スーパー戦隊シリーズ

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&font(#6495ED){登録日}:2016/04/15 Fri 22:26:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 47 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ ''&font(#ff0000){スーパー戦隊ヒーローは、地球の平和を守る戦士だ!}'' ''&font(#0000ff){苦しいときも、悲しいときも}'' ''&font(#ffdc00){1人じゃかなわないけど}'' ''&font(#ff00ff){仲間と力を合わせて}'' ''&font(#008000){悪いやつらをやっつけるんだ!}'' }           ――「スーパー戦隊百科」より((一部改変して引用(URL→((http://www.super-sentai.net/sentai/)) 『スーパー戦隊シリーズ』とは、[[テレビ朝日]]系列で放映されている東映製作の特撮番組シリーズである。 #contents() *概要 複数名のヒーローが色ごとに分けられたスーツを着用し、悪の組織と戦うのがコンセプト。 1975年の『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』を第1作とし(詳細は後述)、2024年現在はシリーズ第48作目となる『[[爆上戦隊ブンブンジャー]]』が放送中。 2000年の『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』からは共通ロゴが登場し、OPで表示されるのが恒例となっている((『ゴーバスターズ』、『ジュウオウジャー』~『ルパパト』では番組冒頭で表示、『キングオージャー』では作品中においては使用されなかった。))。 40年以上にわたって放送されている長寿番組であり、日本人なら「[[ウルトラマン]]」「[[仮面ライダー]]」と並び誰もが知っている特撮シリーズだろう。 また、テレビ朝日でも数少ない旧社名のNET時代から放送されている番組である。 最初の2作は石ノ森章太郎原作であったが、『[[バトルフィーバーJ]]』以降は八手三郎原作になっている。 ちなみにこの八手三郎というのは東映プロデューサーの共同ペンネーム。サンライズアニメの矢立肇と同じようなもの。 放送時間は何度か変更されており、その変遷は以下の通り。 |放送時刻|シリーズ相当期間| |土曜19:30-20:00|「ゴレンジャー」「ジャッカー」| |土曜18:00-18:30(18:25)|「バトルフィーバー」~「ターボレンジャー」第31話| |金曜17:30-17:55|「ターボレンジャー」第32話~「メガレンジャー」第7話| |日曜7:30-08:00|「メガレンジャー」第8話~「キュウレンジャー」第31話| |日曜9:30-10:00|「キュウレンジャー」第32話~| 日曜移転後は[[スーパーヒーロータイム]]ないしは[[ニチアサキッズタイム]]に含まれており、スーパーヒーロータイムEDやらスペシャル回やらで[[平成仮面ライ>平成ライダーシリーズ]][[ダーシリーズ>第二期平成ライダーシリーズ]]との絡みも多い。 アジアやフランスで一部作品が放送されていた事はあったが、1993年からは『[[パワーレンジャーシリーズ]]』としてアメリカ進出を果たす。 日本の作品をベースにし、ドラマ部分をアメリカ人で撮影した、向こうでも親しみやすい作品になっており、日本でも一部が吹き替えされ逆輸入版として放送実績がある。 勿論ありとあらゆるパロディも制作されており、これらには東映公認の作品も意外と多かったりする。 *誕生経緯 1971年より開始した、言わずと知れた大人気特撮番組『[[仮面ライダー]]』。 毎日放送・NET(現:[[テレビ朝日]])系の人気番組としてシリーズ化され、続編として「最初から5人の仮面ライダーを一度に登場させる」ものも企画されたが、「ヒーローは1人のもの」と反対を受けた。 その4年後の1975年。 毎日放送が腸捻転解消((資本系列に対して捻れていたネットワーク体系の解消を目的として、1975年3月31日から毎日放送がTBS系列、朝日放送がNET系列にネットチェンジしたもの。))に伴いTBS系列にネットチェンジすることとなった。 これによりNETは仮面ライダーシリーズの放送権を失い、急遽新しい番組を作ることとなり、お蔵入りになっていた「5人の仮面ライダー」の企画が復活。 これがのちの『秘密戦隊ゴレンジャー』である。児童層を中心に視聴率常時20%超えの化物番組となった。 しかし、1977年放映開始の『[[ジャッカー電撃隊]]』はそこまでの人気を得られずに打ち切り番組となってしまう。 1978年はスーパー戦隊シリーズのテレビシリーズが放映されなかったが、『[[ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー]]』の公開により映像としては一年も途切れていない。 その後、1978年5月より、東映は[[マーベル・コミック>MARVEL COMICS]]と提携して『[[スパイダーマン(東映版)]]』を制作した。 それに登場した巨大ロボ・[[レオパルドン>マーベラー/レオパルドン]]が商業的にも大成功したことにより、 『ゴレンジャー』『ジャッカー』の「複数人ヒーロー」と、『スパイダーマン』の「巨大ロボ」を組み合わせた『バトルフィーバーJ』が1979年に放送開始。 そのヒットを受けて、バトルフィーバー以降2024年現在にいたるまで一度の中断もなく、毎年新たなスーパー戦隊が登場している。 しかし、東映の吉川進プロデューサーは『バトルフィーバー』は『ゴレンジャー』『ジャッカー』の続きではなく、『スパイダーマン』に続くアメコミ第2作という認識であり、シリーズの基礎が出来上がったのは『[[電子戦隊デンジマン]]』からで、『[[太陽戦隊サンバルカン]]』から資料でもスーパー戦隊シリーズという表記が見られるようになる。『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』から一時期の間は『ゴレンジャー』『ジャッカー』の&bold(){「戦隊シリーズ」}と『バトルフィーバー』以後の&bold(){「スーパー戦隊シリーズ」}を総称するという意味合いで&bold(){『超世紀全戦隊』}という名称も使われていた。 そういった経緯があったため、初期は『ゴレンジャー』『ジャッカー』をスーパー戦隊シリーズに組み込むかは表記が異なっていたが、現在では正式にシリーズの1つになっている。 *特徴 これらは多くのシリーズに共通する事項だが、''例外もあるので注意。'' ''●人数は基本的に5人'' 初代からして5人で、うち1人から2人は女性。 これは歌舞伎『白浪五人男』からの影響や、東映内の「3人は少なく、4人は縁起が悪い。7人は多すぎる」という意見を受けている。 吉川氏は、『ゴレンジャー』第1話のクランクイン前日に''「ライダーは1人でも怪人を倒せるが、ゴレンジャーは5人が連携してようやく勝てるヒーローである」''とスタッフに語っている。『ゴレンジャー』本編でも、江戸川総司令が第5話で同じように「&bold(){ゴレンジャーは、五つの力が一つになって、初めて勝利を物にする事ができる。な?その1つが欠けても、ダメなんだ。}」と述べている。 その一方で、5人で1人の怪人と戦うのはいじめ問題につながるのではないかと一部の視聴者から指摘されている。 %%敵組織の連れてくる戦闘員は無視ですか?%% &font(#ff0000){&bold(){「勘違いするな!俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!」}} &font(#808080){&bold(){「1人を相手に11人で戦って卑怯だとは思わなイのカ!」}} 基本的にはやはり5人なのだが、第2作目『ジャッカー』は初期4人戦隊。第5作目『サンバルカン』に始まり3人戦隊も少なくない。 しかし、多くの場合は新メンバーの追加により5人やそれ以上の人数になっている。 特に『ジャッカー』は[[追加メンバー>ビッグワン/番場壮吉]]の存在感からかほとんど5人戦隊扱いである。 第16作目『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』からは新たな展開として、中盤から通常のメンバーとは外見や使用武器・ロボが一風異なる''[[追加戦士>番外戦士]]''が追加されるようになった。 原型は4作目『デンジマン』、8作目『[[超電子バイオマン]]』、11作目『[[光戦隊マスクマン]]』などにあるも、それらはあくまでも1話限りのゲストにすぎず、レギュラーとして本格的に登場するようになったのは『ジュウレンジャー』から。 ほかにも追加戦士枠が何人もいたり、主役とはまた別の戦隊が登場していたりする。 なお、追加戦士がOPにワンカット付きで登場するのは『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』になってからである。 取りまとめ役の司令官ポジションは奇数年が人間か人間に近いもの、偶数年が人間ではなくロボットやそれ以外の生命体であることが多い。メンバーが司令ポジを兼ねている作品もある。 ''●変身したメンバーは一色で作られたスーツを着用'' ゴレンジャーの場合は&bold(){&font(#ff0000){赤} &font(#0000ff){青} &font(#ffdc00){黄} &font(#ff00ff){桃} &font(green){緑}}の5色をそれぞれが着用。 この他に&bold(){&font(#383c3c){黒}}と&bold(){&font(#afdfe4){白}}は初期メンバー率が高く、&bold(){&font(#daa520){金} &font(#C0C0C0){銀}}などは主に追加戦士が使用している。 使用頻度の少ないマイナー色は&bold(){&font(#ff0000){臙脂} &font(#0000ff){紺} &font(#800080){紫} &font(#008cff){水色} &font(#C0C0C0){灰} &font(#ffb74c){オレンジ}}など。 こういった色は『[[忍風戦隊ハリケンジャー]]』『[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]』など特定の作品にしか出てこない。 詳しくは[[こちらの項目>戦士の色(スーパー戦隊シリーズ)]]参照。 ''●巨大ロボットでの戦闘を行う'' 第3作目『バトルフィーバーJ』からの要素。 戦隊は[[悪の組織>スーパー戦隊の敵組織]]の怪人やその[[戦闘員>戦闘員(スーパー戦隊)]]を撃退! すると、一度は倒した怪人が''[[巨大化>巨大化(スーパー戦隊)]]''して復活し、ヒーローたちも巨大なロボで立ち向かうのが通例。 『[[侍戦隊シンケンジャー]]』からは巨大戦闘員も登場するようになった。 大抵の場合、それぞれの隊員が搭乗している小型メカが1つの巨大人型ロボットに合体する。 ただ、この形態となったのは第11作目『マスクマン』。これまでは変形や小規模な合体だった。 その翌年に放送された『[[超獣戦隊ライブマン]]』では最初からいたロボ(1号ロボ)ともうひとつのロボ(2号ロボ)が''スーパー合体''し、さらに強化された形態に姿を変える展開も登場。 第17作目『ダイレンジャー』からは単体で人型ロボとして戦える戦力も登場した。 第25作目『ガオレンジャー』以降は、合体ロボのパーツに換装できる単品販売される小型メカも定番となった。 そして『[[炎神戦隊ゴーオンジャー]]』では、登場する全ての小型メカが一つの巨大ロボに合体するまでに至る。 ここ最近は巨大ロボが4,5体形成できるような陣営が続いており、『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』のように巨大戦で名乗りを出来るまでに進歩している。 以前は飛行メカ・母艦メカが存在したほか、合体前の形態も動物型や人型・車両型、意思を持つものなどバリエーションがあり、一口に語ることはできない。 なお、全体的な傾向として、合体前戦力ほど俊敏に動き、合体後はパワーファイターへと発展、スーパー合体で更に強化されると重火器が主武装の重戦車タイプになりやすい。 合体前戦力ほど細身のフォルムになりやすく、その分だけスーアクも動きやすいためである。 逆にスーパー合体ともなると重厚な5体合体へ更にパーツが追加されて重くなり、スーアクは武器を振り回すのも難しい。 全部載せタイプの最終形態に至ってはスーアクがマトモに動けないため、人が入らず外から操演を行うアップ用スーツやCG合成などで誤魔化すこととなる。 『ジュウレンジャー』では5体合体形態の上半身に別のコアメカ1体が合体したスーパー合体が登場したが、 バランスが取れないため長物の武器を振り回せず、必殺技はエネルギーを集めて放つ光線技という演出になってしまった。 これから更にパワーアップした最終形態は、全部乗せの重戦車のような姿になったため、スーアクを使わないでプロップを操作する演出となった。 逆に『ダイレンジャー』では最終形態を重戦車の上に人形ロボが乗るデザインにして、アップにしたときスーアクの動きを撮れるようにしていた。 その後はスーパー合体でなるべく人型を維持する傾向が増え、CGの活用によりある程度動ける強化形態も登場している。 しかしいずれも最終形態に近づけば近づくほど必然的に機体はディテールが複雑化し、殴り合いには不向きなデザインになってしまう。 このため多くのシリーズで最終形態は巨大戦専用の合体武器のような位置付けになっており、登場して即トドメというパターンが専らである。 1号ロボの玩具は『ジェットイカロス』までと『ギンガイオー』『ビクトリーロポ』『ガオキング』『旋風神』がDX超合金ブランドで販売されていたが、『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』以降の戦隊ロボ玩具はDXブランドでの販売となっている((限定アイテムとして超合金版が販売される場合もあるが、安全性はもちろんのこと大人向けのコレクターズアイテムという側面もあるため、対象年齢が15歳以上と高めに設定されている))。最後のDX超合金ブランドの戦隊ロボは『ハリケンジャー』の2号ロボ『轟雷神』である。 剣のパーツも『オーレンジャーロボ』までは銀メッキの硬いものだったが、『オーブロッカー』からは軟質の樹脂が使われている。 また、最近では変形・合体のギミックも簡単なものが多くなっており、メカがそのままくっついているような合体も見られるようになった。 これらの理由は玩具に対する安全基準が近年厳しくなっており、破損と誤飲防止のためシンプルで頑丈な設計を求められることが一因である。 ちなみに同様のことは小道具にも言え、戦隊側の武器は玩具化が前提となっているため、シンプルで丸みを帯びたデザインになっていることが多いが、小売店向けの商品として商品化されることが殆どない悪役サイドの武器はそのような配慮が必要ないので凝ったデザインになりやすい傾向がある。 ''●各作品は1年で終了。世界観ごと次の作品へと移行する。'' 前者の例外は『ゴレンジャー』(1年以上放映)と『ジャッカー』(1年未満で終了)。後者の例外は『デンジマン』→『サンバルカン』。 これ以外の場合、どうあろうと1年で4クール50話ほど放映し、次のシリーズへと完全に移行する。 こうしている理由については、本シリーズのプロデューサーを務めていた鈴木武幸氏いわく「続編を作るとマニアックな内容に変貌してしりすぼみになる可能性が高い」ため。 第28作目『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』以降は、最終話終了直後にて現レッドが新レッドにバトンを渡すシーンも挿入されるようになった。 2000年代以降のドラマの中では、仮面ライダーシリーズ、[[NHK大河ドラマ]]と並び、数少ない「俳優が一年通して参加できる撮影企画」であるため、若手俳優の登竜門に近い扱いも見受けられる。というよりも、業界内の暗黙の了解として「若手のための役であり、ベテランがやるものではない」という認識が大半なようである((世知辛いことを言うならベテランを1年も拘束すると出演料が厳しいという懐事情もある。毎回新造される怪人の着ぐるみ、実際に火花を散らす戦闘シーン、倒されて爆発する怪人など、時代劇より手間や予算が掛かって使い回しの難しい要素も多く、出演料に予算を割けないのだ。))。 これは同時に、番組開始当初は主役陣でも相当低い演技力の人が少なくないということでもある……。そういう人が1年経つ頃には演技力を磨いて立派なヒーローになっている様を実感するのも「通」の楽しみ方だが。 レギュラー出演者の平均年齢が若いこともあり、ドラマ部分は全体的にバイタリティ溢れる展開になっていることが多い。 レッドの号令でメンバーが一斉に変身するようなシーンはどの作品も熱く、戦隊シリーズならではの見せ場と言える。 特に2000年代以降は平成ライダーと同じくイケメン俳優が注目されるようになり、本作を足掛かりに活躍の場を広げた人も少なくない。 世界観については放送終了後の展開を描いた「スーパー戦隊Vシネマ」や、スーパー戦隊同士が対決する触れ込みの「VSシリーズ」、それに劇場版などは例外。 また、第35作目『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』は「歴代の34のスーパー戦隊が存在した世界」など作品自体がクロスオーバー企画になっているほか、 第39作目『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』では40周年を記念して、[[過去の戦隊が普通に登場している。>春のニンジャ祭り!(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]] なお、海外版の『パワーレンジャー』の初期は世界観が地続きであった。普通に過去の戦士が登場するようにもなっている。 [[向こうのヒーロー>スーパーマン(人物)]]は何十年も(多少のリメイクはあれど)悪と戦い続けているので、人気があるものを終わらせて次へという感覚が理解し難かったらしい。 また、一部のスーパー戦隊作品は、[[マーベル・コミック>MARVEL COMICS]]との提供のもと制作された作品がある。『バトルフィーバーJ』、『デンジマン』、『サンバルカン』がそれにあたり、 バトルフィーバーJはマーベルコミックスを形成する多数のマルチバースの中にも含まれ、アース番号はEatrh-79203である。マルチバースはマーベルに関係している全ての作品が平行世界として属しており、これに則ると、かの[[MCU>マーベル・シネマティック・ユニバース]]シリーズや[[X-MEN>X-MEN(映画)]]シリーズ、[[多数の>スパイダーマン(東映版)]][[スパ>スパイダーマン(映画)]][[イダー>アメイジング・スパイダーマン(映画)]][[マン>スパイダーマン(池上遼一版)]][[作品>スパイダーマン:スパイダーバース(映画)]][[シリーズ>スパイダーマン(アメコミ版)]]とも平行世界同士で世界観を共有していることになる。 これが単にバトルフィーバーJだけの作品設定になっているかは不明だが、ゴーカイジャーやその他の作品など世界観の地続きを明確示しているように、スーパー戦隊シリーズすべてがマーベルのマルチバースに属している可能性もある。また、スーパー戦隊シリーズはメタルヒーローシリーズや仮面ライダー、その他の東映特撮作品ともつながりがあるため、東映特撮全体が無数のマルチバースとして(※多少強引ではあるが)組み込まれて存在している可能性もある。 *歴代のヒーローたち 各作品の詳細な内容については項目を参照。 #openclose(show=▼ゴレンジャー~フラッシュマン(1作目~10作目)){ #areaedit() ''・特徴'' シリーズ黎明期。 ここで現在に至るまでの人気とフォーマットを作り上げたと言っても過言ではない。 作品ごとのモチーフが薄めに見えることもあるだろうが、視聴者に人気を得るためにそれぞれがしっかりと色を出している。 また、この頃の大部分は「ハクション大魔王」や「おらぁグズラだど」のグズラで知られる声優・[[大平透]]氏がナレーションを担当しており、 視聴者の子供たちに親しみやすい口調で語り掛けるのがお約束となっている。 ''・『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(red){五人揃って!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ゴ}&font(blue){レ}&font(#ffdc00){ン}&font(#f09199){ジ}&font(green){ャー}!!」}} } 真っ赤な第1作目! 青い放送時期! 1975年~1977年の2年間。黄色いメンバー名!「(色)+レンジャー」。 原作はあの石ノ森章太郎。同氏が手掛けた漫画版も存在するんだよ。 悪の集団・''「[[黒十字軍>黒十字軍(秘密戦隊ゴレンジャー)]]」''が世界征服に乗り出した。これを迎え撃つため、国連が立ち上げた組織・イーグル日本支部は黒十字軍の襲撃から奇跡的に生き残った五人の精鋭を''「ゴレンジャー」''に任命した。 シリアスなスパイアクションをすることもあれば、直球に子供受けするコメディも含んでるんだねこれが。つまりはバラエティ豊かな作品に仕上がっていることが功を奏し大ヒットしたんだ。みんなで見よう! ''・『[[ジャッカー電撃隊]]』'' #center(){ ''「&font(red){我}&font(blue){ら}&font(#FF00FF){!}&font(green){!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ジャ}&font(blue){ッカー}&font(#f09199){電撃}&font(green){隊!}」}} } 4カード! シリーズ二作目。8ピラミッド! 1977年4月から12月放送。 今作も石ノ森章太郎原作。各メンバーの名前は「(トランプの模様)+(絵札)」で、そのままトランプがモチーフ。 ''「[[犯罪組織クライム]]」''に対抗するため、国際科学特捜隊の私、ジョーカーこと鯨井大助により選ばれた4人のサイボーグ''「ジャッカー」''が立ち向かうぞ。よって当初は珍しい4人戦隊。君もサイボーグにならないかい? さながら刑事ドラマのようなハードなアクションがウリとなっていたが、その生々しさは子供受けせずに視聴率低迷の憂き目に遭う。 初の追加戦士・[[ビッグワン>ビッグワン/番場壮吉]]が登場するなどテコ入れはあったが、結果としては打ち切り。 78年には完結編かつ、実質的なVSシリーズ1作目『[[ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー]]』が劇場で公開されたんだよ。 ''・『[[バトルフィーバーJ]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){バト}&font(#0000ff){ル・}&font(#ff7800){フィ}&font(#008000){ーバ}&font(#f09199){ー!}」}} } 第3作目。1979年~1980年放送。各メンバーの名前は「バトル+(国名)」。モチーフはダンス。本作より原作が八手三郎名義となる。 ''「[[秘密結社エゴス]]」''に対し、国防省とFBIは特殊部隊''「[[バトルフィーバー隊]]」''を設立。それぞれのダンスを極めた選ばれた精鋭たちがエゴスに立ち向かうんだ。 [[戦隊シリーズの先駆けとなった男>スパイダーマン(東映版)]]に続いて、マーベル・コミックの『[[キャプテン・アメリカ>キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー]]』の使用が考えられていたが、結局用いられたのはミス・アメリカの名前1点のみ。 私、倉間鉄山が設計したシリーズ初の巨大ロボ・[[バトルフィーバーロボ]]の登場などスーパー戦隊シリーズのフォーマットを作り上げた作品で「第2の原点」とも呼べるな。そのためか、「スーパー戦隊シリーズ第1作」として扱われていた時期もあり、現在でも少数派ながら1作目と主張する人もいるようだ。 2人のメンバー交代、橙色の戦士、色の要素が薄いコスチューム、国名を含んだ名前など、現在の視点でもかなり型破りな要素が多いぞ。 ''・『[[電子戦隊デンジマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){見よ!電子戦隊}」'' &bold(){&big(){「&font(red){デ}&font(blue){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(green){マ}&font(#f09199){ン}!!」}} } 第4作目。1980年~1981年放送。各メンバーの名前は「デンジ+(色)」。 3000年前、美しいものを嫌う[[ヘドリアン女王]]率いる''「[[ベーダー一族]]」''はデンジ星を滅ぼした。 時は流れ現代、僕ことデンジ犬アイシーは地球に逃げ延びたデンジ星人の末裔の5人を''「デンジマン」''に選んだ。 かくしてベーダー一族の侵略から地球を守る戦いが始まった! 全体的にSF寄りの作品ではあるけど、一般人の惨殺など怪奇色も強いんだ。 変身アイテム、ヘルメットの黒いゴーグル、マスコットキャラクターなど現在に引き継がれるフォーマットもこの時に出来上がったんだ。 ''・『[[太陽戦隊サンバルカン]]』'' #center(){ ''「&font(red){輝け、太陽戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){サン}&font(blue){バル}&font(#ffdc00){カン!}」}} } 第5作目。1981年~1982年放送。各メンバーの名前は「バル+(動物の名前)」。動物モチーフはここから始まったんだ。 地底からやってきた''「機械帝国ブラックマグマ」''が国連に宣戦布告。 我が地球平和守備隊は''「サンバルカン」''を結成、ブラックマグマの侵略を迎え撃つぞ。 平和と言うものはね、動物たちが安心して野山を駆け巡れる環境のことだよ。この動物たちの命を奪うものを私、嵐山は許さない! 前作の続編であることが明確に語られており、ヘドリアン女王など前作のキャラクターも登場するぞ。 主要戦隊にしては陸・海・空の動物モチーフが割り当てられた最小3人編成であるほか、男性のみの主要戦隊は今のところこれだけなんだよ。 また、主役ポジションであるレッドが交代したのも本作だけなんだ。 ''・『[[大戦隊ゴーグルファイブ]]』'' #center(){ ''「&font(red){戦え、大・戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ゴーグル}&font(#383c3c){フ}&font(#0000ff){ァ}&font(#ffdc00){イ}&font(#f09199){ブ}!!」}} } 第6作目。1982年~1983年放送。各メンバーの名前は「ゴーグル+(色)」。モチーフは宝石と新体操。 多くの災いをもたらし幾つもの文明を滅ぼしてきた''「暗黒科学帝国デスダーク」。'' その存在を知った未来科学研究所の本郷秀樹博士と僕たちコンピューターボーイズ&ガールズはコンピューターで正義感の強い人間を''「ゴーグルファイブ」''に選んだんだ。こうして善と悪の科学である「未来科学」と「暗黒科学」が本格的に衝突するんだ。 最初から最後まで「ヒーローが敵を倒す」「ゲストキャラを救う」って言う勧善懲悪のストーリーが徹底されていて、単純明快でシンプルに見やすい作品になってるんだ。 アクションのモチーフは新体操さ。でね、初登場した各メンバーの個人武器も新体操に使うアイテムになってるんだよ。 一方でそれまでのグリーンに代わって[[ブラックの戦士>ゴーグルブラック/黒田官平]]が初登場したり、変身前のメンバーの衣装を自分たちのイメージカラーにしたり、追加戦士抜きで最高に長い名乗り時間、無数のピアノ線がひしめき合った[[巨大ロボ>ゴーグルロボ]]合体シーンなど、いろいろと試行錯誤を重ねていた時期でもあるんだ。 そのおかげで、普通の人が戦隊と聞いて思い浮かべるイメージにだいぶ近付いたと思うんだけど……どうかなあ? ''・『[[科学戦隊ダイナマン]]』'' #center(){ &bold(){「&font(red){爆発!}」} &bold(){「&font(red){科学戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(red){ダ}&font(#383c3c){イ}&font(#0000ff){ナ}&font(#ffdc00){マ}&font(#f09199){ン}!!」}} } 第7作目。1983年~1984年放送。各メンバーの名前は「ダイナ+(色)」。 地底人''「[[ジャシンカ帝国>有尾人一族ジャシンカ帝国]]」''が地上征服のため侵攻を開始したよ。 それを察知していたおじさんこと夢野久太郎は、若き5人の学者を集めて''「ダイナマン」''を結成させたんだ。 ダイナマンと言えば爆発、爆発と言えばダイナマン。''「ばくはつ(ばくはつ)ダイナマン♪」''と言われるくらい、爆発については群を抜いているんだよ。 これだけで終わるわけもなく、全体的にアニメテイストを取り入れているんだよ。 また、変身後のスーツからマフラーが消えたんだ。 [[強化怪人>メカシンカ(科学戦隊ダイナマン)]]出現による新たな必殺技の習得、ヒューマンドラマの強化、出渕裕による優れたデザインのキャラクターなどが特徴的。 この作品の途中から放送時間が25分(本編20分)となり、展開がスピーディとなったんだ。 ''・『[[超電子バイオマン]]』'' #center(){ &bold(){&font(red){「ワン!」}&font(green){「ツゥー!」}&font(blue){「スリー!」}&font(#ffdc00){「フォー!」}&font(#FFC0CB){「ファイブ!」}} ''「&font(red){超電子!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){バ}&font(green){イ}&font(blue){オ}&font(#ffdc00){マ}&font(#FFC0CB){ン!}」}} } 第8作目。1984年~1985年放送。各メンバーの名前は「(色)+(数字)」。 高度な文明を持っていたバイオ星の生き残りが地球人にバイオ粒子を与えてから500年。 [[ドクターマン>ドクターマン(超電子バイオマン)]]率いる''「[[新帝国ギア]]」''の襲来に対して、バイオ星の巨大ロボ・[[バイオロボ]]とサポートロボである僕、ピーボに選ばれた''「バイオマン」''が立ち向かうんだ。 メンバーに女性2人がいるのは初めて。[[1人は>さよならイエロー(超電子バイオマン)]][[交代する>新戦士ジュン登場(超電子バイオマン)]]ことになったんだけど…… それから、タイトルに戦隊の2文字が入らない、ロボ戦のみ相手が変更される、ゲスト怪人廃止、悩めるレッドなどのマンネリ打破要素が多数見られるんだ。 ''・『[[電撃戦隊チェンジマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){電撃戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){チェ}&font(#383c3c){ン}&font(#0000ff){ジ}&font(#afdfe4){マ}&font(#FF00FF){ン}!!」}} } 第9作目。1985年~1986年放送。各メンバーの名前は「チェンジ+(想像上の動物)」。モチーフは想像上の動物。 ''「大星団ゴズマ」''の侵略を受ける中、我が地球守備隊のメンバー5人が秘密の力・アースフォースを受けたことにより''「チェンジマン」''に変身するんだ。 前作に比べると低年齢層ウケを狙った作品だな。しかし終盤での敵の大量寝返りなど、単なる勧善懲悪でないところも見どころだ。 これは敵であるゴズマが訳ありな連中揃いなことに起因しており、[[ゴズマに母星を滅ぼされた宇宙人>チェンジマンに登場した宇宙人(ゲスト)]]もゲストないし準レギュラーとして登場し、物語を盛り上げていく。かく言う私、伊吹も実は……。 ホワイトヒロインの登場や、個人武器の合体などの要素も初めてだ。 あまり知られていないが、放送期間は1年1ヶ月。全55話構成と『ゴレンジャー』に次いでさりげなく長いぞ。 ''・『[[超新星フラッシュマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){超新星!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){フラ}&font(green){ッ}&font(blue){シ}&font(#ffdc00){ュ}&font(#FF00FF){マン}!!」}} } 第10作目。1986年~1987年放送。各メンバーの名前は「(色)+フラッシュ」。モチーフはプリズム。 ある日、地球人の子ども5人が''「[[改造実験帝国メス]]」''にさらわれ、彼らはフラッシュ星人に救われる。 そして20年後、1986年。それぞれが別々の星で育てられた彼らはメスの地球侵略を知り、5人自らフラッシュ星を飛び出し僕ことマグも連れて''「フラッシュマン」''を結成し故郷たる地球で戦うんだ。 敵味方問わず終盤ではシリーズ屈指の鬱展開として有名な作品。 大破した[[1号ロボ>フラッシュキング]]に代わっての[[2号ロボ>タイタンボーイ/グレートタイタン]]のシリーズ登場や、終盤の悲壮な展開がかなり印象的だよ。 ちなみに、[[井上敏樹]]の戦隊脚本初参加作でもあるんだ。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼マスクマン~カーレンジャー(11作目~20作目)){ #areaedit() ''・特徴'' 放送開始から10年以上経過。 バブル景気が始まったかと思えば、マンネリから来る打ち切りにも悩まされる事態となった。 しかし、『ジェットマン』と『ジュウレンジャー』によって持ち直したどころか、ついに海外進出を果たす。 また、車・動物・忍者といった戦隊ごとのモチーフが表面に濃く出てきたのもこの辺りから。 ''・『[[光戦隊マスクマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){光戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){マ}&font(#383c3c){ス}&font(blue){ク}&font(#ffdc00){マ}&font(#FF00FF){ン}!!」}} } 第11作目。1987年~1988年放送。各メンバーの名前は「(色)+マスク」。モチーフは気功。 ''「[[地底帝国チューブ]]」''の地上進攻が察知され、レーシングチームのオーナーでもある私、姿三十郎によって人が誰しも秘めているオーラパワーの素質を見出された''「マスクマン」''が結成される。 だが、そのリーダーであるタケルはチューブのイアル姫とは相思相愛の仲だったんだ。 戦いの中でイアル姫の双子の兄・イガム王子は「妹を誑かした不届き者」としてタケルに憎しみの刃を向けていく……。 しばらく「宇宙規模の物語」や「西洋イメージ」が続いたからなのかはわからんが、本作は「人間の内面の物語」「東洋イメージ」がベースだ。 なんといっても5機合体ロボの歴史は今作の[[グレートファイブ]]から始まっているぞ。 ''「戦隊版ロミオとジュリエット」''と評されるラブストーリー的展開も注目を集めた。この展開は後の『ジェットマン』の萌芽にもなっているな。 他にも、1話限定のプロトタイプマスクマンこと「X1マスク」という6人目の戦士が登場する。 また、前半はショットボンバー、後半はジェットカノンという具合に必殺武器も交代するパターンも見所だ。 ''・『[[超獣戦隊ライブマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){超獣戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ラ}&font(#ffdc00){イ}&font(blue){ブ}&font(#383c3c){マ}&font(green){ン}!!」}} } 第12作目。1988年~1989年放送。昭和最後のスーパー戦隊。各メンバーの名前は「(色)+(動物)」。モチーフはもちろん動物。 科学アカデミアから謎の通信を受けた[[月形剣史>ドクター・ケンプ/月形剣史]]・[[仙田ルイ>ドクター・マゼンダ/仙田ルイ]]・[[尾村豪>ドクター・オブラー/尾村豪]]。謎の宇宙船に乗り去ろうとする彼らを止めようとして、宇宙空間活動用スーツの研究メンバーの2人が死亡してしまったコロン。 その2年後、剣史たちは[[大教授ビアス]]率いる''「[[武装頭脳軍ボルト]]」''の尖兵としてスペースアカデミア号ごと科学アカデミアを壊滅させるコロン。 その襲撃から生き延びた[[天宮勇介>レッドファルコン/天宮勇介]]・[[大原丈>イエローライオン/大原丈]]・[[岬めぐみ>ブルードルフィン/岬めぐみ]]は2人の仇を討つためにスーツを強化させ、''「ライブマン」''を結成し友の凶行に立ち向かうの。 巨大ロボ1号2号が行うスーパー合体と、正式な追加戦士の登場が最大の特徴ね。色の面でも青の女戦士に黒と緑の戦士が初めて共演したコロン。 キャスティングも新人だけではなく、実績のある俳優が登場しているわ。 でも、そのせいで予算が圧迫されてしまい、当時毎年作られていた劇場版が作られない事態にも見舞われちゃったコロン…。 ''・『[[高速戦隊ターボレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(red){高速戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ターボ}&font(#383c3c){レ}&font(blue){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}} } 第13作目。1989年~1990年放送。平成最初のスーパー戦隊。各メンバーの名前は「(色)+ターボ」。モチーフは車と妖精。 2万年前に起きた''「[[暴魔百族>暴魔百族(高速戦隊ターボレンジャー)]]」''と人間&妖精の戦い。聖獣ラキアによって戦いは終わりましたが、現代の自然破壊を前に力が弱まり暴魔は復活してしまいました。 妖精族最後の生き残りである私、シーロンは太宰博士の協力を得て、東京都立武蔵野学園高校3年A組の5人にターボブレスを与えたのです。 [[炎力>レッドターボ/炎力]]たち5人は、幼い頃妖精を見たために''「ターボレンジャー」''になって暴魔に立ち向かうのよ。 本編開始前に前作でお流れになった「戦隊シリーズ」大集合イベント''「10大戦隊集合」''を1話で行った記念すべき戦隊です。 