土見稟

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&font(#6495ED){登録日}:2010/01/21(木) 13:01:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&big(){&color(black){&bold(){土見くんは、もし自分の親友と好きな子がお付き合いしたらどうする? &br()&br()奪い返したいとか思う?}}}} #center(){&big(){&color(blue){&bold(){確かに寂しくて悔しくてムカつくかもしれないけど、俺はそれで良かったって思うよ? &br()&br()俺が一番大切な奴が、俺が一番好きな子の事幸せにしてくれるんだ。&br()&br()これ以上幸せな事ないと思わないか?}}}} 『[[SHUFFLE!>SHUFFLE!]]』シリーズの主人公。 &font(green){Rin Tsuchimi} &blankimg(土見稟1.png,width=330,height=240) #right(){出典:SHUFFLE! Essence+、©Omegavision, Inc. 、&br()Navel、2009年10月30日。} CV:[[緑川光]](ドラマCD)  :赤木神楽、[[一色ヒカル]](幼少期)([[Really? Really!]])  :野島裕史、田中涼子(幼少期)(リアリアDS)  :[[杉田智和]]、松元恵(幼少期)(アニメ、[[Tick! Tack! ドラマCD>Tick! Tack!]]、ON THE STAGEドラマCD) バーベナ学園の2年生。 幼少期に両親を事故で亡くしており、現在は[[幼なじみ]]の[[芙蓉楓]]の家に居候している。 そのため、[[楓ちゃん親衛隊>親衛隊(SHUFFLE!)]](通称:KKK)の恨みを買っており、常にターゲットにされている。 親衛隊との追いかけっこの歴史は長く、光陽学園時代にも存在し、時には殴り合いの喧嘩になることも多々あった。ちなみに圧倒的な数の差で勝率は低い。 さらに[[リシアンサス]]、[[ネリネ]]の両世界のプリンセスが転校早々に稟へ許婚宣言をしたため、現在では学園のほぼ全ての男子を敵に回している。 ただし、ハーレムは結果的に自然と形成されただけであり、ハーレムっぽいのを自らの手で作っちゃっている[[樹>緑葉樹(SHUFFLE!)]]とは対照的である。 実のところ表面上はかなりの違いがあるが、両者共にお人好しなところと、そうそうキレることはないがキレるとやばいところは似ている。 父親は土見鉢廉、幹夫より若く見えるらしい。母親は不明。幹夫曰く稟は母親似(両親はアニメには出たが、稟は鉢廉に似ておりむしろ母親には似ていない)。 どうも父親は稼ぎが少ないらしく、土見家は芙蓉家に比べて小さいらしい。 常にピンと背筋が伸びた立ち姿が特徴的なイケメン。 性格も作中表立って目立つような印象は受けないが、かなり心優しく、困った者を見たら迷わず助ける((親衛隊の様な何とも言えない事情で困っている者はスルーしたりもするが))男である。 好きな食べ物はなめこ汁。&del(){「楓の汁なめこは最高だ!!」「コラ! 杉田!!」} 苦手な食べ物はブルーチーズなどの匂いが強いもの。 好きな動物はプリムラの影響で猫。ちなみに楓は犬。 癖は、缶を持つとプルトップをカチカチと弾くこと。 座右の銘は「終わりよければすべて良し」 ちなみに家事は苦手。洗濯の際に色移りというのを知って以来、白系の服をあまり買わなくなった。 そういう事もあって楓が世話をしない断絶時代での朝食はコンビニ弁当だった(楓が自分と幹夫の分しか家事をせず、また楓が完全自炊で材料しかなく稟は手も足も出なかったから。さらに稟が楓と会わないように時間をずらして起床していたため)。 近隣のコンビニはあらかた制覇し、人に勧められるとの事。 登場するほぼ全ての女性キャラに好感を持たれるという恐るべき能力の持ち主。 一部ファンは「ありとあらゆる女性に好かれる程度の能力」「土見ゾーン」と呼ぶ。 学園内でも密かに想いを寄せる女子が多数いたり、盗撮写真が高レートで出回るなど、その人気は高い。 そんなハーレム状態にある為か、[[麻弓=タイム]]から「&font(red,b){神にも魔王にも凡人にもなれる男}」の称号を贈られる。 実際に神王、魔王からも人格を認められており、両プリンセスとの結婚の許可もすんなり出しているため、稟が3世界合同の王になる事はほば確実視されている。 小説で策士である魔王の手により、シア、ネリネ二人と婚約したり、 漫画版でも神界の一夫多妻を利用してシアのゴタゴタ解消……のはずがネリネを混ぜろとの話から結局ハーレム。 [[月王国のお姫様>フィーナ・ファム・アーシュライト]]と普通の少年の恋路の最大の障害となったものを初期状態でクリアしている恐ろしい子。   幼い頃に両親を亡くした経験から、他人が傷ついたり悲しんだりする事を嫌い、誰かを助ける為なら自分が傷つく事も厭わない。 本人曰く、唯一の特技は「我慢強い」こと。 また自分が辛いと感じている事を他人に知られるのが大嫌い。 当たり前の事を当たり前に行う事が出来る希有な性格の持ち主で、幼い頃に多くのヒロイン達を何らかの形で救っている。 しかし[[ギャルゲー主人公]]の例に漏れず、過去の事で忘れている事柄が多い。 &font(green){【稟の過去(主に原作)】} 幼い頃、楓とずっと一緒に居ると約束をする。 本編開始8年前、両親が事故で他界してしまい、楓も母親の紅葉を亡くしてしまった事で生きる気力を失い、弱っていった。 意識を失った楓を見ても稟は決して涙を見せず、我慢した。 涙を流すと両親の元に行きたいと願いそうになると悟るほど、稟にとって楓は大切な人だった。 そこで稟は『生きたい』という感情は『強い怒り』と同じだと考え、憎まれる為に一つ嘘をついた。 楓は元気になったが、楓から200%の憎しみを向けられる。 楓からの憎しみに耐えながら過ごしていたある日、別々の日に迷子になっていた、シアとネリネ(正確にはリコリス)に出会い、好意を抱かれた。 光陽学園時代は学園のアイドルであり性格の良い楓に異常なほどに嫌われていたので、孤立していく。 