l){3Dモデルだから立ち絵っていう逃げ場もないしネ} アーランド在住としては唯一ルルアと面識がある。 当然のことながら、ルルアの父親については興味津々。 …と言いたいところだが実はルルアは養子であるため父親はいないというのが正しい。良かったねステルク。((単にステルクの為に嘘をついたようにも見えるが、その後ルルアが「どうして自分を引き取ったのか」とロロナに尋ねるシーンがあるため養子なのは間違いない)) いわく「&bold(){最強に……際限などない!}」。 “あの方”から名を継いだ後であっても鍛錬は欠かさず、むしろ増している節さえある。 必殺技なんてもう……ね。&bold(){テイルズですらなくなった}のではないだろうか。 病気は治っているようで治ってない。 仕事以外でも苦労人気質は相変わらずで、ロロナはもとよりトトリにすら便利に使われていると感じている。 メルル姫はやはり相対的に常識人であった。 あるイベントでは、己を打ち破る強敵を前に本気を超えた本気を見せ、それさえ破られた際は光の柱を形成するほどの闘気を放つ「パーフェクトステルク」となる。 しかし、相手も気圧されることなく同等の闘気を放ち、衝突の余波だけで街の外壁を破壊するほどのすさまじいバトルとなった。 それを平時の戦闘でやってくれ。 ▼戦闘では ・前列 範囲アタッカー。安心感を覚えるレベルで火力が高いので単体もいける。 いつものステルクさんの感覚でいけば問題ないだろう。 必殺技が解禁されてからは最悪、彼さえ生き残っていれば一気に削りきれる。 ・後列 &bold(){全て錬金術士専用のアシスト}。錬金術士と組ませて使えと言わんばかりというか、 アイテムを使えないと置物と化す筋金入り具合。いっそ清々しい。 前列時とは異なり範囲は単体のみだが、弱点などが噛み合った場合&bold(){アシストの域をトラベルゲートした火力を叩き出す}。 そうでなくとも「攻撃アイテム(弱点属性・状態異常付与効果持ち)」という簡単な条件で スケさんの高火力が&bold(){確定3連撃}なので、ガンガン火力を出したいなら一択と言っていい。 衰えを知らなさすぎる。 ***▲アーキュリスの人々 ●&bold(){ベノン・アルムスター} アルムスター育児院の院長にして父親的存在。 くたびれた風の青年で、覇気がなく威厳もなくクジ運もない。 経営のため常に複数の仕事をかけ持ちしつつ子どもと遊び、家事全般を行っている。 子どものあいんつぇるかんぷーで撃沈するほど弱々しいが、激務をこなしている関係上実はもの凄い体力の持ち主疑惑。 何よりも誰よりも子ども達の幸せを願う人格者で、よほどのことがないと怒らないし微笑みを絶やさない。 エーファが立派に育ったのは間違いなく彼のおかげでもあるだろう。 育児院の子どもからはからかわれながら「ベノン先生」と呼ばれ、慕われている。 彼自身、子どもの姿に救われている部分があるようで……? ●&bold(){マァナ} 天真爛漫で元気いっぱいの金髪少女。 アルムスター育児院にいつの間にかいた女の子。 神出鬼没でとんでもないところをほっつき歩いているところを確認されている。 ルルアやエーファですら理解できない言動をたまにするが、 本人がやたら自信満々かつ尊大なため「マァナだから」とあまり気にされていない。 お菓子が大好きで、おやつの時間を愛する。 邪魔しようものならとんでもないことに。 その正体は、&font(#ffffff){かつて栄えた機械文明における最強の機械「マシーナオブゴッド」} &font(#ffffff) ●&bold(){スティア} 落ち着いた物腰の少女。 ルルアとは思わぬ場所で巡り合うこととなる。 おっとりした言動で、パーティーの中だと一番良いとこのお嬢さんっぽい。 いたって真面目なのだがどこかズレていて、真面目に行動した結果やらかすことがしばしば。 謎が多いものの、大して気にしないルルアと親交を続けるうちにかけがえのない存在となっていく。 ●&bold(){ちむどらごん} かつて錬金娘が生み出したホムンクルスの1人にして、幌馬車のアトリエ助手兼御者。 人工……否、錬金生命体ちむの1人。 かつては乳幼児レベルの幼さだったが、トトリにより成長させられた姿で登場。 小~中学生ぐらいには成長した体躯となっていて、普通に喋ることも可能に。 口調は大まかに、ほむと変わらないが機械的な雰囲気は薄れており、 少しずつだが笑ったり皮肉を口にしたりと情緒が育ってきている。 