『ゴレンジャー』&『ジャッカー』を除く歴代スーパー戦隊の皆さんがターボレンジャーの応援に駆け付けたわ。一方で『ゴレンジャー』以来の「○○レンジャー」でもあるの。 構成メンバーは5人とも高校生でフレッシュさがあり、中盤以降は彼らの同級生にあたる第3勢力も登場するのよ。 ただ、避けきれないマンネリや放送時間の変更を受けた結果、視聴率は伸び悩み気味だったようです。 でも、ミニ四駆ブーム真っ只中だったのか、「DX超合金 高速合体[[ターボロボ]]」をはじめとしたDX玩具の売れ行きはよかったそうです。 ''・『[[地球戦隊ファイブマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){地球戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ファ}&font(blue){イ}&font(#383c3c){ブ}&font(#ffdc00){マ}&font(#ff00ff){ン}!!」}} } 第14作目。1990年~1991年放送。各メンバーの名前は「ファイブ+(色)」。 宇宙航行が可能になった時代、星川博士とその一家は惑星シドンに緑をよみがえらせようとしていたんだ。 でも、銀河の支配をたくらむ''「[[銀帝軍ゾーン]]」''の攻撃を受け、星川夫妻は生死不明になっちゃったけど、僕ことアーサーG6と5人の兄妹は宇宙船[[マグマベース>マックスマグマ]]に乗ってなんとか地球に帰還できたんだ。 それから20年後、5人はニュータウン小学校の教師に成長したんだ。 そして、地球を侵略しに来たゾーンに5兄弟戦士''「ファイブマン」''として戦うぞ! メンバー全員が兄妹で全員が教師、この他にもサポートキャラである僕が必殺武器アースカノンに変形したり、シリーズ初の共通強化装備であるファイブテクターが出てきたり、って感じでこまごまとしたアイデアを多数盛り込んでいるよ。 それでも低視聴率からは逃れられなくて、展開もいろいろ迷走しちゃったけれど、中盤以降は新幹部の[[初代艦長シュバリエ]]が登場してきたおかげで視聴率を持ち上げていったんだ。 ''・『[[鳥人戦隊ジェットマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){鳥人戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ジェ}&font(#afdfe4){ッ}&font(#ffdc00){ト}&font(#008cff){マ}&font(#383c3c){ン}!!」}} } 第15作目。1991年〜1992年放送。名前「(色)+(鳥)」。象徴は鳥だ 舞台は西暦199X。地球防衛軍スカイフォースによって平和が維持された地球。そこで極秘に開発された「バードニックウェーブ」を浴びて[[天堂竜>レッドホーク/天堂竜]]は変身能力を身に着けたわ。 だけど、''「[[次元戦団バイラム]]」''の襲撃を受けてスカイフォース基地・アースシップは崩壊。竜の恋人のリエもまた、宇宙に消えてしまったの。 辛うじて生き残った竜とスカイフォース長官である私、小田切綾はバイラムに立ち向かうために残りのバードニックウェーブを浴びた4人の若者を探し出し、彼らと共に''「ジェットマン」''を結成したのよ。 とはいえ、[[他>ホワイトスワン/鹿鳴館香]][[の>イエローオウル/大石雷太]][[4>ブルースワロー/早坂アコ]][[人>ブラックコンドル/結城凱]]はいずれも一筋縄ではいかない曲者揃いでね……。 危機感を感じた前作から、スタッフも一新して多くの革新的な試みを入れたわ。 ある評によれば''「戦うトレンディドラマ」''と言われてるわね。まあ、実際ジェットマン本編はバイラムを含めた複雑な恋愛関係で、バイラムの内部は覇権をめぐって不穏な空気と、敵も味方も協調性がないの。''「ジェットマンはトレンディ♪」''なんて言われるくらいにね。 でも一方で、3号ロボが初登場する他、ロボの斬新な特撮シーンも人気を博し、シリーズを打ち切りの危機から救った作品の片割れにもなっているのよ。 ''・『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){恐竜戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ジ}&font(#383c3c){ュ}&font(#0000ff){ウ}&font(#ffdc00){レ}&font(#f09199){ン}&font(#008000){ジ}&font(#ff0000){ャ}&font(#383c3c){ー}&font(#0000ff){!}」}} } 第16作目。1992年~1993年放送。各メンバーの名前は「(古代生物)+レンジャー」。強く大きな存在である恐竜がモチーフ。 かつて地上で暮らしていた恐竜、恐竜から進化した恐竜人類、妖精。 しかし、1億7千万年前に恐竜部族の長の1人が人類滅亡を狙い、五大部族は「守護獣」とともに''「[[魔女バンドーラ>バンドーラ一味]]」''や悪魔と戦い、惑星ネメシスにその一味を封印したのじゃ! 時は流れ現代、スペースシャトル乗組員・悟くんと由美子ちゃんのミスによってバンドーラが復活してしもうたのじゃ!何でも「地球をただの石ころの星にしてやる」だと。 一方でマンションの管理人として身を潜めておったわし、不思議仙人バーザもまた[[五人の>ティラノレンジャー/ゲキ]][[古代>マンモスレンジャー/ゴウシ]][[人類>トリケラレンジャー/ダン]][[の戦>タイガーレンジャー/ボーイ]][[士たち>プテラレンジャー/メイ]]''「ジュウレンジャー」''を目覚めさせたのじゃ!いつまで寝とるんじゃ!化粧などしとる暇はありゃせんぞ!さっさと目を覚まさんか! 子供向けに路線を戻すかのように、ファミコンブームからくるRPGテイストと強いファンタジー性を取り入れとるぞい。 その証拠に、ロボット…いや従来のロボに当たる存在と言った方がいいかの。それが「神様」として描写され意思を持つようになったほか、6人目の戦士も正式に初登場したのじゃ。 その人気たるや日本のみならず、世界でも本作をリメイクしたという『パワーレンジャー』を放送したぞ。ネックだった製作資金面も解消されるなど、打ち切り回避とともにターニングポイント的1作となったんじゃよ。 2017年には超合金魂ブランドで大獣神が発売される事に合わせてスマホゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』にてイベント期間限定というややイレギュラーな形ながらスパロボシリーズへ参戦した事も話題になったそうじゃ。シリーズ史上初となる実写特撮作品の参戦でもあるのぉ。 ''・『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){天に輝く五つ星!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){五星}&font(#008000){戦隊}&font(#0000ff){ダイ}&font(#ffdc00){レン}&font(#f09199){ジャ}&font(#afdfe4){ー}!!」}} } 第17作目だァァッ!! 1993年~1994年放送だァァッ!! 各メンバーの名前は「(中国の聖獣)+レンジャー」だァァッ!! モチーフは『水滸伝』を筆頭とした中華ファンタジーだァァッ!! 紀元前6000年頃、中国南部に発生したダオス文明は''「大自然の『気力』を操るダイ族」''、''「邪神ゴーマの崇拝で『妖力』を持つゴーマ族」''、''「両族の下にあった能力なしのシュラ族」''の3つに分かれていたんだァァッ!! だが、ゴーマ族はダイ族に攻撃をしかけて6000年近い長い闘いが起こり、両族は歴史の表舞台から姿を消したんだァァッ!! そして現代にゴーマ族は姿を現し、暗黒の世界を作り上げようとするも、ダイ族の血を引く気力に満ちた若者たち''「ダイレンジャー」''がそれを阻止するんだァァッ!! 気力という概念により、武器を使っての戦闘よりもカンフーアクションに見るべきものがあるんだァァッ!! 対戦格闘ゲーム全盛期ということでド派手な殺陣や名乗りもウリだぜェェッ!! また、レッドが明確なリーダーでもないということに始まり、単純な勧善懲悪ではないなど掟破りの要素がシリーズでも多いんだァァッ!! ''・『[[忍者戦隊カクレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){人に隠れて悪を斬る!}」'' &bold(){&big(){「忍者戦隊、&font(#ff0000){カ}&font(#a0a0a0){ク}&font(#008cff){レ}&font(#ffdc00){ン}&font(#383c3c){ジャー}見参!」}} ''「&font(#ff0000){成敗!}」'' } さて皆様、お待ちかね・かね・かねの第18作目でございます。1994年から1995年にかけて放送されました。 各メンバーの名前は「ニンジャ+(色)」で、モチーフは当時流行を見せていた忍者となっておりますよ、ニンニン。 時は戦国、戦国大名たちが血で血を争う戦いをしていた時…血で持って血を洗っちゃう、こっちのでこっちをゴシゴシ…どうやって洗うんだ?と言ってた陰で、5人の隠流忍者は無敵将軍ら[[三神将>三神将(忍者戦隊カクレンジャー)]]から与えられた「封印の扉」に、''「[[妖怪総大将ヌラリヒョンと妖怪達>妖怪軍団(カクレンジャー)]]」''のエネルギーを封じ込めたのでございます。 それからどびゅーん!と飛んで400年後の現代、人間社会にこっそり溶け込んでいたカッパは隠流忍者の末裔の[[サスケ>ニンジャレッド/サスケ]]とサイゾウをまんまと騙し、封印の扉を解放させちゃったもんだからさあ大変! 妖怪軍団が蘇ってあっちらこっちらで大暴れ!がーっ怖!あーっ怖! 扉を見張る一族である鶴姫様はこの一大事を知り、サスケとサイゾウその他の末裔を引き連れ、''「カクレンジャー」''として妖怪退治の旅に出たのでございます。はてさて、彼らの道中の行く末やいかに……。 ちゅーか、前作が中華風なら本作は和風で今風、わーっ!フーフー! ところがどっこい、アメコミ調の擬音が画面にでーっかでっかと出ることを筆頭にアメリカンな要素もかなり''「TSUYOOOOOOKU!」''表現されております。 お話全体は、わたくし[[講釈師>講釈師(忍者戦隊カクレンジャー)]]が解説するロードムービー的な第1部とサスケたちの成長を描いた「青春激闘編」の2部構成となっております。 これに加えて、人間の姿を持たない[[番外戦士>ニンジャマン/サムライマン]]が初登場する、戦隊が一時解散し五手に分かれて活動するなど、あえて既存概念に縛られないようにした要素がどどーん!とてんこもりですよ~! ''・『[[超力戦隊オーレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){超力戦隊}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){オー}&font(#008000){レ}&font(#0000ff){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}} } 突入!第19作目。放送!1995年~1996年。名称!各メンバーは「オー+(色)」。モチーフはファンタジーとテクノロジーを融合させたような古代文明。 月に前線基地を築き上げた''「[[マシン帝国バラノイア]]」''が地球進攻を開始。各都市に甚大な被害をもたらし、ついに日本をターゲットにした。 我々はこの脅威に屈することはなく、私こと三浦尚之も属する国際空軍(U・A)からの選抜チーム&font(l){[[うあおー]]}「U・A・O・H=''オーレンジャー''」を結成。6億年前の超古代文明が残した超力を武器に立ち向かうんだ。 『ゴレンジャー』から数えて20周年なのを記念して、メンバーが軍の関係者と初期寄りに回帰しているが、古代文明など前3作から引きずったようなファンタジー要素も強いな。 そのため最初はハードでシリアスな展開だったんだが、「阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件で世相が暗い」「オウム真理教絡みで設定変更を余儀なくされた」などの問題で[[路線変更>路線変更(特撮)]]が起こり、 マシンやら兵器やらがポンポン登場するごった煮になったが、それをてんこ盛りと子どもにとらえられたせいか、商業的には大成功を収めている作品だったりもするんだ。''オーレ!'' ちなみにVシネマ『スーパー戦隊VSシリーズ』が始まったのは本作からだよ。 ''・『[[激走戦隊カーレンジャー]]』'' #center(){''「&font(#ff0000){戦う}&font(#0000ff){交通}&font(#008000){安全!}&font(#ffdc00){激走}&font(#ff00ff){戦隊}」''} #center(){&bold(){&big(){「&font(#ff0000){カァーーー}&font(#0000ff){レ}&font(#008000){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}}} 第20作目。1996年からフルアクセル、1997年でオーバーヒート。各メンバーの名前は「(色)+レーサー」。ナンバープレートを読んでの通りモチーフは車ダップ。 なお、本作において『ゴレンジャー』から数えてシリーズ通算1000話目を突破したダップよ。 ''「[[宇宙暴走族ボーゾック]]」''に故郷のハザード星を''打ち上げ花火にさせられる''も、ぼく少年ダップは何とか脱出に成功したんダップ。ボーゾックは次の目標を''チーキュ''の''ニッポンポン''に定めるんダップ。 ダップもまた伝説の星座から放たれる「クルマジックパワー」で、母から聞いた地球にいる伝説の戦士''「カーレンジャー」''を探し、自動車会社ペガサスにいた5人の若者がそうだと思い込むダップ。 しかし、その5人は''無償で働くことを拒み''、ダップは''あの手この手で''カーレンジャーを戦わせようとしていくダップ。 一方でボーゾックも''かなりマヌケな作戦''と''食べると巨大化する[[芋羊羹>芋長の芋羊羹]]''で対抗するダップ。 ……と、脱力もののストーリーダップ。一般人が突然ヒーローになるという等身大の正義を描いたと言えば聞こえがいいダップけどね。 そんなコメディ路線は最初から最後まで路線変更することなどなく貫かれており、もっとも賛否両論とされる異色作ダップよ。 他の作品と共演する際も、本作のギャグ路線(通称:カーレン時空)に巻き込まれる……いや、巻き込まれてしまうんダップ。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼メガレンジャー~ボウケンジャー(21作目~30作目)){ #areaedit() ''・特徴'' ついに2000年代に突入。 さらに独創的なコンセプトをとった戦隊が多く登場し、''「敵を倒さない」''戦隊も登場。 「イケメンヒーローブーム」や若手が長期間学べる作品ということもあって、シリーズ自体が''「若手役者の登竜門」''ともされるように。 ''・『[[電磁戦隊メガレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){電磁戦隊}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){メガ}&font(#383c3c){レ}&font(#0000ff){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}} } いよいよ!第21作目。放送!1997年から!1998年にかけて。メンバー!名前は「メガ+(色)」 モチーフ!時代の進化に合わせてIT 諸星学園高校3年の[[伊達健太>メガレッド/伊達健太]]はゲームセンターで対戦ゲーム「メガレンジャー」で連戦連勝したところ、I.N.E.T.の職員に連れていかれて「あるプロジェクトに抜擢された」と言われる。 そこに''「[[邪電王国ネジレジア]]」''が襲撃。私、久保田衛吉からメガレンジャーはネジレジアから地球を守るメンバーを選抜するためのものだと聞かされるんだ。 健太は偶然来ていたデジ研部員4人とともに、本物の''「メガレンジャー」''としての地球防衛と学生としての生活をしていくことになる。だが忘れるな、これはゲームではない。異次元の侵略から地球を守る現実の戦いなんだ! 今作は2度目の学生戦隊だ。前作と以前の学生戦隊を合わせ、ヒーローであることを隠しながら日常を送る「等身大の学生」が描かれている。 そのせいで、終盤の展開はシリーズでも特に印象深いものになっている。 本作の序盤から放送時間が朝の7時半になり30分編成に戻ったほか、CG描写も初めて導入されたんだよ。 ''・『[[星獣戦隊ギンガマン]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){銀河を貫く伝説の刃! 星獣戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ギ}&font(#008000){ン}&font(#0000ff){ガ}&font(#ffdc00){マ}&font(#ff00ff){ン}!!」}} &bold(){[[若本>若本規夫]]「ギンガマン…それは、勇気ある者のみに許された名誉ある銀河戦士の称号である!!」} } 第22章。1998年〜1999年放送。各メンバーの名前は「ギンガ+(色)」。モチーフの動物。 3000年前に自然から与えられる力「アース」と銀河を守る神秘の動物「星獣」によって封印された''「[[宇宙海賊バルバン]]」''が復活したボック。 一方でギンガの森では133代目のアースの戦士の継承式が行われていたんだけど、バルバンの襲撃で本来戦士になるはずだったヒュウガが地割れに飲み込まれるんだボック。 ヒュウガに星獣剣を託された弟の[[リョウマ>ギンガレッド/リョウマ]]をはじめ、5人の戦士は''「ギンガマン」''としてバルバンと戦っていくんだボック。 少しひさしぶりな本格ファンタジー戦隊。馬が乗り物として用いられるなど、自然を押し出したつくりになっているボック。 また、序盤では着ぐるみの状態で巨大戦を挑んだため、[[1号ロボ>ギンガイオー]]が2号ロボやサポートロボとのスーパー合体を行わず、パワーアップによる進化で戦い抜くボック。 パワーアップイベントについてはそのアイテムをめぐり[[第三勢力>黒騎士ブルブラック/黒騎士ヒュウガ]]も参戦。バルバン内の分裂も見どころとなったボック。 一方で当時の流行や世相を思わせるような描写は鳴りを潜めたんだボック。 企画途中でのタイトルは『ガオレンジャー』だったんだけど、『[[勇者王ガオガイガー]]』とかぶるのでボツ…が、『ファイブマン』の敵の中にも[[ギンガマン>銀河戦隊ギンガマン(地球戦隊ファイブマン)]]はいたボック。 偶然にもガオガイガーと「1号ロボがパワーアップのみで戦い抜く」点が共通しているボック。 ''・『[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){人の命は地球の未来!} &font(#0000ff){燃えるレスキュー魂!} &font(#008000){救急戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ffdc00){ゴー!}&font(#ff00ff){ゴー!}&font(#ff0000){フ}&font(#0000ff){ァ}&font(#008000){イ}&font(#ffdc00){ブ}&font(#ff00ff){!!} 」}} &bold(){「&font(#ff0000){出場!}」} } 第23作目。1999年~2000年放送。各メンバーの名前は「ゴー+(色)」。モチーフは「レスキュー」。 当時は「阪神・淡路大震災」や「ノストラダムスの大予言」で災害への不安や注目度が強かったのである。 緊急通報!江戸火消しが祖先の巽家の5人兄妹はそれぞれが命を守る職業についていた。だが、ある日なぜか突然退職したことになっていた! それは8年前に行方不明になった父が、大魔女グランディーヌを降臨させようと''「[[災魔一族]]」''が襲来すると予測し、兄妹を''「ゴーゴーファイブ」''として戦わせるためだった。 単純な戦隊ヒーロー作品やドラマではなく、出演者いわく「ドキュメント」な作品。ナレーターの私[[郷里大輔]]の語りがそれに拍車をかけているともいえよう。 ''「人を救うのは人である」''というメッセージを強くするため、マスクのゴーグル部分が半透明になって変身前の素顔が見える演出が特徴的である! レスキュー要素もお飾りではなく、災魔一族が引き起こす災害から人々を守るのもゴーゴーファイブの役割である! メンバー全員が兄妹でありながら、敵幹部も兄弟であり、家族の信頼もテーマの1つであろう。もっとも、スタッフがそのことを忘れてたせいで追加戦士はいないが。 「作中用語に専門用語が出てくる」「首都圏がメカの発進映像に使われる」「ゴーゴーファイブとは別に消防・救急組織も動いている」などのリアリティある要素も。 ''・『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){タイ}&font(#ff00ff){ムレ}&font(#0000ff){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#008000){ャー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){ロンダーズ! 時間保護法違反により、逮捕する!}」} } Case File24作目。2000年~2001年放送。通称''「ミレニアム戦隊」''。各メンバーの名前は「タイム+(色)」。モチーフは時間。 西暦3000年。タイムワープが実用化された世界で、不法な歴史修正などを監視する公的機関「時間保護局」。 ある時、20世紀の日本に逃げだした[[ドン・ドルネロ]]を、リュウヤ隊長ら''「タイムレンジャー」''は追うこととなるが、それは罠でリュウヤ隊長を除く[[4人>タイムピンク/ユウリ]][[の新>タイムブルー/アヤセ]][[米隊>タイムイエロー/ドモン]][[員たち>タイムグリーン/シオン]]と僕、サポートロボット・タックは西暦2000年に放り出されてしまった。 僕たちは偶然出会ったリュウヤ隊長に瓜二つな[[浅見竜也>タイムレッド/浅見竜也]]とともに、逃走したドルネロと服役囚らで結成された犯罪組織''「[[ロンダーズファミリー>ロンダー囚人(未来戦隊タイムレンジャー)]]」''の面々を逮捕していくことになったんだ。 やがてそれが、これからの歴史を作り出していくことを知らずに……。 今作は「敵を倒す/殺す」ことが目的ではない初めての戦隊だ。 「時間」「歴史」をテーマにした、ハードでシリアスな展開と強めの恋愛要素のせいか、いつかのジャッカーのように子供受けはよろしくなかったみたいだね。 でも、同時期の『[[仮面ライダークウガ]]』から始まったイケメンヒーローブームと比較的対象年齢が高めなストーリーが噛み合い、大人でも楽しめる両作は新たな層の人気を獲得していることも事実だ。 本作から今もタイトル前に表記される「スーパー戦隊シリーズ」のロゴが初めて登場しているぞ。 本編最終回後の特別編「スーパー戦隊大集合」では、竜也たちタイムレンジャーが[[タイムジェットγ>タイムロボ]]に乗ってゴレンジャーからゴーゴーファイブまでの歴史を追いかける。2001年のスーパー戦隊・百獣戦隊ガオレンジャーも登場するぞ! ''・『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){命ある所、正義の雄叫びあり! 百獣戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ガオ}&font(#ffdc00){レ}&font(#0000FF){ン}&font(#383c3c){ジ}&font(#afdfe4){ャー}&font(#c0c0c0){!!}」}} &big(){&bold(){牙 吠}} } Quest25作目。&bold(){シリーズ25作記念作品。}2001年から、始まる。2002年に、終わる。各メンバーの名前は「ガオ+(色)」。モチーフは、またまた動物。 環境が悪化した21世紀の地球に、鬼の一族・''「[[オルグ>オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー)]]」''が出現しました。 ガオの巫女・テトムと''「[[パワーアニマル>パワーアニマル(百獣戦隊ガオレンジャー)]]」''という聖なる獣たちのリーダー・ガオライオンに認められた獣医・[[獅子走>ガオレッド/獅子走]]は''「ガオレンジャー」''として四人の仲間たちと共に戦いに身を投じていくのです。 前作の大人向けから方針を切り替え、子供向けの単純明快なストーリーが大ヒットしました。 実写とCGの融合もさらにパワーアップし、迫力のある映像描写が可能となったのです。 パワーアニマルの存在により、1つの巨大ロボでも多様性のある姿が登場し、後のマルチ合体路線のフォーマットともなりました。 ナレーターの私、増岡弘による丁寧語の語り口も話題になりました。 2011年の「夢中になったスーパー戦隊シリーズは?」のアンケートで1位を獲得するほどの人気作でもあるのです。 ''・『[[忍風戦隊ハリケンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){人も知らず、}&font(#008cff){世も知らず、}&font(#ffdc00){影と成りて悪を討つ!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){忍風戦隊}&font(#008cff){ハリケン}&font(#ffdc00){ジャー!}」}} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){あ、参~~上ォ!!}」}} } 20と6作目。2002年から放送開始と2003年放送終了。各メンバーの名前は「ハリケンと(色)」。モチーフは忍者やけど、こちらはだいぶ和風寄りやね。 忍者集団・疾風流の養成学校・忍風館は''「[[宇宙忍群ジャカンジャ]]」''によって何もかもが消されてもうた。 お父ちゃんこと館長の日向無限斎は逃げ延びれたのはええんやけど、うっかりハムスターになり元に戻れんなってもうた。 偶然助かった[[落ち>ハリケンレッド/椎名鷹介]][[こぼれ>ハリケンブルー/野乃七海]][[3人組>ハリケンイエロー/尾藤吼太]]は疾風流伝説の忍者''「ハリケンジャー」''として戦っていくんやで! ハリケンジャーは見ての通り3人や。せやけどその分1人1人の名乗りが長うてなぁ、1人1人の描写が濃くなっとるんや。 忍者同士の流派の違いを「地球の忍者」対「宇宙の忍者」という少年漫画的なノリで表現しとる。 また、追加戦士の枠として別の戦隊「[[電光石火ゴウライジャー]]」「[[天空忍者シュリケンジャー]]」が登場したんや。シリーズでもかなり珍しい取り組みやね。 この作品から「戦士達のその後を描く」という触れ込みの10 years afterが作られるようになったで。 しかも驚く無かれ、20年後もあの子達は大活躍や! …ま、こっちでメインを張るのはどっちかっちゅうたらご先祖の…ゲフンゲフン、詳細はTTFCで! ''・『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){荒ぶるダイノガッツ!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){爆竜}&font(#0000FF){戦隊}&font(#ffdc00){アバレ}&font(#383c3c){ンジャー}!!」}} } アバレ27作目テラ!2003年~2004年にアバレ放送テラ!各メンバーのアバレネームは「アバレ+(色)」テラ!アバレモチーフは恐竜テラ! 6500年前、隕石の衝突で地球は人類が住む''「アナザーアース」''と、竜人と恐竜が進化した''「爆竜」''が住む''「ダイノアース」''に分裂しましたケラ。 だが、''「[[邪命体エヴォリアン]]」''によってダイノアースは壊滅的な被害を負い、アナザーアースにもその魔の手は迫っていたプラ。 ダイノアースの戦士・[[アスカ>アバレブラック/アスカ]]は地球に爆竜を送り込み、それと心を通わせるダイノガッツを持った[[3人の>アバレッド/伯亜凌駕]][[アナザー>アバレブルー/三条幸人]][[アース人>アバレイエロー/樹らんる]]とともに''「アバレンジャー」''として戦っていくのだブラ。 前半はどこかの交通安全のように明るいようだが、第三勢力的存在の[[アバレキラー>アバレキラー/仲代壬琴]]が登場してから一転して中盤以降はハードな展開が増していき、シリーズトップレベルのブラックさが見られるようになっていったゲラ。 そんな良くも悪くも番組をひっかきまわしたアバレキラーが5人目の戦士兼追加戦士でもあるため、実質的に貴重な4人戦隊になっているんだテゴ。 スタッフ間で1話に1度視聴者を驚かせる''アバレポイント''が導入されたがため、''アニメ版『釣りバカ日誌』とコラボする、ベッドシーンが出る''など、かなり独創的な要素も見られちゃったんすバキ。 なお、この作品から『スーパーヒーロータイム』が始まっているんだデメ。 シリーズでは唯一、放送パターンのスタンスが違い、エンディング後に話のオチ部分が流されるんだキロ! ''・『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){S}&font(#0000ff){.}&font(#008000){P}&font(#ffdc00){.}&font(#ff00ff){D}!!」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){特捜}&font(#0000ff){戦隊}&font(#008000){デカ}&font(#ffdc00){レン}&font(#ff00ff){ジャー}!!」}} } Episode28作目。2004年スタート・2005年エンド。メンバー・ネーム「デカ・(カラー)」。モチーフ・ポリス。 地球人と宇宙人の交流が日常となった時代、地球の警察では処理できない異星人犯罪者''「[[アリエナイザー>アリエナイザー(特捜戦隊デカレンジャー)]]」''を取り締まるのが''「デカレンジャー」''こと''「S.P.D」''の役割だった。捜査せよデカレンジャー!戦え、特捜戦隊デカレンジャー! 明確な敵組織は存在せず、毎回違う犯罪者が敵となる刑事ドラマ的構図。 警察という役職上、敵の倒し方も宇宙最高裁判所でデリート許可を貰うという独特なものである。 数年ぶりとなる女性メンバー2人の人気が高かったほか、SF作品の賞・星雲賞も獲得している。 ''・『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){溢れる勇気を魔法に変える!!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){魔法}&font(#ffdc00){戦隊}&font(#0000ff){マジ}&font(#ff00ff){レン}&font(#008000){ジャー}!!」}} } Stage29作目。2005年~2006年放送。各メンバーの名前は「マジ+(色)」。モチーフは魔法。~モーチ・モチ・モチーロ~ 当時流行の『[[ハリー・ポッター>ハリー・ポッターシリーズ(作品)]]』に乗ってのことでござりますです。 5人の兄弟と母の[[小津深雪>マジマザー/小津深雪]]が暮らす小津家。ある時、魔方陣から現れた怪物を変身した母が倒し、''「[[地底冥府インフェルシア]]」''と戦うマジマザーであることが明らかになるのでござりますです。 [[兄>マジグリーン/小津蒔人]][[弟>マジピンク/小津芳香]][[た>マジブルー/小津麗]][[ち>マジイエロー/小津翼]]には''「マジレンジャー」''として戦うようにマージフォンを与えたのでござりますです。ただ一人、末っ子の[[魁>マジレッド/小津魁]]ちんにだけは与えなかったのでござりますですが、本人は勇気でそれを作り出したのでござりますです。 しかし、[[魔導騎士ウルザード]]に敗れた深雪は消滅し、かくしてインフェルシアから世界を守る戦いが幕を上げたのでござりますです。 SF的な前作とは打って変わって童話などを下敷きにしたストーリーで、タイトル通り非常にファンタジックな雰囲気が漂う戦隊でござりますです。 3度目の兄弟戦隊でござりますですが、今まで長男だったレッドが末っ子になっているのでござりますです。 ロボも5人が変身してから合体する珍しい形をとっており、合体前は大きさがバラバラなのでござりますです。玩具としては非常に秀逸でござりますですよ。 ''・『[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){果て無きボウケンスピリッツ!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){轟轟}&font(#383c3c){戦隊}&font(#0000ff){ボウ}&font(#ffdc00){ケン}&font(#ff00ff){ジャー}&font(#c0c0c0){!!}」}} } Task.30作目。&bold(){シリーズ30作記念作品。}2006年~2007年放送。各メンバーの名前は「ボウケン+(色)」。モチーフは乗り物。メインテーマは冒険。 古代の秘宝''「[[プレシャス>プレシャス(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」''の力を狙う数々の悪''「ネガティブシンジゲート」''。 民間団体「サージェス財団」はそれを保護・管理するための精鋭部隊''「轟轟戦隊ボウケンジャー」''を結成しました。 「不滅の牙」と呼ばれる伝説のトレジャーハンター・[[明石暁>ボウケンレッド/明石暁]]くんをはじめとした冒険者たちは、プレシャスをめぐる数々のミッションに挑んでいきます。 明石くんたちボウケンジャーの目的はあくまでプレシャス確保なので、悪との戦いはハッキリ言ってオマケです。 このアイテムを収集する路線は本作からしばらく続くことともなりました。 私、牧野森男が開発・整備・調整している[[ゴーゴービークル>ゴーゴービークル(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]のアクションも見所です。1号ロボの[[ダイボウケン]]は武装ビークルとマルチ合体するほか、スーパー合体に該当される形態にも合体します。 また、「[[ゴードム文明>ゴードム文明(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」「[[ジャリュウ一族>ジャリュウ一族(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」「[[ダークシャドウ>ダークシャドウ(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」「[[アシュ/クエスター>アシュ/クエスター(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」といった複数の敵組織・ネガティブシンジゲートが存在し、それぞれが対立しているなど実験的要素も多いんです。 敵組織の怪人も、歴代シリーズに登場した巨大ロボが裏デザインとなっています。 そうそう、放送当時は同時間枠の『[[仮面ライダーカブト]]』とのショートコントも見られたんですよ。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼ゲキレンジャー~ジュウオウジャー(31作目~40作目)){ #areaedit() ''・特徴'' 「レンジャーキー」などといった、安価で集めやすいコレクションアイテムが複数の作品で登場する傾向が見られる。 仮面ライダーシリーズや他の特撮とのコラボ企画も増えている。 ''・『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){燃え立つ激気は正義の証!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){獣拳戦隊}&font(#ffdc00){ゲキレン}&font(#0000ff){ジャー}!!」}} } 修行31作目。ニキニキ!2007年~2008年放送。ワキワキ!各メンバーの名前は「ゲキ+(色)」。モチーフは中国拳法と修行。 作品に込められたメッセージは「学ぶことと変わることの大切さ」「受け継ぎ、また渡していくこと」 古代中国で誕生した獣の力を心に感じ、獣の力を手にする拳法''「獣拳」''。ある時に正義の流派''「激獣拳ビーストアーツ」''と邪悪な流派''「臨獣拳アクガタ」''に分かれていったのじゃ。 現代ではビーストアーツ側にて''「ゲキレンジャー」''が結成されての、メンバーはわしら「[[七拳聖>激獣拳七拳聖・臨獣拳三拳魔]]」たちと''「暮らしの中に修行あり」''といったいくつもの修行を通じて学び、成長していくのじゃ。 カンフーアクションを模倣した動きが多く、1話に1つは修業が入るんじゃぞ。 トラックスーツ(アニヲタ的には[[彼女>ホァン・パオリン/ドラゴンキッド]])をモデルにしたベルトのないスーツや、巨大ロボ戦でのプロレスじみた実況なども格闘要素を感じさせるのぉ。 味方サイドは精神年齢4,5歳のレッド・漢堂ジャンを中心に''「心・技・体のトライアングル」''、敵サイドは[[理央>理央(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]]と[[メレ]]の''「強さと愛」''を強調、''「正義のヒーローVS悪のヒーロー」''という構成になっているんじゃ。 商業的成績は21世紀戦隊の中でもかなり低くなってしまった(他作品の70%ほど)がの、ストーリーの評価は賛否ありながらも低くないんじゃよ。 ''・『[[炎神戦隊ゴーオンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){正義の}&font(#0000ff){ロー}&font(#ffdc00){ドを}&font(#008000){突き}&font(#383c3c){進む}!」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){炎神}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffdc00){ゴー}&font(#008000){! オ}&font(#383c3c){ンジ}&font(#daa520){ャー}&font(#C0C0C0){!!}」}} } GP-32作目。ニ〇〇八年ホウソウ・ニ〇〇九年シュウリョウ。隊員ノナマエ「ゴーオン+(色)」。車両モチーフ。 乗り物型の生命体''「[[炎神>炎神(炎神戦隊ゴーオンジャー)]]」''が住む異世界・マシンワールド。