稟曰く学園内の全員から嫌われている訳ではないが、思いの外、敵は多いらしい。しかし敵が増える事こそが稟の目的が達成している証拠らしい。 楓に嫌われている少年として名前は有名だが、顔の方は名前に比べてあまり知られていなかったりもする。 この頃、[[瑠璃=マツリ]]と出会い、嫌がらせ等について忠告を受けたが拒絶する。 瑠璃や桜以外にも稟を本気で心配する人も中にはいたが全て拒絶してきたらしい。 基本的に光陽学園では親衛隊に絡まれているが、和解直前、真実に薄々気付き始め混乱した楓に階段から突き落とされたり、 親衛隊らしき男子に花瓶を落されたりと洒落にならない事をされた。花瓶の件には流石の稟も危険を感じていた。 しかし、すぐに犯人が親衛隊なら楓にも責任が行くのではないかと心配するのが稟らしい。 花瓶の件で楓が親衛隊の罪を被ろうとする行為が、楓が気付きかけたという事を稟に教え、危機感を煽り、さらに桜に怒られるといった原因になった。 幹夫は真実を言うべきだと稟に告げるが、稟にはそれは出来なかった。 その後、楓が真実を知ってしまい二人は思い出の地『縁公園』で和解。稟は楓を許したが、楓は自分を許せなかった。 和解後学園内は混乱していたが、女子は乙女の直感で楓の恋を悟ったこともあって、徐々にクラスに馴染んでいった(親衛隊には今までの事を謝られた後、校舎裏に連行されて拳で話し合い。&del(){つまり&bold(){全く反省していない}})。 ただ和解後、楓が自分に尽くす事に、恩返しや好意の他に贖罪の意味が少しあるのが気掛かりだったりするものの、憎しみ合ったり取りつくろう日々よりも、笑い合う日々が良いと言っている。 和解から半月ほどたったある日、楓をデートに誘う。それは二人の境界線が消えた証であり、亜沙と出会った日でもある。 また亜沙の卒業式の日に桜に告白されたが、振っている。 この時の稟は楓も桜も失うのが怖くて、選ぼうとすれば本心では無く失いたくない一心で選んでしまいそうだったから。 バーベナ学園入学の約1年前、不良に絡まれていた樹を助けるが、稟は忘れていた。 バーベナ学園に入学、樹と麻弓と知り合い上記の件もあって入学初日から仲良くなる。 ついでに楓にまた親衛隊が結成、追いかけっこが日常になる。 樹と麻弓は教師も手を焼く問題児で、稟と楓は二人のお目付け役として、進級しても四人は同じクラスだった。 問題児四人と認識されれば進級しても同じクラスになれるかもしれないと麻弓が発言した際、 稟と楓は問題児扱いされるような事件は起こしていないと言っている。 そして、樹が魔王と意気投合して仲良くナンパをしている所から物語は始まる。 &font(green){【アニメの過去】} 両親が事故で他界してしまい、楓が葬式の途中で意識を失い目覚めなくなってしまう。 幼い稟は色々考えた末に楓に自分を憎ませることで生きる目的を与えることに成功する。 しかしそこから苦難の生活が始まる。稟によって殺したいほど憎まされていた楓が攻撃し始める。 稟に向かって階段からカッターを落としたり、雨の中締め出したりと過激な物。 ちなみに原作での攻撃は稟曰く優しい人間が思いつくような攻撃だが、時折一歩間違えれば……な物だったらしい。 光陽学園時代でもそれらが続いていることが描写されており、部屋を荒らされていた。 &color(red){&bold(){アニメ版において}}楓は幹夫の前では稟と仲が良いように振舞っていたので、幹夫が当時の二人の関係をどの程度把握していたかは正確なところは不明である。 学校生活は描写されなかったが、学校で大っぴらに何かするのも両者のキャラに合わないので学校では基本的に楓に酷く憎まれていただけ――なおかつ人前では楓は稟に対して普通に振舞っていた――だろう。((幹夫の前では楓は稟に対して普通に振舞っていたこともあり、学校は自宅よりもはるかに人目だらけの場所である故に、という意味合い。)) 仮に原作設定通りならば、稟がそれによって学校中で嫌われるが。 しかしある時、楓はいつも通りに部屋を荒らした際に真実を知ってしまう。 その後、楓と和解……することにはしたのだが、アニメでの稟はこの過去を心のどこかで引きずっており、それが空鍋の原因の一つとなっている。 無論、楓の側に全く非がないのかといえば当然そのようなことは無く、&color(red){&bold(){稟と楓双方に原因と非があったことは明白}}である。((いずれも詳細は第20話・第21話を参照。)) 余談だが、アニメ版において稟が亜沙に惹かれた劇中の理由は、 これまでも亜沙に助言を貰うことが多かったが、プリムラに関する問題について叱咤され行動の指針を与えられたことで、 彼女を&color(green){&bold(){先輩後輩という関係以上に大切な存在だと実感していくようになった}}からというものである。 そのため&bold(){原作で楓を傍にいて安心出来る存在}と言っていたが、こちらでは&bold(){亜沙が傍にいて安心出来る存在}に&bold(){設定変更}されている。 元々大まかな流れは原作の裏設定通りということもあり、一部の流れは改変しつつも原作における光陽学園時代の過去描写の際に一部逆輸入されている。 &font(green){【キャラクターノベルの過去】} 小形聖史氏が手掛けたノベライズにおける過去話。 両親が旅行の最中に事故で亡くなって楓が衰弱したので稟が嘘をつく。 自宅は火事で全焼しており、そのショックでシア達に出会ったことを忘れていた。 成長後の楓は光陽学園の皆に愛されていたので、そんな楓に敵視されている稟に居場所などなかった。 ノベライズは全体的にシリアスで[[ギャグ補正]]も薄いため、この時代の親衛隊から苛められていた描写が描かれている。 ちなみに原作での楓は自分で真実に到達したと語られているが、ここでは幹夫から真実を告げられて自殺しようとする楓を引き留める形で和解することに。 より厳密に言うと、幹夫は例の事故の後に楓が退院してすぐの頃に&color(green){&bold(){事故を起こしたのが紅葉であることまで}}は伝えている。 なお&color(red){&bold(){誰が紅葉に連絡をしたのか}}を伝えたのは、楓と稟が中学二年になる直前である。 