この傾向はルルアと接するようになってから顕著になってきたらしい。 感情豊かで対等な人間として扱う彼女には思うところもある様子。 トトリを「グランドマスター」、ピアニャを「マスター」、ルルアを「ナノマスター」と呼ぶ。 仕える身としてサポートすることを苦にはしなものの、感情が芽生えてきた影響で明らかにいらない手間には内心難色を示している。 現在はピアニャ専属のようだが、実質的にルルアを含めた2人の錬金術士のサポートをしている敏腕。 幌馬車のアトリエでは素材販売のほか、アレこと【量販】、使用アイテムを使用前の状態まで戻す【補充】を担う。 ぶっちゃけ彼がいなければ十全に機能しないほど頼り切っている(特にピアニャ)。 彼の切実にして唯一の願いは…… ●&bold(){リーザ・フォン・バイルシュミット} アーキュリスの酒場兼食事処『金の大斧亭』で働く看板娘。とてもデカい。 アーキュリス二大美人の片翼を務める綺麗所。 そのうえ社交的かつ柔和な性格のため、料理の味だけでなく彼女目当てで来る客も多い。 なお本人は美人と褒められることに慣れておらず、初々しい照れ方をする。 見た目と言動からは想像もつかないほど大食いで、その気になれば店の食料庫が干される。 しかも食べ物を前にすると衝動を抑えられないきらいがあり、どうにかしたいと悩みつつ今日も笑顔で平らげる。 依頼の受付も行っているので、ここを通う頻度も高くなるだろう。 ●&bold(){レフレ・フォン・バイルシュミット} &color(red){綺麗なものは買い取ります} アーキュリスの宝石店『銀のたがね』の店主を務める少女。 折り目正しい性格で、親しい間柄であっても丁寧な対応を崩さない。姉のリーザにだけは砕けた口調になる。タイプは違うが仲良し姉妹。 ルルアより若い……というより幼い身で店主業をこなすほど出来た娘だが、年相応に子どもらしい遊びへの憧れもある。 個人的なことについては引っ込み思案なためか中々声をかけられない性分。 宝石類に限らず綺麗なものに対する知識欲は凄まじく、含蓄はその道の専門家にも劣らないという。 一度熱が入るとひたすら喋り続けるクセがある。 ロマンチックなものが好きなだけあり、頭の回転も想像力も逞しい。 ***▲アールズの人々 ●[[メルルリンス・レーデ・アールズ]] 絶賛放蕩中の元アールズ姫。通称メルル。 3人目の錬金娘。錬金娘の中では一番経過時間が短い。 王族としての責務から解放された影響で、奔放さが加速。 美麗なドレス調だった服も、フリフリが革と銀に取って代わりすっかり冒険者風に。 銀の胸甲まで追加しているあたり戦う気満々である。 明るく活動的で親しみやすい。ので、似たルルアとは非常に馬が合う模様。 そこそこ長い旅から帰ってきたこともあって幼さは薄れ立派な女性に。 ただしケイナに強く出られると敵わないところは変わっていない。 先達としてルルアの相談に乗るいっぽう、功績や実力はがむしゃらに頑張った結果なこともあり、 彼女自身どのようにして錬金術、将来と向き合っていくのか考えている最中。 旅先でどんなことをしていたのかがなんとなく分かるイベントはある意味必見。 DLCによって参戦し、サポートによってインタラプタが可能。 かつては杖を使っていたが、旅をするにあたり杖より威力の高い武器を求めた結果、剣を持つようになった。 元お姫様で錬金術士ということで当初腕前に疑問を持たれていたが、オーレルが太鼓判を押す程の剣の腕前の持ち主のようだ (おそらく師匠はジオおじさま) ちなみにメルルのアトリエのエンディングの1つでも剣を持っていた。まさかの伏線回収である。 ●&bold(){ケイナ・スウェーヤ} アールズの役人にして元メルルの世話係。デカい。 服装こそ面影を残すエプロンドレス風だが、年齢を差し引いても童顔だったかつてとは見違えるほどの美人に変身。 ぶっちゃけ別人レベルでのビフォーアフターである。髪を伸ばしたのもあるだろう。 温和かつ柔らかな物腰はそのままに、人工が爆発したアールズの役場仕事を一手に担う敏腕を振るう。 冒険者関連の依頼も取りまとめているため、その激務は窺いようもない…… ……と思われるが、趣味の時間やピクニックに行くぐらいの余裕も作り出せる有能さ。 相変わらずメルルに振り回されているが、やられるだけではない節も見せるように。