そこで''「[[蛮機族ガイアーク]]」''が暴れていたんだが、俺たち炎神・スピードルたちが勝利するんだぜ! だが、半年後の地球・ヒューマンワールドにもガイアークが襲来しやがったんでい。それを追ってきた炎神とともに''「ゴーオンジャー」''が戦うんやで。 近年薄れていた勧善懲悪路線を復活させてシンプルかつ王道な作品となり、かつコメディ要素にも溢れているデンテ。 デザインがファンシー気味な炎神たちも共闘するマスコットとしての存在や、『[[仮面ライダー電王]]』で好評を博した人気声優が声を当てる展開を持ちこむことで受け入れられたでござる。 追加戦士を含めれば正式な7人戦隊であるほか、ロボはなんと12体合体するんだよ。ボンボン! 収集アイテムである「炎神ソウル」が変身アイテム・共通武器・必殺バズーカ・ロボとも連動していることで商業的にも大ヒット、この方式は長らく続いていたのであーる。 ''・『[[侍戦隊シンケンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){天下御免の侍戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){シン}&font(#0000ff){ケ}&font(#ff00ff){ン}&font(#008000){ジ}&font(#ffdc00){ャ}&font(#daa520){ー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){参る!!}」}} 第三十三幕。ニ〇〇九年開始、ニ〇一〇年終了。各隊員名称「シンケン+(色)」。象徴&font(#ff0000){侍}。 三途の川に棲む妖怪・''「[[外道衆>外道衆(侍戦隊シンケンジャー)]]」''と300年前から戦い続ける志葉家の当主と家臣で構成された侍たち。そう、彼らこそが人の世を守る''「侍戦隊シンケンジャー」''にございます。 そして時は2009年、現当主の[[志葉丈瑠>シンケンレッド/志葉丈瑠]]はたった1人で戦い続けておりました。 ですが、[[血祭ドウコク]]率いる外道衆の本格的な攻勢が始まることを察知したことで家臣の[[子>シンケンブルー/池波流ノ介]][[孫>シンケンピンク/白石茉子]][[た>シンケングリーン/谷千明]][[ち>シンケンイエロー/花織ことは]]を招集。ここに、天下分け目の戦いが始まったのです! チャンバラを意識したアクションがコンセプトで、戦闘員との戦いでも時代劇じみた立ち回りを見せております。 また、巨大ロボ戦でも巨大戦闘員が登場するようになりました。 それらしく本格和風路線もされており、「モヂカラ」や漢字のみのタイトルが代表格です。 他にも、伝統となっていた撮影方式「フィルム撮影」「オールアフレコ」が廃止され、最新の機材や別の方式をとるようになっております。 収集アイテムは「秘伝ディスク」。共通武器であるシンケンマルの鍔部に装填し回転させることで鏡面部に映ったイラストが動き出すのです。 夏には『[[仮面ライダーディケイド]]』との番組をまたいだ共演エピソードも放送されました。 さらに、物語序盤から周到な伏線が敷かれているため、終盤ではシリーズでも他に類のない前代未聞の展開が待ち構えています。これは見逃せません! ''・『[[天装戦隊ゴセイジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){地球を}&font(#ff00ff){護る}&font(#383c3c){は天}&font(#ffdc00){使の}&font(#0000ff){使命!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){天装}&font(#ff00ff){戦隊}&font(#383c3c){ゴセ}&font(#ffdc00){イジ}&font(#0000ff){ャー}}!!」} } epic34作目。2010年〜2011年に降臨。いよいよ10年代に突入。各メンバーの名前は「ゴセイ+(色)」。モチーフは天使とカード。 太古の昔の使命のもとに、地球を護り続けている''「護星天使」''。でも、''「[[宇宙虐滅軍団ウォースター]]」''によって護星界と地上を繋ぐ天の塔が破壊されてしまうでっす。 地上に残され、護星界の援護も受けられない中、5人の[[見>ゴセイレッド/アラタ]][[習>ゴセイピンク/エリ]][[い>ゴセイブラック/アグリ]][[天>ゴセイイエロー/モネ]][[使>ゴセイブルー/ハイド]]たちは''「天装戦隊ゴセイジャー」''として力を合わせ、ひたむきに悪しき魂に立ち向かっていくのでっす。 暗い世相を吹き飛ばす存在として天使の戦隊として設定され、メンバー全員が先天的な人外になっている珍しい作品でっす。 悪の組織もウォースターだけでなく[[節目ごとに次々>地球犠獄集団 幽魔獣]][[と交代していく>機械禦鏖帝国マトリンティス]]のもまたこの作品のみの要素でっす。 1号ロボ・ゴセイグレートとスカイック、ランディック、シーイック各ヘッダー、そして僕ことデータスが合体した「ハイパーゴセイグレート」の15体合体は現在シリーズ最高。『[[VSシンケンジャー>天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]』に登場した「グランドハイパーゴセイグレート」にいたっては19体合体(実際はゴセイヘッダーという名前通り、首の部分が合体した巨大ロボが多く、○○体合体とは厳密には言えないというのが事実でっすが)。 収集アイテムは「ゴセイヘッダー」と「ゴセイカード」。ゴセイカードは変身アイテムであるテンソウダーに装填、カバー部を閉じることで様々な音声が鳴り響くのでっす。 このカードはデータカードダスも兼ねており、後述の『スーパー戦隊バトル ダイスオー』とも連動したのでっす。 追加戦士の私、[[ゴセイナイト]]の人気も高く、乃木坂46の井上小百合嬢をはじめとする有名人のファンもいるとのことだ。 ''・『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){海賊}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffdc00){ゴー}&font(#008000){カイ}&font(#ff00ff){ジャー}}&font(#c0c0c0){!!}」} &bold(){「&font(#ff0000){派手に行くぜ!}」} } &bold(){シリーズ35作記念作品。}2011年~2012年放送。各メンバーの名前は「ゴーカイ+(色)」。モチーフは海賊。 ''「[[宇宙帝国ザンギャック]]」''から地球を守るため、34のスーパー戦隊が総力を尽くして戦った''「レジェンド大戦」''。 ザンギャックとの戦いには勝利するも、スーパー戦隊は変身する力を失い、その力は''「[[レンジャーキー>レンジャーキー(スーパー戦隊シリーズ)]]」''として宇宙に散らばっていった。 その数年後、「宇宙最大のお宝」を求めて地球に来た''「海賊戦隊ゴーカイジャー」''。そこで彼らは地球に再来し力なき人々を蹂躙するザンギャックを見て、「気に入らねぇな」と仕方なく相手にする。 やがて、宇宙最大のお宝の入手にはスーパー戦隊が持つ34の''「[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]」''が必要だと知り……。 歴代すべてのスーパー戦隊が登場する最大のクロスオーバー作品。 [[登場する歴代のメンバーも当時のキャストに来てもらっており>レジェンド戦隊(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]、ファンサービス要素がゴォォォォォカイに強いぞ! 収集アイテムである「レンジャーキー」を使用することで歴代の戦隊に変身して戦うほか、巨大ロボ戦も大いなる力で過去のマシンが登場するようになっている。 また、このレンジャーキーの玩具展開は35作にとどまらず、後の作品のものもいくらか販売されている。 単純にクロスオーバーをしているだけではなく、異星人であるゴーカイジャーが義侠心で戦うアウトローとして強調されており、地球を守る義理がない彼らがなぜ地球を守るのか、という理由を見つけ出す本筋を持つ。 ''・『[[特命戦隊ゴーバスターズ]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){特命戦隊}&font(#0000ff){ゴー}&font(#ffdc00){バスターズ}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){バスターズ!レディー……ゴー!!}」} } Mission36作目。2012年~2013年放送。各メンバーの名前は「(色)+バスター」。モチーフはスパイ。 1999年に謎のウイルスに感染したスーパーコンピューターのメインプログラム''「[[メサイア>メサイア(特命戦隊ゴーバスターズ)]]」''。 世界の支配をしようとするも亜空間に送られて事なきを得るが、その直後に[[3人>レッドバスター/桜田ヒロム]][[の子>ブルーバスター/岩崎リュウジ]][[ども>イエローバスター/宇佐見ヨーコ]]と3体のロボットが転送されてくる。 それから13年後、メサイアが率いる''「[[ヴァグラス]]」''が襲来。送られてきた3人の子どもは成長し、''「特命戦隊ゴーバスターズ」''として、人格を持つサポートロボット・''「バディロイド」''…つまり俺たちとともに立ち向かう。 前作がスーパー戦隊の総決算なら、こちらは革新的なスーパー戦隊ってとこだな。 お決まりとなっていた怪人との等身大戦→巨大戦を基本的に廃し、等身大戦と巨大戦を並行して進めるのがポイント。 長らくファンタジー的存在だったロボットにもドラマを持たせるようになっており、それ関連にもリアリティある描写があるんだ。 また、長く続いていた収集アイテムやマルチ武装路線も廃止。商品展開はやや地味になったよ。震災後で親御さんの財布に優しくしたとも考えられるかな……。 他にも「13年ぶりの『ジャー』なし」「シリーズ史上初の『○○ズ』」「16年ぶりの色が先にくるメンバー名」「『パワーレンジャー』からの逆輸入要素」「若手や平成ライダー中心のスタッフ」「前期と後期で完全に異なるOPソング」などなど。 秋には『[[宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]]』との共演回が放送されたんだ。 ''・『[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){史}&font(#383c3c){上}&font(#0000ff){最}&font(#008000){強}&font(#ff00ff){の}&font(#daa520){ブ}&font(#008cff){レ}&font(#808080){イ}&font(#800080){ブ}&font(#C0C0C0){!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){獣電}&font(#383c3c){戦隊}&font(#0000ff){キ}&font(#008000){ョ}&font(#ff00ff){ウ}&font(#daa520){リ}&font(#008cff){ュ}&font(#808080){ウ}&font(#800080){ジ}&font(#C0C0C0){ャー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){荒れるぜぇ~、止めてみなァ!!}」} } ブレイブ37さくめ! 2013ねん~2014ねんほうそう! かくメンバーのなまえは「キョウリュウ+(いろ)」! モチーフはきょうりゅう! 太古に地球を侵略してきた''「[[暗黒種デーボス]]」''。[[賢神トリン>キョウリュウシルバー/賢神トリン]]は10体の恐竜を''「[[獣電竜>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]」''として戦わせ、デーボスを海に封印した。 しかし、部下の''「[[デーボス軍]]」''は復活。トリンは獣電竜に勝った者に''「獣電池」''を与え、「強(き)竜(の)者=''キョウリュウジャー''」にし、デーボスを撃退するために戦わせる。 子どもが好きな恐竜を3度目の主役に据えた、強く、王道な戦隊。 「メインライター[[三条陸]]氏が全話の脚本担当」「登場した戦士は14人」「1度に名乗った戦士10人」「追加戦士5人」「最高齢62歳の戦士」と5つのブレイブを成し遂げた戦隊。 変身する時はサンバのリズムに乗って踊ったり、EDは視聴者(時々大きなお友達や元戦士)に踊ってみた映像を投稿してもらったりと、ダンスも重要な要素になっている。 また、ED以外にも本編に歴代戦隊のOBが参加、歴代戦隊ネタもてんこもり。ゴーカイジャーほどじゃないがある意味豪華なノリとなっている。 マルチ合体・収集アイテム路線も復活。収集アイテム「[[獣電池>獣電池]]」は変身アイテム兼共通武器のガブリボルバーに''ガブリンチョ!''と装填するとサンバのリズムが''ヒビクンチョ!''トリガーを弾くことで変身サウンドが鳴るぜッ! 獣電池は1号ロボ・[[キョウリュウジン]]にも連動。また、両腕を換装することで異なる合体サウンドが''ヒビクンチョ!''ナレーターの私[[千葉繁>千葉繁(声優)]]の声も響くぜッ! また、後述の「スーパー戦隊バトル ダイスオーDX」にも獣電池のスロットが''置かれティ~ラ!''ゲーム中に使うといろんな効果が出てきて''ブレイブだぜェ!'' ''・『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){勝利の}&font(#0000ff){イマ}&font(#ffd700){ジネ}&font(#008000){ーシ}&font(#ff00ff){ョン}&font(#ff9900){!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){烈車}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffd700){トッ}&font(#008000){キュウ}&font(#ff00ff){ジャー}&font(#ff9900){!!}」}} &bold(){「&font(#ff0000){しゅっぱ~つ、進行!}」} } えー、次は第38駅目でございます。2014年~2015年の間を通過いたします。各メンバーの名前は「トッキュウ(数字)号」です。モチーフは列車となっております。お乗り遅れのないようご注意くださ~い。 闇の帝国''「[[シャドーライン]]」''と戦う、''「イマジネーション」''を持つ人にしか見えないって言う''「レインボーライン」''を走る''「烈車」''。 記憶をなくした5人の幼馴染は烈車との出会いから''「トッキュウジャー」''の力を手に入れ、世界を救い、記憶を取り戻すための激しい戦いの旅を始めるのよ。 収集アイテムは「トッキュウレッシャー」。巨大メカである烈車の発車・合体だけでなく、トッキュウジャーの「乗り換えチェンジ」にも激しく対応、同じ戦士でも異なった色に激しく変身できるの。 「夢見る力、想像する力=イマジネーション」を軸にしたジュブナイル的ストーリーで進んでいき、序盤から多数の謎が激しく存在し、それが徐々に明かされていく構成をとっているの。敵側にもドラマが存在し、「戦いがメインの戦隊ではない」ともメインライターが発言しているしね。 エンディングは日本各地の実物の列車を紹介するもので、鉄道ファンからの支持も集めた。14年秋には&bold(){第13回日本鉄道賞・特別賞}を受賞したわよ。 3月末には『[[仮面ライダー鎧武]]』と共演する『[[1時間SP>烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル]]』が放送されたの。 ''・『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){忍びなれども忍ばない!}」} &bold(){「&font(#bf9000){忍びなれどもパーリナイ!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){手裏}&font(#0000ff){剣}&font(#ffd700){戦隊}&font(#afdfe4){ニン}&font(#ff00ff){ニン}&font(#bf9000){ジャー!!}」}} &bold(){「&font(#ff0000){忍ぶどころか、暴れるぜ!!}」}} 忍びの39作目。記念すべき戦隊シリーズ40周年作品。2015年~2016年放送。 各メンバーの名前は「(色)+ニンジャー」。モチーフは忍者+手裏剣だが、''「忍ぶどころか、暴れるぜ!」'' かつて、''戦国最凶''と謳われた[[牙鬼幻月率いる妖怪軍団>牙鬼軍団]]を封印した''ラストニンジャ''ことこのわし、[[伊賀崎好天]]。 現代に牙鬼軍団は復活するが、これに立ち向かうは[[わし>アカニンジャー/伊賀崎天晴]][[の>アオニンジャー/加藤クラウド八雲]][[自慢>キニンジャー/松尾凪]][[の孫>シロニンジャー/伊賀崎風花]][[と>モモニンジャー/百地霞]][[弟子>スターニンジャー/キンジ・タキガワ]]。 5人(後に6人)の忍者は我が息子・[[伊賀崎旋風]]の道場で鍛えられながら、''「ニンニンジャー」''として立ち向かうのじゃ。 あやつらの忍タリティがあれば、この世にラブ&ピースをもたらせる…かもしれんの。 制作サイドから「開き直り」「テコ入れ」上等な発言すらある、娯楽要素たっぷりの作品じゃよ。 家族での繋がりはある戦隊は他にもあったが、本作は兄弟・姉妹同士以上に、親子3代と縦の関係でドラマが描かれるんじゃ。 収集アイテムは「忍シュリケン」。共通武器である忍者一番刀にセットしスイッチを押して回転させることで''ザ・変化!''変身サウンドが''響くんじゃー!'' また、合体前のロボット「[[オトモ忍>オトモ忍(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]]」にも忍シュリケンが付属。それらのモチーフは生物・無機物ごちゃ混ぜなのも特徴で、忍シュリケンはロボの頭部にも変形。合体サウンドも''ワッショイ!''と鳴り響くぞ! メンバーの名前が「レッド」「ブルー」とかでなく「アカ」「アオ」なのは『ゴレンジャー』以来で、男のイエローは10作ぶり、白と桃の女性コンビは30作ぶりじゃな。 さらに、『ゴーカイジャー』とまではいかなくとも、前述の通りかつてのスーパー戦隊たちも登場するぞ。 秋には[[メタルヒーロー>メタルヒーローシリーズ]]であるレジェンド忍者『[[世界忍者戦ジライヤ]]』との共演回が描かれたんじゃ。 おっと、言い忘れとったわい。3月末には前年度に引き続き『[[仮面ライダードライブ]]』と共演する1時間SPも放送されているぞ。 ''・『[[動物戦隊ジュウオウジャー]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){動物}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffd700){ジュウ}&font(#008000){オウ}&font(#afdfe4){ジャー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){この星を、なめるなよ!}」} } &bold(){シリーズ40作記念作品。}2016年~2017年放送。各メンバーの名前は「ジュウオウ+(動物)」。モチーフは動物と図形。 動物学者・[[風切大和>ジュウオウイーグル/風切大和]]はひょんなことから異世界''「ジューランド」''に住むあたし達4人の''「ジューマン」''と出会い、自分の持っていたお守りが人間の世界とそこを繋ぐ''「王者の資格」''であることを知るの。 その時、地球を滅ぼそうと異星人''[[「デスガリアン」>宇宙の無法者デスガリアン]]''が進攻を開始しやがったんだ。人間界に向かった俺達5人は''「ジュウオウジャー」''としてデスガリアンの尖兵と戦うんだ! だが、僕らジューマン4人はリンクキューブが破壊されたのと王者の資格が1個なくなったことからジューランドに帰れなくなり、帰る術を探すこととなったんだ。 流行りの『[[Minecraft]]』に乗って変身アイテムや武器、ロボットはどれも四角形なのが特徴なの。 メンバーはジュウオウイーグルに変身する大和と追加戦士[[ジュウオウザワールドこと門藤操>ジュウオウザワールド/門藤操]]を除けばジューマンという獣人で構成されており、人間と獣人の姿に変化するのも特徴だアミーゴ! 今作では収集アイテムは存在しない。しかし、主人公らが召喚するメカ「[[ジュウオウキューブ]]」がその役割を務めており、DX玩具「動物合体・動物武装」シリーズでもシンプルな合体方法が再現されているぞ。 一応、3月末には「[[仮面ライダーゴースト]]」と番組別で共演するSPが放送、それぞれの主役が番組内に出張しました。 そして、秋には放送2000回記念回として35番目のスーパー戦隊たるゴーカイジャーが&font(#ff0000,b){「邪魔するぜ!」}。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼キュウレンジャー~(41作目~)){ #areaedit()最新世代で、現在放送中の48作目もこちらに該当される。 コレクションアイテムや他の特撮とのコラボ企画もさることながら、基本メンバー3人制・5人制からの脱却や複数チームの激突、着ぐるみキャラが正式なメンバーといった趣向が見られる。 また、モチーフが2種類の複合パターンである事も多くなった。 ''・『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){究極の救世主!}」} &bold(){&big(){「&b(){&font(#ff0000){宇}&font(#f39800){宙}&font(#0000ff){戦}&font(#daa520){隊}&bold(){キ}&font(#808080){ュ}&font(#00B16B){ウ}&font(#f09199){レ}&font(#ffdc00){ン}&font(#9900ff){ジ}&font(#87ceeb){ャ}&color(#191970,#ff0000){ー}&color(red,gainsboro){!!}}」}} &bold(){「&font(#ff0000){お前らの運、試してやるぜ!!}」} } Space.41作目。2017年~2018年放送。各メンバーの名前は「(星座)+(色)」(リュウコマンダー&ホウオウソルジャー以外)。モチーフは星座。 遥か未来。宇宙の88の星座系は''「[[宇宙幕府ジャークマター]]」''に支配されていた。 圧倒的な力で破壊と暴虐の限りを尽くすジャークマターに対し、伝説の''「[[キュータマ]]」''に選ばれた究極の救世主''「キュウレンジャー」''が立ち上がる。 シシ座星系出身の冒険野郎・ラッキーはひょんなことからキュウレンジャーと出会い、そのメンバーに入る。 しかし、ジャークマターから宇宙を取り戻すには、キュウレンジャーを9人集めなければならないのだ。 ゴレンジャーからジュウオウジャーまでの歴代スーパー戦隊が活躍した宇宙とは別の宇宙を舞台に繰り広げられるスペースオペラ。 メンバーもまた、人間型だけでなく獣人型やロボットも含まれた混成チームとして描かれます。 しかも初期メンバーは5人じゃなくて9人で構成されていて、追加戦士には久々の[[もうひとりのレッド>ホウオウソルジャー/鳳ツルギ]]が登場するのも今作の特徴だよ!ゴイス〜! 1年ぶりの収集アイテムは「キュータマ」。 これを変身アイテム兼共通武器のセイザブラスターにセットし、レバーを前に動かしトリガーを弾くことでキュウレンジャーに''セイ・ザ・チェンジ!'' キュータマは組み換え自由なキューウェポンや巨大メカ・[[キュウボイジャー]]および巨大ロボ・キュウレンオーのコックピットになるなど、遊び方は自由ガル。 また、キュウレンオーはシシレッド/ラッキーが乗るシシボイジャーを中心に''セイ・ザ・ドッキング!''手足部が換装可能で、様々な合体バリエーションが特徴。こりゃタマらん! 前年同様、3月末には『[[超スーパーヒーロー大戦>仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦]]』公開記念として、『[[仮面ライダーエグゼイド]]』と番組別で共演するSPが放送。それぞれの主役が番組内に出張したぜ。 6月には『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』公開記念として、キュウレンジャーがデカレンジャーと[[ギャバンtypeG>十文字撃/宇宙刑事ギャバンtypeG]]の活躍する別の宇宙へと飛ぶコラボ回も放送されているぞ。 ''・『[[快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&color(red,black){快盗戦隊!}」} &bold(){&big(){「&color(red,black){ルパン}&color(mediumturquoise,black){レン}&color(gold,black){ジャー}&color(silver,black){!!}}」} &bold(){「&color(red,black){予告する。あんたのお宝、頂くぜ!}」} &bold(){「&color(whitesmoke,red){警察戦隊!}」} &bold(){&big(){「&color(whitesmoke,red){パト}&color(whitesmoke,#00cc66){レン}&color(whitesmoke,deeppink){ジャー}&color(snow,goldenrod){!!}}」} &bold(){「&color(whitesmoke,red){国際警察の権限において、実力を行使する!!}」}} #42作目。2018年~2019年放送。各メンバーの名前は「ルパン+(色)」と「パトレン(数字)号」。モチーフは[[怪盗]]と警察。 稀代の大快盗アルセーヌ・ルパンが残した不思議な宝物''「[[ルパンコレクション>ルパンコレクション(快盗戦隊VS警察戦隊)]]」''が、異世界から現れた犯罪者集団''「[[ギャングラー>異世界犯罪者集団ギャングラー]]」''に奪われた。 そして、「ルパンコレクション」を奪回し、失った大切な人を取り戻すために''「快盗戦隊ルパンレンジャー」''が立ち上がる。 だが、国際警察(GSPO)もまた、若き三人の警察官を''「警察戦隊パトレンジャー」''に任命、ギャングラーと快盗の逮捕に向かわせる。 絶対に交わる事の無い''快盗''と''警察''、宿命のライバルが激突。いま、空前絶後の大捕物が始まる! 時に対立し、時に共に戦う戦隊……''君はどっちを応援する?'' 前作キュウレンジャーでも見られた『シリーズの変革』の一環として、専らVシネマや劇場版のネタだった『vsシリーズ』を題材に据えたインパクトあるタイトルが特徴さ。 最初から異なる思想を持ち合わせた2つの戦隊が対立し、時に共通の敵勢力と共闘するという''「平和を守る正義の戦隊vs大胆不敵な義賊の戦隊vs極悪非道の犯罪組織」''の三つ巴構図がメインになってやがる。勧善懲悪じゃあねぇんだな。 物語のカギを握る「ルパンコレクション」のモチーフには歴代シリーズに登場した変身アイテムや専用武器が使われてんのも芸コマだな。 追加戦士もまた、快盗と警察の顔を正体を明かした上で使い分ける一筋縄じゃいかねぇキャラクターとなってんだぜ。 今作の収集アイテムは「[[VSビークル>VSビークル(快盗戦隊VS警察戦隊)]]」。 ルパンレンジャーは飛行機型の「ダイヤルファイター」、パトレンジャーは自動車型の「トリガーマシン」、追加戦士は列車型の「エックストレイン」を使用すんだな。 快盗と警察は共通武器であるVSチェンジャーにセットすることで''快盗チェンジ!''ないし''警察チェンジ!'' さらに、二つの姿を持つVSビークル・オイラことグッドストライカーと合体することでルパンカイザーおよびパトカイザーに''ガッタイム!'' 追加戦士はエックストレインが合体したXチェンジャーで''快盗エックスチェンジ!''ないし''警察エックスチェンジ!''さらにエックスエンペラーも状況に応じて二つの姿に''エックス合体!'' 本作はシリーズ初となるギャラクシー賞2019年2月度月間賞を受賞しており、特に[[パトレン1号/朝加圭一郎]]の&font(l){暑苦しい}キャラクターが高年齢層の注目を集めたんだぜ。 ''・『[[騎士竜戦隊リュウソウジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&color(whitesmoke,red){正義に仕える気高き魂!}」} &bold(){&big(){「&color(whitesmoke,red){騎士}&color(whitesmoke,blue){竜戦}&color(whitesmoke,hotpink){隊!}&color(whitesmoke,green){リュウ}&color(whitesmoke,black){ソウジ}&color(blue,gold){ャー!!}」}} &bold(){「&color(whitesmoke,red){俺たちの騎士道、見せてやる!!}」}} ケボーン!第43作目。2019年~2020年放送。各メンバーの名前は「リュウソウ+(色)」。モチーフは恐竜と騎士。 6500万年前、地球を支配していた''「[[戦闘民族ドルイドン]]」''は隕石の落下を予知し更なる力を得るために宇宙に去った。 地球に残った''「リュウソウ族」''はドルイドン族に対抗するために恐竜の魂を宿した最終兵器''「[[騎士竜>騎士竜(騎士竜戦隊リュウソウジャー)]]」''を神殿に封印し、来たるべき戦いに備えた。 そして時は流れ2019年。平成最後の時代に地球の支配者として君臨せんとドルイドン族が帰還、リュウソウ族の神殿を襲撃する。 正義の剣''「リュウソウケン」''と騎士竜の魂を宿す''「[[リュウソウル>リュウソウル(騎士竜戦隊リュウソウジャー)]]」''を受け継いだ若き騎士たちは''「リュウソウジャー」''となり、ドルイドン族の侵略に立ち向かう! 平成最後にして令和をまたいだ今作は、多人数制の前々作、戦隊VS戦隊の前作と打って変わり基本五人制+[[追加戦士一名>リュウソウゴールド/カナロ]]のチームに回帰したティラ。 モチーフとしてはシリーズ初の騎士と過去三作で用いられた恐竜を採用、「強さ」と「正しさ」をミックスさせたものとなっているティラ。 今作の収集アイテムは「リュウソウル」ティラ。 スイッチのワンプッシュで恐竜の頭部を模した''ソウルモード''から騎士を模した''ナイトモード''にチェンジティラ。 ナイトモードの状態で変身ブレス・リュウソウチェンジャーにセットすることで''ケボーン!!''とリュウソウチェンジするティラ! さらに、共通武器であるリュウソウケンにセットしレバーを動かすことでガブガブアクション!右腕に''そう!そう!そう!そう!この感じ!!''と強化アーマーが竜装、さらに''それ!それ!それ!それ!その調子!!''と必殺剣が炸裂ティラ! リュウソウルはワガハイこと騎士竜ティラミーゴと合体してキシリュウオーの頭部にもなるティラ。 さらにキシリュウオーはワガハイを中心に他の騎士竜と武装合体、竜装ジョイントによっていわゆる「俺合体」も行えるのも特徴ティラ。 ルパパト終了後『[[スーパー戦隊最強バトル!!]]』を四週にわたり放送したため、今作はこれまでより一ヶ月遅めの3月スタートとなったんだティラ。 ''・『[[魔進戦隊キラメイジャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(lightcyan,red){キラッと参上!カラッと解決!}」} &bold(){「&color(lightcyan,red){魔進戦隊!}」} &big(){&bold(){「&color(lightcyan,red){キラ}&color(lightcyan,#fcc800){メイ}&color(lightcyan,#00ad5c){ジャ}&color(lightcyan,#3355ff){ー}&color(lightcyan,magenta){!}&color(orangered,silver){!}」}}} エピソード44作目。2020年~2021年放送。各メンバーの名前は「キラメイ+(色)」。モチーフは[[宝石>宝石(鉱物)]]と乗り物。 美しいものを憎む''「[[ヨドンヘイム>闇の帝国ヨドンヘイム]]」''は、宝石の国''「[[クリスタリア>クリスタリア(魔進戦隊キラメイジャー)]]」''を滅ぼし、次の標的を地球に定めたんだぁ! クリスタリアのマブシーナ姫は五つの''「キラメイストーン」''に選ばれた「輝きを持つ者」を''「キラメイジャー」''に任命、ヨドンヘイムの侵略を迎え撃つんじゃ。 そんな中、レッドキラメイストーンに選ばれた最後の戦士は、絵を描くのが大好きなごく普通の高校生・[[熱田充瑠>キラメイレッド/熱田充瑠]]だった……!? 令和初のスーパー戦隊はオーソドックスな五人制に加え、私ども意思を持つ五つの「キラメイストーン」で構成されます。 今作のキーアイテムでもあるボクたちキラメイストーンは''「[[キラメイ魔進>キラメイストーン/キラメイ魔進]]」''というマシン形態にも変形、そこから巨大ロボにも合体するんだよ。 「個性」「きらめき」を重視した戦隊となっており、高校生であるキラメイレッド/熱田充瑠の他にも初期メンバーは戦士である以外に[[陸上選手>キラメイグリーン/速見瀬奈]]、[[eスポーツプレイヤー>キラメイイエロー/射水為朝]]、[[役者>キラメイブルー/押切時雨]]、[[外科医>キラメイピンク/大治小夜]]と有名人寄りの職業を持っており、彼らの仕事風景や私生活が描かれているんだよっ!追加戦士である[[キラメイシルバー/クリスタリア宝路]]も、戦士である以外にもとある目的のためにお宝を探すトレジャーハンターとしての一面を持つの!エモい! ''・『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(red,lavender){五人揃って!}」} &bold(){「&color(red,lavender){機界戦隊!}」} &big(){&bold(){「&color(red,lavender){ゼン}&color(black,#e2041b){カイ}&color(black,#fcc800){ジ}&color(lightpink,deeppink){ャ}&color(gainsboro,mediumblue){ー}!!}」} &bold(){「&color(red,lavender){全力、全カーイ!!}」}} &bold(){シリーズ45カイ!記念作品}だチュン!2021年~2022年放送だチュン!各メンバーの名前は「ゼンカイ+(キカイノイド名)」(ゼンカイザー&ツーカイザー以外)だチュン!モチーフは歴代スーパー戦隊だチュン! 歴代スーパー戦隊の活躍する世界を含めた[[多くの並行世界>ゼンカイジャーにおける並行世界]]を''「トジルギア」''で封印してきた''「[[キカイトピア王朝トジテンド]]」''は、次の標的を主人公・[[五色田介人>ゼンカイザー/五色田介人]]のいる世界に定めたチュン。 その影響でキカイトピアの住人''「キカイノイド」''もやってきて、介人は[[四人の>ゼンカイジュラン/ジュラン]][[キカ>ゼンカイガオーン/ガオーン]][[イノ>ゼンカイマジーヌ/マジーヌ]][[イド>ゼンカイブルーン/ブルーン]]と共にスーパー戦隊のデータを宿した''「[[センタイギア>センタイギア/トジルギア(機界戦隊ゼンカイジャー)]]」''でチェンジ&ruby(ゼンカーイ){全開}!''「ゼンカイジャー」''となってトジテンドに立ち向かうのだチュン! 今作はシリーズで初めて白カラーの戦士・ゼンカイザーが主人公兼リーダーに選ばれたチュン。 それだけでなく、ゼンカイザー以外のメンバーは''着ぐるみから歴代戦隊ロボをモチーフにしたスーツ''に変身、そして巨大戦では巨大メカ・[[機界モード>機界変形/全界合体(機界戦隊ゼンカイジャー)]]に変形するチュン!さらに左右合体して巨大ロボ・ゼンカイオーになるチュン! 今作の収集アイテムは「センタイギア」だチュン。 歴代スーパー戦隊のリーダー戦士とシリーズの番号が振り当てられていて、変身アイテム兼共通武器のギアトリンガーにセットしレバーを回すことでチェンジ全開!さらにジュウオウジャーだったらジュウオウイーグルの野生開放、ニンニンジャーだったら必殺技の忍烈斬が発動するなど、歴代スーパー戦隊の力が使えるチュン! 追加戦士の[[ツーカイザー>ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー]]は舵輪型変身アイテム兼専用武器のギアダリンガーでチェンジ&ruby(ツウカーイ){痛快}!さらに弟のリッキー&カッタナーのセンタイギアで熱血超力のオーレンフォームとクールな侍のシンケンフォームにフォームチェンジするチュン! それから、夏には映画『[[スーパーヒーロー戦記>セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記]]』公開記念として、『[[仮面ライダーセイバー]]』と共演する合体SPが放送されたチュン。『セイバー』にはツーカイザーが、『ゼンカイジャー』には[[仮面ライダーサーベラ>神代玲花/仮面ライダーサーベラ]]と[[仮面ライダーデュランダル>神代凌牙/仮面ライダーデュランダル]]が客演したんだチュン! ''・『[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]』'' #center(){&bold(){「&color(whitesmoke,red){暴太郎戦隊……!}」} &bold(){&big(){「&color(whitesmoke,red){ド}&color(whitesmoke,royalblue){ン}&color(whitesmoke,gold){ブ}&color(whitesmoke,black){ラ}&color(whitesmoke,#f711c5){ザ}&color(red,black){ー}&color(lightgray,#192f60){ズ}&color(lightgray,floralwhite){!}&color(lightgray,#98623c){!}&color(#eb6ea0,#884898){!}}」}} とーつぜんとつぜん現れたドン46作目のスーパー戦隊。2022年~2023年放送。各メンバーの名前は「〇〇+ブラザー/シスター」(ドンモモタロウ&ドントラボルト/ドンドラゴクウ以外)。モチーフは桃太郎と鬼!?もー、ワケわかんね……。 むかーしむかし、21年前にある男の前へ桃型のカプセルが流れてきた。その中には赤ん坊が乗っていて、彼はその赤ん坊を育てる決意をしたのでした。 そしてことーしことし、つまり2022年。 デビュー作『初恋ヒーロー』でいきなり漫画賞を受賞した私、[[鬼頭はるか>オニシスター/鬼頭はるか]]に突然転機が訪れる。 