和解後、全てを教えてもらった亜沙に説教されて背負っていた物を下してもらい、仲良くなる。 とはいえ、バーベナ学園進学後も心の傷が完全に癒えた訳ではなく、彼に対するアフターケアも&bold(){劇中では}一切描写されていない。 無論原作ではコンセプト上この手の話はカットもしくは縮小されているのでアフターケアなども当然なく、アニメ版での描写もあるため、 ファンからは&color(green){&bold(){明るい話ならばこそ稟に対するケアも必要不可欠なのでは}}と指摘されがちである。 要は都合の悪いことを誤魔化しても、明るく楽しい話にはならないという事である。 苛めていた連中は和解後も暫く続けていたそうだが、自然解消した様子。 だがしかし、バーベナ入学直後に親衛隊が結成され、小説においては彼に対する嫌がらせや暴力行為が再発している。((原作の時点で殴ろうと追いかけ回すことはやっている。)) さらに『血の五月』事件というものに不本意ながらも関わってしまったので、バーベナ学園に迷惑をかけてしまう。全部KKKのせいだが。 なお、『血の五月』事件の結末――&bold(){麻弓が働きかけたことではある}が――は、&bold(){稟達が100人以上の犯人に病院送りレベルの重軽傷を負わせた事も含めて}、学園側による揉み消しというものである。 アニメと大体同様の事情により、一部改変したうえで原作に逆輸入される。 ただし、『血の五月』事件に関しては評価云々以前に原作のバーベナ学園の描写とは明らかにそぐわないこともあってか、&color(red){&bold(){原作設定としては否定}}されている。 &font(green){【恋のジグソーパズルの過去】} 上記の小説と同じ作者が手掛けた過去。 無印で語られていた部分にアニメと小説を足してアレンジしたリアリアを、小説版の作者がさらにアレンジした過去になっている。 そのため原作の過去とそこまで相違点はない。上記の小説と同様に親衛隊に稟は苛められているけど。 この問題の解決についてはページ数の都合か書かれていないが、多分上記の小説版と同じなのかもしれない。 &font(green){【その他】} これら稟と楓の過去は原作時点で[[裏設定]]とされ、その補完が小説やアニメなどでされている。 ユーザーからの要望でその過去を詳しく描写したのが『Really? Really!』である。 稟と楓の過去は細かく書くと『SHUFFLE!』の世界観に合わなくなるので相当悩んだと、あごバリア氏は言っている。 少々の差異や後付け設定もあるが大まかな流れはいずれも同様であり、基本的には原作でも生じていたものである。 これは原作時点での楓の設定からも見て取ることが出来る。 ただし、前述の通り小説は一部オリジナル設定が混じっていて(主に『血の五月』事件)、アニメは作中の後の展開に繋げるという前提がある為に差異が生じている。 小説での設定などは[[芙蓉楓]]や[[親衛隊>親衛隊(SHUFFLE!)]]の項目へ。 2012年Navelエイプリルフール企画の男子人気投票にて、『[[俺たちに翼はない]]』のDJコンドルって人の声が俺と似ているな、と言っていた。 基本稟はアニメ版の声優の様だ。 さらに名前の稟が凛と間違えられていたため、「『凛』になってるのがパネェな」と投票者に突っ込んでいたが、 実はアトミックモンキーの杉田氏のプロフィールは&color(red){&bold(){土見凜と間違えられている}} (2015年2月18日の時点) 2017年3月27日時点でも名前の間違いは修正されていない。 稟役の杉田智和氏はヤンデレの話題で空鍋や、卵の話題でネリネをネタにしたりしている。今だったら空鍋を食べられるらしい。 「SHUFFLE! MEMORIES」の導入編が[[ハルヒ>涼宮ハルヒの憂鬱]]っぽいと言われており、杉田氏自身、「かぶら2008」にてネタにした。 本編でもかなりフリーダムな稟だが、中の人が中の人だけにイベント等ではさらにフリーダムになっている。 &font(#ff69b4){&bold(){「愛しているよ」}}と言ったらシア(の中の人)に素で笑われたり……。   &font(green){【拡大の一途を辿る土見ラバーズ】} 『SHUFFLE!』シリーズが出る毎にその都度恋人達が増えていくという、なんとも羨ま体質。 〇SHUFFLE! [[リシアンサス]]、[[ネリネ]]、[[芙蓉楓]]、[[時雨亜沙]]、[[プリムラ>プリムラ(SHUFFLE!)]] 〇SHUFFLE! on the stage [[麻弓=タイム]]、[[カレハ]]、キキョウ 〇[[Tick! Tack!]] [[アイ>アイ(Tick! Tack!)]] 〇[[Really? Really!]] [[八重 桜]] 〇SHUFFLE! Essence+ [[ツボミ>ツボミ(SHUFFLE!)]]、[[紅薔薇撫子]]、[[デイジー>デイジー(SHUFFLE!)]] 〇SHUFFLE! Love Rainbow [[瑠璃=マツリ]] ……まさに稟くん無双。 『[[Tick! Tack!]]』や『[[Really? Really!]]』では魔王の想い人と婚約者を同時に抱いたり、恋人がいるのに浮気しまくったりとかなりフリーダム。   &font(green){【呼称】} どこぞの[[お兄ちゃんの呼び方が多彩なゲーム>シスター・プリンセス]]くらいに彼の呼び方は多い。 ・稟くん→シア、楓、桜、アイetc ・稟様→ネリネ、[[セージ>セージ(Tick! Tack!)]] ・稟ちゃん→亜沙、魔王 ・稟さん→カレハ ・稟→プリムラ、樹 ・稟殿→ルリ、神王 ・稟おにーさん→ツボミ ・土見くん→麻弓 ・土見さん→デイジー ・つっちー→撫子 ・お兄ちゃん→プリムラ(後半) ・りっちゃん→亜麻 ・土見→モブキャラ &font(green){【稟くん発言集(原作)】} ・こんちこれまた失礼しました……。 ・小麦色に焼ける治療か。中々繁盛しそうだな、その医者……。 ・&color(hotpink){&bold(){『プールは男女合同じゃなきゃ嫌だ一揆』}}か。歴史に残りそうないい名前だ。 ・もしその孤独を癒せるとしたら、俺がその役目を果たしたい。