逞しくなって……。ちなみに、&bold(){現在のメインウェポンは斧}。 &bold(){とあるEDを彷彿とさせるイベントも……?} ●&bold(){イエルチェ・エレミース} 大剣を帯びた冒険者の少女。金髪ツインテールの活発っ娘。 英雄願望があるわけでもなく、腕っぷしを競うつもりもない。 「冒険者を追い続けてたら冒険者になってた」という&bold(){冒険者マニア}。 すごい冒険者のサインを書いてもらったノートを宝物としている。 ただしいざ憧れの人を前にすると&bold(){限界気味}になる、ある意味で親近感のわく美少女。 実は結構な実力の持ち主だと思われるが、本人に自覚はない。鼻がよく利く慎重派。 快活で親しみやすいが、人をからかうのも好きなお茶目さん。 あちこちを放浪しているのでせっかくだからと、採取地で素材を売る行商人のようなこともルルア向けに始めた。 彼女が持つ素材はその段階では手に入りにくいものだったり全体的に品質が高い。見かけたら話しかけるといいだろう。 憧れの冒険者であるトトリとステルクと同時に対面することとなった際は、テンションが上がりすぎて気絶した。 ●[[パメラ・イービス]] 恒例にして看板、のんびり幽霊。 気に入ったのかなんなのかは不明だが、アールズの『パメラ屋』で店を続けている。 彼女の性格から名物店主として名所になっているいっぽう、売上は芳しくない。 そりゃ錬金術士が離れたら品揃えが、ね…… マイペースさは健在で、ルルアともすぐに仲良くなるがマイペース過ぎてルルアすら困惑させる。 ちむ達が離れたため量販はないが、レシピ等を探しにちょくちょく顔を出すといいだろう。 ***▲アーランドの人々 ●&bold(){リオネラ・エインセ} 『アラホロ亭』を営む女店主にして、アーランドの舞姫と名高い踊り子。かなりデカい。 髪を下ろし、ゆったりとした服をまとった“りおちゃん”。 やはり見違えるほどのべっぴんさんになっている。 芸人でありながら極度の人見知り、あがり症であった面影はすっかりなくなり、 今では美味しい食事とお酒を提供しつつ、舞を披露する優美な女店主に。 やはりと言うべきかリオネラ目的の客も数多い。 恥ずかしがり屋の一面もちょっと残っていて、はやし立てられ過ぎると照れ照れしてしまう。 大事なお友達であり相棒の人形は、ステージに安座させている。 人前ではすっかり話さなくなったが、二匹は今でも大切にされている。 ルルアとはほぼ完全に、おしとやかで綺麗な大人として接している。 依頼を受け持っているので顔を合わせる機会も多い。 ●&bold(){ヴィルト・クリンスマン} アーランド一の料理屋『サンライズ食堂』の暖簾を継いだ青年。 &font(l){勝負事になるとあれな部分も結構あった師匠と比べると}良識的な性格で、 師匠の幼馴染の娘のルルアから決してお代を受け取らないなど仁義を通す性分。 ルルアとは弟子同士ということもあって共感し合う部分も多く、弟子同盟を築く。 師弟関係の意味や師の望むことを常に考えて実践する真摯な姿勢からルルアが感心することも。 一旦アツくなると燃え上がり、熱血系に。 そして料理のことになると少し周りが見えなくなる&font(l){そこは師匠に似た}。 ●&bold(){コオル・デューラー} 『コオル&ハゲルワークス』で店を切り盛りする元商人にして新鋭の鍛冶師。 かつてはロロナ相手に行商人をしていたコオル“くん”が筋肉隆々・大柄の青年に。 どうやら趣味でハ→ゲ→ル↓と意気投合したらしく、技術と店を継ぐ。アーランドのほうの店舗で活動している。 微妙に生意気だった物腰は緩和され、きっぷの良い好青年となったが、どこか不遜な面も時々見える。 元商人としての観点から儲けを第一に考え、取引に妥協は許さない。 いっぽう、割に合わずとも信頼を大事にするのも元商人の心得から。 鍛冶師としての腕も見事なものだが、色々個性豊かすぎるものを個人用武器にするルルア達には仰天させられっぱなし。 ●[[トトゥーリア・ヘルモルト]] 二人目の錬金娘にして伝説級の錬金術士&冒険者。トトリ先生。 メルルの時の服装とそう違いはないが、袖がなくなり青の長手袋を着用している。どちらが大人っぽいかは人によるか。 おそらく錬金娘の中で一番成長し最も大成した人物。 自分を助け生きがいとなった錬金術を多くの人に伝えようと、伝道を主導。 より磨きがかかった教授スキルで錬金術教室を開くなど非常に精力的に活動している。 