謎の怪物に襲われ、謎のヒーローに助けられ、謎のサングラスをかけたら、謎の世界が見えてしまい…さらには私自身が謎のヒーロー''「オニシスター」''にチェンジしてしまった! わけがわからず困惑する私の前に現れたのは、ド派手な桃をオデコに付けた真っ赤なヒーロー''「[[ドンモモタロウ>ドンモモタロウ/桃井タロウ]]」''だった!どうなっちゃうの私ー!? 今作では[[史上初の男性ピンク>キジブラザー/雉野つよし]]((トッキュウジャーの乗り換えチェンジやゴーカイチェンジは除く))の登場、フルCGのメンバーが2人いるという前代未聞の作風よ。さらに、メインライターを[[井上敏樹]]大先生が『ジェットマン』以来31年振りに担当。さらにさらに、バイト先のマスターは前作『ゼンカイジャー』の主人公と同姓同名のそっくりさん?[[五色田介人>ゼンカイザーブラック/五色田介人]]で、彼も''「ゼンカイザーブラック」''に変身するの。 追加戦士の[[桃谷ジロウ>ドンドラゴクウ/ドントラボルト/桃谷ジロウ]]は金の戦士・ドンドラゴクウだけじゃなく、暴走して銀の戦士・ドントラボルトに変身しちゃうし、他にも良くも悪くもクセが強い登場人物が出て来るの。 今回の収集アイテムは''「[[アバタロウギア>アバタロウギア(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]」''。『ゼンカイジャー』のセンタイギアとは規格が共通してて、ギアトリンガーでアバタロウギアを、ドンブラスターでセンタイギアを読み込む事ができるの。さらに、レジェンド戦隊のアバタロウギアを使う事で歴代戦隊の姿にアバターチェンジ!さらにロボタロウギアを使うことでロボ形態に変身、さらに巨大ロボ的存在の[[ドンオニタイジン]]に合体できちゃうの!ここまで来ちゃうと、漫画にできるかも!! ''・『[[王様戦隊キングオージャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(black,red){我ら、王様戦隊!}」} &bold(){&big(){「&color(black,red){キン}&color(#1a40ff){グオ}&color(#ffd900){ージ}&color(#c093d4){ャー}&color(gold,black){!}&color(#e6b422,#e8ecef){!}」}} &bold(){「&color(black,red){今より貴様を、捻り潰す!}」}} 第47作目。2023年~2024年に放送。各メンバーの名前は「(虫)+オージャー」(スパイダークモノス以外)。そして、モチーフは王様と虫であった……とさ。 物語の舞台は、宇宙の片隅にある惑星・チキュー。 かつて、この星に生きる5人の英雄と、虫型の機械生命体・&bold(){「[[シュゴッド>シュゴッド(王様戦隊キングオージャー)]]」}たちが&bold(){「[[地帝国バグナラク]]」}を打倒。彼らは国を作り、王となった。しかし、「2000年後にバグナラクは蘇る」という予言の通りにバグナラクは復活してしまう。おお、怖い……。 奴らを打ち倒すために立ち上がったのは、[[4つ>トンボオージャー/ヤンマ・ガスト]][[の王>カマキリオージャー/ヒメノ・ラン]][[国の>ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ]][[王>パピヨンオージャー/リタ・カニスカ]]。 そして、『はじまりの国』シュゴッダム国王たる[[ラクレス・ハスティー>オオクワガタオージャー/ラクレス・ハスティー]]……ではなく、『邪悪の王』を名乗る青年・[[ギラ>クワガタオージャー/ギラ]]。 一癖も二癖もあるこの5人の『王』たちは、やがて今作の語り部でもあるこの俺、『狭間の王様』[[ジェラミー・ブラシエリ>スパイダークモノス/ジェラミー・ブラシエリ]]を交えて''「五&color(red){王}国異&color(red){様}事案対策用&color(red){戦}略救命部&color(red){隊}」''、略して''「王様戦隊キングオージャー」''を名乗り、シュゴッドたちが合体した伝説の守護神&bold(){「[[キングオージャー>キングオージャー(戦隊ロボ)]]」}を駆り、バグナラクの猛威に敢然と立ち向かっていくのであった……とさ。 前2作では「スーパー戦隊のフォーマットからの脱却」を目指していたものの、今作では逆に王道のスーパー戦隊としての形を貫いていった。 とはいえ、撮影は従来のロケではなく、大河ドラマでも用いられているLEDウォールを使用。 また、五大国に生きる様々な人物が織りなす、連続性を意識したビルドゥングス・ロマン的要素も取り入れている。 巨大ロボ「キングオージャー」は前年の「ドンオニタイジン」の仕様が好評だったのか、全身フル可動と言う豪華仕様。さらに、他のシュゴッドを武装することで強くなることが出来る。もちろん、俺のシュゴッドことゴッドタランチュラ/タランチュラナイトといわゆるスーパー合体的形態にすることも、シュゴッダムの城が変形したキングコーカサスカブトを含めた全シュゴッドと全合体することも可能さ。 初期メンバーは(1名除き)全員が王様で、それぞれが「[[ンコソパ>ンコソパ(王様戦隊キングオージャー)]]」「[[イシャバーナ>イシャバーナ(王様戦隊キングオージャー)]]」「ゴッカン」「トウフ」という国を治めている。ギラは、「シュゴッダム」の王であるラクレス・ハスティーの悪政を討ち倒し、世界を支配するのが目的。かくいうこの俺は、チキューとバグナラクの共存を願っていた……とさ。 ''・『[[爆上戦隊ブンブンジャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(red){気分ブンブン、ブン回せ!}」} &bold(){「&color(red){爆上戦隊!}」} &big(){&bold(){「&color(red){ブン}&color(blue){ブン}&color(#ff00ff){ジャ}&color(black){ー}&color(orange){!!}」}}} バクアゲ48作目!2024年から放送中だ!各メンバーの名前は「ブン+(色)」!モチーフは「クルマ×つくる」、そしてタイヤだぜ! 宇宙のワルの集まり&bold(){「[[大宇宙侵略大走力団ハシリヤン>大宇宙侵略大走力団 ハシリヤン]]」}が地球に攻めてきた!ヤツらの目的は、人間が恐怖の悲鳴を上げることで生まれる&bold(){「ギャーソリン」}を集めて縄張りを増やすことだ! それに立ち向かうは、&bold(){「届け屋」}こと範道大也、&bold(){「情報屋」}のシャーシロこと鳴田射士郎、無理矢理ボンボンと結婚させられそうになっていた&bold(){「運転屋」}こと志布戸未来、自らの意思でハシリヤンに立ち向かう&bold(){「警察屋」}こと阿久瀬錠、そして神出鬼没の&bold(){「調達屋」}こと振騎玄蕃! こいつらは巨大マシン&bold(){「ブンブンカー」}に乗り込みブンブンチェンジ!&bold(){「爆上戦隊ブンブンジャー」}になってハシリヤンの&bold(){「苦魔獣」}と戦うんだ!! 今作はゴーオンジャー以来久々のクルマ系戦隊で、数作も続いたクセの強い作品から「正義と悪の戦い」って王道にシフトチェンジした作品だ! ごくごく普通の街中で行われるスピーディーな戦闘や、ちょっとコミカルでわかりやすい悪役が魅力なんだ! けど、その王道が長く続くとマンネリズムに陥りやすくてバクアゲきれずに埋もれちまうコトを考えると、色んな作風にチャレンジし続けてきたスーパー戦隊の歴史の長さと懐の広さを改めて実感できるはずだぜ! 今作のキーアイテムは「ブンブンカー」だ! 俺、ブンドリオ・ブンデラス(通称ブンブン)が大也と一緒に作った巨大マシンで、ブンブンハンドル/ブンブンチェンジアックスで運転!変身アイテム・ブンブンチェンジャー/ブンブンブースターにリードするミニカーサイズも出てくるぜ! ハシリヤンの苦魔獣が巨大化したら、俺もブンブントレーラーに変形!他のブンブンカーと三台合体し、ブンブンジャーロボになって戦うんだ!! 最後まで読んでくれて、おつカレー!あとはカレーでも食って、君の目で確かめてくれよな! #areaedit(end) } #openclose(show=▼シリーズには含まれないもの){ #areaedit() ''・『[[非公認戦隊アキバレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){痛さはー強さー! ハイ!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){非公認戦隊}&font(#0000FF){アキバ}&font(#ffdc00){レンジャー}!!」}} } 2012年の''深夜''に放送された。各メンバーの名前は「アキバ+(色)」。モチーフは''良い子は見ちゃダメ''。 ''1人のおじさん''と2人の女子が''モエモエズキューン''で変身する''「アキバレンジャー」''。 ''37番目のスーパー戦隊に認められるため''、秋葉原の平和を乱す敵''「邪団法人ステマ乙」''と戦っていくが…… まぁコンセプトが''イケないオトナのアヤしい裏戦隊''なだけあるし、''こんなのがシリーズに含まれるわけがない''。 だが、ちゃんと東映が作っているものだし、スーパー戦隊ネタも多数登場。かつての戦士たち(アキバレンジャーからは「公認様」呼び)も出てくる。 2013年には続編『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』が製作された。 なお、男女比率が1:2という唯一の特徴を持つが、まぁ深夜枠だし……。 ''・『[[動物戦隊ゴーバスターズ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){動物戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ゴー}&font(#0000ff){バ}&font(#ffdc00){ス}&font(#ffd700){タ}&font(#C0C0C0){ーズ}!!」}} } 第36作目? 各メンバーの名前は「(色)+(動物)」。モチーフも動物。 悪役はヴァグラス……ではなく、''「キカイ帝国メカリアス」''。 それに立ち向かうのはエネルギー管理大学付属城戸農業高等学校の5人。特命戦隊……いや、''「動物戦隊ゴーバスターズ」''だった! まぁ、登場作品はVシネマ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』なんだけども。 メサイアの事件がなかった世界にいる、パラレルな世界でのゴーバスターズ。実はダイジェスト方式。 本家ゴーバスターズが戦隊のお約束を破っていったのに対し、こちらはこれでもかとお約束を守っている? 後に本物の動物戦隊が登場した。 ''・『[[獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){獣}&font(#383c3c){電}&font(#0000ff){戦}&font(#008000){隊}&font(#ff00ff){!}&font(#daa520){!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){キョウ}&font(#383c3c){リュウ}&font(#0000ff){ジャ}&font(#008000){ーブ}&font(#ff00ff){レイ}&font(#daa520){ブ!!}」}} &bold(){「&font(#ff0000){ブレイブ全開で、ぶっ放すぜ!!}」} } KING39.5作(?)! 2017年放送! 各メンバーの名前は「ブレイブキョウリュウ+(色)」! モチーフは恐竜! キョウリュウジャーとデーボス軍との戦いから時は流れ、新たなる侵略者''「ネオデーボス軍」''が''「竜の王の力」''を狙い地球に襲来した。 賢神トリンは、これに立ち向かえる新たな''「強き竜の者」''を求め''韓国''へ。''「竜の子」''クォン・ジュヨンをはじめとした正義感にあふれるブレイブな五人の若者を新たな''キョウリュウジャー''に選んだ。 後に、宇宙傭兵を名乗る謎の男・ジュヒョク/ブレイブキョウリュウゴールドが現れ、「竜の王の力」を巡る戦いに波乱が…。 お隣の国・韓国でキョウリュウジャー(韓国タイトル「パワーレンジャー・ダイノフォース」)が社会的現象になるほど爆発的な人気を得たため、バンダイ&東映と韓国の大元メディアの共同制作で今作が製作された。 日本でも4月14日から字幕版と日本語吹替版がyoutubeのバンダイ公式チャンネルにて同時配信された。 吹き替えはもちろん千葉繁のナレーションをはじめ、トリン、キャンデリラ、ラッキューロ役の人も元祖キョウリュウジャーから続投している。 プレミアムバンダイからも&bold(){「DXカミツキ合体 ブレイブキョウリュウジン」}が配送されている。 勿論、千葉繁の新規録音で獣電池とセットで''ヒビクンチョ''!!さらに、キャンデリラとラッキューロ、そして元祖キョウリュウジャーの獣電池も''ツイティ~ラ''!! ''・『[[仮面戦隊ゴライダー>仮面戦隊ゴライダー(作品)]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){仮面戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ゴ}&font(#0000ff){ラ}&font(#ffdc00){イ}&font(#008000){ダ}&font(#ff00ff){ー}!!」}} } 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのコラボ映画『[[仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦]]』にて登場した、仮面ライダーとスーパー戦隊の融合ヒーロー。 デザインもゴレンジャーと初代仮面ライダー1号がそのまま融合したような姿となっている。 「ゴレンジャー」の初期案が「5人の仮面ライダーで構成」だったことを考えると、ある意味で原点回帰。 映画で登場した『超スーパーヒーロー大戦』というゲームにて優勝したヒーローチームが、本戦隊への変身資格を得る。 作中では仮面ライダーエグゼイド率いるライダーと戦隊の歴代登場人物5人組の混合チーム『チームエグゼイド』が優勝し、実際にゴライダーに変身した。 戦闘はゴレンジャーを想起させる武器や技を用い、専用マシンは歴代の仮面ライダーやスーパー戦隊の巨大戦力兵器を呼び出すというチートっぷりを披露する。 また、超スーパーヒーロー大戦のスピンオフとして、本戦隊のタイトルを関する特撮作品が「auビデオパス」にて配信された。 しかし、超スーパーヒーロー大戦との実質的な繋がりは薄く、本作品でのゴライダー変身者は全て仮面ライダーシリーズの登場人物である。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼その他パロディなど){ #areaedit() ''・『[[世紀末戦隊ゴレンジャイ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){アカレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){キレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ff0000){アカレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ff0000){アカレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){キレンジャイ!}」} &bold(){''「&font(red){五人揃って!}」''} &bold(){&big(){「&font(red){ゴ}&font(#ffdc00){レ}&font(red){ンジ}&font(#ffdc00){ャイ}!!」}} } #right(){''「なんで赤が三人で黄色が二人おんねん!」>''} [[ドクロ仮面]]の魔の手から女性を守るゴレンジャイ! しかし、毎回衣装が揃わずにダメ出しをされて戦うことはできないのだった! 上記作品と比べるまでもない、『ダウンタウンのごっつええ感じ』で放送されていた''コント''である。が、許可はちゃんととっており、DVDソフト化もされている。 某動画サイトでの人気が高く、[[某男性アイドルアニメ>アイドルマスターSideM]]にてパロられた事もあった。 ''・『[[麒麟戦隊アミノンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){体脂肪!}」} &bold(){「&font(#0000ff){ヘロヘロ……}」} &bold(){「&font(#ffd700){…………}」(上の空)} &bold(){「&font(#ff00ff){お肌!}」} &bold(){「&font(#008000){飲んべえ~!}」} &bold(){''「&font(red){五人揃って!}」''} &bold(){&bold(){「&font(red){自分を救え! アミノサプリだ}」ゴクゴクゴク…}} } キリンビバレッジが発売したドリンク『アミノサプリ』のCMキャラクター。 こちらも石森プロ・東映に許可を取っていた。 ''・『気象戦隊ウェザースリー』'' 神奈川県川崎市を舞台に悪の怪人組織フロシャイムと戦う正義の戦隊ヒーロー。レッド・ブル・イエローの三人組。 …一応正義の戦士なのだが、実態は''チンピラ3人組''といったところでありフロシャイムの方はフレンドリーな方々ばかりなので一種の善悪逆転に見えなくもない…のだろうか? ちなみに、本作の続編が『[[天体戦士サンレッド]]』にあたる。 ''・『勇敢戦隊ブレイブフロンティア』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){勇敢}&font(#383c3c){戦隊}&font(#0000ff){ブレ}&font(#008000){イブ}&font(#ff00ff){フロン}&font(#daa520){ティア}!!」}} } 人気スマートフォン用ゲームアプリ『ブレイブフロンティア』の続編『ブレイブフロンティア2』がリリースされる事を記念して『キョウリュウジャー』とブレイブ繋がりでか%%何故か%%コラボして配信された短編動画。%%要は宣伝である%% 「スーパー戦隊シリーズあるある」をブレイブポイントとして説明している他、演者たちは全員がキョウリュウジャーの役者と同じという短編ながらブレイブな内容となっている。''そのためか、セレナ(女)役はノッさんが演じている。'' なお、同じくコラボとして『キョウリュウジャー』第33.5話が配信された。コラボでありながら''そちらにはブレイブフロンティアの要素は全く無い''というブレイブな事になっている((後日、アプリの方にもコラボキャラとしてメイン6人と、短編クエストが実装されたが…ストーリー内容は「33.5話のさらに後日談」と、またしても「ブレフロ」要素は皆無だった))。 ''・『スーパー戦隊ヴィランズ』'' #center(){&bold(){「&font(#4b0082){もう一つの宇宙を手に入れる時が来た…!}」}} 前代未聞!?歴代戦隊シリーズの悪役のみで構成された暗黒の戦隊。 そんな彼らを主人公としたVシネマが2099年4月1日発売予定となっている。 ……というのは嘘で、 実際は『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の宣伝として用意された東映公式のエイプリルフールネタ。 ただしヴィランズのメンバーは映画には登場するので完全な嘘ではない。 ''・『獅風怒闘ジュウショウワン』'' 漫画『[[トクサツガガガ]]』内に登場するスーパー戦隊シリーズをモチーフとした劇中劇。主人公の中村さんがドハマりしており、しばしば劇中の出来事に例えられている。 [[ライオン・トラ・チーター>ラトラーターコンボ]]など猫科の動物をモチーフとしており、赤青黄色の三人組戦隊であり、追加戦士は白…どう見てもニキニキが元ネタです、本当に(ry 2019年1月から実写ドラマ化され、ジュウショウワンを始めとした劇中劇も実際にスーツが作られたが、''よく知らない人から見れば確実に本家と混同しそう(というか東映全面協力)な程に遜色のないクオリティである。''必見。 ''・『ミホッシースターズ』'' #center(){ &bold(){「&font(#FF61AB){観星町の星空から!}」} &bold(){「&font(#12FFC3){流れ星に乗ってオヨッと参上!}」} &bold(){「&font(#ffd700){商店街の平和を脅かす!}」} &bold(){「&font(#E361FF){悪い子はわたくしたちが!}」} &bold(){「&font(#089CFF){おしおきニャン!}」} &bold(){''「&font(#FF61AB){私たちは!}」''} &bold(){&bold(){「&font(#FF61AB){ミホ}&font(#12FFC3){ッシ}&font(#ffd700){ース}&font(#E361FF){ター}&font(#089CFF){ズ!}}}」 } #right(){''「おお~!ご当地ヒーローか!いいじゃん!」>''} #right(){''「なんとも安直な名前でプルンス…」>''} #right(){''「商店街だけって、範囲狭すぎですわ…」>''} 観星町商店街主催のハロウィン仮装大会にて現れた商店街の平和を守るご当地ヒーロー…ではなく同じニチアサ作品である『[[スター☆トゥインクルプリキュア]]』第37話で行われた戦隊のパロディ。 戦隊とプリキュアは「色とりどりの戦士たちが宇宙や別の世界からやってきた悪と戦う」という点が共通しており、プリキュアシリーズ初期にはドラマCDや番組開始前ジングルなどで共演もあったが、パロディが行われるのは意外と珍しい。 ちなみにこのシーンのおかげで「キュアミルキーはブルーかグリーンか」という論争に決着がついた(自分からグリーンと名乗ったため)。 後に43作・44作目の戦隊映画にて、互いにエンディングのダンスを踊るというスペシャルコラボもされたが、これと関係はあるのかは不明。 ''・『[[シールド戦隊トリガージャー>「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){破壊の赤!スクラッパーレッド!}」} &bold(){「&font(#0000cd){知識の青!ブレインブルー!}」} &bold(){「&font(#008000){魅惑の緑!トラップグリーン!}」} &bold(){「&font(#ffff00){閃光の黄色!スパークイエロー!}」} &bold(){「&font(#800080){強欲の紫!ハンドパープル!}」} &bold(){「&font(red){ブレイク}&font(#0000cd){あると}&font(#008000){ころに}&font(#ffff00){我ら}&font(#800080){あり}!」} &bold(){&big(){「&font(red){シールド}&font(#0000cd){戦隊}&font(#008000){トリ}&font(#ffff00){ガー}&font(#800080){ジャー}!!」}} } TCG『デュエル・マスターズ』に登場する戦隊のパロディ。 カード名は《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》である…長いわ。 名乗り台詞は『百獣戦隊ガオレンジャー』のパロディである。 スーツデザイン(というかカードイラスト)は丸山類が担当。 DMの5文明のマークの意匠など、DMの文明をパワーレンジャーに上手く落とし込んでいる。 実はこの戦隊(というかカード)、ただのパロディではない。 どういうことかというと、このカードはパワーレンジャーの権利者であるハズブロが公認している。 つまり「&bold(){ハズブロ公認のパワーレンジャーに相当する存在が戦隊を名乗って戦隊のパロディをしている}」という凄い状況に置かれているのである。 ''・『絆創戦隊キズナファイブ』'' #center(){&bold(){「&color(red){燃え盛る熱き友情の戦士! キズナレッド!!}」}} 『[[戦隊レッド 異世界で冒険者になる]]』の主人公・[[浅垣灯悟/キズナレッド]]が所属する人々から絆を奪う悪の秘密結社ゼツエンダーと戦う戦隊。 作品自体がスーパー戦隊シリーズリスペクトの趣きが非常に強く、コッテコテと言える程なパロディ要素が随所に見られている。 %%そしてその度に驚きを隠せずツッコミも入れてくる現地人たちの反応も見どころの一つ%% &bold(){『[[ザ・ハイスクール ヒーローズ]]』} #center(){ &bold(){「&color(red){アカヒーロー!}」} &bold(){「&color(blue){アオヒーロー!}」} &bold(){「&color(green){ミドヒーロー!}」} &bold(){「&color(gold){キヒーロー!}」} &bold(){「&color(hotpink){モモヒーロー!}」} &bold(){「&color(silver){ギンヒーロー!}」} &bold(){「&color(red){6人揃って!}」} &bold(){&big(){「&color(red){ザ・}&color(blue){ハイ}&color(green){スク}&color(gold){ール} &color(hotpink){ヒー}&color(silver){ローズ}!!」}} } [[ジャニーズJr.]]の「美 少年」が主演を務めるテレビドラマ。制作に東映が関わっており、主人公が『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』のファンで、アカレンジャーが重要キャラクターとして登場する。 ''・『氷結戦隊ジェラート5』'' #center(){ &bold(){「&color(red){ストロベリー香る正義のフレーバー!レッドジェラート!}」} &bold(){「&color(blue){ソーダ香る勇気のフレーバー!ブルージェラート!}」} &b(){「&color(gold){レモン香る命のフレーバー!イエロージェラート!}」} &b(){「&color(hotpink){ピーチ香る愛のフレーバー!ピンクジェラート!}」} &b(){「&color(green){ピスタチオ香る平和のフレーバー!グリーンジェラート!}」} &b(){「&color(lightsteelblue){愛の求道者!プラチナジェラート!}」} &b(){「&color(red){全員揃って!}」} &bold(){&big(){「&color(red){氷結}&color(blue){戦隊}&color(gold){ジェ}&color(hotpink){ラー}&color(green){ト5}&color(lightsteelblue){!!}」}} &bold(){「&color(red){甘く見てると火傷するぜ!}」} } 月刊少年マガジンで連載されていた野田宏原作・若松卓宏作画のヒーローラブコメ『恋は世界征服のあとで』より、主人公・レッドジェラート/相川不動が所属するヒーローチーム。 世界征服を企む悪の秘密結社ゲッコーの野望を阻むため、ビッグジェラート博士の元に日夜平和のために戦っている。 ……のだが、不動本人はある日の出来事でゲッコー大幹部である死神王女こと禍原デス美に告白。 かくして正義と悪、二つの勢力はおろか世間にもバレないように不動とデス美は秘密の恋愛関係を進めていくのであった。 後にビッグジェラート博士の孫娘であるプラチナジェラート/瑠璃宮・シャーロット・氷華が加わり六人構成となるが、彼女のナンバーは&bold(){&color(lightsteelblue){『0』}}である。 ''・『スーパー戦闘'' ''純烈ジャー』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){愛の熱湯、火傷にご注意!純レッド!}」} &bold(){「&font(#0000cd){愛のジャグジー、溺れちゃうかも!純ブルー!}」} &bold(){「&font(#800080){愛の薬湯、浸ってセクシャル!純バイオレット}」} &bold(){「&font(#008000){愛の露天、開放しちゃうぜ!純グリーン!}」} &bold(){&big(){「&font(red){スーパー}&font(#0000cd){戦闘}&font(#800080){純烈}&font(#008000){ジャー}!!」}} } 温泉の女神オフロディーテと契りを結んだ4人の歌い人が変身し、温泉の平和を悪の手から守るヒーローチーム。 デザインはどちらかというとメタルヒーロー寄り。 メンバーの大半がかつて特撮ヒーローを演じていたことで知られるムード歌謡グループ「純烈」が本人役で出演している映画。 東映が直々に製作し、スタッフも総監督の佛田洋氏をはじめとしてベテランの特撮関係者で固められている。 歌手グループが主演ということで歌唱シーンも多く、ミュージカル映画としての側面も持つ。 純烈メンバーで唯一特撮経験(と言うより演技経験そのもの)がない後上翔太氏を変身させるために始動した企画であり、主人公も彼が務めた。 悪役の演者も特撮経験者が多く((そのうちの1人である岩永洋昭氏は、後に2022年いっぱいで卒業した小田井涼平氏に代わって純烈に加入したことで大きな話題になった。))、更に敵首領である女王フローデワルサ役はなんと&bold(){「ラスボス」の愛称で知られる演歌界の大御所、小林幸子氏}。(『キカイダー01』にゲスト出演経験あり)。絶対悪としてのカリスマを発揮しながらもどこか愛嬌のある好演に、今は亡き[[曽我町子]]氏を思い出した特撮ファンも多かった模様。 大人向け映画だけあって強烈な下ネタ、パロネタも多く盛り込まれているが、物語そのものは「愛」をテーマとしたまっすぐなヒーロードラマであり、笑って泣ける正統派娯楽作として特撮ファン、純烈ファンの双方から高い評価を受けた。 2022年には続編『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』も公開され、そちらでは純レッドこと白川裕二郎氏が主役に。 更に、とうとう巨大ロボ「&bold(){銭湯巨人} &bold(){純烈王}」も、純烈が自ら歌うロボソンを引っ提げて登場した。 また、これら以外にも数多の作品にパロディ、劇中劇としてオリジナルの「戦隊」が登場しており、戦隊というブランドの知名度の高さがうかがえる。 #areaedit(end) } *世界各国での放送 冒頭に書いた通り世界各地に本作のフォーマットが販売されており、放送されている国は100以上に及ぶ。 現地版では設定がアレンジされているものがあり、極端な所では比較的明るい作風の『ゴーオンジャー』がベースとなった『[[パワーレンジャー・RPM]]』はシビアな内容すぎて180度異なる作品になっている。 また、男女平等の関係で一部のレンジャーの性別が変更される場合があり、人種差別問題回避のためメンバーに1人は黒人を含める関係上、兄弟戦隊や家族戦隊は存在しえない。 (但し、さすがに一部が兄弟や家族というパターン自体は存在する) その一方で[[外見が犬から爬虫類に>デカマスター/ドギー・クルーガー]]になったキャラクターもいる。 また、パワーレンジャーを語る上で欠かせないのは、パワーレンジャー専用の強化形態、通称「バトライザー」の存在。 日本のスーパー変身が、マスクやスーツそのものに変化が加わる物が多いのに比べ、バトライザーは上半身全てを覆うような重装備となるのが特徴。 デカレンジャーのバトライザーに至っては、Vシネマにて日本に逆輸入までされることとなる。 なお『ダイレンジャー』や、『トッキュウジャー』以降の一部作品は様々な要因でパワーレンジャー化されていない。 *その他 ・『[[スーパー戦隊バトル ダイスオー]]』 いわゆるデータカードダス。 2010年3月から2014年11月まで稼働しており、『トッキュウジャー』までの全38戦隊が登場している。 『ゴーカイジャー』の開始とともに「ダイスオーDX」にグレードアップし&Font(l){てダイスオーなのにダイスが出てこなくなり}、『トッキュウジャー』開始とともに「ダイスオーEX(エクスプレス)」となった。 戦隊シリーズにおけるゲームはいくつかあるものの、複数の戦隊をまたいで自由にメンバーを組んで闘えるのは、ソーシャルゲームを除けばこの作品のみだった。 ・『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』 ダイスオー終了から2年、iOS/Androidアプリにて配信された待望の戦隊シリーズバトルゲーム。 配信開始時は『ジュウオウジャー』までの40戦隊が揃い踏み。歴代OP曲をバックに戦う豪華なものとなっている。 ラッキューロを皮切りに敵ユニットも使用出来るようになるなど自由度が増していた((つまりゴーカイジャー+バスコとか、ゴーバスターズ+ダークバスターなんてのも可能))が、『リュウソウジャー』参戦後の2021年に配信終了。 ・『スーパー戦隊データカードダス』 『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』とともに稼働開始した久々のデータカードダス。 スターズ以降のアイカツなどのように、カードはプリント式になった。 登場するのはほぼ現行の戦隊のみであり、ダイスオーのようなオールスター要素やゲーム性はほぼ皆無。 初の試みとして、番組展開に合わせたカード追加や&bold(){中の人のカード化}がある。コレクションとしての価値は高まったか。 ・『[[4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!>スーパー戦隊最強バトル!!]]』 『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』と『リュウソウジャー』の間に放送されたスペシャル番組。 とある目的によって集められた歴代戦隊のメンバーが特別チームを組み、優勝を目指してトーナメントで戦うという内容。 歴代レジェンドがオリジナルキャストで多数登場している。 ・『CRFスーパー戦隊』 2019年に三共から発売された、6段階設定付きのパチンコ機。 謎の敵『クロウマクス』と、復活した過去の敵組織とスーパー戦隊が戦う。 登場しているのは『秘密戦隊ゴレンジャー』、『バトルフィーバーJ』、『太陽戦隊サンバルカン』、『電子戦隊デンジマン』、『超電子バイオマン』、『超獣戦隊ライブマン』、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』、『忍者戦隊カクレンジャー』、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』 *小ネタ -恐竜モチーフの戦隊は今のところ4戦隊いるが、その全てでティラノサウルス+レッドの組み合わせが固定となっている。トリケラトプスモチーフの戦士はピンクであるキョウリュウジャー以外は全てブルー。また、キョウリュウジャーは初期メンバーにプテラノドンが入っておらず、リュウソウジャーでは遂に戦士としてのモチーフから外された。&br()これは特にジュウレンジャーからアバレンジャーまでの間が顕著だが、古生物学の進歩に伴い恐竜の描写が変化し子どもたちが恐竜に対する知識を深めていった事も理由に考えられる。&br()なお、4作品全ての追加戦士に[[殉>ドラゴンレンジャー/ブライ]][[職>アバレキラー/仲代壬琴]][[者>キョウリュウシルバー/賢神トリン]][[が>ナダ(騎士竜戦隊リュウソウジャー)]]いる。 --『学研の図鑑 スーパー戦隊』(学研発行だが、東映監修なのでオフィシャルな書籍である)には4つの戦隊それぞれの分岐図が掲載されており、「1億7千万年前に恐竜と古代人を守護していたのが大獣神(ジュウレンジャー)」「1億年前にデーボスとの戦いに志願し、トリンから機械の体を与えられたのが獣電竜(キョウリュウジャー)」「6500万年前の隕石衝突でアナザーアースに生き残った恐竜にリュウソウ族が鎧を装備させたのが騎士竜(リュウソウジャー)」「隕石衝突で別れたダイノアースで独自進化を遂げたのが爆竜(アバレンジャー)」となっている。 -動物モチーフの戦隊で味方側にライオンと猛禽類モチーフの戦士が入っていない戦隊はゲキレンジャーのみ。「動物+拳法」と言う組み合わせも現時点では本作だけなのもあり、かなり特異な印象がある。 -自動車モチーフの戦隊は4作あるが、&s(){だいたいカーレンジャーのせいで}気楽でハイテンションなギャグ系作品という印象が強い。ゴーオンジャーが明るい作風なのも拍車をかけている。ターボレンジャーもスモウボーマ回やオヤクシャボーマ等カオスな回も多いが、この二つと並んで語られることはあまりない。 -昆虫モチーフは「子供に人気がある」「複数の戦士のモチーフを用意しやすい」「巨大メカ映えする」と一見使いやすいはずだが、戦隊には2023年の『王様戦隊キングオージャー』まで長いこと登場していなかった((『忍風戦隊ハリケンジャー』の追加戦隊「電光石火ゴウライジャー」、『特命戦隊ゴーバスターズ』の追加戦士「ビートバスター」「スタッグバスター」程度。しかもゴウライジャーは「デザインにカブトムシとクワガタムシが入っている」だけでテーマそのものは「忍者」である。))。理由は明言されていないが、仮面ライダーとテーマが被ることを懸念したのでは?と言われている。 #center(){ &bold(){「&font(red){赤き修正! ツイキレッド!}」} &bold(){「&font(blue){青きつながり! リンクブルー!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){黄色き画面! モバイルイエロー!}」} &bold(){「&font(#FF00FF){ピンクの妄想! エロスピンク♥}」} &bold(){「&font(green){新緑の笑いwwwww グラスグリーンwwwwwwww}」} &bold(){「&font(red){ワン! 見よ! 我ら、五人揃ってWikiに輝く五つ星!}」} &bold(){「&font(blue){ヅゥー! 輝け! 項目の命は銀河を貫くアニヲタガッツ!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){スリー! 戦え! 人に隠れて項目を護るは燃え立つ激気のイマジネーション!}」} &bold(){「&font(#FF00FF){フォー! 爆発! アニヲタあるところ、果てなき追記・修正スピリッツあり!}」} &bold(){「&font(green){ファイブ! S.P.D! 正義のロードを突き進んで、荒らしを規約違反でアク禁にする!}」} &bold(){&bIg(){「&font(red){天下御免の}&font(blue){Wiki戦隊!} &font(#ffdc00){アァァーーニヲタジャー!} &font(#ff00ff){あ、レディ~~ゴォ~~!}&font(green){(オーレ!)