&br()何も与えられなかったというなら、俺が与える。無い知恵を絞って、ありったけの想いで。 ・……お前だけのもの。お前しか手に入れられないもの、俺がお前にやる。 ・……だから、俺が名前をやる。キキョウっていう、たった一つの呼び方を。 ・まずい。このままでは、俺の個人的なノズルから熱めのシャワーがほとばしってしまう。 ・そんな格好をしている[[紅葉さんは>朝比奈みくる]]、いったい[[何歳設定なんだ?>キョン(涼宮ハルヒシリーズ)]] ・楓、そこら辺にバッド落ちてないか。 出来れば釘バッドが望ましい。 ・リアリー! ・逆だよ。むしろ、あの約束があったから、俺は今ここにいる。 ・俺は今まで、ずっとこの約束を守ってきた。だけど、これからも、あの時の約束を守りたい。&br()楓と、ずっと一緒にいたい。俺は楓を受け入れたい……そして、楓に受け入れて欲しい……。 ・まったくバカだな。楓がやってきた事なんてさ……もうとっくに許してるよ。 ・今更、俺なんかのどこに惹かれたっていうんですか? &br()先輩の気持ちが見えないから、自分がどうしたらいいのかも分からないんですよ、俺……。 ・分かってるんですか!? 俺は、シアも、ネリネも選ばなかったんですよ! 違う子を彼女に選んだんです! ・芽生える殺意に悪意も善意もいらんっ!! ・1分1秒でも早く俺の人生を終らせたいと思う漢心でしたら、痛みと一緒に心に刻まれましたよ……。 ・幸せと辛いは、まさに線一本分の違いしかないんだぞ……。 ・ストップ、犯罪! ……と、その道の先輩から言わせてもらおう。 ・敗北というに文字を知らない男が、初めて跪くために俺の前に姿を現す。 ・悪いが、うお座には良い印象がないんだ。おとめ座に変わって出直してくれ。 ・歌声? 魔族の歌声だし、やっぱり『&bold(){ぼえ~っ}』とか言って敵を殲滅するのか? ・よし分かった、今度体育館裏で一人ずつ拳のお付き合いを……。 ・……俺が愛しいと思うのは、ネリネで。記憶の少女と違っていたとしても、この気持ちは変わらない。&br()その揺るぎない答えが、今のネリネにすぐ届くことはないと分かっていても……。 ・賭け、しないか? 明日の午後五時。俺が、ネリネのいる場所を見つけられたら俺の勝ち。&br()ネリネのいない場所に行ってしまったら……俺の負けだ。 ・俺が勝ったらアンコールだ。俺とネリネの事が歌物語だって言うなら、一緒に続きをやらせて欲しい。俺が負けたら、そこで閉幕だ。 ・俺はネリネの事を愛している。だからその中にいるリコリスの事も、同じくらい大切にしたいんだ。 ・愚かなのかもしれない。それでもかまわないんだ。 ・分かっていた結果ではあるが。親衛隊の怒りをかわしつつ、巧妙に卒業までを戦い抜かないとな……。 ・ここ数日を境に、某宗教の信徒が半減したっていうニュースを今朝見た気がするが本当だろうか。今の俺なら心の底から言い切れる……真実だ、と。 ・『土見稟』も、プリムラに笑っていて欲しいと思っているんだ。 ・でも俺は俺で、リコリスはリコリスで。俺は今ここにいて、プリムラの傍にいられる。&br()だから、今からは俺が迎えに来てやる。辛いことがあったら弱音を吐けばいい。寂しい時はいつも傍にいる……だから、もうどこにも行くな。 ・&color(hotpink){&bold(){……お兄……ちゃん……?}} ・波なんぞに負けてられるかっ! プリムラ、こっちの壁は俺が受け持つ! その間に城を作れ! ・その夢、俺はまだみてるんだけどな……。 ・&bold(){&color(hotpink){シリーズ構成出て来いっ! 奇をてらうよりも安心して見れる娯楽の追及をぉっ。}} ・我慢するのは得意なんだよ。だから我慢する。我慢するから、お願いだから、&br()ボクの前では見せてくれなくていいから……&bold(){&color(orange){だから、笑ってよ……楓}}。 ・俺も死んでしまうかと思ったんですよ。楓が眠ったままで、ずっと起きないかもしれないって時に……。&br()その時に誓ったんです、&bold(){楓を守る}って。どれだけ傷つけられてもいい、生きてて欲しいって思ったんです。&br()&bold(){&color(orange){そんな俺に、楓を傷つけろなんて言わないでください。}}子供みたいなこと言ってますけど……これは本当に、ただの俺の我儘です。 ・俺が悪者になればいいって思ってた。けど違ったんだよな……。&br()&bold(){楓の優しさを知ってたら、俺を傷つける事を生き甲斐にして欲しいなんて、思っちゃいけなかったんだ。} ・謝らなくていい。また一緒にいられるなら、それで俺は……。 ・楓に余す所なく見られてしまった……もう俺は婿に行けない身体かもしれない……こうなったら楓に責任を……。 ・でも俺は約束を守りたいんですよ。ずっと傍にいるっていう約束を……。 ・&bold(){楓の汁なめこは最高だ!!}   ファンディスク等では中々にフリーダムな彼だが、基本的に本編では決めたヒロイン一筋である。 『SHUFFLE!』の世界がハーレム(一夫多妻制)を許し、いつでも男の夢を叶えられる状況にいるにも関わらず、彼はそれを実行しない。 そのため、『SHUFFLE!』には最初からハーレム状態なのにハーレムEndは存在せず、BadEndも無い(誰かのルートに行けなかった場合、楓ルートに入る)。 この辺りにも土見稟の人間性が現れているのかも知れない。   名前は植物が根付く「土」と、植物の三大栄養素の一つである「リン」から。 花や植物の名前が付いたヒロイン達が根付く場所としてはピッタリである。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 一度リセットしました。アニメ版や小説版等の愚痴は控えてください。 -- 名無しさん (2015-08-10 14:57:26) - 「うってかわって」を使って短文を作りなさいの答えホント好き。 -- 名無しさん (2016-07-09 09:16:13) - カレハ先輩は腐葉土じゃなくて「枯れ葉」。枯れた葉っぱにも花言葉があるのだ。