また分析力と洞察力は更に鋭さを増していて、&bold(){調合結果を見ただけで素材の状態や調合中の様子を看破する}ほどまでに。 そうした運動のかたわら冒険者としても現役であり、彼女がいることで冒険者全体のレベルが上っているのだとか。 そうした話をロロナやピアニャから聞いていたルルアの対面テンションの上がりようは半端ではなかった。 落ち着きがさらに増して滅多なことでは動揺せず、毒舌も&font(l){気にして}&font(l){抑えて}あまり顔を出さない。 変わらない穏やかな雰囲気ながらすっかり教師としての風格が板につき、ルルアのことも孫弟子として成長を見守る。 あまりに伝道活動が人手不足のため、希望の星としても期待をかけている。 &font(l){でも、ぬしに挑ませるのは鬼だと思う。} 大人としての振舞いが多いなか、ミミに対しては安心して変わらない&font(b,#0000ff){毒}と&font(b,#0000ff){ふてぶしさ}を向けている。 なにげにルルアに次いでコミカルな動きをすることが多い。 DLCによって参戦し、サポートによってインタラプタが可能。 武器はいつもの錬金術士スタイルの杖…ではなく、なんと錬金教本。 といってもこれの角で殴るわけではなく、この本自体がアトリエのコンテナのように四次元ポケットとなっており 様々な道具が格納されていて、その都度必要なアイテムを彼女自身の能力『デュプリケイト』で高速で複製しながら出しているらしい。 ルルアのアルケミリドルを見て思い付いた道具らしいが、トトリの高い錬金術士としての能力と才能があってこそ可能な武器と言える。 ●&bold(){ミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラング} アーランドでも有数の実力を誇る冒険者。 すっかりトトリとペアで動くようになっていて、熟年のパートナーの座を揺るぎないものにしている。 もちろん以前より槍の扱いも冴え、槍使いとしては1,2の実力者だとか。 精神的にだいぶ落ち着き、他冒険者の相談を受けて指示を出すなど周りからも頼られる存在に。 そんな彼女をルルアは「かっこいい女性」としてストレートに慕うため、 &bold(){あのミミが食事に何度も誘う}ほど後輩として可愛がっている。褒め上手はミミ特効であった。 個人はもとより、多忙なトトリを手伝える人材に成長してほしいとも。 ルルアの前では(ズレたところのある)トトリよりミミのほうが常識人に見える場面がある。 ちなみに、かつて恥ずかしい目にあったアイテムの素材である「ピュアトリフ」というキノコについてはすさまじい敵意を漲らせている。 その結果、発見する度に跡形もなく燃やす「トリフデストロイヤー」となっており、無駄に件のキノコがレア素材と化した。 ***▲スペシャルサンクス ●&bold(){ドラゴニアス} 実験だ…もとい、カモ…いや、&ruby(被害者){強力なドラゴン}。 いやホント、ドラゴンなので迂闊に挑めば強いのは間違いない。ないのだが… アーキュリスから時間経過なしで挑める・エリアに侵入して速攻で戦闘可能・竜素材全種ドロップ((肉・目・角・鱗・心臓をドロップする。ちなみに、心臓である竜核は竜素材を付与できる唯一の素材で、ドラゴニアスが最も手軽に入手できる。))・一定以上の強さを持つ、とまあいい感じの条件がそろってしまったのが悲劇の始まり。 作り出したアイテムの威力を試したくてスキップが止まらないルルア、究極威力のために特性の検証がしたくて目が血走ってるルルア、竜素材付与のために核を抉り出す素振りしてるルルア、必殺技などを撮影するために獣の眼光でカメラを構えるルルアなどに散々狩られ、骨以外をしゃぶりつくされる羽目となった。 **■用語 ・アーキュリス アーランド→アールズ→アーキュリスぐらいの距離にある田舎町。 自然に溢れた農村だが、古代遺跡フェルスガラクセンの調査で人が集ったため意外なほど店は充実している。 ロロナがアトリエを構えたこともあって錬金術の恩恵を受けている。主に作物が。 ただし、フェルスガラクセンの入り口がどうやっても開かないため、現在はさほど活気はない。 ・幌馬車のアトリエ ピアニャ所持の馬車兼アトリエ。つまり移動式アトリエである。馬はパカパカとテケテケ。 