}」}} &bold(){「&font(red){溢れる金をグッズに変えて、オタクなれども派手に行くこのWikiをなめるなよ!}」} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/04/15 Fri 22:26:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 47 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ ''&font(#ff0000){スーパー戦隊ヒーローは、地球の平和を守る戦士だ!}'' ''&font(#0000ff){苦しいときも、悲しいときも}'' ''&font(#ffdc00){1人じゃかなわないけど}'' ''&font(#ff00ff){仲間と力を合わせて}'' ''&font(#008000){悪いやつらをやっつけるんだ!}'' }           ――「スーパー戦隊百科」より((一部改変して引用(URL→((http://www.super-sentai.net/sentai/)) 『スーパー戦隊シリーズ』とは、[[テレビ朝日]]系列で放映されている東映製作の特撮番組シリーズである。 #contents() *概要 複数名のヒーローが色ごとに分けられたスーツを着用し、悪の組織と戦うのがコンセプト。 1975年の『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』を第1作とし(詳細は後述)、2024年現在はシリーズ第48作目となる『[[爆上戦隊ブンブンジャー]]』が放送中。 2000年の『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』からは共通ロゴが登場し、OPで表示されるのが恒例となっている((『ゴーバスターズ』、『ジュウオウジャー』~『ルパパト』では番組冒頭で表示、『キングオージャー』では作品中においては使用されなかった。))。 40年以上にわたって放送されている長寿番組であり、日本人なら「[[ウルトラマン]]」「[[仮面ライダー]]」と並び誰もが知っている特撮シリーズだろう。 また、テレビ朝日でも数少ない旧社名のNET時代から放送されている番組である。 最初の2作は石ノ森章太郎原作であったが、『[[バトルフィーバーJ]]』以降は八手三郎原作になっている。 ちなみにこの八手三郎というのは東映プロデューサーの共同ペンネーム。サンライズアニメの矢立肇と同じようなもの。 放送時間は何度か変更されており、その変遷は以下の通り。 |放送時刻|シリーズ相当期間| |土曜19:30-20:00|「ゴレンジャー」「ジャッカー」| |土曜18:00-18:30(18:25)|「バトルフィーバー」~「ターボレンジャー」第31話| |金曜17:30-17:55|「ターボレンジャー」第32話~「メガレンジャー」第7話| |日曜7:30-08:00|「メガレンジャー」第8話~「キュウレンジャー」第31話| |日曜9:30-10:00|「キュウレンジャー」第32話~| 日曜移転後は[[スーパーヒーロータイム]]ないしは[[ニチアサキッズタイム]]に含まれており、スーパーヒーロータイムEDやらスペシャル回やらで[[平成仮面ライ>平成ライダーシリーズ]][[ダーシリーズ>第二期平成ライダーシリーズ]]との絡みも多い。 アジアやフランスで一部作品が放送されていた事はあったが、1993年からは『[[パワーレンジャーシリーズ]]』としてアメリカ進出を果たす。 日本の作品をベースにし、ドラマ部分をアメリカ人で撮影した、向こうでも親しみやすい作品になっており、日本でも一部が吹き替えされ逆輸入版として放送実績がある。 勿論ありとあらゆるパロディも制作されており、これらには東映公認の作品も意外と多かったりする。 *誕生経緯 1971年より開始した、言わずと知れた大人気特撮番組『[[仮面ライダー]]』。 毎日放送・NET(現:[[テレビ朝日]])系の人気番組としてシリーズ化され、続編として「最初から5人の仮面ライダーを一度に登場させる」ものも企画されたが、「ヒーローは1人のもの」と反対を受けた。 その4年後の1975年。 毎日放送が腸捻転解消((資本系列に対して捻れていたネットワーク体系の解消を目的として、1975年3月31日から毎日放送がTBS系列、朝日放送がNET系列にネットチェンジしたもの。))に伴いTBS系列にネットチェンジすることとなった。 これによりNETは仮面ライダーシリーズの放送権を失い、急遽新しい番組を作ることとなり、お蔵入りになっていた「5人の仮面ライダー」の企画が復活。 これがのちの『秘密戦隊ゴレンジャー』である。児童層を中心に視聴率常時20%超えの化物番組となった。 しかし、1977年放映開始の『[[ジャッカー電撃隊]]』はそこまでの人気を得られずに打ち切り番組となってしまう。 1978年はスーパー戦隊シリーズのテレビシリーズが放映されなかったが、『[[ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー]]』の公開により映像としては一年も途切れていない。 その後、1978年5月より、東映は[[マーベル・コミック>MARVEL COMICS]]と提携して『[[スパイダーマン(東映版)]]』を制作した。 それに登場した巨大ロボ・[[レオパルドン>マーベラー/レオパルドン]]が商業的にも大成功したことにより、 『ゴレンジャー』『ジャッカー』の「複数人ヒーロー」と、『スパイダーマン』の「巨大ロボ」を組み合わせた『バトルフィーバーJ』が1979年に放送開始。 そのヒットを受けて、バトルフィーバー以降2024年現在にいたるまで一度の中断もなく、毎年新たなスーパー戦隊が登場している。 しかし、東映の吉川進プロデューサーは『バトルフィーバー』は『ゴレンジャー』『ジャッカー』の続きではなく、『スパイダーマン』に続くアメコミ第2作という認識であり、シリーズの基礎が出来上がったのは『[[電子戦隊デンジマン]]』からで、『[[太陽戦隊サンバルカン]]』から資料でもスーパー戦隊シリーズという表記が見られるようになる。『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』から一時期の間は『ゴレンジャー』『ジャッカー』の&bold(){「戦隊シリーズ」}と『バトルフィーバー』以後の&bold(){「スーパー戦隊シリーズ」}を総称するという意味合いで&bold(){『超世紀全戦隊』}という名称も使われていた。 そういった経緯があったため、初期は『ゴレンジャー』『ジャッカー』をスーパー戦隊シリーズに組み込むかは表記が異なっていたが、現在では正式にシリーズの1つになっている。 *特徴 これらは多くのシリーズに共通する事項だが、''例外もあるので注意。'' ''●人数は基本的に5人'' 初代からして5人で、うち1人から2人は女性。 これは歌舞伎『白浪五人男』からの影響や、東映内の「3人は少なく、4人は縁起が悪い。7人は多すぎる」という意見を受けている。 吉川氏は、『ゴレンジャー』第1話のクランクイン前日に''「ライダーは1人でも怪人を倒せるが、ゴレンジャーは5人が連携してようやく勝てるヒーローである」''とスタッフに語っている。『ゴレンジャー』本編でも、江戸川総司令が第5話で同じように「&bold(){ゴレンジャーは、五つの力が一つになって、初めて勝利を物にする事ができる。な?その1つが欠けても、ダメなんだ。}」と述べている。 その一方で、5人で1人の怪人と戦うのはいじめ問題につながるのではないかと一部の視聴者から指摘されている。 %%敵組織の連れてくる戦闘員は無視ですか?%% &font(#ff0000){&bold(){「勘違いするな!俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!」}} &font(#808080){&bold(){「1人を相手に11人で戦って卑怯だとは思わなイのカ!」}} 基本的にはやはり5人なのだが、第2作目『ジャッカー』は初期4人戦隊。第5作目『サンバルカン』に始まり3人戦隊も少なくない。 しかし、多くの場合は新メンバーの追加により5人やそれ以上の人数になっている。 特に『ジャッカー』は[[追加メンバー>ビッグワン/番場壮吉]]の存在感からかほとんど5人戦隊扱いである。 第16作目『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』からは新たな展開として、中盤から通常のメンバーとは外見や使用武器・ロボが一風異なる''[[追加戦士>番外戦士]]''が追加されるようになった。 原型は4作目『デンジマン』、8作目『[[超電子バイオマン]]』、11作目『[[光戦隊マスクマン]]』などにあるも、それらはあくまでも1話限りのゲストにすぎず、レギュラーとして本格的に登場するようになったのは『ジュウレンジャー』から。 ほかにも追加戦士枠が何人もいたり、主役とはまた別の戦隊が登場していたりする。 なお、追加戦士がOPにワンカット付きで登場するのは『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』になってからである。 取りまとめ役の司令官ポジションは奇数年が人間か人間に近いもの、偶数年が人間ではなくロボットやそれ以外の生命体であることが多い。メンバーが司令ポジを兼ねている作品もある。 ''●変身したメンバーは一色で作られたスーツを着用'' ゴレンジャーの場合は&bold(){&font(#ff0000){赤} &font(#0000ff){青} &font(#ffdc00){黄} &font(#ff00ff){桃} &font(green){緑}}の5色をそれぞれが着用。 この他に&bold(){&font(#383c3c){黒}}と&bold(){&font(#afdfe4){白}}は初期メンバー率が高く、&bold(){&font(#daa520){金} &font(#C0C0C0){銀}}などは主に追加戦士が使用している。 使用頻度の少ないマイナー色は&bold(){&font(#ff0000){臙脂} &font(#0000ff){紺} &font(#800080){紫} &font(#008cff){水色} &font(#C0C0C0){灰} &font(#ffb74c){オレンジ}}など。 こういった色は『[[忍風戦隊ハリケンジャー]]』『[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]』など特定の作品にしか出てこない。 詳しくは[[こちらの項目>戦士の色(スーパー戦隊シリーズ)]]参照。 ''●巨大ロボットでの戦闘を行う'' 第3作目『バトルフィーバーJ』からの要素。 戦隊は[[悪の組織>スーパー戦隊の敵組織]]の怪人やその[[戦闘員>戦闘員(スーパー戦隊)]]を撃退! すると、一度は倒した怪人が''[[巨大化>巨大化(スーパー戦隊)]]''して復活し、ヒーローたちも巨大なロボで立ち向かうのが通例。 『[[侍戦隊シンケンジャー]]』からは巨大戦闘員も登場するようになった。 大抵の場合、それぞれの隊員が搭乗している小型メカが1つの巨大人型ロボットに合体する。 ただ、この形態となったのは第11作目『マスクマン』。これまでは変形や小規模な合体だった。 その翌年に放送された『[[超獣戦隊ライブマン]]』では最初からいたロボ(1号ロボ)ともうひとつのロボ(2号ロボ)が''スーパー合体''し、さらに強化された形態に姿を変える展開も登場。 第17作目『ダイレンジャー』からは単体で人型ロボとして戦える戦力も登場した。 第25作目『ガオレンジャー』以降は、合体ロボのパーツに換装できる単品販売される小型メカも定番となった。 そして『[[炎神戦隊ゴーオンジャー]]』では、登場する全ての小型メカが一つの巨大ロボに合体するまでに至る。 ここ最近は巨大ロボが4,5体形成できるような陣営が続いており、『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』のように巨大戦で名乗りを出来るまでに進歩している。 以前は飛行メカ・母艦メカが存在したほか、合体前の形態も動物型や人型・車両型、意思を持つものなどバリエーションがあり、一口に語ることはできない。 なお、全体的な傾向として、合体前戦力ほど俊敏に動き、合体後はパワーファイターへと発展、スーパー合体で更に強化されると重火器が主武装の重戦車タイプになりやすい。 合体前戦力ほど細身のフォルムになりやすく、その分だけスーアクも動きやすいためである。 逆にスーパー合体ともなると重厚な5体合体へ更にパーツが追加されて重くなり、スーアクは武器を振り回すのも難しい。 全部載せタイプの最終形態に至ってはスーアクがマトモに動けないため、人が入らず外から操演を行うアップ用スーツやCG合成などで誤魔化すこととなる。 『ジュウレンジャー』では5体合体形態の上半身に別のコアメカ1体が合体したスーパー合体が登場したが、 バランスが取れないため長物の武器を振り回せず、必殺技はエネルギーを集めて放つ光線技という演出になってしまった。 これから更にパワーアップした最終形態は、全部乗せの重戦車のような姿になったため、スーアクを使わないでプロップを操作する演出となった。 逆に『ダイレンジャー』では最終形態を重戦車の上に人形ロボが乗るデザインにして、アップにしたときスーアクの動きを撮れるようにしていた。 その後はスーパー合体でなるべく人型を維持する傾向が増え、CGの活用によりある程度動ける強化形態も登場している。 しかしいずれも最終形態に近づけば近づくほど必然的に機体はディテールが複雑化し、殴り合いには不向きなデザインになってしまう。 このため多くのシリーズで最終形態は巨大戦専用の合体武器のような位置付けになっており、登場して即トドメというパターンが専らである。 1号ロボの玩具は『ジェットイカロス』までと『ギンガイオー』『ビクトリーロポ』『ガオキング』『旋風神』がDX超合金ブランドで販売されていたが、『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』以降の戦隊ロボ玩具はDXブランドでの販売となっている((限定アイテムとして超合金版が販売される場合もあるが、安全性はもちろんのこと大人向けのコレクターズアイテムという側面もあるため、対象年齢が15歳以上と高めに設定されている))。最後のDX超合金ブランドの戦隊ロボは『ハリケンジャー』の2号ロボ『轟雷神』である。 剣のパーツも『オーレンジャーロボ』までは銀メッキの硬いものだったが、『オーブロッカー』からは軟質の樹脂が使われている。 また、最近では変形・合体のギミックも簡単なものが多くなっており、メカがそのままくっついているような合体も見られるようになった。 これらの理由は玩具に対する安全基準が近年厳しくなっており、破損と誤飲防止のためシンプルで頑丈な設計を求められることが一因である。 ちなみに同様のことは小道具にも言え、戦隊側の武器は玩具化が前提となっているため、シンプルで丸みを帯びたデザインになっていることが多いが、小売店向けの商品として商品化されることが殆どない悪役サイドの武器はそのような配慮が必要ないので凝ったデザインになりやすい傾向がある。 ''●各作品は1年で終了。世界観ごと次の作品へと移行する。'' 前者の例外は『ゴレンジャー』(1年以上放映)と『ジャッカー』(1年未満で終了)。後者の例外は『デンジマン』→『サンバルカン』。 これ以外の場合、どうあろうと1年で4クール50話ほど放映し、次のシリーズへと完全に移行する。 こうしている理由については、本シリーズのプロデューサーを務めていた鈴木武幸氏いわく「続編を作るとマニアックな内容に変貌してしりすぼみになる可能性が高い」ため。 第28作目『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』以降は、最終話終了直後にて現レッドが新レッドにバトンを渡すシーンも挿入されるようになった。 2000年代以降のドラマの中では、仮面ライダーシリーズ、[[NHK大河ドラマ]]と並び、数少ない「俳優が一年通して参加できる撮影企画」であるため、若手俳優の登竜門に近い扱いも見受けられる。というよりも、業界内の暗黙の了解として「若手のための役であり、ベテランがやるものではない」という認識が大半なようである((世知辛いことを言うならベテランを1年も拘束すると出演料が厳しいという懐事情もある。毎回新造される怪人の着ぐるみ、実際に火花を散らす戦闘シーン、倒されて爆発する怪人など、時代劇より手間や予算が掛かって使い回しの難しい要素も多く、出演料に予算を割けないのだ。))。 これは同時に、番組開始当初は主役陣でも相当低い演技力の人が少なくないということでもある……。そういう人が1年経つ頃には演技力を磨いて立派なヒーローになっている様を実感するのも「通」の楽しみ方だが。 レギュラー出演者の平均年齢が若いこともあり、ドラマ部分は全体的にバイタリティ溢れる展開になっていることが多い。 レッドの号令でメンバーが一斉に変身するようなシーンはどの作品も熱く、戦隊シリーズならではの見せ場と言える。 特に2000年代以降は平成ライダーと同じくイケメン俳優が注目されるようになり、本作を足掛かりに活躍の場を広げた人も少なくない。 世界観については放送終了後の展開を描いた「スーパー戦隊Vシネマ」や、スーパー戦隊同士が対決する触れ込みの「VSシリーズ」、それに劇場版などは例外。 また、第35作目『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』は「歴代の34のスーパー戦隊が存在した世界」など作品自体がクロスオーバー企画になっているほか、 第39作目『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』では40周年を記念して、[[過去の戦隊が普通に登場している。>春のニンジャ祭り!(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]] なお、海外版の『パワーレンジャー』の初期は世界観が地続きであった。普通に過去の戦士が登場するようにもなっている。 [[向こうのヒーロー>スーパーマン(人物)]]は何十年も(多少のリメイクはあれど)悪と戦い続けているので、人気があるものを終わらせて次へという感覚が理解し難かったらしい。 また、一部のスーパー戦隊作品は、[[マーベル・コミック>MARVEL COMICS]]との提供のもと制作された作品がある。『バトルフィーバーJ』、『デンジマン』、『サンバルカン』がそれにあたり、 バトルフィーバーJはマーベルコミックスを形成する多数のマルチバースの中にも含まれ、アース番号はEatrh-79203である。マルチバースはマーベルに関係している全ての作品が平行世界として属しており、これに則ると、かの[[MCU>マーベル・シネマティック・ユニバース]]シリーズや[[X-MEN>X-MEN(映画)]]シリーズ、[[多数の>スパイダーマン(東映版)]][[スパ>スパイダーマン(映画)]][[イダー>アメイジング・スパイダーマン(映画)]][[マン>スパイダーマン(池上遼一版)]][[作品>スパイダーマン:スパイダーバース(映画)]][[シリーズ>スパイダーマン(アメコミ版)]]とも平行世界同士で世界観を共有していることになる。 これが単にバトルフィーバーJだけの作品設定になっているかは不明だが、ゴーカイジャーやその他の作品など世界観の地続きを明確示しているように、スーパー戦隊シリーズすべてがマーベルのマルチバースに属している可能性もある。また、スーパー戦隊シリーズはメタルヒーローシリーズや仮面ライダー、その他の東映特撮作品ともつながりがあるため、東映特撮全体が無数のマルチバースとして(※多少強引ではあるが)組み込まれて存在している可能性もある。 *歴代のヒーローたち 各作品の詳細な内容については項目を参照。 #openclose(show=▼ゴレンジャー~フラッシュマン(1作目~10作目)){ #areaedit() ''・特徴'' シリーズ黎明期。 ここで現在に至るまでの人気とフォーマットを作り上げたと言っても過言ではない。 作品ごとのモチーフが薄めに見えることもあるだろうが、視聴者に人気を得るためにそれぞれがしっかりと色を出している。 また、この頃の大部分は「ハクション大魔王」や「おらぁグズラだど」のグズラで知られる声優・[[大平透]]氏がナレーションを担当しており、 視聴者の子供たちに親しみやすい口調で語り掛けるのがお約束となっている。 ''・『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(red){五人揃って!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ゴ}&font(blue){レ}&font(#ffdc00){ン}&font(#f09199){ジ}&font(green){ャー}!!」}} } 真っ赤な第1作目! 青い放送時期! 1975年~1977年の2年間。黄色いメンバー名!「(色)+レンジャー」。 原作はあの石ノ森章太郎。同氏が手掛けた漫画版も存在するんだよ。 悪の集団・''「[[黒十字軍>黒十字軍(秘密戦隊ゴレンジャー)]]」''が世界征服に乗り出した。これを迎え撃つため、国連が立ち上げた組織・イーグル日本支部は黒十字軍の襲撃から奇跡的に生き残った五人の精鋭を''「ゴレンジャー」''に任命した。 シリアスなスパイアクションをすることもあれば、直球に子供受けするコメディも含んでるんだねこれが。つまりはバラエティ豊かな作品に仕上がっていることが功を奏し大ヒットしたんだ。みんなで見よう! ''・『[[ジャッカー電撃隊]]』'' #center(){ ''「&font(red){我}&font(blue){ら}&font(#FF00FF){!}&font(green){!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ジャ}&font(blue){ッカー}&font(#f09199){電撃}&font(green){隊!}」}} } 4カード! シリーズ二作目。8ピラミッド! 1977年4月から12月放送。 今作も石ノ森章太郎原作。各メンバーの名前は「(トランプの模様)+(絵札)」で、そのままトランプがモチーフ。 ''「[[犯罪組織クライム]]」''に対抗するため、国際科学特捜隊の私、ジョーカーこと鯨井大助により選ばれた4人のサイボーグ''「ジャッカー」''が立ち向かうぞ。よって当初は珍しい4人戦隊。君もサイボーグにならないかい? さながら刑事ドラマのようなハードなアクションがウリとなっていたが、その生々しさは子供受けせずに視聴率低迷の憂き目に遭う。 初の追加戦士・[[ビッグワン>ビッグワン/番場壮吉]]が登場するなどテコ入れはあったが、結果としては打ち切り。 78年には完結編かつ、実質的なVSシリーズ1作目『[[ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー]]』が劇場で公開されたんだよ。 ''・『[[バトルフィーバーJ]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){バト}&font(#0000ff){ル・}&font(#ff7800){フィ}&font(#008000){ーバ}&font(#f09199){ー!}」}} } 第3作目。1979年~1980年放送。各メンバーの名前は「バトル+(国名)」。モチーフはダンス。本作より原作が八手三郎名義となる。 ''「[[秘密結社エゴス]]」''に対し、国防省とFBIは特殊部隊''「[[バトルフィーバー隊]]」''を設立。それぞれのダンスを極めた選ばれた精鋭たちがエゴスに立ち向かうんだ。 [[戦隊シリーズの先駆けとなった男>スパイダーマン(東映版)]]に続いて、マーベル・コミックの『[[キャプテン・アメリカ>キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー]]』の使用が考えられていたが、結局用いられたのはミス・アメリカの名前1点のみ。 私、倉間鉄山が設計したシリーズ初の巨大ロボ・[[バトルフィーバーロボ]]の登場などスーパー戦隊シリーズのフォーマットを作り上げた作品で「第2の原点」とも呼べるな。そのためか、「スーパー戦隊シリーズ第1作」として扱われていた時期もあり、現在でも少数派ながら1作目と主張する人もいるようだ。 2人のメンバー交代、橙色の戦士、色の要素が薄いコスチューム、国名を含んだ名前など、現在の視点でもかなり型破りな要素が多いぞ。 ''・『[[電子戦隊デンジマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){見よ!電子戦隊}」'' &bold(){&big(){「&font(red){デ}&font(blue){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(green){マ}&font(#f09199){ン}!!」}} } 第4作目。1980年~1981年放送。各メンバーの名前は「デンジ+(色)」。 3000年前、美しいものを嫌う[[ヘドリアン女王]]率いる''「[[ベーダー一族]]」''はデンジ星を滅ぼした。 時は流れ現代、僕ことデンジ犬アイシーは地球に逃げ延びたデンジ星人の末裔の5人を''「デンジマン」''に選んだ。 かくしてベーダー一族の侵略から地球を守る戦いが始まった! 全体的にSF寄りの作品ではあるけど、一般人の惨殺など怪奇色も強いんだ。 変身アイテム、ヘルメットの黒いゴーグル、マスコットキャラクターなど現在に引き継がれるフォーマットもこの時に出来上がったんだ。 ''・『[[太陽戦隊サンバルカン]]』'' #center(){ ''「&font(red){輝け、太陽戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){サン}&font(blue){バル}&font(#ffdc00){カン!}」}} } 第5作目。1981年~1982年放送。各メンバーの名前は「バル+(動物の名前)」。動物モチーフはここから始まったんだ。 地底からやってきた''「機械帝国ブラックマグマ」''が国連に宣戦布告。 我が地球平和守備隊は''「サンバルカン」''を結成、ブラックマグマの侵略を迎え撃つぞ。 平和と言うものはね、動物たちが安心して野山を駆け巡れる環境のことだよ。この動物たちの命を奪うものを私、嵐山は許さない! 前作の続編であることが明確に語られており、ヘドリアン女王など前作のキャラクターも登場するぞ。 主要戦隊にしては陸・海・空の動物モチーフが割り当てられた最小3人編成であるほか、男性のみの主要戦隊は今のところこれだけなんだよ。 また、主役ポジションであるレッドが交代したのも本作だけなんだ。 ''・『[[大戦隊ゴーグルファイブ]]』'' #center(){ ''「&font(red){戦え、大・戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ゴーグル}&font(#383c3c){フ}&font(#0000ff){ァ}&font(#ffdc00){イ}&font(#f09199){ブ}!!」}} } 第6作目。1982年~1983年放送。各メンバーの名前は「ゴーグル+(色)」。モチーフは宝石と新体操。 多くの災いをもたらし幾つもの文明を滅ぼしてきた''「暗黒科学帝国デスダーク」。'' その存在を知った未来科学研究所の本郷秀樹博士と僕たちコンピューターボーイズ&ガールズはコンピューターで正義感の強い人間を''「ゴーグルファイブ」''に選んだんだ。こうして善と悪の科学である「未来科学」と「暗黒科学」が本格的に衝突するんだ。 最初から最後まで「ヒーローが敵を倒す」「ゲストキャラを救う」って言う勧善懲悪のストーリーが徹底されていて、単純明快でシンプルに見やすい作品になってるんだ。 アクションのモチーフは新体操さ。でね、初登場した各メンバーの個人武器も新体操に使うアイテムになってるんだよ。 一方でそれまでのグリーンに代わって[[ブラックの戦士>ゴーグルブラック/黒田官平]]が初登場したり、変身前のメンバーの衣装を自分たちのイメージカラーにしたり、追加戦士抜きで最高に長い名乗り時間、無数のピアノ線がひしめき合った[[巨大ロボ>ゴーグルロボ]]合体シーンなど、いろいろと試行錯誤を重ねていた時期でもあるんだ。 そのおかげで、普通の人が戦隊と聞いて思い浮かべるイメージにだいぶ近付いたと思うんだけど……どうかなあ? ''・『[[科学戦隊ダイナマン]]』'' #center(){ &bold(){「&font(red){爆発!}」} &bold(){「&font(red){科学戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(red){ダ}&font(#383c3c){イ}&font(#0000ff){ナ}&font(#ffdc00){マ}&font(#f09199){ン}!!」}} } 第7作目。1983年~1984年放送。各メンバーの名前は「ダイナ+(色)」。 地底人''「[[ジャシンカ帝国>有尾人一族ジャシンカ帝国]]」''が地上征服のため侵攻を開始したよ。 それを察知していたおじさんこと夢野久太郎は、若き5人の学者を集めて''「ダイナマン」''を結成させたんだ。 ダイナマンと言えば爆発、爆発と言えばダイナマン。''「ばくはつ(ばくはつ)ダイナマン♪」''と言われるくらい、爆発については群を抜いているんだよ。 これだけで終わるわけもなく、全体的にアニメテイストを取り入れているんだよ。 また、変身後のスーツからマフラーが消えたんだ。 [[強化怪人>メカシンカ(科学戦隊ダイナマン)]]出現による新たな必殺技の習得、ヒューマンドラマの強化、出渕裕による優れたデザインのキャラクターなどが特徴的。 この作品の途中から放送時間が25分(本編20分)となり、展開がスピーディとなったんだ。 ''・『[[超電子バイオマン]]』'' #center(){ &bold(){&font(red){「ワン!」}&font(green){「ツゥー!」}&font(blue){「スリー!」}&font(#ffdc00){「フォー!」}&font(#FFC0CB){「ファイブ!」}} ''「&font(red){超電子!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){バ}&font(green){イ}&font(blue){オ}&font(#ffdc00){マ}&font(#FFC0CB){ン!}」}} } 第8作目。1984年~1985年放送。各メンバーの名前は「(色)+(数字)」。 高度な文明を持っていたバイオ星の生き残りが地球人にバイオ粒子を与えてから500年。 [[ドクターマン>ドクターマン(超電子バイオマン)]]率いる''「[[新帝国ギア]]」''の襲来に対して、バイオ星の巨大ロボ・[[バイオロボ]]とサポートロボである僕、ピーボに選ばれた''「バイオマン」''が立ち向かうんだ。 メンバーに女性2人がいるのは初めて。[[1人は>さよならイエロー(超電子バイオマン)]][[交代する>新戦士ジュン登場(超電子バイオマン)]]ことになったんだけど…… それから、タイトルに戦隊の2文字が入らない、ロボ戦のみ相手が変更される、ゲスト怪人廃止、悩めるレッドなどのマンネリ打破要素が多数見られるんだ。 ''・『[[電撃戦隊チェンジマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){電撃戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){チェ}&font(#383c3c){ン}&font(#0000ff){ジ}&font(#afdfe4){マ}&font(#FF00FF){ン}!!」}} } 第9作目。1985年~1986年放送。各メンバーの名前は「チェンジ+(想像上の動物)」。モチーフは想像上の動物。 ''「大星団ゴズマ」''の侵略を受ける中、我が地球守備隊のメンバー5人が秘密の力・アースフォースを受けたことにより''「チェンジマン」''に変身するんだ。 前作に比べると低年齢層ウケを狙った作品だな。しかし終盤での敵の大量寝返りなど、単なる勧善懲悪でないところも見どころだ。 これは敵であるゴズマが訳ありな連中揃いなことに起因しており、[[ゴズマに母星を滅ぼされた宇宙人>チェンジマンに登場した宇宙人(ゲスト)]]もゲストないし準レギュラーとして登場し、物語を盛り上げていく。かく言う私、伊吹も実は……。 ホワイトヒロインの登場や、個人武器の合体などの要素も初めてだ。 あまり知られていないが、放送期間は1年1ヶ月。全55話構成と『ゴレンジャー』に次いでさりげなく長いぞ。 ''・『[[超新星フラッシュマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){超新星!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){フラ}&font(green){ッ}&font(blue){シ}&font(#ffdc00){ュ}&font(#FF00FF){マン}!!」}} } 第10作目。1986年~1987年放送。各メンバーの名前は「(色)+フラッシュ」。モチーフはプリズム。 ある日、地球人の子ども5人が''「[[改造実験帝国メス]]」''にさらわれ、彼らはフラッシュ星人に救われる。 そして20年後、1986年。それぞれが別々の星で育てられた彼らはメスの地球侵略を知り、5人自らフラッシュ星を飛び出し僕ことマグも連れて''「フラッシュマン」''を結成し故郷たる地球で戦うんだ。 敵味方問わず終盤ではシリーズ屈指の鬱展開として有名な作品。 大破した[[1号ロボ>フラッシュキング]]に代わっての[[2号ロボ>タイタンボーイ/グレートタイタン]]のシリーズ登場や、終盤の悲壮な展開がかなり印象的だよ。 ちなみに、[[井上敏樹]]の戦隊脚本初参加作でもあるんだ。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼マスクマン~カーレンジャー(11作目~20作目)){ #areaedit() ''・特徴'' 放送開始から10年以上経過。 バブル景気が始まったかと思えば、マンネリから来る打ち切りにも悩まされる事態となった。 しかし、『ジェットマン』と『ジュウレンジャー』によって持ち直したどころか、ついに海外進出を果たす。 また、車・動物・忍者といった戦隊ごとのモチーフが表面に濃く出てきたのもこの辺りから。 ''・『[[光戦隊マスクマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){光戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){マ}&font(#383c3c){ス}&font(blue){ク}&font(#ffdc00){マ}&font(#FF00FF){ン}!!」}} } 第11作目。1987年~1988年放送。各メンバーの名前は「(色)+マスク」。モチーフは気功。 ''「[[地底帝国チューブ]]」''の地上進攻が察知され、レーシングチームのオーナーでもある私、姿三十郎によって人が誰しも秘めているオーラパワーの素質を見出された''「マスクマン」''が結成される。 だが、そのリーダーであるタケルはチューブのイアル姫とは相思相愛の仲だったんだ。 戦いの中でイアル姫の双子の兄・イガム王子は「妹を誑かした不届き者」としてタケルに憎しみの刃を向けていく……。 しばらく「宇宙規模の物語」や「西洋イメージ」が続いたからなのかはわからんが、本作は「人間の内面の物語」「東洋イメージ」がベースだ。 なんといっても5機合体ロボの歴史は今作の[[グレートファイブ]]から始まっているぞ。 ''「戦隊版ロミオとジュリエット」''と評されるラブストーリー的展開も注目を集めた。この展開は後の『ジェットマン』の萌芽にもなっているな。 他にも、1話限定のプロトタイプマスクマンこと「X1マスク」という6人目の戦士が登場する。 また、前半はショットボンバー、後半はジェットカノンという具合に必殺武器も交代するパターンも見所だ。 ''・『[[超獣戦隊ライブマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){超獣戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ラ}&font(#ffdc00){イ}&font(blue){ブ}&font(#383c3c){マ}&font(green){ン}!!」}} } 第12作目。1988年~1989年放送。昭和最後のスーパー戦隊。各メンバーの名前は「(色)+(動物)」。モチーフはもちろん動物。 科学アカデミアから謎の通信を受けた[[月形剣史>ドクター・ケンプ/月形剣史]]・[[仙田ルイ>ドクター・マゼンダ/仙田ルイ]]・[[尾村豪>ドクター・オブラー/尾村豪]]。謎の宇宙船に乗り去ろうとする彼らを止めようとして、宇宙空間活動用スーツの研究メンバーの2人が死亡してしまったコロン。 その2年後、剣史たちは[[大教授ビアス]]率いる''「[[武装頭脳軍ボルト]]」''の尖兵としてスペースアカデミア号ごと科学アカデミアを壊滅させるコロン。 その襲撃から生き延びた[[天宮勇介>レッドファルコン/天宮勇介]]・[[大原丈>イエローライオン/大原丈]]・[[岬めぐみ>ブルードルフィン/岬めぐみ]]は2人の仇を討つためにスーツを強化させ、''「ライブマン」''を結成し友の凶行に立ち向かうの。 巨大ロボ1号2号が行うスーパー合体と、正式な追加戦士の登場が最大の特徴ね。色の面でも青の女戦士に黒と緑の戦士が初めて共演したコロン。 キャスティングも新人だけではなく、実績のある俳優が登場しているわ。 でも、そのせいで予算が圧迫されてしまい、当時毎年作られていた劇場版が作られない事態にも見舞われちゃったコロン…。 ''・『[[高速戦隊ターボレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(red){高速戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ターボ}&font(#383c3c){レ}&font(blue){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}} } 第13作目。1989年~1990年放送。平成最初のスーパー戦隊。各メンバーの名前は「(色)+ターボ」。モチーフは車と妖精。 2万年前に起きた''「[[暴魔百族>暴魔百族(高速戦隊ターボレンジャー)]]」''と人間&妖精の戦い。聖獣ラキアによって戦いは終わりましたが、現代の自然破壊を前に力が弱まり暴魔は復活してしまいました。 妖精族最後の生き残りである私、シーロンは太宰博士の協力を得て、東京都立武蔵野学園高校3年A組の5人にターボブレスを与えたのです。 [[炎力>レッドターボ/炎力]]たち5人は、幼い頃妖精を見たために''「ターボレンジャー」''になって暴魔に立ち向かうのよ。 