「メランコリー」とかだったような…? -- 名無しさん (2018-02-26 15:34:52) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/01/21(木) 13:01:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&big(){&color(black){&bold(){土見くんは、もし自分の親友と好きな子がお付き合いしたらどうする? &br()&br()奪い返したいとか思う?}}}} #center(){&big(){&color(blue){&bold(){確かに寂しくて悔しくてムカつくかもしれないけど、俺はそれで良かったって思うよ? &br()&br()俺が一番大切な奴が、俺が一番好きな子の事幸せにしてくれるんだ。&br()&br()これ以上幸せな事ないと思わないか?}}}} 『[[SHUFFLE!>SHUFFLE!]]』シリーズの主人公。 &font(green){Rin Tsuchimi} &blankimg(土見稟1.png,width=330,height=240) #right(){出典:SHUFFLE! Essence+、©Omegavision, Inc. 、&br()Navel、2009年10月30日。} CV:[[緑川光]](ドラマCD)  :赤木神楽、[[一色ヒカル]](幼少期)([[Really? Really!]])  :野島裕史、田中涼子(幼少期)(リアリアDS)  :[[杉田智和]]、松元恵(幼少期)(アニメ、[[Tick! Tack! ドラマCD>Tick! Tack!]]、ON THE STAGEドラマCD) バーベナ学園の2年生。 幼少期に両親を事故で亡くしており、現在は[[幼なじみ]]の[[芙蓉楓]]の家に居候している。 そのため、[[楓ちゃん親衛隊>親衛隊(SHUFFLE!)]](通称:KKK)の恨みを買っており、常にターゲットにされている。 親衛隊との追いかけっこの歴史は長く、光陽学園時代にも存在し、時には殴り合いの喧嘩になることも多々あった。ちなみに圧倒的な数の差で勝率は低い。 さらに[[リシアンサス]]、[[ネリネ]]の両世界のプリンセスが転校早々に稟へ許婚宣言をしたため、現在では学園のほぼ全ての男子を敵に回している。 ただし、ハーレムは結果的に自然と形成されただけであり、ハーレムっぽいのを自らの手で作っちゃっている[[樹>緑葉樹(SHUFFLE!)]]とは対照的である。 実のところ表面上はかなりの違いがあるが、両者共にお人好しなところと、そうそうキレることはないがキレるとやばいところは似ている。 父親は土見鉢廉、幹夫より若く見えるらしい。母親は不明。幹夫曰く稟は母親似(両親はアニメには出たが、稟は鉢廉に似ておりむしろ母親には似ていない)。 どうも父親は稼ぎが少ないらしく、土見家は芙蓉家に比べて小さいらしい。 常にピンと背筋が伸びた立ち姿が特徴的なイケメン。 性格も作中表立って目立つような印象は受けないが、かなり心優しく、困った者を見たら迷わず助ける((親衛隊の様な何とも言えない事情で困っている者はスルーしたりもするが))男である。 好きな食べ物はなめこ汁。&del(){「楓の汁なめこは最高だ!!」「コラ! 杉田!!」} 苦手な食べ物はブルーチーズなどの匂いが強いもの。 好きな動物はプリムラの影響で猫。ちなみに楓は犬。 癖は、缶を持つとプルトップをカチカチと弾くこと。 座右の銘は「終わりよければすべて良し」 ちなみに家事は苦手。洗濯の際に色移りというのを知って以来、白系の服をあまり買わなくなった。 そういう事もあって楓が世話をしない断絶時代での朝食はコンビニ弁当だった(楓が自分と幹夫の分しか家事をせず、また楓が完全自炊で材料しかなく稟は手も足も出なかったから。さらに稟が楓と会わないように時間をずらして起床していたため)。 近隣のコンビニはあらかた制覇し、人に勧められるとの事。 登場するほぼ全ての女性キャラに好感を持たれるという恐るべき能力の持ち主。 一部ファンは「ありとあらゆる女性に好かれる程度の能力」「土見ゾーン」と呼ぶ。 学園内でも密かに想いを寄せる女子が多数いたり、盗撮写真が高レートで出回るなど、その人気は高い。 そんなハーレム状態にある為か、[[麻弓=タイム]]から「&font(red,b){神にも魔王にも凡人にもなれる男}」の称号を贈られる。 実際に神王、魔王からも人格を認められており、両プリンセスとの結婚の許可もすんなり出しているため、稟が3世界合同の王になる事はほば確実視されている。 小説で策士である魔王の手により、シア、ネリネ二人と婚約したり、 漫画版でも神界の一夫多妻を利用してシアのゴタゴタ解消……のはずがネリネを混ぜろとの話から結局ハーレム。 [[月王国のお姫様>フィーナ・ファム・アーシュライト]]と普通の少年の恋路の最大の障害となったものを初期状態でクリアしている恐ろしい子。   幼い頃に両親を亡くした経験から、他人が傷ついたり悲しんだりする事を嫌い、誰かを助ける為なら自分が傷つく事も厭わない。 本人曰く、唯一の特技は「我慢強い」こと。 また自分が辛いと感じている事を他人に知られるのが大嫌い。 当たり前の事を当たり前に行う事が出来る希有な性格の持ち主で、幼い頃に多くのヒロイン達を何らかの形で救っている。 しかし[[ギャルゲー主人公]]の例に漏れず、過去の事で忘れている事柄が多い。 &font(green){【稟の過去(主に原作)】} 幼い頃、楓とずっと一緒に居ると約束をする。 本編開始8年前、両親が事故で他界してしまい、楓も母親の紅葉を亡くしてしまった事で生きる気力を失い、弱っていった。 意識を失った楓を見ても稟は決して涙を見せず、我慢した。 涙を流すと両親の元に行きたいと願いそうになると悟るほど、稟にとって楓は大切な人だった。 そこで稟は『生きたい』という感情は『強い怒り』と同じだと考え、憎まれる為に一つ嘘をついた。 楓は元気になったが、楓から200%の憎しみを向けられる。 楓からの憎しみに耐えながら過ごしていたある日、別々の日に迷子になっていた、シアとネリネ(正確にはリコリス)に出会い、好意を抱かれた。 光陽学園時代は学園のアイドルであり性格の良い楓に異常なほどに嫌われていたので、孤立していく。 稟曰く学園内の全員から嫌われている訳ではないが、思いの外、敵は多いらしい。