ルルアにとってのメイン拠点でもあり、街を行き来する関係で事実上ルルアのアトリエ。 明らかに外見より広いがつまり錬金術である。 便利だが諸事情により移動中の調合はできない。 ・フェルスガラクセン、オルトガラクセン いずれも過去に潰えた機械文明のものと思われる遺跡群。 繰り返し調査されているがほとんどが謎に包まれている。 ・ヴィントシュトーネ 羽ばたくだけで周囲のあらゆるものを薙ぎ払う強大な生物。荒ぶる暴威の化身。 警備団でも監視に留めざるを得ない存在だが、同時に前途あるものに力を貸す「選別の翼」の名も持つ。 ・ノイズ ルルアが選択を迫られるような場面になると走る奇妙なノイズ。ぶっちゃけ結構怖い。 誰も知覚できない現象のようではあるが、これが何を意味するのか……? ・アルケミリドル 本作のキーとなる白紙の錬金術書。何故かルルアにしか書かれている文字が見えず、 ルルアが困った事態になると光り輝き打開策を現すなど謎しかない。 非常に便利だが、それだけに警戒もされている。 その正体は&font(#ffffff){平行世界のルルアがスティアを救えた世界を作るためにこの世界のルルアに送った本。} &font(#ffffff) &bold(){だからこれは、【追記・修正】の章。書き加えるのも直すのも、わたし次第なんだ。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 過去作と比べるとボリューム不足な感じがした。 -- 名無しさん (2019-04-18 08:06:09) - どうせプラス出るじゃろ。 -- 名無しさん (2019-04-18 10:23:28) - DLC全部入りは数年経ったら出そう -- 名無しさん (2019-04-18 10:31:21) - 恐らく誰もが気になるルルアがロロナの実子なのか、についてはネタバレ要素ではあるけどキノの性別並みに些細な事である。 -- 名無しさん (2019-04-18 13:25:56) - かなり気になってるんだけど、出来的にはどうなんかね 3部作はやったしソフィーもクリアはしたんだけど -- 名無しさん (2019-04-18 14:55:57) - じっくり強化しながら進めるのが好きならまあおすすめ。というよりそうしないと多分どこかで詰まる。調合は後半の複雑なアイテムになればなるほど本文に書いてある要素のせいで考える時間が加速度的に増える。3部作は特性の吟味がいちばんだったけど、それに加えて成分(火氷雷土)の吟味も加わった感じ。シナリオは終盤まではまあこんなもんかくらいだけど、最終盤で形容できる言葉が思いつかないくらいの超展開だからそれを受け入れられるかどうか。で、絶対に期待してはいけないのがキャラの絡み。せっかく過去作のキャラも登場するけど、誇張抜きで、ロロナでさえ絡みは無いものと思っていた方がいい。 -- 名無しさん (2019-04-18 18:25:14) - 色々濃厚だった3部作を考えるとあっさりめな味付けだけど、しっかり面白いし独自の要素もある。前者がポカリス◯ットだとすると今作はア◯エリアスってな印象。シンプルだったシステムに“手を加えられる”要素が増えたから、自分でプレイする楽しみが大きいタイプだと思う。 -- 名無しさん (2019-04-19 19:42:24) - ピアニャの最強武器、全能+5と攻防+10を持ったオルゲンリウム(エリキシル)が必要なのがきつい。一応できると思うけど。 -- 名無しさん (2019-04-26 20:12:33) - 19回オメガクラフトとかいう N/Atypeω with特性マシマシより強い代物。アプデで修正されなかったらおすすめアイテムに追加するつもりだけどいいよね -- 名無しさん (2019-05-19 13:52:52) - ジーノの扱いだけがほんとに…ほんとに…… -- 名無しさん (2020-12-01 22:45:33) - アルケミリドルの正体、かなり上の方に折り畳みもなしに書かれてるけどいいの? -- 名無しさん (2022-09-18 10:52:44) - リドルの邂逅の章でL1を10回押すとね… -- 名無しさん (2022-12-18 13:47:46) #comment #areaedit(end) }

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