本編開始前に前作でお流れになった「戦隊シリーズ」大集合イベント''「10大戦隊集合」''を1話で行った記念すべき戦隊です。 『ゴレンジャー』&『ジャッカー』を除く歴代スーパー戦隊の皆さんがターボレンジャーの応援に駆け付けたわ。一方で『ゴレンジャー』以来の「○○レンジャー」でもあるの。 構成メンバーは5人とも高校生でフレッシュさがあり、中盤以降は彼らの同級生にあたる第3勢力も登場するのよ。 ただ、避けきれないマンネリや放送時間の変更を受けた結果、視聴率は伸び悩み気味だったようです。 でも、ミニ四駆ブーム真っ只中だったのか、「DX超合金 高速合体[[ターボロボ]]」をはじめとしたDX玩具の売れ行きはよかったそうです。 ''・『[[地球戦隊ファイブマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){地球戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ファ}&font(blue){イ}&font(#383c3c){ブ}&font(#ffdc00){マ}&font(#ff00ff){ン}!!」}} } 第14作目。1990年~1991年放送。各メンバーの名前は「ファイブ+(色)」。 宇宙航行が可能になった時代、星川博士とその一家は惑星シドンに緑をよみがえらせようとしていたんだ。 でも、銀河の支配をたくらむ''「[[銀帝軍ゾーン]]」''の攻撃を受け、星川夫妻は生死不明になっちゃったけど、僕ことアーサーG6と5人の兄妹は宇宙船[[マグマベース>マックスマグマ]]に乗ってなんとか地球に帰還できたんだ。 それから20年後、5人はニュータウン小学校の教師に成長したんだ。 そして、地球を侵略しに来たゾーンに5兄弟戦士''「ファイブマン」''として戦うぞ! メンバー全員が兄妹で全員が教師、この他にもサポートキャラである僕が必殺武器アースカノンに変形したり、シリーズ初の共通強化装備であるファイブテクターが出てきたり、って感じでこまごまとしたアイデアを多数盛り込んでいるよ。 それでも低視聴率からは逃れられなくて、展開もいろいろ迷走しちゃったけれど、中盤以降は新幹部の[[初代艦長シュバリエ]]が登場してきたおかげで視聴率を持ち上げていったんだ。 ''・『[[鳥人戦隊ジェットマン]]』'' #center(){ ''「&font(red){鳥人戦隊!}」'' &bold(){&big(){「&font(red){ジェ}&font(#afdfe4){ッ}&font(#ffdc00){ト}&font(#008cff){マ}&font(#383c3c){ン}!!」}} } 第15作目。1991年〜1992年放送。名前「(色)+(鳥)」。象徴は鳥だ 舞台は西暦199X。地球防衛軍スカイフォースによって平和が維持された地球。そこで極秘に開発された「バードニックウェーブ」を浴びて[[天堂竜>レッドホーク/天堂竜]]は変身能力を身に着けたわ。 だけど、''「[[次元戦団バイラム]]」''の襲撃を受けてスカイフォース基地・アースシップは崩壊。竜の恋人のリエもまた、宇宙に消えてしまったの。 辛うじて生き残った竜とスカイフォース長官である私、小田切綾はバイラムに立ち向かうために残りのバードニックウェーブを浴びた4人の若者を探し出し、彼らと共に''「ジェットマン」''を結成したのよ。 とはいえ、[[他>ホワイトスワン/鹿鳴館香]][[の>イエローオウル/大石雷太]][[4>ブルースワロー/早坂アコ]][[人>ブラックコンドル/結城凱]]はいずれも一筋縄ではいかない曲者揃いでね……。 危機感を感じた前作から、スタッフも一新して多くの革新的な試みを入れたわ。 ある評によれば''「戦うトレンディドラマ」''と言われてるわね。まあ、実際ジェットマン本編はバイラムを含めた複雑な恋愛関係で、バイラムの内部は覇権をめぐって不穏な空気と、敵も味方も協調性がないの。''「ジェットマンはトレンディ♪」''なんて言われるくらいにね。 でも一方で、3号ロボが初登場する他、ロボの斬新な特撮シーンも人気を博し、シリーズを打ち切りの危機から救った作品の片割れにもなっているのよ。 ''・『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){恐竜戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ジ}&font(#383c3c){ュ}&font(#0000ff){ウ}&font(#ffdc00){レ}&font(#f09199){ン}&font(#008000){ジ}&font(#ff0000){ャ}&font(#383c3c){ー}&font(#0000ff){!}」}} } 第16作目。1992年~1993年放送。各メンバーの名前は「(古代生物)+レンジャー」。強く大きな存在である恐竜がモチーフ。 かつて地上で暮らしていた恐竜、恐竜から進化した恐竜人類、妖精。 しかし、1億7千万年前に恐竜部族の長の1人が人類滅亡を狙い、五大部族は「守護獣」とともに''「[[魔女バンドーラ>バンドーラ一味]]」''や悪魔と戦い、惑星ネメシスにその一味を封印したのじゃ! 時は流れ現代、スペースシャトル乗組員・悟くんと由美子ちゃんのミスによってバンドーラが復活してしもうたのじゃ!何でも「地球をただの石ころの星にしてやる」だと。 一方でマンションの管理人として身を潜めておったわし、不思議仙人バーザもまた[[五人の>ティラノレンジャー/ゲキ]][[古代>マンモスレンジャー/ゴウシ]][[人類>トリケラレンジャー/ダン]][[の戦>タイガーレンジャー/ボーイ]][[士たち>プテラレンジャー/メイ]]''「ジュウレンジャー」''を目覚めさせたのじゃ!いつまで寝とるんじゃ!化粧などしとる暇はありゃせんぞ!さっさと目を覚まさんか! 子供向けに路線を戻すかのように、ファミコンブームからくるRPGテイストと強いファンタジー性を取り入れとるぞい。 その証拠に、ロボット…いや従来のロボに当たる存在と言った方がいいかの。それが「神様」として描写され意思を持つようになったほか、6人目の戦士も正式に初登場したのじゃ。 その人気たるや日本のみならず、世界でも本作をリメイクしたという『パワーレンジャー』を放送したぞ。ネックだった製作資金面も解消されるなど、打ち切り回避とともにターニングポイント的1作となったんじゃよ。 2017年には超合金魂ブランドで大獣神が発売される事に合わせてスマホゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』にてイベント期間限定というややイレギュラーな形ながらスパロボシリーズへ参戦した事も話題になったそうじゃ。シリーズ史上初となる実写特撮作品の参戦でもあるのぉ。 ''・『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){天に輝く五つ星!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){五星}&font(#008000){戦隊}&font(#0000ff){ダイ}&font(#ffdc00){レン}&font(#f09199){ジャ}&font(#afdfe4){ー}!!」}} } 第17作目だァァッ!! 1993年~1994年放送だァァッ!! 各メンバーの名前は「(中国の聖獣)+レンジャー」だァァッ!! モチーフは『水滸伝』を筆頭とした中華ファンタジーだァァッ!! 紀元前6000年頃、中国南部に発生したダオス文明は''「大自然の『気力』を操るダイ族」''、''「邪神ゴーマの崇拝で『妖力』を持つゴーマ族」''、''「両族の下にあった能力なしのシュラ族」''の3つに分かれていたんだァァッ!! だが、ゴーマ族はダイ族に攻撃をしかけて6000年近い長い闘いが起こり、両族は歴史の表舞台から姿を消したんだァァッ!! そして現代にゴーマ族は姿を現し、暗黒の世界を作り上げようとするも、ダイ族の血を引く気力に満ちた若者たち''「ダイレンジャー」''がそれを阻止するんだァァッ!! 気力という概念により、武器を使っての戦闘よりもカンフーアクションに見るべきものがあるんだァァッ!! 対戦格闘ゲーム全盛期ということでド派手な殺陣や名乗りもウリだぜェェッ!! また、レッドが明確なリーダーでもないということに始まり、単純な勧善懲悪ではないなど掟破りの要素がシリーズでも多いんだァァッ!! ''・『[[忍者戦隊カクレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){人に隠れて悪を斬る!}」'' &bold(){&big(){「忍者戦隊、&font(#ff0000){カ}&font(#a0a0a0){ク}&font(#008cff){レ}&font(#ffdc00){ン}&font(#383c3c){ジャー}見参!」}} ''「&font(#ff0000){成敗!}」'' } さて皆様、お待ちかね・かね・かねの第18作目でございます。1994年から1995年にかけて放送されました。 各メンバーの名前は「ニンジャ+(色)」で、モチーフは当時流行を見せていた忍者となっておりますよ、ニンニン。 時は戦国、戦国大名たちが血で血を争う戦いをしていた時…血で持って血を洗っちゃう、こっちのでこっちをゴシゴシ…どうやって洗うんだ?と言ってた陰で、5人の隠流忍者は無敵将軍ら[[三神将>三神将(忍者戦隊カクレンジャー)]]から与えられた「封印の扉」に、''「[[妖怪総大将ヌラリヒョンと妖怪達>妖怪軍団(カクレンジャー)]]」''のエネルギーを封じ込めたのでございます。 それからどびゅーん!と飛んで400年後の現代、人間社会にこっそり溶け込んでいたカッパは隠流忍者の末裔の[[サスケ>ニンジャレッド/サスケ]]とサイゾウをまんまと騙し、封印の扉を解放させちゃったもんだからさあ大変! 妖怪軍団が蘇ってあっちらこっちらで大暴れ!がーっ怖!あーっ怖! 扉を見張る一族である鶴姫様はこの一大事を知り、サスケとサイゾウその他の末裔を引き連れ、''「カクレンジャー」''として妖怪退治の旅に出たのでございます。はてさて、彼らの道中の行く末やいかに……。 ちゅーか、前作が中華風なら本作は和風で今風、わーっ!フーフー! ところがどっこい、アメコミ調の擬音が画面にでーっかでっかと出ることを筆頭にアメリカンな要素もかなり''「TSUYOOOOOOKU!」''表現されております。 お話全体は、わたくし[[講釈師>講釈師(忍者戦隊カクレンジャー)]]が解説するロードムービー的な第1部とサスケたちの成長を描いた「青春激闘編」の2部構成となっております。 これに加えて、人間の姿を持たない[[番外戦士>ニンジャマン/サムライマン]]が初登場する、戦隊が一時解散し五手に分かれて活動するなど、あえて既存概念に縛られないようにした要素がどどーん!とてんこもりですよ~! ''・『[[超力戦隊オーレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){超力戦隊}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){オー}&font(#008000){レ}&font(#0000ff){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}} } 突入!第19作目。放送!1995年~1996年。名称!各メンバーは「オー+(色)」。モチーフはファンタジーとテクノロジーを融合させたような古代文明。 月に前線基地を築き上げた''「[[マシン帝国バラノイア]]」''が地球進攻を開始。各都市に甚大な被害をもたらし、ついに日本をターゲットにした。 我々はこの脅威に屈することはなく、私こと三浦尚之も属する国際空軍(U・A)からの選抜チーム&font(l){[[うあおー]]}「U・A・O・H=''オーレンジャー''」を結成。6億年前の超古代文明が残した超力を武器に立ち向かうんだ。 『ゴレンジャー』から数えて20周年なのを記念して、メンバーが軍の関係者と初期寄りに回帰しているが、古代文明など前3作から引きずったようなファンタジー要素も強いな。 そのため最初はハードでシリアスな展開だったんだが、「阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件で世相が暗い」「オウム真理教絡みで設定変更を余儀なくされた」などの問題で[[路線変更>路線変更(特撮)]]が起こり、 マシンやら兵器やらがポンポン登場するごった煮になったが、それをてんこ盛りと子どもにとらえられたせいか、商業的には大成功を収めている作品だったりもするんだ。''オーレ!'' ちなみにVシネマ『スーパー戦隊VSシリーズ』が始まったのは本作からだよ。 ''・『[[激走戦隊カーレンジャー]]』'' #center(){''「&font(#ff0000){戦う}&font(#0000ff){交通}&font(#008000){安全!}&font(#ffdc00){激走}&font(#ff00ff){戦隊}」''} #center(){&bold(){&big(){「&font(#ff0000){カァーーー}&font(#0000ff){レ}&font(#008000){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}}} 第20作目。1996年からフルアクセル、1997年でオーバーヒート。各メンバーの名前は「(色)+レーサー」。ナンバープレートを読んでの通りモチーフは車ダップ。 なお、本作において『ゴレンジャー』から数えてシリーズ通算1000話目を突破したダップよ。 ''「[[宇宙暴走族ボーゾック]]」''に故郷のハザード星を''打ち上げ花火にさせられる''も、ぼく少年ダップは何とか脱出に成功したんダップ。ボーゾックは次の目標を''チーキュ''の''ニッポンポン''に定めるんダップ。 ダップもまた伝説の星座から放たれる「クルマジックパワー」で、母から聞いた地球にいる伝説の戦士''「カーレンジャー」''を探し、自動車会社ペガサスにいた5人の若者がそうだと思い込むダップ。 しかし、その5人は''無償で働くことを拒み''、ダップは''あの手この手で''カーレンジャーを戦わせようとしていくダップ。 一方でボーゾックも''かなりマヌケな作戦''と''食べると巨大化する[[芋羊羹>芋長の芋羊羹]]''で対抗するダップ。 ……と、脱力もののストーリーダップ。一般人が突然ヒーローになるという等身大の正義を描いたと言えば聞こえがいいダップけどね。 そんなコメディ路線は最初から最後まで路線変更することなどなく貫かれており、もっとも賛否両論とされる異色作ダップよ。 他の作品と共演する際も、本作のギャグ路線(通称:カーレン時空)に巻き込まれる……いや、巻き込まれてしまうんダップ。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼メガレンジャー~ボウケンジャー(21作目~30作目)){ #areaedit() ''・特徴'' ついに2000年代に突入。 さらに独創的なコンセプトをとった戦隊が多く登場し、''「敵を倒さない」''戦隊も登場。 「イケメンヒーローブーム」や若手が長期間学べる作品ということもあって、シリーズ自体が''「若手役者の登竜門」''ともされるように。 ''・『[[電磁戦隊メガレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){電磁戦隊}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){メガ}&font(#383c3c){レ}&font(#0000ff){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#ff00ff){ャー}!!」}} } いよいよ!第21作目。放送!1997年から!1998年にかけて。メンバー!名前は「メガ+(色)」 モチーフ!時代の進化に合わせてIT 諸星学園高校3年の[[伊達健太>メガレッド/伊達健太]]はゲームセンターで対戦ゲーム「メガレンジャー」で連戦連勝したところ、I.N.E.T.の職員に連れていかれて「あるプロジェクトに抜擢された」と言われる。 そこに''「[[邪電王国ネジレジア]]」''が襲撃。私、久保田衛吉からメガレンジャーはネジレジアから地球を守るメンバーを選抜するためのものだと聞かされるんだ。 健太は偶然来ていたデジ研部員4人とともに、本物の''「メガレンジャー」''としての地球防衛と学生としての生活をしていくことになる。だが忘れるな、これはゲームではない。異次元の侵略から地球を守る現実の戦いなんだ! 今作は2度目の学生戦隊だ。前作と以前の学生戦隊を合わせ、ヒーローであることを隠しながら日常を送る「等身大の学生」が描かれている。 そのせいで、終盤の展開はシリーズでも特に印象深いものになっている。 本作の序盤から放送時間が朝の7時半になり30分編成に戻ったほか、CG描写も初めて導入されたんだよ。 ''・『[[星獣戦隊ギンガマン]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){銀河を貫く伝説の刃! 星獣戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ギ}&font(#008000){ン}&font(#0000ff){ガ}&font(#ffdc00){マ}&font(#ff00ff){ン}!!」}} &bold(){[[若本>若本規夫]]「ギンガマン…それは、勇気ある者のみに許された名誉ある銀河戦士の称号である!!」} } 第22章。1998年〜1999年放送。各メンバーの名前は「ギンガ+(色)」。モチーフの動物。 3000年前に自然から与えられる力「アース」と銀河を守る神秘の動物「星獣」によって封印された''「[[宇宙海賊バルバン]]」''が復活したボック。 一方でギンガの森では133代目のアースの戦士の継承式が行われていたんだけど、バルバンの襲撃で本来戦士になるはずだったヒュウガが地割れに飲み込まれるんだボック。 ヒュウガに星獣剣を託された弟の[[リョウマ>ギンガレッド/リョウマ]]をはじめ、5人の戦士は''「ギンガマン」''としてバルバンと戦っていくんだボック。 少しひさしぶりな本格ファンタジー戦隊。馬が乗り物として用いられるなど、自然を押し出したつくりになっているボック。 また、序盤では着ぐるみの状態で巨大戦を挑んだため、[[1号ロボ>ギンガイオー]]が2号ロボやサポートロボとのスーパー合体を行わず、パワーアップによる進化で戦い抜くボック。 パワーアップイベントについてはそのアイテムをめぐり[[第三勢力>黒騎士ブルブラック/黒騎士ヒュウガ]]も参戦。バルバン内の分裂も見どころとなったボック。 一方で当時の流行や世相を思わせるような描写は鳴りを潜めたんだボック。 企画途中でのタイトルは『ガオレンジャー』だったんだけど、『[[勇者王ガオガイガー]]』とかぶるのでボツ…が、『ファイブマン』の敵の中にも[[ギンガマン>銀河戦隊ギンガマン(地球戦隊ファイブマン)]]はいたボック。 偶然にもガオガイガーと「1号ロボがパワーアップのみで戦い抜く」点が共通しているボック。 ''・『[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){人の命は地球の未来!} &font(#0000ff){燃えるレスキュー魂!} &font(#008000){救急戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ffdc00){ゴー!}&font(#ff00ff){ゴー!}&font(#ff0000){フ}&font(#0000ff){ァ}&font(#008000){イ}&font(#ffdc00){ブ}&font(#ff00ff){!!} 」}} &bold(){「&font(#ff0000){出場!}」} } 第23作目。1999年~2000年放送。各メンバーの名前は「ゴー+(色)」。モチーフは「レスキュー」。 当時は「阪神・淡路大震災」や「ノストラダムスの大予言」で災害への不安や注目度が強かったのである。 緊急通報!江戸火消しが祖先の巽家の5人兄妹はそれぞれが命を守る職業についていた。だが、ある日なぜか突然退職したことになっていた! それは8年前に行方不明になった父が、大魔女グランディーヌを降臨させようと''「[[災魔一族]]」''が襲来すると予測し、兄妹を''「ゴーゴーファイブ」''として戦わせるためだった。 単純な戦隊ヒーロー作品やドラマではなく、出演者いわく「ドキュメント」な作品。ナレーターの私[[郷里大輔]]の語りがそれに拍車をかけているともいえよう。 ''「人を救うのは人である」''というメッセージを強くするため、マスクのゴーグル部分が半透明になって変身前の素顔が見える演出が特徴的である! レスキュー要素もお飾りではなく、災魔一族が引き起こす災害から人々を守るのもゴーゴーファイブの役割である! メンバー全員が兄妹でありながら、敵幹部も兄弟であり、家族の信頼もテーマの1つであろう。もっとも、スタッフがそのことを忘れてたせいで追加戦士はいないが。 「作中用語に専門用語が出てくる」「首都圏がメカの発進映像に使われる」「ゴーゴーファイブとは別に消防・救急組織も動いている」などのリアリティある要素も。 ''・『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){タイ}&font(#ff00ff){ムレ}&font(#0000ff){ン}&font(#ffdc00){ジ}&font(#008000){ャー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){ロンダーズ! 時間保護法違反により、逮捕する!}」} } Case File24作目。2000年~2001年放送。通称''「ミレニアム戦隊」''。各メンバーの名前は「タイム+(色)」。モチーフは時間。 西暦3000年。タイムワープが実用化された世界で、不法な歴史修正などを監視する公的機関「時間保護局」。 ある時、20世紀の日本に逃げだした[[ドン・ドルネロ]]を、リュウヤ隊長ら''「タイムレンジャー」''は追うこととなるが、それは罠でリュウヤ隊長を除く[[4人>タイムピンク/ユウリ]][[の新>タイムブルー/アヤセ]][[米隊>タイムイエロー/ドモン]][[員たち>タイムグリーン/シオン]]と僕、サポートロボット・タックは西暦2000年に放り出されてしまった。 僕たちは偶然出会ったリュウヤ隊長に瓜二つな[[浅見竜也>タイムレッド/浅見竜也]]とともに、逃走したドルネロと服役囚らで結成された犯罪組織''「[[ロンダーズファミリー>ロンダー囚人(未来戦隊タイムレンジャー)]]」''の面々を逮捕していくことになったんだ。 やがてそれが、これからの歴史を作り出していくことを知らずに……。 今作は「敵を倒す/殺す」ことが目的ではない初めての戦隊だ。 「時間」「歴史」をテーマにした、ハードでシリアスな展開と強めの恋愛要素のせいか、いつかのジャッカーのように子供受けはよろしくなかったみたいだね。 でも、同時期の『[[仮面ライダークウガ]]』から始まったイケメンヒーローブームと比較的対象年齢が高めなストーリーが噛み合い、大人でも楽しめる両作は新たな層の人気を獲得していることも事実だ。 本作から今もタイトル前に表記される「スーパー戦隊シリーズ」のロゴが初めて登場しているぞ。 本編最終回後の特別編「スーパー戦隊大集合」では、竜也たちタイムレンジャーが[[タイムジェットγ>タイムロボ]]に乗ってゴレンジャーからゴーゴーファイブまでの歴史を追いかける。2001年のスーパー戦隊・百獣戦隊ガオレンジャーも登場するぞ! ''・『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){命ある所、正義の雄叫びあり! 百獣戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ガオ}&font(#ffdc00){レ}&font(#0000FF){ン}&font(#383c3c){ジ}&font(#afdfe4){ャー}&font(#c0c0c0){!!}」}} &big(){&bold(){牙 吠}} } Quest25作目。&bold(){シリーズ25作記念作品。}2001年から、始まる。2002年に、終わる。各メンバーの名前は「ガオ+(色)」。モチーフは、またまた動物。 環境が悪化した21世紀の地球に、鬼の一族・''「[[オルグ>オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー)]]」''が出現しました。 ガオの巫女・テトムと''「[[パワーアニマル>パワーアニマル(百獣戦隊ガオレンジャー)]]」''という聖なる獣たちのリーダー・ガオライオンに認められた獣医・[[獅子走>ガオレッド/獅子走]]は''「ガオレンジャー」''として四人の仲間たちと共に戦いに身を投じていくのです。 前作の大人向けから方針を切り替え、子供向けの単純明快なストーリーが大ヒットしました。 実写とCGの融合もさらにパワーアップし、迫力のある映像描写が可能となったのです。 パワーアニマルの存在により、1つの巨大ロボでも多様性のある姿が登場し、後のマルチ合体路線のフォーマットともなりました。 ナレーターの私、増岡弘による丁寧語の語り口も話題になりました。 2011年の「夢中になったスーパー戦隊シリーズは?」のアンケートで1位を獲得するほどの人気作でもあるのです。 ''・『[[忍風戦隊ハリケンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){人も知らず、}&font(#008cff){世も知らず、}&font(#ffdc00){影と成りて悪を討つ!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){忍風戦隊}&font(#008cff){ハリケン}&font(#ffdc00){ジャー!}」}} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){あ、参~~上ォ!!}」}} } 20と6作目。2002年から放送開始と2003年放送終了。各メンバーの名前は「ハリケンと(色)」。モチーフは忍者やけど、こちらはだいぶ和風寄りやね。 忍者集団・疾風流の養成学校・忍風館は''「[[宇宙忍群ジャカンジャ]]」''によって何もかもが消されてもうた。 お父ちゃんこと館長の日向無限斎は逃げ延びれたのはええんやけど、うっかりハムスターになり元に戻れんなってもうた。 偶然助かった[[落ち>ハリケンレッド/椎名鷹介]][[こぼれ>ハリケンブルー/野乃七海]][[3人組>ハリケンイエロー/尾藤吼太]]は疾風流伝説の忍者''「ハリケンジャー」''として戦っていくんやで! ハリケンジャーは見ての通り3人や。せやけどその分1人1人の名乗りが長うてなぁ、1人1人の描写が濃くなっとるんや。 忍者同士の流派の違いを「地球の忍者」対「宇宙の忍者」という少年漫画的なノリで表現しとる。 また、追加戦士の枠として別の戦隊「[[電光石火ゴウライジャー]]」「[[天空忍者シュリケンジャー]]」が登場したんや。シリーズでもかなり珍しい取り組みやね。 この作品から「戦士達のその後を描く」という触れ込みの10 years afterが作られるようになったで。 しかも驚く無かれ、20年後もあの子達は大活躍や! …ま、こっちでメインを張るのはどっちかっちゅうたらご先祖の…ゲフンゲフン、詳細はTTFCで! ''・『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){荒ぶるダイノガッツ!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){爆竜}&font(#0000FF){戦隊}&font(#ffdc00){アバレ}&font(#383c3c){ンジャー}!!」}} } アバレ27作目テラ!2003年~2004年にアバレ放送テラ!各メンバーのアバレネームは「アバレ+(色)」テラ!アバレモチーフは恐竜テラ! 6500年前、隕石の衝突で地球は人類が住む''「アナザーアース」''と、竜人と恐竜が進化した''「爆竜」''が住む''「ダイノアース」''に分裂しましたケラ。 だが、''「[[邪命体エヴォリアン]]」''によってダイノアースは壊滅的な被害を負い、アナザーアースにもその魔の手は迫っていたプラ。 ダイノアースの戦士・[[アスカ>アバレブラック/アスカ]]は地球に爆竜を送り込み、それと心を通わせるダイノガッツを持った[[3人の>アバレッド/伯亜凌駕]][[アナザー>アバレブルー/三条幸人]][[アース人>アバレイエロー/樹らんる]]とともに''「アバレンジャー」''として戦っていくのだブラ。 前半はどこかの交通安全のように明るいようだが、第三勢力的存在の[[アバレキラー>アバレキラー/仲代壬琴]]が登場してから一転して中盤以降はハードな展開が増していき、シリーズトップレベルのブラックさが見られるようになっていったゲラ。 そんな良くも悪くも番組をひっかきまわしたアバレキラーが5人目の戦士兼追加戦士でもあるため、実質的に貴重な4人戦隊になっているんだテゴ。 スタッフ間で1話に1度視聴者を驚かせる''アバレポイント''が導入されたがため、''アニメ版『釣りバカ日誌』とコラボする、ベッドシーンが出る''など、かなり独創的な要素も見られちゃったんすバキ。 なお、この作品から『スーパーヒーロータイム』が始まっているんだデメ。 シリーズでは唯一、放送パターンのスタンスが違い、エンディング後に話のオチ部分が流されるんだキロ! ''・『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){S}&font(#0000ff){.}&font(#008000){P}&font(#ffdc00){.}&font(#ff00ff){D}!!」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){特捜}&font(#0000ff){戦隊}&font(#008000){デカ}&font(#ffdc00){レン}&font(#ff00ff){ジャー}!!」}} } Episode28作目。2004年スタート・2005年エンド。メンバー・ネーム「デカ・(カラー)」。モチーフ・ポリス。 地球人と宇宙人の交流が日常となった時代、地球の警察では処理できない異星人犯罪者''「[[アリエナイザー>アリエナイザー(特捜戦隊デカレンジャー)]]」''を取り締まるのが''「デカレンジャー」''こと''「S.P.D」''の役割だった。捜査せよデカレンジャー!戦え、特捜戦隊デカレンジャー! 明確な敵組織は存在せず、毎回違う犯罪者が敵となる刑事ドラマ的構図。 警察という役職上、敵の倒し方も宇宙最高裁判所でデリート許可を貰うという独特なものである。 数年ぶりとなる女性メンバー2人の人気が高かったほか、SF作品の賞・星雲賞も獲得している。 ''・『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』'' #center(){ ''「&font(#ff0000){溢れる勇気を魔法に変える!!}」'' &bold(){&big(){「&font(#ff0000){魔法}&font(#ffdc00){戦隊}&font(#0000ff){マジ}&font(#ff00ff){レン}&font(#008000){ジャー}!!」}} } Stage29作目。2005年~2006年放送。各メンバーの名前は「マジ+(色)」。モチーフは魔法。~モーチ・モチ・モチーロ~ 当時流行の『[[ハリー・ポッター>ハリー・ポッターシリーズ(作品)]]』に乗ってのことでござりますです。 5人の兄弟と母の[[小津深雪>マジマザー/小津深雪]]が暮らす小津家。ある時、魔方陣から現れた怪物を変身した母が倒し、''「[[地底冥府インフェルシア]]」''と戦うマジマザーであることが明らかになるのでござりますです。 [[兄>マジグリーン/小津蒔人]][[弟>マジピンク/小津芳香]][[た>マジブルー/小津麗]][[ち>マジイエロー/小津翼]]には''「マジレンジャー」''として戦うようにマージフォンを与えたのでござりますです。ただ一人、末っ子の[[魁>マジレッド/小津魁]]ちんにだけは与えなかったのでござりますですが、本人は勇気でそれを作り出したのでござりますです。 しかし、[[魔導騎士ウルザード]]に敗れた深雪は消滅し、かくしてインフェルシアから世界を守る戦いが幕を上げたのでござりますです。 SF的な前作とは打って変わって童話などを下敷きにしたストーリーで、タイトル通り非常にファンタジックな雰囲気が漂う戦隊でござりますです。 3度目の兄弟戦隊でござりますですが、今まで長男だったレッドが末っ子になっているのでござりますです。 ロボも5人が変身してから合体する珍しい形をとっており、合体前は大きさがバラバラなのでござりますです。玩具としては非常に秀逸でござりますですよ。 ''・『[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){果て無きボウケンスピリッツ!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){轟轟}&font(#383c3c){戦隊}&font(#0000ff){ボウ}&font(#ffdc00){ケン}&font(#ff00ff){ジャー}&font(#c0c0c0){!!}」}} } Task.30作目。&bold(){シリーズ30作記念作品。}2006年~2007年放送。各メンバーの名前は「ボウケン+(色)」。モチーフは乗り物。メインテーマは冒険。 古代の秘宝''「[[プレシャス>プレシャス(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」''の力を狙う数々の悪''「ネガティブシンジゲート」''。 民間団体「サージェス財団」はそれを保護・管理するための精鋭部隊''「轟轟戦隊ボウケンジャー」''を結成しました。 「不滅の牙」と呼ばれる伝説のトレジャーハンター・[[明石暁>ボウケンレッド/明石暁]]くんをはじめとした冒険者たちは、プレシャスをめぐる数々のミッションに挑んでいきます。 明石くんたちボウケンジャーの目的はあくまでプレシャス確保なので、悪との戦いはハッキリ言ってオマケです。 このアイテムを収集する路線は本作からしばらく続くことともなりました。 私、牧野森男が開発・整備・調整している[[ゴーゴービークル>ゴーゴービークル(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]のアクションも見所です。1号ロボの[[ダイボウケン]]は武装ビークルとマルチ合体するほか、スーパー合体に該当される形態にも合体します。 また、「[[ゴードム文明>ゴードム文明(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」「[[ジャリュウ一族>ジャリュウ一族(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」「[[ダークシャドウ>ダークシャドウ(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」「[[アシュ/クエスター>アシュ/クエスター(轟轟戦隊ボウケンジャー)]]」といった複数の敵組織・ネガティブシンジゲートが存在し、それぞれが対立しているなど実験的要素も多いんです。 敵組織の怪人も、歴代シリーズに登場した巨大ロボが裏デザインとなっています。 そうそう、放送当時は同時間枠の『[[仮面ライダーカブト]]』とのショートコントも見られたんですよ。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼ゲキレンジャー~ジュウオウジャー(31作目~40作目)){ #areaedit() ''・特徴'' 「レンジャーキー」などといった、安価で集めやすいコレクションアイテムが複数の作品で登場する傾向が見られる。 仮面ライダーシリーズや他の特撮とのコラボ企画も増えている。 ''・『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){燃え立つ激気は正義の証!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){獣拳戦隊}&font(#ffdc00){ゲキレン}&font(#0000ff){ジャー}!!」}} } 修行31作目。ニキニキ!2007年~2008年放送。ワキワキ!各メンバーの名前は「ゲキ+(色)」。モチーフは中国拳法と修行。 作品に込められたメッセージは「学ぶことと変わることの大切さ」「受け継ぎ、また渡していくこと」 古代中国で誕生した獣の力を心に感じ、獣の力を手にする拳法''「獣拳」''。ある時に正義の流派''「激獣拳ビーストアーツ」''と邪悪な流派''「臨獣拳アクガタ」''に分かれていったのじゃ。 現代ではビーストアーツ側にて''「ゲキレンジャー」''が結成されての、メンバーはわしら「[[七拳聖>激獣拳七拳聖・臨獣拳三拳魔]]」たちと''「暮らしの中に修行あり」''といったいくつもの修行を通じて学び、成長していくのじゃ。 カンフーアクションを模倣した動きが多く、1話に1つは修業が入るんじゃぞ。 トラックスーツ(アニヲタ的には[[彼女>ホァン・パオリン/ドラゴンキッド]])をモデルにしたベルトのないスーツや、巨大ロボ戦でのプロレスじみた実況なども格闘要素を感じさせるのぉ。 味方サイドは精神年齢4,5歳のレッド・漢堂ジャンを中心に''「心・技・体のトライアングル」''、敵サイドは[[理央>理央(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]]と[[メレ]]の''「強さと愛」''を強調、''「正義のヒーローVS悪のヒーロー」''という構成になっているんじゃ。 商業的成績は21世紀戦隊の中でもかなり低くなってしまった(他作品の70%ほど)がの、ストーリーの評価は賛否ありながらも低くないんじゃよ。 ''・『[[炎神戦隊ゴーオンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){正義の}&font(#0000ff){ロー}&font(#ffdc00){ドを}&font(#008000){突き}&font(#383c3c){進む}!」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){炎神}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffdc00){ゴー}&font(#008000){! オ}&font(#383c3c){ンジ}&font(#daa520){ャー}&font(#C0C0C0){!!}」}} } GP-32作目。ニ〇〇八年ホウソウ・ニ〇〇九年シュウリョウ。隊員ノナマエ「ゴーオン+(色)」。車両モチーフ。 乗り物型の生命体''「[[炎神>炎神(炎神戦隊ゴーオンジャー)]]」''が住む異世界・マシンワールド。