しかし敵が増える事こそが稟の目的が達成している証拠らしい。 楓に嫌われている少年として名前は有名だが、顔の方は名前に比べてあまり知られていなかったりもする。 この頃、[[瑠璃=マツリ]]と出会い、嫌がらせ等について忠告を受けたが拒絶する。 瑠璃や桜以外にも稟を本気で心配する人も中にはいたが全て拒絶してきたらしい。 基本的に光陽学園では親衛隊に絡まれているが、和解直前、真実に薄々気付き始め混乱した楓に階段から突き落とされたり、 親衛隊らしき男子に花瓶を落されたりと洒落にならない事をされた。花瓶の件には流石の稟も危険を感じていた。 しかし、すぐに犯人が親衛隊なら楓にも責任が行くのではないかと心配するのが稟らしい。 花瓶の件で楓が親衛隊の罪を被ろうとする行為が、楓が気付きかけたという事を稟に教え、危機感を煽り、さらに桜に怒られるといった原因になった。 幹夫は真実を言うべきだと稟に告げるが、稟にはそれは出来なかった。 その後、楓が真実を知ってしまい二人は思い出の地『縁公園』で和解。稟は楓を許したが、楓は自分を許せなかった。 和解後学園内は混乱していたが、女子は乙女の直感で楓の恋を悟ったこともあって、徐々にクラスに馴染んでいった(親衛隊には今までの事を謝られた後、校舎裏に連行されて拳で話し合い。&del(){つまり&bold(){全く反省していない}})。 ただ和解後、楓が自分に尽くす事に、恩返しや好意の他に贖罪の意味が少しあるのが気掛かりだったりするものの、憎しみ合ったり取りつくろう日々よりも、笑い合う日々が良いと言っている。 和解から半月ほどたったある日、楓をデートに誘う。それは二人の境界線が消えた証であり、亜沙と出会った日でもある。 また亜沙の卒業式の日に桜に告白されたが、振っている。 この時の稟は楓も桜も失うのが怖くて、選ぼうとすれば本心では無く失いたくない一心で選んでしまいそうだったから。 バーベナ学園入学の約1年前、不良に絡まれていた樹を助けるが、稟は忘れていた。 バーベナ学園に入学、樹と麻弓と知り合い上記の件もあって入学初日から仲良くなる。 ついでに楓にまた親衛隊が結成、追いかけっこが日常になる。 樹と麻弓は教師も手を焼く問題児で、稟と楓は二人のお目付け役として、進級しても四人は同じクラスだった。 問題児四人と認識されれば進級しても同じクラスになれるかもしれないと麻弓が発言した際、 稟と楓は問題児扱いされるような事件は起こしていないと言っている。 そして、樹が魔王と意気投合して仲良くナンパをしている所から物語は始まる。 &font(green){【アニメの過去】} 両親が事故で他界してしまい、楓が葬式の途中で意識を失い目覚めなくなってしまう。 幼い稟は色々考えた末に楓に自分を憎ませることで生きる目的を与えることに成功する。 しかしそこから苦難の生活が始まる。稟によって殺したいほど憎まされていた楓が攻撃し始める。 稟に向かって階段からカッターを落としたり、雨の中締め出したりと過激な物。 ちなみに原作での攻撃は稟曰く優しい人間が思いつくような攻撃だが、時折一歩間違えれば……な物だったらしい。 光陽学園時代でもそれらが続いていることが描写されており、部屋を荒らされていた。 &color(red){&bold(){アニメ版において}}楓は幹夫の前では稟と仲が良いように振舞っていたので、幹夫が当時の二人の関係をどの程度把握していたかは正確なところは不明である。 学校生活は描写されなかったが、学校で大っぴらに何かするのも両者のキャラに合わないので学校では基本的に楓に酷く憎まれていただけ――なおかつ人前では楓は稟に対して普通に振舞っていた――だろう。((幹夫の前では楓は稟に対して普通に振舞っていたこともあり、学校は自宅よりもはるかに人目だらけの場所である故に、という意味合い。)) 仮に原作設定通りならば、稟がそれによって学校中で嫌われるが。 しかしある時、楓はいつも通りに部屋を荒らした際に真実を知ってしまう。 その後、楓と和解……することにはしたのだが、アニメでの稟はこの過去を心のどこかで引きずっており、それが空鍋の原因の一つとなっている。 無論、楓の側に全く非がないのかといえば当然そのようなことは無く、&color(red){&bold(){稟と楓双方に原因と非があったことは明白}}である。((いずれも詳細は第20話・第21話を参照。)) 余談だが、アニメ版において稟が亜沙に惹かれた劇中の理由は、 これまでも亜沙に助言を貰うことが多かったが、プリムラに関する問題について叱咤され行動の指針を与えられたことで、 彼女を&color(green){&bold(){先輩後輩という関係以上に大切な存在だと実感していくようになった}}からというものである。 そのため&bold(){原作で楓を傍にいて安心出来る存在}と言っていたが、こちらでは&bold(){亜沙が傍にいて安心出来る存在}に&bold(){設定変更}されている。 元々大まかな流れは原作の裏設定通りということもあり、一部の流れは改変しつつも原作における光陽学園時代の過去描写の際に一部逆輸入されている。 &font(green){【キャラクターノベルの過去】} 小形聖史氏が手掛けたノベライズにおける過去話。 両親が旅行の最中に事故で亡くなって楓が衰弱したので稟が嘘をつく。 自宅は火事で全焼しており、そのショックでシア達に出会ったことを忘れていた。 成長後の楓は光陽学園の皆に愛されていたので、そんな楓に敵視されている稟に居場所などなかった。 ノベライズは全体的にシリアスで[[ギャグ補正]]も薄いため、この時代の親衛隊から苛められていた描写が描かれている。 ちなみに原作での楓は自分で真実に到達したと語られているが、ここでは幹夫から真実を告げられて自殺しようとする楓を引き留める形で和解することに。 より厳密に言うと、幹夫は例の事故の後に楓が退院してすぐの頃に&color(green){&bold(){事故を起こしたのが紅葉であることまで}}は伝えている。 なお&color(red){&bold(){誰が紅葉に連絡をしたのか}}を伝えたのは、楓と稟が中学二年になる直前である。 和解後、全てを教えてもらった亜沙に説教されて背負っていた物を下してもらい、仲良くなる。 とはいえ、バーベナ学園進学後も心の傷が完全に癒えた訳ではなく、彼に対するアフターケアも&bold(){劇中では}一切描写されていない。 無論原作ではコンセプト上この手の話はカットもしくは縮小されているのでアフターケアなども当然なく、アニメ版での描写もあるため、 ファンからは&color(green){&bold(){明るい話ならばこそ稟に対するケアも必要不可欠なのでは}}と指摘されがちである。 要は都合の悪いことを誤魔化しても、明るく楽しい話にはならないという事である。 苛めていた連中は和解後も暫く続けていたそうだが、自然解消した様子。 だがしかし、バーベナ入学直後に親衛隊が結成され、小説においては彼に対する嫌がらせや暴力行為が再発している。((原作の時点で殴ろうと追いかけ回すことはやっている。)) さらに『血の五月』事件というものに不本意ながらも関わってしまったので、バーベナ学園に迷惑をかけてしまう。全部KKKのせいだが。 なお、『血の五月』事件の結末――&bold(){麻弓が働きかけたことではある}が――は、&bold(){稟達が100人以上の犯人に病院送りレベルの重軽傷を負わせた事も含めて}、学園側による揉み消しというものである。 アニメと大体同様の事情により、一部改変したうえで原作に逆輸入される。 ただし、『血の五月』事件に関しては評価云々以前に原作のバーベナ学園の描写とは明らかにそぐわないこともあってか、&color(red){&bold(){原作設定としては否定}}されている。 &font(green){【恋のジグソーパズルの過去】} 上記の小説と同じ作者が手掛けた過去。 無印で語られていた部分にアニメと小説を足してアレンジしたリアリアを、小説版の作者がさらにアレンジした過去になっている。 そのため原作の過去とそこまで相違点はない。上記の小説と同様に親衛隊に稟は苛められているけど。 この問題の解決についてはページ数の都合か書かれていないが、多分上記の小説版と同じなのかもしれない。 &font(green){【その他】} これら稟と楓の過去は原作時点で[[裏設定]]とされ、その補完が小説やアニメなどでされている。 ユーザーからの要望でその過去を詳しく描写したのが『Really? Really!』である。 稟と楓の過去は細かく書くと『SHUFFLE!』の世界観に合わなくなるので相当悩んだと、あごバリア氏は言っている。 少々の差異や後付け設定もあるが大まかな流れはいずれも同様であり、基本的には原作でも生じていたものである。 これは原作時点での楓の設定からも見て取ることが出来る。 ただし、前述の通り小説は一部オリジナル設定が混じっていて(主に『血の五月』事件)、アニメは作中の後の展開に繋げるという前提がある為に差異が生じている。 小説での設定などは[[芙蓉楓]]や[[親衛隊>親衛隊(SHUFFLE!)]]の項目へ。 2012年Navelエイプリルフール企画の男子人気投票にて、『[[俺たちに翼はない]]』のDJコンドルって人の声が俺と似ているな、と言っていた。 基本稟はアニメ版の声優の様だ。 さらに名前の稟が凛と間違えられていたため、「『凛』になってるのがパネェな」と投票者に突っ込んでいたが、 実はアトミックモンキーの杉田氏のプロフィールは&color(red){&bold(){土見凜と間違えられている}} (2015年2月18日の時点) 2017年3月27日時点でも名前の間違いは修正されていない。 稟役の杉田智和氏はヤンデレの話題で空鍋や、卵の話題でネリネをネタにしたりしている。今だったら空鍋を食べられるらしい。 「SHUFFLE! MEMORIES」の導入編が[[ハルヒ>涼宮ハルヒの憂鬱]]っぽいと言われており、杉田氏自身、「かぶら2008」にてネタにした。 本編でもかなりフリーダムな稟だが、中の人が中の人だけにイベント等ではさらにフリーダムになっている。 &font(#ff69b4){&bold(){「愛しているよ」}}と言ったらシア(の中の人)に素で笑われたり……。   &font(green){【拡大の一途を辿る土見ラバーズ】} 『SHUFFLE!』シリーズが出る毎にその都度恋人達が増えていくという、なんとも羨ま体質。 〇SHUFFLE! [[リシアンサス]]、[[ネリネ]]、[[芙蓉楓]]、[[時雨亜沙]]、[[プリムラ>プリムラ(SHUFFLE!)]] 〇SHUFFLE! on the stage [[麻弓=タイム]]、[[カレハ]]、キキョウ 〇[[Tick! Tack!]] [[アイ>アイ(Tick! Tack!)]] 〇[[Really? Really!]] [[八重 桜]] 〇SHUFFLE! Essence+ [[ツボミ>ツボミ(SHUFFLE!)]]、[[紅薔薇撫子]]、[[デイジー>デイジー(SHUFFLE!)]] 〇SHUFFLE! Love Rainbow [[瑠璃=マツリ]] ……まさに稟くん無双。 『[[Tick! Tack!]]』や『[[Really? Really!]]』では魔王の想い人と婚約者を同時に抱いたり、恋人がいるのに浮気しまくったりとかなりフリーダム。   &font(green){【呼称】} どこぞの[[お兄ちゃんの呼び方が多彩なゲーム>シスター・プリンセス]]くらいに彼の呼び方は多い。 ・稟くん→シア、楓、桜、アイetc ・稟様→ネリネ、[[セージ>セージ(Tick! Tack!)]] ・稟ちゃん→亜沙、魔王 ・稟さん→カレハ ・稟→プリムラ、樹 ・稟殿→ルリ、神王 ・稟おにーさん→ツボミ ・土見くん→麻弓 ・土見さん→デイジー ・つっちー→撫子 ・お兄ちゃん→プリムラ(後半) ・りっちゃん→亜麻 ・土見→モブキャラ &font(green){【稟くん発言集(原作)】} ・こんちこれまた失礼しました……。 ・小麦色に焼ける治療か。中々繁盛しそうだな、その医者……。 ・&color(hotpink){&bold(){『プールは男女合同じゃなきゃ嫌だ一揆』}}か。歴史に残りそうないい名前だ。 ・もしその孤独を癒せるとしたら、俺がその役目を果たしたい。&br()何も与えられなかったというなら、俺が与える。無い知恵を絞って、ありったけの想いで。 ・……お前だけのもの。