そこで''「[[蛮機族ガイアーク]]」''が暴れていたんだが、俺たち炎神・スピードルたちが勝利するんだぜ! だが、半年後の地球・ヒューマンワールドにもガイアークが襲来しやがったんでい。それを追ってきた炎神とともに''「ゴーオンジャー」''が戦うんやで。 近年薄れていた勧善懲悪路線を復活させてシンプルかつ王道な作品となり、かつコメディ要素にも溢れているデンテ。 デザインがファンシー気味な炎神たちも共闘するマスコットとしての存在や、『[[仮面ライダー電王]]』で好評を博した人気声優が声を当てる展開を持ちこむことで受け入れられたでござる。 追加戦士を含めれば正式な7人戦隊であるほか、ロボはなんと12体合体するんだよ。ボンボン! 収集アイテムである「炎神ソウル」が変身アイテム・共通武器・必殺バズーカ・ロボとも連動していることで商業的にも大ヒット、この方式は長らく続いていたのであーる。 ''・『[[侍戦隊シンケンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){天下御免の侍戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){シン}&font(#0000ff){ケ}&font(#ff00ff){ン}&font(#008000){ジ}&font(#ffdc00){ャ}&font(#daa520){ー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){参る!!}」}} 第三十三幕。ニ〇〇九年開始、ニ〇一〇年終了。各隊員名称「シンケン+(色)」。象徴&font(#ff0000){侍}。 三途の川に棲む妖怪・''「[[外道衆>外道衆(侍戦隊シンケンジャー)]]」''と300年前から戦い続ける志葉家の当主と家臣で構成された侍たち。そう、彼らこそが人の世を守る''「侍戦隊シンケンジャー」''にございます。 そして時は2009年、現当主の[[志葉丈瑠>シンケンレッド/志葉丈瑠]]はたった1人で戦い続けておりました。 ですが、[[血祭ドウコク]]率いる外道衆の本格的な攻勢が始まることを察知したことで家臣の[[子>シンケンブルー/池波流ノ介]][[孫>シンケンピンク/白石茉子]][[た>シンケングリーン/谷千明]][[ち>シンケンイエロー/花織ことは]]を招集。ここに、天下分け目の戦いが始まったのです! チャンバラを意識したアクションがコンセプトで、戦闘員との戦いでも時代劇じみた立ち回りを見せております。 また、巨大ロボ戦でも巨大戦闘員が登場するようになりました。 それらしく本格和風路線もされており、「モヂカラ」や漢字のみのタイトルが代表格です。 他にも、伝統となっていた撮影方式「フィルム撮影」「オールアフレコ」が廃止され、最新の機材や別の方式をとるようになっております。 収集アイテムは「秘伝ディスク」。共通武器であるシンケンマルの鍔部に装填し回転させることで鏡面部に映ったイラストが動き出すのです。 夏には『[[仮面ライダーディケイド]]』との番組をまたいだ共演エピソードも放送されました。 さらに、物語序盤から周到な伏線が敷かれているため、終盤ではシリーズでも他に類のない前代未聞の展開が待ち構えています。これは見逃せません! ''・『[[天装戦隊ゴセイジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){地球を}&font(#ff00ff){護る}&font(#383c3c){は天}&font(#ffdc00){使の}&font(#0000ff){使命!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){天装}&font(#ff00ff){戦隊}&font(#383c3c){ゴセ}&font(#ffdc00){イジ}&font(#0000ff){ャー}}!!」} } epic34作目。2010年〜2011年に降臨。いよいよ10年代に突入。各メンバーの名前は「ゴセイ+(色)」。モチーフは天使とカード。 太古の昔の使命のもとに、地球を護り続けている''「護星天使」''。でも、''「[[宇宙虐滅軍団ウォースター]]」''によって護星界と地上を繋ぐ天の塔が破壊されてしまうでっす。 地上に残され、護星界の援護も受けられない中、5人の[[見>ゴセイレッド/アラタ]][[習>ゴセイピンク/エリ]][[い>ゴセイブラック/アグリ]][[天>ゴセイイエロー/モネ]][[使>ゴセイブルー/ハイド]]たちは''「天装戦隊ゴセイジャー」''として力を合わせ、ひたむきに悪しき魂に立ち向かっていくのでっす。 暗い世相を吹き飛ばす存在として天使の戦隊として設定され、メンバー全員が先天的な人外になっている珍しい作品でっす。 悪の組織もウォースターだけでなく[[節目ごとに次々>地球犠獄集団 幽魔獣]][[と交代していく>機械禦鏖帝国マトリンティス]]のもまたこの作品のみの要素でっす。 1号ロボ・ゴセイグレートとスカイック、ランディック、シーイック各ヘッダー、そして僕ことデータスが合体した「ハイパーゴセイグレート」の15体合体は現在シリーズ最高。『[[VSシンケンジャー>天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]』に登場した「グランドハイパーゴセイグレート」にいたっては19体合体(実際はゴセイヘッダーという名前通り、首の部分が合体した巨大ロボが多く、○○体合体とは厳密には言えないというのが事実でっすが)。 収集アイテムは「ゴセイヘッダー」と「ゴセイカード」。ゴセイカードは変身アイテムであるテンソウダーに装填、カバー部を閉じることで様々な音声が鳴り響くのでっす。 このカードはデータカードダスも兼ねており、後述の『スーパー戦隊バトル ダイスオー』とも連動したのでっす。 追加戦士の私、[[ゴセイナイト]]の人気も高く、乃木坂46の井上小百合嬢をはじめとする有名人のファンもいるとのことだ。 ''・『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){海賊}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffdc00){ゴー}&font(#008000){カイ}&font(#ff00ff){ジャー}}&font(#c0c0c0){!!}」} &bold(){「&font(#ff0000){派手に行くぜ!}」} } &bold(){シリーズ35作記念作品。}2011年~2012年放送。各メンバーの名前は「ゴーカイ+(色)」。モチーフは海賊。 ''「[[宇宙帝国ザンギャック]]」''から地球を守るため、34のスーパー戦隊が総力を尽くして戦った''「レジェンド大戦」''。 ザンギャックとの戦いには勝利するも、スーパー戦隊は変身する力を失い、その力は''「[[レンジャーキー>レンジャーキー(スーパー戦隊シリーズ)]]」''として宇宙に散らばっていった。 その数年後、「宇宙最大のお宝」を求めて地球に来た''「海賊戦隊ゴーカイジャー」''。そこで彼らは地球に再来し力なき人々を蹂躙するザンギャックを見て、「気に入らねぇな」と仕方なく相手にする。 やがて、宇宙最大のお宝の入手にはスーパー戦隊が持つ34の''「[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]」''が必要だと知り……。 歴代すべてのスーパー戦隊が登場する最大のクロスオーバー作品。 [[登場する歴代のメンバーも当時のキャストに来てもらっており>レジェンド戦隊(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]、ファンサービス要素がゴォォォォォカイに強いぞ! 収集アイテムである「レンジャーキー」を使用することで歴代の戦隊に変身して戦うほか、巨大ロボ戦も大いなる力で過去のマシンが登場するようになっている。 また、このレンジャーキーの玩具展開は35作にとどまらず、後の作品のものもいくらか販売されている。 単純にクロスオーバーをしているだけではなく、異星人であるゴーカイジャーが義侠心で戦うアウトローとして強調されており、地球を守る義理がない彼らがなぜ地球を守るのか、という理由を見つけ出す本筋を持つ。 ''・『[[特命戦隊ゴーバスターズ]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){特命戦隊}&font(#0000ff){ゴー}&font(#ffdc00){バスターズ}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){バスターズ!レディー……ゴー!!}」} } Mission36作目。2012年~2013年放送。各メンバーの名前は「(色)+バスター」。モチーフはスパイ。 1999年に謎のウイルスに感染したスーパーコンピューターのメインプログラム''「[[メサイア>メサイア(特命戦隊ゴーバスターズ)]]」''。 世界の支配をしようとするも亜空間に送られて事なきを得るが、その直後に[[3人>レッドバスター/桜田ヒロム]][[の子>ブルーバスター/岩崎リュウジ]][[ども>イエローバスター/宇佐見ヨーコ]]と3体のロボットが転送されてくる。 それから13年後、メサイアが率いる''「[[ヴァグラス]]」''が襲来。送られてきた3人の子どもは成長し、''「特命戦隊ゴーバスターズ」''として、人格を持つサポートロボット・''「バディロイド」''…つまり俺たちとともに立ち向かう。 前作がスーパー戦隊の総決算なら、こちらは革新的なスーパー戦隊ってとこだな。 お決まりとなっていた怪人との等身大戦→巨大戦を基本的に廃し、等身大戦と巨大戦を並行して進めるのがポイント。 長らくファンタジー的存在だったロボットにもドラマを持たせるようになっており、それ関連にもリアリティある描写があるんだ。 また、長く続いていた収集アイテムやマルチ武装路線も廃止。商品展開はやや地味になったよ。震災後で親御さんの財布に優しくしたとも考えられるかな……。 他にも「13年ぶりの『ジャー』なし」「シリーズ史上初の『○○ズ』」「16年ぶりの色が先にくるメンバー名」「『パワーレンジャー』からの逆輸入要素」「若手や平成ライダー中心のスタッフ」「前期と後期で完全に異なるOPソング」などなど。 秋には『[[宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]]』との共演回が放送されたんだ。 ''・『[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){史}&font(#383c3c){上}&font(#0000ff){最}&font(#008000){強}&font(#ff00ff){の}&font(#daa520){ブ}&font(#008cff){レ}&font(#808080){イ}&font(#800080){ブ}&font(#C0C0C0){!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){獣電}&font(#383c3c){戦隊}&font(#0000ff){キ}&font(#008000){ョ}&font(#ff00ff){ウ}&font(#daa520){リ}&font(#008cff){ュ}&font(#808080){ウ}&font(#800080){ジ}&font(#C0C0C0){ャー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){荒れるぜぇ~、止めてみなァ!!}」} } ブレイブ37さくめ! 2013ねん~2014ねんほうそう! かくメンバーのなまえは「キョウリュウ+(いろ)」! モチーフはきょうりゅう! 太古に地球を侵略してきた''「[[暗黒種デーボス]]」''。[[賢神トリン>キョウリュウシルバー/賢神トリン]]は10体の恐竜を''「[[獣電竜>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]」''として戦わせ、デーボスを海に封印した。 しかし、部下の''「[[デーボス軍]]」''は復活。トリンは獣電竜に勝った者に''「獣電池」''を与え、「強(き)竜(の)者=''キョウリュウジャー''」にし、デーボスを撃退するために戦わせる。 子どもが好きな恐竜を3度目の主役に据えた、強く、王道な戦隊。 「メインライター[[三条陸]]氏が全話の脚本担当」「登場した戦士は14人」「1度に名乗った戦士10人」「追加戦士5人」「最高齢62歳の戦士」と5つのブレイブを成し遂げた戦隊。 変身する時はサンバのリズムに乗って踊ったり、EDは視聴者(時々大きなお友達や元戦士)に踊ってみた映像を投稿してもらったりと、ダンスも重要な要素になっている。 また、ED以外にも本編に歴代戦隊のOBが参加、歴代戦隊ネタもてんこもり。ゴーカイジャーほどじゃないがある意味豪華なノリとなっている。 マルチ合体・収集アイテム路線も復活。収集アイテム「[[獣電池>獣電池]]」は変身アイテム兼共通武器のガブリボルバーに''ガブリンチョ!''と装填するとサンバのリズムが''ヒビクンチョ!''トリガーを弾くことで変身サウンドが鳴るぜッ! 獣電池は1号ロボ・[[キョウリュウジン]]にも連動。また、両腕を換装することで異なる合体サウンドが''ヒビクンチョ!''ナレーターの私[[千葉繁>千葉繁(声優)]]の声も響くぜッ! また、後述の「スーパー戦隊バトル ダイスオーDX」にも獣電池のスロットが''置かれティ~ラ!''ゲーム中に使うといろんな効果が出てきて''ブレイブだぜェ!'' ''・『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){勝利の}&font(#0000ff){イマ}&font(#ffd700){ジネ}&font(#008000){ーシ}&font(#ff00ff){ョン}&font(#ff9900){!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){烈車}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffd700){トッ}&font(#008000){キュウ}&font(#ff00ff){ジャー}&font(#ff9900){!!}」}} &bold(){「&font(#ff0000){しゅっぱ~つ、進行!}」} } えー、次は第38駅目でございます。2014年~2015年の間を通過いたします。各メンバーの名前は「トッキュウ(数字)号」です。モチーフは列車となっております。お乗り遅れのないようご注意くださ~い。 闇の帝国''「[[シャドーライン]]」''と戦う、''「イマジネーション」''を持つ人にしか見えないって言う''「レインボーライン」''を走る''「烈車」''。 記憶をなくした5人の幼馴染は烈車との出会いから''「トッキュウジャー」''の力を手に入れ、世界を救い、記憶を取り戻すための激しい戦いの旅を始めるのよ。 収集アイテムは「トッキュウレッシャー」。巨大メカである烈車の発車・合体だけでなく、トッキュウジャーの「乗り換えチェンジ」にも激しく対応、同じ戦士でも異なった色に激しく変身できるの。 「夢見る力、想像する力=イマジネーション」を軸にしたジュブナイル的ストーリーで進んでいき、序盤から多数の謎が激しく存在し、それが徐々に明かされていく構成をとっているの。敵側にもドラマが存在し、「戦いがメインの戦隊ではない」ともメインライターが発言しているしね。 エンディングは日本各地の実物の列車を紹介するもので、鉄道ファンからの支持も集めた。14年秋には&bold(){第13回日本鉄道賞・特別賞}を受賞したわよ。 3月末には『[[仮面ライダー鎧武]]』と共演する『[[1時間SP>烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル]]』が放送されたの。 ''・『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){忍びなれども忍ばない!}」} &bold(){「&font(#bf9000){忍びなれどもパーリナイ!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){手裏}&font(#0000ff){剣}&font(#ffd700){戦隊}&font(#afdfe4){ニン}&font(#ff00ff){ニン}&font(#bf9000){ジャー!!}」}} &bold(){「&font(#ff0000){忍ぶどころか、暴れるぜ!!}」}} 忍びの39作目。記念すべき戦隊シリーズ40周年作品。2015年~2016年放送。 各メンバーの名前は「(色)+ニンジャー」。モチーフは忍者+手裏剣だが、''「忍ぶどころか、暴れるぜ!」'' かつて、''戦国最凶''と謳われた[[牙鬼幻月率いる妖怪軍団>牙鬼軍団]]を封印した''ラストニンジャ''ことこのわし、[[伊賀崎好天]]。 現代に牙鬼軍団は復活するが、これに立ち向かうは[[わし>アカニンジャー/伊賀崎天晴]][[の>アオニンジャー/加藤クラウド八雲]][[自慢>キニンジャー/松尾凪]][[の孫>シロニンジャー/伊賀崎風花]][[と>モモニンジャー/百地霞]][[弟子>スターニンジャー/キンジ・タキガワ]]。 5人(後に6人)の忍者は我が息子・[[伊賀崎旋風]]の道場で鍛えられながら、''「ニンニンジャー」''として立ち向かうのじゃ。 あやつらの忍タリティがあれば、この世にラブ&ピースをもたらせる…かもしれんの。 制作サイドから「開き直り」「テコ入れ」上等な発言すらある、娯楽要素たっぷりの作品じゃよ。 家族での繋がりはある戦隊は他にもあったが、本作は兄弟・姉妹同士以上に、親子3代と縦の関係でドラマが描かれるんじゃ。 収集アイテムは「忍シュリケン」。共通武器である忍者一番刀にセットしスイッチを押して回転させることで''ザ・変化!''変身サウンドが''響くんじゃー!'' また、合体前のロボット「[[オトモ忍>オトモ忍(手裏剣戦隊ニンニンジャー)]]」にも忍シュリケンが付属。それらのモチーフは生物・無機物ごちゃ混ぜなのも特徴で、忍シュリケンはロボの頭部にも変形。合体サウンドも''ワッショイ!''と鳴り響くぞ! メンバーの名前が「レッド」「ブルー」とかでなく「アカ」「アオ」なのは『ゴレンジャー』以来で、男のイエローは10作ぶり、白と桃の女性コンビは30作ぶりじゃな。 さらに、『ゴーカイジャー』とまではいかなくとも、前述の通りかつてのスーパー戦隊たちも登場するぞ。 秋には[[メタルヒーロー>メタルヒーローシリーズ]]であるレジェンド忍者『[[世界忍者戦ジライヤ]]』との共演回が描かれたんじゃ。 おっと、言い忘れとったわい。3月末には前年度に引き続き『[[仮面ライダードライブ]]』と共演する1時間SPも放送されているぞ。 ''・『[[動物戦隊ジュウオウジャー]]』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){動物}&font(#0000ff){戦隊}&font(#ffd700){ジュウ}&font(#008000){オウ}&font(#afdfe4){ジャー}!!」}} &bold(){「&font(#ff0000){この星を、なめるなよ!}」} } &bold(){シリーズ40作記念作品。}2016年~2017年放送。各メンバーの名前は「ジュウオウ+(動物)」。モチーフは動物と図形。 動物学者・[[風切大和>ジュウオウイーグル/風切大和]]はひょんなことから異世界''「ジューランド」''に住むあたし達4人の''「ジューマン」''と出会い、自分の持っていたお守りが人間の世界とそこを繋ぐ''「王者の資格」''であることを知るの。 その時、地球を滅ぼそうと異星人''[[「デスガリアン」>宇宙の無法者デスガリアン]]''が進攻を開始しやがったんだ。人間界に向かった俺達5人は''「ジュウオウジャー」''としてデスガリアンの尖兵と戦うんだ! だが、僕らジューマン4人はリンクキューブが破壊されたのと王者の資格が1個なくなったことからジューランドに帰れなくなり、帰る術を探すこととなったんだ。 流行りの『[[Minecraft]]』に乗って変身アイテムや武器、ロボットはどれも四角形なのが特徴なの。 メンバーはジュウオウイーグルに変身する大和と追加戦士[[ジュウオウザワールドこと門藤操>ジュウオウザワールド/門藤操]]を除けばジューマンという獣人で構成されており、人間と獣人の姿に変化するのも特徴だアミーゴ! 今作では収集アイテムは存在しない。しかし、主人公らが召喚するメカ「[[ジュウオウキューブ]]」がその役割を務めており、DX玩具「動物合体・動物武装」シリーズでもシンプルな合体方法が再現されているぞ。 一応、3月末には「[[仮面ライダーゴースト]]」と番組別で共演するSPが放送、それぞれの主役が番組内に出張しました。 そして、秋には放送2000回記念回として35番目のスーパー戦隊たるゴーカイジャーが&font(#ff0000,b){「邪魔するぜ!」}。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼キュウレンジャー~(41作目~)){ #areaedit()最新世代で、現在放送中の48作目もこちらに該当される。 コレクションアイテムや他の特撮とのコラボ企画もさることながら、基本メンバー3人制・5人制からの脱却や複数チームの激突、着ぐるみキャラが正式なメンバーといった趣向が見られる。 また、モチーフが2種類の複合パターンである事も多くなった。 ''・『[[宇宙戦隊キュウレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){究極の救世主!}」} &bold(){&big(){「&b(){&font(#ff0000){宇}&font(#f39800){宙}&font(#0000ff){戦}&font(#daa520){隊}&bold(){キ}&font(#808080){ュ}&font(#00B16B){ウ}&font(#f09199){レ}&font(#ffdc00){ン}&font(#9900ff){ジ}&font(#87ceeb){ャ}&color(#191970,#ff0000){ー}&color(red,gainsboro){!!}}」}} &bold(){「&font(#ff0000){お前らの運、試してやるぜ!!}」} } Space.41作目。2017年~2018年放送。各メンバーの名前は「(星座)+(色)」(リュウコマンダー&ホウオウソルジャー以外)。モチーフは星座。 遥か未来。宇宙の88の星座系は''「[[宇宙幕府ジャークマター]]」''に支配されていた。 圧倒的な力で破壊と暴虐の限りを尽くすジャークマターに対し、伝説の''「[[キュータマ]]」''に選ばれた究極の救世主''「キュウレンジャー」''が立ち上がる。 シシ座星系出身の冒険野郎・ラッキーはひょんなことからキュウレンジャーと出会い、そのメンバーに入る。 しかし、ジャークマターから宇宙を取り戻すには、キュウレンジャーを9人集めなければならないのだ。 ゴレンジャーからジュウオウジャーまでの歴代スーパー戦隊が活躍した宇宙とは別の宇宙を舞台に繰り広げられるスペースオペラ。 メンバーもまた、人間型だけでなく獣人型やロボットも含まれた混成チームとして描かれます。 しかも初期メンバーは5人じゃなくて9人で構成されていて、追加戦士には久々の[[もうひとりのレッド>ホウオウソルジャー/鳳ツルギ]]が登場するのも今作の特徴だよ!ゴイス〜! 1年ぶりの収集アイテムは「キュータマ」。 これを変身アイテム兼共通武器のセイザブラスターにセットし、レバーを前に動かしトリガーを弾くことでキュウレンジャーに''セイ・ザ・チェンジ!'' キュータマは組み換え自由なキューウェポンや巨大メカ・[[キュウボイジャー]]および巨大ロボ・キュウレンオーのコックピットになるなど、遊び方は自由ガル。 また、キュウレンオーはシシレッド/ラッキーが乗るシシボイジャーを中心に''セイ・ザ・ドッキング!''手足部が換装可能で、様々な合体バリエーションが特徴。こりゃタマらん! 前年同様、3月末には『[[超スーパーヒーロー大戦>仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦]]』公開記念として、『[[仮面ライダーエグゼイド]]』と番組別で共演するSPが放送。それぞれの主役が番組内に出張したぜ。 6月には『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』公開記念として、キュウレンジャーがデカレンジャーと[[ギャバンtypeG>十文字撃/宇宙刑事ギャバンtypeG]]の活躍する別の宇宙へと飛ぶコラボ回も放送されているぞ。 ''・『[[快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&color(red,black){快盗戦隊!}」} &bold(){&big(){「&color(red,black){ルパン}&color(mediumturquoise,black){レン}&color(gold,black){ジャー}&color(silver,black){!!}}」} &bold(){「&color(red,black){予告する。あんたのお宝、頂くぜ!}」} &bold(){「&color(whitesmoke,red){警察戦隊!}」} &bold(){&big(){「&color(whitesmoke,red){パト}&color(whitesmoke,#00cc66){レン}&color(whitesmoke,deeppink){ジャー}&color(snow,goldenrod){!!}}」} &bold(){「&color(whitesmoke,red){国際警察の権限において、実力を行使する!!}」}} #42作目。2018年~2019年放送。各メンバーの名前は「ルパン+(色)」と「パトレン(数字)号」。モチーフは[[怪盗]]と警察。 稀代の大快盗アルセーヌ・ルパンが残した不思議な宝物''「[[ルパンコレクション>ルパンコレクション(快盗戦隊VS警察戦隊)]]」''が、異世界から現れた犯罪者集団''「[[ギャングラー>異世界犯罪者集団ギャングラー]]」''に奪われた。 そして、「ルパンコレクション」を奪回し、失った大切な人を取り戻すために''「快盗戦隊ルパンレンジャー」''が立ち上がる。 だが、国際警察(GSPO)もまた、若き三人の警察官を''「警察戦隊パトレンジャー」''に任命、ギャングラーと快盗の逮捕に向かわせる。 絶対に交わる事の無い''快盗''と''警察''、宿命のライバルが激突。いま、空前絶後の大捕物が始まる! 時に対立し、時に共に戦う戦隊……''君はどっちを応援する?'' 前作キュウレンジャーでも見られた『シリーズの変革』の一環として、専らVシネマや劇場版のネタだった『vsシリーズ』を題材に据えたインパクトあるタイトルが特徴さ。 最初から異なる思想を持ち合わせた2つの戦隊が対立し、時に共通の敵勢力と共闘するという''「平和を守る正義の戦隊vs大胆不敵な義賊の戦隊vs極悪非道の犯罪組織」''の三つ巴構図がメインになってやがる。勧善懲悪じゃあねぇんだな。 物語のカギを握る「ルパンコレクション」のモチーフには歴代シリーズに登場した変身アイテムや専用武器が使われてんのも芸コマだな。 追加戦士もまた、快盗と警察の顔を正体を明かした上で使い分ける一筋縄じゃいかねぇキャラクターとなってんだぜ。 今作の収集アイテムは「[[VSビークル>VSビークル(快盗戦隊VS警察戦隊)]]」。 ルパンレンジャーは飛行機型の「ダイヤルファイター」、パトレンジャーは自動車型の「トリガーマシン」、追加戦士は列車型の「エックストレイン」を使用すんだな。 快盗と警察は共通武器であるVSチェンジャーにセットすることで''快盗チェンジ!''ないし''警察チェンジ!'' さらに、二つの姿を持つVSビークル・オイラことグッドストライカーと合体することでルパンカイザーおよびパトカイザーに''ガッタイム!'' 追加戦士はエックストレインが合体したXチェンジャーで''快盗エックスチェンジ!''ないし''警察エックスチェンジ!''さらにエックスエンペラーも状況に応じて二つの姿に''エックス合体!'' 本作はシリーズ初となるギャラクシー賞2019年2月度月間賞を受賞しており、特に[[パトレン1号/朝加圭一郎]]の&font(l){暑苦しい}キャラクターが高年齢層の注目を集めたんだぜ。 ''・『[[騎士竜戦隊リュウソウジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&color(whitesmoke,red){正義に仕える気高き魂!}」} &bold(){&big(){「&color(whitesmoke,red){騎士}&color(whitesmoke,blue){竜戦}&color(whitesmoke,hotpink){隊!}&color(whitesmoke,green){リュウ}&color(whitesmoke,black){ソウジ}&color(blue,gold){ャー!!}」}} &bold(){「&color(whitesmoke,red){俺たちの騎士道、見せてやる!!}」}} ケボーン!第43作目。2019年~2020年放送。各メンバーの名前は「リュウソウ+(色)」。モチーフは恐竜と騎士。 6500万年前、地球を支配していた''「[[戦闘民族ドルイドン]]」''は隕石の落下を予知し更なる力を得るために宇宙に去った。 地球に残った''「リュウソウ族」''はドルイドン族に対抗するために恐竜の魂を宿した最終兵器''「[[騎士竜>騎士竜(騎士竜戦隊リュウソウジャー)]]」''を神殿に封印し、来たるべき戦いに備えた。 そして時は流れ2019年。平成最後の時代に地球の支配者として君臨せんとドルイドン族が帰還、リュウソウ族の神殿を襲撃する。 正義の剣''「リュウソウケン」''と騎士竜の魂を宿す''「[[リュウソウル>リュウソウル(騎士竜戦隊リュウソウジャー)]]」''を受け継いだ若き騎士たちは''「リュウソウジャー」''となり、ドルイドン族の侵略に立ち向かう! 平成最後にして令和をまたいだ今作は、多人数制の前々作、戦隊VS戦隊の前作と打って変わり基本五人制+[[追加戦士一名>リュウソウゴールド/カナロ]]のチームに回帰したティラ。 モチーフとしてはシリーズ初の騎士と過去三作で用いられた恐竜を採用、「強さ」と「正しさ」をミックスさせたものとなっているティラ。 今作の収集アイテムは「リュウソウル」ティラ。 スイッチのワンプッシュで恐竜の頭部を模した''ソウルモード''から騎士を模した''ナイトモード''にチェンジティラ。 ナイトモードの状態で変身ブレス・リュウソウチェンジャーにセットすることで''ケボーン!!''とリュウソウチェンジするティラ! さらに、共通武器であるリュウソウケンにセットしレバーを動かすことでガブガブアクション!右腕に''そう!そう!そう!そう!この感じ!!''と強化アーマーが竜装、さらに''それ!それ!それ!それ!その調子!!''と必殺剣が炸裂ティラ! リュウソウルはワガハイこと騎士竜ティラミーゴと合体してキシリュウオーの頭部にもなるティラ。 さらにキシリュウオーはワガハイを中心に他の騎士竜と武装合体、竜装ジョイントによっていわゆる「俺合体」も行えるのも特徴ティラ。 ルパパト終了後『[[スーパー戦隊最強バトル!!]]』を四週にわたり放送したため、今作はこれまでより一ヶ月遅めの3月スタートとなったんだティラ。 ''・『[[魔進戦隊キラメイジャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(lightcyan,red){キラッと参上!カラッと解決!}」} &bold(){「&color(lightcyan,red){魔進戦隊!}」} &big(){&bold(){「&color(lightcyan,red){キラ}&color(lightcyan,#fcc800){メイ}&color(lightcyan,#00ad5c){ジャ}&color(lightcyan,#3355ff){ー}&color(lightcyan,magenta){!}&color(orangered,silver){!}」}}} エピソード44作目。2020年~2021年放送。各メンバーの名前は「キラメイ+(色)」。モチーフは[[宝石>宝石(鉱物)]]と乗り物。 美しいものを憎む''「[[ヨドンヘイム>闇の帝国ヨドンヘイム]]」''は、宝石の国''「[[クリスタリア>クリスタリア(魔進戦隊キラメイジャー)]]」''を滅ぼし、次の標的を地球に定めたんだぁ! クリスタリアのマブシーナ姫は五つの''「キラメイストーン」''に選ばれた「輝きを持つ者」を''「キラメイジャー」''に任命、ヨドンヘイムの侵略を迎え撃つんじゃ。 そんな中、レッドキラメイストーンに選ばれた最後の戦士は、絵を描くのが大好きなごく普通の高校生・[[熱田充瑠>キラメイレッド/熱田充瑠]]だった……!? 令和初のスーパー戦隊はオーソドックスな五人制に加え、私ども意思を持つ五つの「キラメイストーン」で構成されます。 今作のキーアイテムでもあるボクたちキラメイストーンは''「[[キラメイ魔進>キラメイストーン/キラメイ魔進]]」''というマシン形態にも変形、そこから巨大ロボにも合体するんだよ。 「個性」「きらめき」を重視した戦隊となっており、高校生であるキラメイレッド/熱田充瑠の他にも初期メンバーは戦士である以外に[[陸上選手>キラメイグリーン/速見瀬奈]]、[[eスポーツプレイヤー>キラメイイエロー/射水為朝]]、[[役者>キラメイブルー/押切時雨]]、[[外科医>キラメイピンク/大治小夜]]と有名人寄りの職業を持っており、彼らの仕事風景や私生活が描かれているんだよっ!追加戦士である[[キラメイシルバー/クリスタリア宝路]]も、戦士である以外にもとある目的のためにお宝を探すトレジャーハンターとしての一面を持つの!エモい! ''・『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(red,lavender){五人揃って!}」} &bold(){「&color(red,lavender){機界戦隊!}」} &big(){&bold(){「&color(red,lavender){ゼン}&color(black,#e2041b){カイ}&color(black,#fcc800){ジ}&color(lightpink,deeppink){ャ}&color(gainsboro,mediumblue){ー}!!}」} &bold(){「&color(red,lavender){全力、全カーイ!!}」}} &bold(){シリーズ45カイ!記念作品}だチュン!2021年~2022年放送だチュン!各メンバーの名前は「ゼンカイ+(キカイノイド名)」(ゼンカイザー&ツーカイザー以外)だチュン!モチーフは歴代スーパー戦隊だチュン! 歴代スーパー戦隊の活躍する世界を含めた[[多くの並行世界>ゼンカイジャーにおける並行世界]]を''「トジルギア」''で封印してきた''「[[キカイトピア王朝トジテンド]]」''は、次の標的を主人公・[[五色田介人>ゼンカイザー/五色田介人]]のいる世界に定めたチュン。 その影響でキカイトピアの住人''「キカイノイド」''もやってきて、介人は[[四人の>ゼンカイジュラン/ジュラン]][[キカ>ゼンカイガオーン/ガオーン]][[イノ>ゼンカイマジーヌ/マジーヌ]][[イド>ゼンカイブルーン/ブルーン]]と共にスーパー戦隊のデータを宿した''「[[センタイギア>センタイギア/トジルギア(機界戦隊ゼンカイジャー)]]」''でチェンジ&ruby(ゼンカーイ){全開}!''「ゼンカイジャー」''となってトジテンドに立ち向かうのだチュン! 今作はシリーズで初めて白カラーの戦士・ゼンカイザーが主人公兼リーダーに選ばれたチュン。 それだけでなく、ゼンカイザー以外のメンバーは''着ぐるみから歴代戦隊ロボをモチーフにしたスーツ''に変身、そして巨大戦では巨大メカ・[[機界モード>機界変形/全界合体(機界戦隊ゼンカイジャー)]]に変形するチュン!さらに左右合体して巨大ロボ・ゼンカイオーになるチュン! 今作の収集アイテムは「センタイギア」だチュン。 歴代スーパー戦隊のリーダー戦士とシリーズの番号が振り当てられていて、変身アイテム兼共通武器のギアトリンガーにセットしレバーを回すことでチェンジ全開!さらにジュウオウジャーだったらジュウオウイーグルの野生開放、ニンニンジャーだったら必殺技の忍烈斬が発動するなど、歴代スーパー戦隊の力が使えるチュン! 追加戦士の[[ツーカイザー>ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー]]は舵輪型変身アイテム兼専用武器のギアダリンガーでチェンジ&ruby(ツウカーイ){痛快}!さらに弟のリッキー&カッタナーのセンタイギアで熱血超力のオーレンフォームとクールな侍のシンケンフォームにフォームチェンジするチュン! それから、夏には映画『[[スーパーヒーロー戦記>セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記]]』公開記念として、『[[仮面ライダーセイバー]]』と共演する合体SPが放送されたチュン。『セイバー』にはツーカイザーが、『ゼンカイジャー』には[[仮面ライダーサーベラ>神代玲花/仮面ライダーサーベラ]]と[[仮面ライダーデュランダル>神代凌牙/仮面ライダーデュランダル]]が客演したんだチュン! ''・『[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]』'' #center(){&bold(){「&color(whitesmoke,red){暴太郎戦隊……!}」} &bold(){&big(){「&color(whitesmoke,red){ド}&color(whitesmoke,royalblue){ン}&color(whitesmoke,gold){ブ}&color(whitesmoke,black){ラ}&color(whitesmoke,#f711c5){ザ}&color(red,black){ー}&color(lightgray,#192f60){ズ}&color(lightgray,floralwhite){!}&color(lightgray,#98623c){!}&color(#eb6ea0,#884898){!}}」}} とーつぜんとつぜん現れたドン46作目のスーパー戦隊。2022年~2023年放送。各メンバーの名前は「〇〇+ブラザー/シスター」(ドンモモタロウ&ドントラボルト/ドンドラゴクウ以外)。モチーフは桃太郎と鬼!?もー、ワケわかんね……。 むかーしむかし、21年前にある男の前へ桃型のカプセルが流れてきた。その中には赤ん坊が乗っていて、彼はその赤ん坊を育てる決意をしたのでした。 そしてことーしことし、つまり2022年。 デビュー作『初恋ヒーロー』でいきなり漫画賞を受賞した私、[[鬼頭はるか>オニシスター/鬼頭はるか]]に突然転機が訪れる。 謎の怪物に襲われ、謎のヒーローに助けられ、謎のサングラスをかけたら、謎の世界が見えてしまい…さらには私自身が謎のヒーロー''「オニシスター」''にチェンジしてしまった! わけがわからず困惑する私の前に現れたのは、ド派手な桃をオデコに付けた真っ赤なヒーロー''「[[ドンモモタロウ>ドンモモタロウ/桃井タロウ]]」''だった!