お前しか手に入れられないもの、俺がお前にやる。 ・……だから、俺が名前をやる。キキョウっていう、たった一つの呼び方を。 ・まずい。このままでは、俺の個人的なノズルから熱めのシャワーがほとばしってしまう。 ・そんな格好をしている[[紅葉さんは>朝比奈みくる]]、いったい[[何歳設定なんだ?>キョン(涼宮ハルヒシリーズ)]] ・楓、そこら辺にバッド落ちてないか。 出来れば釘バッドが望ましい。 ・リアリー! ・逆だよ。むしろ、あの約束があったから、俺は今ここにいる。 ・俺は今まで、ずっとこの約束を守ってきた。だけど、これからも、あの時の約束を守りたい。&br()楓と、ずっと一緒にいたい。俺は楓を受け入れたい……そして、楓に受け入れて欲しい……。 ・まったくバカだな。楓がやってきた事なんてさ……もうとっくに許してるよ。 ・今更、俺なんかのどこに惹かれたっていうんですか? &br()先輩の気持ちが見えないから、自分がどうしたらいいのかも分からないんですよ、俺……。 ・分かってるんですか!? 俺は、シアも、ネリネも選ばなかったんですよ! 違う子を彼女に選んだんです! ・芽生える殺意に悪意も善意もいらんっ!! ・1分1秒でも早く俺の人生を終らせたいと思う漢心でしたら、痛みと一緒に心に刻まれましたよ……。 ・幸せと辛いは、まさに線一本分の違いしかないんだぞ……。 ・ストップ、犯罪! ……と、その道の先輩から言わせてもらおう。 ・敗北というに文字を知らない男が、初めて跪くために俺の前に姿を現す。 ・悪いが、うお座には良い印象がないんだ。おとめ座に変わって出直してくれ。 ・歌声? 魔族の歌声だし、やっぱり『&bold(){ぼえ~っ}』とか言って敵を殲滅するのか? ・よし分かった、今度体育館裏で一人ずつ拳のお付き合いを……。 ・……俺が愛しいと思うのは、ネリネで。記憶の少女と違っていたとしても、この気持ちは変わらない。&br()その揺るぎない答えが、今のネリネにすぐ届くことはないと分かっていても……。 ・賭け、しないか? 明日の午後五時。俺が、ネリネのいる場所を見つけられたら俺の勝ち。&br()ネリネのいない場所に行ってしまったら……俺の負けだ。 ・俺が勝ったらアンコールだ。俺とネリネの事が歌物語だって言うなら、一緒に続きをやらせて欲しい。俺が負けたら、そこで閉幕だ。 ・俺はネリネの事を愛している。だからその中にいるリコリスの事も、同じくらい大切にしたいんだ。 ・愚かなのかもしれない。それでもかまわないんだ。 ・分かっていた結果ではあるが。親衛隊の怒りをかわしつつ、巧妙に卒業までを戦い抜かないとな……。 ・ここ数日を境に、某宗教の信徒が半減したっていうニュースを今朝見た気がするが本当だろうか。今の俺なら心の底から言い切れる……真実だ、と。 ・『土見稟』も、プリムラに笑っていて欲しいと思っているんだ。 ・でも俺は俺で、リコリスはリコリスで。俺は今ここにいて、プリムラの傍にいられる。&br()だから、今からは俺が迎えに来てやる。辛いことがあったら弱音を吐けばいい。寂しい時はいつも傍にいる……だから、もうどこにも行くな。 ・&color(hotpink){&bold(){……お兄……ちゃん……?}} ・波なんぞに負けてられるかっ! プリムラ、こっちの壁は俺が受け持つ! その間に城を作れ! ・その夢、俺はまだみてるんだけどな……。 ・&bold(){&color(hotpink){シリーズ構成出て来いっ! 奇をてらうよりも安心して見れる娯楽の追及をぉっ。}} ・我慢するのは得意なんだよ。だから我慢する。我慢するから、お願いだから、&br()ボクの前では見せてくれなくていいから……&bold(){&color(orange){だから、笑ってよ……楓}}。 ・俺も死んでしまうかと思ったんですよ。楓が眠ったままで、ずっと起きないかもしれないって時に……。&br()その時に誓ったんです、&bold(){楓を守る}って。どれだけ傷つけられてもいい、生きてて欲しいって思ったんです。&br()&bold(){&color(orange){そんな俺に、楓を傷つけろなんて言わないでください。}}子供みたいなこと言ってますけど……これは本当に、ただの俺の我儘です。 ・俺が悪者になればいいって思ってた。けど違ったんだよな……。&br()&bold(){楓の優しさを知ってたら、俺を傷つける事を生き甲斐にして欲しいなんて、思っちゃいけなかったんだ。} ・謝らなくていい。また一緒にいられるなら、それで俺は……。 ・楓に余す所なく見られてしまった……もう俺は婿に行けない身体かもしれない……こうなったら楓に責任を……。 ・でも俺は約束を守りたいんですよ。ずっと傍にいるっていう約束を……。 ・&bold(){楓の汁なめこは最高だ!!}   ファンディスク等では中々にフリーダムな彼だが、基本的に本編では決めたヒロイン一筋である。 『SHUFFLE!』の世界がハーレム(一夫多妻制)を許し、いつでも男の夢を叶えられる状況にいるにもかかわらず、彼はそれを実行しない。 そのため、『SHUFFLE!』には最初からハーレム状態なのにハーレムEndは存在せず、BadEndも無い(誰かのルートに行けなかった場合、楓ルートに入る)。 この辺りにも土見稟の人間性が現れているのかも知れない。   名前は植物が根付く「土」と、植物の三大栄養素の一つである「リン」から。 花や植物の名前が付いたヒロイン達が根付く場所としてはピッタリである。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 一度リセットしました。アニメ版や小説版等の愚痴は控えてください。 -- 名無しさん (2015-08-10 14:57:26) - 「うってかわって」を使って短文を作りなさいの答えホント好き。 -- 名無しさん (2016-07-09 09:16:13) - カレハ先輩は腐葉土じゃなくて「枯れ葉」。枯れた葉っぱにも花言葉があるのだ。「メランコリー」とかだったような…? -- 名無しさん (2018-02-26 15:34:52) #comment #areaedit(end) }

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