どうなっちゃうの私ー!? 今作では[[史上初の男性ピンク>キジブラザー/雉野つよし]]((トッキュウジャーの乗り換えチェンジやゴーカイチェンジは除く))の登場、フルCGのメンバーが2人いるという前代未聞の作風よ。さらに、メインライターを[[井上敏樹]]大先生が『ジェットマン』以来31年振りに担当。さらにさらに、バイト先のマスターは前作『ゼンカイジャー』の主人公と同姓同名のそっくりさん?[[五色田介人>ゼンカイザーブラック/五色田介人]]で、彼も''「ゼンカイザーブラック」''に変身するの。 追加戦士の[[桃谷ジロウ>ドンドラゴクウ/ドントラボルト/桃谷ジロウ]]は金の戦士・ドンドラゴクウだけじゃなく、暴走して銀の戦士・ドントラボルトに変身しちゃうし、他にも良くも悪くもクセが強い登場人物が出て来るの。 今回の収集アイテムは''「[[アバタロウギア>アバタロウギア(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]」''。『ゼンカイジャー』のセンタイギアとは規格が共通してて、ギアトリンガーでアバタロウギアを、ドンブラスターでセンタイギアを読み込む事ができるの。さらに、レジェンド戦隊のアバタロウギアを使う事で歴代戦隊の姿にアバターチェンジ!さらにロボタロウギアを使うことでロボ形態に変身、さらに巨大ロボ的存在の[[ドンオニタイジン]]に合体できちゃうの!ここまで来ちゃうと、漫画にできるかも!! ''・『[[王様戦隊キングオージャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(black,red){我ら、王様戦隊!}」} &bold(){&big(){「&color(black,red){キン}&color(#1a40ff){グオ}&color(#ffd900){ージ}&color(#c093d4){ャー}&color(gold,black){!}&color(#e6b422,#e8ecef){!}」}} &bold(){「&color(black,red){今より貴様を、捻り潰す!}」}} 第47作目。2023年~2024年に放送。各メンバーの名前は「(虫)+オージャー」(スパイダークモノス以外)。そして、モチーフは王様と虫であった……とさ。 物語の舞台は、宇宙の片隅にある惑星・チキュー。 かつて、この星に生きる5人の英雄と、虫型の機械生命体・&bold(){「[[シュゴッド>シュゴッド(王様戦隊キングオージャー)]]」}たちが&bold(){「[[地帝国バグナラク]]」}を打倒。彼らは国を作り、王となった。しかし、「2000年後にバグナラクは蘇る」という予言の通りにバグナラクは復活してしまう。おお、怖い……。 奴らを打ち倒すために立ち上がったのは、[[4つ>トンボオージャー/ヤンマ・ガスト]][[の王>カマキリオージャー/ヒメノ・ラン]][[国の>ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ]][[王>パピヨンオージャー/リタ・カニスカ]]。 そして、『はじまりの国』シュゴッダム国王たる[[ラクレス・ハスティー>オオクワガタオージャー/ラクレス・ハスティー]]……ではなく、『邪悪の王』を名乗る青年・[[ギラ>クワガタオージャー/ギラ]]。 一癖も二癖もあるこの5人の『王』たちは、やがて今作の語り部でもあるこの俺、『狭間の王様』[[ジェラミー・ブラシエリ>スパイダークモノス/ジェラミー・ブラシエリ]]を交えて''「五&color(red){王}国異&color(red){様}事案対策用&color(red){戦}略救命部&color(red){隊}」''、略して''「王様戦隊キングオージャー」''を名乗り、シュゴッドたちが合体した伝説の守護神&bold(){「[[キングオージャー>キングオージャー(戦隊ロボ)]]」}を駆り、バグナラクの猛威に敢然と立ち向かっていくのであった……とさ。 前2作では「スーパー戦隊のフォーマットからの脱却」を目指していたものの、今作では逆に王道のスーパー戦隊としての形を貫いていった。 とはいえ、撮影は従来のロケではなく、大河ドラマでも用いられているLEDウォールを使用。 また、五大国に生きる様々な人物が織りなす、連続性を意識したビルドゥングス・ロマン的要素も取り入れている。 巨大ロボ「キングオージャー」は前年の「ドンオニタイジン」の仕様が好評だったのか、全身フル可動と言う豪華仕様。さらに、他のシュゴッドを武装することで強くなることが出来る。もちろん、俺のシュゴッドことゴッドタランチュラ/タランチュラナイトといわゆるスーパー合体的形態にすることも、シュゴッダムの城が変形したキングコーカサスカブトを含めた全シュゴッドと全合体することも可能さ。 初期メンバーは(1名除き)全員が王様で、それぞれが「[[ンコソパ>ンコソパ(王様戦隊キングオージャー)]]」「[[イシャバーナ>イシャバーナ(王様戦隊キングオージャー)]]」「ゴッカン」「トウフ」という国を治めている。ギラは、「シュゴッダム」の王であるラクレス・ハスティーの悪政を討ち倒し、世界を支配するのが目的。かくいうこの俺は、チキューとバグナラクの共存を願っていた……とさ。 ''・『[[爆上戦隊ブンブンジャー]]』'' #center(){&bold(){「&color(red){気分ブンブン、ブン回せ!}」} &bold(){「&color(red){爆上戦隊!}」} &big(){&bold(){「&color(red){ブン}&color(blue){ブン}&color(#ff00ff){ジャ}&color(black){ー}&color(orange){!!}」}}} バクアゲ48作目!2024年から放送中だ!各メンバーの名前は「ブン+(色)」!モチーフは「クルマ×つくる」、そしてタイヤだぜ! 宇宙のワルの集まり&bold(){「[[大宇宙侵略大走力団ハシリヤン]]」}が地球に攻めてきた!ヤツらの目的は、人間が恐怖の悲鳴を上げることで生まれる&bold(){「ギャーソリン」}を集めて縄張りを増やすことだ! それに立ち向かうは、&bold(){「届け屋」}こと範道大也、&bold(){「情報屋」}のシャーシロこと鳴田射士郎、無理矢理ボンボンと結婚させられそうになっていた&bold(){「運転屋」}こと志布戸未来、自らの意思でハシリヤンに立ち向かう&bold(){「警察屋」}こと阿久瀬錠、そして神出鬼没の&bold(){「調達屋」}こと振騎玄蕃! こいつらは巨大マシン&bold(){「ブンブンカー」}に乗り込みブンブンチェンジ!&bold(){「爆上戦隊ブンブンジャー」}になってハシリヤンの&bold(){「苦魔獣」}と戦うんだ!! 今作はゴーオンジャー以来久々のクルマ系戦隊で、数作も続いたクセの強い作品から「正義と悪の戦い」って王道にシフトチェンジした作品だ! ごくごく普通の街中で行われるスピーディーな戦闘や、ちょっとコミカルでわかりやすい悪役が魅力なんだ! けど、その王道が長く続くとマンネリズムに陥りやすくてバクアゲきれずに埋もれちまうコトを考えると、色んな作風にチャレンジし続けてきたスーパー戦隊の歴史の長さと懐の広さを改めて実感できるはずだぜ! 今作のキーアイテムは「ブンブンカー」だ! 俺、ブンドリオ・ブンデラス(通称ブンブン)が大也と一緒に作った巨大マシンで、ブンブンハンドル/ブンブンチェンジアックスで運転!変身アイテム・ブンブンチェンジャー/ブンブンブースターにリードするミニカーサイズも出てくるぜ! ハシリヤンの苦魔獣が巨大化したら、俺もブンブントレーラーに変形!他のブンブンカーと三台合体し、ブンブンジャーロボになって戦うんだ!! 最後まで読んでくれて、おつカレー!あとはカレーでも食って、君の目で確かめてくれよな! #areaedit(end) } #openclose(show=▼シリーズには含まれないもの){ #areaedit() ''・『[[非公認戦隊アキバレンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){痛さはー強さー! ハイ!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){非公認戦隊}&font(#0000FF){アキバ}&font(#ffdc00){レンジャー}!!」}} } 2012年の''深夜''に放送された。各メンバーの名前は「アキバ+(色)」。モチーフは''良い子は見ちゃダメ''。 ''1人のおじさん''と2人の女子が''モエモエズキューン''で変身する''「アキバレンジャー」''。 ''37番目のスーパー戦隊に認められるため''、秋葉原の平和を乱す敵''「邪団法人ステマ乙」''と戦っていくが…… まぁコンセプトが''イケないオトナのアヤしい裏戦隊''なだけあるし、''こんなのがシリーズに含まれるわけがない''。 だが、ちゃんと東映が作っているものだし、スーパー戦隊ネタも多数登場。かつての戦士たち(アキバレンジャーからは「公認様」呼び)も出てくる。 2013年には続編『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』が製作された。 なお、男女比率が1:2という唯一の特徴を持つが、まぁ深夜枠だし……。 ''・『[[動物戦隊ゴーバスターズ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){動物戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ゴー}&font(#0000ff){バ}&font(#ffdc00){ス}&font(#ffd700){タ}&font(#C0C0C0){ーズ}!!」}} } 第36作目? 各メンバーの名前は「(色)+(動物)」。モチーフも動物。 悪役はヴァグラス……ではなく、''「キカイ帝国メカリアス」''。 それに立ち向かうのはエネルギー管理大学付属城戸農業高等学校の5人。特命戦隊……いや、''「動物戦隊ゴーバスターズ」''だった! まぁ、登場作品はVシネマ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』なんだけども。 メサイアの事件がなかった世界にいる、パラレルな世界でのゴーバスターズ。実はダイジェスト方式。 本家ゴーバスターズが戦隊のお約束を破っていったのに対し、こちらはこれでもかとお約束を守っている? 後に本物の動物戦隊が登場した。 ''・『[[獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){獣}&font(#383c3c){電}&font(#0000ff){戦}&font(#008000){隊}&font(#ff00ff){!}&font(#daa520){!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){キョウ}&font(#383c3c){リュウ}&font(#0000ff){ジャ}&font(#008000){ーブ}&font(#ff00ff){レイ}&font(#daa520){ブ!!}」}} &bold(){「&font(#ff0000){ブレイブ全開で、ぶっ放すぜ!!}」} } KING39.5作(?)! 2017年放送! 各メンバーの名前は「ブレイブキョウリュウ+(色)」! モチーフは恐竜! キョウリュウジャーとデーボス軍との戦いから時は流れ、新たなる侵略者''「ネオデーボス軍」''が''「竜の王の力」''を狙い地球に襲来した。 賢神トリンは、これに立ち向かえる新たな''「強き竜の者」''を求め''韓国''へ。''「竜の子」''クォン・ジュヨンをはじめとした正義感にあふれるブレイブな五人の若者を新たな''キョウリュウジャー''に選んだ。 後に、宇宙傭兵を名乗る謎の男・ジュヒョク/ブレイブキョウリュウゴールドが現れ、「竜の王の力」を巡る戦いに波乱が…。 お隣の国・韓国でキョウリュウジャー(韓国タイトル「パワーレンジャー・ダイノフォース」)が社会的現象になるほど爆発的な人気を得たため、バンダイ&東映と韓国の大元メディアの共同制作で今作が製作された。 日本でも4月14日から字幕版と日本語吹替版がyoutubeのバンダイ公式チャンネルにて同時配信された。 吹き替えはもちろん千葉繁のナレーションをはじめ、トリン、キャンデリラ、ラッキューロ役の人も元祖キョウリュウジャーから続投している。 プレミアムバンダイからも&bold(){「DXカミツキ合体 ブレイブキョウリュウジン」}が配送されている。 勿論、千葉繁の新規録音で獣電池とセットで''ヒビクンチョ''!!さらに、キャンデリラとラッキューロ、そして元祖キョウリュウジャーの獣電池も''ツイティ~ラ''!! ''・『[[仮面戦隊ゴライダー>仮面戦隊ゴライダー(作品)]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){仮面戦隊!}」} &bold(){&big(){「&font(#ff0000){ゴ}&font(#0000ff){ラ}&font(#ffdc00){イ}&font(#008000){ダ}&font(#ff00ff){ー}!!」}} } 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのコラボ映画『[[仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦]]』にて登場した、仮面ライダーとスーパー戦隊の融合ヒーロー。 デザインもゴレンジャーと初代仮面ライダー1号がそのまま融合したような姿となっている。 「ゴレンジャー」の初期案が「5人の仮面ライダーで構成」だったことを考えると、ある意味で原点回帰。 映画で登場した『超スーパーヒーロー大戦』というゲームにて優勝したヒーローチームが、本戦隊への変身資格を得る。 作中では仮面ライダーエグゼイド率いるライダーと戦隊の歴代登場人物5人組の混合チーム『チームエグゼイド』が優勝し、実際にゴライダーに変身した。 戦闘はゴレンジャーを想起させる武器や技を用い、専用マシンは歴代の仮面ライダーやスーパー戦隊の巨大戦力兵器を呼び出すというチートっぷりを披露する。 また、超スーパーヒーロー大戦のスピンオフとして、本戦隊のタイトルを関する特撮作品が「auビデオパス」にて配信された。 しかし、超スーパーヒーロー大戦との実質的な繋がりは薄く、本作品でのゴライダー変身者は全て仮面ライダーシリーズの登場人物である。 #areaedit(end) } #openclose(show=▼その他パロディなど){ #areaedit() ''・『[[世紀末戦隊ゴレンジャイ]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){アカレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){キレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ff0000){アカレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ff0000){アカレンジャイ!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){キレンジャイ!}」} &bold(){''「&font(red){五人揃って!}」''} &bold(){&big(){「&font(red){ゴ}&font(#ffdc00){レ}&font(red){ンジ}&font(#ffdc00){ャイ}!!」}} } #right(){''「なんで赤が三人で黄色が二人おんねん!」>''} [[ドクロ仮面]]の魔の手から女性を守るゴレンジャイ! しかし、毎回衣装が揃わずにダメ出しをされて戦うことはできないのだった! 上記作品と比べるまでもない、『ダウンタウンのごっつええ感じ』で放送されていた''コント''である。が、許可はちゃんととっており、DVDソフト化もされている。 某動画サイトでの人気が高く、[[某男性アイドルアニメ>アイドルマスターSideM]]にてパロられた事もあった。 ''・『[[麒麟戦隊アミノンジャー]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){体脂肪!}」} &bold(){「&font(#0000ff){ヘロヘロ……}」} &bold(){「&font(#ffd700){…………}」(上の空)} &bold(){「&font(#ff00ff){お肌!}」} &bold(){「&font(#008000){飲んべえ~!}」} &bold(){''「&font(red){五人揃って!}」''} &bold(){&bold(){「&font(red){自分を救え! アミノサプリだ}」ゴクゴクゴク…}} } キリンビバレッジが発売したドリンク『アミノサプリ』のCMキャラクター。 こちらも石森プロ・東映に許可を取っていた。 ''・『気象戦隊ウェザースリー』'' 神奈川県川崎市を舞台に悪の怪人組織フロシャイムと戦う正義の戦隊ヒーロー。レッド・ブル・イエローの三人組。 …一応正義の戦士なのだが、実態は''チンピラ3人組''といったところでありフロシャイムの方はフレンドリーな方々ばかりなので一種の善悪逆転に見えなくもない…のだろうか? ちなみに、本作の続編が『[[天体戦士サンレッド]]』にあたる。 ''・『勇敢戦隊ブレイブフロンティア』'' #center(){ &bold(){&big(){「&font(#ff0000){勇敢}&font(#383c3c){戦隊}&font(#0000ff){ブレ}&font(#008000){イブ}&font(#ff00ff){フロン}&font(#daa520){ティア}!!」}} } 人気スマートフォン用ゲームアプリ『ブレイブフロンティア』の続編『ブレイブフロンティア2』がリリースされる事を記念して『キョウリュウジャー』とブレイブ繋がりでか%%何故か%%コラボして配信された短編動画。%%要は宣伝である%% 「スーパー戦隊シリーズあるある」をブレイブポイントとして説明している他、演者たちは全員がキョウリュウジャーの役者と同じという短編ながらブレイブな内容となっている。''そのためか、セレナ(女)役はノッさんが演じている。'' なお、同じくコラボとして『キョウリュウジャー』第33.5話が配信された。コラボでありながら''そちらにはブレイブフロンティアの要素は全く無い''というブレイブな事になっている((後日、アプリの方にもコラボキャラとしてメイン6人と、短編クエストが実装されたが…ストーリー内容は「33.5話のさらに後日談」と、またしても「ブレフロ」要素は皆無だった))。 ''・『スーパー戦隊ヴィランズ』'' #center(){&bold(){「&font(#4b0082){もう一つの宇宙を手に入れる時が来た…!}」}} 前代未聞!?歴代戦隊シリーズの悪役のみで構成された暗黒の戦隊。 そんな彼らを主人公としたVシネマが2099年4月1日発売予定となっている。 ……というのは嘘で、 実際は『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の宣伝として用意された東映公式のエイプリルフールネタ。 ただしヴィランズのメンバーは映画には登場するので完全な嘘ではない。 ''・『獅風怒闘ジュウショウワン』'' 漫画『[[トクサツガガガ]]』内に登場するスーパー戦隊シリーズをモチーフとした劇中劇。主人公の中村さんがドハマりしており、しばしば劇中の出来事に例えられている。 [[ライオン・トラ・チーター>ラトラーターコンボ]]など猫科の動物をモチーフとしており、赤青黄色の三人組戦隊であり、追加戦士は白…どう見てもニキニキが元ネタです、本当に(ry 2019年1月から実写ドラマ化され、ジュウショウワンを始めとした劇中劇も実際にスーツが作られたが、''よく知らない人から見れば確実に本家と混同しそう(というか東映全面協力)な程に遜色のないクオリティである。''必見。 ''・『ミホッシースターズ』'' #center(){ &bold(){「&font(#FF61AB){観星町の星空から!}」} &bold(){「&font(#12FFC3){流れ星に乗ってオヨッと参上!}」} &bold(){「&font(#ffd700){商店街の平和を脅かす!}」} &bold(){「&font(#E361FF){悪い子はわたくしたちが!}」} &bold(){「&font(#089CFF){おしおきニャン!}」} &bold(){''「&font(#FF61AB){私たちは!}」''} &bold(){&bold(){「&font(#FF61AB){ミホ}&font(#12FFC3){ッシ}&font(#ffd700){ース}&font(#E361FF){ター}&font(#089CFF){ズ!}}}」 } #right(){''「おお~!ご当地ヒーローか!いいじゃん!」>''} #right(){''「なんとも安直な名前でプルンス…」>''} #right(){''「商店街だけって、範囲狭すぎですわ…」>''} 観星町商店街主催のハロウィン仮装大会にて現れた商店街の平和を守るご当地ヒーロー…ではなく同じニチアサ作品である『[[スター☆トゥインクルプリキュア]]』第37話で行われた戦隊のパロディ。 戦隊とプリキュアは「色とりどりの戦士たちが宇宙や別の世界からやってきた悪と戦う」という点が共通しており、プリキュアシリーズ初期にはドラマCDや番組開始前ジングルなどで共演もあったが、パロディが行われるのは意外と珍しい。 ちなみにこのシーンのおかげで「キュアミルキーはブルーかグリーンか」という論争に決着がついた(自分からグリーンと名乗ったため)。 後に43作・44作目の戦隊映画にて、互いにエンディングのダンスを踊るというスペシャルコラボもされたが、これと関係はあるのかは不明。 ''・『[[シールド戦隊トリガージャー>「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」]]』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){破壊の赤!スクラッパーレッド!}」} &bold(){「&font(#0000cd){知識の青!ブレインブルー!}」} &bold(){「&font(#008000){魅惑の緑!トラップグリーン!}」} &bold(){「&font(#ffff00){閃光の黄色!スパークイエロー!}」} &bold(){「&font(#800080){強欲の紫!ハンドパープル!}」} &bold(){「&font(red){ブレイク}&font(#0000cd){あると}&font(#008000){ころに}&font(#ffff00){我ら}&font(#800080){あり}!」} &bold(){&big(){「&font(red){シールド}&font(#0000cd){戦隊}&font(#008000){トリ}&font(#ffff00){ガー}&font(#800080){ジャー}!!」}} } TCG『デュエル・マスターズ』に登場する戦隊のパロディ。 カード名は《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》である…長いわ。 名乗り台詞は『百獣戦隊ガオレンジャー』のパロディである。 スーツデザイン(というかカードイラスト)は丸山類が担当。 DMの5文明のマークの意匠など、DMの文明をパワーレンジャーに上手く落とし込んでいる。 実はこの戦隊(というかカード)、ただのパロディではない。 どういうことかというと、このカードはパワーレンジャーの権利者であるハズブロが公認している。 つまり「&bold(){ハズブロ公認のパワーレンジャーに相当する存在が戦隊を名乗って戦隊のパロディをしている}」という凄い状況に置かれているのである。 ''・『絆創戦隊キズナファイブ』'' #center(){&bold(){「&color(red){燃え盛る熱き友情の戦士! キズナレッド!!}」}} 『[[戦隊レッド 異世界で冒険者になる]]』の主人公・[[浅垣灯悟/キズナレッド]]が所属する人々から絆を奪う悪の秘密結社ゼツエンダーと戦う戦隊。 作品自体がスーパー戦隊シリーズリスペクトの趣きが非常に強く、コッテコテと言える程なパロディ要素が随所に見られている。 %%そしてその度に驚きを隠せずツッコミも入れてくる現地人たちの反応も見どころの一つ%% &bold(){『[[ザ・ハイスクール ヒーローズ]]』} #center(){ &bold(){「&color(red){アカヒーロー!}」} &bold(){「&color(blue){アオヒーロー!}」} &bold(){「&color(green){ミドヒーロー!}」} &bold(){「&color(gold){キヒーロー!}」} &bold(){「&color(hotpink){モモヒーロー!}」} &bold(){「&color(silver){ギンヒーロー!}」} &bold(){「&color(red){6人揃って!}」} &bold(){&big(){「&color(red){ザ・}&color(blue){ハイ}&color(green){スク}&color(gold){ール} &color(hotpink){ヒー}&color(silver){ローズ}!!」}} } [[ジャニーズJr.]]の「美 少年」が主演を務めるテレビドラマ。制作に東映が関わっており、主人公が『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』のファンで、アカレンジャーが重要キャラクターとして登場する。 ''・『氷結戦隊ジェラート5』'' #center(){ &bold(){「&color(red){ストロベリー香る正義のフレーバー!レッドジェラート!}」} &bold(){「&color(blue){ソーダ香る勇気のフレーバー!ブルージェラート!}」} &b(){「&color(gold){レモン香る命のフレーバー!イエロージェラート!}」} &b(){「&color(hotpink){ピーチ香る愛のフレーバー!ピンクジェラート!}」} &b(){「&color(green){ピスタチオ香る平和のフレーバー!グリーンジェラート!}」} &b(){「&color(lightsteelblue){愛の求道者!プラチナジェラート!}」} &b(){「&color(red){全員揃って!}」} &bold(){&big(){「&color(red){氷結}&color(blue){戦隊}&color(gold){ジェ}&color(hotpink){ラー}&color(green){ト5}&color(lightsteelblue){!!}」}} &bold(){「&color(red){甘く見てると火傷するぜ!}」} } 月刊少年マガジンで連載されていた野田宏原作・若松卓宏作画のヒーローラブコメ『恋は世界征服のあとで』より、主人公・レッドジェラート/相川不動が所属するヒーローチーム。 世界征服を企む悪の秘密結社ゲッコーの野望を阻むため、ビッグジェラート博士の元に日夜平和のために戦っている。 ……のだが、不動本人はある日の出来事でゲッコー大幹部である死神王女こと禍原デス美に告白。 かくして正義と悪、二つの勢力はおろか世間にもバレないように不動とデス美は秘密の恋愛関係を進めていくのであった。 後にビッグジェラート博士の孫娘であるプラチナジェラート/瑠璃宮・シャーロット・氷華が加わり六人構成となるが、彼女のナンバーは&bold(){&color(lightsteelblue){『0』}}である。 ''・『スーパー戦闘'' ''純烈ジャー』'' #center(){ &bold(){「&font(#ff0000){愛の熱湯、火傷にご注意!純レッド!}」} &bold(){「&font(#0000cd){愛のジャグジー、溺れちゃうかも!純ブルー!}」} &bold(){「&font(#800080){愛の薬湯、浸ってセクシャル!純バイオレット}」} &bold(){「&font(#008000){愛の露天、開放しちゃうぜ!純グリーン!}」} &bold(){&big(){「&font(red){スーパー}&font(#0000cd){戦闘}&font(#800080){純烈}&font(#008000){ジャー}!!」}} } 温泉の女神オフロディーテと契りを結んだ4人の歌い人が変身し、温泉の平和を悪の手から守るヒーローチーム。 デザインはどちらかというとメタルヒーロー寄り。 メンバーの大半がかつて特撮ヒーローを演じていたことで知られるムード歌謡グループ「純烈」が本人役で出演している映画。 東映が直々に製作し、スタッフも総監督の佛田洋氏をはじめとしてベテランの特撮関係者で固められている。 歌手グループが主演ということで歌唱シーンも多く、ミュージカル映画としての側面も持つ。 純烈メンバーで唯一特撮経験(と言うより演技経験そのもの)がない後上翔太氏を変身させるために始動した企画であり、主人公も彼が務めた。 悪役の演者も特撮経験者が多く((そのうちの1人である岩永洋昭氏は、後に2022年いっぱいで卒業した小田井涼平氏に代わって純烈に加入したことで大きな話題になった。))、更に敵首領である女王フローデワルサ役はなんと&bold(){「ラスボス」の愛称で知られる演歌界の大御所、小林幸子氏}。(『キカイダー01』にゲスト出演経験あり)。絶対悪としてのカリスマを発揮しながらもどこか愛嬌のある好演に、今は亡き[[曽我町子]]氏を思い出した特撮ファンも多かった模様。 大人向け映画だけあって強烈な下ネタ、パロネタも多く盛り込まれているが、物語そのものは「愛」をテーマとしたまっすぐなヒーロードラマであり、笑って泣ける正統派娯楽作として特撮ファン、純烈ファンの双方から高い評価を受けた。 2022年には続編『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』も公開され、そちらでは純レッドこと白川裕二郎氏が主役に。 更に、とうとう巨大ロボ「&bold(){銭湯巨人} &bold(){純烈王}」も、純烈が自ら歌うロボソンを引っ提げて登場した。 また、これら以外にも数多の作品にパロディ、劇中劇としてオリジナルの「戦隊」が登場しており、戦隊というブランドの知名度の高さがうかがえる。 #areaedit(end) } *世界各国での放送 冒頭に書いた通り世界各地に本作のフォーマットが販売されており、放送されている国は100以上に及ぶ。 現地版では設定がアレンジされているものがあり、極端な所では比較的明るい作風の『ゴーオンジャー』がベースとなった『[[パワーレンジャー・RPM]]』はシビアな内容すぎて180度異なる作品になっている。 また、男女平等の関係で一部のレンジャーの性別が変更される場合があり、人種差別問題回避のためメンバーに1人は黒人を含める関係上、兄弟戦隊や家族戦隊は存在しえない。 (但し、さすがに一部が兄弟や家族というパターン自体は存在する) その一方で[[外見が犬から爬虫類に>デカマスター/ドギー・クルーガー]]になったキャラクターもいる。 また、パワーレンジャーを語る上で欠かせないのは、パワーレンジャー専用の強化形態、通称「バトライザー」の存在。 日本のスーパー変身が、マスクやスーツそのものに変化が加わる物が多いのに比べ、バトライザーは上半身全てを覆うような重装備となるのが特徴。 デカレンジャーのバトライザーに至っては、Vシネマにて日本に逆輸入までされることとなる。 なお『ダイレンジャー』や、『トッキュウジャー』以降の一部作品は様々な要因でパワーレンジャー化されていない。 *その他 ・『[[スーパー戦隊バトル ダイスオー]]』 いわゆるデータカードダス。 2010年3月から2014年11月まで稼働しており、『トッキュウジャー』までの全38戦隊が登場している。 『ゴーカイジャー』の開始とともに「ダイスオーDX」にグレードアップし&Font(l){てダイスオーなのにダイスが出てこなくなり}、『トッキュウジャー』開始とともに「ダイスオーEX(エクスプレス)」となった。 戦隊シリーズにおけるゲームはいくつかあるものの、複数の戦隊をまたいで自由にメンバーを組んで闘えるのは、ソーシャルゲームを除けばこの作品のみだった。 ・『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』 ダイスオー終了から2年、iOS/Androidアプリにて配信された待望の戦隊シリーズバトルゲーム。 配信開始時は『ジュウオウジャー』までの40戦隊が揃い踏み。歴代OP曲をバックに戦う豪華なものとなっている。 ラッキューロを皮切りに敵ユニットも使用出来るようになるなど自由度が増していた((つまりゴーカイジャー+バスコとか、ゴーバスターズ+ダークバスターなんてのも可能))が、『リュウソウジャー』参戦後の2021年に配信終了。 ・『スーパー戦隊データカードダス』 『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』とともに稼働開始した久々のデータカードダス。 スターズ以降のアイカツなどのように、カードはプリント式になった。 登場するのはほぼ現行の戦隊のみであり、ダイスオーのようなオールスター要素やゲーム性はほぼ皆無。 初の試みとして、番組展開に合わせたカード追加や&bold(){中の人のカード化}がある。コレクションとしての価値は高まったか。 ・『[[4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!>スーパー戦隊最強バトル!!]]』 『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』と『リュウソウジャー』の間に放送されたスペシャル番組。 とある目的によって集められた歴代戦隊のメンバーが特別チームを組み、優勝を目指してトーナメントで戦うという内容。 歴代レジェンドがオリジナルキャストで多数登場している。 ・『CRFスーパー戦隊』 2019年に三共から発売された、6段階設定付きのパチンコ機。 謎の敵『クロウマクス』と、復活した過去の敵組織とスーパー戦隊が戦う。 登場しているのは『秘密戦隊ゴレンジャー』、『バトルフィーバーJ』、『太陽戦隊サンバルカン』、『電子戦隊デンジマン』、『超電子バイオマン』、『超獣戦隊ライブマン』、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』、『忍者戦隊カクレンジャー』、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』 *小ネタ -恐竜モチーフの戦隊は今のところ4戦隊いるが、その全てでティラノサウルス+レッドの組み合わせが固定となっている。トリケラトプスモチーフの戦士はピンクであるキョウリュウジャー以外は全てブルー。また、キョウリュウジャーは初期メンバーにプテラノドンが入っておらず、リュウソウジャーでは遂に戦士としてのモチーフから外された。&br()これは特にジュウレンジャーからアバレンジャーまでの間が顕著だが、古生物学の進歩に伴い恐竜の描写が変化し子どもたちが恐竜に対する知識を深めていった事も理由に考えられる。&br()なお、4作品全ての追加戦士に[[殉>ドラゴンレンジャー/ブライ]][[職>アバレキラー/仲代壬琴]][[者>キョウリュウシルバー/賢神トリン]][[が>ナダ(騎士竜戦隊リュウソウジャー)]]いる。 --『学研の図鑑 スーパー戦隊』(学研発行だが、東映監修なのでオフィシャルな書籍である)には4つの戦隊それぞれの分岐図が掲載されており、「1億7千万年前に恐竜と古代人を守護していたのが大獣神(ジュウレンジャー)」「1億年前にデーボスとの戦いに志願し、トリンから機械の体を与えられたのが獣電竜(キョウリュウジャー)」「6500万年前の隕石衝突でアナザーアースに生き残った恐竜にリュウソウ族が鎧を装備させたのが騎士竜(リュウソウジャー)」「隕石衝突で別れたダイノアースで独自進化を遂げたのが爆竜(アバレンジャー)」となっている。 -動物モチーフの戦隊で味方側にライオンと猛禽類モチーフの戦士が入っていない戦隊はゲキレンジャーのみ。「動物+拳法」と言う組み合わせも現時点では本作だけなのもあり、かなり特異な印象がある。 -自動車モチーフの戦隊は4作あるが、&s(){だいたいカーレンジャーのせいで}気楽でハイテンションなギャグ系作品という印象が強い。ゴーオンジャーが明るい作風なのも拍車をかけている。ターボレンジャーもスモウボーマ回やオヤクシャボーマ等カオスな回も多いが、この二つと並んで語られることはあまりない。 -昆虫モチーフは「子供に人気がある」「複数の戦士のモチーフを用意しやすい」「巨大メカ映えする」と一見使いやすいはずだが、戦隊には2023年の『王様戦隊キングオージャー』まで長いこと登場していなかった((『忍風戦隊ハリケンジャー』の追加戦隊「電光石火ゴウライジャー」、『特命戦隊ゴーバスターズ』の追加戦士「ビートバスター」「スタッグバスター」程度。しかもゴウライジャーは「デザインにカブトムシとクワガタムシが入っている」だけでテーマそのものは「忍者」である。))。理由は明言されていないが、仮面ライダーとテーマが被ることを懸念したのでは?と言われている。 #center(){ &bold(){「&font(red){赤き修正! ツイキレッド!}」} &bold(){「&font(blue){青きつながり! リンクブルー!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){黄色き画面! モバイルイエロー!}」} &bold(){「&font(#FF00FF){ピンクの妄想! エロスピンク♥}」} &bold(){「&font(green){新緑の笑いwwwww グラスグリーンwwwwwwww}」} &bold(){「&font(red){ワン! 見よ! 我ら、五人揃ってWikiに輝く五つ星!}」} &bold(){「&font(blue){ヅゥー! 輝け! 項目の命は銀河を貫くアニヲタガッツ!}」} &bold(){「&font(#ffdc00){スリー! 戦え! 人に隠れて項目を護るは燃え立つ激気のイマジネーション!}」} &bold(){「&font(#FF00FF){フォー! 爆発! アニヲタあるところ、果てなき追記・修正スピリッツあり!}」} &bold(){「&font(green){ファイブ! S.P.D! 正義のロードを突き進んで、荒らしを規約違反でアク禁にする!}」} &bold(){&bIg(){「&font(red){天下御免の}&font(blue){Wiki戦隊!} &font(#ffdc00){アァァーーニヲタジャー!} &font(#ff00ff){あ、レディ~~ゴォ~~!}&font(green){(オーレ!)}」}} &bold(){「&font(red){溢れる金をグッズに変えて、オタクなれども派手に行くこのWikiをなめるなよ!}」} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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